JPH09108496A - 除湿装置付き衣類乾燥機 - Google Patents
除湿装置付き衣類乾燥機Info
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- JPH09108496A JPH09108496A JP7273891A JP27389195A JPH09108496A JP H09108496 A JPH09108496 A JP H09108496A JP 7273891 A JP7273891 A JP 7273891A JP 27389195 A JP27389195 A JP 27389195A JP H09108496 A JPH09108496 A JP H09108496A
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- Japan
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- adsorbent
- heat exchanger
- wind tunnel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャビネットを必要としない安価で、廃熱を
有効に利用する衣類乾燥機を提供する。 【解決手段】 本発明は、第１の送風ファン１４により
吸い込まれた室内空気の一部を吸湿剤１１に通過させ乾
燥空気とする経路と、他の一部を熱交換器で暖める経路
とで第２の風洞１９を形成し、第２のファン１５により
循環する空気を加熱手段１３により暖め、この暖められ
た空気を通過させることで吸着剤１１を脱湿し、このた
め高温多湿となった空気を熱交換器１２により、冷却し
再び循環させる循環経路で第１の風洞１８を形成し、前
記吸着剤１１は第１の風洞１８と第２の風洞１９とに隔
壁を介して配設され、駆動手段１６により吸着剤１１を
第１の風洞側と第２の風洞側とに入れ替え、吸着剤１１
の脱湿と吸湿とを繰り返すものである。
有効に利用する衣類乾燥機を提供する。 【解決手段】 本発明は、第１の送風ファン１４により
吸い込まれた室内空気の一部を吸湿剤１１に通過させ乾
燥空気とする経路と、他の一部を熱交換器で暖める経路
とで第２の風洞１９を形成し、第２のファン１５により
循環する空気を加熱手段１３により暖め、この暖められ
た空気を通過させることで吸着剤１１を脱湿し、このた
め高温多湿となった空気を熱交換器１２により、冷却し
再び循環させる循環経路で第１の風洞１８を形成し、前
記吸着剤１１は第１の風洞１８と第２の風洞１９とに隔
壁を介して配設され、駆動手段１６により吸着剤１１を
第１の風洞側と第２の風洞側とに入れ替え、吸着剤１１
の脱湿と吸湿とを繰り返すものである。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は一般家庭で使用する
衣類乾燥機で除湿装置付き衣類乾燥機に関するものであ
る。
衣類乾燥機で除湿装置付き衣類乾燥機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、除湿機能付き衣類乾燥機は乾燥庫
内の多湿の循環空気を室内の空気によって冷却し除湿す
る空冷式の除湿機能付き衣類乾燥機が一般的である。
内の多湿の循環空気を室内の空気によって冷却し除湿す
る空冷式の除湿機能付き衣類乾燥機が一般的である。
【０００３】以下に従来の除湿機能付き衣類乾燥機につ
いて説明する。図４において、１は乾燥機本体、２は熱
交換器ファン、３はヒータである。熱交換器ファン２は
乾燥機本体１の壁面に位置し、庫内と室内を分け、回転
軸４を中心に回転する。熱交換器ファン２の回転によっ
て庫内側では循環空気をその中央から吸い込み周囲に排
出し、室内側では冷却空気として室内空気を中央から吸
い込み周囲に排出する。ヒータ３は庫内の熱交換器ファ
ン２の周囲に位置し、熱交換器ファン２から排出される
循環空気を加熱する。
いて説明する。図４において、１は乾燥機本体、２は熱
