JPH09121052A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH09121052A
JPH09121052A JP2762696A JP2762696A JPH09121052A JP H09121052 A JPH09121052 A JP H09121052A JP 2762696 A JP2762696 A JP 2762696A JP 2762696 A JP2762696 A JP 2762696A JP H09121052 A JPH09121052 A JP H09121052A
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low
semiconductor device
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JP2762696A
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Yoshinori Konishi
義則 小西
Yasuhiko Onishi
泰彦 大西
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】格子欠陥を局在化させ、漏れ電流を増加させず
に、ターンオフ時間の短縮とターンオフ損失の低減を図
る。 【解決手段】p+ コレクタ1上にn+ バッファ2とn-
ベース3を形成し、n- ベースの表面層に選択的にp+
ウエル4とn+ エミッタ5を形成し、これらの表面にゲ
ート酸化膜6、エミッタ電極11を形成し、ゲート酸化
膜6の上にゲート電極7を形成する。このIGBTのp
+ コレクタ1側からプロトン(H+ )やヘリウム( 3
e)イオンを照射し、n+ バッファ2に近接するn-
ース3に局在する格子欠陥21を導入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイオード、I
GBT、サイリスタなどのパワーデバイスである半導体
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IGBTなどのパワーデバイスは各種電
力変換装置に搭載され、装置の高効率化、高性能化に寄
与している。電力変換装置の効率を上げるにはパワーデ
バイスの発生損失の低減化、また性能を上げるにはスイ
ッチング時間の短縮化が要求される。
【0003】図13はIGBTの断面図である。この断
面図を使ってIGBTの動作を説明する。ゲート電極7
をエミッタ電極11に対しバイアスしていない状態では
チャネル13は形成されておらずIGBTは非導通状態
となっている。ゲート電極7に正のバイアスが印加され
ると、チャネル13が形成され、電子がn+ エミッタ5
からn- ベース3へ注入される。この電子の注入によ
り、n- ベース3、n+バッファ2、およびp+ コレク
タ1より形成されるダイオードが動作して、n-ベース
3は伝導度変調を受け、低いオン電圧での導通状態にな
る。IGBTはこの様に、低いオン電圧で動作するが、
そのスイッチング時間、特にターンオフ時間がMOSF
ETに比べて長いことが欠点として挙げられている。こ
れはオン状態でn- ベース3が電子および正孔で満たさ
れており、オフ状態に移行するとき、この電子および正
孔が急速には減少しないためである。ゲートバイアスを
正バイアスから0バイアスにすると、電子の注入は止ま
るが、n- ベース3の残存電子が正孔のn- ベース3へ
の注入を引き起こし、電子および正孔からなる荷電粒子
は減少しにくく、従ってターンオフ時間は長くなる。
【0004】図14はターンオフ時のn+ バッファ2付
近の正孔濃度の時間変化を示すシミュレーション図であ
る。時間はオフゲート信号が入った時点をt=0nse
cとしてストレージ時間とフォール時間を合わせてt=
526nsecであり、その後テール時間が終了する時
点がt=1200nsecとなる。図示されていない
が、電圧が立上が始めてクランプされるまでの時間は1
00nsec程度でこの間に空乏層は80μm程度拡が
り、その後、図示されているように674nsecのテ
ール期間に入り、空乏層はゆっくり拡がり、キャリアの
消滅もゆっくりと行われ、スイッチング時間を長くして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ターンオフ時間を短く
する手段の一つに金や白金などの重金属を拡散する方法
が広く行われている。しかし、重金属は製造プロセスを
汚染し、ゲート特性などの素子特性を悪化させることか
ら、最近では電子線照射が使用されている。図15はI
GBTに電子線を照射した状態図である。シリコン半導
