JP2022089632A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】目的の文書を効率的に見つけることを支援することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】検索領域と見出し領域を同じ画面で表示し、前記検索領域に入力された検索語を用いて文書に関する検索を行い、前記検索の結果を表示し、前記見出し領域に含まれる前記文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された前記見出しに対応する前記文書を表示する、情報処理装置であり、目的の文書を効率的に見つけることを支援することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
コンピュータなどの情報処理装置では、検索語を用いて文書を検索することが行われている。また、このような文書の検索に関し、様々な開発が行われている。
特許文献1に記載された電子装置では、検索語を入力する領域と、辞書選択を行うための領域が同時に表示されている(特許文献1参照。)。
特開2010-204944号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電子装置では、目的の文書を効率的に見つける点で不十分な場合があった。
例えば、特許文献1に記載された電子装置では、分類の選択は行われないため、ユーザーにとって、目的の文書を見つけるまでに多大な時間を要する場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、目的の文書を効率的に見つけることを支援することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供することを課題とする。
一構成例として、検索領域と見出し領域を同じ画面で表示し、前記検索領域に入力された検索語を用いて文書に関する検索を行い、前記検索の結果を表示し、前記見出し領域に含まれる前記文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された前記見出しに対応する前記文書を表示する、情報処理装置である。
一構成例として、情報処理装置と、記憶装置と、を有する情報処理システムであって、前記記憶装置は、複数の文書を含む文書群を記憶し、前記情報処理装置は、検索領域と見出し領域を同じ画面で表示し、前記検索領域に入力された検索語を用いて前記文書に関する検索を行い、前記検索の結果を表示し、前記見出し領域に含まれる前記文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された前記見出しに対応する前記文書を表示する、情報処理システムである。
一構成例として、検索領域と見出し領域を同じ画面で表示し、前記検索領域に入力された検索語を用いて文書に関する検索を行い、前記検索の結果を表示し、前記見出し領域に含まれる前記文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された前記見出しに対応する前記文書を表示する、情報処理方法である。
一構成例として、コンピュータに、検索領域と見出し領域を同じ画面で表示する機能と、前記検索領域に入力された検索語を用いて文書に関する検索を行う機能と、前記検索の結果を表示する機能と、前記見出し領域に含まれる前記文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された前記見出しに対応する前記文書を表示する機能と、を実現させるプログラムである。
本発明に係る情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムによれば、目的の文書を効率的に見つけることを支援することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るトップ画面の概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る一覧画面の概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る該当ページ画面の概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る階層構造の概略を示す図である。 本発明の一実施形態に係る1個のページ内容が拡大表示された一覧画面の概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る新旧表示画面の概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る新旧表示画面の他の概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る新旧表示画面の他の概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る提案表示の概略を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
[情報処理システム]
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の概略的な構成を示す図である。
情報処理システム1は、情報処理装置11と、外部記憶装置12と、回線13と、を備える。
情報処理装置11と外部記憶装置12とは回線13を介して接続されている。
情報処理装置11は、回線13を介して、外部記憶装置12にアクセスすることができる。
回線13は、有線の回線であってもよく、あるいは、無線の回線であってもよい。
ここで、本実施形態では、説明を簡易化するために、1個の情報処理装置11が1個の外部記憶装置12を利用する場合を説明するが、例えば、情報処理装置11を含む複数の情報処理装置が外部記憶装置12を利用してもよく、あるいは、1個の情報処理装置11が外部記憶装置12を含む複数の外部記憶装置を利用してもよい。
外部記憶装置12は、例えば、データベースであってもよい。
[情報処理装置]
情報処理装置11は、入力部31と、出力部32と、通信部33と、記憶部34と、制御部35と、を備える。
入力部31は、外部から情報を入力する。
入力部31は、ユーザーによって操作される操作部を有しており、当該操作部により受け付けられた操作に応じた情報を入力する。当該操作部は、例えば、キーボード、マウス、あるいは、タッチパネルなどであってもよい。
なお、入力部31は、可搬型記憶装置などと直接接続されて当該可搬型記憶装置から情報を入力する機能を有してもよい。
出力部32は、外部に情報を出力する。
出力部32は、ユーザーによって把握される情報を出力する。当該情報は、例えば、視覚的な情報、あるいは、音声情報などであってもよい。
出力部32は、表示部51を有しており、各種の情報を含む画面を表示部51により表示出力する。表示部51は、例えば、任意の表示装置であってもよく、液晶ディスプレイなどであってもよい。
なお、出力部32は、可搬型記憶装置などと直接接続されて当該可搬型記憶装置に情報を出力する機能を有してもよい。
通信部33は、外部の装置と通信を行う。
本実施形態では、通信部33は、回線13を介して、外部記憶装置12との間で通信を行う。
通信部33は、例えば、外部記憶装置12に記憶された情報を外部記憶装置12から受信すること、および、外部記憶装置12に情報を記憶させること、が可能である。
記憶部34は、各種の情報を記憶する。
制御部35は、情報処理装置11における各種の処理および制御を行う。
本実施形態では、制御部35は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサーを有しており、記憶部34に記憶された制御プログラムを実行することで、各種の処理および制御を実行する。
制御部35は、検索部71と、画面切替部72と、表示態様制御部73と、提案部74と、を備える。
検索部71は、検索を行う機能を有する。
画面切替部72は、画面を切り替える機能を有する。
表示態様制御部73は、画面の表示態様を制御する機能を有する。
提案部74は、提案を行う機能を有する。
なお、これらの機能部(検索部71、画面切替部72、表示態様制御部73、提案部74)は、制御部35が備える機能の例を説明するために示すものであり、これらの機能部の名称あるいは各機能部の分け方に限定されない。
[画面の概要]
情報処理装置11において、表示部51の画面に表示される画面として、トップ画面、一覧画面、該当ページ画面を説明する。
これらのページの名称は説明のための名称であり、任意であってもよい。
本実施形態では、トップ画面、一覧画面、該当ページ画面という名称を用いて、各画面の構成、および、各種の機能について説明する。
<トップ画面>
図2は、本発明の一実施形態に係るトップ画面101の概略的な構成を示す図である。
トップ画面101は、検索語または見出しを用いたページ検索において、ユーザーによって最初に閲覧される画面である。
トップ画面101は、検索領域111と、見出し領域112を含む。
本実施形態では、トップ画面101を正面で見た場合、トップ画面101の上側に検索領域111が配置されており、その下側に見出し領域112が配置されている。
検索領域111は、ユーザーが検索語を用いてページの検索を行うために使用される領域である。
検索領域111は、年式部121と、対象名称部122と、ジャンル部123と、検索語入力部124と、検索ボタン125を含む。
年式部121は、ユーザーによって、年式を入力または選択することで指定する部分である。図2の例では、「2005」という年式が指定されている。
本実施形態では、年式は、バージョン(版)の一例であり、商品の仕様年月を表す場合を示す。
本実施形態では、年式を世代とも呼んで説明し、1つ次の世代を次世代と呼び、1つ前の世代を前世代と呼んで説明する。また、本実施形態では、2以上の世代について、新しい世代を新世代と呼び、古い世代を旧世代と呼んで説明する。
仕様年月は、所定の期間ごとに商品の仕様が新たなものに更新されるときにおける、それぞれの仕様を年月(他の例として、年などであってもよい。)で示す。当該所定の期間は、定期的または不定期な任意の期間であってもよく、例えば、半年の期間などであってもよい。
商品としては、任意の商品であってもよく、例えば、1種類の商品であってもよく、あるいは、複数種類の商品を含んでもよい。
本実施形態では、検索等の対象となる複数の文書を含む文書群は、複数の新旧の年式ごとに分類されている。
