JPH09112641A - それぞれ1つの変速機軸上に設けられる2つのvベルト車を持つ無段変速機 - Google Patents

それぞれ1つの変速機軸上に設けられる2つのvベルト車を持つ無段変速機

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JPH09112641A
JPH09112641A JP8245388A JP24538896A JPH09112641A JP H09112641 A JPH09112641 A JP H09112641A JP 8245388 A JP8245388 A JP 8245388A JP 24538896 A JP24538896 A JP 24538896A JP H09112641 A JPH09112641 A JP H09112641A
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belt wheel
belt
pressing force
torque
force
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JP8245388A
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Harald Feuchter
ハラルト・フオイヒテル
Ottmar Back
オツトマール・バツク
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Daimler Benz AG
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    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/52Pulleys or friction discs of adjustable construction
    • F16H55/56Pulleys or friction discs of adjustable construction of which the bearing parts are relatively axially adjustable
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66272Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members characterised by means for controlling the torque transmitting capability of the gearing

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無段変速機において、変速機により駆動機関
の駆動動力を伝達するためには必要でない付加的な力を
Vベルトから除く。 【構成】 無段変速機において、一方のVベルト車3に
おける全軸線方向押圧力と他方のVベルト車4における
軸線方向押圧力との間においてVベルト11により決定
される平衡のため、変速比が生じ、全押圧力が、トルク
に関係する成分と、少なくとも1つの外部作動パラメー
タに関係する成分とを持つている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、無段変速機が、それぞれ1つの
変速機軸上に設けられる2つのVベルト車、及びそれぞ
れ1つの変速機軸とこの変速機軸上に設けられるVベル
ト車との間にトルクを伝達する手段を持ち、両方のVベ
ルト車が、それぞれその変速機軸の回転軸線に対して軸
線方向に固定的なベルト車部分と軸線方向に可動的なベ
ルト車部分とを持ち、かつ無端Vベルトを巻掛けられ、
摩擦面を備えたベルト車部分がVベルトの2つの端面に
ある摩擦面の1つとそれぞれ摩擦接触し、ベルト車部分
にある押圧カムの使用によりトルク及び変速比に関係し
て動作して軸線方向押圧力を生ずる操作装置が一方のV
ベルト車に付属し、これらの軸線方向押圧力から、トル
クの増大と共に摩擦接触成分を増大するように、ベルト
車部分への連続的な力の作用が生じ、操作装置のほか
に、トルクに関係する押圧力を生ずるため、変速比を変
化する付加的な操作装置が一方のVベルト車に付属し、
この付加的な操作装置が、補助動力で操作される操作電
動機により、ベルト車部分の相互間隔従つて一方のVベ
ルト車の有効直径へ影響を及ぼし、そのつどの変速比を
設定するため他方のVベルト車のベルト車部分の相互間
隔へ影響を及ぼす手段が使用される、それぞれ1つの変
速機軸上に設けられる2つのVベルト車を持つ無段変速
機に関する。
【0002】
【従来の技術】最初にあげた種類の公知の変速機(米国
特許第4541821号明細書)では、各Vベルト車に
操作装置が付属して、目標変速比に対応するベルト車部
分の相互間隔を両方のVベルト車に規定する(位置制
御)ことによつて、変速比が設定される。両方のVベル
ト車のうち1つだけが、トルクに関係する押圧力を生ず
る付加的な操作装置を持つている。これにより、他方の
