JPH09110559A - セメント系基材の塗装方法 - Google Patents

セメント系基材の塗装方法

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JPH09110559A
JPH09110559A JP29342595A JP29342595A JPH09110559A JP H09110559 A JPH09110559 A JP H09110559A JP 29342595 A JP29342595 A JP 29342595A JP 29342595 A JP29342595 A JP 29342595A JP H09110559 A JPH09110559 A JP H09110559A
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mol
coating
monomer unit
aqueous
composition
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JP29342595A
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Akihito Iida
晃人 飯田
Hiroshi Inukai
宏 犬飼
Tatsuo Nishio
竜生 西尾
Etsuzo Marumoto
悦造 丸本
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セメント系基材に水性組成物のみを用いた耐久
性のある「打ち放し調」の外観を有する塗装方法。 【解決手段】セメント系基材の塗装方法において、下塗
り層および上塗り層にそれぞれ以下の成分からなる水性
組成物を使用するセメント系基材の塗装方法。 ・下塗り層:アルコキシ基を含有するシラン化合物を主
成分とする水性防水剤 ・上塗り層:下記単量体単位(a)〜(d)からなる含
フッ素共重合体を主成分とする水性クリア塗料。 (a)フルオロオレフィン単量体単位、(b)カルボン
酸ビニルエステル単量体単位、(c)親水性官能基を有
するエチレン性不飽和単量体またはその塩単位および
(d)その他の共重合性単量体単位。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セメント系基材の
耐久性に優れた塗装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート、スレートおよびモルタル
等のセメント系基材は、建材用途に広く用いられてい
る。これらセメント系基材は、水や二酸化炭素により劣
化するため、表面に塗装が施される。しかし、表面の塗
装のために本来セメント系基材が有していた「打ち放し
調」の外観は損なわれていた。近年、この問題に対し、
セメント系基材のもつ「打ち放し調」外観を損なわない
仕上げ方法が提案されている。例えば、特開平3−43
559号公報記載の工法は、コンクリート上に撥水系防
水剤を塗布し、その上にエマルション系クリア塗料を塗
布し、仕上げに、溶剤系のフッ素塗料またはアクリルシ
リコン塗料を塗布するというものである。また、特開平
4−219174号公報記載の工法は、セメント系基材
にシラン化合物を主成分とする下塗り剤を塗布し、その
上に体積顔料を含む溶剤系フッ素塗料を塗布し、更にそ
の上に溶剤系フッ素塗料を塗布するというものである。
しかし、これらの仕上げ方法では溶剤系の塗料を使用す
るため、作業環境に問題があり、溶剤系塗料を使用しな
い塗装方法が望まれていた。
【0003】
【問題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、セメント系基材の塗装
方法において、下塗りにシラン系の水性防水剤組成物を
塗装し、さらに、含フッ素共重合体を主成分とする水性
クリア塗料組成物を塗装するという方法で塗装したセメ
ント系基材は「打ち放し調」外観を有し、しかもその外
観は長期に渡り変化しないことを見いだし、第1の発明
を完成するに至った。すなわち本発明は、セメント系基
材に下塗り層を介して塗膜を形成する塗装方法におい
て、下塗り層および上塗り層としてそれぞれ以下の成分
からなる水性組成物を使用することを特徴とするセメン
ト系基材の塗装方法である。 ・下塗り層:アルコキシ基含有シラン化合物を主成分と
する水性防水材組成物 ・上塗り層:下記単量体単位(a)〜(d)からなる含
フッ素共重合体を主成分とする水性クリア塗料組成物 (a)フルオロオレフィン単量体単位 :35〜85モル%、 (b)カルボン酸ビニルエステル単量体単位 :10〜60モル% (c)親水性官能基を有するエチレン性不飽和単量体またはその塩単位 :1〜5モル% (d)その他の共重合性単量体単位 :0〜30モル% さらに、本発明者らは、前記上塗り層に使用する水性ク