それぞれの年式の文書は、それぞれの年式(仕様年月)の商品に関する情報などを含む。
対象名称部122は、ユーザーによって、検索の対象とする文書等の名称を入力または選択することで指定する部分である。図2の例では、「〇〇規準」という名称が指定されている。
ジャンル部123は、ユーザーによって、検索の対象とするジャンルを入力または選択することで指定する部分である。図2の例では、「ジャンル」と示しているが、実際には、具体的なジャンルの名称を指定可能である。なお、図2の例では、ジャンル部123として、ドロップダウンメニューで選択式の構成例を示してある。
検索語入力部124は、ユーザーによって、検索語を入力することで指定する部分である。図2の例では、空欄となっているが、具体的な検索語を指定可能である。検索語は、1文字、または、2文字以上の文字列から構成される。なお、文字には、数字あるいは記号などが含まれてもよい。
検索ボタン125は、ユーザーによって操作されると、検索の指示を受け付ける部分(ボタン)である。この操作は、例えば、マウスによるカーソルでのクリックなどである。
ここで、検索部71は、検索語を用いて、文書内において当該検索語と一致する文字列を検索し、当該検索語と一致する文字列を含む文書等を抽出して検索結果とする。また、検索部71は、文書内において当該検索語と類似する文字列を検索する機能を有してもよい。
また、検索部71は、見出し領域112における見出し(分類)を検索対象とする機能も有する。
見出し領域112は、ユーザーが見出しを用いて、見出しに対応するページにアクセスするために使用される領域である。
本実施形態では、説明の便宜上、ページの分類範囲を広い方から狭い方に向かって、「カテゴリ」、「態様」、「参考情報」、「具体態様」と区別して呼んで説明する。これらの名称は、本実施形態では「見出し」と呼んで説明する。これらの名称は、説明の便宜上のものであり、任意の名称が用いられてもよい。つまり、本実施形態では、「カテゴリ」、「態様」、「参考情報」、「具体態様」が、それぞれ、1番目に広い分類範囲(最も広い分類範囲)、2番目に広い分類範囲、3番目に広い分類範囲、4番目に広い分類範囲(最も狭い分類範囲)となる。また、本実施形態では、4番目に広い分類範囲(最も狭い分類範囲)は個別のページである。
ここで、1番目に広い分類範囲から4番目に広い分類範囲は、それぞれ、「大項目」、「中項目」、「小項目」、「特小項目」(それぞれの名称は、説明のための例である。)などと呼ばれてもよい。
なお、本実施形態では、説明の便宜上、年式部141の年式は上記のような分類範囲とは別の系統の分類として説明するが、上記のような分類範囲に含められてもよい。
本実施形態では、見出し領域112において指定することが可能な1個以上の「カテゴリ」は、検索領域111の対象名称部122で指定された名称(図2の例では、「〇〇規準」)に含まれるカテゴリであるとして説明するが、他の構成が用いられてもよい。
見出し領域112は、カテゴリを示す1個以上のカテゴリボタン131を含む。図2の例では、複数のカテゴリボタン131を示してあり、図示を簡易化して、1個のカテゴリボタン131のみに符号を付してある。図2の例では、「カテゴリA」、「カテゴリB」、「カテゴリC」、「カテゴリD」といった4個のカテゴリボタン131が表示されている。
なお、それぞれのカテゴリの名称は、説明の便宜上のものであり、任意の名称であってもよい。実際には、それぞれのカテゴリの名称は、例えば、見出し領域112において最も広い分類範囲を表す具体的な名称である。
本実施形態では、複数のカテゴリボタン131があるとして説明する。
見出し領域112では、複数のカテゴリボタン131のうちの1個のボタンが選択された状態となる。
見出し領域112では、選択されたカテゴリボタン131に対応する枠が表示されて、当該枠のなかに、さらに選択可能なボタン等が表示される。
なお、見出し領域112では、複数のカテゴリボタン131のうちのいずれのボタンも選択されていない状態があってもよく、この場合、例えば、このような枠は表示されなくてもよい。
図2の例では、「カテゴリA」が選択された状態を示してある。「カテゴリA」の枠のなかのボタン等について説明する。なお、他のカテゴリが選択された場合についても同様である。
見出し領域112は、「カテゴリA」の枠のなかに、年式部141と、カテゴリボタン131よりも狭い範囲のカテゴリを示す1個以上の態様ボタン151を含む。
年式部141は、ユーザーによって、年式を入力または選択することで指定する部分である。図2の例では、「2011」という年式が指定されている。なお、図2の例では、年式部141として、ドロップダウンメニューで選択式の構成例を示してある。
ここで、本実施形態では、検索領域111の年式部121と、見出し領域112の年式部141とで、指定可能な年式の範囲は同じ範囲であるが、他の構成例として、これらが異なる範囲であってもよい。
図2の例では、複数の態様ボタン151を示してあり、図示を簡易化して、1個の態様ボタン151のみに符号を付してある。図2の例では、「態様A」、「態様B」、「態様C」、「態様D」といった4個の態様ボタン151が表示されている。
なお、それぞれの態様(カテゴリ)の名称は、説明の便宜上のものであり、任意の名称であってもよい。実際には、それぞれの態様(カテゴリ)の名称は、例えば、見出し領域112において2番目に広い分類範囲を表す具体的な名称である。
本実施形態では、複数の態様ボタン151があるとして説明する。
見出し領域112では、複数の態様ボタン151のうちの1個のボタンが選択された状態となる。
見出し領域112では、選択された態様ボタン151に対応する枠が表示されて、当該枠のなかに、さらに選択可能なボタン等が表示される。
なお、見出し領域112では、複数の態様ボタン151のうちのいずれのボタンも選択されていない状態があってもよく、この場合、例えば、このような枠は表示されなくてもよい。
図2の例では、「態様A」が選択された状態を示してある。「態様A」の枠のなかのボタン等について説明する。なお、他の態様が選択された場合についても同様である。
見出し領域112は、「態様A」の枠のなかに、1個以上の参考部161と、1個以上の具体態様ボタン171~172を含む。
図2の例では、複数の参考部161を示してあり、図示を簡易化して、1個の参考部161のみに符号を付してある。図2の例では、「<A00 abc>」、「<A01 def>」、「<A02 ghi>」といった3個の参考情報が表示されている。
なお、それぞれの参考情報(カテゴリ)の名称は、説明の便宜上のものであり、任意の名称であってもよい。実際には、それぞれの参考情報(カテゴリ)の名称は、例えば、見出し領域112において3番目に広い分類範囲を表す具体的な名称であり、つまり、参考部161は態様ボタン151と具体態様ボタン171~172との間のカテゴリを示す部分である。
参考部161によって、ユーザーは、希望の具体態様ボタン171~172を見つけ易くなる。
参考部161は、表示されるだけであり、ユーザーによる指定は受け付けられない。
本実施形態では、複数の参考部161があるとして説明する。
なお、見出し領域112に参考部161が表示されない構成が用いられてもよい。
図2の例では、複数の具体態様ボタン171~172を示してあり、図示を簡易化して、2個の具体態様ボタン171~172のみに符号を付してある。図2の例では、「具体態様a1」、「具体態様a2」、「具体態様b1」、「具体態様b2」、「具体態様b3」、「具体態様c1」、「具体態様c2」といった7個の具体態様ボタン171~172が表示されている。
なお、それぞれの具体態様(カテゴリ)の名称は、説明の便宜上のものであり、任意の名称であってもよい。実際には、それぞれの具体態様(カテゴリ)の名称は、例えば、見出し領域112において4番目に広い分類範囲を表す具体的な名称である。
本実施形態では、複数の具体態様ボタン171~172があるとして説明する。
図2の例では、「<A00 abc>」といった参考情報の下位として、「具体態様a1」、「具体態様a2」が表示されており、また、「<A01 def>」といった参考情報の下位として、「具体態様b1」、「具体態様b2」、「具体態様b3」が表示されており、また、「<A02 ghi>」といった参考情報の下位として、「具体態様c1」、「具体態様c2」が表示されている。
それぞれの具体態様ボタン171には、数値部181が対応付けられて表示されることが可能である。
図2の例では、図示を簡易化して、1個の数値部181のみに符号を付してある。
図2の例では、「具体態様a1」、「具体態様a2」、「具体態様b1」、「具体態様b2」、「具体態様b3」については、数値部181が表示される場合を示してあり、「具体態様c1」、「具体態様c2」については数値部が表示されない場合を示してある。
数値部181は、所定の数値を示す。図2の例では、例えば、「具体態様a1」には「(181)」といった数値部181が対応付けられて表示されており、181という数値が示されている。
なお、図2の例では、それぞれの具体態様ボタン171~171に数値部181が示され得る場合を示しているが、他の例として、それぞれの具体態様ボタン171~171の付近などに数値部181が表示されてもよい。
ここで、数値部181は、例えば、すべての具体態様ボタン171~171に表示されてもよい。
また、本実施形態では、具体態様ボタン171~171に数値部181が表示される場合を示すが、他の構成例として、カテゴリボタン131、年式部141、態様ボタン151、参考部161、具体態様ボタン171~171のうちの任意の1以上について、数値部が表示される構成が用いられてもよい。
なお、見出し領域112では、このような数値部が全く表示されない構成が用いられてもよい。
<一覧画面>
図3は、本発明の一実施形態に係る一覧画面201の概略的な構成を示す図である。
一覧画面201は、1以上のページの内容を一覧として表示する画面である。
一覧画面201は、階層部211と、1個以上のページ内容221~223と、ページ名称部231と、数値部241と、各種のボタン263~265を含む。
本実施形態では、一覧画面201を正面で見た場合、一覧画面201の上側に階層部211が配置されており、その下側にページ内容221~223、ページ名称部231、数値部241が配置されている。また、一覧画面201を正面で見た場合、一覧画面201の右上に、各種のボタン263~265が配置されている。
階層部211は、一覧画面201で一覧されるページを含む階層を示す部分である。