Vベルト車へのVベルトの押圧をVベルトの一層大きい
引張り力によつて行わねばならず、一方のVベルト車の
トルクに関係する操作装置によりこの引張り力を生じ、
Vベルトにより他方のVベルト車へ伝達せねばならな
い。
【0003】自動車における無段変速機は、手動変速機
及び従来の自動変速機によつては満たすことのできない
要求を満たす。
【0004】燃料消費率の向上、牽引力双曲線により与
えられる利用可能な出力への変速比の適合、有害放出物
の減少及び騒音低減のような無段変速機の周知の利点
は、この変速機構成の重要性を不断に増大させている。
この形式の変速機の実現に関して、巻掛け変速機の最も
均衡のとれた性質が証明されている(VDI−Beri
cht 579,1986,Seiten 125−1
50)。
【0005】自動車にこれまで使用された巻掛け変速機
は、殆どもつぱら、ライマによる湿式鎖変速機か、又は
フアン・ドールンの原理による摺動部材ベルトである。
【0006】これらの変速機は、巻掛け手段と調節ベル
ト車との接触個所の境界摩擦を介する周方向力の伝達及
びその結果生ずる低い摩擦係数のため、大きい押圧力を
必要とする。停止状態における変速機の調節は、巻掛け
手段とベルト車との間の潤滑間隙のため可能であるが、
この装置の欠点は、調節力の確立又は押圧力の維持のた
め、ベルト車における必要な押圧力を生ずるポンプが常
に必要になることである。特に僅か機械化された車両で
は、それにより著しい損失が生じて、動力伝達系列の効
率を悪くする。
【0007】無段に調節可能な乾式ベルト変速機は、工
業用変速機においてかなり前から特に回転数調節のため
使用されている。変速比の調節は、作動中に大抵はハン
ドル車の回転により行われる。複合Vベルトにおける徹
底した機能分離のみが、比較的大きい出力のため自動車
用変速機における使用を可能にする。
【0008】網島、藤井、松岡及び池田の論文″新しく
開発されたブロツク形式CVTベルトのための軸線方向
力及びその分布に関する研究″(車両設計、12巻、第
3号、1991年)に記載されているように、乾式複合
Vベルトを使用すると、摩擦接触の変化する条件即ち大
きい摩擦係数のため、それに応じた小さい押圧力が必要
である。いわゆる自縛効果の理論的根拠及び説明は、1
993年ハノーバー大学におけるpietzの学位請求
論文″Betriebsverhaltenvon C
VT−Riementrieben fuer den
Antrieb von Automobilen″
に詳細に説明されている。
【0009】小さい押圧力のため、乾式ベルト変速機で
は、巻掛け手段の液圧による押圧はもはや必要でなく、
機械的押圧兼調節装置に代えることができる。
【0010】本発明の基礎になつている課題は、大体の
ところ、最初にあげた種類の無段変速機において、変速
機により駆動機関の駆動動力を伝達するためには必要で
ない付加的な力をVベルトから除くことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を有利に解決す
るため本発明によれば、他方のVベルト車のベルト車部
分の相互間隔へ影響を及ぼす手段のために、ベルト車部
分にある押圧カムの使用によりトルク及び変速比に関係
して動作して軸線方向押圧力を生ずる操作装置も使用さ
れ、これらの軸線方向押圧力から、トルクの増大と共に
摩擦接触を増大するように、他方のVベルト車のベルト
車部分への連続的な力の作用が生じ、少なくとも1つの
外部作動パラメータに関係する押圧力が操作電動機を介
して供給可能であり、外部作動パラメータに関係するこ
れらの押圧力から、作動パラメータに関係する付加的な
摩擦接触成分を得るように、一方のVベルト車のベルト
車部分への連続的な力の作用が生じ、Vベルトにより決
定される一方のVベルト車の全押圧力と他方のVベルト
車の押圧力との平衡のため、変速比が生ずる。
【0012】本発明は、周方向力の伝達及び調節力の作
用が巻掛け部の異なる範囲で行われるという事実に基い
ている。
【0013】両方のVベルト車の巻掛け部は2つの範囲
に区分することができる。被駆動Vベルト車へVベルト
が進入した後、このVベルトはまずベルト辺の力が確立
されない不動作円弧を通過する。Vベルト車が直交点を
通過した後初めて、被駆動Vベルト車にベルト辺の力が
確立される。ベルト辺の力従つてトルクの伝達は、従つ
て巻掛け部のいわゆる有効円弧で行われ、その結果巻掛
け部はVベルトの長さ方向伸びのため内方へ移動するこ
とになる。駆動Vベルトの有効円弧では、Vベルトの長
さ方向弾性のため、外方移動により引張り力が確立され
る。
【0014】とりわけ巻き掛け部の有効円弧即ち進出範
囲で周方向力の伝達が行われると、いわゆる不動作円弧
即ち進入範囲で調節力が加えられる。
【0015】大きい有効直径への調節過程では、巻掛け
部にあるVベルト素子を押しつぶす軸線方向調節力を加
えねばならない。それによりVベルトとVベルト車との
接触点は大きい有効直径の方へ移動する。自縛状態のた
め、巻掛け部で挟まれているVベルト素子は、楔溝から
出ることができない。従つて進入点における状態は、有
効円弧における状態へ影響を及ぼすことがない。
【0016】小さい有効直径への調節の際、巻掛け部に
