JP2002235933A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
き、さらに省エネルギーで運用できる空気調和機を得
る。 【解決手段】 室内の通路10では、室内の高湿の空気
状態RAは吸入口13から吸い込まれ、デシカントロー
タ1により除湿され、昇温し、顕熱熱交換器ロータ2に
入り冷却され、吸入口14からの室内空気RAと混合
し、熱交換器5(蒸発器)により冷却され、吹出口15
から室内へ吹き出される。一方、室外の通路11では、
室外の空気状態OAは給気口16から吸い込まれ、顕熱
熱交換器ロータ2により加熱され、第2の加熱ヒータ6
により加熱され、デシカントロータ1に入り、通路10
で吸着した水分がロータの回転とともに通路11側に移
動し、高温空気で脱着され、高湿の状態となり排気口1
7から室外へ吹き出される。
Description
により除湿加湿する空気調和機に関するものである。
(吸着剤)を用いて冷房時の除湿や暖房時の加湿を行う
空調方式が行われている。図10は例えば特開平9−4
2709号公報に記載されたデジカント型空調機の構造
図であり、(a)は概略平面図、(b)はその要部斜視
図である。
分して形成した両通路A及びBの一方に室内への吸気
を、他方に室内からの排気を互いに逆向きに通過させ
て、同図(b)に示すように、軸方向に通気性を有する
ハニカム構造の回転ドラム状ロータ74、75を、暖房
を兼ねる場合にはさらにロータ79を、両通路A、Bを
遮るように仕切壁73に貫設して、吸放湿用のロータ7
4にはハニカム体の表面にシリカゲル、活性炭などの吸
着剤を塗着あるいは表面処理により付着せしめ、熱交換
用のロータ74(及び79)にはアルミニウム箔などの
金属薄板あるいはセラミックのような蓄熱体を使用し、
更に排気通路Aにおいて、流入側すなわち熱交換ロータ
75の室内側に加湿器77を、両ロータ74、75間に
空気乾燥用の加熱器76を、また給気通路Bにおいて、
暖房用として吸放湿ロータ74と熱交換ロータ79との
間に暖房用加熱器78をそれぞれ設けたものである。
ち室内が別途空調機によって冷房されている場合には、
給気通路Bに戸外から高温の空気が流れ込み、排気通路
Aには室内側から空調された冷たい排気が流れ込む。こ
の排気は加湿器7で加湿されたのち、冷房用熱交換ロー
タ75で戸外からの給気と熱交換して温度上昇し、更に
乾燥用加熱器76によって加熱されたのち、吸放湿ロー
タ74において吸湿剤の脱水を行う。
の排気の湿度を高めてその温度を低くすることにより、
熱交換ロータ75での給気との熱交換量を多くするよう
に作用し、乾燥用加熱器76は熱交換ロータ75で給気
から吸熱して温度上昇した排気の温度を更に高めること
によってその相対湿度を低くすることにより、次に吸放
湿ロータ74において給気との間で授受する水分量を多
くするように作用する。このようにして、戸外から供給
される高温高湿度の空気は、まず吸放湿ロータ74で除
湿されたのち、冷房用熱交換ロータ75で冷却されるこ
とになる。
ジカント型空調機では、外気を導入したり、乾燥用加熱
器76や暖房用加熱器78の加熱源にヒータやボイラー
の熱を用いており、効率が悪いという問題点があった。
ためになされたもので、除湿、加湿を、簡素、安価な構
成で実現でき、さらに省エネルギーで運用できる空気調
和機を得るものである。
機は、室内との吸入口および吹出口、第1の送風手段を
有する第1の空気流路と、室外との吸気口および排気
口、第2の送風手段を有する第2の空気流路と、第1の
空気流路と第2の空気流路を仕切壁を介して隣接させ、
第1の空気流路と第2の空気流路を遮るように仕切壁に
貫設した回転型吸着剤および回転型顕熱熱交換器と、第
1の空気流路の回転型吸着剤と吹出口の間に設けられた
熱交換器と、第2の空気流路の回転型吸着剤と回転型顕
熱熱交換器の間に設けられた加熱手段と、を備え、第1
の空気流路では、室内から空気を吸入し、回転型吸着剤
により除湿し、回転型顕熱熱交換器により吸熱し、熱交
換器により冷却し、室内へ吹出すとともに、第2の空気
流路では、室外から空気を吸気し、回転型顕熱熱交換器
により加熱し、加熱手段により加熱し、回転型吸着剤に
より加湿し、室外へ空気を排気するものである。
複数設け、第1の空気流路では、回転型吸着剤により冷
却された空気と別の吸入口からの室内空気との混合量を
制御し、この混合した空気を熱交換器へ入力するもので
ある。
1の送風手段を有する第1の空気流路と、室外との吸気
口および排気口、第2の送風手段を有する第2の空気流
