JP2009238027A - データベースの検索プログラム、検索装置及び検索方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表形式のデータベースにおいて、データの絞込み検索を効率良く行えるようにする。
【解決手段】(a)検索母体となる表形式のデータベースから、データの絞り込みに使用する項目を選択すると、該選択項目のそれぞれについて、値の種類とそれぞれの値毎のデータ件数を表示する。(b)上記選択項目の中から、一つの項目とその項目の値を指定すると、前記データベースから上記指定された項目値を有するデータを抽出する。(b)のステップで抽出されたデータの集合を新たな検索母体となる表形式のデータベースとして、(a)、(b)のステップの処理を繰り返す。
【選択図】図13

Description

本発明は、データベースの検索技術に係り、特に、表によりデータを管理するデータベースからデータを絞り込むデータベースの検索プログラム、検索装置及び検索方法に関する。
コンピュータシステムにおいては、データを効率的に管理するための手段としてデータベースが用いられる。データベースは、使用目的の観点から、トランザクション処理を主体とする「基幹系データベース」と、履歴型データを取り扱う「情報系データベース」に分類される。基幹系データベースは、銀行の勘定系システム、座席予約、販売管理、在庫引当などの企業の日常業務を直接支援するために活用され、日々、発生・変化するデータを取り扱う。情報系データベースは、その日々、発生・変化するデータを、時系列をキーとして、履歴データとして蓄積する。情報系データベースは、企業戦略の立案、マーケティング、経営シミュレーション等を支援するために活用される。特に、履歴型データの検索を主体に構築されるデータベースは、「データウェアハウス」と呼ばれる。データウェアハウスは、流通業などの産業分野において、日々の顧客単位の販売情報の蓄積や、マーケティングや店舗単位での品揃えなどに利用されている。
データベースは、現在、リレーショナルデータベースが主流である。リレーショナルデータベースは、表(テーブル)によってデータを管理する表形式のデータベースである。リレーショナルデータベースにおいては、表の各行には1件のデータ(レコード)が格納される。表は、通常、複数の列から構成され、各列には同じ項目(属性)のデータが格納されるようになっている。したがって、表の各行のデータは、1または複数の項目(列項目とも呼ぶ)の値(属性値)から構成される。
このようなデータベースから所望のデータを抽出する際には、通常、「絞り込み検索」が行われる。この絞り込み検索を行うためには、検索条件(データの抽出条件)を設定することが必要となる。検索条件の設定は、レコードの1または複数の項目の値として、抽出しようとするデータの項目と同じ値を指定する操作である。
従来、データベースのデータ絞り込み検索は、例えば、以下の手順で行われていた。
1)列(列項目)の設定条件画面が表示される。
2)設定条件画面上で、1または複数の項目にOR条件またはAND条件を設定する。
3)設定条件に従ってデータベースを検索し、検索条件に一致するデータを画面に表示する。
4)抽出されたデータ件数が多ければ、さらに、追加の条件を、上記2)と同様な方法で設定し、再び、データベースを検索する。
5)上記4)の処理を、抽出件数が適当な量になるまで繰り返す。
6)上記4)の検索の結果、絞り込みすぎて、抽出件数が予定より少なくなった場合には、設定条件画面上でOR条件を追加して、再度、上記3)の処理を実行するか、または、ひとつ手前の検索結果画面に戻る(例えば、特許文献1参照)。
また、本発明に関連する従来技術として、文書データベースから複数の条件を用いてデータを絞り込むシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−18647号公報 特開平5−28910号公報
上記従来のデータベースの絞り込み検索手法は、検索実行後に単に検索結果を画面に表示するだけなので、追加条件を設定しただけでは絞り込みがうまくいくか分からず、検索を実行させて、その検索結果を画面で見て初めて絞り込みが成功したかどうか分かるようになっていた。
このため、適切な絞り込み条件を事前に知ることができず、絞り込みを効率よく行うことができなかった。この欠点は、データベースの規模が大きくなるにつれて顕著になるので問題となっていた。
本発明の目的は、データベースの絞込み検索を効率的に行えるようにすることである。
本発明のデータベースの検索プログラムの一態様によれば、コンピュータを、表形式の第1のデータベースの各行に配置されるデータの全項目の中から、データの絞り込みに使用するために利用者が一括選択した項目を入力する手段Aと、前記第1のデータベース内のデータの前記手段Aが入力した前記一括選択された各項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を取得し、該一括選択された各項目についてその値の種類と各値のデータの件数を表示する手段Bと、前記手段Bによって値の種類と各値のデータ件数が表示された各項目の中から、一つの項目の値を指定する手段Cと、前記第1のデータベースまたは下記手段Eにより作成された第2のデータベースを検索して、前記手段Cまたは下記手段Gにより指定された項目値を有するデータを抽出する手段Dと、前記手段Dにより抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデータベースを作成する手段Eと、前記第2のデータベース内のデータの前記手段Aが入力した項目の内、前記手段Cまたは下記手段Gによってまだ値が指定されていない未指定項目についてその値の種類と各値のデータの件数を取得し、該未指定項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を表示する手段Fと、前記手段Fによって値の種類と各値のデータ件数が表示された項目の中から、一つの項目とその項目の値を指定する手段Gと、前記手段Gにより項目値が指定される毎に、前記手段D、手段E、手段F及び手段Gを順次繰り返し実行させる手段Hと、を有するデータベースの検索装置として機能させる。
本発明のデータベースの検索プログラムの他の態様によれば、コンピュータを、表形式の第1のデータベースの各行に格納されるデータの複数の項目の中から、まだデータの絞込み検索に使用されていない項目を一つ選択する手段Aと、前記第1のデータベースまたは下記手段Eにより作成された第2のデータベースに格納されているデータの前記手段のステップで選択された項目について、その値の種類と各値のデータ件数を取得し、該項目の値の種類と各値のデータ件数を表示する手段Bと、前記手段Bによって表示された項目の値の中から一つの値を指定する手段Cと、前記第1のデータベースまたは下記手段Eにより作成された第2のデータベースを検索して、前記手段Cにより指定された項目の値を有するデータを抽出する手段Dと、前記手段Dによって抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデータベースを作成する手段Eと、前記手段Aによって未指定項目が選択される毎に、前記手段B、手段C、手段D及び手段Eを繰り返し実行させる手段Fと、を有するデータベースの検索装置として機能させる。
本発明によれば、データベースを絞込み検索する際、データの検索項目を選択すると、その選択された検索項目について、予め、その値の種類とそれぞれの値を有するデータの件数が表示される。また、検索を実行してデータを抽出すると、その抽出したデータの集合を新たな検索母体のデータベースとする。そして、その新たな検索母体のデータベース内のデータに基づいて、未指定の検索項目の値の種類とそれぞれの値を有するデータの件
数を表示する。
開示のプログラムによれば、データベースを絞込み検索する際、検索に使用する項目について、値の種類とそれぞれの値を有するデータの件数を、予め表示する。したがって、データベースの絞込み検索を効率良く行うことができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[構成]
{システム構成}
図1は、本発明の実施形態を適用したサーバを含むコンピュータシステムの全体構成図である。
図1に示すコンピュータシステムは、Webサーバ10、端末(利用者端末)20、DBサーバ(データベースサーバ)30を備えている。Webサーバ10と端末20は、例えば、インターネットやVPN(Virtual Private Network)などのWAN(ワイドエリアネットワーク)40で通信接続されている。また、Webサーバ10とDBサーバ30は、例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク)などのネットワーク50で接続されている。このLANは、例えば不図示のルーターなどを介してWAN40に接続されている。
Webサーバ10には、本発明の実施形態である分析支援ツール11が実装されている。この分析支援ツール11は、コンピュータであるWebサーバ10によって実行される。端末20には、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)などの通信プロトコルによって、Webサーバ10からHTML(Hyper Text Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)などで記述された文書(ファイル)を受信するブラウザ(閲覧ソフト)21が実装されている。
DBサーバ30はDBMS(データベース管理システムであり)として機能するサーバであり、DB(データベース)31と検索エンジン32を備えている。DB31は、複数の表(テーブル)311を格納している。このDB31は、DBサーバ30によって管理されている。検索エンジン32は、Webサーバ10からの要求(問い合わせ)に応じてDB31内のテーブル311を検索し、テーブル311から要求された条件に該当するデータを抽出する。DBサーバ30は、検索エンジン32により抽出されたデータをWebサーバ10に返す。
Webサーバ10は、例えば、CGI(Common Gateway Interface)などを利用してDBサーバ30にDB31内のデータベース311に対する各種要求を行い、DBサーバ30からその要求に対する処理結果を受け取る。Webサーバ10は、DBサーバ30から受け取った処理結果を分析支援ツール11により分析・加工し、ブラウザ21に送信するためのHTMLファイルなどを作成する。