あるVベルト素子の荷重が除かれることにより、Vベル
トとVベルト車との接触点は進入点で小さい有効直径の
方へ移動する。
【0017】調節の際における過程が進入点の範囲で行
われ、引張り力の伝達が有効円弧即ち進出範囲で行われ
るため、これらの過程を互いに無関係に考察することが
できる。この考察が、調節力の値と定常押圧力の値とを
簡車に加算できるという本発明の基礎をなしている。従
つて定常作動状態で、即ち巻掛け変速機が一定の有効直
径で動作していると、定常押圧力のみが作用する。付加
的に大きい有効直径の方へ調節を行おうとすれば、定常
押圧力へ付加的な調節力を重畳せねばならない。Vベル
トへの絶対軸線方向力を増大せねばならない。逆に小さ
い有効直径の方への調節のためには、負の調節力を加算
せねばならない。Vベルトの滑りを防止するため、この
調節力を衝撃的に加えてはならない。
【0018】効率及びVベルトの寿命に関して本発明に
よる変速機は著しく有利である。なぜならばこの変速機
では、変速は従来技術におけるように位置の制御により
行われるのではなく、力の制御により行われるからであ
る。この場合両方のVベルト車における押圧力は互いに
無関係に発生可能であり、必要なトルクの伝達に必要な
大きさに選べばよい。
【0019】本発明による無段変速機では、両方のVベ
ルト車における押圧力の平衡に応じて変速比が生ずる。
一方のVベルト車例えば被駆動Vベルト車の押圧装置
は、トルク及び変速比に関係して、それぞれの動作点に
必要な押圧力を生ずる。
【0020】他方のVベルト車例えば駆動Vベルト車に
おける全押圧力の発生は、2つの押圧装置によつて行わ
れる。この場合押圧力の一部は、トルク及び変速比に関
係して押圧力を設定する機械的押圧装置例えば押圧カム
により生ずる。全押圧力の第2の成分は、補助エネルギ
ーの助けにより押圧力を発生する別の押圧装置により生
ずる。両方の押圧力の和は、理論的に必要とされる全押
圧力に合わせて定められている。
【0021】請求項2による無段変速機の有利な実施態
様では、両方のVベルト車における押圧力の発生が2つ
の押圧装置によりそれぞれ行われる。一方のVベルト車
例えば被駆動Vベルト車では、それぞれ配分に応じて、
押圧力がトルクに関係する押圧カムにより生じ、また押
圧力が予荷重を受けるばね手段により生ずる。他方のV
ベルト車でもそれぞれ配分に応じて、押圧力がトルクに
関係する押圧カムにより、また付加的な押圧兼調節装置
により生ずる。この押圧兼調節装置の実施態様として、
とりわけ電気−機械、空気圧又は液圧装置が考えられ
る。
【0022】請求項3による乾式巻掛け変速機への本発
明の適用において、巻掛け手段の液圧押圧装置をなく
し、機械的押圧兼調節装置により代えることができる。
【0023】
【実施例】図面に示されている実施例により本発明を以
下に説明する。無段変速機は、第1の変速機軸(入力
軸)1上に設けられるVベルト車3を持ち、このVベル
ト車3は無端Vベルト11により公知のようにVベルト
車4に伝動結合され、このVベルト車4は第2の変速機
軸(出力軸)2上に設けられている。
【0024】Vベルト車3は、変速機軸1と一体に構成
されている固定ベルト車部分7と、変速機軸1の回転軸
線5−5に対して回転及び軸線方向移動可能なベルト車
部分9とを持つている。ベルト車部分7及び9は、それ
ぞれ互いに楔状に設けられる摩擦面12及び13を持
ち、これらの摩擦面はVベルト11の両方の端面にある
摩擦面16及び17の1つにそれぞれ摩擦接触してい
る。
【0025】Vベルト車4は、変速機軸2に対して固定
的に設けられる固定ベルト車部分8と、変速機軸2の回
転軸線6−6に対して回転及び軸線方向移動可能なベル
ト車部分10とを持つている。ベルト車部分8及び10
は、それぞれ互いに楔状に設けられる摩擦面14及び1
5を持ち、これらの摩擦面はVベルト11の両方の摩擦
面16及び17の1つにそれぞれ摩擦接触している。
【0026】Vベルト車4にある第1の操作装置25
は、操作スリーブ28の曲面軌道27及び複数の押圧カ
ム24を介して伝達されるトルクから摩擦面14及び1
5における押圧力を生ずる原理に従つて動作する。この
押圧力の大きさは、トルクの大きさと、Vベルト車4で
はベルト車部分8と10との相互間隔23により規定さ
れまたVベルト車3ではベルト車部分7と9との相互間
隔22により規定されるそのつどの変速比に対応する曲
面軌道27の傾斜とによつて、決定される。この場合押
圧カム24は、一致する曲線輪郭29を持つ支持円板3
0に支持され、この支持円板30は取付け手段31によ
り変速機軸2上に動かないように固定されているので、
押圧力及びその反作用は変速機軸2により吸収され、従
つて変速機軸の軸受へ影響を及ぼすことはない。押圧カ
ム24は、トルクの方向反転の際適当に反応できるよう
にするため自由に回転可能に支持されるケージ32に収
容されている。
【0027】Vベルト車4に押圧力の別の成分を生ずる
ため、予荷重をかけられる圧縮ばね26の形の第2の操
作装置が設けられて、各時点にVベルト11の最小予荷
重を保証する役割を主として持つている。これは主とし
て発進過程の前の状態に関係している。なぜならば、こ
の場合押圧カムを介して押圧力が存在しないからであ