図3の例では、上位の階層から下位の階層に向かって、「2005」、「〇〇規準」、「カテゴリB」、「態様E」、「態様E01」という階層が表示されている。これらの表示内容は、例えば、それぞれの階層の名称等であってもよい。図3の例では、「階層E01」の直下に、ページ内容221~223のページが含まれている。
例えば、階層部211において、ユーザーが1個の階層を指定する操作(例えば、マウスのカーソルによるクリック)を行うと、画面切替部72は、指定された階層に対応する内容を表示するように、画面の表示内容を切り替える。
なお、このような階層構造は一例であり、これに限定されない。
本実施形態では、一覧画面201に複数のページ内容221~223が表示されているとして説明する。
それぞれのページ内容221~223は、一覧画面201において一覧されるそれぞれのページの内容を表す。本実施形態では、それぞれのページ内容221~223は、それぞれのページのサムネイル画像となっている。
本実施形態では、一覧画面201を正面で見た場合、複数のページ内容221~223が、左右の方向に一定間隔をあけて並べられて、配置されている。
それぞれのページ内容221~223に対応付けられて、ページ名称部231および数値部241が表示される。
図3の例では、図示を簡易化して、ページ内容221に対応する1個のページ名称部231および1個の数値部241のみに符号を付してある。
ページ名称部231は、対応するページの名称を示す部分である。図3の例では、当該名称として、「E01(1)」、「E01(2)」、「E01(3)」といった名称を示しているが、これらの名称は説明のためのものであり、任意の名称が用いられてもよく、例えば、より具体的な内容を表す名称が用いられてもよく、文書を格納するファイル(データファイル)の名称が用いられてもよい。
なお、一覧画面201では、このようなページ名称部が全く表示されない構成が用いられてもよい。
数値部241は、所定の数値を示す。図3の例では、例えば、「E01(1)」のページ内容221には「(200)」といった数値部241が対応付けられて表示されており、200という数値が示されている。
一覧画面201における数値部241の数値の意味は、トップ画面101における数値部181の数値の意味と、同じであってもよく、あるいは、異なってもよい。
ここで、数値部241は、例えば、複数のページ内容221のうちの一部について表示されてもよい。
なお、一覧画面201では、このような数値部が全く表示されない構成が用いられてもよい。
ページ内容221~223について、ユーザーによって行われる操作に応じて、画面のスクロールが行われ、これにより、一覧画面201の表示内容を次の表示内容に切り替える機能、および、一覧画面201の表示内容を前の表示内容に切り替える機能が実現されている。
本実施形態では、一覧画面201に表示されるべき複数のページが所定数(図3の例では、3)を超える場合には、当該所定数のページ内容221~223が表示されて、残りのページ内容は表示されない。そして、画面のスクロールにより、一覧画面201に表示されるページ内容が1ページ分繰り上げられること、または、一覧画面201に表示されるページ内容が1ページ分繰り下げられることが行われる。
また、本実施形態では、一覧画面201に表示されるべき複数のページはループしており、つまり、最初のページと最後のページとは連続しているとみなされて扱われるが、他の構成が用いられてもよい。
「次世代」のボタン263は、ユーザーによって操作されると、一覧画面201の表示内容を次世代の表示内容に切り替える部分(ボタン)である。
「前世代」のボタン264は、ユーザーによって操作されると、一覧画面201の表示内容を前世代の表示内容に切り替える部分(ボタン)である。
本実施形態では、「次世代」は次の年式を表しており、「前世代」は前の年式を表している。例えば、「2005」の次世代は「2011」であり、「2005」の前世代は「1911」である。ここで、本実施形態では、「2005」は2020年5月の発売を表し、「2011」は2020年11月の発売を表し、「1911」は2019年11月の発売を表し、半年ごとに年式が変更される場合の例を示すが、これに限られない。
「新旧」のボタン265は、ユーザーによって操作されると、一覧画面201の表示内容を新旧の表示内容に切り替える部分(ボタン)である。
本実施形態では、新旧の表示内容は、前後となる2つの年式(世代)のページ内容を示すものであり、例えば、「2005」の年式のページ内容と「2011」の年式のページ内容とを並列して表示するものである。
ここで、本実施形態では、「新旧」のボタン265が操作されると、現在表示されている年式のページ内容と、それよりも1つ前の年式のページ内容が表示されるが、他の例として、「新旧」のボタン265が操作されると、現在表示されている年式のページ内容と、それよりも1つ後の年式のページ内容が表示されてもよい。
なお、新旧の表示内容においても、画面のスクロールによって、それぞれの表示内容の切り替えが行われてもよい。
また、新旧の表示内容においても、「次世代」のボタン263の操作および「前世代」のボタン264の操作のそれぞれによって、それぞれの表示内容の切り替えが行われてもよい。
各種のボタン263~265の操作は、例えば、マウスによるカーソルでのクリックなどである。
<該当ページ画面>
図4は、本発明の一実施形態に係る該当ページ画面301の概略的な構成を示す図である。
該当ページ画面301は、表示の対象となる1ページ(本実施形態では、該当ページと呼ぶ。)のページ内容を表示する画面である。
該当ページ画面301は、階層部311と、該当ページのページ内容321と、次ページ指示部331と、前ページ指示部332と、各種のボタン361~367を含む。
本実施形態では、該当ページ画面301を正面で見た場合、該当ページ画面301の上側に階層部311が配置されており、その下側にページ内容321、次ページ指示部331、前ページ指示部332が配置されている。また、該当ページ画面301を正面で見た場合、該当ページ画面301の右上に、各種のボタン361~367が配置されている。
階層部311は、該当ページ画面301で表示されるページを含む階層を示す部分である。
図4の例では、上位の階層から下位の階層に向かって、「2005」、「〇〇規準」、「カテゴリB」、「態様E」、「態様E01」という階層が表示されている。これらの表示内容は、例えば、それぞれの階層の名称等であってもよい。図4の例では、「階層E01」の直下に、ページ内容321のページが含まれている。
例えば、階層部311において、ユーザーが1個の階層を指定する操作(例えば、マウスのカーソルによるクリック)を行うと、画面切替部72は、指定された階層に対応する内容を表示するように、画面の表示内容を切り替える。
なお、このような階層構造は一例であり、これに限定されない。
ページ内容321は、該当ページの内容を表す。
ページ内容321は、例えば、実サイズ(100%の倍率)で表示されてもよい。
ページ内容321は、例えば、該当ページ画面301を正面で見た場合に、上下方向あるいは左右方向について、一部のみが表示されてもよい。この場合、ユーザーの操作(例えば、マウスによるカーソルでのスクロールなど)によって、ページ内容321のうちで表示される部分が変更されてもよい。
なお、該当ページ画面301では、例えば、ページ内容321と対応付けられて、図3に示されるページ名称部231と同様なページ名称部が表示されてもよく、あるいは、ページ内容321と対応付けられて、図3に示される数値部241と同様な数値部が表示されてもよい。
次ページ指示部331は、該当ページ画面301を正面で見た場合、ページ内容321の枠の右側に配置されている。図4の例では、次ページ指示部331の領域は、ページ内容321の枠の右側の上下の全体にわたっている。
次ページ指示部331は、ユーザーによって操作されると、該当ページを次のページに切り替える部分(ボタン)である。次ページ指示部331の領域には、次ページへの移動をユーザーにとって把握し易くするための矢印(または、任意のマーク)が表示されている。
前ページ指示部332は、該当ページ画面301を正面で見た場合、ページ内容321の枠の左側に配置されている。図4の例では、前ページ指示部332の領域は、ページ内容321の枠の左側の上下の全体にわたっている。
前ページ指示部332は、ユーザーによって操作されると、該当ページを前のページに切り替える部分(ボタン)である。前ページ指示部332の領域には、前ページへの移動をユーザーにとって把握し易くするための矢印(または、任意のマーク)が表示されている。
なお、本実施形態では、該当ページとなり得る複数のページはループしており、つまり、最初のページと最後のページとは連続しているとみなされて扱われるが、他の構成が用いられてもよい。
「次へ」のボタン361は、ユーザーによって操作されると、該当ページを次のページに切り替える部分(ボタン)である。本実施形態では、「次へ」のボタン361の機能は、次ページ指示部331の機能と同様であり、例えば、いずれか一方のみが表示されてもよい。
「戻る」のボタン362は、ユーザーによって操作されると、該当ページを前のページに切り替える部分(ボタン)である。本実施形態では、「戻る」のボタン362の機能は、前ページ指示部332の機能と同様であり、例えば、いずれか一方のみが表示されてもよい。
「一覧へ」のボタン363は、ユーザーによって操作されると、表示画面を一覧画面201に切り替える部分(ボタン)である。
「1ページ目へ」のボタン364は、ユーザーによって操作されると、該当ページを1ページ目に切り替える部分(ボタン)である。
「次世代」のボタン365は、ユーザーによって操作されると、該当ページの表示内容を次世代の表示内容に切り替える部分(ボタン)である。
「前世代」のボタン366は、ユーザーによって操作されると、該当ページの表示内容を前世代の表示内容に切り替える部分(ボタン)である。
なお、「次世代」のボタン365の機能および「前世代」のボタン366の機能は、それぞれ、例えば、図3に示される「次世代」のボタン263の機能および「前世代」のボタン264の機能と同様である。
「新旧」のボタン367は、ユーザーによって操作されると、該当ページ画面301の表示内容を新旧の表示内容に切り替える部分(ボタン)である。
なお、「新旧」のボタン367の機能は、例えば、図3に示される「新旧」のボタン265の機能と同様である。
各種のボタン361~367の操作は、例えば、マウスによるカーソルでのクリックなどである。
[階層構造の例]
図5は、本発明の一実施形態に係る階層構造の概略を示す図である。
図5には、「2005」の年式の階層構造である第1階層構造411と、「2011」の年式の階層構造である第2階層構造412と、を示してある。