路と、第1の空気流路と第2の空気流路を仕切壁を介し
て隣接させ、第1の空気流路と第2の空気流路を遮るよ
うに仕切壁に貫設した回転型吸着剤および回転型顕熱熱
交換器と、第1の空気流路の回転型吸着剤と吹出口の間
に設けられた熱交換器と、第1の空気流路の回転型吸着
剤と回転型顕熱熱交換器の間に設けられた加熱手段と、
を備え、第2の空気流路では、室外から空気を吸気し、
回転型吸着剤により除湿し、回転型顕熱熱交換器により
吸熱し、室外へ空気を排気するとともに、第1の空気流
路では、室内から空気を吸入し、回転型顕熱熱交換器に
より加熱し、加熱手段により加熱し、回転型吸着剤によ
り加湿し、熱交換器により加熱し、室内へ吹出するもの
である。
複数設け、第1の空気流路では、回転型吸着剤により加
熱された空気と別の吸入口からの室内空気との混合量を
制御し、この混合した空気を熱交換器へ入力するもので
ある。
の送風手段を有する第1の空気流路と、室外との吸気口
および排気口、第2の送風手段を有する第2の空気流路
と、第1の空気流路と第2の空気流路を仕切壁を介して
隣接させ、第1の空気流路と第2の空気流路を遮るよう
に仕切壁に貫設した回転型吸着剤および回転型顕熱熱交
換器と、第1の空気流路の回転型吸着剤と吹出口の間に
設けられた熱交換器と、第1の空気流路の回転型吸着剤
と回転型顕熱熱交換器の間に設けられた第1の加熱手段
と、第2の空気流路の回転型吸着剤と回転型顕熱熱交換
器の間に設けられた第2の加熱手段と、を備え、冷房除
湿時には、第1の空気流路では、室内から空気を吸入
し、回転型吸着剤により除湿し、回転型顕熱熱交換器に
より吸熱し、熱交換器により冷却し、室内へ吹出すとと
もに、第2の空気流路では、室外から空気を吸気し、回
転型顕熱熱交換器により加熱し、第2の加熱手段により
加熱し、回転型吸着剤により加湿し、室外へ空気を排気
し、暖房加湿時には、第1の送風手段および第2の送風
手段により、回転型吸着剤および回転型顕熱熱交換器の
送風方向を反転させ、第2の空気流路では、室外から空
気を吸気し、回転型吸着剤により除湿し、回転型顕熱熱
交換器により吸熱し、室外へ空気を排気するとともに、
第1の空気流路では、室内から空気を吸入し、回転型顕
熱熱交換器により加熱し、第1の加熱手段により加熱
し、回転型吸着剤により加湿し、熱交換器により加熱
し、室内へ吹出するものである。
複数設け、冷房除湿時には、第1の空気流路では、回転
型吸着剤により冷却された空気と別の吸入口からの室内
空気との混合量を制御し、この混合した空気を熱交換器
へ入力し、暖房加湿時には、第1の空気流路では、回転
型吸着剤により加熱された空気と別の吸入口からの室内
空気との混合量を制御し、この混合した空気を熱交換器
へ入力するものである。
の送風手段を有する第1の空気流路と、室内からの吸気
口、室外への排気口、第2の送風手段を有する第2の空
気流路と、第1の空気流路と第2の空気流路を仕切壁を
介して隣接させ、第1の空気流路と第2の空気流路を遮
るように仕切壁に貫設した回転型吸着剤と、第1の空気
流路の回転型吸着剤と吹出口の間に設けられた熱交換器
と、第1の空気流路の室内からの吸入口と回転型吸着剤
との間に設けられた第1の加熱手段と、第2の空気流路
の室内からの吸気口と回転型吸着剤との間に設けられた
第2の加熱手段と、を備え、冷房除湿時には、第1の空
気流路では、室内から空気を吸入し、回転型吸着剤によ
り除湿し、熱交換器により冷却し、室内へ吹出すととも
に、第2の空気流路では、室内から空気を吸気し、第2
の加熱手段により加熱し、回転型吸着剤により加湿し、
室外へ空気を排気し、暖房加湿時には、第2の空気流路
では、室内から空気を吸気し、回転型吸着剤により除湿
し、室外へ空気を排気するとともに、第1の空気流路で
は、室内から空気を吸入し、第1の加熱手段により加熱
し、回転型顕熱熱交換器により加熱し、室内へ吹出する
ものである。
複数設け、冷房除湿時には、第1の空気流路では、回転
型吸着剤により冷却された空気と別の吸入口からの室内
空気との混合量を制御し、この混合した空気を熱交換器
へ入力し、暖房加湿時には、第1の空気流路では、回転
型吸着剤により加熱された空気と別の吸入口からの室内
空気との混合量を制御し、この混合した空気を熱交換器
へ入力するものである。
実施の形態1を示す空気調和機の概略構成図、図2はこ
の空気調和機の空気線図、図3はこの空気調和機におけ
る冷凍サイクルの蒸発器(熱交換器)の空気線図であ
り、(a)はこの蒸発器の空気線図、(b)は従来の冷