体内に電子線を照射する場合、格子欠陥を発生させるエ
ネルギーである1MeV以上で電子線を入射すると、そ
の飛程は数mmなので、素子全体に格子欠陥21は発生
する。これらの格子欠陥21はシリコン結晶中に深いト
ラップ準位を導入し、電子と正孔の再結合中心を生成す
ることで、電子と正孔を速く消滅させる働きをする。そ
れと同時にこのトラップ準位は空乏層中においては電子
・正孔対の生成中心としても働くため、阻止状態時に漏
れ電流を増大させる原因となる。
【0006】この発明の目的は、前記の課題を解決する
ために、格子欠陥を局在化させ、漏れ電流を増加させず
に、ターンオフ時間の短縮とターンオフ損失の低減が図
れる半導体装置およびその製造方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、低濃度の第一導電形領域と高濃度の第二導電形領
域とを有する半導体装置において、低濃度の第一導電形
領域内および高濃度の第二導電形領域内のいずれか一方
に軽イオンを打ち込み、格子欠陥を局所的に形成するこ
とで電子を照射して半導体装置の全領域に格子欠陥を形
成した場合よりもオン電圧とターンオフ時間のトレード
オフが改善される。
【0008】この低濃度の第一導電形領域内で、高濃度
の第二導電形領域と近接する箇所に、軽イオンを打ち込
み、格子欠陥を局所的に形成すると効果的である。また
低濃度の第一導電形領域の一方の側に高濃度の第一導電
形領域を設け、低濃度の第一導電形領域内で、高濃度の
第一導電形領域と近接する箇所に、軽イオンを打ち込
み、格子欠陥を局所的に形成するとよい。
【0009】前記の高濃度の第二導電形領域内で、低濃
度の第一導電形領域と近接する箇所に、軽イオンを打ち
込み、格子欠陥を局所的に形成してもよい。また低濃度
の第一導電形領域と高濃度の第二導電形領域の間に高濃
度の第一導電形領域を設け、低濃度の第一導電形領域表
面から高濃度の第一導電形領域を貫通して、高濃度の第
二導電形領域内に軽イオンを打ち込み、格子欠陥を局所
的に形成することでオン電圧およびターンオフ時間のば
らつきを低減できる。
【0010】前記の軽イオンがプロトン(H+ )または
ヘリウムイオンであるとよい。また照射される軽イオン
の核子量(陽子と中性子とを合わせた量で水素の場合は
1個であり、ヘリウムの場合は3個である)と低濃度の
第一導電形領域の比抵抗との積が1×1014個/cm2
・Ωcm以上にするとよい。また格子欠陥が形成される
低濃度の第一導電形領域の表面側から、低濃度の第一導
電形領域内に軽イオンを打ち込む工程と、その後熱処理
(アニール処理)する工程とを含む工程で製造してもよ
い。
【0011】さらに低濃度の第一導電形領域の表面側か
ら、高濃度の第一導電形領域を貫通して、高濃度の第二
導電形領域内に軽イオンを打ち込む工程と、その後熱処
理(アニール処理)する工程とを含む工程で製造しても
勿論よい。前記の手段を講じることで、IGBTなどの
パワーデバイスの阻止状態において、n- ベースに拡が
る空乏層の中に、電子・正孔対の生成中心となる格子欠
陥を作らないことで、格子欠陥の導入による漏れ電流の
増加を抑える。また軽イオン照射において、もともと格
子欠陥が少ない低濃度領域(例えばIGBTのn-ベー
ス)の方が、拡散による格子欠陥の多い高濃度領域(例
えばIGBTのn+バッファ)より、照射損傷によるダ
メージは大きいため、格子欠陥の導入を必要とない低濃
度領域の箇所(例えばIGBTのp+ ウエルと近接する
- ベース)を軽イオンが通過しないように、格子欠陥
を導入する箇所に近接する高濃度領域側(例えばIGB
Tのn+ バッファ側)から照射する。こうすることで、
格子欠陥を導入する必要のない低濃度領域が受けるダメ
ージを防ぐことができる。
【0012】さらに、照射される軽イオンの核子量と低
濃度の第一導電形領域の比抵抗との積が1×1014個/
cm2 ・Ωcm以上となる数量(ドーズ量)の軽イオン
を低濃度の第一導電形領域を通過させて高濃度の第二導
電形領域に打ち込むことで、形成された格子欠陥がライ
フタイムキラーとして効果的に働き、且つ、低濃度の第
一導電形領域の厚さ等にばらつきがあっても、低濃度の
第一導電形領域内に形成される格子欠陥量のばらつきを
抑制することができ、オン電圧とターンオフ損失のばら
つきが製造ロット間で小さくできる。
【0013】尚、ここでは、軽イオンを打ち込む領域と
は、停止する軽イオン密度が最大となる領域のことをい
う。図11はシリコン半導体内にプロトンを照射した図
であり、図12はヘリウムを照射した図である。いずれ
の場合も拡がり抵抗(Spreading Regis
tance:SR)を測定し、比抵抗の値に格子欠陥量
を換算した結果であり、局所的に格子欠陥が生成してい