リア塗料組成物の主成分である含フッ素共重合体が加水
分解性シリル基を有する単量体単位を含む場合に、セメ
ント系基材の中性化の防止効果が特に向上することを見
いだし、第2の発明に至った。すなわち第2の発明と
は、前記第1発明における上塗り層に使用する水性クリ
ア塗料組成物が、下記単量体単位(a)〜(e)からな
る含フッ素共重合体を主成分とする水性組成物である第
1発明記載のセメント系基材の塗装方法である。 (a)フルオロオレフィン単量体単位 :35〜85モル%、 (b)カルボン酸ビニルエステル単量体単位 :10〜60モル% (c)親水性官能基を有するエチレン性不飽和単量体またはその塩単位 :1〜5モル% (d)加水分解性シリル基を有するエチレン性不飽和単量体単位 :0.1〜10モル% (e)その他の共重合性単量体単位 :0〜20モル%
【0004】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく
説明する。まず、下塗り層に使用するアルコキシ基含有
シラン化合物を主成分とする水性防水剤組成物について
説明する。該水性防水剤組成物としては、例えば特開平
1−292089号公報および特公平3−13195号
公報に示される組成物であり、シラン化合物が乳化剤に
より水に分散している組成物である。ここで用いられる
シラン化合物は一般式:Rn −Si−(R14-n (式
中、Rは炭素数1〜30のアルキル基またはハロゲン化
アルキル基、R1 は炭素数1〜6のアルコキシ基、ハロ
ゲン化アルキル基、アミノ基またはカルボキシレート基
を示し、nは1または2である)で表わされる分子量約
600までの化合物あるいは該化合物のオリゴマーまた
はそれらの混合物である。具体例としては、メチルトリ
メトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メトルト
リ−n−プロポキシシラン、エチルトリメトキシシラ
ン、エチルトリエトキシシラン、エチルトリ−n−プロ
ポキシシラン、プロピリトリエトキシシラン、プロピル
トリジメチルアミノシラン、プロピルトリ−n−プロポ
キシシラン、ブチルトリメトキシシラン、ブチルトリエ
トキシシラン、ジブチルジメトキシシラン、イソブチル
トリメトキシシラン、イソブチルトリアセトキシシラ
ン、ジ−イソブチルジメトキシシラン、イソブチルトリ
エトキシシラン、n−ヘキシルトリメトキシシラン、6
−クロロ−ヘキシルトリメトキシシラン、6,6,6−
トリフルオロヘキシルトリメトキシシラン、シクロヘキ
シルメトキシシラン、ベンジルトリメトキシシラン、4
−クロロベンジルトリエトキシシラン、4−ブロモベン
ジルトリ−n−プロポキシシラン、フェニルトリメトキ
シシラン、フェニルトリエトキシシラン、オクチルトリ
メトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、オクチ
ルメチルジイソプロポキシシラン、ラウリルトリメトキ
シシラン、2−エチルヘキシルトリメトキシシラン、4
−クロロベンジルトリメトキシシラン、デシルトリメト
キシシラン、ドデシルトリメトキシシラン、ドデシルト
リブロモシラン、テトラデシルトリエトキシシラン、ヘ
キサデシルトリエトキシシラン、オクタデシルトリエト
キシシランおよびエイコシルトリメトキシシラン等が挙
げられる。これらのシラン化合物の単量体、2量体、3
量体およびオリゴマーが使用でき、1種類または2種類
以上を併用しても良い。シラン化合物の水性防水剤組成
物中の濃度は、1〜40重量%であることが好ましい。
【0005】前記水性防水剤組成物を構成する乳化剤
は、アニオン性、カチオン性およびノニオン性乳化剤の
いずれも使用できるが、ノニオン性乳化剤が安定性の点
で好ましい。また、その量はシラン化合物100重量部
に対し0.5〜50重量部であり、好ましくは1〜20
重量部である。ノニオン性乳化剤としては、HLB値が
1.5〜20の範囲の化合物が使用できるが、安定な分
散液を保つためにはHLB値は4〜15であることが好
ましい。乳化剤の具体例としては、脂肪酸グリセリド
類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリビニルアルコール
類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキ
シエチレンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアルコ
ール類、エチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロ
ックコポリマー、脂肪酸グリセリドおよびラウリル硫酸
ナトリウム等が挙げられる。