凍サイクルの蒸発器の空気線図であり、(b)は本発明
と従来技術との比較のために記載している。
の通路を室内側、室外側に二分し、2つの通路10およ
び通路11を形成する。さらに、軸方向に通気性を有す
るハニカム構造の回転ドラムロータであるデシカントロ
ータ1および顕熱熱交換器ロータ2を、通路10および
通路11を遮るように仕切壁12に貫設する。デシカン
トロータ1には、ハニカム体の表面にシリカゲル、ゼオ
ライト、活性炭などの吸着剤を塗布あるいは表面処理に
より付着せしめ、顕熱熱交換器ロータ2には、アルミニ
ウム等の金属薄膜あるいはセラミックのような蓄熱体を
使用する。
3、第1の送風機4、デシカントロータ1、顕熱熱交換
器ロータ2、室内からの吸入口14、熱交換器5、第3
の送風機9、そして室内への吹出口15で構成される。
ここで、熱交換器5は、室外機8とにより冷凍サイクル
18を構成し、図示していないが、切換により蒸発器、
凝縮器の両方の運転が可能である。一方、室外側の通路
11は、室外からの給気口16、第2の送風機3、顕熱
熱交換器ロータ2、第2の加熱ヒータ6、デシカントロ
ータ1、そして室外への排気口17で構成される。な
お、第1の送風機4および第3の送風機9は第1の送風
手段、通路10は第1の空気流路、第2の送風機3は第
2の送風手段、通路11は第2の空気流路、デシカント
ロータ1は回転型吸着剤、顕熱熱交換器ロータ2は回転
型顕熱熱交換器、第2の加熱ヒータ6は請求項1の加熱
手段をそれぞれ示す。
る冷房除湿運転について、図1と、図2および図3の空
気線図上の動作点を対比させて説明する。まず、室内の
通路10では、第1の送風機4および第3の送風機9を
稼動させ、室内の高湿の空気状態RAは吸入口13から
吸い込まれ、デシカントロータ1により除湿されるとと
もに昇温し42の状態となり、顕熱熱交換器ロータ2に
入り冷却され44の状態となる。さらに、吸入口14か
らの室内空気RAと混合し45の状態となり熱交換器5
に入る。熱交換器5は蒸発器として動作し、熱交換器5
により冷却され、46の状態で吹出口15から室内に吹
き出される。よって、冷却・除湿された空気が室内へ出
力される。
3を稼動させ、室外の空気状態OAは室外からの給気口
16から吸い込まれ、顕熱熱交換器ロータ2により加熱
され48の状態になり、さらに第2の加熱ヒータ6によ
り加熱され49の状態になる。この49の状態でデシカ
ントロータ1に入る。デシカントロータ1では前述した
通路10で吸着した水分がロータの回転とともに通路1
1側に移動し、状態49の高温空気で脱着され、50の
高湿の状態となって排気口17から室外へ吹き出され
る。よって、加熱・加湿された空気が室外へ出力され
る。
では蒸発温度を上げると消費電力を低減することができ
る。そこで、この実施の形態1における熱交換器5の蒸
発温度上昇による消費電力低減について従来技術と比較
しながら説明する。従来の冷凍サイクルにおける蒸発器
では、図3(b)の空気線図において、室内の空気状態
をRAとし、これが蒸発器である熱交換器5に吸入され
るとし、吹出空気状態46を得ようとする。そこで、吹
出空気状態Fを作るために状態RAと状態Fを結ぶ直線
上で飽和線上の交点Et0が蒸発温度となる。吹出空気
状態Fから状態46へはヒータなどによる再熱が必要と
なる。
発器では、図3(a)の空気線図において、室内の空気
状態をRAとし、これが蒸発器である熱交換器5に吸入
されるとし、吹出空気状態46を得ようとする。そこ
で、室内の空気状態RAはデシカントロータ1と顕熱熱
交換器ロータ2により状態44になり、状態RAと混合
され状態45となって蒸発器である熱交換器5に吸入さ
れる。状態46を得るには、状態45と結んだ直線上で
飽和線上の交点Et1が蒸発温度となる。このEt1は
従来のEt0に比べて遥かに蒸発温度を高く運転するこ
とができ、消費電力を低減することができる。
度湿度は状態RAと状態44の混合割合で決まる。すな
わち第1の送風機4と第3の送風機9の風量割合にて状
態45の温度湿度を制御することができる。そこで、状
態45、46の露点が蒸発温度Et1になるように第1
の送風機4と第3の送風機9の送風量を制御することに
より、いわゆる高顕熱運転となり、熱交換器5に結露し
なくなり、吹出口15から露飛びの発生が起こらなくな
る。
は、デシカントロータ1により除湿し、冷凍サイクル1
8の蒸発器(熱交換器5)への吸込湿度を低い状態にし
て運転することにより、蒸発温度を高く設定でき省エネ
運転、低ランニングコスト運転ができる。また、室内の
