JPH09117341A - 車両座席用の継手金具 - Google Patents
車両座席用の継手金具Info
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- JPH09117341A JPH09117341A JP8233526A JP23352696A JPH09117341A JP H09117341 A JPH09117341 A JP H09117341A JP 8233526 A JP8233526 A JP 8233526A JP 23352696 A JP23352696 A JP 23352696A JP H09117341 A JPH09117341 A JP H09117341A
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- Japan
- Prior art keywords
- cam
- switching plate
- blocking
- fixed
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/20—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being tiltable, e.g. to permit easy access
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 通常のロック解除及びパニックロック解除の
場合に外し力の減少が可能であり、意図しない開きの場
合に、抵抗が感知可能になる継手金具。 【解決手段】 固定の継手部分10に保持されたピン1
9上に揺動可能に支持された遮断カム20が、操作レバ
ー21を、ピン19に対して半径方向に間隔を置いて配
置されたジャーナル22上に支持し、その際、操作レバ
ー21が、ジャーナル22の回りに湾曲した長穴24に
よって継手部分10に固定されたピン19を囲んでお
り、かつ支持曲線26によって継手部分に固定の支持ピ
ン27に接しており、一方操作レバー21が、一方にお
いて連行体面28によって遮断カム20の外し指29に
接することができ、かつ他方において遮断カム20のた
めの遮断連行体30を有する。
場合に外し力の減少が可能であり、意図しない開きの場
合に、抵抗が感知可能になる継手金具。 【解決手段】 固定の継手部分10に保持されたピン1
9上に揺動可能に支持された遮断カム20が、操作レバ
ー21を、ピン19に対して半径方向に間隔を置いて配
置されたジャーナル22上に支持し、その際、操作レバ
ー21が、ジャーナル22の回りに湾曲した長穴24に
よって継手部分10に固定されたピン19を囲んでお
り、かつ支持曲線26によって継手部分に固定の支持ピ
ン27に接しており、一方操作レバー21が、一方にお
いて連行体面28によって遮断カム20の外し指29に
接することができ、かつ他方において遮断カム20のた
めの遮断連行体30を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、継手金具が、背も
たれとともに揺動可能な継手部分と固定の継手部分とを
有し、その際、固定の継手部分が、継手金具から離れた
方の前側端部において揺動軸線を介して回転可能に車両
座席の座席部分に結合されており、一方その後側端部範
囲が、座席部分に固定されたストッパと共同動作し、か
つ固定の継手部分に、フック口を備えた捕獲フックが揺
動可能に関節結合されており、この捕獲フックに遮断装
置が付属しており、この遮断装置が、固定の継手部分に
回転運動可能に支持されかつ遮断方向にばね部材により
負荷をかけられた操作レバーを有し、この操作レバー
が、フック口によりストッパを範囲ごとに後からつかむ
その遮断位置に捕獲フックを確保する遮断カムに結合さ
れており、かつ操作レバーに遮断方向に作用を及ぼすば
ね部材が、遮断位置において、ストッパに載った制御ア
ームを有する係止レバーに初応力をかけており、この制
御アームを介して、係止突起を有する係止レバーの係止
アームが遮断カムの切り欠き内にはまることにより、捕
獲フックの釈放位置においてこれを維持するために操作
レバーが固定保持されている、車両座席用の、とくに自
動車座席用の継手金具に関する。
たれとともに揺動可能な継手部分と固定の継手部分とを
有し、その際、固定の継手部分が、継手金具から離れた
方の前側端部において揺動軸線を介して回転可能に車両
座席の座席部分に結合されており、一方その後側端部範
囲が、座席部分に固定されたストッパと共同動作し、か
つ固定の継手部分に、フック口を備えた捕獲フックが揺
動可能に関節結合されており、この捕獲フックに遮断装
置が付属しており、この遮断装置が、固定の継手部分に
回転運動可能に支持されかつ遮断方向にばね部材により
負荷をかけられた操作レバーを有し、この操作レバー
が、フック口によりストッパを範囲ごとに後からつかむ
その遮断位置に捕獲フックを確保する遮断カムに結合さ
れており、かつ操作レバーに遮断方向に作用を及ぼすば
ね部材が、遮断位置において、ストッパに載った制御ア
ームを有する係止レバーに初応力をかけており、この制
御アームを介して、係止突起を有する係止レバーの係止
アームが遮断カムの切り欠き内にはまることにより、捕
獲フックの釈放位置においてこれを維持するために操作
レバーが固定保持されている、車両座席用の、とくに自
動車座席用の継手金具に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第391
4083号明細書によれば、切換え板として構成された
操作レバーが、捕獲フックをその遮断位置に支持する遮
断カムに回らないように結合された、初めに述べたよう
な継手金具が公知である。この構成の遮断カムと操作レ
バーは、互いに剛体的に結合された構成ユニットを形成
しており、この構成ユニットは、固定の継手部分に揺動
可能に支持されており、その際、操作レバーは、一方に
おいて遮断カムに外し運動を導入する引っ張り部材を備
え、かつ他方において遮断カムがその保持位置に保持さ
れるように捕獲フックに作用を及ぼすように、係止レバ
ーに結合された引っ張り部材を介して遮断位置に揺動可
能である。その際、遮断カムは、係止切り欠きを有し、
この係止切り欠き内に開き位置の際に係止突起を有する
係止レバーがはまり、係止突起の外し位置をとくに背も
たれの前に揺動した位置に確保するようにすることがで
きる。その際、係止レバーは、制御アームを有し、この
