JP2002366401A - 統合的データマート構築及び運用支援システム - Google Patents

統合的データマート構築及び運用支援システム

Info

Publication number
JP2002366401A
JP2002366401A JP2001171544A JP2001171544A JP2002366401A JP 2002366401 A JP2002366401 A JP 2002366401A JP 2001171544 A JP2001171544 A JP 2001171544A JP 2001171544 A JP2001171544 A JP 2001171544A JP 2002366401 A JP2002366401 A JP 2002366401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
user
data mart
data
report
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001171544A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroo Sasahara
広生 笹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Unisys Ltd
Original Assignee
Nihon Unisys Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Unisys Ltd filed Critical Nihon Unisys Ltd
Priority to JP2001171544A priority Critical patent/JP2002366401A/ja
Publication of JP2002366401A publication Critical patent/JP2002366401A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 統合的データマート構築および運用支援
システムは、基幹データベースからデータを抽出し加工
して必要な情報を保管する特定データベースを構築し運
用することができるようにするため、データマート自動
生成機能と、ウエブ検索/レポート作成機能と、稼動制
御機能とを有する。 【効果】 あらかじめ準備されたプログラム構造のひな
形に沿って、画面から選択指定することにより、高速な
データマート作成プログラムを自動生成できるため、利
用者の要求に対応したデータマートをすぐに作成でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース作成
及び検索システムに関するものであり、特に、統合的デ
ータマート構築及び運用支援システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、企業の基幹システムが保持するデ
ータを抽出、加工、統合し、企業で必要とするあらゆる
情報を保管するデータウェアハウスや、目的別のデータ
を抜き出した部分集合を作成し検索、加工、分析行うデ
ータマートの利用が行われている。この場合、大量のデ
ータ処理に時間がかかるため思うようにデータの鮮度を
あげられない、あるいは刻々と変化するマーケットに対
応するレポートが簡単に作れないなどの問題に遭遇す
る。この対策として、従来、データアクセス部分のロジ
ックを自動生成するツールや、GUIにより意図した表
の表示、加工、分析、演算を行うツールが個別に提供さ
れてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来提供され
ているシステムにおいては、自動生成されたプログラム
が多数実行されレスポンスが悪い、スタッフなどの限ら
れた人にしかシステムが開放されない、ツールが個別な
ため統合的に利用しようとすると開発費用が高価となり
利用者を増やせないといった問題が依然として残ってい
る。
【0004】本発明の目的は、このような従来のシステ
ムの問題点を解消するような統合的データマート構築お
よび運用システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの観点によ
れば、基幹データベースからデータを抽出し加工して必
要な情報を保管する特定データベースを構築し運用する
ことができるようにするためのデータベース構築および
運用支援システムにおいて、前記特定データベースを自
動的に生成するためのデータベース自動生成手段を備
え、該データベース自動生成手段は、基幹データベース
からのデータを処理するためユーザによって特定される
特定プログラムを生成できるようにするため、あらかじ
め準備されたプログラム構造を記憶するプログラム構造
記憶機能部と、前記プログラム構造記憶機能部からユー
ザによって選択されるプログラム構造を機能別に構造化
された形式にてユーザに対して表示するためのプログラ
ム構造表示機能部と、該プログラム構造表示機能部によ
って表示されたプログラム構造に対するユーザによる処
理内容の指定に応答して前記特定プログラムを生成する
ための特定プログラム生成機能部とを備えることを特徴
とするデータベース構築および運用支援システムが提供
される。
【0006】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
プログラム構造は、新規のフォルダを含み、ユーザが追
加処理を指定できるようにしている。
【0007】本発明の別の実施の形態によれば、前記プ
ログラム構造は、主処理部がそれぞれ異なる処理を記述
した複数のグループに分けられている。
【0008】本発明の別の実施の形態によれば、前記特
定データベースは、データウエアハウスおよび/または
データマートである。
【0009】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
ウエブ検索/レポート作成機能部を更に備え、該ウエブ
検索/レポート作成機能部は、Webサーバ側のCGI
プログラムとして構成されており、ユーザの要求により
条件入力エリア、検索データ表示エリアおよびジャンプ
先指定エリアを含むウエブ検索/レポート作成画面を提
供し、該画面上にてユーザが指定した結果をレポートス
クリプトとして保存する。
【0010】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記ウエブ検索/レポート作成機能部は、前記保存した
レポートスクリプトを参照し、解析してデータマートを
検索し、レポートを作成する機能を有する。
【0011】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
稼動制御機能部を更に備え、該稼動制御機能部は、同じ
種類の業務処理を行なうユーザをグループ化し、該ユー
ザグループ毎に使用するメニューセットを登録してお
き、該登録したメニューセットとユーザグループを使用
してユーザからの各種アプリケーションプログラムの起
動、利用時間帯の制限、アクセスユーザ数の制限、アク
セス監視、利用状況分析および評価等の稼動監視、稼動
制御を行なう。
【0012】本発明の別の観点によれば、基幹データベ
ースからデータを抽出し加工して必要な情報を保管する
データマートを構築し運用することができるようにする
ためのデータマート構築および運用支援システムにおい
て、基幹データベースからのデータを処理するためユー
ザによって特定される特定プログラムを生成できるよう
にするため、あらかじめ準備されたプログラム構造を記
憶するプログラム構造記憶手段と、データマート自動生
成手段とを備えており、該データマート自動生成手段
は、前記プログラム構造記憶手段からユーザによって選
択されるプログラム構造を機能別に構造化された形式に
てユーザに対して表示するためのプログラム構造表示機
能部と、該プログラム構造表示機能部によって表示され
たプログラム構造に対するユーザによる処理内容の指定
に応答して、出力するデータベースのテーブル生成文、
出力するデータベースの索引生成文、基幹データベース
から出力データベースを作成するためのPro*Cプログラ
ムのソースコードおよび基幹データベースから出力デー
タベースを作成するプログラムのコンパイル、登録およ
び実行に必要なジョブ管理用のシェルプログラムを生成
する機能部とを含むことを特徴とするデータマート構築
および運用支援システムが提供される。
【0013】本発明の一つの実施の形態によれば、ウエ
ブ検索/レポート作成機能部を更に備え、該ウエブ検索
/レポート作成機能部は、Webサーバ側のCGIプロ
グラムとして構成されており、ユーザの要求により条件
入力エリア、検索データ表示エリアおよびジャンプ先指
定エリアを含むウエブ検索/レポート作成画面を提供
し、該画面上にてユーザが指定した結果をレポートスク
リプトとして保存する。
【0014】本発明の別の実施の形態によれば、前記ウ
エブ検索/レポート作成手段は、前記保存したレポート
スクリプトを参照し、解析してデータマートを検索し、
レポートを作成する機能を有する。
【0015】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
稼動制御機能部を更に備え、該稼動制御機能部は、同じ
種類の業務処理を行なうユーザをグループ化し、該ユー
ザグループ毎に使用するメニューセットを登録してお
き、該登録したメニューセットとユーザグループを使用
してユーザからの各種アプリケーションプログラムの起
動、利用時間帯の制限、アクセスユーザ数の制限、アク
セス監視、利用状況分析および評価等の稼動監視、稼動
制御を行なう。
【0016】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記データマート自動生成手段によって生成された実行