る。ベルト車部分8と10との相対回転を妨げないよう
にするためベルト車部分10と圧縮ばね26との間の境
界領域に軸線方向軸受が設けられている。
【0028】駆動Vベルト車3において必要な全押圧力
の発生は、配分に応じて、押圧カムで動作する操作装置
19と電気−機械的操作装置20としての操作電動機と
により行われる。
【0029】被駆動Vベルト車4の例において既に述ベ
たように、操作装置19の複数の押圧カム18を介する
押圧力成分の伝達は、変速比及びトルクに関係して行わ
れる。電気−機械的に生ずる押圧力の成分は、操作電動
機即ちステツプモータ21に生ずるずる保持トルクを介
して発生される。このステツプモータ21の出力側に接
続される歯車は、低減されたモータトルクを、環状外歯
を持ちかつ複数の押圧カム39を収容するケージ33へ
伝達し、これらの押圧カム39は、変速機ケース36の
ケース部分35の曲面軌道34を介して支持されると共
に、操作環38の曲面軌道37を介して支持される。押
圧カム18の位置即ち変速比とそのつど関係する点にお
ける傾斜との関数的関係により、押圧力の変化をほぼ任
意のように行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無段変速機の要部を切欠いた側面
図である。
【符号の説明】
1,2 変速機軸 3,4 Vベルト車 5−5,6−6 回転軸線 7,8 軸線方向に固定的なベルト
車部分 9,10 軸線方向に可動的なベルト
車部分 11 Vベルト 12〜17 摩擦面 18,24,39 押圧カム 19,20,25,26 操作装置 21 操作電動機 22,23 相互間隔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無段変速機が、それぞれ1つの変速機軸
    上に設けられる2つのVベルト車、及びそれぞれ1つの
    変速機軸とこの変速機軸上に設けられるVベルト車との
    間にトルクを伝達する手段を持ち、両方のVベルト車
    が、それぞれその変速機軸の回転軸線に対して軸線方向
    に固定的なベルト車部分と軸線方向に可動的なベルト車
    部分とを持ち、かつ無端Vベルトを巻掛けられ、摩擦面
    を備えたベルト車部分がVベルトの2つの端面にある摩
    擦面の1つとそれぞれ摩擦接触し、ベルト車部分にある
    押圧カムの使用によりトルク及び変速比に関係して動作
    して軸線方向押圧力を生ずる操作装置が一方のVベルト
    車に付属し、これらの軸線方向押圧力から、トルクの増
    大と共に摩擦接触成分を増大するように、ベルト車部分
    への連続的な力の作用が生じ、操作装置のほかに、トル
    クに関係する押圧力を生ずるため、変速比を変化する付
    加的な操作装置が一方のVベルト車に付属し、この付加
    的な操作装置が、補助動力で操作される操作電動機によ
    り、ベルト車部分の相互間隔従つて一方のVベルト車の
    有効直径へ影響を及ぼし、そのつどの変速比を設定する
    ため他方のVベルト車のベルト車部分の相互間隔へ影響
    を及ぼす手段が使用されるものにおいて、他方のVベル
    ト車(4)のベルト車部分(8及び10)の相互間隔へ
    影響を及ぼす手段のために、ベルト車部分(8及び1
    0)にある押圧カム(24)の使用によりトルク及び変
    速比に関係して動作して軸線方向押圧力を生ずる操作装
    置(25)も使用され、これらの軸線方向押圧力から、
    トルクの増大と共に摩擦接触を増大するように、他方の
    Vベルト車(4)のベルト車部分(8及び10)への連
    続的な力の作用が生じ、少なくとも1つの外部作動パラ
    メータに関係する押圧力が操作電勤機(21)を介して
    供給可能であり、外部作動パラメータに関係するこれら
    の押圧力から、作動パラメータに関係する付加的な摩擦
    接触成分を得るように、一方のVベルト車(3)のベル
    ト車部分(7及び9)への連続的な力の作用が生じ、V
    ベルト(11)により決定される一方のVベルト車
    (3)の全押圧力と他方のVベルト車(4)の押圧力と
    の平衡のため、変速比が生ずることを特徴とする、それ
    ぞれ1つの変速機軸上に設けられる2つのVベルト車を
    持つ無段変速機。
  2. 【請求項2】 他方のVベルト車(4)のベルト車部分
    (8及び10)が、予荷重をかけられるばね手段(2
    6)により生ずる連続的な押圧力を付加的に受けている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の無段変速機。
  3. 【請求項3】 摩擦面(12ないし17)が乾式で作動
    せしめられることを特徴とする、請求項1又は2に記載
    の無段変速機。
JP8245388A 1995-08-21 1996-08-14 それぞれ1つの変速機軸上に設けられる2つのvベルト車を持つ無段変速機 Pending JPH09112641A (ja)

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