交換器ファン、３はヒータである。熱交換器ファン２は
乾燥機本体１の壁面に位置し、庫内と室内を分け、回転
軸４を中心に回転する。熱交換器ファン２の回転によっ
て庫内側では循環空気をその中央から吸い込み周囲に排
出し、室内側では冷却空気として室内空気を中央から吸
い込み周囲に排出する。ヒータ３は庫内の熱交換器ファ
ン２の周囲に位置し、熱交換器ファン２から排出される
循環空気を加熱する。
【０００４】以上のように構成された除湿機能付き衣類
乾燥機について、以下その動作について説明する。庫内
に投入された衣類５はヒータ３で加熱された循環空気に
接し水分を奪われる。多湿となった循環空気は熱交換器
ファン２に吸い込まれ、ここで熱交換器ファン２と接
し、熱交換器ファン２を介して冷却空気に熱を奪われ、
露点以下に冷却されて除湿される。熱を奪った冷却空気
は熱交換器ファン２の室内側周囲から温度の高い空気と
なって室内に排出される。
乾燥機について、以下その動作について説明する。庫内
に投入された衣類５はヒータ３で加熱された循環空気に
接し水分を奪われる。多湿となった循環空気は熱交換器
ファン２に吸い込まれ、ここで熱交換器ファン２と接
し、熱交換器ファン２を介して冷却空気に熱を奪われ、
露点以下に冷却されて除湿される。熱を奪った冷却空気
は熱交換器ファン２の室内側周囲から温度の高い空気と
なって室内に排出される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では衣類と
接して高湿となった循環空気を室内空気で冷却している
ため、除湿効率を良くするには循環空気と室内空気との
温度差が大きく、湿度は高湿状態である必要がある。従
って、乾燥機本体は周囲との断熱、湿気の漏れ防止を厳
重にしたキャビネット構成にする必要があるため高価に
なる。また、熱交換して高温となった冷却空気を室内に
廃熱として放出しているため熱効率が悪い。以上のよう
な課題を有していた。
接して高湿となった循環空気を室内空気で冷却している
ため、除湿効率を良くするには循環空気と室内空気との
温度差が大きく、湿度は高湿状態である必要がある。従
って、乾燥機本体は周囲との断熱、湿気の漏れ防止を厳
重にしたキャビネット構成にする必要があるため高価に
なる。また、熱交換して高温となった冷却空気を室内に
廃熱として放出しているため熱効率が悪い。以上のよう
な課題を有していた。
【０００６】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、前記のようなキャビネットを必要としない安価で、
廃熱を有効に利用する衣類乾燥機を提供することを目的
とする。
で、前記のようなキャビネットを必要としない安価で、
廃熱を有効に利用する衣類乾燥機を提供することを目的
とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の除湿装置付き衣
類乾燥機は、除湿装置に水分吸着性の吸着剤と空冷式熱
交換器を併用したものであり、吸着剤の再生・使用を同
一装置で行うことにより、継続して衣類乾燥を行えるよ
うにしたものである。
類乾燥機は、除湿装置に水分吸着性の吸着剤と空冷式熱
交換器を併用したものであり、吸着剤の再生・使用を同
一装置で行うことにより、継続して衣類乾燥を行えるよ
うにしたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、室温では空気中の湿気を吸着し高温では吸着した湿
気を脱着する吸着剤と、室内空気を暖める熱交換器と、
吸着剤を加熱する加熱手段と、室内空気を吸い込むため
の第１の送風ファンと、循環空気を循環させるための第
２の送風ファンと、これらファンを駆動するモータと、
前記吸着剤を回転する駆動手段とを備え、第１の送風フ
ァンにより吸い込まれた室内空気の一部を吸湿剤に通過
させ乾燥空気とする経路と、他の一部を熱交換器で暖め
る経路とで第２の風洞を形成し、第２のファンにより循
環する空気を加熱手段により暖め、この暖められた空気