用のプログラムおよびコンパイル用および登録用のシェ
ルプログラムを実行することによって生成された実行プ
ログラムは、前記稼動制御手段のもとに登録される。
【0017】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
ウエブ検索/レポート作成手段および稼動制御手段を更
に備え、前記ウエブ検索/レポート作成手段は、Web
サーバ側のCGIプログラムとして構成されており、ユ
ーザの要求により条件入力エリア、検索データ表示エリ
アおよびジャンプ先指定エリアを含むウエブ検索/レポ
ート作成画面を提供し、該画面上にてユーザが指定した
結果をレポートスクリプトとして保存し、前記稼動制御
手段は、同じ種類の業務処理を行なうユーザをグループ
化し、該ユーザグループ毎に使用するメニューセットを
登録しておき、該登録したメニューセットとユーザグル
ープを使用してユーザからの各種アプリケーションプロ
グラムの起動、利用時間帯の制限、アクセスユーザ数の
制限、アクセス監視、利用状況分析および評価等の稼動
監視、稼動制御を行ない、前記ウエブ検索/レポート作
成手段によって作成されたレポート情報ファイルおよび
前記データマート自動生成手段によって生成された実行
用のプログラムおよびコンパイル用および登録用のシェ
ルプログラムを実行することによって生成された実行プ
ログラムは、前記稼動制御手段のもとに登録される。
【0018】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記ウエブ検索/レポート作成手段は、前記保存したレ
ポートスクリプトを参照し、解析してデータマートを検
索し、レポートを作成する機能を有する。
【0019】本発明のさらに別の観点によれば、前述し
たようなデータベース構築および運用支援システムとし
てコンピュータを機能させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0020】本発明のさらに別の観点によれば、前述し
たようなデータマート構築および運用支援システムとし
てコンピュータを機能させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0021】本発明のさらに別の観点によれば、前述し
たようなデータベース構築および運用支援システムとし
てコンピュータを機能させるためのプログラムが提供さ
れる。
【0022】本発明のさらに別の観点によれば、前述し
たようなデータマート構築および運用支援システムとし
てコンピュータを機能させるためのプログラムが提供さ
れる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態および実施例について、本発明をより詳
細に説明する。
【0024】本発明による統合的データマート構築およ
び運用支援システムは、主として次の3つの機能を合わ
せ持つことのできるものである。 (1)データの切り口に応じた目的別のデータベースを
複数同時に高速に生成するプログラムを、画面からの選
択指定で自動生成する機能(この機能は、データウエア
ハウス構築及び個々のデータマート作成の両方に使用で
きる。) (2)Webブラウザからデータベースを検索しレポー
トを作成する機能 (3)稼動時間帯指定、アクセスユーザ数の制限、アク
セス監視、利用状況分析・評価を行う稼動制御機能 この本発明によるシステムの実施にあたっては、上記機
能のすべてを組み込んでもよいし、当初は一部機能だけ
を導入し、順次拡張して行ってもよい。データベース導
入の初期段階から、統合システムとしてのシステム定常
運用段階までのすべての段階にわたって、データウエア
ハウスやデータマート構築を支援することができる。
【0025】図1は、本発明による統合的データマート
構築及び運用支援システムのシステム構成例を略示して
いる。図1に示されるように、本統合的データマート構
築及び運用支援システム20は、例えば、インターネッ
ト等のネットワーク1に接続されたWebサーバ2によ
って構成され、データウエアハウスを記憶する第1の記
憶部21と、データマートを記憶する第2の記憶部22
と、データマート自動生成機能部23と、ウエブ検索/
レポート作成機能部24と、稼動制御機能部25とを備
える。このWebサーバ2には、ネットワーク1を介し
てクライアントであるWebブラウザ3が接続されう
る。
【0026】以下、データマート自動生成機能部、ウエ
ブ検索/レポート作成機能部および稼動制御機能部の各
々について順に説明する。
【0027】データマート自動生成機能部 データマート自動生成機能では、あらかじめ準備された
プログラムグラム構造のひな形に対して、利用者による
画面からの指示により、ソースプログラムを生成し、コ
ンパイル実行する事ができる。生成するソースプログラ
ムは、C言語にSQLを組み込んだ形式である。必要最
小限の処理をSQLで行い、複雑な加工、編集などをC
言語で行うことにより、SQLだけのプログラムに比べ
て高速処理を実現している。このデータマート自動生成
機能により生成されるプログラムの処理例を図2に示し
ている。
【0028】図2の(a)は、マルチソースおよびシング
ルターゲットの例を示し、この例では、複数のデータベ
ースからデータを抽出、集計して1つのデータマートを
作成している。図2の(b)は、マルチターゲットおよび
マルチサマライズの例を示し、この例では、例えば、1
つのプログラムで週別、月別、年別といったようなサマ
リレベルの異なる目的別の複数のデータマートを作る事
ができる。1つのプログラムで1つのデータマートしか
作れない方法に比べて、プロセス数を削減できるため、
処理時間を短縮する事ができる。図2の(c)は、クロス
集計の例を示している。この場合において、縦横変換の
クロス集計は、通常のSQLだけで処理すると時間がか
かるが、C言語の使用により、短時間で処理できる。図
2の(d)は、差分リフッシュの例を示している。この場
合には、その日のトランザクションまたは更新レコード
のみを対象にデータマートを更新する事ができる。ロー
ディング機能で全件置換する方法では毎日の更新ができ
なかった大量件数のデータマートであっても、夜間処理
などにより毎日の更新が可能となる。
【0029】このようなデータマート自動生成機能に
て、あらかじめ準備しているプログラムグラム構造のひ
な形を図3に示している。図3の画面上の左側に、Wi
ndows(登録商標)のファイルシステムと同じよう
な階層構造でプログラム構造を表示する。利用者が構造
の左の+−マークをクリックする事により、その下のレ
ベルの構造を表示したり、非表示にしたりできる。図3
に示すとおり、ひな形の主処理ではグループ1、グルー
プ2、と複数のグループがあるので、それぞれ異なる処
理を記述しておくことにより、1回のプログラム実行で
複数のデータマートを生成する事ができる。それぞれの
グループでは、ブレーク前処理、ブレーク後初期処理、
ブレーク後更新処理が標準として準備されている。利用
者は画面の右側で、処理の内容を、表示内容からの選択
あるいは直接入力により指定できる。図3では、C言語
で作成された関数の呼び出しの処理を指定している。画
面右側で呼び出すべき関数名“年12ヶ月”を選択する
と、画面右下に関数のパラメータ(引数)、データ型、
IN/OUT、変数か定数かの区分等が表示される。利用者は
ここで設定値を指定する。区分が定数の場合は画面から
直接に値を入力する。区分が変数の場合は、対応する設
定値のセルを右クリックすると、データベースの項目名
と変数の一覧が表示されるので、その中から選択して指
定する。もちろんセル内に項目名または変数名を直接入
力してもよい。必要な設定が終了すると、画面左の“関
数”の部分が、関数名の値である“年12ヶ月”と変わ
る。さらに処理を記述したい場合には、画面左の“新
規”をクリックし、画面右上の選択ボタンから、式、条
件、関数、INSERT、UPDATE、DELETE、アボートのいずれ
かを選択すれば、“新規”の文字が選択したものに変わ
り、そのすぐ下に新たに“新規”のマークが追加され
る。このように、ひな形に準備されていない処理であっ
ても、利用者は、図3の画面の左側に示す新規の部分に
独自の処理内容を追加指定できる。
【0030】図16はブレイク後更新処理でINSERT文を
指定している画面の例である。利用者が画面上部のINSE
RTボタンを選択した後、プルダウンメニューでテーブル
名を指定したところである。画面上にテーブルのカラム
名の内容が表示されるので、利用者は続いて編集内容を
指定できる。なお、テーブル一覧や、カラム一覧の表示
に当たっては、データベースが保有する情報を直接参照
するため、利用者があらかじめ構成情報を定義しておく
必要はない。
【0031】利用者が画面から指定して作成したプログ
ラムは、サーバのディスク上に保存して、繰り返し実行
したり、ユーザ作成のひな形プログラムとして、類似処
理のために修正して利用することもできる。
【0032】次に、このようなデータマート自動生成機
能部の詳細について、特に、図17から図28を参照し
て説明する。
【0033】図17は、データマート自動生成機能の処
理概要を示している。データマート自動生成機能は、入
力となるデータベース(図17の基幹DB)が持つ情報
を直接取り込み、ひな型または既存のプログラム構造を
取り込むとともに、利用者による画面からの指示に従っ
て次のものを生成する。 (1)出力するデータベース(図17の目的DB)のテ
ーブル生成文(createtable 文) (2)出力するデータベースの索引生成文 (3)入力データベースから出力データベースを作成す
るためのPro*Cプログラムのソースコード (4)入力データベースから出力データベースを作成す
るプログラムのコンパイル、登録および実行に必要なジ
ョブ管理用のシェルプログラム 従来から、画面指示によって簡単にデータベース生成プ
ログラムを生成するツールは存在するが、1つのプログ
