JPH09115987A - 集積回路装置 - Google Patents

集積回路装置

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JPH09115987A
JPH09115987A JP27383695A JP27383695A JPH09115987A JP H09115987 A JPH09115987 A JP H09115987A JP 27383695 A JP27383695 A JP 27383695A JP 27383695 A JP27383695 A JP 27383695A JP H09115987 A JPH09115987 A JP H09115987A
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寛隆 小林
Kiyoshi Higashihara
清 東原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造装置メーカーの仕様に依存するこ
となく、パターン認識精度及び認識速度の向上を図るこ
とができる集積回路装置を提供する。 【解決手段】 集積回路チップ1の主面側のコーナー部
に設けられる位置検出用パターン2を、認識エリアが正
方形の場合に画像認識時の2値画像の白黒比率が略同一
となる第1のパターン2aと、認識エリアが長方形の場
合に第1のパターン2aを含んだ画像認識時の2値化画
像の白黒比率が略同一となる第2のパターン2bとで構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造過程に
おいて、集積回路チップの位置決めや位置出しを行う際
に画像認識される位置検出用パターンを備えた集積回路
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一連の半導体製造過程の中で、例えばワ
イヤボンディング工程においては、チップ上に設けられ
た位置検出用パターンをワイヤボンダーのパターン認識
用光学系にて認識し、その認識結果に基づいてボンディ
ング位置の微小なずれ分を補正しつつ、連続的なワイヤ
ボンディングを行っている。パターン認識にあたって
は、上記パターン認識用光学系の認識エリアをもってチ
ップ上の位置検出用パターンを画像認識し、これを画像
処理によって2値化して、2値化画像データをその位置
座標データとともに記憶している。そして実際にワイヤ
ボンディングを行う場合は、ボンディング対象となるチ
ップ上の位置検出用パターンを画像認識して、その2値
化データと予め記憶されている2値化データとを比較
し、基準となる座標位置からのずれ分を自動的に認識、
補正するようにしている。
【0003】ところで、この種のパターン認識において
は、その認識精度及び認識速度の向上を図るうえで、画
像認識時の2値化画像の白黒比率が略同一(理想的には
白が50%、黒が50%)となることが好ましい。その
理由は、上記白黒比率が略同一であると、基準となる位
置検出用パターンに対して、実際に画像認識した位置検
出用パターンがずれていた場合、パターンずれによる白
黒比率の変化量が顕著に現れるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
製造装置メーカーの仕様によっては、パターン認識用光
学系の認識エリアが正方形の場合(これをA社仕様とす
る)と長方形の場合(これをB社仕様とする)がある。
そのため、同一の集積回路装置であっても、A社仕様・
B社仕様の各々のパターン認識用光学系を用いて画像認
識した場合、A社仕様では2値化画像の白黒比率が略同
一となっても、B社仕様では2値化画像の白黒比率に大
きな格差が生じたり、その反対に、B社仕様では2値化
画像の白黒比率が略同一となるものの、A社仕様では2
値化画像の白黒比率に大きな格差が生じるなど、いずれ
か一方のメーカー仕様で認識精度及び認識速度の低下を
招いてしまうという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、半導体製造装置メーカーの仕
様に依存することなく、パターン認識精度及び認識速度
の向上を図ることができる集積回路装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、集積回路チップの主面側
のコーナー部に、パターン認識用光学系の認識エリアを
もって画像認識される位置検出用パターンを有する集積
回路装置であり、認識エリアが正方形の場合に画像認識
時の2値画像の白黒比率が略同一となる第1のパターン
と、認識エリアが長方形の場合に第1のパターンを含ん
だ画像認識時の2値化画像の白黒比率が略同一となる第
2のパターンとよって位置検出用パターンを構成した。
【0007】本発明の集積回路装置においては、パター
ン認識用光学系の認識エリアが正方形の場合は第1のパ
ターンのみを画像認識し、上記認識エリアが長方形の場
合は第1のパターンと第2のパターンとを画像認識する
ことで、認識エリアが正方形、長方形のいずれであって
も、画像認識時における2値画像の白黒比率が略同一と
なる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明に係
わる集積回路装置の第1実施形態を示す要部平面図であ
る。図1に示す集積回路装置の構成においては、集積回
路チップ1の主面側のコーナー部に位置検出用パターン
2が形成されている。この位置検出用パターン2は、集
積回路チップ1の高精度な位置決めや位置出しを行うた
めに用いられるもので、先の従来例でも述べたようにワ
イヤボンダー等に装備されるパターン認識用光学系によ
って画像認識される。パターン自体は、電極パッドやこ
れに繋がる配線パターンとともに、例えばアルミ蒸着、
コーティング、メタライズ、エッチング、マーキング技
術等を用いて任意の形状、大きさに形成することができ
る。
【0009】そこで本第1実施形態においては、画像認
識のための位置検出用パターン2を、図示の如く十字型
形状をなす第1のパターン2aと、I型形状をなす第2
のパターン2bとから構成するようにした。
【0010】このうち、第1のパターン2aについて
は、パターン認識用光学系の認識エリアが正方形の場
合、画像認識時の2値化画像の白黒比率が略同一となる
よう、すなわち図中一点鎖線で示した正方形の認識エリ
アE1 内で、図中右上がりのハッチング処理を施したパ