【0006】本発明におけるシラン系水性防水剤組成物
は、前記シラン化合物、前記乳化剤および水をミキサー
などを用いて撹拌することにより調整することができ
る。この防水剤組成物には、pH調整剤、防腐剤、防か
び剤、抗菌剤、潤滑剤、付臭剤および増粘剤等の添加剤
を添加しても良い。前記シラン系水性防水剤の市販品と
しては、例えば、東亞合成株式会社のアクアプルーフ
(商品名)等が挙げられる。
【0007】次に、上塗り層に使用する含フッ素共重合
体を主成分とする水性クリア塗料組成物について説明す
る。前記含フッ素共重合体を構成する(a)フルオロオ
レフィン単量体としては、フッ化ビニル、フッ化ビニリ
デン、クロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエ
チレンおよびヘキサフルオロプロピレン等が挙げられ
る。これらの中で取扱いの容易さ、共重合性からクロロ
トリフルオロエチレンが好ましい。
【0008】前記含フッ素共重合体を構成する(b)カ
ルボン酸ビニル単量体としては、酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル、酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、カプリル
酸ビニル、カプリン酸ビニルおよびラウリン酸ビニルな
どの直鎖状カルボン酸のビニルエステル類;イソ酪酸ビ
ニル、ピバリン酸ビニル、2−エチルヘキサン酸ビニ
ル、アルキル基の炭素数が8個のバーサチック酸ビニル
(シェル化学製、ベオバ9)およびアルキル基の炭素数
が9個のバーサチック酸ビニル(シェル化学製、ベオバ
10)等の分岐状カルボンのビニルエステル類;シクロ
ヘキシルカルボン酸ビニルまたはそのアルキル置換体等
の脂環式カルボン酸のビニルエステル類;安息香酸ビニ
ルまたはアルキル置換体等の芳香族カルボン酸ビニルエ
ステル類などが例示される。これらのモノマーは単独あ
るいは、数種類の併用で用いることができる。
【0009】前記含フッ素共重合体を構成する(c)親
水性官能基を有するエチレン性不飽和単量体としては、
カルボン酸基またはその塩、スルホン酸基またはその
塩、水酸基またはアミノ基を有するエチレン性不飽和単
量体であり、以下に具体例を示す。カルボン酸基を有す
る単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸およびビニル
酢酸などが例示される。スルホン酸基を有する単量体と
しては、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、アリ
ルスルホン酸および2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸などが例示される。これらの単量体の
カルボン酸基およびスルホン酸基はその1部または全て
がアンモニア、アミンまたはアルカリ金属イオンなどで
塩にした単量体の使用が可能である。水酸基を有する単
量体としては、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチルビ
ニルエーテル、ヒドロキシエチルアリルエーテル、ヒド
ロキシエチルクロトネートおよびN−メチロールアクリ
ルアミドなどが例示される。アミノ基を有する単量体と
してはメタクリルアミド、アクリルアミド、ジエチルア
ミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルアク
リレートおよびアミノプロピルビニルエーテルなどが例
示される。前記親水性官能基を有するエチレン性不飽和
単量体は、共重合体の分散液の安定化のために用いられ
るが、含フッ素水性分散体の安定性の点から、好ましく
はカルボン酸基またはスルホン酸基を含有する単量体で
あり、より好ましくはアクリル酸、メタクリル酸および
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ま
たはその塩である。なお、これらのモノマーは、単独ま
たは併用して用いても良い。
【0010】本発明における含フッ素共重合体は、必要
によりその他の単量体(d)を使用することができる。
かかる単量体としては、エチレン、プロピレンおよびイ
ソブチレン等のαオレフィン類;エチルビニルエーテ
ル、ブチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエー
テルおよびグリシジルビニルエーテル等のビニルエーテ
ル類;メチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル
(メタ)アクリレートおよびグリシジル(メタ)アクリ
レート等のメタクリル酸エステル類;エチルクロトネー
トおよびブチルクロトネート等のクロトン酸エステル