ラムではシンプルな処理しか生成できない。業務処理を
行うときには生成したプログラムをいくつも組み合わせ
てジョブフローを作り込む必要があり、プログラムをど
う組みあわせるかの設計に時間を費やしている。またS
QL文のみを生成する方法では、生成したプログラムの
処理速度が遅い欠点がある。
【0034】本発明によるデータマート自動生成機能
は、このような欠点を解決するツールであり、特徴は次
のとおりである。 (1)1つのプログラムで複合した処理を行おうとする
場合、生成するコードの処理フローは単純ではなく、入
り組んでいる。利用者がこのような処理フローに従って
処理指定しようとしても、データベースおよびプログラ
ミングの知識と経験が無いと容易には行えない。これに
対し、データマート自動生成機能があらかじめ準備して
いるプログラム構造は機能別構造となっており、生成す
るコードの処理フローに依存していない。利用者は画面
に表示された機能別構造に沿って処理内容指定すればよ
く、データベースおよびプログラミングの知識と経験が
無くても、業務内容を理解しているだけで容易に指定で
きる。 (2)生成プログラムとしてC言語にSQL文を埋め込
んだ(Pro*C)コードを生成するため、SQL文だけを
使用したプログラムに比べて、処理速度が速い。 (3)利用者が画面から、あらかじめ準備されたプログ
ラム構造に従って処理内容を指定すると、データマート
自動生成機能は、利用者の指定した処理内容を参照、解
析しながら、標準の処理フローに沿ったコードを生成し
て行く。このとき、利用者が指定しない処理部分のコー
ドは生成しないので、無駄なコードが実行されることが
無い。 (4)あらかじめ準備されたプログラム構造には、多段
階集計、他のデータベースの検索、が含まれているた
め、定型化した処理だけでなく、幅広い処理のプログラ
ムを生成できる。 (5)あらかじめ準備されたプログラム構造に利用者が
処理を追加できるため、何段にもわたっての多段階集計
のプログラムであっても、1段階の集計処理を繰り返し
指定するだけで容易に処理内容の指定ができる。 (6)あらかじめ準備されたプログラム構造に利用者が
処理を追加できるため、1つのプログラムで複数のデー
タマートを作成するコードが生成できる。1つのプログ
ラムで複数のデータマートを作成すると、入力データベ
ースの読み込み時間を節約できるため、高速処理が実現
できる。 (7)データベースの更新、書き出しにあたって、更新
データを配列に保存しておいて、多数のデータをまとめ
てSQL文を実行するコードを生成するため、データ1
件毎にSQL文を実行するのに比べて処理速度が速い。 (8)データマート自動生成機能は生成したコードのコ
ンパイル、登録、実行用のシェルプログラムも同時に生
成するため、稼動制御機能との連携が容易に行える。
【0035】次に、図18に示すような基幹DBから目
的DBを作成するPro*Cプログラムのソースコード生成
を例にして、データマート自動生成機能を説明する。図
18の例では、基幹DBからはカラム名として、卸コー
ド、デポコード、製品コード、数量を入力する。目的D
Bにはカラム名として、卸コード、数量を出力する。生
成すべきPro*Cプログラムの処理では、基幹DBのデー
タを入力し、卸コードが同一のものの数量を合計して、
卸コードと数量を目的DBに出力する。基幹DBの入力
にあたっては、卸コード、製品コードを昇順に入力す
る。
【0036】図19にデータマート自動生成機能がPro*
Cプログラムのソースコードを生成する処理のフローチ
ャートを示す。以下、このフローチャートをもとにデー
タマート自動生成機能の処理を説明する。
【0037】図19に示すフローチャートにおけるステ
ップS110の「プログラム指定の受け入れ」におい
て、データマート自動生成機能は、図20に示す画面を
表示して、利用者による画面からの入力により、プログ
ラム名称や新規プログラム作成か既存プログラムの修正
かの指定を受け入れる。
【0038】ステップS120の「ひな型プログラム構
造の読み込み」において、新規プログラム作成の場合に
は、データマート自動生成機能はひな型プログラムのプ
ログラム構造を読み込む。図21に示すようにプログラ
ム構造の中の横長の箱(以降、フォルダと呼ぶ)の左の
+−マークは、その下の構造の表示を省略している
(+)か省略していない(−)かを示している。フォル
ダの左に+−マークが無ければ、その下の構造が無いこ
とを示しており、データマート自動生成機能は、利用者
により画面から指定された処理内容を、このフォルダの
中に記録する。
【0039】プログラム構造は、機能別に構造化されて
表示され、生成されるコードの処理フロー(図26)に
依存していないため、利用者の処理内容指定が容易に行
なえる。例えば、処理フロー(図26)ではグループ2
とグループ3の処理が、入り組んでいるが、プログラム
構造(図21)では、グループ2とグループ3が同じレ
ベルにあり、利用者の直感と一致しており、理解しやす
い。
【0040】図21に示した新規というフォルダには、
利用者による追加処理が指定できる。利用者が追加処理
を指定すると、再度、新しい新規というフォルダが作ら
れるので、次々と追加処理を指定することができる。こ
れにより、例えば、ブレイク後更新処理において、条件
により、複数の異なったデータマートに出力することが
できる。1つのプログラムで1つのデータマートを作成
する方法では、複数のデータマートを作成する場合に、
プログラムの実行の回数分だけ入力データベースを読み
込まなければならない。これに比べて、1つのプログラ
ムで複数のデータマートに出力する方法は、入力データ
ベースを1回読み込んで、複数のデータマートを作成で
きるため、処理時間が少なくてすむ。
【0041】図19に示すフローチャートにおけるステ
ップS130の「既存プログラム構造の読み込み」にお
いて、既存プログラムの修正の場合には、データマート
自動生成機能は、以前に作成保存した既存プログラムの
プログラム構造を読み込む。
【0042】図19に示すフローチャートにおけるステ
ップS140の「画面からの処理指定の受入れ」におい
て、データマート自動生成機能は、利用者による画面か
らの入力により、実行すべき処理指定を受け入れる。図
22に示すように、データマート自動生成機能は、画面
の左側に階層構造の図でプログラム構造を表示する。利
用者は、画面左側のプログラム構造の中から、処理を指
定したいフォルダをクリックする。図22は、カーソル
定義用のカーソルSELECT文を指定する画面である。利用
者は、画面右側のタグ(SELECT、FROM、WHERE、GROUP B
Y、ORDER BY)の1つを選択して、指定したい句の処理
を画面から指定できる。図22は、SELECT文のFROM句を
指定する画面である。利用者がテーブル名(実名)の欄
で右クリックすると、テーブル名の一覧表が表示される
ので、求めるテーブル名を選択指定できる。図23は、
カーソル定義のSELECT文のSELECT句を指定する画面であ
る。利用者がテーブル名(別名)の欄で右クリックする
と、図22のFROM句を指定する画面で指定したものの一
覧表が表示されるので、その中から1つまたは複数を選
択指定できる。利用者がカラム名の欄でで右クリックす
ると、テーブル名(別名)の欄に指定されたテーブルのカ
ラム名一覧が表示されるので、求めるカラム名を1つま
たは複数選択指定できる。カラム名が指定されると、そ
の右の変数名、データ型、桁数の欄にはデータマート自
動生成機能が値を自動設定する。図24は、グループ2
のブレイク後更新処理を指定する画面である。図24で
は、利用者がINSERT文の発行を指示している。なお、利
用者は必要に応じ値を直接入力することもできる。
【0043】図19のフローチャートにおけるステップ
S150の「指定内容の記録」において、データマート
自動生成機能は、利用者により画面から指定された処理
内容を、システム内部では図25に示すようなプログラ
ム構造のフォルダの中に記録する。図25では、カーソ
ル定義のSELECT文のSELECT句、FROM句、ORDER BY句お
よびグループ2のブレイク後更新処理のINSERT文の処理
内容が記録されている。なお、画面に表示するときは、
図22、図23および図24の画面右側に示すように、
データマート自動生成機能は処理内容を編集して表形式
で表示する。
【0044】図19のフローチャートにおけるステップ
S160の「プログラム構造の保存」において、利用者
による処理指定が終了したら、データマート自動生成機
能は、記録していたプログラム構造と処理内容を外部記
憶装置に書き出して保存する。保存にあたっては、プロ
グラム構造のフォルダをそれぞれテーブルとしてデータ
ベースに書き出す。
【0045】図19のフローチャートにおけるステップ
S170の「ソースコード生成」において、データマー
ト自動生成機能は、図26のフローチャートに沿いなが
ら、図25に示すプログラム構造を参照、解析し、フォ
ルダに情報が記録されている部分についてのPro*Cのソ
ースコードを生成する。図26のフローチャートに処理
があっても、該当するフォルダに情報が無ければ、その
部分のソースコードは生成しない。例えば、図18の例
の場合は、図26の破線内のソースコードを生成しな
い。また、利用者が、図21における新規のフォルダの
処理を指定してゆき、グループ4、グループ5のフォル
ダを追加すれば、図26のフローチャートに示すより多
くの処理を含んでいるところの、さらに多段階の集計プ
ログラムを生成できる。
【0046】ソースコード生成に当たっては、次のよう
にしている。 (1)ロジック部分にはC言語を使用する。 (2)利用者が指定した処理部分のコードだけを生成す
る (3)データベースへの出力や更新の都度SQL文を発
行するのではなく、配列に値をためて行き、配列がいっ
ぱいになったところで、SQL文を発行する。
【0047】これにより、実行時の処理の速いプログラ
ムとすることができる。生成するソースコードの例を図