を通過させることで吸着剤を脱湿し、このため高温多湿
となった空気を熱交換器により、冷却し再び循環させる
循環経路で第１の風洞を形成し、前記吸着剤は第１の風
洞と第２の風洞とに隔壁を介して配設され、駆動手段に
より吸着剤を第１の風洞側と第２の風洞側とに入れ替
え、吸着剤の脱湿と吸湿とを繰り返すものである。この
発明により、吸着剤で除湿するため従来よりも低温低湿
の空気でも除湿することができ、さらに、吸着剤の再生
時には、吸着剤を通過して高温高湿となった空気が循環
空気として次段の熱交換器に送られるので、室内空気の
温度でも冷却用として充分に循環空気を露点温度以下に
下げることができ、吸着剤で取った湿気を水として回収
することができる。従って、衣類乾燥機本体を周囲との
断熱や湿気の漏れ防止を厳重にしたキャビネット構成に
する必要がない。また、吸着工程で発生する吸着熱と再
生工程で熱交換して高温となった室内空気を衣類乾燥用
吹き出し口から吐出することによって、衣類の乾燥に利
用することが可能となる。
は、室温では空気中の湿気を吸着し高温では吸着した湿
気を脱着する吸着剤と、室内空気を暖める熱交換器と、
吸着剤を加熱する加熱手段と、室内空気を吸い込むため
の第１の送風ファンと、循環空気を循環させるための第
２の送風ファンと、これらファンを駆動するモータと、
前記吸着剤を回転する駆動手段とを備え、第１の送風フ
ァンにより吸い込まれた室内空気の一部を吸湿剤に通過
させ乾燥空気とする経路と、他の一部を熱交換器で暖め
る経路とで第２の風洞を形成し、第２のファンにより循
環する空気を加熱手段により暖め、この暖められた空気
を通過させることで吸着剤を脱湿し、このため高温多湿
となった空気を熱交換器により、冷却し再び循環させる
循環経路で第１の風洞を形成し、前記吸着剤は第１の風
洞と第２の風洞とに隔壁を介して配設され、駆動手段に
より吸着剤を第１の風洞側と第２の風洞側とに入れ替
え、吸着剤の脱湿と吸湿とを繰り返すものである。この
発明により、吸着剤で除湿するため従来よりも低温低湿
の空気でも除湿することができ、さらに、吸着剤の再生
時には、吸着剤を通過して高温高湿となった空気が循環
空気として次段の熱交換器に送られるので、室内空気の
温度でも冷却用として充分に循環空気を露点温度以下に
下げることができ、吸着剤で取った湿気を水として回収
することができる。従って、衣類乾燥機本体を周囲との
断熱や湿気の漏れ防止を厳重にしたキャビネット構成に
する必要がない。また、吸着工程で発生する吸着熱と再
生工程で熱交換して高温となった室内空気を衣類乾燥用
吹き出し口から吐出することによって、衣類の乾燥に利
用することが可能となる。
【０００９】本発明の請求項２に記載の発明は、請求項
１記載の発明の構成の第２風洞を、室内空気を第１送風
ファンにより吸い込み、熱交換器のフィンを通過した
後、さらに吸着側吸着剤を経て空気吹き出し口につない
だものであり、熱交換器の冷却フィン通過後の空気をそ
のまま吸着剤に通すため、冷却用空気と吸着用空気をそ
れぞれを一つの送風ファンで送る必要がないため第１送
風ファンの能力を小さくすることができ、熱交換器の冷
却側での必要風量を確保しながら第１送風ファンの小型
化が図れる。
１記載の発明の構成の第２風洞を、室内空気を第１送風
ファンにより吸い込み、熱交換器のフィンを通過した
後、さらに吸着側吸着剤を経て空気吹き出し口につない
だものであり、熱交換器の冷却フィン通過後の空気をそ
のまま吸着剤に通すため、冷却用空気と吸着用空気をそ
れぞれを一つの送風ファンで送る必要がないため第１送
風ファンの能力を小さくすることができ、熱交換器の冷
却側での必要風量を確保しながら第１送風ファンの小型
化が図れる。
【００１０】本発明の請求項３に記載の発明は、請求項
１記載の発明の構成の第２風洞を、室内空気を第１送風
ファンにより吸い込み、吸着側吸着剤を通過した後、さ
らに熱交換器のフィンを経て空気吹き出し口につないだ
ものであり、吸着側吸着剤通過後の空気をそのまま熱交