制御アームは、後へ揺動した際に座席部分に固定のスト
ッパに接し、かつ係止突起と係止切り欠きのロックを外
すので、操作レバーに関節結合された引っ張りばねは、
捕獲フックが確保位置を占めるとすぐに、操作レバー及
びこれに結合された係止カムを遮断位置に移行させるこ
とができる。捕獲フックに接する端面は、自己拘束する
傾斜した曲線路を有するので、背もたれの前側揺動の前
に係止カムを釈放位置に移行させるために、遮断カムと
捕獲フックとの間の静摩擦に打勝つために、引っ張り部
材に比較的大きな力を導入しなければならない。パニッ
クの場合、破壊の後に、遮断カムと操作レバーを含む遮
断装置が外れる前に、すでに後部座席利用者が背もたれ
を前方へ押すことにより、後部座席利用者により、通常
の場合には意図しない反応に至ることがある。背もたれ
の大きなレバーアームのため、捕獲フックと遮断力ムの
端面との間の押付け力は、静摩擦に打勝つために引っ張
り部材に導入すべき力が、遮断カムと捕獲フックの間の
静摩擦に打勝つために通常の場合に必要な力よりもなお
ずっと大きくなる程度に大きくなる。
4083号明細書によれば、切換え板として構成された
操作レバーが、捕獲フックをその遮断位置に支持する遮
断カムに回らないように結合された、初めに述べたよう
な継手金具が公知である。この構成の遮断カムと操作レ
バーは、互いに剛体的に結合された構成ユニットを形成
しており、この構成ユニットは、固定の継手部分に揺動
可能に支持されており、その際、操作レバーは、一方に
おいて遮断カムに外し運動を導入する引っ張り部材を備
え、かつ他方において遮断カムがその保持位置に保持さ
れるように捕獲フックに作用を及ぼすように、係止レバ
ーに結合された引っ張り部材を介して遮断位置に揺動可
能である。その際、遮断カムは、係止切り欠きを有し、
この係止切り欠き内に開き位置の際に係止突起を有する
係止レバーがはまり、係止突起の外し位置をとくに背も
たれの前に揺動した位置に確保するようにすることがで
きる。その際、係止レバーは、制御アームを有し、この
制御アームは、後へ揺動した際に座席部分に固定のスト
ッパに接し、かつ係止突起と係止切り欠きのロックを外
すので、操作レバーに関節結合された引っ張りばねは、
捕獲フックが確保位置を占めるとすぐに、操作レバー及
びこれに結合された係止カムを遮断位置に移行させるこ
とができる。捕獲フックに接する端面は、自己拘束する
傾斜した曲線路を有するので、背もたれの前側揺動の前
に係止カムを釈放位置に移行させるために、遮断カムと
捕獲フックとの間の静摩擦に打勝つために、引っ張り部
材に比較的大きな力を導入しなければならない。パニッ
クの場合、破壊の後に、遮断カムと操作レバーを含む遮
断装置が外れる前に、すでに後部座席利用者が背もたれ
を前方へ押すことにより、後部座席利用者により、通常
の場合には意図しない反応に至ることがある。背もたれ
の大きなレバーアームのため、捕獲フックと遮断力ムの
端面との間の押付け力は、静摩擦に打勝つために引っ張
り部材に導入すべき力が、遮断カムと捕獲フックの間の
静摩擦に打勝つために通常の場合に必要な力よりもなお
ずっと大きくなる程度に大きくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、一方
において通常のロック解除及びパニックロック解除の場
合に静摩擦に打勝つため、外し力の減少が可能であり、
かつ他方において意図しない開きの場合に、操作者にと
って抵抗が感知可能になるように、初めに述べたような
継手金具のための遮断装置を改善することにある。
において通常のロック解除及びパニックロック解除の場
合に静摩擦に打勝つため、外し力の減少が可能であり、
かつ他方において意図しない開きの場合に、操作者にと
って抵抗が感知可能になるように、初めに述べたような
継手金具のための遮断装置を改善することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、次のようにして解決される。すなわち固定の継手
部分に保持されたピン上に揺動可能に支持された遮断カ
ムが、切換え板として構成された操作レバーを、ピンに
対して半径方向に間隔を置いて配置されたジャーナル上
に支持し、その際、切換え板が、ジャーナルの回りに湾
曲した長穴によって継手部分に固定されたピンを囲んで
おり、かつ支持曲線によって継手部分に固定の支持ピン
に接しており、一方切換え板が、捕獲フックから遮断カ
ムを外すため、一方において連行体面によって遮断カム
の外し指に接するようにすることができ、かつ切換え板
が、他方において捕獲フックをそのロック位置に確保す
る位置に遮断カム移行するために、遮断カムのための遮
断連行体を有する。固定の継手部分の支持ピンに支持さ
れた支持曲線の相応した凸状構成によって、外し方向へ
の切換え板の揺動の際に、遮断カムに作用する外しモー
メントの援助が行なわれるが、その際、継手部分に固定
のピンに対するその長穴を介した切換え板の回避運動の
ため、切換え板及びこれに結合された遮断カムの揺動が
可能になる。捕獲フックと遮断カムとの間における運動
開始の際に作用する大きな静摩擦は、その結果、従来の
技術に対して小さな引っ張り部材への力導入によって実
現することができる。
題は、次のようにして解決される。すなわち固定の継手
部分に保持されたピン上に揺動可能に支持された遮断カ
ムが、切換え板として構成された操作レバーを、ピンに
対して半径方向に間隔を置いて配置されたジャーナル上
に支持し、その際、切換え板が、ジャーナルの回りに湾
曲した長穴によって継手部分に固定されたピンを囲んで
おり、かつ支持曲線によって継手部分に固定の支持ピン
に接しており、一方切換え板が、捕獲フックから遮断カ
ムを外すため、一方において連行体面によって遮断カム
の外し指に接するようにすることができ、かつ切換え板
が、他方において捕獲フックをそのロック位置に確保す
る位置に遮断カム移行するために、遮断カムのための遮
断連行体を有する。固定の継手部分の支持ピンに支持さ
れた支持曲線の相応した凸状構成によって、外し方向へ
の切換え板の揺動の際に、遮断カムに作用する外しモー
メントの援助が行なわれるが、その際、継手部分に固定
のピンに対するその長穴を介した切換え板の回避運動の
ため、切換え板及びこれに結合された遮断カムの揺動が
可能になる。捕獲フックと遮断カムとの間における運動
開始の際に作用する大きな静摩擦は、その結果、従来の
技術に対して小さな引っ張り部材への力導入によって実
現することができる。
【0005】一方において固定の継手部分に支持曲線の