類;酢酸アリル、酪酸アリル、エチルアリルエーテルお
よびグリシジルアリルエーテルなどのアリル化合物、ス
チレンおよびノルボルナジエンなどが例示される。
【0011】さらに、前記含フッ素共重合体には加水分
解性シリル基を有する不飽和単量体を共重合させること
ができ、この成分は第2発明における必須成分である。
加水分解性シリル基を有する不飽和単量体としては、ビ
ニルトリメトキシシラン、ビニルメチルジエトキシシラ
ン、ビニルメチルジメトキシシラン、ビニルエチルジエ
トキシシランおよびビニルトリエトキシシラン等のビニ
ルアルコキシシラン類;γー(メタ)アクリロイルオキ
シプロピルトリメトキシシランおよびγー(メタ)アク
リロイルオキシプロピルトリエトキシシラン等の(メ
タ)アクリロイルオキシアルコキシシラン類;トリメト
キシシリルプロピルビニルエーテルおよびトリエトキシ
シリルプロピルビニルエーテル等のアルコキシシリルビ
ニルエーテル類、トリメトキシシリルデカン酸ビニルお
よびトリエトキシシリルデカン酸ビニル等のアルコキシ
シリルカルボン酸ビニル類などが例示される。前記加水
分解性シリル基を有する不飽和単量体としては、重合反
応性および重合安定性の点から、エトキシ基を有するビ
ニルシラン、アクリロイルオキシシランおよびシリルカ
ルボン酸ビニルが好ましい。
【0012】前記含フッ素共重合体中の各単量体単位の
割合は(a)フルオロオレフィン単量体単位35〜85
モル%、(b)ビニルエステル単量体単位10〜60モ
ル%、(c)親水性官能基を有するエチレン性不飽和単
量体またはその塩単位1〜5モル%および(d)その他
の単量体単位0〜30モル%である(a+b+c+d=
100モル%)。 (a)フルオロオレフィン単量体単位が85モル%より
多いと水性分散体の安定性が低下し、35モル%より少
ないと耐候性が低下する。(b)ビニルエステル単量体
単位が60モル%より多いと耐候性が低下し、10モル
%より少ないと成膜性が低下し、塗装した塗膜の柔軟性
や光沢が低下する。(c)親水性官能基を有するエチレ
ン性不飽和単量体またはその塩単位が5モル%より多い
と親水性が大きくなり塗膜の耐水性が低下し、1モル%
より少ないと分散体の安定性が低下する。加水分解性シ
リル基を有する不飽和単量体は、共重合体中に0.1〜
10モル%含むのが好ましい。
【0013】前記含フッ素共重合体のガラス転移温度は
0℃〜80℃であることが好ましく、更に好ましくは2
0℃〜80℃である。前記含フッ素共重合体のガラス転
移温度が0℃未満であると、乾燥塗膜に粘着性が残るた
め、汚染物質が付着しやすくなり、一方、80℃を越え
ると塗膜にクラックが発生し易くなる。
【0014】本発明における水性クリア塗料組成物は、
前記単量体を乳化剤の存在下に水性媒体中で乳化重合さ
せることにより得られる。該クリア塗料組成物における
固形分濃度としては、30〜60重量%が好ましい。
【0015】前記水性クリア塗料組成物を構成させるた
めの乳化剤としては、アニオン系乳化剤とノニオン系乳
化剤の併用が分散液の安定性から好ましい。アニオン系
乳化剤としては、パーフルオロオクタン酸のカリウム塩
またはアンモニウム塩、パーフルオロオクタンスルホン
酸のナトリウム塩またはアンモニウム塩等のフッ素系の
アニオン系界面活性剤、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルナフタレ
ンスルホン酸ナトリウム、ジアルキルスルホコハク酸ナ
トリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナ
トリウムおよびアルカンスルホン酸ナトリウムなどの炭
化水素系アニオン乳化剤が使用できるが、生成した水性
樹脂分散体の粒子径、保存安定性からフッ素系アニオン
乳化剤またはフッ素系アニオン乳化剤と他の非フッ素系
アニオン乳化剤の併用が好ましい。
【0016】ノニオン系乳化剤としてはポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエ
ーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、
グリセリン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレン脂
肪酸エステルなどが例示され、水性分散体粒子径の細か
さ、基材への密着性およびコストの点から炭化水素系ノ
ニオン乳化剤が好ましく、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルおよびポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテルが特に好ましい。
【0017】前記乳化剤の使用量は、少ないほど好まし