換器の冷却フィン側に通すため、冷却用空気と吸着用空
気をそれぞれを一つの送風ファンで送る必要がないため
第１送風ファンの能力を小さくすることができ、吸着剤
吸着側での必要風量を確保しながら第１送風ファンの小
型化が図れる。
１記載の発明の構成の第２風洞を、室内空気を第１送風
ファンにより吸い込み、吸着側吸着剤を通過した後、さ
らに熱交換器のフィンを経て空気吹き出し口につないだ
ものであり、吸着側吸着剤通過後の空気をそのまま熱交
換器の冷却フィン側に通すため、冷却用空気と吸着用空
気をそれぞれを一つの送風ファンで送る必要がないため
第１送風ファンの能力を小さくすることができ、吸着剤
吸着側での必要風量を確保しながら第１送風ファンの小
型化が図れる。
【００１１】以下本発明の実施の形態について図面に基
づいて説明する。 （実施の形態１）図１において、６は本体、７はハンガ
ーバー、８はハンガーに掛けた衣類、９は乾燥用空気の
吹き出し口、１０は室内空気の吸い込み口である。１１
は室温では空気中の湿気を吸着し高温では吸着した湿気
を脱着する吸着剤、１２は熱交換器、１３は加熱手段、
１４は第１の送風ファン、１５は第２の送風ファン、１
６は前記吸着剤１１を回転する駆動手段である。前記吸
着剤１１を前記熱交換器１２の冷却フィンのある吸着側
と前記加熱手段１３のある再生側とに分割する隔壁１７
を有する第１風洞１８と、室内空気吸い込み口１０と第
１送風ファン１４と前記熱交換器１２の冷却フィンと衣
類乾燥用空気吹き出し口９をつなぐと共に室内空気吸い
込み口１０と第１送風ファン１４と前記の分割した吸着
側吸着剤１１と衣類乾燥用空気吹き出し口９をつなぐ第
２風洞１９と、前記第２送風ファン１５の吹き出し口と
前記加熱手段１３と前記の分割した再生側吸着剤１１と
前記熱交換器１２の循環パイプ側と第２送風ファン１５
の吸い込み口とをつなぎ水抜き穴２０を有する第３風洞
２１とを具備している。２２、２３は第１送風ファン１
４、第２送風ファン１５を駆動するモータである。
づいて説明する。 （実施の形態１）図１において、６は本体、７はハンガ
ーバー、８はハンガーに掛けた衣類、９は乾燥用空気の
吹き出し口、１０は室内空気の吸い込み口である。１１
は室温では空気中の湿気を吸着し高温では吸着した湿気
を脱着する吸着剤、１２は熱交換器、１３は加熱手段、
１４は第１の送風ファン、１５は第２の送風ファン、１
６は前記吸着剤１１を回転する駆動手段である。前記吸
着剤１１を前記熱交換器１２の冷却フィンのある吸着側
と前記加熱手段１３のある再生側とに分割する隔壁１７
を有する第１風洞１８と、室内空気吸い込み口１０と第
１送風ファン１４と前記熱交換器１２の冷却フィンと衣
類乾燥用空気吹き出し口９をつなぐと共に室内空気吸い
込み口１０と第１送風ファン１４と前記の分割した吸着
側吸着剤１１と衣類乾燥用空気吹き出し口９をつなぐ第
２風洞１９と、前記第２送風ファン１５の吹き出し口と
前記加熱手段１３と前記の分割した再生側吸着剤１１と
前記熱交換器１２の循環パイプ側と第２送風ファン１５
の吸い込み口とをつなぎ水抜き穴２０を有する第３風洞
２１とを具備している。２２、２３は第１送風ファン１
４、第２送風ファン１５を駆動するモータである。
【００１２】以上のように構成された衣類乾燥機の動作
について説明する。吸着剤の湿気吸着量には限界がある
ため、除湿は吸着と再生のサイクル運転で行われる。第
１送風ファン１４によって第２風洞１９を通して室内空
気吸い込み口１０から吸い込まれ、熱交換器１２の冷却
側と吸着剤１１の吸着側に分かれた室内空気の内、吸着
剤側に流れる室内空気は、吸着剤１１で湿気を奪われる
と同時に蒸発潜熱が発生し、乾いた高温の空気となり乾
燥用空気の吹き出し口９から吐出する。一方、熱交換器
１２の冷却側に流れた室内空気は熱交換器１２の循環パ
イプ側を流れる高温高湿の循環空気を冷却し、熱交換さ
れて高温となり乾燥用空気の吹き出し口９から吐出す
る。第２送風ファン１５によって循環する循環空気は第