ための比較的短い支持ピンを配置することができるよう
にするため、及び他方において遮断カムの幅広側におけ
る切換え板の支持接触を実現するため、支持曲線は、な
るべく遮断カムの平面内に曲げられた切換え板の脚の外
側輪郭である。その場合、有利には、捕獲フックから離
れた方に向いた切換え板の折り曲げ部の端面は、遮断カ
ムにおける外し指に作用を及ぼすための連行体面を形成
している。
ための比較的短い支持ピンを配置することができるよう
にするため、及び他方において遮断カムの幅広側におけ
る切換え板の支持接触を実現するため、支持曲線は、な
るべく遮断カムの平面内に曲げられた切換え板の脚の外
側輪郭である。その場合、有利には、捕獲フックから離
れた方に向いた切換え板の折り曲げ部の端面は、遮断カ
ムにおける外し指に作用を及ぼすための連行体面を形成
している。
【0006】捕獲フックにおけるその確保位置に遮断カ
ムを戻すために、切換え板の遮断連行体は、支持曲線に
対向する側に配置されており、かつ切換え板の平面から
折り曲げられたアングル脚として形成されており、この
アングル脚は、遮断カムをその遮断位置へ戻すために、
外し指に対向する側においてこの遮断カムに作用を及ぼ
す。
ムを戻すために、切換え板の遮断連行体は、支持曲線に
対向する側に配置されており、かつ切換え板の平面から
折り曲げられたアングル脚として形成されており、この
アングル脚は、遮断カムをその遮断位置へ戻すために、
外し指に対向する側においてこの遮断カムに作用を及ぼ
す。
【0007】切換え板と遮断カムの間に支持位置を形成
するための製造技術的な簡単化の途中において、遮断カ
ムの穴内にはまったジャーナルは、切換え板から押出さ
れている。その際、切換え板は、有利にはそのジャーナ
ルの下に、係止レバーに保持されたばね部材のためのつ
るしノッチを有するので、このばね部材により遮断モー
メントが導入でき、それによりまず切換え板が、かつそ
れから同様に切換え板により遮断カムが、遮断方向に揺
動させられる。切換え板及び遮断カムに外し運動を導入
するため、切換え板は、有利にはそのジャーナルの下及
びそのつるし開口の下に、引っ張り部材のための接続穴
を有する。
するための製造技術的な簡単化の途中において、遮断カ
ムの穴内にはまったジャーナルは、切換え板から押出さ
れている。その際、切換え板は、有利にはそのジャーナ
ルの下に、係止レバーに保持されたばね部材のためのつ
るしノッチを有するので、このばね部材により遮断モー
メントが導入でき、それによりまず切換え板が、かつそ
れから同様に切換え板により遮断カムが、遮断方向に揺
動させられる。切換え板及び遮断カムに外し運動を導入
するため、切換え板は、有利にはそのジャーナルの下及
びそのつるし開口の下に、引っ張り部材のための接続穴
を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を実施例について図面に示
し、かつ次に詳細に説明する。
し、かつ次に詳細に説明する。
【0009】継手金具は、背もたれの前側揺動に関して
周知のように背もたれ部分に固定のそれ自体剛体のユニ
ットを形成しており、このユニットは、全体として図示
しない座席部分に固定された支持ピン11の回りで固定
の継手部分10とともに揺動することができる。その
際、通常それぞれの座席長手側に、継手金具が存在し、
そのうちそれぞれの継手金具の少なくとも固定の継手部
分10が、捕獲フック装置を装備している。
周知のように背もたれ部分に固定のそれ自体剛体のユニ
ットを形成しており、このユニットは、全体として図示
しない座席部分に固定された支持ピン11の回りで固定
の継手部分10とともに揺動することができる。その
際、通常それぞれの座席長手側に、継手金具が存在し、
そのうちそれぞれの継手金具の少なくとも固定の継手部
分10が、捕獲フック装置を装備している。
【0010】図1から明らかな利用位置において、固定
の継手部分10は、外側において支持ピン11に支持さ
れ、その下側縁が、なおピン状のストッパ12に支持さ
れており、このストッパは、座席部分に定置に取付けら
れている。背もたれの意図しない前側揺動を防止するた
め、捕獲フック13が設けられており、この捕獲フック
は、遮断位置において、固定の継手部分の支持領域に対
向する周範囲においてストッパ12を上からつかんでい
る。捕獲フック13は、固定の継手部分10においてス
トッパ12に支持された縁領域のいくらか上に固定され
た軸ピン14の回りで揺動可能である。捕獲フック13
は、両側レバーとして構成されており、かつ一方の側に
フック口15を有し、かつ他方の側に支持アーム16を
有する。ストッパ12に接触するフック口15の接触面
17は、その傾斜角が自己拘束するより大きいように、
周知のように傾斜している。
の継手部分10は、外側において支持ピン11に支持さ
れ、その下側縁が、なおピン状のストッパ12に支持さ
れており、このストッパは、座席部分に定置に取付けら
れている。背もたれの意図しない前側揺動を防止するた
め、捕獲フック13が設けられており、この捕獲フック
は、遮断位置において、固定の継手部分の支持領域に対
向する周範囲においてストッパ12を上からつかんでい
る。捕獲フック13は、固定の継手部分10においてス
トッパ12に支持された縁領域のいくらか上に固定され
た軸ピン14の回りで揺動可能である。捕獲フック13
は、両側レバーとして構成されており、かつ一方の側に
フック口15を有し、かつ他方の側に支持アーム16を
有する。ストッパ12に接触するフック口15の接触面
17は、その傾斜角が自己拘束するより大きいように、
周知のように傾斜している。
【0011】ストッパ12を上からつかむため、背もた
れを、したがって固定の継手部分10を開き位置に戻し
揺動する際に、捕獲フック13が回避できるように、フ
ック口15は、接触面17に対向するその外側に開き傾
斜部18を有し、それにより固定の継手部分10が時計
方向に揺動され、かつ捕獲フックがストッパ12の上に
おいてこれに接触したとき、捕獲フックは、自動的にそ
の開き位置へ動く。
れを、したがって固定の継手部分10を開き位置に戻し
揺動する際に、捕獲フック13が回避できるように、フ
ック口15は、接触面17に対向するその外側に開き傾
斜部18を有し、それにより固定の継手部分10が時計
方向に揺動され、かつ捕獲フックがストッパ12の上に
おいてこれに接触したとき、捕獲フックは、自動的にそ
の開き位置へ動く。
【0012】支持ピン11と軸ピン14の間に、固定の
継手部分10に取付けられた別のピン19があり、この