分析支援ツール11は、WAN40を介して端末20上のブラウザ21と通信を行い、ブラウザ21の画面表示を制御する。分析支援ツール11は、DB31内のデータベース311を絞込み検索するための画面やその絞込み検索結果などを表示する画面をブラウザ21に表示させるためのHTMLファイル(HTML文書)を作成し、それをブラウザ21に送信する。ブラウザ21は、分析支援ツール11から受信するHTMLファイルを解析して、端末20にそれらの画面を表示させる。
{Webサーバのハードウェア構成}
図2は、Webサーバ10のハードウェア構成を示す図である。
Webサーバ10は、CPU(中央演算処理装置)101、メモリ102、入力装置103、表示装置104、外部記憶装置105及び通信装置106を備えている。CPU101とその他の装置102〜106は、バス107によって互いに接続されている。
CPU101は、システムの各構成要素102から103を制御して、システム全体の処理を制御する。メモリ102は、例えば、ROMやRAMなどの半導体メモリである。メモリ102は、分析支援ツール11などのソフトウェア(プログラム)がロードされるプログラムロードエリア102aや該ソフトウェアが処理を行う際に使用する作業領域(ワークエリア)102bなどを備えている。
入力装置103は、キーボードやマウスなどのポインティングデバイスなどから構成されており、分析支援ツール11などのプログラム(ソフトウェア)のインストールや起動をするために使用される。ソフトウェアのインストールや起動は、例えば、マウス操作により行われる。表示装置104は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイなどであり、システム管理用のGUI(Graphical User Interface)画面などを表示させる。外部記憶装置105は、OS(基本ソフトウェア)や前記分析支援ツール11などのプログラム(ソフトウェア)を格納している。この外部記憶装置105は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、光磁気ディスク装置、光ディスク装置またはSDD(Solid State Disk)などである。分析支援ツール11などのプログラムは、外部記憶装置105からメモリ102にロードされてCPU101により実行されることで、本実施形態の本発明に関係する主要な処理を実行する。ネットワーク接続装置106は、Webサーバ10がWAN40やネットワーク50を介して端末20やDBサーバ30と通信するために利用されるネットワーク接続機器であり、Webサーバ10をLANに接続するためのNIC(ネットワーク・インタフェースカード)などである。また、ネットワーク接続装置106は、分析支援ツール11をWAN40やネットワーク50を介して外部記憶装置31にダウンロードするためにも使用される。また、特に図示していないが、Webサーバ10は、CDやDVDなどの可搬性記憶媒体の読み取り装置も備えており、本体に設けられた可搬性記憶媒体用のスロットなどに分析支援ツール11が格納された可搬性記憶媒体を装着することで、その可搬性記憶媒体から外部記憶装置31に分析支援ツール11をダウンロードすることも可能になっている。
{分析支援ツール11の構成}
図3は、分析支援ツール11の機能ブロック図である。
分析支援ツール11は、ブラウザ制御手段11a、ブラウザ画面作成手段11b、DB検索結果解析手段11c、サブテーブル作成手段11d、履歴情報作成手段11e及びDBサーバ検索手段11fなどを備えている。
ブラウザ制御手段11aは、ブラウザ21へのHTMLファイルの送信やブラウザ21からの利用者入力データの受信などを行う。ブラウザ画面作成手段11bは、ブラウザ21が端末20に表示する画面の内容や形式などが定義されたHTMLファイルを作成する。DBサーバ検索手段11fは、DBサーバ30に対してテーブル311の検索要求などを送信する。また、DBサーバ30からテーブル311の検索結果などを受信する。DB検索結果解析手段11cは、DBサーバ検索手段11fからテーブル311の検索結果を受け取り、その内容を解析して、ブラウザ21の表示画面に必要な情報や、サブテーブルの作成に必要な情報などを取得する。ここで、サブテーブルとは、テーブル311を絞込み検索する際の中間結果のことであり、現時点までに抽出されたデータの集合体(表)のことである。また、ブラウザ21の表示画面に必要な情報とは、データの抽出条件となる項目の値の種類や各値の件数などである。これらについては、具体例により、後に詳述す
る。サブテーブル作成手段11dは、DB検索結果解析手段11cから受け取るデータを基に、上記サブテーブルを作成し、それをメモリ102内のワークエリア102bに格納する。履歴情報作成手段11eは、DB検索結果解析手段11cから受け取る情報を基に、テーブル311の絞込み検索における履歴情報を作成し、それを前記ワークエリア102bに格納する。この履歴情報は、例えば、絞込み検索の対象となるテーブル311の総数、初回、第2回、第3回、・・・、第n回の絞込み検索により抽出されたデータ数などから構成される。
{ワークエリア102bの構成}
図4は、ワークエリア102bの構成を示す図である。
図4に示すように、ワークエリア102bは、履歴情報格納エリア1021b、絞込件数格納エリア1022b、サブテーブル格納エリア1023b及びブラウザ画面表示データ格納エリア1024bを備えている。
履歴情報格納エリア1021bは、上記履歴情報が書き込まれる領域である。絞込件数格納エリア1022bは、現時点でのデータの絞込み数(抽出データ数)が書き込まれる領域である。サブテーブル格納エリア1023bは、各回のサブテーブルが書き込まれる領域である。ブラウザ画面表示データ格納エリア1024bは、ブラウザ画面の表示用データが書き込まれる領域である。この表示用データは、例えば、HTML形式の文書である。
{検索条件設定画面の一例}
図5に、上記検索条件設定画面の一例を示す。図5(a)、(b)、(c)は、上記一例である一括条件抽出画面110(110A、110B、110C)の形式を示す図である。
一括条件抽出画面110は、上方から「列項目名」フィールド1101、「件数表示」フィールド1102、「抽出」ボタン1103が配置された構成となっている。列項目フィールド1101は、端末20の利用者(以下、利用者と呼ぶ)により選択された「列項目の名称(列項目名)」が表示されるフィールドである。件数表示フィールド1102は、同一画面上の列項目名フィールド1101に設定された列項目名の「値」とその値を有するデータの「件数」が組みになって一覧表示されるフィールドである。利用者は、この件数表示フィールド1102から、抽出条件となる「値」を指定(選択)する。抽出ボタン1103は、一括条件抽出画面110上で選択された抽出条件(検索条件)、すなわち、列項目名フィールド1101に表示されている列項目名の値が上記選択した「値」に一致するデータの抽出(検索)実行を指示するボタンである。尚、列項目とは、表であるテーブル311の各行に格納されるデータの項目のことである。したがって、本明細書で述べる「列項目」と「項目」は同じ意味である。
本実施形態では、ブラウザ21と分析支援ツール11を利用して、DB31に格納されている表形式のテーブル311から絞込み検索を行う。この絞込み検索は、一括条件抽出画面110A、一括条件抽出画面110B、一括条件抽出画面110Cというように、個々の一括条件抽出画面110を介して、表形式のテーブル311の「列項目」を一つずつ順番に選択(指定)することによって行われる。尚、図5には、3つの一括条件抽出画面を示しているが、これは、あくまでも一例にすぎない。本実施形態の絞込み検索においては、抽出されたデータの数が所望値以下になるまで、一括条件抽出画面を介して1つの列項目を順次指定しながら絞込み検索を続行していく。したがって、絞込み検索に要する一括条件抽出画面の数は必ずしも3つに限定されるものではない。
尚、図5(a)〜(c)に示す一括条件抽出画面110(110A、110B、110
C)においては、件数表示フィールド1102の行数が全ての画面で同じになっているが、実際には、その行数は抽出結果に応じて変化するので、必ずしも一致するわけではない。
{DB31の構成例}
図6は、DB31の構成例を示す図である。
図6に示すDB31は、注文テーブル311、価格マスタ312及び単価マスタ313などの表形式のデータベースを格納している。
注文テーブル311は、「商品名」、「注文月」、「納期」、「単価(円)」、「数量」及び「金額(円)」の各列項目から構成されており、注文(発注)する各商品A、B、・・・Hについて、その注文月、納期、単価(円)、数量及び金額(円)を格納してしいる。尚、金額(円)は、注文する合計金額である。
[動作]
{本実施形態における絞込み検索の概要}
図7〜図12は、図6に示す注文テーブル311から所望の注文商品の一覧を検索する場合の方法を説明する図である。図7〜図11に示す例は、具体的には、注文テーブル311から、「2008年1月納期で、注文月が一番早い商品の注文の一覧」という条件を満足するデータを絞込み検索により抽出する例である。
このデータ抽出(絞込み検索)の場合、抽出キー(検索キー)となる列項目は「納期」と「注文月」であり、納期の値は「2008.01」となる。以下、図7〜図11を参照しながら、上記条件を満足する商品データを、注文テーブル311から絞込み検索により抽出するための操作・処理手順を説明する。
(1)まず、分析支援ツール11は、ブラウザ21を制御して、ブラウザ21に図7に示す抽出画面200−1を表示させる。この抽出画面200−1においては、画面の上段の項目一覧フィールド120に注文テーブル311の全ての列項目が表示される。
(2)利用者は、抽出画面200−1の項目一覧フィールド120から、絞込み検索の第1の検索項目として「納期」を選択し、それを、図8の矢印のマークで示すように項目一覧フィールド120の下段のエリアまでドラッグ&ドロップ操作する。この操作により、図8に示すように、抽出画面200−2には一括条件抽出画面110−1が自動的に表示され、その列項目名フィールド1101−1には「納期」が設定・表示される。また、一括条件抽出画面110−1の件数表示フィールド1102−1には、注文テーブル311に存在する全ての納期の値(年.月)とそれぞれの値の件数が、件数の隆順に一覧表示される。