本実施形態では、階層構造として、フォルダツリー構造(ディレクトリ構造と呼ばれてもよい。)が用いられている。
第1階層構造411では、最上位に、フォルダP0がある。フォルダP0に、複数のフォルダP1、P2、P3が含まれている。フォルダP1に、複数のフォルダP11~P13が含まれている。フォルダP11に、n(nは1以上の整数であり、図5の例では4以上の値)個のファイルQ1~Qnが含まれている。
なお、第1階層構造411における他の構造については、図示および説明を省略する。
第2階層構造412では、最上位に、フォルダP0aがある。フォルダP0aに、複数のフォルダP1a、P2、P3が含まれている。フォルダP1aに、複数のフォルダP11a、P12、P13が含まれている。フォルダP11aに、ファイルQ1、Q2a、Q3~Qnが含まれている。
なお、第2階層構造412における他の構造については、図示および説明を省略する。
ここで、第1階層構造411におけるファイルQ2は、第2階層構造412におけるファイルQ2aに更新されている。このため、第1階層構造411においてファイルQ2を含んでいたフォルダP11、P1、P0が、第2階層構造412におけるフォルダP11a、P1a、P0aに更新されている。
ここでは、「2005」の年式と「2011」の年式について説明したが、他の年式についても同様な階層構造が管理されている。
本実施形態では、各年式の階層構造の情報が、外部記憶装置12に記憶されているが、他の構成例として、当該情報が情報処理装置11の記憶部34に記憶されてもよく、つまり、図1に示される情報処理システム1の全体の機能が一体化されて1個の情報処理装置11として構成されてもよい。
このように、本実施形態では、異なる年式の階層構造の間で、フォルダどうしの対応関係が管理されており、ファイルどうしの対応関係が管理されている。
なお、ある年式から次の年式になるときに、1個以上のフォルダまたはファイルが削除されてもよく、あるいは、1個以上のフォルダまたはファイルが追加されてもよい。この場合、例えば、これらの年式の間では、削除または追加されたフォルダまたはファイルについては、削除または追加が管理される。
[検索等の対象の例]
本実施形態において、検索等の対象となる文書群の例としては、建物(例えば、家屋)あるいはキッチンなどの設計に関する文書群がある。建物(例えば、家屋)あるいはキッチンなどは、商品の一例である。なお、建物に関する文書には、例えば、建物の内部または外部に付随する物品(例えば、キッチンなど)に関する文書が含まれてもよい。
それぞれの文書の内容(ページ内容)は、任意の内容であってもよく、例えば、文章を含んでもよく、図形を含んでもよく、あるいは、これらの両方を含んでもよい。それぞれの文書が作成されるアプリケーションは任意であってもよい。
本実施形態では、設計に関する文書群は、例えば、同じ商品について、複数の年式のそれぞれごとに少なくとも一部が変更されている。図5の例では、「2005」の文書群は第1階層構造411を持つものであり、「2011」の文書群は第2階層構造412を持つものであり、異なる年式で各文書(各ページ内容)の対応関係(対応する文書が無いという対応関係も含む。)が管理されている。
また、設計に関する文書群では、例えば、複数の年式のうち、最新の年式を含む最近の所定数(例えば、4個など)の年式については現在において使用可能(現行仕様)であり、それよりも古い年式については現在において使用不可(非現行仕様)である場合がある。2以上の異なる年式が現行仕様である理由は、例えば、契約時の年式が採用されて、実際に商品の受け渡しが発生する時期がずれることがあるためである。
なお、本実施形態では、例えばデータベース(本実施形態では、外部記憶装置12)において、現行仕様(例えば、複数の現行仕様)と、非現行仕様(例えば、複数の非現行仕様)とを含む場合、デフォルトの検索および見出しの表示として、当該現行仕様を対象として用いて表示を行う構成となっている。なお、このような構成は、例えば、情報処理装置11の機能によって実現されてもよい。
ユーザーは、現在において使用可能な年式の文書を検索等する場合があり、また、例えば、過去の商品の修正時などに、過去の商品について調べるときには、現在において使用不可な年式の文書を検索等する場合もある。また、ユーザーは、異なる2以上の年式の文書を閲覧する場合があり、異なる2以上の年式で互いに対応する文書を比較する場合がある。
なお、このような文書群は一例であり、検索等の対象としては任意の対象が用いられてもよい。
例えば、文書群は、特定の専門家によって閲覧される専門的な文書群であってもよく、あるいは、一般の人々によって閲覧される文書群であってもよい。
上述のように、本実施形態に係る情報処理システム1では、複数のファイルに保存された文書を利用することが可能である。これら複数のファイル(複数の文書)は、文書ごとに分類が識別できるように保存されている。
情報処理装置11は、検索語を入力する検索語入力部124を含む検索領域111を表示し、入力された検索語を用いて検索を行い、検索結果を表示する。
また、情報処理装置11は、見出し(分類)を含む見出し領域112を表示し、指定された見出しに対応する文書等を表示する。
本実施形態では、情報処理装置11は、検索領域111と見出し領域112とを並べて表示する。
このような構成により、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11において、ユーザーにとって、検索からのアプローチと、見出しからのアプローチとの両方が可能である。これにより、ユーザーにとって、目的の文書を効率的に探すことを可能とすることができる。
本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、見出し領域112の見出しに関する検索を行う機能も有する。これにより、ユーザーにとって、見出しを参考とする検索を可能とし、目的の文書を効率的に探すことを可能とすることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、新旧のバージョンの対応関係がある複数の文書のバージョンが、現行仕様のバージョンと非現行仕様のバージョンとを含む場合、現行仕様を対象として表示を行う。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1では、現行仕様のバージョンと非現行仕様のバージョンとがある文書群を扱う場合に、デフォルトでは現行仕様のバージョンを優先し、非現行仕様のバージョンも処理可能であるため、特に、このような文書群を扱う場合に適している。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、文書は、建物の設計に関する。建物の設計に関する文書は、例えば、新旧のバージョンを有しており、また、現行仕様のバージョンと非現行仕様のバージョンとがある。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1では、建物の設計に関する文書を扱う場合に適している。
[各画面を用いた処理]
情報処理装置11において行われる各画面(トップ画面101、一覧画面201、該当ページ画面301)を用いた処理について説明する。
<同じ年式における周辺内容の確認>
ユーザーにとって、同じ仕様年月(本実施形態では、年式)内においても、該当ページの内容だけではなく、周辺の内容も確認したいという場合がある。
このような場合に役立つ機能について説明する。
該当ページ画面301において、該当ページのページ内容321の右の側面および左の側面に、該当ページに対して前後のページに移動することができるボタンである次ページ指示部331および前ページ指示部332が設けられている。次ページ指示部331および前ページ指示部332は、ページ内容321の左右全体にわたっており、これにより、ユーザーにとって、マウスのカーソルなどの移動時間を短くすることができる。
画面切替部72は、該当ページ画面301において、ユーザーによって次ページ指示部331が操作された場合、現在表示されている該当ページの次のページの内容をページ内容321に表示するように、画面の表示内容を切り替える。
同様に、画面切替部72は、該当ページ画面301において、ユーザーによって前ページ指示部332が操作された場合、現在表示されている該当ページの前のページの内容をページ内容321に表示するように、画面の表示内容を切り替える。
なお、これらの操作は、例えば、マウスによるカーソルでのクリックなどである。
トップ画面101において、項目ごとに一覧画面201にジャンプ(移動)することができるボタンである具体態様ボタン171~172が設けられている。
画面切替部72は、ユーザーによって、トップ画面101において、複数の具体態様ボタン171~172のうちの1個の具体態様ボタンが操作された場合、当該具体態様ボタンの具体態様の項目に関する一覧画面201を表示するように、画面の表示内容を切り替える。
なお、この操作は、例えば、マウスによるカーソルでのクリック(例えば、1回のクリック)などである。
一覧画面201において、一覧されるページ内容221~223(例えば、サムネイル)が表示されているときに、マウスオーバーされた(マウスのカーソルが重ねられた)1個のページ内容が拡大表示される。これにより、ユーザーは、当該ページ内容のページを開かなくても、当該ページの内容を拡大表示により素早く把握することができる。
表示態様制御部73は、ユーザーによって、一覧画面201において、ページ内容221~223のうちの1個のページ内容がマウスオーバーされた場合、当該ページ内容を拡大表示するように、表示態様を制御する。ここで、拡大表示の倍率は、任意であってもよく、例えば、2倍などであってもよい。
なお、ここでは、1個の対象(ここでは、ページ内容)が選択状態とされる操作として、マウスオーバーの操作を示したが、この操作の代わりに、他の操作が用いられてもよい。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、検索等された文書をサムネイルとして一覧表示し、カーソルが重ねられた文書を拡大表示する。
このような構成により、ユーザーにとって、一覧表示の画面から個別ページの画面に移行しなくても、各サムネイルの内容を把握することができる。
図6は、本発明の一実施形態に係る1個のページ内容222aが拡大表示された一覧画面201aの概略的な構成を示す図である。