ピン上に遮断カム20が支持されており、この遮断カム
は、ピン19も含む切換え板21に結合されている。そ
の際、切換え板21は、ジャーナル22が遮断カム20
の穴23内にはまることによって、ジャーナル22によ
って遮断カム20に回転可能に支持されている。さらに
切換え板は、シャーナル22の回りで湾曲した長穴24
を有し、この長穴によって切換え板21は、ピン19を
囲んでいる。その際、切換え板21の長手方向延長部
は、遮断カム20の長手方向延長部に対してほぼ横向き
に延びている。切換え板21の上側の狭い側は折り曲げ
られており、かつ遮断カム20の平面内に戻された脚2
5を有し、この脚の外側輪郭は、支持曲線26を形成し
ており、この支持曲線は、いくらか凸状の経過を有す
る。この支持曲線26は、図においてわかりやすくする
ためにハッチングで示した継手部分に固定の支持ピン2
7に接触している。切換え板21の折り曲げ部の端面
は、連行体面28をなしており、この連行体面は、遮断
カム20を外すために、この遮断カム20の外し指29
に接触する。脚25に対向する側において切換え板21
は、捕獲フック13から離れた方のその角範囲に切換え
板の平面から折り曲げられたアンクル脚を有し、このア
ングル脚は、遮断連行体30として、図1から明らかな
遮断位置に遮断カム20が移行する場合に、遮断カム2
0に時計方向に作用を及ぼす。
継手部分10に取付けられた別のピン19があり、この
ピン上に遮断カム20が支持されており、この遮断カム
は、ピン19も含む切換え板21に結合されている。そ
の際、切換え板21は、ジャーナル22が遮断カム20
の穴23内にはまることによって、ジャーナル22によ
って遮断カム20に回転可能に支持されている。さらに
切換え板は、シャーナル22の回りで湾曲した長穴24
を有し、この長穴によって切換え板21は、ピン19を
囲んでいる。その際、切換え板21の長手方向延長部
は、遮断カム20の長手方向延長部に対してほぼ横向き
に延びている。切換え板21の上側の狭い側は折り曲げ
られており、かつ遮断カム20の平面内に戻された脚2
5を有し、この脚の外側輪郭は、支持曲線26を形成し
ており、この支持曲線は、いくらか凸状の経過を有す
る。この支持曲線26は、図においてわかりやすくする
ためにハッチングで示した継手部分に固定の支持ピン2
7に接触している。切換え板21の折り曲げ部の端面
は、連行体面28をなしており、この連行体面は、遮断
カム20を外すために、この遮断カム20の外し指29
に接触する。脚25に対向する側において切換え板21
は、捕獲フック13から離れた方のその角範囲に切換え
板の平面から折り曲げられたアンクル脚を有し、このア
ングル脚は、遮断連行体30として、図1から明らかな
遮断位置に遮断カム20が移行する場合に、遮断カム2
0に時計方向に作用を及ぼす。
【0013】ピン19の下において固定の継手部分10
に別の支持ピン31が配置されており、この支持ピン上
に係止レバー32が支持されている。この係止レバー3
2は、一方において制御アーム33を有し、この制御ア
ームは、図1、2、3及び6から明らかな位置において
座席部分に固定のストッパ12の上側に接している。制
御アーム33に対してほぼ直角に係止レバー32は、係
止アーム34を有し、この係止アームは、上側端部に突
出した係止突起35を有し、この係止突起は、遮断カム
20の釈放位置を固定するために、遮断カム20の切り
欠き36内にはまることができる。係止レバー32の係
止アーム34及び制御アーム33は、フレーム部分37
によって互いに結合されており、このフレーム部分は、
頂点に引っ張りばねとして構成されたばね部材39のた
めのつるしノッチ38を有する。この引っ張りばね39
は、その他方の端部により切換え板21のつるし開口4
0に固定されている。このつるし開口40は、切換え板
21におけるジャーナル22の下及び長穴24の下にあ
る。つるし開口40の下において切換え板21に、さら
になお接続穴41があり、この接続穴は、外し運動を導
入するための引っ張り部材42を保持するために使われ
る。固定の継手部分10になお別のストッパピン44が
配置されており、このストッパピンは、後に揺動した際
に制御面18が、捕獲フックの開き運動を可能にするよ
うに、座席部分に固定のストッパ12を修正することが
できるような位置に、継手部分10を前に揺動した際に
捕獲フックを保持する。このストッパピン44も、わか
りやすくするためにハッチングを有する。
に別の支持ピン31が配置されており、この支持ピン上
に係止レバー32が支持されている。この係止レバー3
2は、一方において制御アーム33を有し、この制御ア
ームは、図1、2、3及び6から明らかな位置において
座席部分に固定のストッパ12の上側に接している。制
御アーム33に対してほぼ直角に係止レバー32は、係
止アーム34を有し、この係止アームは、上側端部に突
出した係止突起35を有し、この係止突起は、遮断カム
20の釈放位置を固定するために、遮断カム20の切り
欠き36内にはまることができる。係止レバー32の係
止アーム34及び制御アーム33は、フレーム部分37
によって互いに結合されており、このフレーム部分は、
頂点に引っ張りばねとして構成されたばね部材39のた
めのつるしノッチ38を有する。この引っ張りばね39
は、その他方の端部により切換え板21のつるし開口4
0に固定されている。このつるし開口40は、切換え板
21におけるジャーナル22の下及び長穴24の下にあ
る。つるし開口40の下において切換え板21に、さら
になお接続穴41があり、この接続穴は、外し運動を導
入するための引っ張り部材42を保持するために使われ
る。固定の継手部分10になお別のストッパピン44が
配置されており、このストッパピンは、後に揺動した際
に制御面18が、捕獲フックの開き運動を可能にするよ
うに、座席部分に固定のストッパ12を修正することが
できるような位置に、継手部分10を前に揺動した際に
捕獲フックを保持する。このストッパピン44も、わか
りやすくするためにハッチングを有する。
【0014】図1に、座席部分に固定のストッパ12に
おける継手金具の固定の継手部分10のロック位置が示
されている。その際、固定の継手部分10の下側におけ
る切り欠きは、ストッパ12の上側に接しているが、一
方捕獲フック13のフック口15は、その接触面17が
ストッパ12の下側に接するように、ストッパ12を囲
んでいる。このロック位置は、遮断カム20によって確
保されており、この遮断カムのら旋形に上昇する押付け
面は、引っ張りばね39の力により捕獲フック13の支