以上の処理は次のようにしてなされる。ブラウザ21は、上記ドラッグ&ドロップ操作により、列項目名フィールド1101−1に「納期」が設定されると、分析支援ツール11に対し、注文テーブル311の絞込み検索の第一の検索条件として「納期」を送信する。分析支援ツール11は、ブラウザ21から受信する第一の抽出条件を、DBサーバ30に送る。DBサーバ30は、分析支援ツール11から注文テーブル311の第一の抽出条件として「納期」を受け取ると、検索エンジン32により注文テーブル311の各行を全て検索し、「納期」フィールドの全ての値を抽出し、それぞれの値の件数を計数する。そして、納期の個々の値とそれぞれ値の件数(データ数)の一覧データを作成する。この一覧データは、DBサーバ30から分析支援ツール11に送られる。分析支援ツール11は、その件数一覧データを基に、抽出画面200−2の件数表示フィールド1102―2に表示すべきデータ(第1の件数一覧表示データ)を作成し、それをブラウザ21に送る。ブラウザ21は、分析支援ツール11から受信する第1の件数一覧表示データを基に、一括条件抽出画面110−1の件数表示フィールド1102−1に納期の件数一覧を表示する(図8参照)。
(3)利用者は、図8に示す件数表示フィールド1102−1から、列項目「納期」の値が「2008.01」となっている行(この場合、第2行)を選択し、その後、抽出ボタン1103−1をクリックする。このクリック操作が行われると、ブラウザ21は、分析支援ツール11に対し、絞込み検索の第一の検索条件として「納期の値=2008.01」を送信する。分析支援ツール11は、ブラウザ21から受け取った上記第一の検索条件をDBサーバ30に送る。これにより、検索エンジン32は、DB31の注文テーブル311の検索(第1の検索)を実行する。この第1の検索において、検索エンジン32は、注文テーブル311から納期フィールドの値が「2008年1月」となっているデータを抽出する。この結果、検索エンジン32は、注文テーブル311から3件のデータ(商品名がA、B、Cとなっているデータ)を抽出する。検索エンジン32は、これら3件のデータを基に、図9に示すサブテーブル300−1を作成し、それをDBサーバ30内のメモリ(不図示)に保存する。このサブテーブル300−1は、検索エンジン32の次回の検索に使用されるデータベースであり、上記第1の検索によって、注文テーブル311から絞り込まれたデータの集合体である。
(4)利用者は、上記(2)のときと同様にして、図10に示す抽出画面200−3の項目一覧フィールド120から「注文月」を選択し、それを、項目一覧フィールド120の下段のエリアまでドラッグ&ドロップ操作する。これにより、図11に示す一括条件抽出画面110−2が自動的に表示され、その列項目名フィールド1101−2には「注文月」が設定・表示される。また、一括条件抽出画面110―3の件数表示フィールド1102―3には、納期が「2008年1月」となっている注文テーブル311内のデータの「注文月」の全ての値とそれぞれの値の件数が、件数の隆順に一覧表示される。
(5)利用者は、一括条件抽出画面110−2の件数表示フィールド1102−2から、最も注文月が早い「2007.08」の行(第一行)を選択し、抽出ボタン1103をクリックする。このクリック操作により、ブラウザ21は、分析支援ツール11に対し、絞込み検索の第2の検索条件として「注文月の値=2007.08」を送信する。分析支援ツール11は、ブラウザ21から上記第2の検索条件を受け取ると、それをDBサーバ30に送る。DBサーバ30は、分析支援ツール11から上記第2の検索条件を受け取ると、検索エンジン32を起動し、検索エンジン32に上記第2の検索条件を渡す。検索エンジン32は、上記(3)で作成したデータ300−1に格納されているデータを検索し、「注文月」フィールドの値が「2007.8」となっているデータを抽出する。この結果、検索エンジン32は、図9に示すサブテーブル300−1から「商品名」フィールドの名称が「B」となっているデータを抽出する。検索エンジン32は、その1件のデータから構成されるサブテーブル(図11に示すサブテーブル300−2)を作成し、それをDBサーバ30内のメモリに保存する。DBサーバ30は、上記検索エンジン32により抽出されたデータを分析支援ツール11に送る。分析支援ツール11は、DBサーバ30から上記抽出データを受け取ると、その抽出データをブラウザ21に画面表示させるためのHTML文書を作成し、そのHTML文書をブラウザ21に送る。ブラウザ21は、分析支援ツール11から上記HTML文書を受信すると、図12に示す抽出画面200−4に商品名が「B」のデータ(データ1−3)を表示させる。
以上のようにして、上記(1)〜(5)の一連の処理により、DB31内の注文テーブル311から、「2008年1月納期で、注文月が一番早い商品」である商品名がBのデータが絞込み検索により抽出される。尚、図7、8、10、12に示す抽出画面200(200−1〜200−4)内の矢印の記号及び操作1〜3の表記とそれらを囲む矩形枠は操作説明用のイメージであり、画面には実際には表示されない。
{分析支援ツール11の処理}
図13は、分析支援ツール11の処理手順を示すフローチャートである。図13を参照しながら、分析支援ツール11の処理手順を説明する。尚、このフローチャートには、ブラウザ21側の処理も含まれている。
図13に示すフローチャートは、データの絞込み検索の対象となるテーブル(テーブル311)が選択された後の絞込み検索処理を示している。
分析支援ツール11は、まず、上記絞込み検索対象のテーブルの全項目を、ブラウザ画面に一覧表示させる(ステップS11)。利用者は、その一覧表示から、絞込み検索の抽出条件で用いる項目を一括選択する(ステップS12)この一括選択された項目の情報は、ブラウザ21から分析支援ツール11に送信される。
分析支援ツール11は、上記絞込み検索対象のテーブルをDBサーバ30から取得する。そして、DB検索結果解析手段11cにより該テーブルを解析し、上記絞込み検索対象のテーブルについて、上記一括選択された各項目について、その値の種類と各値の件数を集計する。そして、ブラウザ画面に、上記一括選択された各項目について、それぞれ、値の種類と各値の件数を表示させる(ステップS13)。
利用者は、ブラウザ画面上で、抽出条件設定用の最初の項目を選択する(ステップS14)。この選択項目の条件指定には、直接に値を指定する方法と条件式(演算式など)を設定(指定)する方法がある。
したがって、条件式の設定の有無を判別し(ステップS15)、条件式の設定が無ければ(ステップS15、No)、選択項目の値を指定する(ステップS16)。一方、条件式の設定が有れば(ステップS15、Yes)、条件式とその条件式で用いる値を設定(指定)する(ステップS17)。
続いて、利用者が、ブラウザ画面上で上記ステップS16またはステップS17で指定した抽出条件による絞込み検索の指示操作を行った否かを判断する(ステップS18)。指示操作が行われたと判断するまで、ステップS18の処理を繰り返す。
ステップS18において、利用者が抽出(絞込み検索)の指示操作を行ったと判断すると(ステップS18、Yes)、ブラウザ21は、分析支援ツール11に上記抽出条件を送信する。分析支援ツール11は、ブラウザ21から上記抽出条件を受信すると、DBサーバ検索手段11fにより、その抽出条件を満足するデータの検索をDBサーバ30に依頼し、上記絞込み検索対象のテーブルからデータを抽出する(ステップS19)。
分析支援ツール11のサブテーブル作成手段11dは、上記抽出されたデータから構成されるサブテーブルを作成し、それをサブテーブル格納エリア1023bに格納する(ステップS20)。
分析支援ツール11のDB検索結果解析手段11cは、上記サブテーブルを解析し、上記サブテーブルにおける上記選択項目の値の種類と各値の件数などの集計を行う。履歴情報作成手段11eは、DB検索結果解析手段11cの集計結果を基に、履歴情報を作成し、それを履歴情報格納エリア1021bに格納する(ステップS21)。
分析支援ツール11のブラウザ画面作成手段11bは、DB検索結果解析手段11cの集計結果を基に、ブラウザ画面に、今回の絞込み件数(抽出されたデータ数)と上記選択
項目の(値、件数)の組の一覧を表示させる(ステップS22)。
次に、抽出条件が未指定の選択項目が有るか否かを判断する(ステップS23)。そして、抽出条件が未指定の選択項目が残っていれば、処理をステップS14に戻す。一方、抽出条件が未指定の選択項目が無ければ、本フローチャートの処理を終了する。
このようにして、ステップS12で一括選択された全ての項目について、ステップS13〜S22の処理を行い、絞込み検索対象のテーブルについて絞込み検索を行い、該テーブルからデータを抽出する。この場合、ステップS19でのDBサーバ30へのデータ検索依頼におけるデータ抽出条件は、それまでにステップS16またはステップS17で指定された全ての抽出条件のANDとなる。この場合、データベース操作言語であるSQLの「CREATE VIEW」文を使用することで、ステップS19におけるデータ抽出において、検索母体となるテーブル(絞込み検索対象のテーブル)を、前回までの絞込み検索で得られたデータの集合体である「ビューテーブル(仮想表)」とすることが可能である。このビューテーブルはDBサーバ30によって作成され、分析支援ツール11は、SELECT文によりそのビューテーブルからデータを抽出することができる。また、このビューテーブルは、分析支援ツール11が作成するサブテーブルに等しい。したがって、分析支援ツール11は、後述するテーブルビュー画面を表示する際、SELECT文を用いて、DBサーバ30上に作成されたビューテーブルから全データを読み出し、それらのデータを基に、ブラウザ21にテーブルビュー画面を表示させるためのHTML文書を作成することも可能である。
上記で、図6〜図12を参照しながら説明したように、絞込み検索が行われる毎に、抽出されるデータの数は少なくなっていく。したがって、絞込み検索の途中で、データ数が所望の数の範囲に収まる場合もありうる。したがって、このような場合に備え、図13のフローチャートの中に、絞込み検索の中止指示を判断するステップを加え、絞込み検索の中止が指示された場合には処理を終了するようにしてもよい。図13のフローチャートの処理の具体例については、後述する実施例において詳細に説明する。
[実施例]
本発明の具体的な実施例を説明する。
ここでは、発注条件マスタテーブルから絞込み検索により所望のデータを抽出する例について説明する。図14は、本実施例のデータ抽出対象となる発注条件マスタテーブルの全データ(全レコード)を表示するテーブルビュー画面2000を示す図である。テーブルビュー画面2000では、発注条件マスタテーブルの全データを閲覧することができる。テーブルビュー画面2000においては、発注条件マスタテーブルの全データ(全レコード)がレコードNo.(Rec No)の隆順に表示され、スクロール操作により全てのデータの内容を確認することができるようになっている。