通路10における2つの送風機の風量割合を変えること
により、任意の吹出温度湿度に制御できる。さらに、高
顕熱運転により、蒸発器の結露が少なくなり露飛を防止
できる。
0、通路11での空気流れの向きは対向流であるものを
示したが、平行流になるように配置してもよく、同じ作
用効果を奏することは言うまでもない。また、任意の吹
出温度湿度の制御が不要であり、冷房除湿運転のみを行
う場合は、室内からの吸込口14を省略(閉鎖)しても
よい。
態2を示す空気調和機の概略構成図、図5はこの空気調
和機の空気線図である。図において、上記実施の形態1
と同一または相当部分には同一符号を付け、説明を省略
する。7は室内側の通路10において、デシカントロー
タ1と顕熱熱交換器ロータ2の間に設けられた第1の加
熱ヒータ7である。なお、上記実施の形態1に比べて、
第2の加熱ヒータ6を設けていない。また、デシカント
ロータ1と顕熱熱交換器ロータ2の配置を逆にしてい
る。第1の加熱ヒータ7は請求項3の加熱手段を示す。
る暖房加湿運転について、図4と図5の空気線図上の動
作点を対比させて説明する。まず、室外の通路11で
は、第2の送風機3を稼動させ、室外の空気状態OAは
室外からの給気口16から吸い込まれ、デシカントロー
タ1により水分が吸着して除湿され、状態48となる。
さらに、顕熱熱交換器ロータ2により温度低下して50
の状態になり、低湿の状態で排気口17から室外へ吹き
出される。
4および第3の送風機9を稼動させ、室内の低湿の空気
状態RAは吸入口13から吸い込まれ、顕熱熱交換器ロ
ータ2により加熱され42状態となり、第1の加熱ヒー
タ7によりさらに加熱されて43の状態になってデシカ
ントロータ1に入る。デシカントロータ1では前述の通
路11で吸着した水分がロータの回転とともに通路10
側に移動し状態43の高温空気で脱着され、44の高湿
の状態となる。ここで吸入口14からの室内空気RAと
混合して45の状態となり熱交換器5に入る。熱交換器
5は凝縮器として動作し、熱交換器5により加熱され、
46の状態で吹出口15から室内に吹き出される。よっ
て、加熱・加湿された空気が室内へ出力される。
態44の混合割合で決まる。すなわち第1の送風機4と
第3の送風機9の風量割合にて状態45の温度湿度を制
御することができる。よって、室内への吹出口15から
の空気を任意の吹出温湿度に設定可能となる。
は、外気の水分をデシカントロータ1にて吸着し室内に
加湿運転することにより、無給水加湿が実現できる。ま
た、室内の通路10における2つの送風機の風量割合を
変えることにより、任意の吹出温度湿度に制御できる。
0、通路11での空気流れの向きは対向流であるものを
示したが、平行流になるように配置してもよく、同じ作
用効果を奏することは言うまでもない。また、任意の吹
出温度湿度の制御が不要であり、暖房加湿運転のみを行
う場合は、室内からの吸込口14を省略(閉鎖)しても
よい。
態3を示す空気調和機の概略構成図、図7はこの空気調
和機の空気線図であり、(a)は冷房除湿運転時、
(b)は暖房加湿運転時を示す。図において、上記実施
の形態1、2と同一または相当部分には同一符号を付
け、説明を省略する。第1の加熱ヒータ7、第2の加熱
ヒータ6は、それぞれ室内の通路10、室外の通路11
に設けられている。第1の送風機4と第2の送風機3は
風向の反転が可能である。第1の加熱ヒータ7、第2の
加熱ヒータ6はそれぞれ請求項5の第1の加熱手段、第
2の加熱手段を示す。
は冷房除湿運転、暖房加湿運転に応じて吸入と吹出が切
り替わるため、便宜上、吸入吹出口13と記載する。ま
た、給気口16、排気口17は冷房除湿運転、暖房加湿
運転に応じて給気と排気が切り替わるため、それぞれ便
宜上、給排気口16、給排気口17と記載する。
る冷房除湿運転について、図6と図7(a)の空気線図
上の動作点を対比させて説明する。まず、冷房除湿運転
では、空気の流れる方向は図6中の実線矢印で示し、第
2の送風機3、第1の送風機4、第3の送風機9をこの
向きに空気が流れるように稼動させる。室内の通路10
では、室内の高湿の空気状態RAは吸入吹出口13から
吸い込まれ、デシカントロータ1により除湿されるとと
もに昇温し42の状態となり、顕熱熱交換器ロータ2に
入り冷却され44の状態になる。ここで吸入口14から
の室内空気RAと混合し45の状態となり熱交換器5に
入る。熱交換器5は蒸発器として動作し、熱交換器5に
より冷却され、46の状態で吹出口15から室内に吹き
出される。よって、冷却・除湿された空気が室内へ出力