２送風ファン１５の吹き出し口から加熱手段１３に流
れ、ここで高温に加熱され吸着剤１１の再生側で吸着剤
１１の湿気を脱着させる。比較的高温高湿となった循環
空気は熱交換器１２の循環パイプ内に導かれ、ここで室
内空気によって露点温度以下に冷却され、再び第２送風
ファン１５の吸い込み口に吸い込まれ循環する。露点温
度以下に冷却された循環空気から回収した水は水抜き穴
２０から外部に放出される。吸着と再生が同時に並行し
て行われ、所定時間が経過すると駆動手段１６が働き吸
着剤１１を回転させ、吸着剤１１の吸着側と再生側とが
入れ替わる。再び吸着と再生が並行して行われる。
について説明する。吸着剤の湿気吸着量には限界がある
ため、除湿は吸着と再生のサイクル運転で行われる。第
１送風ファン１４によって第２風洞１９を通して室内空
気吸い込み口１０から吸い込まれ、熱交換器１２の冷却
側と吸着剤１１の吸着側に分かれた室内空気の内、吸着
剤側に流れる室内空気は、吸着剤１１で湿気を奪われる
と同時に蒸発潜熱が発生し、乾いた高温の空気となり乾
燥用空気の吹き出し口９から吐出する。一方、熱交換器
１２の冷却側に流れた室内空気は熱交換器１２の循環パ
イプ側を流れる高温高湿の循環空気を冷却し、熱交換さ
れて高温となり乾燥用空気の吹き出し口９から吐出す
る。第２送風ファン１５によって循環する循環空気は第
２送風ファン１５の吹き出し口から加熱手段１３に流
れ、ここで高温に加熱され吸着剤１１の再生側で吸着剤
１１の湿気を脱着させる。比較的高温高湿となった循環
空気は熱交換器１２の循環パイプ内に導かれ、ここで室
内空気によって露点温度以下に冷却され、再び第２送風
ファン１５の吸い込み口に吸い込まれ循環する。露点温
度以下に冷却された循環空気から回収した水は水抜き穴
２０から外部に放出される。吸着と再生が同時に並行し
て行われ、所定時間が経過すると駆動手段１６が働き吸
着剤１１を回転させ、吸着剤１１の吸着側と再生側とが
入れ替わる。再び吸着と再生が並行して行われる。
【００１３】以上のように実施の形態１によれば、第２
風洞１９を設け、第１送風ファン１４、熱交換器１２、
吸着剤１１を上記のように配設することにより、第１送
風ファン１４一つで熱交換器１２の冷却用と吸着剤１１
の吸着用の必要空気を送風することができる。吸着剤１
１を隔壁１７によって吸着側と再生側に分け、吸着と再
生を同時に行っているため、常に吸着を行って室内空気
を乾いた高温の空気として衣類の乾燥に使用できる。ま
た、常に再生して湿気を回収しているので除湿処理量も
多く、加熱手段１３も常に加熱状態で高温になっている
ため吸着側から再生側に切り替わった吸着剤１１の温度
上昇が速く、再生が速く行われる。
風洞１９を設け、第１送風ファン１４、熱交換器１２、
吸着剤１１を上記のように配設することにより、第１送
風ファン１４一つで熱交換器１２の冷却用と吸着剤１１
の吸着用の必要空気を送風することができる。吸着剤１
１を隔壁１７によって吸着側と再生側に分け、吸着と再
生を同時に行っているため、常に吸着を行って室内空気
を乾いた高温の空気として衣類の乾燥に使用できる。ま
た、常に再生して湿気を回収しているので除湿処理量も
多く、加熱手段１３も常に加熱状態で高温になっている
ため吸着側から再生側に切り替わった吸着剤１１の温度
上昇が速く、再生が速く行われる。
【００１４】（実施の形態２）図２は、実施の形態１で
説明した第２風洞１９を、室内空気吸い込み口１０と第
１送風ファン１４と熱交換器１２の冷却フィンをつない
だ後、さらに吸着側吸着剤１１を経て衣類乾燥用空気吹
き出し口９につなぐ風洞とするものである。
説明した第２風洞１９を、室内空気吸い込み口１０と第
１送風ファン１４と熱交換器１２の冷却フィンをつない
だ後、さらに吸着側吸着剤１１を経て衣類乾燥用空気吹
き出し口９につなぐ風洞とするものである。
【００１５】以上のような構成により、室内空気が第１
送風ファン１４によって第２風洞１９を通して室内空気
吸い込み口１０から吸い込まれ、熱交換器１２の冷却側