本実施例の発注条件マスタテーブルの全データ数(全レコード数)は、173999件である。この発注条件マスタテーブルから所望のデータを抽出する場合には、不図示のテーブル選択画面から発注条件マスタテーブルを選択する。すると、図15に示す「発注条件マスタテーブル」の抽出画面2100−1(以下、抽出画面2100−1と略記する)が表示される。
抽出画面2100−1は、主として、画面上段に設けられた項目一覧フィールド2110と、その下段に設けられた条件設定フィールド2120から構成される。項目一覧フィールド2110の右方には表示切り替えチェックボックス群2150と作業ボタン群2160が設けられている。表示切り替えチェックボックス群2150と作業ボタン群2160は、本発明の要部ではないので詳しい説明は省略する。
項目一覧フィールド2110には、発注条件マスタテーブルの全ての項目(列項目)が表示される。この表示は、図13のフローチャートのステップS11の処理に該当する。項目一覧フィールド2110に表示されている任意の項目を、ドラッグ&ドロップ操作により条件設定フィールド2120内に移動させると、抽出画面2100―1は図16に示す抽出画面2100−2に変化する。抽出画面2100―2においては、条件設定フィールド2120の左端側に、その項目の条件設定ボックス2130が自動的に表示される。このとき、項目一覧フィールド2110からドラッグ&ドロップ操作により条件式設定フィールド2132に移動させられた項目は、項目一覧フィールド2120において非表示となる。これらの条件設定ボックス2130を表示させる操作は、図13のフローチャートのステップS12の処理に該当する。
条件設定ボックス2130は、項目名フィールド2131、条件式設定フィールド2132、表示条件フィールド2133、抽出方法選択タブ2134、データ選択フィールド2135及び抽出ボタン2136を備える。
データ選択フィールド2135は、項目の属性値(以下、項目値と呼ぶ)とその項目値を有するデータの件数を同一行に表示するフィールドである。データ選択フィールド2135の表示形態は、表示条件フィールド2133に設けられた「値隆順」、「件数順」及び「抽出対象外」という3つのチェックボックスにチェックを入れる(付ける)ことによって選択できるようになっている。例えば、「値隆順」チェックボックスにチェックを付けると値が大きい順番に、「件数順」チェックボックスにチェックを付けると件数が多い順から順番に表示される。また、データ選択フィールド2135の各行の右側には行番号が表示される。この行番号は、値が設定されている行についてのみ表示される。尚、本例では、項目のデータが「名称」など値以外の場合であっても、それを、便宜上、「値」と呼ぶことにする。したがって、項目のデータも項目値と呼ぶことにする。また、データ選択フィールド2135において、行番号の上部には、データ選択フィールド2135に表示されている行数が表示される。この行数は項目値の種類数に等しい。以上のデータ選択フィールド2135の表示は、図13のフローチャートのステップS13の処理に該当する。
以下では、発注条件マスタテーブルから下記の抽出条件を全て満足するデータを、絞込み検索により抽出する場合の操作方法とそれに伴う画面遷移を説明する。
[抽出条件]:発注条件マスタテーブルから、販売担当課コードが“68”に属する販売担当者の中の担当している件数が一番多い社員の持つ発注条件情報のうちで、発注区分が“B”に相当し、適用開始日が「2006年4月以降」となっているデータを抽出する。
上記抽出条件において、絞込み検索の対象となる項目は、「購買担当課コード」、「購買担当者コード」、「発注区分」及び「適用開始日」であり、購買担当課コードの値は“68”、発注区分の記号は“B”である。
(1)図15に示す初期表示状態の抽出画面2100−1の項目一覧フィールド2110から、上記4つの検索対象項目を条件設定フィールド2120にドラッグ&ドロップ操作する(図13のフローチャートのステップS12の処理に該当)。ここでは、購買担当課コード、購買担当者コード、発注区分、適用開始日の順にドラッグ&ドロップ操作を行う。これらの一連のドラッグ&ドロップ操作により、図17に示すように、抽出画面2100−3の条件設定フィールド2120内には、画面の左方から順に、購買担当課コード用の条件設定ボックス2130−1、購買担当者コード用の条件設定ボックス2130−2、発注区分用の条件設定ボックス2130−3、適用開始日用の条件設定ボックス2130−4が表示される(図13のフローチャートのステップS13の処理に該当)。図17に示す抽出画面2100−3においては、購買担当者コード用の条件設定ボックス2130−2の表示条件フィールド2133の件数順チェックボックス2133−2にチェックが入っているため、データ選択フィールド2135においては、購買担当者コードの値が件数の隆順に表示される。これは、「担当件数が一番多い担当者であること」が上記抽出条件の一条件となっているためである。購買担当者コード以外の条件設定ボックス2130の表示条件フィールド2133のチェックボックスにはチェックが入っていない。このため、その他の条件設定ボックス2130の表示条件フィールド2133には、「項目値」と「その項目値を有するデータの件数」から構成される行がレコード番号順に表示される。尚、本例では、絞込み検索の初期段階で4つの項目全てを一括選択するようにしているが、一項目ずつ順次選択しながら絞込み検索を行うようにしてもよい。
図17に示す抽出画面2100−3は、例えば、分析支援ツール11がDBサーバ30に対して、発注条件マスタテーブルから上記4つの選択項目を列とするビューテーブル(仮想表)を生成するSQLのCREATE VIEW文を送ることによって作成される。より詳細に説明すると、DBサーバ30は、このCREATE VIEW文を受け取ると、発注条件マスタテーブルから上記4つの選択項目を列とするビューテーブル(第1のビューテーブル)を生成する。次に、分析支援ツール11は、DBサーバ30に対して、その第1のビューテーブルの全データを選択するSELECT文を送る。これを受けて、DBサーバ30は、上記第1のビューテーブルの全データを分析支援ツール11に返す。分析支援ツール11は、それらのデータをメモリ102のワークエリア102bのサブテーブル格納エリア1023bに格納する。そして、それらのデータを分析して、抽出画面2100−3をブラウザ21に表示させるためのHTML文書を作成し、それをブラウザ21に送信する。これにより、ブラウザ21は、抽出画面2100−3を端末20の画面に表示させる。本実施例における以後の抽出画面2100の表示は、上述した一連の処理によって行われるものとする。尚、CREATE VIEW文を使用せずに、SELECT文のみを使用しても同様の処理が可能である。但し、本実施例においては、各回の絞込み検索結果を確認するためにテーブルビュー画面2000を表示するようにしているので、CREATE VIEW文を使用した方が処理が高速になり、端末20の利用者に対する応答速度が向上する。
(2)図17に示す抽出画面2100−3において、購買担当課コードの条件設定ボックス2130−1のデータ選択フィールド2135−1をスクロール操作して、図18に示す抽出画面2100−4に示すように、購買担当課コードの条件設定ボックス2130−1に購買担当課コード“68”を表示させる。購買担当課コードの条件設定ボックス2130−1には、購買担当課コード“68”と共にその購買担当課コードが“68”に設定されているデータ件数(この場合、33181件)が表示される。データ選択フィールド2135−1において、値が“68”の購買担当課コードを選択する(以上の処理は、図13のフローチャートのステップS14→S15→S16の処理に該当する)。そして、抽出ボタン2136−1をクリックする(図13のフローチャートのステップS18、Yesの処理に該当)。
これにより、ブラウザ21は、絞込み検索の第1の抽出条件として、「購買担当課コード=68」をWebサーバ10の分析支援ツール11に送る。分析支援ツール11は、該第1の抽出条件を受け取ると、DBサーバ30に対して、発注条件マスタテーブルから「購買担当課コード=68」となっているデータ(レコード)を抽出するための要求を送る。DBサーバ30は、該要求を受け取ると、検索エンジン32によりDB31内の発注条件マスタテーブルを検索し、発注条件マスタテーブルから33168件のデータを抽出する(図13のフローチャートのステップS19の処理に該当)。そして、それらの抽出データをWebサーバ10に送る。Webサーバ10の分析支援ツール11は、DBサーバ30から受信する33168件のデータを基に、それらのデータで構成されるサブテーブル(第1のサブテーブル)を作成し、それをサブテーブル格納エリア1023bに格納する(図13のフローチャートのステップS20の処理に該当)。分析支援ツール11は、さらに、今回、抽出されたデータ件数などを基に履歴情報(第1の履歴情報)を作成し、それを履歴情報格納エリア1021bに格納する(図13のフローチャートのステップS21の処理に該当)。このようにして、発注条件マスタテーブルのデータが33168件に絞り込まれる。
上記処理は、例えば、SQLのCREATE VIEW文とSELECT文により行われる。この場合、分析支援ツール11は、前記第1のビューテーブルから購買担当課コードが“68”となっているデータのみから構成される第2のビューテーブルを作成するためのCREATE VIEW文をDBサーバ30に送り、DBサーバ30に第2のビューテーブルを生成させる。次に、分析支援ツール11は、DBサーバ30に対して、第2のビューテーブルの全データを選択するSELECT文を送る。これにより、DBサーバ30は、第2のビューテーブル内の全データを分析支援ツール11に返す。分析支援ツール11は、DBサーバ30から受け取る上記データを基に、第1のサブテーブルを作成し、それをサブテーブル格納エリア1023bに格納する。
尚、図18に示す抽出画面2100−4においては、購買担当者コードの条件設定ボックス2130−2の件数順チェックボックスのチェックを外している。したがって、条件設定ボックス2130−2のデータ選択フィールド2135−2には、購買担当者コードの値と各値の件数が、レコード番号順に表示されている。
(3)分析支援ツール11は、端末20のブラウザ21の表示を図18から図19に変化させる。図19に示すように、ブラウザ21が表示する抽出画面2100−5は、条件設定ボックス2130−1〜2130−4の表示形態が変化する。すなわち、購買担当課コードの条件設定ボックス2130−1のデータ選択フィールド2135−1には、購買担当課コード“68”とそのコードが設定されているデータの件数“333181”のみが表示される。また、条件設定ボックス2130−2〜2130−4のデータ選択フィールド2135(2135−2〜2135−4)の表示も、上記33181件のデータに関連する内容に変化する。すなわち、データ選択フィールド2135の各行には、絞り込まれた33181件のデータの「購買担当者コード」、「発注区分」、「適用開始日」のそれぞれ値の種類と各値の件数が表示される。