ることを示す。ここに示した図は一例であり、軽イオン
を加速する加速電圧でその深さや拡がりを制御でき、ま
た照射時間および照射後のアニール処理で格子欠陥量を
制御できる。この例では格子欠陥の拡がりは、プロトン
の場合で30μm程度、ヘリウムの場合で60μmであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は第一実施例で、IGBTに
軽イオンを照射した図である。IGBTの構造について
説明する。p+ コレクタ1となるp+ 基板上にn+ バッ
ファ2とn-ベース3がエピタキシャルで積層され、n
- ベースの表面層に選択的にp+ ウエル4が形成され、
+ ウエル4の表面層に選択的にn+ エミッタ5が形成
される。p+ ウエル4のチャネルが形成される表面にゲ
ート酸化膜6が、p+ ウエル4とn+ エミッタ5とに接
触するようにエミッタ電極11が形成され、ゲート酸化
膜6の上にゲート電極7が形成される。またこれらの電
極上にはエミッタ端子E、ゲート端子Gが接続される。
またコレクタ1上にはコレクタ電極9が形成され、コレ
クタ電極9上にはコレクタ端子Cが接続される。このI
GBTのp+ コレクタ1側からプロトン(H+ )やヘリ
ウム(He)イオンを照射(通称裏面照射という)し、
+ バッファ2に近接するn- ベース3にこれらの軽イ
オンが停止するエネルギーで打ち込み、局在する格子欠
陥21を導入する。IGBTのターンオフ過程では、ゲ
ート・エミッタ電極間は0バイアス、エミッタ電極8を
負、コレクタ電極9を正に電極を印加するので、p+
エル4とn- ベース3のpn接合が逆バイアスとなり、
この接合から低濃度であるn- ベース3へ空乏層は拡が
る。前記のように、n+ バッファ2に近接するn- ベー
ス3に局在する格子欠陥21を導入することで、p+
レクタ1からn+ バッファ2を通して注入される正孔が
電子とこの格子欠陥21を介して再結合するため、ター
ンオフ時間が短縮される。また、阻止状態では空乏層が
この格子欠陥21に到達するまでは、漏れ電流は小さ
く、例え、格子欠陥21に到達しても、この格子欠陥2
1は狭い領域に分布しているため、この格子欠陥21か
ら発生する電子・正孔対の数は少なく、n- ベース3全
体に格子欠陥21を作る電子線照射と比べ、漏れ電流は
極めて小さくなる。格子欠陥21を発生させた後、30
0℃程度のアニール処理(熱処理)することで格子欠陥
21は安定した再結合中心となる。またp+ コレクタ1
側から軽イオンを照射することで、n+ エミッタ5側の
MOS構造に損傷を与えないで済む。尚、今回試作した
IGBTでは、局在する格子欠陥のピークの深さはn+
バッファ2から10ないし40μm程度で、格子欠陥の
拡がりは20μmないし80μm程度が素子特性上良好
である。さらに望ましいのは深さが10ないし20μ
m、拡がりが30ないし60μmである。勿論、格子欠
陥の深さ、拡がりおよび量は加速電圧、照射時間および
アニール条件で制御される。
【0015】図2はオン電圧とスイッチング損失の相関
図である。電子線照射と比べ、ヘリウム裏面照射はこの
相関関係が大幅に改善されている。このスイッチング損
失はターンオフ損失を示している。図3は漏れ電流と電
圧の関係図で、同図(a)は電子線照射の場合、同図
(b)はヘリウム照射の場合である。ヘリウム照射の場
合漏れ電流は200Vまでは極めて小さく、またそれ以
上の電圧でも電子線照射の場合と比べ、小さくなってい
る。
【0016】前記のように、n+ バッファ2に近接する
- ベース3に局在する格子欠陥21を導入する場合
は、シリコン厚さ、n- ベースの厚さおよびp+ コレク
タ領域の厚さなどのばらつきがあると、局在する格子欠
陥の位置にばらつきが生じ、オン電圧とターンオフ時間
のトレードオフにもばらつきがでる。その様子を以下に
示す。
【0017】図4はオン電圧とターンオフ損失のトレー
ドオフのばらつきを示す図で、同図(a)はp+ コレク
タ側から軽イオンを照射した場合(裏面照射の場合)、
同図(b)はn- ベース表面側から軽イオンを照射した
場合(素子形成面からの照射の場合)である。図4にお
いて、参考までに従来の電子線照射品(EI)も示し、
また斜線領域はばらつき領域を示す。○印と△印とは製
造条件は同じであるが製造ロットが異なる。製造ロット
によるばらつきが大きく、○印は電子線照射品(EI)
よりもトレードが悪くなっている。この原因はウエハの
エピタキシャル層の厚さのばらつき、ウエハ自体の厚さ
(またはバックラップの残し厚さ)のばらつきの影響が
大きく、格子欠陥層が狙った所定の箇所に導入できず、
製造ロットでばらつくためである。このため、多少前記
のエピタキシャル層やウエハ自体にばらつきがあっても
トレードオフ特性にばらつきが生ぜず、従来の電子線照