を通り、熱交換器１２の循環パイプ側を流れる高温高湿
の循環空気を冷却し熱交換されて高温となる。さらに、
吸着側吸着剤１１に流れ、湿気を奪われると同時に蒸発
潜熱が発生し、乾いた高温の空気となり乾燥用空気の吹
き出し口９から吐出する。
送風ファン１４によって第２風洞１９を通して室内空気
吸い込み口１０から吸い込まれ、熱交換器１２の冷却側
を通り、熱交換器１２の循環パイプ側を流れる高温高湿
の循環空気を冷却し熱交換されて高温となる。さらに、
吸着側吸着剤１１に流れ、湿気を奪われると同時に蒸発
潜熱が発生し、乾いた高温の空気となり乾燥用空気の吹
き出し口９から吐出する。
【００１６】以上のように実施の形態２によれば、熱交
換器１２の冷却フィン通過後の空気をそのまま吸着剤１
１に通すため、冷却用空気と吸着用空気をそれぞれを一
つの送風ファンで送る必要がないため第１送風ファン１
４の能力を小さくすることができ、熱交換器１２の冷却
側での必要風量を確保しながら第１送風ファン１４の小
型化が図れる。
換器１２の冷却フィン通過後の空気をそのまま吸着剤１
１に通すため、冷却用空気と吸着用空気をそれぞれを一
つの送風ファンで送る必要がないため第１送風ファン１
４の能力を小さくすることができ、熱交換器１２の冷却
側での必要風量を確保しながら第１送風ファン１４の小
型化が図れる。
【００１７】（実施の形態３）図２は、実施の形態１で
説明した第２風洞１９を、室内空気吸い込み口１０と第
１送風ファン１４と吸着側吸着剤１１をつないだ後、さ
らに熱交換器１２の冷却フィンを経て衣類乾燥用空気吹
き出し口９につなぐ風洞とするものである。
説明した第２風洞１９を、室内空気吸い込み口１０と第
１送風ファン１４と吸着側吸着剤１１をつないだ後、さ
らに熱交換器１２の冷却フィンを経て衣類乾燥用空気吹
き出し口９につなぐ風洞とするものである。
【００１８】以上のような構成により、室内空気が第１
送風ファン１４によって第２風洞１９を通して室内空気
吸い込み口１０から吸い込まれ、吸着側吸着剤１１に流
れ、湿気を奪われると同時に蒸発潜熱が発生し、乾いた
高温の空気となる。さらに、熱交換器１２の冷却側を通
り、熱交換器１２の循環パイプ側を流れる高温高湿の循
環空気を冷却し熱交換されてさらに高温となり、乾燥用
空気の吹き出し口９から吐出する。
送風ファン１４によって第２風洞１９を通して室内空気
吸い込み口１０から吸い込まれ、吸着側吸着剤１１に流
れ、湿気を奪われると同時に蒸発潜熱が発生し、乾いた
高温の空気となる。さらに、熱交換器１２の冷却側を通
り、熱交換器１２の循環パイプ側を流れる高温高湿の循
環空気を冷却し熱交換されてさらに高温となり、乾燥用
空気の吹き出し口９から吐出する。
【００１９】以上のように実施の形態３によれば、吸着
側吸着剤１１通過後の空気をそのまま熱交換器１２の冷
却フィン側に通すため、冷却用空気と吸着用空気をそれ
ぞれを一つの送風ファンで送る必要がないため第１送風
ファン１４の能力を小さくすることができ、吸着剤１１
吸着側での必要風量を確保しながら第１送風ファン１４
の小型化が図れる。
側吸着剤１１通過後の空気をそのまま熱交換器１２の冷
却フィン側に通すため、冷却用空気と吸着用空気をそれ
ぞれを一つの送風ファンで送る必要がないため第１送風
ファン１４の能力を小さくすることができ、吸着剤１１
吸着側での必要風量を確保しながら第１送風ファン１４
の小型化が図れる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吸着剤で
除湿するため従来よりも低温低湿の空気でも除湿するこ
とができ、さらに、吸着剤の再生時には、吸着剤を通過
して高温高湿となった空気が循環空気として次段の熱交
換器に送られるので、室内空気の温度でも冷却用として
充分に循環空気を露点温度以下に下げることができ、吸
着剤で取った湿気を水として回収することができる。従
って、衣類乾燥機本体を周囲との断熱や湿気の漏れ防止
を厳重にしたキャビネット構成にする必要がない。ま
た、吸着工程で発生する吸着熱と再生工程で熱交換して