上記抽出画面2100−5の表示は、以下のようにして行われる。分析支援ツール11は、前記第1のサブテーブルを基に、ブラウザ21に図19に示す抽出画面2100―5を表示させるためのHTML文書を作成する。Webサーバ10は、ブラウザ制御手段11aにより、そのHTML文書をブラウザ21に送信する。ブラウザ21は、Webサーバ10から受け取るHTML文書を解析して、端末20の画面に抽出画面2100−5を表示させる。
以上のようにして、購買担当課コードの値が“68”であるという第1の抽出条件により、発注条件マスタテーブル内のデータは33181個まで絞りこまれる。そして、このデータ抽出結果に応じて、「購買担当者コード」、「発注区分」及び「適用開始日」の各データ選択フィールド2135の表示は、それら33181件のデータに関する内容に変化する。具体的には、図19に示すように、上記33181件のデータの「購買担当者コード」の値の種類が“25”、「発注区分」の値の種類が“4”、「適用開始日」の値の種類が“783”であることを示す表示に変化し、各値とそれぞれの件数も表示される。上述したように、種類数は行数の表示から知ることができる。
図19に示す抽出画面2100−5において、「テーブルビュー」タブ2141を選択すると、ブラウザ21は、その操作情報をWebサーバ10に送る。Webサーバ10の分析支援ツール11は、その操作情報をブラウザ制御手段11aから受け取り、サブテーブル格納エリア1023bに格納されている前記第1のサブテーブルと履歴情報格納エリア1021bに格納されている第1の履歴情報を基に、ブラウザ21に図20に示すテーブルビュー画面2200−1を表示させる(図13のフローチャートのステップS22の処理に該当)。この表示は、分析支援ツール11のブラウザ画面作成手段11bが作成するHTML文書を基に行われる。ブラウザ画面作成手段11bは、前記第1のサブテーブルと前記第1の履歴情報を基に、ブラウザ21がテーブルビュー画面2200−2を表示するためのHTML文書を作成する。このHTML文書は、ブラウザ制御手段11aにより、ブラウザ21に送信される。ブラウザ21は、Webサーバ10から受け取るHTML文書を解析し、端末20の画面にテーブルビュー画面2200を表示させる。
テーブルビュー画面2200−1は、データ表示エリア2210と絞込み検索履歴表示エリア2220を備えている。データ表示エリア2210には、上記絞り込まれた33181件のデータの内容がレコード番号順に表形式で表示される。表の各行が各データに対応している。また、データ表示エリア2210の左方に設けられた絞込み検索履歴表示エリア2220には、絞込み検索の履歴が最初のデータ件数から順に表示される。すなわち、先頭には、発注条件マスタテーブルの全データ件数“173999”が表示され、次に、今回の絞込み検索により抽出されたデータの件数“33181”が表示される。このように、テーブルビュー画面2000には、現在までに発注条件マスタテーブルから抽出されたデータの総覧と、現在までの絞込み検索の過程が表示される。したがって、端末20の利用者は、ブラウザ21に表示されるテーブルビュー画面2000を参照することで、現在までに抽出された全データの内容と、今までの絞込み検索の過程を知ることができる。
(4)続いて、購買担当者コードによる絞込み検索を行う(図13のフローチャートのステップS23、Yes→S14の処理に該当)。購買担当者コードの抽出条件は、「担当している件数が一番多い社員」なので、まず、図19に示す抽出画面2100−5において、購買担当者コードの条件設定ボックス2130−2の件数チェックボックスにチェックを入れる。これにより、ブラウザ21の画面は、図21に示す抽出画面2100−6に変化する。抽出画面2100−6の購買担当者コードの条件設定ボックス2130−2のデータ選択フィールド2135−2には、購買担当者コードの値が、その件数順に表示される。
したがって、この場合は、1行目に表示されている購買担当者コード“221”を抽出対象として選択し(図13のフローチャートのステップS16の処理に該当)、抽出ボタン2136−2をクリックする(図13のフローチャートのステップS17、Yesに該当)。
ブラウザ21は、Webサーバ10の分析支援ツール11のブラウザ制御手段11aに対して、「購買担当者コード=221」を第2の抽出条件として送る。
分析支援ツール11のDBサーバ検索手段11fは、前記第2のビューテーブルに格納されているデータから、購買担当課コードが“221”に設定されているデータのみを抽出し、それらの抽出データのみから構成される第3のビューテーブルを生成するためのCREATE VIEW文をDBサーバ30に送る。DBサーバ30は、そのCREATE
VIEW文を受信すると、上記第3のビューテーブルを生成・保存する。次に、DBサーバ検索手段11fは、DBサーバ30に対して、前記第3のビューテーブルの全データを選択するためのSELECT文をDBサーバ30に送り、DBサーバ30から前記第3のビューテーブル内の全データを取得する。以上の結果、発注条件マスタテーブルから、前記第1の抽出条件と前記第2の抽出条件を共に満足するデータのみが抽出される(図13のフローチャートのステップS19の処理に該当)。
続いて、DB検索結果解析手段11cとサブテーブル作成手段11dは、上記抽出されたデータから構成される第2のサブテーブルを作成し、それをサブテーブル格納エリア1023bに格納する(図9のフローチャートのステップS20の処理に該当)。また、上記抽出データの件数を基にして第2の履歴情報を作成し、それを履歴情報格納エリア1021bに格納する(図13のフローチャートのステップS21)。続いて、分析支援ツール11は、ブラウザ画面作成手段11bとブラウザ制御手段11aにより、ブラウザ21の画面に、図22に示す抽出画面2100−7を表示させる(図13のフローチャートのステップS22)。
図22に示す抽出画面2100−7において、購買担当者コードの条件設定ボックス2130−2のデータ選択フィールド2135−2には、上記選択した購買担当者コード“221”とその件数“16242”が表示される。また、購買担当課コードの条件設定ボックス2130−1のデータ選択フィールド2135−1の件数表示も、“33181”から“16242”に変化する。これにより、端末20の利用者は、今回、購買担当課コードを“221”として絞込み検索したことで、発注条件マスタテーブル内のデータ(レコード)を16242件まで絞り込むことができたことを知ることができる。また、発注区分の条件設定ボックス2130−3と適用開始日条件設定ボックス2130−4のそれぞれのデータ選択フィールド2135−3、2135−4の表示も、上記抽出された16242件のデータに則した内容に自動的に変化する。発注区分の条件設定ボックス2130−3のデータ選択フィールド2135には3種類の発注区分の値が表示され、適用開始日の条件設定ボックス2130−4のデータ選択フィールド2135−4のデータ選択フィールド2135−4には223種類の適用開始日の値が表示される。図21と図22のそれぞれの抽出画面2100−6、2100−7を比較参照すれば分かるように、発注区分の値は4種類から3種類に絞り込まれ、適用開始日の値は783種類から223種類に絞りこまれている。このように、本実施例においては、購買担当課コード、購買担当者コードと順に絞り込んでいくと、まだ、絞込みをおこなっていない項目についても自動的に絞込みが行われる。これは、分析支援ツール11が、絞込み検索を行う毎に、絞り込まれたデータから構成されるサブテーブルを作成し、このサブテーブルの内容を基に、条件設定フィールド2120に表示されている全ての条件設定ボックス2130のデータ選択フィールド2135の表示を変化させるように、ブラウザ21の画面を制御するからである。
上記(3)で述べた操作と同様にして、図22に示す抽出画面2100のテーブルビュータブ2141を選択操作することで、現在までに抽出された全てのデータの内容を調べることができる。この場合、図22に示す抽出画面2100−7においてテーブルビュータブ2141を選択する。すると、図23に示すテーブルビュー画面2000−2が端末20の画面に表示される。
該テーブルビュー画面2000−2において、データ表示エリア2210には上記抽出された16242件のデータが表示される。また、その絞込み検索履歴表示エリア2220には、「購買担当課コード」→「購買担当者コード」という絞込み検索の各過程で抽出されたデータの件数(サイズ)が、検索順に表示される。
これらの表示は、上述した処理により、分析支援ツール11がブラウザ21を制御することで実行される。
(5)続いて、「発注区分」により、さらに絞込みを行う。この絞込みを、図24を参照しながら説明する。図24に示す抽出画面2100−8は、上述した図22に示す抽出画面2100−7と同じものである。前述したように、発注区分の抽出条件は「B」であ
る。上記抽出画面2100−8の発注区分の条件設定ボックス2130−3のデータ選択フィールド2135−3の一行目には、発注区分の値“B”とその件数“14117”が表示されている。すなわち、現在までに、14117件のレコード(データ)を発注条件マスタテーブルから抽出できている。
図24に示す抽出画面2100−8において、発注区分の条件設定ボックス2130−3のデータ選択フィールド2135−3の「B」を選択し(図13のフローチャートのステップS14の処理に該当)、次に、抽出ボタン2136−3をクリックする(図13のフローチャートのステップS15の処理に該当)。
このクリック操作により、発注条件マスタテーブルに対する3回目の絞込み検索が実行される。この絞込み検索における抽出条件(第3の抽出条件)は、「発注区分=“B”」である。
上記クリック操作がなされると、分析支援ツール11のDBサーバ検索手段11fは、DBサーバ30に対して、「前記第3のビューテーブルから発注区分が“B”に設定されているデータを抽出し、該データから構成される第4のビューテーブルを生成させるための」CREATE VIEW文を送る。これにより、DBサーバ30は、該第4のビューテーブルを生成・保存する。