射品よりトレードオフ特性そのものを改善できる方法を
次に説明する。
【0018】図5は第二実施例で、IGBTに軽イオン
を照射した図である。図1と同一構造で、このIGBT
のn- ベース側からプロトン(H+ )やヘリウムイオン
をn + バッファ2を貫通してp+ コレクタ領域1にこれ
らの軽イオンが停止するエネルギーで打ち込み、局在す
る格子欠陥21を導入する。だだし、次の図からも分か
るようにn- ベース3内にも格子欠陥は発生する。
【0019】図6は図5で形成された格子欠陥の分布図
である。同図においてはヘリウムイオン( 3He++)を
8×1011個/cm2 と3×1011個/cm2 の2種類
の照射量で照射した場合で、縦軸は格子欠陥密度に関係
する比抵抗(前記のSR法で測定した比抵抗)で、横軸
はシリコン中の深さである。照射量が少ない場合(lo
w dosage)は軽イオンの停止位置付近に狭い格
子欠陥層が形成されており、この格子欠陥密度の最大部
分をn+ バッファ2直上のn- ベース3に導入しようと
するとウエハ厚さが数μmずれても、同図に示されるよ
うに、急峻な欠陥量の変化が生じて、トレードオフ特性
が大きく変化することになる。一方照射量を大きくする
と(high dosage)、形成される格子欠陥層
が拡がり、軽イオン停止位置の手前になだらかに格子欠
陥量が変化する領域を形成することができる。そのた
め、ウエハの厚みが数μmずれても、トレードオフ特性
の変化を小さくできる。また実験結果から格子欠陥量は
照射粒子の核子量で決められることが分かり、ヘリウム
イオンの代わりにプロトンを照射する場合はヘリウムイ
オンの照射量に対して3倍の照射量が必要となる。また
同図ではn- ベース3(低濃度の第一導電形領域)の比
抵抗値が80Ωcmの場合であるが、比抵抗値を2倍に
すると照射量が半分の値で同様のライフタイムキラー効
果が得られた。このことから、n+ バッファ2近傍のn
- ベース3内でなだらかに格子欠陥量が変化する領域を
得るためには、照射される軽イオン量を所定の値より大
きく必要がある。実験の結果、照射される軽イオンの核
子量(陽子と中性子との合計数)×低濃度の第一導電形
領域(n- ベース3)の比抵抗>1×1014個/cm2
・Ωcmの関係が成立するよう軽イオンの照射量を決め
ることでなだらかな格子欠陥量の変化が得られ、且つ、
ライフタイムキラーとして有効に働かせることができ
る。
【0020】図7は第二実施例で製作した素子のオン電
圧とターンオフ損失のトレードオフ関係を示した図であ
る。ヘリウムイオンを照射した後、300℃程度のアニ
ールを行い、素子特性の初期変動を無くした。従来のE
I品に比べ約20%の損失改善がなされ、また製造ロッ
トが異なる○印と△印でも第一実施例と比べてばらつき
が大幅に小さくなっている。
【0021】図8は第三実施例で、ダイオードに適用し
た図、図9は第四実施例で、サイリスタに適用した図、
図10は第五実施例で、電圧駆動型サイリスタに適用し
た図である。軽イオン照射20はダイオードの場合はn
+ 層側、サイリスタの場合はpベース側、電圧駆動型サ
イリスタの場合はIGBTと同様n+ バッファ側から行
うとよい。いずれの場合も漏れ電流を増加させずに、タ
ーンオフ時間や逆回復時間(ダイオードの場合)を短縮
できる。また図9のサイリスタの断面図でpベースに接
続するゲート電極は省略されている。尚、軽イオンの照
射方向は反対向きでもよい。また軽イオンをn- ベース
を通過させ、n+ カソード18(図8、図9に相当)ま
たはp+ アノード16(図10に相当)に停止させ、そ
のときの軽イオン量は第二実施例で示した量としてもよ
い。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、軽イオンを高濃度の
第一導電形もしくは第二導電形領域側から低濃度の第一
導電形領域に照射し、高濃度領域に近接する箇所に格子
欠陥を局所的に形成することにより、空乏層領域への格
子欠陥の導入を抑制し、漏れ電流の増加を抑え、ターン
オフ時間(ダイオードの場合は逆回復時間)の短縮を図
り、オン電圧とターンオフ損失のトレードオフの改善を
図る。また高濃度の第二導電形領域に低濃度の第一導電
形領域側から軽イオンを照射することで、オン電圧とタ
ーンオフ損失のトレードオフの改善とばらつきの低減を
図る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例で、IGBTに軽イオン
を照射した図
【図2】オン電圧とスイッチング損失の相関図
【図3】漏れ電流と電圧の関係図で、同図(a)は電子
線照射の場合、同図(b)はヘリウム照射の場合の図
【図4】オン電圧とターンオフ損失のトレードオフのば