高温となった室内空気を衣類乾燥用吹き出し口から吐出
することによって、衣類の乾燥に利用することが可能と
なる。
除湿するため従来よりも低温低湿の空気でも除湿するこ
とができ、さらに、吸着剤の再生時には、吸着剤を通過
して高温高湿となった空気が循環空気として次段の熱交
換器に送られるので、室内空気の温度でも冷却用として
充分に循環空気を露点温度以下に下げることができ、吸
着剤で取った湿気を水として回収することができる。従
って、衣類乾燥機本体を周囲との断熱や湿気の漏れ防止
を厳重にしたキャビネット構成にする必要がない。ま
た、吸着工程で発生する吸着熱と再生工程で熱交換して
高温となった室内空気を衣類乾燥用吹き出し口から吐出
することによって、衣類の乾燥に利用することが可能と
なる。
【００２１】また、本発明段によれば、熱交換器の冷却
フィン通過後の空気をそのまま吸着剤に通すため、冷却
用空気と吸着用空気をそれぞれを一つの送風ファンで送
る必要がないため第１送風ファンの能力を小さくするこ
とができ、熱交換器の冷却側での必要風量を確保しなが
ら第１送風ファンの小型化が図れる。
フィン通過後の空気をそのまま吸着剤に通すため、冷却
用空気と吸着用空気をそれぞれを一つの送風ファンで送
る必要がないため第１送風ファンの能力を小さくするこ
とができ、熱交換器の冷却側での必要風量を確保しなが
ら第１送風ファンの小型化が図れる。
【００２２】さらに、本発明によれば、吸着側吸着剤通
過後の空気をそのまま熱交換器の冷却フィン側に通すた
め、冷却用空気と吸着用空気をそれぞれを一つの送風フ
ァンで送る必要がないため第１送風ファンの能力を小さ
くすることができ、吸着剤吸着側での必要風量を確保し
ながら第１送風ファンの小型化が図れる。
過後の空気をそのまま熱交換器の冷却フィン側に通すた
め、冷却用空気と吸着用空気をそれぞれを一つの送風フ
ァンで送る必要がないため第１送風ファンの能力を小さ
くすることができ、吸着剤吸着側での必要風量を確保し
ながら第１送風ファンの小型化が図れる。
【図１】本発明の実施の形態１の除湿装置付き衣類乾燥
機の構成図
機の構成図
【図２】本発明の実施の形態２の除湿装置の構成図
【図３】本発明の実施の形態３の除湿装置の構成図
【図４】従来の衣類乾燥機の構成図
９ 乾燥用空気の吹き出し口 １０ 室内空気吸い込み口 １１ 吸着剤 １２ 熱交換器 １３ 加熱手段 １４ 第１送風ファン １５ 第２送風ファン １６ 駆動手段 １７ 隔壁 １８ 第１風洞 １９ 第２風洞 ２０ 水抜き穴 ２１ 第３風洞 ２２、２３ モータ
Claims (3)
- 【請求項１】 室温では空気中の湿気を吸着し高温では
吸着した湿気を脱着する吸着剤と、室内空気を暖める熱
交換器と、吸着剤を加熱する加熱手段と、室内空気を吸
い込むための第１の送風ファンと、循環空気を循環させ
るための第２の送風ファンと、これらファンを駆動する
モータと、前記吸着剤を回転する駆動手段とを備え、第
１の送風ファンにより吸い込まれた室内空気の一部を吸
湿剤に通過させ乾燥空気とする経路と、他の一部を熱交
換器で暖める経路とで第２の風洞を形成し、第２のファ
ンにより循環する空気を加熱手段により暖め、この暖め
られた空気を通過させることで吸着剤を脱湿し、このた
め高温多湿となった空気を熱交換器により、冷却し再び
循環させる循環経路で第１の風洞を形成し、前記吸着剤
は第１の風洞と第２の風洞とに隔壁を介して配設され、
駆動手段により吸着剤を第１の風洞側と第２の風洞側と
に入れ替え、吸着剤の脱湿と吸湿とを繰り返す除湿装置
付き衣類乾燥機。 - 【請求項２】 第２風洞は、室内空気を第１送風ファン
により吸い込み、熱交換器のフィンを通過した後、さら
に吸着側吸着剤を経て空気吹き出し口につなぐ請求項１
記載の除湿装置付き衣類乾燥機。 - 【請求項３】 第２風洞は、室内空気を第１送風ファン
により吸い込み、吸着側吸着剤を通過した後、さらに熱
交換器のフィンを経て空気吹き出し口につなぐ請求項１