次に、分析支援ツール11のDBサーバ検索手段11fは、DBサーバ30に対して、前記第4のビューテーブルの全データを選択するSELECT文を送る。これにより、DBサーバ30は、前記第4のビューテーブルの全データをDBサーバ検索手段11fに返す。この結果、分析支援ツール11は、発注条件マスタテーブルから、前記第1の抽出条件、前記第2の抽出条件及び前記第3の抽出条件の全てを満足するデータを取得する。分析支援ツール11のDB検索結果解析手段11cとサブテーブル作成手段11dは、上記DBサーバ30から受信するデータから構成される第3のサブテーブルを作成し、それをサブテーブル格納エリア1023bに格納する(図13のフローチャートのステップS20)。また、履歴情報作成手段11eは、今回抽出されたデータの件数を基に履歴情報を作成し、それを履歴情報格納エリア1021bに格納する(図13のフローチャートのステップS21)。ブラウザ画面作成手段11bは、前記第3のサブテーブルを基に、図25に示す抽出画面2100−9をブラウザ21に表示させるためのHTML文書を作成する。ブラウザ制御手段11aは、そのHTML文書をブラウザ21に送信する。ブラウザ21は、Webサーバ10から受信するHTML文書を解析して、図25に示す抽出画面2100−9を端末20の画面に表示させる(図13のフローチャートのステップ22)。
図25に示すように、抽出画面2100−9の購買担当課コード、購買担当者コード、発注区分、適用開始日の全ての条件設定ボックス2130のデータ選択フィールド2135の表示内容は、上記絞込み検索に応じた内容に変化する。購買担当課コードと購買担当者コードの条件設定ボックス2130のデータ選択フィールド2135においては、件数の表示が“14117”に変化する。また、発注区分の条件設定ボックス2130−3のデータ選択フィールド2135−3には、上記絞込み検索の抽出条件であった値“B”とその値を有するデータの件数のみが表示される。また、適用開始日の条件設定ボックス2130−4のデータ選択フィールド2135−4には、購買担当課コードが“6”、購買担当課コードが“221”かつ発注区分が“B”である14117件のデータにおける適用開始日の値の種類数“143”と、それら143種類の各値の件数が、適用開始日の値の隆順に表示される。
図25に示す抽出画面2100−9において、テーブルビュータブ2141をクリック
すると、端末20の画面には図26に示すテーブルビュー画面2200−3が表示される。
このテーブルビュー画面2200―3では、今までの絞込み検索により抽出された14117件のデータ(レコード)の全ての内容を閲覧することができる。テーブルビュー画面2000−3の絞込み検索履歴表示エリア2220には、現段階までの絞込み検索における絞り込みの過程が表示される。
このテーブルビュー画面2200−3の表示は、分析支援ツール11のブラウザ画面作成手段11bがサブテーブル格納エリア1023bに格納されている第3のサブテーブルと履歴情報格納エリア1021bに格納されている履歴情報を元にして作成するHTML文書をブラウザ21が解析することにより実行される。ブラウザ21は、上記HTML文書を分析支援ツール11のブラウザ制御手段11aから受信する。
(6)4番目の抽出条件(本例の最後の抽出条件)の項目は「適用開始日」である。上述したように、適用開始日の抽出条件は、「2006年4月以降」である。したがって、この場合、図25に示す抽出画面2100−9において、抽出方法選択タブ2134の「直接入力」タブをクリックして(図13のフローチャートのステップS14→S15、Yes)、図27に示すように、抽出画面2100−10に「直接入力」エリア2136−4を表示させる。この直接入力エリア2136−4は、データ選択フィールド2135−4の上部の前面に表示される。ここでは、直接入力エリア2136に2006年4月1日を表す“20060401”を入力する。そして、条件式設定フィールド2132−4のプルダウンメニュから「結果>=x」を選択し(図13のフローチャートのステップS17)、抽出ボタン2136−4をクリックする(図13のフローチャートのステップS18)。
このクリック操作により、分析支援ツール11のDBサーバ検索手段11fは、前記第4のビューテーブルから“「適用開始日」が2006年4月以降”に設定されているデータを抽出し、該抽出データから構成される第5のビューテーブルを生成させるためのCREATE VIEW文をDBサーバ30に送る。これにより、DBサーバ30の検索エンジン32は、第5のビューテーブルから「適用開始日」項目の値が“20060401”以上となっているデータを抽出し、該抽出データを基に第5のビューテーブルを生成する。次に、分析支援ツール11のDBサーバ検索手段11fは、DBサーバ30に対して、前記第5のビューテーブルから全データを抽出するためのSELECT文を送る。これにより、DBサーバ30は前記第5のビューテーブルの全データをDBサーバ検索手段11fに返す(図13のフローチャートのステップS19)。分析支援ツール11のサブテーブル作成手段11dは、DBサーバ検索手段11fから前記第5のビューテーブルの全データを受け取り、それを基に、第4のサブテーブルを作成する。そして、それを、サブテーブル格納エリア1023bに保存する(図13のフローチャートのステップS20)。分析支援ツール11の履歴情報作成手段11eは、該第4のサブテーブルのデータ数を調べ、そのデータ数を履歴情報格納エリア1021bに書き加えて、履歴情報格納エリア1021b内の履歴情報を更新する(図13のフローチャートのステップS21)。
分析支援ツール11のDB検索結果解析手段11cは、サブテーブル格納エリア1023bに格納されている前記第4のサブテーブルを解析し、その第4のサブテーブル内の各データの「適用開始日」項目の値を調べ、値の種類と各値の件数を集計する。ブラウザ画面作成手段11bは、DB検索結果解析手段11cにより取得された集計結果を基に、ブラウザ21の画面に表示する抽出画面2100のHTML文書を作成すし、それをブラウザ21に送信する。ブラウザ21は、Webサーバ10から受け取った前記HTML文書を解析して、端末20のディスプレイに図28に示す抽出画面2100−11を表示する(図13のフローチャートのステップS22)。
図28に示すように、抽出画面2100−11の適用開始日の条件設定ボックス2130−4のデータ選択フィールド2135−4には、69種類の値とそれぞれの値の件数が一覧表示される。また、購買担当課コード、購買担当者コード、発注区分及び適用開始日のそれぞれのデータ選択フィールド2135の件数表示は“14117”から“5202”に変化する。この“5202”という件数は、適用開始日の抽出条件により絞り込まれたデータの件数である。したがって、ブラウザ21の利用者は、最終的に抽出されたデータの件数が5202件であると知ることができる。
図28に示す抽出画面2100−11において、テーブルビュータブ2141をクリックすると、分析支援ツール11は前記第4のサブテーブルを基に、図29に示すテーブルビュー画面2000をブラウザ21に表示させる。このテーブルビュー画面2000のデータ表示エリア2210には最終的に抽出されたデータの全項目が表示され、絞込み検索履歴表示エリア2220には、新たに、適用開始日の抽出条件により抽出されたデータの件数“5202”が付け加えられる。
以上のようにして、発注条件マスタテーブルの173999件のデータから、{「購買担当課コード=68」 AND 「購買担当者コード=221」 AND 「発注区分=B」 AND 「適用開始日は2006年4月以降」}という抽出条件による絞込み検索により、5242件のデータを抽出することができた。
本実施例の場合、Webサーバ10に実装される分析支援ツール11が、端末20に実装されたブラウザ21に対してHTML文書を送ることで、ブラウザ21に端末20の画面に抽出画面2100やテーブルビュー画面2200などを表示させる。このため、端末20の処理負担は少なく、端末20の画面には、抽出画面2100やテーブルビュー画面2200が素早い応答で高速に表示される。また、Webサーバ10と端末20をインターネットで接続するシステム構成にすることで、インターネット接続環境が整った場所であれば、いつでも、どこでも、データデータベース(テーブル)の絞込み検索を行うことができる。また、絞込み検索で使用するデータ(レコード)の項目は利用者が端末20から自由に選択でき、該項目の検索条件(抽出条件)も項目毎に個別に設定できるので、利用者は表形式のデータベースを多様な観点から絞込み検索することができる。また、データの一つの項目について絞込み検索を行う毎に、その項目の値とその値を有するデータの件数がペアとなって一覧表示されるので、絞込み検索を効率的に行うことができる。この効果は、特に、大量な大規模データベースの絞込み検索において顕著であり、大量のデータの中に埋め込まれている価値のある情報を容易に発見することが可能となる。
尚、上記実施形態は、本発明をクライアント/サーバ・モデルのシステムに適用したものであるが、本発明はそのシステム形態に限定されるものではなく、コンピュータシステムの各種形態に適用可能である。例えば、スタンドアロン型のコンピュータに実装することで、スタンドアロン型のコンピュータにおけるデータベースの絞込み検索も可能となる。
以上の実施形態に関し、更に、以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータを、
表形式の第1のデータベースの各行に配置されるデータの全項目の中から、データの絞り込みに使用するために利用者が一括選択した項目を入力する手段Aと、
前記第1のデータベース内のデータの前記手段Aが入力した前記一括選択された各項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を取得し、該一括選択された各項目に
ついてその値の種類と各値のデータの件数を表示する手段Bと、
前記手段Bによって値の種類と各値のデータ件数が表示された各項目の中から、一つの項目の値を指定する手段Cと、
前記第1のデータベースまたは下記手段Eにより作成された第2のデータベースを検索して、前記手段Cまたは下記手段Gにより指定された項目値を有するデータを抽出する手段Dと、
前記手段Dにより抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデータベースを作成する手段Eと、
前記第2のデータベース内のデータの前記手段Aが入力した項目の内、前記手段Cまたは下記手段Gによってまだ値が指定されていない未指定項目についてその値の種類と各値のデータの件数を取得し、該未指定項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を表示する手段Fと、
前記手段Fによって値の種類と各値のデータ件数が表示された項目の中から、一つの項目とその項目の値を指定する手段Gと、
前記手段Gにより項目値が指定される毎に、前記手段D、手段E、手段F及び手段Gを順次繰り返し実行させる手段Hと、