図6に示される一覧画面201aでは、図3に示される一覧画面201における1個のページ内容222にマウスのカーソル281が重ねられたことによって、当該ページ内容222が拡大表示されたページ内容222aとして表示されている。
該当ページ画面301において、項目ごとに一覧画面201にジャンプ(移動)することができるボタンである「一覧へ」のボタン363が設けられている。
画面切替部72は、ユーザーによって、該当ページ画面301において、「一覧へ」のボタン363が操作された場合、該当ページの項目に関する一覧画面201を表示するように、画面の表示内容を切り替える。
なお、この操作は、例えば、マウスによるカーソルでのクリック(例えば、1回のクリック)などである。
<同じ項目に関する異なる年式の確認>
ユーザーにとって、同じ項目について、異なる仕様年月(本実施形態では、年式)ごとの内容も確認したいという場合がある。
このような場合に役立つ機能について説明する。
検索部71は、トップ画面101において、年式部121、対象名称部122、ジャンル部123、検索語入力部124の指定内容に応じて、検索を行う。そして、検索部71は、検索結果を示す画面(検索された文書等を含む画面)を表示部51により表示するように制御する。なお、画面の切り替えは、例えば、画面切替部72によって行われてもよい。
ここで、検索結果を示す画面は、任意の画面であってもよく、例えば、図3に示される一覧画面201または図4に示される該当ページ画面301が使用されてもよく、あるいは、他の画面が使用されてもよい。
また、検索部71は、例えば、検索語が含まれる数(ヒット件数)が多いページ内容を優先させて検索結果を取得する。具体例として、検索部71は、検索語が含まれる数(ヒット件数)が最も多いページ内容を検索結果としてもよく、あるいは、検索語が含まれる数(ヒット件数)が最も多い方から所定数(例えば、上位5位まで、など)のページ内容を検索結果としてもよい。
画面切替部72は、トップ画面101において、ユーザーによって具体態様ボタン171~172(本実施形態では、一覧画面201へのジャンプボタン)が操作された場合、年式部141の年式に対応するページ内容221~223を含む一覧画面201を表示するように、画面の表示内容を切り替える。これにより、ユーザーは、希望の仕様年月(年式部141の年式)に切り替えることで、素早く、希望の仕様年月の一覧画面201にジャンプ(移動)させることができる。
検索部71は、トップ画面101において、年式部121の年式が何も指定されていない場合、対象名称部122、ジャンル部123、検索語入力部124の指定内容に応じて、検索を行う。これにより、ユーザーは、仕様年月を指定せずに検索指示の操作(検索ボタン125の操作)を行うことで、仕様年月をまたいで検索結果を得ることが可能である。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、複数の新旧のバージョンを有する文書群について、特定のバージョンを指定して検索する機能と、特定のバージョンを指定せずに検索する機能を有し、これらの機能を選択することが可能である。
このような構成により、ユーザーにとって、検索の仕方を多様化して、目的の文書を見つけることを効率化することができる。
表示態様制御部73は、検索部71による検索結果の画面、一覧画面201、または、本実施形態で示す例とは異なる他の任意の画面において、複数のページのページ内容を表示する際に、類似度が高い文書(ページ内容)どうしが隣り合う位置に並べて配置されるように、表示態様を制御する。これにより、ユーザーにとって、検索結果などを閲覧するときに、類似度が高い文書(ページ内容)が隣り合って並べられることで、類似度が高いページ内容を把握し易くすることができる。
ここで、2以上の文書(ページ内容)の類似度を求める手法としては、任意の手法が用いられてもよい。
また、類似度が高い文書どうしを隣り合う位置に並べる配置としては、任意の配置が用いられてもよい。
該当ページ画面301において、次の世代(次の年式)のページ内容に切り替えるための「次世代」のボタン365、および、前の世代(前の年式)のページ内容に切り替えるための「前世代」のボタン366が設けられている。これにより、ユーザーは、ある仕様年月の文書(ページ内容)が表示されている該当ページ画面301の操作メニュー(本実施形態では、ボタン)を操作することで、別の仕様年月の該当ページのページ内容を表示する該当ページ画面301にジャンプ(移動)させることができる。
画面切替部72は、該当ページ画面301において、「次世代」のボタン365が操作された場合、現在表示されているページ内容321の年式に対して次の年式のページ内容を含む該当ページ画面301を表示するように、画面の表示内容を切り替える。ここで、ページ内容の項目は画面切替の前後で同じであり、つまり、現在表示されているページ内容321と、次の年式のページ内容とは、階層構造において互いに対応している。本実施形態では、画面切替部72は、現在の年式の該当ページと目次(フォルダツリー構造における位置)が同じ次の年式のページを探して表示する。
同様に、画面切替部72は、該当ページ画面301において、「前世代」のボタン366が操作された場合、現在表示されているページ内容321の年式に対して前の年式のページ内容を含む該当ページ画面301を表示するように、画面の表示内容を切り替える。ここで、ページ内容の項目は画面切替の前後で同じであり、つまり、現在表示されているページ内容321と、前の年式のページ内容とは、階層構造において互いに対応している。本実施形態では、画面切替部72は、現在の年式の該当ページと目次(フォルダツリー構造における位置)が同じ前の年式のページを探して表示する。
なお、これらの操作は、例えば、マウスによるカーソルでのクリック(例えば、1回のクリック)などである。
具体例として、現在の年式が「2005」である場合、次の年式は「2011」であり、前の年式は「1911」である。
他の構成例として、現在の年式に対して1つ次の年式または1つ前の年式に切り替える構成の代わりに、現在の年式に対して2つ以上次の年式または2つ以上前の年式に切り替える構成が用いられてもよく、例えば、現在の年式と次の年式との年数の差または現在の年式と前の年式との年数の差をユーザーによって指定することが可能な構成が用いられてもよい。
ここでは、該当ページ画面301における「次世代」のボタン365および「前世代」のボタン366について説明したが、一覧画面201における「次世代」のボタン263および「前世代」のボタン264についても同様である。
すなわち、画面切替部72は、一覧画面201において、「次世代」のボタン263または「前世代」のボタン264が操作された場合、現在表示されているページ内容221~223の年式に対して次の年式または前の年式のページ内容を含む一覧画面201を表示するように、画面の表示内容を切り替える。
表示態様制御部73は、フォルダツリー構造が同じ文書(ページ内容)が検索結果として得られた場合に、前の世代と差異がある文書(ページ内容)のみを表示してもよい。これにより、ユーザーは、前の世代と差異がある文書(ページ内容)のみを確認すればよく、前の世代と同じ文書(ページ内容)を確認する手間を省くことができる。
他の例として、表示態様制御部73は、フォルダツリー構造が同じ文書(ページ内容)が検索結果として得られた場合に、前の世代と差異がない文書(ページ内容)のみを表示してもよい。これにより、ユーザーは、前の世代と差異がない文書(ページ内容)を特定することができる。
ここでは、検索結果(例えば、検索部71による検索結果)の画面について説明したが、他の任意の画面において、同様な表示態様の制御が行われてもよく、例えば、一覧画面201における「新旧」のボタン265あるいは該当ページ画面301における「新旧」のボタン367が操作されて、新旧の年式のページ内容を一つの画面に表示する際に、同様な表示態様の制御が行われてもよい。
図7は、本発明の一実施形態に係る新旧表示画面501の概略的な構成を示す図である。
図7の例では、一覧画面201に類似する画面の構造を用いて新旧の年式のページ内容が表示される場合の新旧表示画面501を示してある。
新旧表示画面501では、新しい年式(例えば、「2005」)のページ内容511と、古い年式(例えば、「1911」)のページ内容512と、が並べられて表示されている。また、新旧表示画面501では、それぞれのページ内容511、512について、ページ名称部521、531および年式部522、532が表示されている。
前の世代と差異がある文書(ページ内容)のみが表示される場合には、ページ内容511とページ内容512とで差異がある。
一方、前の世代と差異がない文書(ページ内容)のみが表示される場合には、ページ内容511とページ内容512とで差異がない。
図7の例では、ページ内容511とページ内容512とで差異がある場合を示してある。
なお、このような表示態様は、様々な画面に適用されてもよい。
図8は、本発明の一実施形態に係る新旧表示画面501aの他の概略的な構成を示す図である。
図8に示される新旧表示画面501aでは、図7に示される新旧表示画面501に対して、ページ内容512が非表示とされている(つまり、表示されていない)ときの画面を示してある。
前の世代と差異がある文書(ページ内容)のみが表示される場合には、ページ内容511とページ内容512とで差異がない。
一方、前の世代と差異がない文書(ページ内容)のみが表示される場合には、ページ内容511とページ内容512とで差異がある。
なお、このような表示態様は、様々な画面に適用されてもよい。
図9は、本発明の一実施形態に係る新旧表示画面501bの他の概略的な構成を示す図である。
図9の例では、一覧画面201に類似する画面の構造を用いて新旧の年式のページ内容が表示される場合の新旧表示画面501bを示してある。
新旧表示画面501bでは、新しい年式(例えば、「2005」)のページ内容511と、古い年式(例えば、「1911」)のページ内容512aと、が並べられて表示されている。また、新旧表示画面501bでは、それぞれのページ内容511、512aについて、ページ名称部521、531および年式部522、532が表示されている。
図9の例では、前の世代と差異がある文書(ページ内容)のみが表示され、つまり、ページ内容511とページ内容512aとで差異がある。
さらに、新旧表示画面501bでは、ページ内容512aにおいて、ページ内容511とは異なる部分が相違部分611~613として識別可能に表示されている。図9の例では、相違部分611、612は図形の相違部分であり、相違部分613は文(文字)の相違部分である。なお、図形の相違部分は、例えば、図形全体に一つだけ示されてもよい。