持アーム16に押付けられている。この引っ張りばね3
9は、切換え板21を時計方向に旋回しようとするの
で、遮断カム20に対してジャーナル22の回りで揺動
可能な切換え板21は、その遮断連行体30によって遮
断カム20に同様に時計方向に作用を及ぼす。その際、
引っ張りばね39は、さらに支持ピン31の回りで揺動
可能な係止レバー32の制御アーム33を、ストッパ1
2の上側に接触させるようにする。
おける継手金具の固定の継手部分10のロック位置が示
されている。その際、固定の継手部分10の下側におけ
る切り欠きは、ストッパ12の上側に接しているが、一
方捕獲フック13のフック口15は、その接触面17が
ストッパ12の下側に接するように、ストッパ12を囲
んでいる。このロック位置は、遮断カム20によって確
保されており、この遮断カムのら旋形に上昇する押付け
面は、引っ張りばね39の力により捕獲フック13の支
持アーム16に押付けられている。この引っ張りばね3
9は、切換え板21を時計方向に旋回しようとするの
で、遮断カム20に対してジャーナル22の回りで揺動
可能な切換え板21は、その遮断連行体30によって遮
断カム20に同様に時計方向に作用を及ぼす。その際、
引っ張りばね39は、さらに支持ピン31の回りで揺動
可能な係止レバー32の制御アーム33を、ストッパ1
2の上側に接触させるようにする。
【0015】図1から明らかな位置において支持曲線2
6は、その前側範囲により支持ピン27に接している。
その際、支持ピン27及び遮断連行体30における切換
え板の直径上の支持が明らかであり、したがってジャー
ナル22は、その確保位置にあり、それにより遮断カム
20は、捕獲フック13においてそのクランプ位置に確
保されている。
6は、その前側範囲により支持ピン27に接している。
その際、支持ピン27及び遮断連行体30における切換
え板の直径上の支持が明らかであり、したがってジャー
ナル22は、その確保位置にあり、それにより遮断カム
20は、捕獲フック13においてそのクランプ位置に確
保されている。
【0016】この遮断位置を外すために、操作者は、ま
ず引っ張り部材42に引っ張り力を導入し、それにより
切換え板21は、ジャーナル22の回りで遮断カム20
に対して反時計方向に旋回させられる。その際、支持ピ
ン27の下において上昇する支持曲線26が前方へ移動
し、その際、切換え板21は、ピン19における長穴2
4による融通性を有するその支持のため、下方へ押され
るので、遮断連行体30は、遮断カム20におけるその
ストッパ面から離れ、かつ切換え板21の連行体面28
が、外し指29に当たる。この状況において支持曲線2
6の最高点が、支持ピン27に当たる。ロック解除の初
めにおけるこの確保解除位置は、図2に示されている。
ず引っ張り部材42に引っ張り力を導入し、それにより
切換え板21は、ジャーナル22の回りで遮断カム20
に対して反時計方向に旋回させられる。その際、支持ピ
ン27の下において上昇する支持曲線26が前方へ移動
し、その際、切換え板21は、ピン19における長穴2
4による融通性を有するその支持のため、下方へ押され
るので、遮断連行体30は、遮断カム20におけるその
ストッパ面から離れ、かつ切換え板21の連行体面28
が、外し指29に当たる。この状況において支持曲線2
6の最高点が、支持ピン27に当たる。ロック解除の初
めにおけるこの確保解除位置は、図2に示されている。
【0017】引っ張り部材42に持続的に引っ張り力を
導入した場合、切換え板21は、遮断カム20を反時計
方向に連行し、その際、切換え板21における支持曲線
26は、支持ピン27に支持されながら、支持曲線26
の端部範囲が切換え行程を制限するまで、この時降下す
る曲線部分を通過し、その際、遮断カム20は、捕獲フ
ック13の支持アーム16が完全に釈放されるまで、反
時計方向に揺動される。この状況は、図3から明らかで
ある。
導入した場合、切換え板21は、遮断カム20を反時計
方向に連行し、その際、切換え板21における支持曲線
26は、支持ピン27に支持されながら、支持曲線26
の端部範囲が切換え行程を制限するまで、この時降下す
る曲線部分を通過し、その際、遮断カム20は、捕獲フ
ック13の支持アーム16が完全に釈放されるまで、反
時計方向に揺動される。この状況は、図3から明らかで
ある。
【0018】この時、捕獲フックは、そのフック口の接
触面17を介してストッパ12から外へ摺動することが
できるので、背もたれは、いわば抵抗なく前方へ揺動す
ることができ、その際、最終的に背もたれと固定継手部
分10の図4から明らかな前側倒し位置が達成される。
制御アーム33が、ストッパ12の上側縁から釈放され
るとすぐに、引っ張りばね39のため、係止レバー32
は時計方向に揺動し、その際、係止アーム34にあるそ
の係止突起35は、遮断カム20における切り欠き36
に到達し、かつこの遮断カムを、捕獲フック13に対し
て自由揺動位置に保持し、この時、この捕獲フックは、
他方においてストッパピン44に接し、それにより重力
及び捕獲フックの重心位置に基づいて、背もたれ及び固
定の継手部分の後方揺動の際にストッパ12を越えて摺
動することが不可能になるような位置に、この捕獲フッ
クが揺動することが阻止される。この前記の状況は、図
4から明らかである。
触面17を介してストッパ12から外へ摺動することが
できるので、背もたれは、いわば抵抗なく前方へ揺動す
ることができ、その際、最終的に背もたれと固定継手部
分10の図4から明らかな前側倒し位置が達成される。
制御アーム33が、ストッパ12の上側縁から釈放され
るとすぐに、引っ張りばね39のため、係止レバー32
は時計方向に揺動し、その際、係止アーム34にあるそ
の係止突起35は、遮断カム20における切り欠き36
に到達し、かつこの遮断カムを、捕獲フック13に対し
て自由揺動位置に保持し、この時、この捕獲フックは、
他方においてストッパピン44に接し、それにより重力
及び捕獲フックの重心位置に基づいて、背もたれ及び固
定の継手部分の後方揺動の際にストッパ12を越えて摺
動することが不可能になるような位置に、この捕獲フッ
クが揺動することが阻止される。この前記の状況は、図
4から明らかである。
【0019】背もたれをその利用位置へ後方揺動する
際、遮断装置の状況はまず維持されるので、第1に捕獲
フック13のフック口15における開き傾斜部18は、
ストッパ12に当たり、かつこれを越えて摺動し、それ
により捕獲フックは、ストッパ12を囲むように反時計
方向に開き位置に揺動する。この状況は、図5から明ら