を有するデータベースの検索装置として機能させるためのログラム。
(付記2)
コンピュータを、
表形式の第1のデータベースの各行に格納されるデータの複数の項目の中から、まだデータの絞込み検索に使用されていない項目を一つ選択する手段Aと、
前記第1のデータベースまたは下記手段Eにより作成された第2のデータベースに格納されているデータの前記手段のステップで選択された項目について、その値の種類と各値のデータ件数を取得し、該項目の値の種類と各値のデータ件数を表示する手段Bと、
前記手段Bによって表示された項目の値の中から一つの値を指定する手段Cと、
前記第1のデータベースまたは下記手段Eにより作成された第2のデータベースを検索して、前記手段Cにより指定された項目の値を有するデータを抽出する手段Dと、
前記手段Dによって抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデータベースを作成する手段Eと、
前記手段Aによって未指定項目が選択される毎に、前記手段B、手段C、手段D及び手段Eを繰り返し実行させる手段Fと、
を有するデータベースの検索装置として機能させるためのプログラム。
(付記3)
付記1または2記載のプログラムであって、
コンピュータを、
さらに、
各回の検索で抽出されたデータの件数を履歴情報として記憶手段に記憶する手段を、
有するデータベースの検索装置として機能させる。
(付記4)
付記3記載のログラムであって、
コンピュータを、
さらに、
前記記憶手段に記憶されている履歴情報を基にして、各回の検索で抽出されたデータ件数を表示する手段を、
有するデータベースの検索装置として機能させる。
(付記5)
付記1乃至4のいずれか1項に記載のプログラムであって、
コンピュータを、
さらに、
前記第2のデータベースを、記憶手段に保存する手段を、
有するデータベースの検索装置として機能させる。
(付記6)
付記1乃至5のいずれか1項に記載のプログラムであって、
コンピュータを、
さらに、
前記第2のデータベースのデータを表示する手段を、
有するデータベースの検索装置として機能させる。
(付記7)
表形式の第1のデータベースの各行に配置されるデータの全項目の中から、データの絞り込みに使用する項目を一括選択する一括選択手段と、
該一括選択手段により一括選択された各項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を取得し、該一括選択された各項目についてその値の種類と各値のデータの件数を表示する第1の表示手段と、
該第1の表示手段によって値の種類と各値のデータ件数が表示された各項目の中から、一つの項目の値を指定する第1の指定手段と、
前記第1のデータベースまたは下記データベース作成手段により作成された第2のデータベースを検索して、前記第1の指定手段または下記第2の指定手段により指定された項目値を有するデータを抽出するデータ抽出手段と、
該データ抽出手段により抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデータベースを作成するデータベース作成手段と、
該第2のデータベース作成手段により作成された前記第2のデータベース内のデータの前記一括選択手段により選択された項目の内、前記第1の指定手段または下記の第2の指定手段によりまだ値が指定されていない未指定項目についてその値の種類と各値のデータの件数を取得し、該未指定項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を表示する第2の表示手段と、
該第2の表示手段によって値の種類と各値のデータ件数が表示された項目の中から、一つの項目とその項目の値を指定する第2の指定手段と、
該第2の指定手段により項目値が指定される毎に、前記データ抽出手段、前記データベース作成手段、前記第2の表示手段及び第2の指定手段を制御して、それらの手段による一連の処理を繰り返し実行させる制御手段と、
を有することを特徴とするデータベースの検索装置。
(付記8)
表形式の第1のデータベースの各行に格納されるデータの複数の項目の中から、まだデータの絞込み検索に使用されていない項目を一つ選択する未指定項目選択手段と、
前記第1のデータベースまたは下記データベース作成手段により作成された第2のデータベースに格納されているデータの前記未指定項目選択手段により選択された項目について、その値の種類と各値のデータ件数を取得し、該項目の値の種類と各値のデータ件数を表示する第1の表示手段と、
該第1の表示手段によって表示された項目の値の中から一つの値を指定する指定手段と、
前記第1のデータベースまたは下記データベース作成手段により作成された第2のデータベースを検索して、前記指定手段により指定された項目の値を有するデータを抽出するデータ抽出手段と、
該データ抽出手段により抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデータベースを作成するデータベース作成手段と、
前記未指定項目選択手段により項目が選択される毎に、前記第1の表示手段、前記指定手段、前記データベース作成手段及び前記データ抽出手段を制御して、それらの手段に一連の処理を繰り返し実行させる制御手段と、
を有することを特徴とするデータベースの検索装置。
(付記9)
(a) 表形式の第1のデータベースの各行に配置されるデータの全項目の中から、データの絞り込みに使用する項目を一括選択するステップと、
(b) 前記第1のデータベース内のデータの前記(a)のステップで一括選択された各項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を取得し、該一括選択された各項目についてその値の種類と各値のデータの件数を表示するステップと、
(c) 前記(b)のステップによって値の種類と各値のデータ件数が表示された各項目の中から、一つの項目の値を指定するステップと、
(d) 前記第1のデータベースまたは下記(e)のステップで作成された第2のデータベースを検索して、前記(c)または下記(g)のステップで指定された項目値を有するデータを抽出するステップと、
(e) 前記(d)のステップで抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデータベースを作成するステップと、
(f) 前記第2のデータベース内のデータの前記(a)のステップで選択された項目の内、前記(c)または下記(g)のステップでまだ値が指定されていない未指定項目についてその値の種類と各値のデータの件数を取得し、該未指定項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を表示するステップと、
(g) 前記(f)のステップによって値の種類と各値のデータ件数が表示された項目の中から、一つの項目とその項目の値を指定するステップと、
(h) 前記(g)のステップで項目値が指定される毎に、前記(d)〜(g)のステップの処理を繰り返し実行させるステップと、
を有するデータベースの検索方法。
(付記10)
(a) 表形式の第1のデータベースの各行に格納されるデータの複数の項目の中から、まだデータの絞込み検索に使用されていない項目を一つ選択するステップと、
(b) 前記第1のデータベースまたは下記(e)のステップで作成された第2のデータベースに格納されているデータの前記(a)のステップで選択された項目について、その値の種類と各値のデータ件数を取得し、該項目の値の種類と各値のデータ件数を表示するステップと、
(c) 前記(b)のステップによって表示された項目の値の中から一つの値を指定するステップと、
(d) 前記第1のデータベースまたは下記(e)のステップで作成された第2のデータベースを検索して、前記(c)のステップで指定された項目の値を有するデータを抽出するステップと、
(e) 前記(d)のステップで抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデータベースを作成するステップと、
(f) 前記(a)のステップで未指定項目が選択される毎に、前記(b)〜(e)のステップの処理を繰り返し実行させるステップと、
を有するデータベースの検索方法。
本発明の実施形態を適用したサーバを含むコンピュータシステムの全体構成図である。 Webサーバのハードウェア構成を示す図である。 分析支援ツールの機能ブロック図である。 ワークエリアの構成を示す図である。 検索条件設定画面の一例を示す図である。 図1のDB(データベース)の構成例を示す図である。 図6に示す注文テーブル311から所望の注文商品の一覧を検索する場合の方法を説明する図(その1)である。 図6に示す注文テーブル311から所望の注文商品の一覧を検索する場合の方法を説明する図(その2)である。 図6に示す注文テーブル311から所望の注文商品の一覧を検索する場合の方法を説明する図(その3)である。 図6に示す注文テーブル311から所望の注文商品の一覧を検索する場合の方法を説明する図(その4)である。 図6に示す注文テーブル311から所望の注文商品の一覧を検索する場合の方法を説明する図(その5)である。 図6に示す注文テーブル311から所望の注文商品の一覧を検索する場合の方法を説明する図(その4)である。 分析支援ツールの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例のデータ抽出対象となる発注条件マスタテーブルの全データ(全レコード)を表示するテーブルビュー画面を示す図である。 テーブル選択画面から発注条件マスタテーブルを選択した場合に表示される発注条件マスタテーブルの抽出画面を示す図である。 発注条件マスタテーブルの項目一覧フィールドから「依頼元コード」をドラッグ&ドロップ操作により条件設定フィールド内に移動させた場合に、条件式設定フィールド内に表示される条件設定ボックスの構成を示す図である。 図15に示す初期表示状態の抽出画面の項目一覧フィールドから、4つの検索対象項目を条件設定フィールドにドラッグ&ドロップ操作することにより、抽出画面の条件設定フィールド内に表示される上記4つの条件設定ボックスの表示形態を示す図である。 図17に示す抽出画面において、購買担当課コードの条件設定ボックスのデータ選択フィールドをスクロール操作して、購買担当者コードの条件設定ボックスに値が“68”の購買担当課コードを表示させた状態を示す図である。 購買担当課コードのデータ選択フィールドにおいて、値が“68”の購買担当課コードを選択した後、抽出ボタンをクリックした後の抽出画面の表示状態を示す図である。 図19に示す抽出画面において、「テーブルビュー」タブを選択した場合にブラウザ21に表示されるテーブルビュー画面を示す図である。 図19に示す抽出画面において、購買担当者コードの条件設定ボックスの件数チェックボックスにチェックを入れた場合に、ブラウザに表示される抽出画面を示す図である。 図21に示す抽出画面の購買担当者コードの条件設定ボックスのデータ選択フィールドの1行目に表示されている購買担当者コードを抽出対象として選択し、抽出ボタンをクリックした場合に表示される抽出画面を示す図である。 図22に示す抽出画面のテーブルビュータブの選択操作によって表示されるテーブルビュー画面を示す図である。 図22に示す抽出画面において、発注区分の条件設定ボックスのデータ選択フィールドを用いて、発注区分の値指定により絞込み検索を行う操作方法を説明するための図である。 図24に示す抽出画面において、発注区分により絞込み検索を行った場合に表示される抽出画面を示す図である。 図25に示す抽出画面において、テーブルビュータブをクリックすることで表示されるテーブルビュー画面を示す図である。 図25に示す抽出画面において、抽出方法選択タブの「直接入力」タブをクリックした場合に表示される「直接入力」エリアを示す図である。 絞込み検索により発注条件マスタテーブルから最終的に抽出されたデータ件数などを示す図である。 絞込み検索により発注条件マスタテーブルから最終的に抽出されたデータの一部を示す図である。