ここで、相違部分611~613を識別可能に表示する態様としては、任意の態様が用いられてもよく、例えば、相違する部分を枠で囲む態様、相違する部分の色を周囲と異ならせる態様などが用いられてもよい。これにより、ユーザーは、ページ内容における詳細な相違部分を把握することができる。
図9の例では、古い年式のページ内容512aに相違部分611~613が表示される態様を示したが、他の構成例として、新しい年式のページ内容511に相違部分が表示される態様が用いられてもよく、あるいは、古い年式のページ内容512aと新しい年式のページ内容511の両方に相違部分が表示される態様が用いられてもよい。
なお、このような表示態様は、様々な画面に適用されてもよい。
ここでは、一つの画面に、2つの異なる年式のページ内容(互いに対応しているページ内容)が表示される場合について説明したが、他の構成例として、一つの画面に、3つ以上の異なる年式のページ内容(互いに対応しているページ内容)が表示されてもよい。
また、ここでは、2つの異なる年式のページ内容(互いに対応しているページ内容)が隣接して表示される場合を示したが、他の任意のレイアウトが用いられてもよい。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、新旧のバージョンを有する文書を検索対象とする。
本実施形態では、情報処理装置11において、新旧のバージョンを有する文書は、好ましい検索対象の一例であり、新旧の世代の文書の検索を効率的に行うことができる。
本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、新旧のバージョンを指定する検索と、新旧のバージョンを指定しない検索が可能である。ユーザーは、これら2つの検索の仕方を選択することが可能である。
これにより、ユーザーにとって、特定のバージョンの文書を検索することと、特定のバージョンではなく複数のバージョンをまたいで文書を検索することが可能である。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、文書どうしが新旧の対応関係にあるか否かを判定する機能を有しており、新旧の対応関係にある文書どうしを隣接して表示する。
このような構成により、ユーザーにとって、同じ項目の新旧の内容を比較することをし易くすることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、例えば、旧バージョンの文書と差異がある新バージョンの文書のみを表示してもよい。
このような構成により、ユーザーにとって、旧バージョンと差異がある文書の把握を容易化することができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、例えば、新バージョンの文書と差異がない旧バージョンの文書を非表示としてもよい(つまり、表示しなくてもよい)。
このような構成により、ユーザーにとって、同じ内容の文書(新旧の関係がある文書)を重複して確認することを容易に回避することができる。
<用語の不統一>
ユーザーにとって、用語(言葉)の統一がされていないために、検索などを円滑にすることが難しい場合がある。このような用語の不統一は、例えば、文書等の作成担当者が複数人いる場合にそれぞれの作成担当者によるもの、あるいは、部材によるものなどがある。具体例として、「パワーコンディショナー」と「パワコン」とが同じものを表すことがある。
このような場合に役立つ機能について説明する。
検索部71は、検索語(検索キーワード)の完全一致検索だけでなく、あいまい検索を行うことが可能である。これにより、ユーザーにとって、検索をし易くすることができる。
例えば、会社等の独特の用語の揺れを類義語として検索エンジンに登録し、検索時に用語の揺れについても検索が行われるようにする。
ここで、本実施形態では、検索部71が検索エンジンの機能を使用して検索を行う。検索エンジンとしては、例えば、会社等で用意された検索エンジンが用いられてもよく、あるいは、他の任意の検索エンジンが利用されてもよい。
なお、用語の揺れは、例えば、会社ごとに限られず、学校などの施設ごと、会社などの部署ごと、地域ごと、あるいは、個人ごとなど、任意の範囲における揺れであってもよい。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、あいまい検索を行うことが可能である。
このような構成により、ユーザーにとって、文書作成あるいは文書管理を厳密にしなくてもよくすることができる。
提案部74は、検索語(検索キーワード)の候補を表示するサジェスト機能を有する。また、提案部74は、検索語(検索キーワード)に関連する他の語(他のキーワード)を検索後に表示させる機能を有する。これらの機能により、ユーザーにとって、例えば、検索語(検索キーワード)が明確でなくても、希望の該当ページに到達することができる確率が高くなる。
なお、本実施形態では、検索部71と提案部74とを分けて説明したが、例えば、検索部71が提案部74の機能を備えてもよく、つまり、検索部71と提案部74とが一体化されていてもよい。
図10は、本発明の一実施形態に係る提案表示の概略を示す図である。
図10には、図2に示されるトップ画面101における検索語入力部124および検索ボタン125の部分を示してあり、年式部121、対象名称部122、ジャンル部123については図示を省略している。
図10の例では、提案部74は、検索語入力部124に検索語が入力されたときに、当該検索語に対して提案される他の用語(検索語の候補)を提案表示部711に表示するように制御する。ユーザーによって、提案表示部711に表示された任意の用語を指定する操作が行われると、検索部71は、指定された用語を検索語として検索を行う。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、検索キーワードの候補を提示する機能を有する。
このような構成により、ユーザーにとって、明確な検索語を入力しなくても、目的とする文書を見つけられる可能性を高めることができる。
<検索に適合した文書保管の構造化>
ユーザーにとって、検索に適合した文書保管の構造化がされていないときに、希望のページに円滑に到達することができない場合がある。
例えば、仕様が複雑化し、ルールが増加することで、ページ数および項目数が増加し、希望のページに到達するまでに必要な時間が長期化することがある。
このような場合に役立つ機能について説明する。
本実施形態では、文書を階層構造(本実施形態では、フォルダツリー構造)で管理している。そして、検索部71は、検索語(検索キーワード)を用いた検索を行う。これにより、ユーザーにとって、必要なページに到達するまでの時間を短縮することができる。
ここで、本実施形態では、文書保管の構造として、文書ごとの分類を識別することが可能に複数の文書が保存されるフォルダツリー構造が用いられる場合について説明しているが、他の任意の構造が用いられてもよい。
他の構造として、例えば、文書等の名称(例えば、ファイル名またはフォルダ名)あるいは文書中の内容(例えば、タイトルなど)を用いて当該文書などの相互関係(例えば、順序等)を規定する構造が用いられてもよい。
トップ画面101において、検索部71による検索が行われたときに、表示態様制御部73は、当該検索のヒット件数を、見出し領域112の所定項目の欄に並列して表示させる。
ここで、図2の例では、表示態様制御部73は、具体態様ボタン171~172の欄の数値部181に、検索のヒット件数を表示させてもよい。また、表示態様制御部73は、具体態様ボタン171~172の欄に限られず、他の欄に、検索のヒット件数を表示させてもよい。
また、図3の例では、一覧画面201において、表示態様制御部73は、数値部241または他の箇所に、検索のヒット件数を表示させてもよい。
また、図4に示される該当ページ画面301において、表示態様制御部73は、任意の箇所に、検索のヒット件数を表示させてもよい。
例えば、トップ画面101において、検索語入力部124に検索語が入力された場合に、表示態様制御部73は、当該検索語がそれぞれの具体態様ボタン171~172に対応する文書(ページ内容)に含まれる数(ヒット件数)を、それぞれの数値部181に表示してもよい。このような数(ヒット件数)の表示は、例えば、すべての具体態様ボタン171~172について行われてもよく、あるいは、一部の具体態様ボタン171~172について行われてもよい。当該一部の具体態様ボタン171~172は、例えば、当該数(ヒット件数)が最も多い1個の具体態様ボタンであってもよく、あるいは、当該数(ヒット件数)が最も多い方から所定数(例えば、上位5位まで、など)の具体態様ボタンであってもよい。
なお、数値部181、241または他の箇所の数値としては、検索のヒット件数に限られず、他の任意の数値が表示されてもよい。
例えば、数値部181、241または他の箇所の数値として、該当する文書(1個の文書のページ内容)または該当する文書群(例えば、フォルダに含まれる複数の文書のページ内容)について、過去の所定期間において検索によって閲覧された回数、または、過去の所定期間において(検索以外も含めて)閲覧された回数が用いられてもよい。これにより、ユーザーは、各文書または各文書群について、よく閲覧されているか否かを把握することができる。なお、過去の所定の期間は、例えば、1週間または1か月などのように区切られた期間であってもよく、あるいは、過去のすべての期間(残っている過去の履歴のすべて)であってもよい。
ここで、閲覧の回数としては、例えば、当該ユーザー自身が閲覧した回数が用いられてもよく、当該ユーザー以外の者が閲覧した回数が用いられてもよく、当該ユーザーを含めて任意の者が閲覧した回数が用いられてもよく、あるいは、これらのいずれかを指定することが可能な構成であってもよい。
また、閲覧の回数の代わりに、閲覧の頻度、あるいは、閲覧の時間(例えば、トータルの時間)などが用いられてもよく、また、これら閲覧の回数などの順位(ランキング)が用いられてもよい。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、検索の結果に関する情報表示として、検索された文書等の数(数値)を、見出し(分類)ごとに見出しと並列して表示する。
このような構成により、ユーザーにとって、文書群における検索語の分布を把握することができ、体系的な把握をしながら文書を検索し易くすることができる。
本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、数値として、例えば、検索された文書のヒット数、または、検索された検索語のヒット数、あるいは、これらの両方を表示してもよい。