かである。
際、遮断装置の状況はまず維持されるので、第1に捕獲
フック13のフック口15における開き傾斜部18は、
ストッパ12に当たり、かつこれを越えて摺動し、それ
により捕獲フックは、ストッパ12を囲むように反時計
方向に開き位置に揺動する。この状況は、図5から明ら
かである。
【0020】最後に後方揺動により固定の継手部分10
は、フック口15の先端がストッパ12を下からつかみ
始める位置に到達するが、一方同時に制御アーム33
は、ストッパ12の上側に接する。この状況は、図6か
ら明らかである。
は、フック口15の先端がストッパ12を下からつかみ
始める位置に到達するが、一方同時に制御アーム33
は、ストッパ12の上側に接する。この状況は、図6か
ら明らかである。
【0021】背もたれをその利用位置に引続き揺動する
ことによって、この時、図1から明らかな位置が再び構
成される。なぜなら係止レバー32の制御アーム33の
ため、この係止レバーの係止突起35は、遮断カム20
の切り欠きから釈放されるので、引っ張りばね39によ
って作用を受ける切換え板21は、時計方向に揺動し、
その際、支持ピン27に支持された支持曲線26により
切換え板は、長穴34を介してまず下方へ押されるの
で、遮断連行体30は、時間的に遅れて遮断カム20に
作用し、かつ捕獲フック13の最終位置に達したとき、
この遮断カムをまず最終的にその図1から明らかな確保
位置に押すからである。いずれにせよ前に、遮断カム2
0は、切換え板21のジャーナル22を介して時計方向
に連行されるので、結局、図1から明かな遮断位置が再
構成される。
ことによって、この時、図1から明らかな位置が再び構
成される。なぜなら係止レバー32の制御アーム33の
ため、この係止レバーの係止突起35は、遮断カム20
の切り欠きから釈放されるので、引っ張りばね39によ
って作用を受ける切換え板21は、時計方向に揺動し、
その際、支持ピン27に支持された支持曲線26により
切換え板は、長穴34を介してまず下方へ押されるの
で、遮断連行体30は、時間的に遅れて遮断カム20に
作用し、かつ捕獲フック13の最終位置に達したとき、
この遮断カムをまず最終的にその図1から明らかな確保
位置に押すからである。いずれにせよ前に、遮断カム2
0は、切換え板21のジャーナル22を介して時計方向
に連行されるので、結局、図1から明かな遮断位置が再
構成される。
【0022】すでに述べたように、図示した実施例は、
本発明の対象を例として再現しているだけであり、本発
明の対象は、どのような場合にもこれだけに限定される
ものではない。むしろなお本発明の対象の種々の変更及
び別の構成を考えることができる。とくに明細書から明
かなあらゆる特徴は、これが特許請求の範囲においては
っきりと請求されていなくとも、本発明にとって重要で
ある。
本発明の対象を例として再現しているだけであり、本発
明の対象は、どのような場合にもこれだけに限定される
ものではない。むしろなお本発明の対象の種々の変更及
び別の構成を考えることができる。とくに明細書から明
かなあらゆる特徴は、これが特許請求の範囲においては
っきりと請求されていなくとも、本発明にとって重要で
ある。
【図1】固定位置において捕獲フック装置及びその遮断
装置を有する継手金具の固定の継手部分を示す側面図及
びこの側面図のIA−IA線に沿った遮断装置の長手断
面図である。
装置を有する継手金具の固定の継手部分を示す側面図及
びこの側面図のIA−IA線に沿った遮断装置の長手断
面図である。
【図2】図1から明らかな継手部分をロック解除の開始
の際において示す図である。
の際において示す図である。
【図3】図1及び2から明らかな継手部分をそのロック
解除位置において示す図である。
解除位置において示す図である。
【図4】その前側揺動位置にある継手部分を示す図であ
る。
る。
【図5】その後方揺動段階の間の前記図から明らかな継
手部分を示す図である。
手部分を示す図である。
【図6】係止レバーの係止突起が遮断カムの切り欠きか
ら外し制御され始めるところまで後へ揺動された位置に
おいて前記図から明かな継手部分を示す図である。
ら外し制御され始めるところまで後へ揺動された位置に
おいて前記図から明かな継手部分を示す図である。
10 継手部分 13 捕獲フック 19 ピン 20 遮断カム 21 切換え板 22 ジャーナル 23 穴 24 長穴 25 脚 26 支持曲線 27 支持ピン 28 連行体面 29 外し指 30 遮断連行体 32 係止レバー 39 ばね部材 40 つるし開口 41 接続穴 42 引っ張り部材
Claims (7)
- 【請求項1】 継手金具が、背もたれとともに揺動可能
な継手部分と固定の継手部分とを有し、その際、固定の
継手部分が、継手金具から離れた方の前側端部において
揺動軸線を介して回転可能に車両座席の座席部分に結合
されており、一方その後側端部範囲が、座席部分に固定
されたストッパと共同動作し、かつ固定の継手部分に、
フック口を備えた捕獲フックが揺動可能に関節結合され
ており、この捕獲フックに遮断装置が付属しており、こ
の遮断装置が、固定の継手部分に回転運動可能に支持さ
れかつ遮断方向にばね部材により負荷をかけられた操作
レバーを有し、この操作レバーが、フック口によりスト
ッパを範囲ごとに後からつかむその遮断位置に捕獲フッ
クを確保する遮断カムに結合されており、かつ操作レバ
ーに遮断方向に作用を及ぼすばね部材が、遮断位置にお
いて、ストッパに載った制御アームを有する係止レバー
に初応力をかけており、この制御アームを介して、係止
突起を有する係止レバーの係止アームが遮断カムの切り
欠き内にはまることにより、捕獲フックの釈放位置にお
いてこれを維持するために操作レバーが固定保持されて
いる、車両座席用の、とくに自動車座席用の継手金具に
おいて、固定の継手部分(10)に保持されたピン(1
9)上に揺動可能に支持された遮断カム(20)が、切
換え板(21)として構成された操作レバーを、ピン
(19)に対して半径方向に間隔を置いて配置されたジ
ャーナル(22)上に支持し、その際、切換え板(2
1)が、ジャーナル(22)の回りに湾曲した長穴(2
4)によって継手部分(10)に固定されたピン(1
9)を囲んでおり、かつ支持曲線(26)によって継手
部分に固定の支持ピン(27)に接しており、一方切換
え板(21)が、捕獲フック(13)から遮断カム(2
0)を外すため、一方において連行体面(28)によっ
て遮断カム(20)の外し指(29)に接するようにす
ることができ、かつ切換え板(21)が、他方において