符号の説明
10 Webサーバ
11 分析支援ツール
11a ブラウザ制御手段
11b ブラウザ画面作成手段
11c DB検索結果解析手段
11d サブテーブル作成手段
11e 履歴情報作成手段
11f DBサーバ検索手段
101 CPU
102 メモリ
102a プログラムロードエリア
102b ワークエリア
1021b 履歴情報格納エリア
1022b 絞込件数格納エリア
1023b サブテーブル格納エリア
1024b ブラウザ画面表示データ格納エリア
103 入力装置
104 表示装置
105 外部記憶装置
106 ネットワーク接続装置
107 バス
110(110A、100B、110C) 一括条件抽出画面
1101 列項目名フィール
1102 件数表示フィールド
1103 抽出ボタン
2100(2100−1〜2100−11) 発注条件マスタテーブルの抽出画面
2110 項目一覧フィールド
2120 条件設定フィールド
2130 条件設定ボックス
2131 項目名フィールド
2132 条件式設定フィールド
2133 表示条件フィールド
2134 抽出方法選択タブ
2135 データ選択フィールド
2136 抽出ボタン
2200(2200−1〜2200−4) テーブルビュー画面
2210 データ表示エリア
2220 絞込み検索履歴表示エリア

Claims (8)

  1. コンピュータを、
    表形式の第1のデータベースの各行に配置されるデータの全項目の中から、データの絞り込みに使用するために利用者が一括選択した項目を入力する手段Aと、
    前記第1のデータベース内のデータの前記手段Aが入力した前記一括選択された各項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を取得し、該一括選択された各項目についてその値の種類と各値のデータの件数を表示する手段Bと、
    前記手段Bによって値の種類と各値のデータ件数が表示された各項目の中から、一つの項目の値を指定する手段Cと、
    前記第1のデータベースまたは下記手段Eにより作成された第2のデータベースを検索して、前記手段Cまたは下記手段Gにより指定された項目値を有するデータを抽出する手段Dと、
    前記手段Dにより抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデータベースを作成する手段Eと、
    前記第2のデータベース内のデータの前記手段Aが入力した項目の内、前記手段Cまたは下記手段Gによってまだ値が指定されていない未指定項目についてその値の種類と各値のデータの件数を取得し、該未指定項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を表示する手段Fと、
    前記手段Fによって値の種類と各値のデータ件数が表示された項目の中から、一つの項目とその項目の値を指定する手段Gと、
    前記手段Gにより項目値が指定される毎に、前記手段D、手段E、手段F及び手段Gを順次繰り返し実行させる手段Hと、
    を有するデータベースの検索装置として機能させるためのログラム。
  2. コンピュータを、
    表形式の第1のデータベースの各行に格納されるデータの複数の項目の中から、まだデータの絞込み検索に使用されていない項目を一つ選択する手段Aと、
    前記第1のデータベースまたは下記手段Eにより作成された第2のデータベースに格納されているデータの前記手段のステップで選択された項目について、その値の種類と各値のデータ件数を取得し、該項目の値の種類と各値のデータ件数を表示する手段Bと、
    前記手段Bによって表示された項目の値の中から一つの値を指定する手段Cと、
    前記第1のデータベースまたは下記手段Eにより作成された第2のデータベースを検索して、前記手段Cにより指定された項目の値を有するデータを抽出する手段Dと、
    前記手段Dによって抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデータベースを作成する手段Eと、
    前記手段Aによって未指定項目が選択される毎に、前記手段B、手段C、手段D及び手段Eを繰り返し実行させる手段Fと、
    を有するデータベースの検索装置として機能させるためのプログラム。
  3. 請求項1または2記載のプログラムであって、
    コンピュータを、
    さらに、
    各回の検索で抽出されたデータの件数を履歴情報として記憶手段に記憶する手段を、
    有するデータベースの検索装置として機能させる。
  4. 請求項3記載のログラムであって、
    コンピュータを、
    さらに、
    前記記憶手段に記憶されている履歴情報を基にして、各回の検索で抽出されたデータ件
    数を表示する手段を、
    有するデータベースの検索装置として機能させる。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラムであって、
    コンピュータを、
    さらに、
    前記第2のデータベースを、記憶手段に保存する手段を、
    有するデータベースの検索装置として機能させる。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプログラムであって、
    コンピュータを、
    さらに、
    前記第2のデータベースのデータを表示する手段を、
    有するデータベースの検索装置として機能させる。
  7. 表形式の第1のデータベースの各行に配置されるデータの全項目の中から、データの絞り込みに使用する項目を一括選択する一括選択手段と、
    該一括選択手段により一括選択された各項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を取得し、該一括選択された各項目についてその値の種類と各値のデータの件数を表示する第1の表示手段と、
    該第1の表示手段によって値の種類と各値のデータ件数が表示された各項目の中から、一つの項目の値を指定する第1の指定手段と、
    前記第1のデータベースまたは下記データベース作成手段により作成された第2のデータベースを検索して、前記第1の指定手段または下記第2の指定手段により指定された項目値を有するデータを抽出するデータ抽出手段と、
    該データ抽出手段により抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデータベースを作成するデータベース作成手段と、
    該第2のデータベース作成手段により作成された前記第2のデータベース内のデータの前記一括選択手段により選択された項目の内、前記第1の指定手段または下記の第2の指定手段によりまだ値が指定されていない未指定項目についてその値の種類と各値のデータの件数を取得し、該未指定項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を表示する第2の表示手段と、
    該第2の表示手段によって値の種類と各値のデータ件数が表示された項目の中から、一つの項目とその項目の値を指定する第2の指定手段と、
    該第2の指定手段により項目値が指定される毎に、前記データ抽出手段、前記データベース作成手段、前記第2の表示手段及び第2の指定手段を制御して、それらの手段による一連の処理を繰り返し実行させる制御手段と、
    を有することを特徴とするデータベースの検索装置。
  8. (a) 表形式の第1のデータベースの各行に配置されるデータの全項目の中から、データの絞り込みに使用する項目を一括選択するステップと、
    (b) 前記第1のデータベース内のデータの前記(a)のステップで一括選択された各項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を取得し、該一括選択された各項目についてその値の種類と各値のデータの件数を表示するステップと、
    (c) 前記(b)のステップによって値の種類と各値のデータ件数が表示された各項目の中から、一つの項目の値を指定するステップと、
    (d) 前記第1のデータベースまたは下記(e)のステップで作成された第2のデータベースを検索して、前記(c)または下記(g)のステップで指定された項目値を有するデータを抽出するステップと、
    (e) 前記(d)のステップで抽出されたデータが各行に格納された表形式の第2のデ
    ータベースを作成するステップと、
    (f) 前記第2のデータベース内のデータの前記(a)のステップで選択された項目の内、前記(c)または下記(g)のステップでまだ値が指定されていない未指定項目についてその値の種類と各値のデータの件数を取得し、該未指定項目についてその値の種類と各値を有するデータの件数を表示するステップと、
    (g) 前記(f)のステップによって値の種類と各値のデータ件数が表示された項目の中から、一つの項目とその項目の値を指定するステップと、
    (h) 前記(g)で項目値が指定される毎に、前記(d)〜(g)のステップの処理を繰り返し実行させるステップと、
    を有するデータベースの検索方法。
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