これにより、ユーザーにとって、ヒット数を参考にして、目的の文書を探すことができる。
ここでは、検索の結果に関する情報表示として数値が用いられる場合について示したが、検索の結果に関する情報表示としては、他の任意の情報表示の態様が用いられてもよく、例えば、記号を表示する態様、色を用いた表示形態で表示する態様、線の太さあるいは線種(例えば、点線など)を用いた表示形態で表示する態様、所定の色の所定の枠で囲むように当該枠を表示する態様などが用いられてもよい。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、検索の結果に関する情報表示を、一つ以上の見出し(分類)について見出しごとに行う。
このような構成により、ユーザーにとって、検索の結果に関する事項を視覚的に容易に把握し易くすることができ、例えば、体系的な把握をしながら文書を検索し易くすることができる。
<色などによる確認>
ユーザーにとって、すべてが単調(例えば、白黒)の画面では、一見して表示内容の把握が容易でない場合がある。
このような場合に役立つ機能について説明する。
表示態様制御部73は、トップ画面101、一覧画面201、あるいは、該当ページ画面301などにおいて、表示内容のうちの一部を所定の色で表示すること、あるいは、表示内容のうちの一部に所定の修飾(例えば、太字、斜字などの修飾)を施すことを行うように、表示態様を制御してもよい。
例えば、表示態様制御部73は、トップ画面101の検索領域111において、年式部121の欄に表示されている年式が現在において使用可能な年式である場合と、年式部121の欄に表示されている年式が現在において使用不可な年式である場合とで、年式部121の欄の色を異ならせること、または、表示されている年式の文字の色などを異ならせることを行ってもよい。これにより、ユーザーにとって、現在において使用可能な年式であるか否かを把握し易くすることができる。
具体例として、表示態様制御部73は、年式部121の欄に表示されている年式が現在において使用可能な年式である場合には白黒の表示とし、年式部121の欄に表示されている年式が現在において使用不可な年式である場合には灰色などのように目立たない色を用いた表示としてもよい。
ここで、トップ画面101の検索領域111の年式部121について説明したが、見出し領域112の年式部141について同様な制御が行われてもよい。
例えば、表示態様制御部73は、トップ画面101の見出し領域112において、すべてのボタンまたは一部のボタンについて、色分けするように、表示態様を制御してもよい。
具体例として、表示態様制御部73は、年式部141に表示されている年式において前の年式に対して変更されたページ内容を含む階層に対応するボタンの色などを、他のボタンに対して異ならせるように、表示態様を制御してもよい。これにより、ユーザーにとって、該当する年式に変更があったページ内容を含むか否かを把握し易くすることができる。
なお、このような表示は、任意の画面の任意の箇所で用いられてもよい。
例えば、表示態様制御部73は、トップ画面101の見出し領域112などにおいて、複数のボタンなどを表示する場合に、あらかじめ定められた色分けを行うように、表示態様を制御してもよい。これにより、ユーザーにとって、一見して、色分けにより各ボタンの概要を把握することを可能とすることができる。
具体例として、表示態様制御部73は、ある種類に属する文書に対応するボタンなどを青色で表示し、他の種類に属する文書に対応するボタンを赤色で表示し、これら両方の種類に属する文書に対応するボタンを白色(または、黒色)で表示することなどが可能である。
なお、色分けは、任意の色分けであってもよく、例えば、組織(例えば、会社)内のルールに基づく色分けであってもよい。
<検索における提案>
提案部74は、検索部71による検索語を用いた検索結果を表示する画面において、例えば、当該検索語に関してユーザーに閲覧を推奨するページ内容を表示する画面にジャンプ(移動)するためのボタンを含めてもよい。当該ボタンは、例えば、トップ画面101における具体態様ボタン171~172と同様なボタンであってもよい。
ここで、検索語に関してユーザーに閲覧を推奨するページ内容は、例えば、あらかじめ定められていてもよく、あるいは、当該検索語が含まれる数(ヒット件数)が最も多いページ内容であってもよく、当該検索語が含まれる数(ヒット件数)が最も多い方から所定数(例えば、上位5位まで、など)のページ内容であってもよい。
検索語に関してユーザーに閲覧を推奨するページ内容があらかじめ定められている場合、当該ページ内容は、当該検索語の概要が含まれるページ内容であってもよい。
なお、このような推奨の表示は、例えば、検索部71による検索が行われる前に、検索語入力部124に検索語が入力された段階で行われてもよい。
<見出しにおける提案>
提案部74は、トップ画面101において、見出し領域112の具体態様ボタン171~172のうちの1個の具体態様ボタンがマウスオーバーされた(マウスのカーソルが重ねられた)場合に、当該具体態様ボタンに対応する文書について行われた過去の検索でヒットした1個以上の検索語(検索キーワード)を、検索領域111に表示する。この表示は、例えば、図10に示されるような態様で行われてもよい。これにより、ユーザーは、各文書について過去に検索が行われた検索語を参考にすることができる。
ここで、検索領域111に表示される過去の検索でヒットした1個以上の検索語としては、例えば、ヒット件数が最も多い1個の検索語であってもよく、あるいは、ヒット件数が最も多い方から所定数(例えば、上位5位まで、など)の検索語であってもよい。
また、検索のヒット数としては、例えば、当該ユーザー自身が検索を行った結果が用いられてもよく、当該ユーザー以外の者が検索を行った結果が用いられてもよく、当該ユーザーを含めて任意の者が検索を行った結果が用いられてもよく、あるいは、これらのいずれかを指定することが可能な構成であってもよい。
なお、ここでは、1個の対象(ここでは、具体態様ボタン)が選択状態とされる操作として、マウスオーバーの操作を示したが、この操作の代わりに、他の操作が用いられてもよい。
ここでは、具体態様ボタン171~172が選択状態とされた場合について説明したが、他の構成例として、具体態様ボタンの代わりに、見出し領域112における他の任意の部分が選択状態とされた場合に同様な提案が行われてもよい。
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム1では、情報処理装置11は、検索語を用いた検索を行うための領域(検索領域111)と、見出しを用いた検索を行うための領域(見出し領域112)と、を含む画面(トップ画面101)を表示して利用可能とすることで、ユーザーにとって、目的の文書を効率的に見つけることを支援することができる。
情報処理装置11は、例えば、ユーザーにとって、目的の文書を見つけるまでの時間を短縮化することができる。
また、情報処理装置11は、例えば、ユーザーにとって、希望する内容を含む文書を見つけることを容易化することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置11は、例えば、同じ項目のデータ内容が仕様年月などによって更新される文書群に適用されることが好ましい一例である。
<構成例>
一構成例として、情報処理装置11は、検索領域111と見出し領域112を同じ画面(実施形態では、トップ画面101)で表示する。情報処理装置11は、検索領域111に入力された検索語を用いて文書に関する検索を行い、検索の結果を表示する。情報処理装置11は、見出し領域112に含まれる文書に関する分類を示す見出し(図2の例では、具体態様ボタン171~172の見出し)が指定された場合、指定された見出しに対応する文書を表示する。
一構成例として、情報処理装置11は、検索として、見出しに関する検索を行う機能を有する。
一構成例として、情報処理装置11は、複数の文書がサムネイルとして一覧表示されるときに(実施形態では、一覧画面201)、一つのサムネイルが選択状態となった場合、選択状態となったサムネイルを拡大して表示する(図6の例)。
一構成例として、情報処理装置11は、検索として、あいまい検索を行う機能を有する。
一構成例として、情報処理装置11は、検索語の候補を提案する機能を有する(図10の例)。
一構成例として、情報処理装置11では、検索語の候補は、選択状態となった見出しに関する検索語の候補である。
一構成例として、情報処理装置11は、検索の結果に関する情報表示を、一つ以上の見出しについて見出しごとに行う。
一構成例として、情報処理装置11は、情報表示として、検索の結果に関する数値(実施形態では、数値部181、241の数値)を一つ以上の見出しについて見出しごとに並列して表示する。
一構成例として、情報処理装置11では、数値は、検索でヒットした文書の数と、検索でヒットした検索語の数との一方または両方を含む。
一構成例として、情報処理装置11では、文書は、複数の新旧のバージョンを有する(図5の例)。
一構成例として、情報処理装置11は、検索として、指定された特定のバージョンの検索を行う機能、および、バージョンが指定されずに検索を行う機能を有し、これらの検索が選択可能である。
一構成例として、情報処理装置11は、新旧のバージョンの対応関係がある複数の文書を隣接させて表示する(図7~図9の例)。
一構成例として、情報処理装置11は、新旧のバージョンの対応関係がある複数の文書のうち、旧バージョンに対して差異がある新バージョンの文書を表示する。
一構成例として、情報処理装置11は、新旧のバージョンの対応関係がある複数の文書のうち、新バージョンに対して差異がない旧バージョンの文書を非表示とする。
一構成例として、情報処理装置11は、新旧のバージョンの対応関係がある複数の文書のバージョンが、現行仕様のバージョンと非現行仕様のバージョンとを含む場合、現行仕様を対象として表示を行う。
一構成例として、情報処理装置11では、文書は、建物の設計に関する。
以上のような情報処理装置11と同様な機能を備える情報処理システム1が実施されてもよい。
一構成例として、情報処理システム1は、情報処理装置11と、記憶装置(図1の例では、外部記憶装置12)と、を有する。
記憶装置は、複数の文書を含む文書群を記憶する。
情報処理装置11は、検索領域111と見出し領域112を同じ画面で表示し、検索領域111に入力された検索語を用いて文書に関する検索を行い、検索の結果を表示し、見出し領域112に含まれる文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された見出しに対応する文書を表示する。