27および図28に示す。
【0048】図19のフローチャートにおけるステップ
S180の「ソースコードの保存」において、データマ
ート自動生成機能は、生成したPro*Cプログラムのソー
スコードを外部記憶装置にファイルとして書き出して保
存する。同時に、データマート自動生成機能は、ソース
コードのコンパイル用、登録用のシェルプログラム及び
実行用のシェルプログラムを生成しファイルに保存す
る。コンパイル用、登録用のシェルプログラムを実行す
ると実行プログラムが生成される。実行用のシェルプロ
グラムと生成された実行プログラムは、稼動制御機能の
もとに登録される。すなわち、データマート自動生成機
能を利用すれば作成したプログラムは、自動的に稼動制
御機能の制御対象となる。
【0049】ウエブ検索/レポート作成機能部 ウエブ検索/レポート作成機能では、クライアント側に
は専用のソフトウェアを必要とせず、一般のウエブブラ
ウザからデータベースを検索することができる。図4に
検索画面の例を示す。画面左側は、条件入力エリアであ
り、利用者は、条件項目を設定できる。リストボックス
からの選択や複数の値の入力もできる。また、入力必須
項目に値を入力しないとエラーメッセージが表示され
る。画面右側が検索結果を表示するエリアである。シン
プルなリスト形式の表のほかに、1レコードを複数行に
わたって表示する多段形式やクロス形式の表も出力でき
る。セル内の値についても寄せ方指定やカンマ編集、小
数点編集が可能である。また検索結果をExcel形式にし
て出力することもできる。画面右下の帯状の部分がジャ
ンプ先指定エリアである。利用者がジャンプ先指定エリ
アに表示されたレポートをクリックすると、メニューに
戻ることなく直接にジャンプ先のレポートの検索を実行
できる。ジャンプ先レポートの画面左側の条件入力項目
には、ジャンプ前の条件を引き継いだ条件が事前設定さ
れているので、必要な部分のみを修正して検索できる。
【0050】図4の条件入力エリア、検索結果表示エリ
ア、ジャンプ先指定エリアの形式については、利用者が
あらかじめ、Webブラウザからの簡単な指示で指定し
ておけばよく、専用のソフトウェアは必要としない。図
5に、条件入力エリアに表示する項目とその属性を指定
する画面の例を示す。ウエブ検索/レポート作成機能
は、利用者が指定した結果をパラメータ形式のテキスト
ファイル(以下、レポートスクリプトと呼ぶ)として保
存しておく。利用者による検索実行時に、ウエブ検索/
レポート作成機能は、CGI(Common Gateway Interfa
ce)により、レポートスクリプトを参照して、検索画面
表示、条件入力受付、検索実行、検索結果表示、ジャン
プ先処理などを行う。多次元データベース検索の基本操
作であるドリリング、スライシング、ダイシングも簡単
な画面操作で行える。
【0051】次に、特に、図29から図39を参照し
て、ウエブ検索/レポート機能部の詳細について説明す
る。
【0052】図29は、ウエブ検索/レポート作成機能
の処理概要を示している。ウエブ検索/レポート作成機
能は、データマートのレポート作成を支援するものであ
り、Webサーバ上のCGIとして動く。クライアント
側には専用のソフトウェアを必要とせず、一般のウエブ
ブラウザからデータベースを検索することができる。
【0053】ウエブ検索/レポート作成機能の特徴は次
のとおりである。 (1)一般のウエブブラウザを利用するサーバ側のCG
Iプログラムであり、クライアントごとに専用のソフト
ウェアを導入する必要がない (2)レポートは、SQL文で作成し、このSQL文は
利用者の入力した条件でダイナミックに変更可能で、条
件によって使用するテーブルや列を変更する事もでき
る。 (3)CGIプログラムでHTML(HyperText Markup
Language)を生成して画面表示するためJavaアプレ
ットに比べて高速処理できる。 (4)Perl言語によるオウンコードを記述できるた
め、取得したデータをどのような表形式にするかなど複
雑な加工、編集を施して、きめこまかな出力ができる。 (5)ウエブ検索/レポート作成機能が生成したレポー
ト情報ファイルを登録することにより稼動制御機能との
連携が容易に行える。
【0054】図30および図31にウエブ検索/レポー
ト作成機能の処理のフローチャートを示す。図30は、
データマート管理者によるレポートの指示に対して、ウ
エブ検索/レポート作成機能が行う処理のフローチャー
トである。以下、このフローチャートをもとにウエブ検
索/レポート作成機能のレポート開発処理について説明
する。
【0055】図30に示すフローチャートにおけるステ
ップS210の「レポートレイアウトの作成を受け入
れ」において、データマート管理者が画面から、表示す
るレポートの項目や、入力データの絞込条件等のレイア
ウトを指定すると、ウエブ検索/レポート作成機能は、
これを受け入れる。図32は、読み込むデータマートの
レポート指定を受け入れる画面である。管理者が画面の
タグ(テーブル選択、テーブル列選択、条件項目、抽出
条件、レポート列、作成、ジャンプ先、クロス)の1つ
を選択すると、対応する入力画面が表示される。管理者
は続けて画面から処理を指定できる。図32に示すテー
ブル選択画面で、管理者はプルダウンメニューからデー
タベース名を選択指定できる。データベース名を指定し
た後に、プルダウンメニューからテーブル名を選択指定
できる。テーブル名には、別名を指定できる。
【0056】図33に示すテーブル列選択画面で、管理
者は入力となるデータマートから読み込むカラム名を指
定できる。カラム名の欄でクリックすると、図32で指
定したテーブルのカラム名が一覧表示されるので、その
中から複数を選択指定できる。必要に応じて、ソートキ
ーを大キーから順に番号指定できる。
【0057】図34に示す条件項目設定画面で、管理者
はデータマートからの読み込み時の絞り込み条件の項目
を指定できる。
【0058】この他に、レポートの表示項目の指定を受
け入れるレポート列タグ、レポートの表示内容や表示形
式を自由に編集するためのPerl言語によるコード記
述を受け入れる作成タグ、他のレポートにジャンプする
ジャンプ先指定のためのジャンプタグ、縦横編集を容易
に指定できるクロスタグなどがある。
【0059】図30に示すフローチャートにおけるステ
ップS220の「レポート情報ファイルを保存」におい
て、ウエブ検索/レポート作成機能は、管理者により指
定された情報を、レポート情報ファイルにまとめて、外
部記憶装置に保存する。レポート情報ファイルは、図3
9に示すセクションで構成されている。セクション
は“:”で始まる。SQLセクションについては、SQ
L名を指定する事により、複数を指定できるため、ウエ
ブ検索/レポート作成機能では複数のSQLを実行でき
る。図35、図36にレポート情報ファイルの例を示
す。レポート情報ファイルは、保存されると稼動制御機
能のもとに登録され、自動的に稼動制御機能の制御対象
となる。
【0060】図31は、一般の利用者によるレポート検
索に対して、ウエブ検索/レポート作成機能が行う処理
のフローチャートである。以下、このフローチャートを
もとにウエブ検索/レポート作成機能のレポート検索処
理について説明する。
【0061】図31のフローチャートにおけるステップ
S311の「レポート選択受入れ」において、稼動制御
機能は、ログインした利用者に利用可能なアプリケーシ
ョンだけをメニューに表示する。利用者が、稼動制御機
能の示すメニューに登録されたレポート情報ファイル名
を指定すると、稼動制御機能からウエブ検索/レポート
作成機能に指定情報が渡される。ウエブ検索/レポート
作成機能が指定情報を受け入れ、保存されているレポー
ト情報ファイルを読み込む。
【0062】図31に示すフローチャートにおけるステ
ップS312およびS313の「レポート情報ファイル
をもとに条件入力画面を生成、表示」において、ウエブ
検索/レポート作成機能は、読み込んだレポート情報フ
ァイルを参照、解析して、データマート読み込みの為の
条件入力画面をHTMLにて作成し表示する。図37に
示す画面の左側が条件入力画面である。
【0063】図31に示すフローチャートにおけるステ
ップS314の「 絞り込み条件入力受け入れ」におい
て、ウエブ検索/レポート作成機能は、利用者による画
面からの絞込条件の指定を受け入れる。図37では、売
上部門FROMが“01”、売上部門TOが“02”、製品名カナ
1が“セイヒン”、売価FROMが“800”という条件が指
定されているので、ウエブ検索/レポート作成機能は、
これを受け入れる。
【0064】図31に示すフローチャートにおけるステ
ップS315およびS316の「レポート情報ファイル
と絞り込み条件をもとにSQL文を生成、発行」におい
て、利用者が画面左上の検索実行ボタンをクリックする
と、ウエブ検索/レポート作成機能は、レポート情報フ
ァイルと、利用者により画面から入力された絞込条件の
値を突き合わせて、SQL文を生成する。例えば、図3
6のレポート情報ファイルの$IN{…}という記述の部
分に図37の画面の左側の入力値を当てはめて、ウエブ
検索/レポート作成機能は、売上部門が“01”以上“0
2”以下で、製品名カナに“セイヒン”を含み、売価が
“800”以上のものに絞り込むというSQL文(図3
8)を生成する。続いて生成したSQL文を実行する。
【0065】図31に示すフローチャートにおけるステ
ップS317の「抽出結果データを受け入れ」におい
て、ウエブ検索/レポート作成機能は、SQL文の発行
によりデータマートから抽出されたデータを受け入れ
る。レポート情報ファイルに呼び出すべきPerl言語
によるオウンコードの指定(INITセクション、ST
ARTセクション)があれば、実行する。
【0066】図31に示すフローチャートにおけるステ
ップS318および319の「結果データをもとに指定
の加工を施しレポート画面を生成、表示」において、ウ
エブ検索/レポート作成機能は、レポート情報ファイル