される。なお、冷房除湿運転時には、第1の加熱ヒータ
7は停止する。
態OAは給排気口16から吸い込まれ、顕熱熱交換器ロ
ータ2により加熱され48の状態になり、さらに第2の
加熱ヒータ6により加熱され49の状態になる。この4
9の状態でデシカントロータ1に入る。デシカントロー
タ1では前述の通路10で吸着した水分がロータの回転
とともに通路11側に移動し、状態49の高温空気で脱
着され、50の高湿の状態となって給排気口17から室
外へ吹き出される。よって、加熱・加湿された空気が室
外へ出力される。
の蒸発温度上昇による蒸発器消費電力低減については、
実施の形態1の図3と同様に、冷凍サイクルの蒸発器で
ある熱交換器5が通常の冷凍サイクルの熱交換器より蒸
発温度を高く運転することにより、消費電力を低減でき
る。
態1の図3(a)と同様に、第1の送風機4と第3の送
風機9の風量割合にて制御することができる。そこで、
第1の送風機4と第3の送風機9を制御し、高顕熱運転
を行うことにより、熱交換器5に結露しなくなり、吹出
口15から露飛びの発生を防止する。
て、図6と図7(b)の空気線図上の動作点を対比させ
て説明する。暖房加湿運転では、空気の流れる方向は図
6中の点線矢印で示し、第2の送風機3、第1の送風機
4、第3の送風機9をこの向きに空気が流れるように稼
動させる。室外の通路11では、室外の空気状態OAは
室外からの給排気口17から吸い込まれ、デシカントロ
ータ1により水分が吸着して除湿され、状態49とな
る。さらに、顕熱熱交換器ロータ2により温度低下して
47の状態になり、低湿の状態で給排気口16から室外
へ吹き出される。なお、暖房加湿運転時には、第2の加
熱ヒータ6は停止する。
空気状態RAは給気口14から吸い込まれ、顕熱熱交換
器ロータ2で昇温し状態43となり、第1の加熱ヒータ
7により加熱されて42の状態になってデシカントロー
タ1に入る。デシカントロータ1では前述の通路11で
吸着した水分がロータの回転とともに通路10側に移動
し状態42の高温空気で脱着され、41の高湿の状態と
なり、吸込吹出口13より室内に吹き出される。さらに
吸入口14から吸入された室内空気RAは熱交換器5に
入る。熱交換器5は凝縮器として動作し、熱交換器5に
より加熱され、46の状態で吹出口15から室内に吹き
出される。よって、加熱・加湿された空気が室内へ出力
される。
分をデシカントロータ1により吸着して室内に加湿運転
することにより、無給水加湿が実現できる。また、室内
の通路10における2つの送風機の風量割合を変えるこ
とにより、任意の吹出温度湿度に制御できる。
は、除湿運転、加湿運転を1つの装置で実現できると共
に、吹出温度湿度を任意に制御できる。また、除湿運転
では省エネ運転と露飛び防止、加湿運転では無給水加湿
を実現できる。
あり、冷房除湿運転、加湿暖房運転のみを行う場合は、
室内からの吸込口14を省略(閉鎖)してもよい。
態4を示す空気調和機の概略構成図、図9はこの空気調
和機の空気線図であり、(a)は冷房除湿運転時、
(b)は暖房加湿運転時を示す。図において、上記実施
の形態1、2、3と同一または相当部分には同一符号を
付け、説明を省略する。吸入口13は室内の空気を通路
10と通路11の両方へ吸込むものであり、上記実施の
形態1、2、3のように室外の通路11には外気が吸込
まれることはない。なお、第1の加熱ヒータ7、第2の
加熱ヒータ6、第1の送風機4、第3の送風機9はそれ
ぞれ請求項5の第1の加熱手段、第2の加熱手段、第1
の送風手段、第2の送風手段を示す。
る冷房除湿運転について、図8と図9(a)の空気線図
上の動作点を対比させて説明する。室内の通路10で
は、第1の送風機4および第3の送風機9を稼動させ、
室内の高湿の空気状態RAは吸入口13から吸い込ま
れ、デシカントロータ1にて除湿されるとともに昇温し
53の状態となる。さらに吸入口14より室内空気RA
と混合し54の状態となり熱交換器5に入る。熱交換器
5は蒸発器として動作し、熱交換器5により冷却され、
55の状態で吹出口15から室内に吹き出される。よっ
て、冷却・除湿された空気が室内へ出力される。なお、
冷房除湿運転時には、第1の加熱ヒータ7は停止する。
3を稼動させ、室内の空気状態RAは吸込口13から吸
い込まれ、第2の加熱ヒータ6により加熱され56の状
態になる。この56の状態でデシカントロータ1に入
る。デシカントロータ1では前述の通路10で吸着した
水分がロータの回転とともに通路11側に移動し、状態
56の高温空気で脱着され、57の高湿の状態となって