捕獲フック(13)をそのロック位置に確保する位置に
遮断カム移行するために、遮断カム(20)のための遮
断連行体(30)を有することを特徴とする、車両座席
用の継手金具。 - 【請求項2】 支持曲線(26)が、遮断カム(20)
の平面内に曲げられた切換え板(21)の脚(25)の
外側輪郭であることを特徴とする、請求項1記載の継手
金具。 - 【請求項3】 捕獲フック(13)から離れた方に向い
た切換え板(21)の折り曲げ部の端面が、遮断カム
(20)における外し指(29)に作用を及ぼすための
連行体面(28)を形成していることを特徴とする、請
求項1又は2記載の継手金具。 - 【請求項4】 切換え板(21)の遮断連行体(30)
が、支持曲線(26)に対向する側に配置されており、
かつ切換え板(21)の平面から折り曲げられたアング
ル脚として形成されており、このアングル脚が、遮断カ
ム(20)をその遮断位置へ戻すために、外し指(2
9)に対向する側においてこの遮断カム(20)に作用
を及ぼすことを特徴とする、前記請求項の1つに記載の
継手金具 - 【請求項5】 ジャーナル(22)が、切換え板(2
1)から押出されており、かつ遮断カム(20)の穴
(23)内にはまっていることを特徴とする、請求項1
記載の継手金具。 - 【請求項6】 切換え板(21)が、そのジャーナル
(22)の下に、係止レバー(32)に保持されたばね
部材(39)のためのつるし開口(40)を有すること
を特徴とする、前記請求項の1つに記載の継手金具。 - 【請求項7】 切換え板(21)が、そのジャーナル
(22)の下及びそのつるし開口(40)の下に、捕獲
フック(13)からの遮断カム(20)の外し運動を導
入する引っ張り部材(42)のための接続穴(41)を
有することを特徴とする、前記請求項の1つに記載の継
手金具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19531018A DE19531018C2 (de) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | Beschlag für Fahrzeugsitze, insbesondere Kraftfahrzeugsitze |
DE19531018.7 | 1995-08-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09117341A true JPH09117341A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=7770200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8233526A Pending JPH09117341A (ja) | 1995-08-23 | 1996-08-01 | 車両座席用の継手金具 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5722727A (ja) |
JP (1) | JPH09117341A (ja) |
BR (1) | BR9603499A (ja) |
DE (1) | DE19531018C2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19612200A1 (de) * | 1996-03-27 | 1997-10-02 | Lear Seating Gmbh & Co Kg | Halterung für einen Fahrzeugsitz |
DE29615132U1 (de) * | 1996-08-30 | 1996-10-24 | Keiper Recaro Gmbh & Co, 42855 Remscheid | Beschlag für Fahrzeugsitze, insbesondere Kraftfahrzeugsitze |
US6039401A (en) * | 1997-07-28 | 2000-03-21 | Lear Corporation | Self-latching and self-releasing latch mechanism for removable seat |
US5961183A (en) * | 1998-03-25 | 1999-10-05 | General Motors Corporation | Tumble forward seat with automatic seat adjuster return |
DE19909511A1 (de) * | 1999-03-04 | 2000-09-07 | Keiper Gmbh & Co | Beschlag für einen Fahrzeugsitz |
DE29912439U1 (de) | 1999-07-16 | 2000-11-30 | Johnson Controls GmbH, 51399 Burscheid | Verriegelungsvorrichtung und Verankerungssystem |
DE19940813C2 (de) * | 1999-08-27 | 2001-06-21 | Keiper Gmbh & Co | Längseinstellvorrichtung für einen Fahrzeugsitz |
DE19942977B4 (de) * | 1999-09-09 | 2008-06-26 | Keiper Gmbh & Co.Kg | Beschlag für einen Fahrzeugsitz |
US6412849B1 (en) * | 1999-12-06 | 2002-07-02 | Fisher Dynamics Corporation | Chuck-free latch assembly |
IT1320387B1 (it) * | 2000-06-02 | 2003-11-26 | Atoma Roltra Spa | Dispositivo di vincolo di uno schienale di un sedile ad una scocca diun autoveicolo. |
US7108305B2 (en) * | 2003-02-04 | 2006-09-19 | Intier Automotive Inc. | Automotive seat assembly having a rear latch lockout and spring assist |