にしたがって、受け入れたデータを編集し、結果画面を
HTMLにて作成し表示する。このとき呼び出すべきP
erl言語によるオウンコードの指定(DETAILセ
クション)があれば、実行する。図37の画面右側が結
果表示画面である。
【0067】図31に示すフローチャートにおけるステ
ップS320の「必要に応じてExcelにダウンロー
ド」において、利用者がExcel出力を指定したら、
ウエブ検索/レポート作成機能は、表示している結果を
Excel形式に編集して、ダウンロードする。また、図3
7の画面右下に表示されているジャンプ先の指定(ブッ
クマーク、製品別順位表、製品別合計表)により、多次
元データベース検索の基本操作であるドリリング、スラ
イシング、ダイシングも簡単な画面操作で行うことがで
きる。
【0068】稼動制御機能部 稼動制御機能部では、Webブラウザからの各種アプリ
ケーションプログラムの起動、利用時間帯の制限、アク
セスユーザ数の制限、アクセス監視、利用状況分析・評
価を行うことができる。
【0069】稼動制御機能部は、メニューセットとユー
ザグループを使用して稼動監視、稼動制御を行う。メニ
ューセットは、階層構造となっている。図6に示すよう
に、メニューセットは、他のメニューセットおよび/ま
たはメニュー項目を含む。最上位のメニューセットをル
ートメニューセットと呼ぶ。メニュー項目は、いずれか
1つのアプリケーションプログラムに対応している。1
つのアプリケーションプログラムは、複数のメニュー項
目に属することができる。
【0070】本統合的データマート構築および運用支援
システムは、同じ種類の業務処理を行う利用者をグルー
プ化(以下、ユーザグループと呼ぶ)して稼動制御を行
う。利用者は、あらかじめ又は必要になった時点に登録
によりいずれかのユーザグループに属する。ユーザグル
ープごとに使用するメニューセットを登録しておけば、
利用者がログインした場合に、その利用者の属するユー
ザグループにて使用可能なメニューセットが、図7の画
面左側に示すように画面上に階層構造で表示される。図
7の画面左側のメニューセットの階層構造の左の+−マ
ークをクリックする事により、その下のレベルの構造を
表示したり、非表示にしたりできる。図7に示すよう
に、メニューセットは、フォルダーの絵で表示される。
利用者が1つのフォルダーを選択すると、その下の構造
が右側に表示される。利用者はメニュー項目をダブルク
リックすることにより、対応するアプリケーションを起
動できる。本統合的データマート構築および運用支援シ
ステムのデータマート自動生成機能により自動生成した
プログラムや、ウエブ検索/レポート作成機能で作成し
たレポート検索プログラムをメニュー項目に対応付ける
ことにより、繰り返し使用することができる。個別機能
のツールを使用するのに比べて、データマート自動生成
機能、ウエブ検索/レポート作成機能、稼動制御機能の
統合作用により、容易に環境設定が行える。
【0071】メニューセット、メニュー項目、利用者、
ユーザグループ、グループ使用メニューセットなどの登
録・変更・削除などは、画面から行うことができる。こ
れらの情報を記憶するデータ形式の例を図8に示す。図
8の(a)の形式でユーザグループを記憶する。図8の(b)
の形式でメニューセットとその階層を記憶する。図8の
(c)の形式でメニューセットに属するメニュー項目とそ
のメニュー項目に属するアプリケーションプログラムを
記憶する。図8の(d)の形式でユーザグループが使用で
きるメニューセットを記憶する。図8の(e)の形式で利
用時間帯を記憶する。図8の(f)の形式で利用者情報
と、利用者の属するユーザグループを記憶する。
【0072】図9に実行可能間帯の設定画面を示す。図
9の画面で設定した値は、図8の(e)における利用時間
帯のデータ形式で保存され、図8の(b)におけるメニュ
ーセットの利用時間帯から参照されている。このように
利用時間帯の制限により、利用者は、他業務のレスポン
スへの影響を気にすることなく、また他業務による影響
を受けることなく、目的に応じたデータの作成、検索、
加工、分析を行うことが可能となる。本発明において、
利用時間帯は、アプリケーションプログラムごとに定め
るのではなく、メニューセットごとに定める。これによ
り、同一系列のプログラムであるのに利用時間帯が異な
り、一連の処理として実行できないというような問題を
防ぐことができる。新規プログラムの登録時に、関連す
る他のプログラムの利用時間帯をチェックする必要はな
く、自動的に親のメニューセットの利用時間帯が設定さ
れるので、登録時の入力が容易となる。
【0073】利用者がアプリケーションプログラムを実
行する場合の、統合的データマート構築および運用支援
システムの処理の一例を、図15のフローチャートに示
す。統合的データマート構築および運用支援システム
は、図15のフローチャートにおいてステップS10
で、利用者のユーザ名とパスワードを受け付けて、登録
済みの正当な利用者か否か判定する。ステップS11に
おいて、利用者の属するユーザグループを得て、ステッ
プS12において、そのユーザグループが使用可能なメ
ニューセットを階層構造で表示する。利用者がメニュー
から選択してアプリケーションプログラムの実行を指示
したら、ステップS13にて、これを受け付ける。ステ
ップS14において、システム全体のデータベース接続
可能数、ユーザグループの接続可能数、アプリケーショ
ンプログラムの利用時間帯を調べて、実行可能なら、ス
テップS15において、アプリケーションプログラムを
実行する。
【0074】データマート自動生成機能、ウェブ検索/
レポート作成機能、および稼動制御機能に属するプログ
ラムそのものも含めて、すべてのアプリケーションプロ
グラムについて、メニューセットに登録しなければ実行
できないようにすることにより、統合の効果が上がる。
メニューセットを使用できるユーザグループを限定する
ことにより、権限の無い人に対して機能そのものを隠蔽
でき、例えば初心者による無秩序な処理による稼動負荷
増加や不要なプログラムの増加などを防ぐことができ
る。
【0075】データマート自動生成機能と稼動制御機能
の統合的作用の例として、新規アプリケーションプログ
ラムを作成した場合について説明する。本統合的データ
マート構築および運用支援システムのもとでは、データ
マート自動生成機能で作成した新規アプリケーションプ
ログラムに対応する1件のメニュー項目の登録さえ行え
ば、図8に示すメニューセットやユーザグループの形式
から、このアプリケーションプログラムの利用可能時間
帯や、実行可能な利用者たちが自動的に定まる。また実
行可能な利用者がログインすると、メニュー画面には、
自動的に新規アプリケーションプログラムが追加されて
表示される。これと同様に、ウエブ検索/レポート作成
機能で新しくレポートスクリプトを作成した場合にも、
対応する1件のメニュー項目の登録さえ行えば、ウエブ
機能と稼動制御機能が統合的に作用して、利用可能時間
帯や、実行可能な利用者たちが自動的に定まる。このよ
うに、新規アプリケーションプログラム作成時の稼動制
御設定を容易に行うことができる。
【0076】稼動制御機能によるアクセス管理として、
データベースへの接続状況、テーブルごとのアクセス状
況、アプリケーションプログラムの稼動状況を画面上に
一覧表示できる(図10参照)。これらの状況をログと
しても保存しているので、任意の時間帯の状況を画面か
ら参照することができる(図11参照)。また状況やロ
グの表示項目および/または表示内容の選別を画面から
指定することもできる(図12参照)。また、管理者が
各ユーザグループ、メニューセットの使用可能、使用不
可を設定することにより、業務の優先度に応じて柔軟に
稼動制御を行うことができる。
【0077】データベース生成プログラムやレポート検
索・表示ツールを個別に導入した場合には、時間の経過
と共に陳腐化したデータベースや使用されないプログラ
ムが溜まって行き、レスポンス時間の悪化、無駄な資源
の増加、管理負荷の増加を招き、結果として運用費用の
増加をもたらす弊害がある。本発明の統合的データマー
ト構築および運用支援システムによれば、稼動ログの分
析を行うことにより、利用頻度の低いデータマートやレ
ポートは捨て去って、企業の戦略や営業方針に合った新
しい切り口や見方をすばやく提供することができる。こ
ういった改廃や統廃合を行うための基礎資料を提供する
ことにより資源の無駄使いを防止し、費用を抑えること
ができる。
【0078】本発明による統合的データマート構築およ
び運用支援システムによれば、図13、図14に示すよ
うに、企業の基幹システムが保持するデータを抽出、加
工、統合し、企業で必要とするあらゆる情報を保管する
データウェアハウスや、目的別のデータを抜き出した部
分集合を作成し検索、加工、分析を行うデータマートの
利用にあたって、高速なデータマート作成プログラムを
自動生成できるため、利用者の要求に対応したデータマ
ートをすぐに作成できる。また、Webベース上で標準
メニュー、標準帳票をベースにして、表の分析、加工を
行えるため利用者の要求に迅速に対応できる。アプリケ
ーションの重要度に応じた稼動時間帯指定や、アクセス
ユーザ数の制限により、利用者は他業務のレスポンスへ
の悪影響をきたすことなく、目的に応じたデータの作
成、検索、加工、分析を行う事が可能となる。
【0079】本統合的データマート構築および運用支援
システムは、すべての機能を組み込んでもよいし、当初
は一部機能だけを使用し、順次拡張して行くこともでき
る。データベース導入の初期段階から、統合システムと
してのシステム定常運用段階までのすべての段階にわた
っての、データウエアハウスやデータマート構築を支援
することができる。データウエアハウスやデータマート
構築が短期間で、また安いコストで実現できる。
【0080】
【発明の効果】あらかじめ準備されたプログラム構造の
ひな形に沿って、画面から選択指定することにより、高
速なデータマート作成プログラムを自動生成できるた