排気口17から室外へ吹き出される。よって、加熱・加
湿された空気が室外へ出力され、換気が行われる。
の蒸発温度上昇による蒸発器消費電力低減については、
実施の形態1の図3と同様に、冷凍サイクルの蒸発器で
ある熱交換器5が通常の冷凍サイクルの熱交換器より蒸
発温度を高く運転することにより、消費電力を低減でき
る。
態1の図3(a)と同様に、第1の送風機4と第3の送
風機9の風量割合にて制御することができる。そこで、
第1の送風機4と第3の送風機9を制御し、高顕熱運転
を行うことにより、熱交換器5に結露しなくなり、吹出
口15から露飛びの発生を防止する。
て、図8と図9(b)の空気線図上の動作点を対比させ
て説明する。室外の通路11では、第2の送風機3を稼
動させ、室内の高湿の空気状態RAは吸込口13から吸
い込まれ、デシカントロータ1に水分が吸着して除湿さ
れ状態57となり、低湿の状態で排気口17から室外へ
吹き出され、換気が行われる。なお、暖房加湿運転時に
は、第2の加熱ヒータ6は停止する。
4および第3の送風機9を稼動させ、室内の空気状態R
Aは吸入口13から吸込まれ、第1の加熱ヒータ7によ
り加熱されて52の状態になってデシカントロータ1に
入る。デシカントロータ1では前述の通路11で吸着し
た水分がロータの回転とともに通路10側に移動し状態
52の高温空気で脱着され、53の高湿の状態となる。
ここで吸入口14からの室内空気RAと混合し54の状
態となり熱交換器5に入る。熱交換器5は凝縮器として
動作し、熱交換器5により加熱され、55の状態で吹出
口15から室内に吹き出される。よって、加熱・加湿さ
れた空気が室内へ出力される。
分をデシカントロータ1により吸着して室内に加湿運転
することにより、無給水加湿が実現できる。また、室内
の通路10における2つの送風機の風量割合を変えるこ
とにより、任意の吹出温度湿度に制御できる。
は、除湿運転、加湿運転そして換気運転を1つの装置で
実現できると共に、吹出温度湿度を任意に制御できる。
また、除湿運転では省エネ運転と露飛び防止、加湿運転
では無給水加湿を実現できる。なお、上記説明では、図
8において通路10、通路11での空気流れの向きは平
行流であるものを示したが、対向流になるように配置し
てもよく、同じ作用効果を奏することは言うまでもな
い。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
し、回転型吸着剤により除湿し、回転型顕熱熱交換器に
より吸熱し、熱交換器により冷却し、室内へ吹出すとと
もに、第2の空気流路では、室外から空気を吸気し、回
転型顕熱熱交換器により加熱し、加熱手段により加熱
し、回転型吸着剤により加湿し、室外へ空気を排気する
ことにより、蒸発温度を高く設定でき省エネ運転、低ラ
ンニングコスト運転ができる。
により冷却された空気と別の吸入口からの室内空気との
混合量を制御し、この混合した空気を熱交換器へ入力す
ることにより、任意の吹出温度湿度に制御でき、また、
高顕熱運転なので蒸発器の結露が少なくなり露飛びを防
止できる。
気を吸気し、回転型吸着剤により除湿し、回転型顕熱熱
交換器により吸熱し、室外へ空気を排気するとともに、
第1の空気流路では、室内から空気を吸入し、回転型顕
熱熱交換器により加熱し、加熱手段により加熱し、回転
型吸着剤により加湿し、熱交換器により加熱し、室内へ
吹出することにより、無給水加湿が可能となる。
により加熱された空気と別の吸入口からの室内空気との
混合量を制御し、この混合した空気を熱交換器へ入力す
ることにより、任意の吹出温度湿度に制御できる。
は、室内から空気を吸入し、回転型吸着剤により除湿
し、回転型顕熱熱交換器により吸熱し、熱交換器により
冷却し、室内へ吹出すとともに、第2の空気流路では、
室外から空気を吸気し、回転型顕熱熱交換器により加熱
し、第2の加熱手段により加熱し、回転型吸着剤により
加湿し、室外へ空気を排気し、暖房加湿時には、第1の
送風手段および第2の送風手段により、回転型吸着剤お
よび回転型顕熱熱交換器の送風方向を反転させ、第2の
空気流路では、室外から空気を吸気し、回転型吸着剤に
より除湿し、回転型顕熱熱交換器により吸熱し、室外へ
空気を排気するとともに、第1の空気流路では、室内か
ら空気を吸入し、回転型顕熱熱交換器により加熱し、第
1の加熱手段により加熱し、回転型吸着剤により加湿
し、熱交換器により加熱し、室内へ吹出することによ
り、除湿運転、加湿運転を1つの装置で実現でき、除湿
運転では省エネ運転と露飛び防止、加湿運転では無給水
加湿を実現できる。