いが、重合時の安定性、分散液の安定性から分散液中の
含フッ素共重合体100重量部あたり、アニオン系乳化
剤は1〜8重量部およびノニオン系乳化剤は4〜16重
量部使用するのが好ましい。
【0018】前記含フッ素共重合体の乳化重合に用いる
重合開始剤としては、通常のラジカル発生型重合開始剤
が使用できる。具体的には、ジイソプロピルパーオキシ
ジカーボネート、ターシャリーブチルパーオキシピバレ
ート、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキ
サイドおよびサクシニックアシドパーオキサイドなどの
有機過酸化物;アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス
イソバレロニトリルおよびアゾビスアミジノプロパン塩
酸塩などのアゾ化合物;過硫酸アンモニウムおよび過硫
酸カリウムなどの無機過酸化物が例示される。また、レ
ドックス系開始剤を使用しても良く、その場合には、前
記過酸化物と共に、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナト
リウム、ロンガリットまたはアスコルビン酸などの還元
剤を併用する。重合操作は、耐圧オートクレーブを用
い、温度20〜100℃かつ圧力1〜200kg/cm2で行
うことができる。更に重合時に炭酸カリウム、炭酸水素
ナトリウムおよびリン酸2ナトリウムなどのpH調整剤
を添加して、重合時のpHを6〜8に調整することが好
ましい。全単量体を初期に一括仕込みしてもよいし、重
合の進行と共に一部の単量体の仕込みを分割して行って
も良い。その際、段階的に単量体の組成比を変化させる
方法をとっても良い。
【0019】上記含フッ素共重合体の分子量は、ゲルパ
−ミエ−ションクロマトグラフィ−(GPC)によるポ
リスチレン換算の数平均分子量が10,000〜5,0
00,000であるのが好ましく、更に好ましくは10
0,000〜1,000,000である。数平均分子量
が10,000以下では樹脂が脆く、5,000,00
0以上では成膜性が低下する。
【0020】次に、前記含フッ素共重合体の水性分散液
から調製される水性クリア塗料組成物について説明す
る。本発明のクリア塗料組成物においては、最低成膜温
度をセメント系基材に対する塗料に望まれている5℃以
下とするために、含フッ素共重合体の水性分散液に有機
溶剤を添加することが出来る。有機溶剤の添加量は、塗
料組成物の安定性から分散体中の含フッ素共重合体10
0重量部あたり30重量部以下が好ましい。有機溶剤と
しては、水性塗料で用いられるものが使用でき、例え
ば、炭素数1〜10の直鎖状、分岐状または環状の脂肪
族アルコール類、芳香族アルコール類;一般式HO−
(CH2 CHXO)n −R(R:炭素数1〜10の直鎖
または分岐状アルキル基、X:水素原子またはメチル
基、nは1〜5の整数)で示される(ポリ)エチレング
リコールおよび(ポリ)プロピレングリコール等のモノ
エーテル類;一般式R1 COO−(CH2 CHXO)n
−R2 (R1 、R2 :炭素数1〜10の直鎖または分岐
状のアルキル基、X:水素原子またはメチル基、nは1
〜5の整数)で示される(ポリ)エチレングリコールエ
ーテルエステル類、(ポリ)プロピレングリコールエー
テルエステル類、トルエンおよびキシレン等の芳香族系
有機溶剤、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタン
ジオールのモノまたはジイソブチレート、3−メトキシ
ブタノール、3−メトキシブタノールアセテート、3−
メチル−3−メトキシブタノールおよび3−メチル−3
−メトキシブタノールアセテート等が挙げられる。
【0021】また、アルコキシシラン化合物を、成膜助
剤として添加することもできる。アルコキシシラン化合
物としては、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシ
シラン、テトラブトキシシラン、メチルトリエトキシシ
ランおよびジメチルジエトキシシラン等のモノマー状ア
ルコキシシラン化合物またはこれらのオリゴマー、γ−
グリシドキシプロピルトリメトキシシランおよびγ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン等のシランカップリン
グ剤も使用できる。アルコキシシラン化合物の量は含フ
ッ素共重合体100重量部あたり0.05〜20重量部
が好ましく、特に好ましくは0.1〜10重量部であ
る。アルコキシシラン化合物が20重量部より多いと塗
料組成物の保存安定性が低下する。アルコキシシラン化
合物の添加は塗料組成物調製時または塗装時のいずれで
も良い。
【0022】前記水性クリア塗料組成物の固形分濃度は
30〜60重量%が好ましい。本発明の水性フッ素塗料