以上のような情報処理装置11と同様な処理を実行する情報処理方法が実施されてもよい。
一構成例として、情報処理方法は、検索領域111と見出し領域112を同じ画面で表示し、検索領域111に入力された検索語を用いて文書に関する検索を行い、検索の結果を表示し、見出し領域112に含まれる文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された見出しに対応する文書を表示する。
以上のような情報処理装置11と同様な機能を実現するプログラム(制御プログラム)が実施されてもよい。
一構成例として、プログラムは、コンピュータに、検索領域111と見出し領域112を同じ画面で表示する機能と、検索領域111に入力された検索語を用いて文書に関する検索を行う機能と、検索の結果を表示する機能と、見出し領域112に含まれる文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された見出しに対応する文書を表示する機能と、を実現させるプログラムである。
なお、以上に説明した任意の装置における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、オペレーティングシステム(OS:Operating System)あるいは周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(Compact Disc)-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイルであってもよい。差分ファイルは、差分プログラムと呼ばれてもよい。
以上に説明した任意の装置における任意の構成部の機能は、プロセッサーにより実現されてもよい。例えば、実施形態における各処理は、プログラム等の情報に基づき動作するプロセッサーと、プログラム等の情報を記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒体により実現されてもよい。ここで、プロセッサーは、例えば、各部の機能が個別のハードウェアで実現されてもよく、あるいは、各部の機能が一体のハードウェアで実現されてもよい。例えば、プロセッサーはハードウェアを含み、当該ハードウェアは、デジタル信号を処理する回路およびアナログ信号を処理する回路のうちの少なくとも一方を含んでもよい。例えば、プロセッサーは、回路基板に実装された1または複数の回路装置、あるいは、1または複数の回路素子のうちの一方または両方を用いて、構成されてもよい。回路装置としてはIC(Integrated Circuit)などが用いられてもよく、回路素子としては抵抗あるいはキャパシターなどが用いられてもよい。
ここで、プロセッサーは、例えば、CPUであってもよい。ただし、プロセッサーは、CPUに限定されるものではなく、例えば、GPU(Graphics Processing Unit)、あるいは、DSP(Digital Signal Processor)等のような、各種のプロセッサーが用いられてもよい。また、プロセッサーは、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)によるハードウェア回路であってもよい。また、プロセッサーは、例えば、複数のCPUにより構成されていてもよく、あるいは、複数のASICによるハードウェア回路により構成されていてもよい。また、プロセッサーは、例えば、複数のCPUと、複数のASICによるハードウェア回路と、の組み合わせにより構成されていてもよい。また、プロセッサーは、例えば、アナログ信号を処理するアンプ回路あるいはフィルター回路等のうちの1以上を含んでもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…情報処理システム、11…情報処理装置、12…外部記憶装置、13…回線、31…入力部、32…出力部、33…通信部、34…記憶部、35…制御部、51…表示部、71…検索部、72…画面切替部、73…表示態様制御部、74…提案部、101…トップ画面、111…検索領域、112…見出し領域、121、141、522、532…年式部、122…対象名称部、123…ジャンル部、124…検索語入力部、125…検索ボタン、131…カテゴリボタン、151…態様ボタン、161…参考部、171~172…具体態様ボタン、181、241…数値部、201、201a…一覧画面、211、311…階層部、221~223、222a、321、511~512、512a…ページ内容、231、521、531…ページ名称部、263~265、361~367…ボタン、281…カーソル、301…該当ページ画面、331…次ページ指示部、332…前ページ指示部、411…第1階層構造、412…第2階層構造、501、501a、501b…新旧表示画面、611~613…相違部分、711…提案表示部

Claims (19)

  1. 検索領域と見出し領域を同じ画面で表示し、
    前記検索領域に入力された検索語を用いて文書に関する検索を行い、
    前記検索の結果を表示し、
    前記見出し領域に含まれる前記文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された前記見出しに対応する前記文書を表示する、
    情報処理装置。
  2. 前記検索として、前記見出しに関する検索を行う機能を有する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 複数の前記文書がサムネイルとして一覧表示されるときに、一つの前記サムネイルが選択状態となった場合、前記選択状態となった前記サムネイルを拡大して表示する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記検索として、あいまい検索を行う機能を有する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記検索語の候補を提案する機能を有する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記検索語の候補は、選択状態となった前記見出しに関する検索語の候補である、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記検索の結果に関する情報表示を、一つ以上の前記見出しについて前記見出しごとに行う、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報表示として、
    前記検索の結果に関する数値を一つ以上の前記見出しについて前記見出しごとに並列して表示する、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記数値は、前記検索でヒットした前記文書の数と、前記検索でヒットした前記検索語の数との一方または両方を含む、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記文書は、複数の新旧のバージョンを有する、
    請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記検索として、指定された特定の前記バージョンの検索を行う機能、および、前記バージョンが指定されずに検索を行う機能を有し、これらの検索が選択可能である、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 新旧の前記バージョンの対応関係がある複数の前記文書を隣接させて表示する、
    請求項10または請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 新旧の前記バージョンの対応関係がある複数の前記文書のうち、旧バージョンに対して差異がある新バージョンの前記文書を表示する、
    請求項10から請求項12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 新旧の前記バージョンの対応関係がある複数の前記文書のうち、新バージョンに対して差異がない旧バージョンの前記文書を非表示とする、
    請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 新旧の前記バージョンの対応関係がある複数の前記文書の前記バージョンが、現行仕様の前記バージョンと非現行仕様の前記バージョンとを含む場合、前記現行仕様を対象として表示を行う、
    請求項10から請求項14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記文書は、建物の設計に関する、
    請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 情報処理装置と、記憶装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記記憶装置は、
    複数の文書を含む文書群を記憶し、
    前記情報処理装置は、
    検索領域と見出し領域を同じ画面で表示し、
    前記検索領域に入力された検索語を用いて前記文書に関する検索を行い、
    前記検索の結果を表示し、
    前記見出し領域に含まれる前記文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された前記見出しに対応する前記文書を表示する、
    情報処理システム。
  18. 検索領域と見出し領域を同じ画面で表示し、
    前記検索領域に入力された検索語を用いて文書に関する検索を行い、
    前記検索の結果を表示し、
    前記見出し領域に含まれる前記文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された前記見出しに対応する前記文書を表示する、
    情報処理方法。
  19. コンピュータに、
    検索領域と見出し領域を同じ画面で表示する機能と、
    前記検索領域に入力された検索語を用いて文書に関する検索を行う機能と、
    前記検索の結果を表示する機能と、
    前記見出し領域に含まれる前記文書に関する分類を示す見出しが指定された場合、指定された前記見出しに対応する前記文書を表示する機能と、
    を実現させるプログラム。
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