DE10346148B4 (de) * | 2003-10-01 | 2013-03-07 | Johnson Controls Gmbh | Vorrichtung zur Verriegelung und zur Entriegelung, insbesondere eines Beschlags zur Verstellung von Teilen eines Fahrzeugsitzes, und Verfahren |
DE102004007491B4 (de) * | 2004-02-13 | 2006-12-21 | Johnson Controls Gmbh | Vorrichtung mit einem Aktuator, insbesondere an einem Beschlag zur Verstellung von Teilen eines Fahrzeugssitzes |
DE102004017592B4 (de) * | 2004-04-07 | 2010-04-15 | Johnson Controls Gmbh | Vorrichtung zur Verriegelung und/oder zur Entriegelung einer Komponente, insbesondere in oder an einem Fahrzeug, und Verfahren |
US20050269854A1 (en) * | 2004-06-03 | 2005-12-08 | Tavis Lutzka | Vehicle seat latch assembly having a pivoting anti-chuck hook for engaging a floor-mounted striker plate |
EP1946959B1 (en) * | 2005-09-28 | 2014-09-10 | TS Tech Co., Ltd. | Latch device for vehicle seat |
US7357436B2 (en) * | 2005-10-06 | 2008-04-15 | Toyo Seat Usa Corporation | Latch mechanism for automotive seat assembly |
WO2011094736A1 (en) | 2010-02-01 | 2011-08-04 | Strattec Security Corporation | Latch mechanism and latching method |
DE102016213572A1 (de) * | 2016-07-25 | 2018-01-25 | Adient Luxembourg Holding S.à.r.l. | Schwenkvorrichtung für einen fahrzeugsitz |
FR3121399B1 (fr) | 2021-03-30 | 2023-03-24 | Faurecia Sieges Dautomobile | Siège de véhicule |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE3914083C2 (de) * | 1987-12-22 | 2000-03-02 | Keiper Gmbh & Co | Gelenkbeschlag für Fahrzeugsitze, insbesondere Kraftfahrzeugsitze |
US4865377A (en) * | 1987-12-31 | 1989-09-12 | Knusaga Corporation | Seat riser |
DE3912463C2 (de) * | 1989-04-15 | 1996-09-05 | Keiper Recaro Gmbh Co | Fahrzeugsitz |
US4971379A (en) * | 1989-05-08 | 1990-11-20 | Hoover Universal, Inc. | Vehicle seat latch with take-up mechanism |
US5224750A (en) * | 1992-05-18 | 1993-07-06 | Chrysler Corporation | Vehicle pivotal seat structure |
DE4326623C2 (de) * | 1993-08-07 | 1999-07-15 | Keiper Gmbh & Co | Fanghakensicherung an einem Lehneneinstellbeschlag für Fahrzeugsitze |
DE4408686C1 (de) * | 1994-03-15 | 1995-04-27 | Keiper Recaro Gmbh Co | Vorrichtung zum Verbinden eines Längsträgers eines Fahrzeugsitzes mit der Fahrzeugstruktur |
US5482345A (en) * | 1994-04-22 | 1996-01-09 | General Motors Corporation | Van-type vehicle seat front riser latch system |
-
1995
- 1995-08-23 DE DE19531018A patent/DE19531018C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-08-01 JP JP8233526A patent/JPH09117341A/ja active Pending
- 1996-08-07 US US08/695,164 patent/US5722727A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-08-21 BR BR9603499A patent/BR9603499A/pt not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5722727A (en) | 1998-03-03 |
DE19531018C2 (de) | 2000-02-10 |
BR9603499A (pt) | 1998-05-12 |
DE19531018A1 (de) | 1997-02-27 |
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