ターン領域の占める面積比が約50%となるように、パ
ターン各部の寸法L1 ,L2 を設定した。
【0011】一方、第2のパターン2bについては、パ
ターン認識用光学系の認識エリアが長方形の場合、上記
第1のパターン2aを含んだ画像認識時の2値化画像の
白黒比率が略同一となるよう、すなわち図中二点鎖線で
示した認識エリアE2 内で、図中右上がり及び右下がり
のハッチング処理を施したトータルパターン領域の占め
る面積比が約50%となるように、パターン各部の寸法
3 ,L4 を設定した。
【0012】したがって本第1実施形態の集積回路装置
においては、パターン認識用光学系の認識エリアが正方
形の場合、パターン認識に際して第1のパターン2aの
みを正方形の認識エリアE1 内に配置し、この状態で位
置検出用パターンの画像認識を行うことにより、2値化
画像の白黒比率が略同一となる。これに対して、認識エ
リアが長方形の場合は、パターン認識に際して第1のパ
ターン2aと第2のパターン2bとを長方形の認識エリ
アE2 内に配置し、この状態で位置検出用パターンの画
像認識を行うことにより、2値化画像の白黒比率が略同
一となる。これにより、パターン認識用光学系の認識エ
リアが正方形、長方形のいずれであっても、画像認識時
における2値画像の白黒比率を略同一とすることができ
る。
【0013】図2は第1実施形態における他のパターン
形態を示す図である。先ず、図2(a)は、十字型形状
をなす第1のパターン2aとI型形状をなす第2のパタ
ーン2bとを一体的に組み合わせた例である。また、図
2(b)は、十字形状をなす第1のパターン2aに対し
て、2片に分割した第2のパターン2bを近接配置して
組み合わせた例である。さらに、図2(c)は、円形を
なす第1のパターン2aとI型形状をなす第2のパター
ン2bとを近接配置して組み合わせた例である。
【0014】このように位置検出用パターン2を構成す
る第1、第2のパターン2a,2bについては、そのパ
ターン形状や配置形態を自由に選択することができる。
但し、画像処理を行う場合の走査方向に対してパターン
の輪郭線が常に平行又は垂直となるパターン形態(例え
ば十字型とI型の組み合わせ)を採用した方が認識誤差
を抑えることができるため、より好適である。
【0015】図3は本発明に係わる集積回路装置の第2
実施形態を示す要部平面図である。図3に示す集積回路
装置の構成においては、集積回路チップ1の主面側のコ
ーナー部に、以下の構成によって位置検出用パターン2
が形成されている。すなわち、図中一線鎖線で示した正
方形の認識エリアE1 をもって画像認識した際に、その
2値化画像の白黒比率が略同一となる第1のパターン2
aを形成し、さらに図中二点鎖線で示した長方形の認識
エリアE2 ,E3 をもって画像認識した際に、上記第1
のパターン2aを含んだ2値化画像の白黒比率が略同一
となる第2のパターン2bを、第1のパターン2aから
直角方向にそれぞれ配置形成した。
【0016】この第2実施形態においては、上記第1実
施形態と同様にパターン認識用光学系の認識エリアが正
方形、長方形のいずれであっても、画像認識時における
2値画像の白黒比率を略同一にできるのは勿論のこと、
ワイヤボンダー等に対する集積回路チップ1のセット方
向を90°反転した場合や、パターン認識用光学系の認
識エリアが縦長、横長の長方形の場合であっても、画像
認識時における2値画像の白黒比率を略同一とすること
ができる。
【0017】なお、位置検出用パターン2は、画像認識
によるチップの位置決めや位置出しのためだけでなく、
チップ上に形成される電極パッドや配線パターンの一部
を兼用するものであってもかまわない。また、位置検出
用パターン2を適用する工程としても、上述したワイヤ
ボンディング工程に限らず、例えばダイシング工程やダ
イボンディング工程、さらにはインナーリードボンディ
ング工程など、チップの位置決め等を必要とする他のパ
ッケージング工程に対しても広く適用することができ
る。
【0018】さらにダイシング工程への適用にあたって
は、ウエハ上に構築された各集積回路チップの主面コー
ナー部に上述のごとく第1、第2のパターンからなる位
置検出用パターンを設けることで、ウエハ両端のパター
ン位置からダイシングラインを設定する場合、隣合う集
積回路チップの位置検出用パターンが近接していても、
第1のパターンに対する第2のパターンの方向性から画
像認識すべき位置検出用パターンを的確に抽出できると
いったメリットも得られる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の集積回路装
置によれば、パターン認識用光学系の認識エリアが正方
形、長方形のいずれであっても、パターン認識時におけ
る2値化画像の白黒比率を略同一とすることができるた
め、半導体製造装置メーカーの仕様に依存することな
く、パターン認識精度及び認識速度の向上を図ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる集積回路装置の第1実施形態を
示す要部平面図である。
【図2】他のパターン形態を示す図である。
【図3】本発明に係わる集積回路装置の第2実施形態を
示す要部平面図である。
【符号の説明】 1 集積回路チップ 2 位置検出用パターン 2a 第1のパターン 2b 第2のパターン E1 〜E3 認識エリア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路チップの主面側のコーナー部
    に、パターン認識用光学系の認識エリアをもって画像認
    識される位置検出用パターンを有する集積回路装置にお
    いて、 前記位置検出用パターンは、前記認識エリアが正方形の
    場合に画像認識時の2値画像の白黒比率が略同一となる
    第1のパターンと、前記認識エリアが長方形の場合に前
    記第1のパターンを含んだ画像認識時の2値化画像の白
    黒比率が略同一となる第2のパターンとから成ることを
    特徴とする集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記位置検出用パターンは、前記第1の
    パターンから直角方向にそれぞれ前記第2のパターンを
    配置してなることを特徴とする請求項1記載の集積回路
    装置。
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