組成物は、そのままでもクリア塗料組成物として用いる
ことができるが、酸化チタン、酸化鉄、焼成顔料、フタ
ロシアニンブルー、ベンジジンイエロー、キナクリドン
およびカーボンブラック等の顔料を少量加えてカラーク
リア塗料組成物として用いることもできる。また、炭酸
カルシウム、クレー、炭酸バリウムおよびシリカ等の艶
消し剤を添加して艶消し塗料としても良い。塗料調製時
に顔料分散剤、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン
系およびシュウ酸アニリド系の紫外線吸収剤、ヒンダー
ドフェノール系およびヒンダードアミン系の光安定剤、
酸化防止剤、表面調整剤、粘性調製剤、防腐剤、防かび
剤、防錆剤および抗菌剤といった通常の塗料で使用する
添加剤を加えることもできる。また、アルコキシシラン
化合物を配合する場合において、含フッ素共重合体中に
加水分解性シリル基を有する場合には、硬化触媒とし
て、有機チタネート化合物、有機アルミニウム化合物、
カルボン酸型錫化合物およびカルボン酸の金属塩等を使
用することもできる。
【0023】次に、本発明におけるセメント系基材の塗
装方法について説明する。本発明の塗装方法が適用され
るセメント系基材とは、コンクリート、モルタル、石綿
スレート、ケイ酸カルシウム系材料および石膏/スラグ
系材料等の基材が挙げられる。
【0024】本発明における塗装方法において、下塗り
層の塗布量はアルコキシシラン化合物として10〜16
0g/m2 であることが好ましい。塗布量が10g/m
2 より少ないと十分な防水性が得られず、160g/m
2 より多いと上塗り層との密着性が低下すると共に下塗
り層の乳化剤等が上塗り塗膜表面に移行し、外観ムラが
できることがある。下塗りの塗装方法としてはスプレ
ー、ローラーまたは刷毛で行うことができる。基材への
吸い込みが悪いときには、数回に分けて塗装を行っても
良い。下塗りと上塗りの塗装間隔は、下塗り層を十分乾
燥させるために1日以上とすることが望ましい。塗装間
隔が短かった場合は、下塗り層の乳化剤等が上塗り塗膜
表面に移行し、外観ムラができることがある。上塗り層
の塗布量は、乾燥膜厚として20〜200μmになるよ
う塗布することが望ましい。膜厚が20μmより薄い場
合は塗膜の耐久性に劣り、また200μmより厚い場合
は乾燥がし難くなり、数回に分けての塗装が必要とな
る。上塗りの塗装方法としてはスプレー、ローラーまた
は刷毛で行うことができる。
【0025】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明を具
体的に説明する。 実施例1 1)含フッ素共重合体の水性分散液を用いたクリア塗料
の調製 クロロトリフルオロエチレン/ベオバ9/カプロン酸ビ
ニル/ビニルトリエトキシシラン/アクリル酸アンモニ
ウム=50.0/30.0/14.2/4.8/1.0
(モル%)から構成される含フッ素共重合体の水分散液
(固形分50%)300.0g、造膜助剤である2,
2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイ
ソブチレート(チッソ株式会社製:商品名テキサノール
CS12)10.0g、シュウ酸アニリド系紫外線吸収
剤であるサンデュボゥアS−3206(サンド株式会社
製)のCS12溶液(50%)9.0gおよび増粘剤で
あるSN−シックナー612(サンノプコ株式会社製)
の5%水溶液10.0gを混合しクリア塗料組成物を調
製した。
【0026】2)コンクリート基材への塗装(中性化試
験用) 40×40×160mmの打ち放しコンクリートブロッ
クの全表面に、東亞合成株式会社製のシラン系防水剤ア
クアプルーフ20J(シラン化合物含有率20重量%)
を2回に分け計300g/m2 刷毛で塗装し(シラン化
合物としての塗布量は60g/m2 )、室温で2日乾燥
させた。その上から、上記で調整したクリア塗料組成物
を乾燥膜厚50〜80μとなるようスプレー塗装した。
尚、塗装した基材は常温で2週間乾燥させた。
【0027】3)スレート基材への塗装(促進耐候性試
験用) 3×70×150mmのスレート基材に上記と同じ要領
で塗装を行った。ただし、シラン系防水剤は全面に塗装
したが、上塗りは1面のみ行った。
【0028】4)物性試験 上記の試験片について、中性化試験および促進耐候性試
験を行った。 ・中性化試験は、名古屋市南区で屋外2年暴露後試験片
を切断し、フェノールフタレインで染色させ、中性化程
度を判定した。 ・促進耐候性試験はサンシャインウエザメーターを用い
た(JISA1415に準拠し、試験時間は2000時
間)。 5)物性試験結果 ・中性化試験:2年後においても異常が見られなかっ
た。 ・促進耐候性試験:試験時間2,000時間で外観変化
なし。