は、回転型吸着剤により冷却された空気と別の吸入口か
らの室内空気との混合量を制御し、この混合した空気を
熱交換器へ入力し、暖房加湿時には、第1の空気流路で
は、回転型吸着剤により加熱された空気と別の吸入口か
らの室内空気との混合量を制御し、この混合した空気を
熱交換器へ入力することにより、吹出温度湿度を任意に
制御できる。
は、室内から空気を吸入し、回転型吸着剤により除湿
し、熱交換器により冷却し、室内へ吹出すとともに、第
2の空気流路では、室内から空気を吸気し、第2の加熱
手段により加熱し、回転型吸着剤により加湿し、室外へ
空気を排気し、暖房加湿時には、第2の空気流路では、
室内から空気を吸気し、回転型吸着剤により除湿し、室
外へ空気を排気するとともに、第1の空気流路では、室
内から空気を吸入し、第1の加熱手段により加熱し、回
転型顕熱熱交換器により加熱し、室内へ吹出することに
より、除湿運転、加湿運転そして換気運転を1つの装置
で実現でき、除湿運転では省エネ運転と露飛び防止、加
湿運転では無給水加湿を実現できる。
は、回転型吸着剤により冷却された空気と別の吸入口か
らの室内空気との混合量を制御し、この混合した空気を
熱交換器へ入力し、暖房加湿時には、第1の空気流路で
は、回転型吸着剤により加熱された空気と別の吸入口か
らの室内空気との混合量を制御し、この混合した空気を
熱交換器へ入力することにより、吹出温度湿度を任意に
制御できる。
概略構成図である。
空気線図である。
おける冷凍サイクルの蒸発器の空気線図である。
概略構成図である。
空気線図である。
概略構成図である。
空気線図である。
概略構成図である。
空気線図である。
3 第2の送風機、4 第1の送風機、 5 熱交換
器、 6 第2の加熱ヒータ、 7 第1の加熱ヒー
タ、 9 第3の送風機、 10 第1の風路、 11
第2の風路、12 仕切壁、 13 吸込口、 14
吸込口、 15 吹出口、 16 給気口、 17
排気口、 18 冷凍サイクル。
Claims (8)
- 【請求項1】室内との吸入口および吹出口、第1の送風
手段を有する第1の空気流路と、 室外との吸気口および排気口、第2の送風手段を有する
第2の空気流路と、 前記第1の空気流路と前記第2の空気流路を仕切壁を介
して隣接させ、前記第1の空気流路と前記第2の空気流
路を遮るように前記仕切壁に貫設した回転型吸着剤およ
び回転型顕熱熱交換器と、 前記第1の空気流路の前記回転型吸着剤と吹出口の間に
設けられた熱交換器と、 前記第2の空気流路の前記回転型吸着剤と前記回転型顕
熱熱交換器の間に設けられた加熱手段と、を備え、 前記第1の空気流路では、室内から空気を吸入し、前記
回転型吸着剤により除湿し、前記回転型顕熱熱交換器に
より吸熱し、前記熱交換器により冷却し、室内へ吹出す
とともに、 前記第2の空気流路では、室外から空気を吸気し、前記
回転型顕熱熱交換器により加熱し、前記加熱手段により
加熱し、前記回転型吸着剤により加湿し、室外へ空気を
排気することを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】前記第1の空気流路に室内との吸入口を複
数設け、 前記第1の空気流路では、前記回転型吸着剤により冷却
された空気と別の吸入口からの室内空気との混合量を制
御し、この混合した空気を前記熱交換器へ入力すること
を特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 【請求項3】室内との吸入口および吹出口、第1の送風
手段を有する第1の空気流路と、 室外との吸気口および排気口、第2の送風手段を有する
第2の空気流路と、 前記第1の空気流路と前記第2の空気流路を仕切壁を介
して隣接させ、前記第1の空気流路と前記第2の空気流
路を遮るように前記仕切壁に貫設した回転型吸着剤およ
び回転型顕熱熱交換器と、 前記第1の空気流路の前記回転型吸着剤と吹出口の間に
設けられた熱交換器と、 前記第1の空気流路の前記回転型吸着剤と前記回転型顕
熱熱交換器の間に設けられた加熱手段と、を備え、 前記第2の空気流路では、室外から空気を吸気し、前記
回転型吸着剤により除湿し、回転型顕熱熱交換器により
吸熱し、室外へ空気を排気するとともに、 第1の空気流路では、室内から空気を吸入し、前記回転
型顕熱熱交換器により加熱し、前記加熱手段により加熱
し、前記回転型吸着剤により加湿し、前記熱交換器によ
り加熱し、室内へ吹出することを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項4】前記第1の空気流路に室内との吸入口を複