記載の除湿装置付き衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7273891A JPH09108496A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 除湿装置付き衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7273891A JPH09108496A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 除湿装置付き衣類乾燥機 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11351316A Division JP2000126498A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 除湿装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09108496A true JPH09108496A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17534019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7273891A Pending JPH09108496A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 除湿装置付き衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09108496A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002361026A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気除湿機 |
| JP2003329269A (ja) * | 2002-05-10 | 2003-11-19 | Kankyo Co Ltd | 除湿機 |
| JP2008023526A (ja) * | 2007-09-28 | 2008-02-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気除湿機 |
| KR100811662B1 (ko) * | 2002-07-23 | 2008-03-11 | 삼성전자주식회사 | 의류처리장치 |
| CN102899869A (zh) * | 2012-10-30 | 2013-01-30 | 宋文学 | 带双出风管的暖风干衣机 |
| CN102912607A (zh) * | 2012-10-30 | 2013-02-06 | 蒋科化 | 带垂直式双出风管的暖风干衣机 |
| CN107604548A (zh) * | 2017-10-16 | 2018-01-19 | 浙江雅力士自动化设备科技有限公司 | 缩水粘合一体机中的抽湿定型装置 |
| CN110318232A (zh) * | 2018-03-30 | 2019-10-11 | 浙江三花智能控制股份有限公司 | 晾衣机 |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP7273891A patent/JPH09108496A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN110318232A (zh) * | 2018-03-30 | 2019-10-11 | 浙江三花智能控制股份有限公司 | 晾衣机 |
| CN110318232B (zh) * | 2018-03-30 | 2021-05-28 | 浙江三花智能控制股份有限公司 | 晾衣机 |
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