め、利用者の要求に対応したデータマートをすぐに作成
できる。
【0081】また、Webベース上で標準メニュー、標
準帳票をベースにして、表の検索、分析、加工を行える
ため利用者の要求に迅速に対応できる。
【0082】さらにまた、アプリケーションの重要度に
応じた利用時間帯指定や、アクセスユーザ数の制限によ
り、利用者は他業務のレスポンスへの悪影響をきたすこ
となく、目的に応じたデータの作成、検索、加工、分析
を行う事が可能となる。
【0083】また、データウエアハウスやデータマート
構築が短期間で、また安いコストでできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による統合的データマート構築および運
用支援システムのシステム構成例を示す図である。
【図2】本発明におけるデータマート自動生成機能によ
り生成されるプログラムの処理例を示す図である。
【図3】本発明によるデータマート自動生成機能におけ
るプログラム構造と処理内容の指定画面の一例を示す図
である。
【図4】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能に
おけるウエブ検索/レポート作成画面の一例を示す図で
ある。
【図5】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能に
おける条件入力エリアの形式指定画面の一例を示す図で
ある。
【図6】本発明による稼動制御機能におけるメニューセ
ットの階層構造を例示する図である。
【図7】本発明による稼動制御機能におけるメニューを
表示する画面の一例を示す図である。
【図8】本発明による稼動制御機能における情報を記憶
するデータ形式の例を示す図である。
【図9】本発明による稼動制御機能における実行可能時
間帯の設定画面の一例を示す図である。
【図10】本発明による稼動制御機能におけるデータベ
ース接続状況監視画面の一例を示す図である。
【図11】本発明による稼動制御機能におけるデータベ
ース接続ログの画面の一例を示す図である。
【図12】本発明による稼動制御機能における表示項目
指定画面の一例を示す図である。
【図13】本発明による統合的データマート構築および
運用支援システムの一利用例を図式的に示す図である。
【図14】本発明による統合的データマート構築および
運用支援システムの一利用例を図式的に示す図である。
【図15】本発明による稼動制御機能におけるアプリケ
ーションプログラム実行のフローチャートを示す図であ
る。。
【図16】本発明によるデータマート自動生成機能にお
けるプログラム構造と処理内容の指定画面の別の例を示
す図である。
【図17】本発明によるデータマート自動生成機能の処
理概要を示す図である。
【図18】本発明によるデータマート自動生成機能にお
ける基幹DBを入力し目的DBを出力する例を示す図で
ある。
【図19】本発明によるデータマート自動生成機能にお
けるPro*Cプログラムのソースコード生成のフローチャ
ートを示す図である。
【図20】本発明によるデータマート自動生成機能にお
けるプログラム指定画面を例示する図である。
【図21】本発明によるデータマート自動生成機能にお
けるプログラム構造を例示する図である。
【図22】本発明によるデータマート自動生成機能にお
けるFROM句の指定画面を例示する図である。
【図23】本発明によるデータマート自動生成機能にお
けるSELECT句の指定画面を例示する図である。
【図24】本発明によるデータマート自動生成機能にお
けるブレイク後更新処理の指定画面を例示する図であ
る。。
【図25】本発明によるデータマート自動生成機能にお
ける処理内容の記録を説明するための図である。
【図26】本発明によるデータマート自動生成機能にお
ける生成されるソースコードのフローチャートを示す図
である。
【図27】本発明によるデータマート自動生成機能にお
ける生成されるソースコードの一例を示す図である。
【図28】本発明によるデータマート自動生成機能にお
ける生成されるソースコードの別の例を示す図である。
【図29】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能
の処理概要を示す図である。
【図30】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能
のレポート開発処理のフローチャートを示す図である。
【図31】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能
のレポート検索処理のフローチャートを示す図である。
【図32】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能
におけるテーブル選択画面を例示する図である。
【図33】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能
におけるテーブル列選択画面を例示する図である。
【図34】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能
における条件項目設定画面を例示する図である。
【図35】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能
におけるレポート情報ファイルの一例を示す図である。
【図36】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能
におけるレポート情報ファイルの一例を示す図である。
【図37】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能
における検索/レポート画面を例示する図である。
【図38】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能
におけるSQL文を例示する図である。
【図39】本発明によるウエブ検索/レポート作成機能
におけるレポート情報ファイルのセクションを例示する
図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 Webサーバ 3 Webブラウザ 20 統合的データマート構築および運用支援システム 21 第1の記憶部 22 第2の記憶部 23 データマート自動生成機能部 24 ウエブ検索/レポート作成機能部 25 稼動制御機能部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 220 G06F 17/30 220Z

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基幹データベースからデータを抽出し加
    工して必要な情報を保管する特定データベースを構築し
    運用することができるようにするためのデータベース構
    築および運用支援システムにおいて、前記特定データベ
    ースを自動的に生成するためのデータベース自動生成手
    段を備え、該データベース自動生成手段は、基幹データ
    ベースからのデータを処理するためユーザによって特定
    される特定プログラムを生成できるようにするため、あ
    らかじめ準備されたプログラム構造を記憶するプログラ
    ム構造記憶機能部と、前記プログラム構造記憶機能部か
    らユーザによって選択されるプログラム構造を機能別に
    構造化された形式にてユーザに対して表示するためのプ
    ログラム構造表示機能部と、該プログラム構造表示機能
    部によって表示されたプログラム構造に対するユーザに
    よる処理内容の指定に応答して前記特定プログラムを生
    成するための特定プログラム生成機能部とを備えること
    を特徴とするデータベース構築および運用支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記プログラム構造は、新規のフォルダ
    を含み、ユーザが追加処理を指定できるようにしている
    請求項1に記載のデータベース構築および運用支援シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記プログラム構造は、主処理部がそれ
    ぞれ異なる処理を記述した複数のグループに分けられて
    いる請求項1または2に記載のデータベース構築および
    運用支援システム。
  4. 【請求項4】 前記特定データベースは、データウエア
    ハウスおよび/またはデータマートである請求項1また
    は2または3に記載のデータベース構築および運用支援
    システム。
  5. 【請求項5】 ウエブ検索/レポート作成機能部を更に
    備え、該ウエブ検索/レポート作成機能部は、Webサ
    ーバ側のCGIプログラムとして構成されており、ユー
    ザの要求により条件入力エリア、検索データ表示エリア
    およびジャンプ先指定エリアを含むウエブ検索/レポー
    ト作成画面を提供し、該画面上にてユーザが指定した結
    果をレポートスクリプトとして保存する請求項1から4
    のうちのいずれか1項に記載のデータベース構築および
    運用支援システム。
  6. 【請求項6】 前記ウエブ検索/レポート作成機能部
    は、前記保存したレポートスクリプトを参照し、解析し
    てデータマートを検索し、レポートを作成する機能を有
    する請求項5に記載のデータベース構築および運用支援
    システム。
  7. 【請求項7】 稼動制御機能部を更に備え、該稼動制御
    機能部は、同じ種類の業務処理を行なうユーザをグルー
    プ化し、該ユーザグループ毎に使用するメニューセット
    を登録しておき、該登録したメニューセットとユーザグ
    ループを使用してユーザからの各種アプリケーションプ
    ログラムの起動、利用時間帯の制限、アクセスユーザ数