らつきを示す図で、(a)はp + コレクタ側から軽イオ
ンを照射した場合、(b)はn- ベース表面側から軽イ
オンを照射した場合
【図5】この発明の第二実施例で、IGBTに軽イオン
を照射した図
【図6】図5で形成された格子欠陥の分布図
【図7】第二実施例のオン電圧とターンオフ損失のトレ
ードオフを示した図
【図8】この発明の第三実施例で、ダイオードに適用し
た図
【図9】この発明の第四実施例で、サイリスタに適用し
た図
【図10】この発明の第五実施例で、電圧駆動型サイリ
スタに適用した図
【図11】シリコン半導体内にプロトンを照射した図
【図12】シリコン半導体内にヘリウムを照射した図
【図13】IGBTの断面図
【図14】ターンオフ時のn+ バッファ付近の正孔濃度
の時間変化を示すシミュレーション図
【図15】IGBTに電子線を照射した状態図
【符号の説明】
1 p+ コレクタ(p+ 基板) 2 n+ バッファ 3 n- ベース 4 p+ ウエル 5 n+ エミッタ 6 ゲート酸化膜 7 ゲート電極 9 コレクタ電極 11 エミッタ電極 13 チャネル 14 アノード電極 16 p+ アノード 17 n- ベース 18 n+ カソード 19 pベース 20 軽イオン照射 21 格子欠陥 22 n+ バッファ 23 p+ ウエル 30 電子線照射

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低濃度の第一導電形領域と高濃度の第二導
    電形領域とを有する半導体装置において、低濃度の第一
    導電形領域内および高濃度の第二導電形領域内のいずれ
    か一方に軽イオンを打ち込み、格子欠陥が局所的に形成
    されることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】低濃度の第一導電形領域内で、高濃度の第
    二導電形領域と近接する箇所に、軽イオンを打ち込み、
    格子欠陥が局所的に形成されることを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】低濃度の第一導電形領域の一方の側に高濃
    度の第一導電形領域を設け、低濃度の第一導電形領域内
    で、高濃度の第一導電形領域と近接する箇所に、軽イオ
    ンを打ち込み、格子欠陥が局所的に形成されることを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】高濃度の第二導電形領域内で、低濃度の第
    一導電形領域と近接する箇所に、軽イオンを打ち込み、
    格子欠陥が局所的に形成されることを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】低濃度の第一導電形領域と高濃度の第二導
    電形領域の間に高濃度の第一導電形領域を設け、低濃度
    の第一導電形領域側から高濃度の第一導電形領域を貫通
    して、高濃度の第二導電形領域内に軽イオンを打ち込
    み、格子欠陥が局所的に形成されることを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】軽イオンがプロトン(H+ )またはヘリウ
    ムイオンであることを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置。
  7. 【請求項7】照射される軽イオンの核子量と低濃度の第
    一導電形領域の比抵抗との積が1×1014個/cm2
    Ωcm以上であることを特徴とする請求項4又は5記載
    の半導体装置。
  8. 【請求項8】格子欠陥が形成される箇所に近接する高濃
    度の第二導電形領域側から、低濃度の第一導電形領域内
    に軽イオンを打ち込む工程と、その後熱処理(アニール
    処理)する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  9. 【請求項9】低濃度の第一導電形領域の表面側から、低
    濃度の第一導電形領域内に軽イオンを打ち込む工程と、
    その後熱処理(アニール処理)する工程とを含むことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】低濃度の第一導電形領域の表面側から、
    高濃度の第一導電形領域を貫通して、高濃度の第二導電
    形領域内に軽イオンを打ち込む工程と、その後熱処理
    (アニール処理)する工程とを含むことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
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