数設け、 前記第1の空気流路では、前記回転型吸着剤により加熱
された空気と別の吸入口からの室内空気との混合量を制
御し、この混合した空気を前記熱交換器へ入力すること
を特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 【請求項5】室内との吸入口および吹出口、第1の送風
手段を有する第1の空気流路と、 室外との吸気口および排気口、第2の送風手段を有する
第2の空気流路と、 前記第1の空気流路と前記第2の空気流路を仕切壁を介
して隣接させ、前記第1の空気流路と前記第2の空気流
路を遮るように前記仕切壁に貫設した前記回転型吸着剤
および前記回転型顕熱熱交換器と、 前記第1の空気流路の前記回転型吸着剤と吹出口の間に
設けられた熱交換器と、 前記第1の空気流路の前記回転型吸着剤と前記回転型顕
熱熱交換器の間に設けられた第1の加熱手段と、 前記第2の空気流路の前記回転型吸着剤と前記回転型顕
熱熱交換器の間に設けられた第2の加熱手段と、を備
え、 冷房除湿時には、前記第1の空気流路では、室内から空
気を吸入し、前記回転型吸着剤により除湿し、前記回転
型顕熱熱交換器により吸熱し、前記熱交換器により冷却
し、室内へ吹出すとともに、 前記第2の空気流路では、室外から空気を吸気し、前記
回転型顕熱熱交換器により加熱し、前記第2の加熱手段
により加熱し、前記回転型吸着剤により加湿し、室外へ
空気を排気し、 暖房加湿時には、前記第1の送風手段および前記第2の
送風手段により、前記回転型吸着剤および前記回転型顕
熱熱交換器の送風方向を反転させ、 第2の空気流路では、室外から空気を吸気し、前記回転
型吸着剤により除湿し、回転型顕熱熱交換器により吸熱
し、室外へ空気を排気するとともに、 前記第1の空気流路では、室内から空気を吸入し、前記
回転型顕熱熱交換器により加熱し、前記第1の加熱手段
により加熱し、前記回転型吸着剤により加湿し、前記熱
交換器により加熱し、室内へ吹出することを特徴とする
空気調和機。 - 【請求項6】前記第1の空気流路に室内との吸入口を複
数設け、 冷房除湿時には、前記第1の空気流路では、前記回転型
吸着剤により冷却された空気と別の吸入口からの室内空
気との混合量を制御し、この混合した空気を前記熱交換
器へ入力し、 暖房加湿時には、前記第1の空気流路では、前記回転型
吸着剤により加熱された空気と別の吸入口からの室内空
気との混合量を制御し、この混合した空気を前記熱交換
器へ入力することを特徴とする請求項5記載の空気調和
機。 - 【請求項7】室内との吸入口および吹出口、第1の送風
手段を有する第1の空気流路と、 室内からの吸気口、室外への排気口、第2の送風手段を
有する第2の空気流路と、 前記第1の空気流路と前記第2の空気流路を仕切壁を介
して隣接させ、前記第1の空気流路と前記第2の空気流
路を遮るように前記仕切壁に貫設した回転型吸着剤と、 前記第1の空気流路の前記回転型吸着剤と吹出口の間に
設けられた熱交換器と、 前記第1の空気流路の室内からの吸入口と前記回転型吸
着剤との間に設けられた第1の加熱手段と、 前記第2の空気流路の室内からの吸気口と前記回転型吸
着剤との間に設けられた第2の加熱手段と、を備え、 冷房除湿時には、前記第1の空気流路では、室内から空
気を吸入し、前記回転型吸着剤により除湿し、前記熱交
換器により冷却し、室内へ吹出すとともに、 前記第2の空気流路では、室内から空気を吸気し、前記
第2の加熱手段により加熱し、前記回転型吸着剤により
加湿し、室外へ空気を排気し、 暖房加湿時には、前記第2の空気流路では、室内から空
気を吸気し、前記回転型吸着剤により除湿し、室外へ空
気を排気するとともに、 前記第1の空気流路では、室内から空気を吸入し、前記
第1の加熱手段により加熱し、前記回転型顕熱熱交換器
により加熱し、室内へ吹出することを特徴とする空気調
和機。 - 【請求項8】前記第1の空気流路に室内との吸入口を複
数設け、 冷房除湿時には、前記第1の空気流路では、前記回転型
吸着剤により冷却された空気と別の吸入口からの室内空
気との混合量を制御し、この混合した空気を前記熱交換
器へ入力し、 暖房加湿時には、前記第1の空気流路では、前記回転型
吸着剤により加熱された空気と別の吸入口からの室内空
気との混合量を制御し、この混合した空気を前記熱交換
器へ入力することを特徴とする請求項7記載の空気調和
機。
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