    の制限、アクセス監視、利用状況分析および評価等の稼
    動監視、稼動制御を行なう請求項1から6のうちのいず
    れか1項に記載のデータベース構築および運用支援シス
    テム。
  8. 【請求項8】 基幹データベースからデータを抽出し加
    工して必要な情報を保管するデータマートを構築し運用
    することができるようにするためのデータマート構築お
    よび運用支援システムにおいて、基幹データベースから
    のデータを処理するためユーザによって特定される特定
    プログラムを生成できるようにするため、あらかじめ準
    備されたプログラム構造を記憶するプログラム構造記憶
    手段と、データマート自動生成手段とを備えており、該
    データマート自動生成手段は、前記プログラム構造記憶
    手段からユーザによって選択されるプログラム構造を機
    能別に構造化された形式にてユーザに対して表示するた
    めのプログラム構造表示機能部と、該プログラム構造表
    示機能部によって表示されたプログラム構造に対するユ
    ーザによる処理内容の指定に応答して、出力するデータ
    ベースのテーブル生成文、出力するデータベースの索引
    生成文、基幹データベースから出力データベースを作成
    するためのPro*Cプログラムのソースコードおよび基幹
    データベースから出力データベースを作成するプログラ
    ムのコンパイル、登録および実行に必要なジョブ管理用
    のシェルプログラムを生成する機能部とを含むことを特
    徴とするデータマート構築および運用支援システム。
  9. 【請求項9】 前記プログラム構造は、新規のフォルダ
    を含み、ユーザが追加処理を指定できるようにしている
    請求項8に記載のデータマート構築および運用支援シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記プログラム構造は、主処理部がそ
    れぞれ異なる処理を記述した複数のグループに分けられ
    ている請求項8または9に記載のデータマート構築およ
    び運用支援システム。
  11. 【請求項11】 ウエブ検索/レポート作成手段を更に
    備え、該ウエブ検索/レポート作成手段は、Webサー
    バ側のCGIプログラムとして構成されており、ユーザ
    の要求により条件入力エリア、検索データ表示エリアお
    よびジャンプ先指定エリアを含むウエブ検索/レポート
    作成画面を提供し、該画面上にてユーザが指定した結果
    をレポートスクリプトとして保存する請求項8または9
    または10に記載のデータマート構築および運用支援シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記ウエブ検索/レポート作成手段
    は、前記保存したレポートスクリプトを参照し、解析し
    てデータマートを検索し、レポートを作成する機能を有
    する請求項11に記載のデータマート構築および運用支
    援システム。
  13. 【請求項13】 稼動制御手段を更に備え、該稼動制御
    手段は、同じ種類の業務処理を行なうユーザをグループ
    化し、該ユーザグループ毎に使用するメニューセットを
    登録しておき、該登録したメニューセットとユーザグル
    ープを使用してユーザからの各種アプリケーションプロ
    グラムの起動、利用時間帯の制限、アクセスユーザ数の
    制限、アクセス監視、利用状況分析および評価等の稼動
    監視、稼動制御を行なう請求項8から12のうちのいず
    れか1項に記載のデータマート構築および運用支援シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記データマート自動生成手段によっ
    て生成された実行用のプログラムおよびコンパイル用お
    よび登録用のシェルプログラムを実行することによって
    生成された実行プログラムは、前記稼動制御手段のもと
    に登録される請求項13に記載のデータマート構築およ
    び運用支援システム。
  15. 【請求項15】 ウエブ検索/レポート作成手段および
    稼動制御手段を更に備え、前記ウエブ検索/レポート作
    成手段は、Webサーバ側のCGIプログラムとして構
    成されており、ユーザの要求により条件入力エリア、検
    索データ表示エリアおよびジャンプ先指定エリアを含む
    ウエブ検索/レポート作成画面を提供し、該画面上にて
    ユーザが指定した結果をレポートスクリプトとして保存
    し、前記稼動制御手段は、同じ種類の業務処理を行なう
    ユーザをグループ化し、該ユーザグループ毎に使用する
    メニューセットを登録しておき、該登録したメニューセ
    ットとユーザグループを使用してユーザからの各種アプ
    リケーションプログラムの起動、利用時間帯の制限、ア
    クセスユーザ数の制限、アクセス監視、利用状況分析お
    よび評価等の稼動監視、稼動制御を行ない、前記ウエブ
    検索/レポート作成手段によって作成されたレポート情
    報ファイルおよび前記データマート自動生成手段によっ
    て生成された実行用のプログラムおよびコンパイル用お
    よび登録用のシェルプログラムを実行することによって
    生成された実行プログラムは、前記稼動制御手段のもと
    に登録される請求項7または8または9に記載のデータ
    マート構築および運用支援システム。
  16. 【請求項16】 前記ウエブ検索/レポート作成手段
    は、前記保存したレポートスクリプトを参照し、解析し
    てデータマートを検索し、レポートを作成する機能を有
    する請求項15に記載のデータマート構築および運用支
    援システム。
  17. 【請求項17】 請求項1から7のうちのいずれか1項
    に記載のデータベース構築および運用支援システムとし
    てコンピュータを機能させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 請求項8から16のうちのいずれか1
    項に記載のデータマート構築および運用支援システムと
    してコンピュータを機能させるためのプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 請求項1から7のうちのいずれか1項
    に記載のデータベース構築および運用支援システムとし
    てコンピュータを機能させるためのプログラム。
  20. 【請求項20】 請求項8から16のうちのいずれか1
    項に記載のデータマート構築および運用支援システムと
    してコンピュータを機能させるためのプログラム。
JP2001171544A 2001-06-06 2001-06-06 統合的データマート構築及び運用支援システム Pending JP2002366401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001171544A JP2002366401A (ja) 2001-06-06 2001-06-06 統合的データマート構築及び運用支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001171544A JP2002366401A (ja) 2001-06-06 2001-06-06 統合的データマート構築及び運用支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002366401A true JP2002366401A (ja) 2002-12-20

Family

ID=19013297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001171544A Pending JP2002366401A (ja) 2001-06-06 2001-06-06 統合的データマート構築及び運用支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002366401A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171800A (ja) * 2004-12-10 2006-06-29 Fujitsu Ltd データ集計装置、その方法、及びプログラム
JP2007004659A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Hitachi Ltd データ処理方法、データ処理プログラムおよびデータベースサーバ
WO2007077626A1 (ja) * 2006-01-05 2007-07-12 Arkstar Coporation データメンテナンス装置、データメンテナンス方法、及びデータメンテナンスプログラム
WO2015052851A1 (ja) * 2013-10-11 2015-04-16 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 顧客データ解析システム
JP2016157282A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 アルパイン株式会社 データ処理装置、データ処理システム及びコンピュータプログラム
WO2017183265A1 (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 株式会社岩崎電機製作所 データベース構築装置、データベース構築方法、および、データベース構築プログラム
JP2019121181A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 株式会社日立製作所 データ管理システムおよびデータ管理方法