【0029】実施例2 1)含フッ素重合体の水性分散液を用いたクリア塗料の
調製 下記に示すコア/シェル構造を有する含フッ素重合体B
の水性分散液(固形分50%)300.0g、前記成膜
助剤CS12を20.0g、前記紫外線吸収剤サンデュ
ボゥアS3206のCS12溶液(50%)9.0gお
よび前記増粘剤SNシックナー612(5%)10.0
gを混合してクリア塗料組成物を調製した。 含フッ素共重合体 コア部組成:クロロトリフルオロエチレン/ベオバ9/
p−ターシャリーブチル安息香酸ビニル/アクリル酸ア
ンモニウム=50.0/42.2/4.9/2.9(モ
ル%)。 シェル部組成:クロロトリフルオロエチレン/カプロン
酸ビニル/p−ターシャリーブチル安息香酸ビニル/ア
クリル酸2ヒドロキシエチル/アクリル酸アンモニウム
=51.0/38.9/4.5/4.6/1.0(モル
%)。コア/シェル比は10/1(重量比)(シェル組
成はコア/シェル全体のポリマー分析結果から、コア部
を引いて算出した)
【0030】2)実施例1と同様な塗布量で塗装および
乾燥を行い、物性試験を実施した。 3)物性試験結果 ・中性化試験:1年後は異常が見られなかったが、2年
後には表面から数mmで中性化が進行していた。 ・促進耐候性試験:試験時間2,000時間で外観変化
なし。
【0031】比較例1 1)市販のアクリルエマルションであるボンコ−トEC
−818(大日本インキ株式会社製)300g、前記成
膜助剤CS12を5.5g、前記紫外線吸収剤サンデュ
ボゥアS3206のCS12溶液(50%)9.0gお
よび前記増粘剤SNシックナー612(5%)4.0g
を混合してクリア塗料組成物を調整し、実施例1と同様
な塗布量で塗装および乾燥を行い、物性試験を実施し
た。 2)物性試験結果 ・中性化試験:1年後に1cmの深さまで中性化が進行
していた。 ・促進耐候性試験:試験時間2,000時間で一部樹脂
が劣化しており、表面に班点模様が出ていた。
【発明の効果】本発明によれば、セメント系基材に水性
組成物のみを用いて、耐久性のある打ち放し調の外観を
有する塗装を行うことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸本 悦造 愛知県名古屋市港区船見町1番地の1 東 亞合成株式会社名古屋総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セメント系基材に下塗り層を介して塗膜を
    形成する塗装方法において、下塗り層および上塗り層と
    して、それぞれ以下の成分からなる水性組成物を使用す
    ることを特徴とするセメント系基材の塗装方法 ・下塗り層:アルコキシ基含有シラン化合物を主成分と
    する水性防水剤組成物 ・上塗り層:下記単量体単位(a)〜(d)からなる含
    フッ素共重合体を主成分とする水性クリア塗料組成物 (a)フルオロオレフィン単量体単位 :35〜85モル%、 (b)カルボン酸ビニルエステル単量体単位 :10〜60モル% (c)親水性官能基を有するエチレン性不飽和単量体またはその塩単位 :1〜5モル% (d)その他の共重合性単量体単位 :0〜30モル%
  2. 【請求項2】上塗り層に使用する水性クリア塗料組成物
    が下記単量体単位(a)〜(e)からなる含フッ素共重
    合体を主成分とする水性組成物である請求項1記載のセ
    メント系基材の塗装方法 (a)フルオロオレフィン単量体単位 :35〜85モル%、 (b)カルボン酸ビニルエステル単量体単位 :10〜60モル% (c)親水性官能基を有するエチレン性不飽和単量体またはその塩単位 :1〜5モル% (d)加水分解性シリル基を有するエチレン性不飽和単量体単位 :0.1〜10モル% (e)その他の共重合性単量体単位 :0〜20モル%
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11171667A (ja) * 1997-10-02 1999-06-29 Sekisui Chem Co Ltd 塗装セメント板
JP2013159537A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Toagosei Co Ltd コンクリートの保護方法及びこれにより得られるコンクリート構造
JP2015113260A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 大日本塗料株式会社 セメント瓦の製造方法
CN113912787A (zh) * 2021-11-09 2022-01-11 高速铁路建造技术国家工程实验室 一种混凝土防护涂料用无皂乳液的制备方法及其设备

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