JP2019213297A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 株式会社Gsユアサ 情報処理方法、情報処理システム、通信デバイス、及びコンピュータプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10161914A (ja) * 1996-12-04 1998-06-19 Hitachi Ltd 埋め込み型sql自動生成方法
JP2000067075A (ja) * 1998-08-25 2000-03-03 Fujitsu Ltd データベース検索システム,検索用サーバ装置,クライアント端末およびそれらのプログラム記録媒体
JP2000276386A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Hitachi Ltd リレーショナルデータベースの関連を利用したプログラム生成方法及び装置
JP2000285128A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Toshiba System Kaihatsu Kk 業務分析システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10161914A (ja) * 1996-12-04 1998-06-19 Hitachi Ltd 埋め込み型sql自動生成方法
JP2000067075A (ja) * 1998-08-25 2000-03-03 Fujitsu Ltd データベース検索システム,検索用サーバ装置,クライアント端末およびそれらのプログラム記録媒体
JP2000276386A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Hitachi Ltd リレーショナルデータベースの関連を利用したプログラム生成方法及び装置
JP2000285128A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Toshiba System Kaihatsu Kk 業務分析システム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171800A (ja) * 2004-12-10 2006-06-29 Fujitsu Ltd データ集計装置、その方法、及びプログラム
JP2007004659A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Hitachi Ltd データ処理方法、データ処理プログラムおよびデータベースサーバ
JP4598612B2 (ja) * 2005-06-27 2010-12-15 株式会社日立製作所 データ処理方法、データ処理プログラムおよびデータベースサーバ
WO2007077626A1 (ja) * 2006-01-05 2007-07-12 Arkstar Coporation データメンテナンス装置、データメンテナンス方法、及びデータメンテナンスプログラム
TWI597679B (zh) * 2013-10-11 2017-09-01 Culture Convenience Club Co Ltd Customer data analysis system
WO2015052851A1 (ja) * 2013-10-11 2015-04-16 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 顧客データ解析システム
JP2015076076A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 顧客データ解析システム
JP2016157282A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 アルパイン株式会社 データ処理装置、データ処理システム及びコンピュータプログラム
WO2017183265A1 (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 株式会社岩崎電機製作所 データベース構築装置、データベース構築方法、および、データベース構築プログラム
US10572457B2 (en) 2016-04-20 2020-02-25 Iwasaki Electric Mfg. Co., Ltd. Database construction device, database construction method, and database construction program
JP2019121181A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 株式会社日立製作所 データ管理システムおよびデータ管理方法
JP2019213297A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 株式会社Gsユアサ 情報処理方法、情報処理システム、通信デバイス、及びコンピュータプログラム
JP7225570B2 (ja) 2018-05-31 2023-02-21 株式会社Gsユアサ 情報処理方法、情報処理システム、通信デバイス、及びコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210209157A1 (en) System and method for non-programmers to dynamically manage multiple sets of xml document data
US10592705B2 (en) System and method for network user interface report formatting
US5418950A (en) System for interactive clause window construction of SQL queries
US7015911B2 (en) Computer-implemented system and method for report generation
US6594669B2 (en) Method for querying a database in which a query statement is issued to a database management system for which data types can be defined
JP3053153B2 (ja) 文書管理システムのアプリケーション起動方法
US7165073B2 (en) Dynamic, hierarchical data exchange system
US5911138A (en) Database search facility having improved user interface
US6216138B1 (en) Computer interface system for automatically generating graphical representations of computer operations linked together according to functional relationships
US20040117731A1 (en) Automated report building system
US8145990B2 (en) Systems and methods to dynamically recognize a database member identifier entered into a spreadsheet cell
US20010003455A1 (en) Method, system and graphic user interface for entering and editing filter conditions for filtering a database
US8341512B2 (en) Method for capturing design-time and run-time formulas associated with a cell
KR20020039328A (ko) 데이터베이스 쿼리 수행을 위한 모듈식 방법 및 시스템
KR20020039330A (ko) 다차원 저장모델 및 방법
KR20020039327A (ko) 혼합 파일에서 복수의 이산 파일을 디스플레이하기 위한방법 및 시스템
CA2526045A1 (en) Complex data access
US20060004693A1 (en) Graphical user interface for exploring databases
US7197696B1 (en) System, method and computer program product to populate data into spreadsheets and execute functions and programs within the same
JP2002366401A (ja) 統合的データマート構築及び運用支援システム
US20070094289A1 (en) Dynamic, hierarchical data exchange system
US8112458B1 (en) User segmentation user interface
JPH0668151A (ja) データべースアクセス方法および装置
JPH08241337A (ja) データベース装置
JPH08171508A (ja) データベース管理方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060703