JP2000126498A - 除湿装置 - Google Patents

除湿装置

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JP2000126498A
JP2000126498A JP11351316A JP35131699A JP2000126498A JP 2000126498 A JP2000126498 A JP 2000126498A JP 11351316 A JP11351316 A JP 11351316A JP 35131699 A JP35131699 A JP 35131699A JP 2000126498 A JP2000126498 A JP 2000126498A
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JP
Japan
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adsorbent
air
blower fan
moisture
adsorption
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Pending
Application number
JP11351316A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Nakamoto
重陽 中本
Fuminobu Hosokawa
文信 細川
Junichi Morinaka
準一 森中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の除湿装置は、除湿部材を使って、継続
的に効率よく除湿することができず、また除湿部材で除
湿した湿気は除湿部材の再生時に再び湿気として空気中
に放出されるという課題を有している。 【解決手段】 吸着剤11の吸着側と再生側とを入れ替
えることができるようにして継続して効率よく除湿が行
えるとともに、脱湿再生した湿気を熱交換器において結
露水として回収する除湿装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は一般家庭で使用する
除湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の除湿装置は、湿気を含ん
だ空気をその経路の途中に設けた除湿部材を通すことに
よって除湿しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の除湿装置は、除
湿部材を使って継続的に効率よく除湿することができ
ず、また除湿部材で除湿した湿気は除湿部材の再生時に
再び湿気として空気中に放出されるという課題を有して
いる。
【0004】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、除湿部材としての吸着剤の再生を連続的に行うよう
にして除湿効率の高い除湿装置を提供するとともに、除
湿した湿気を水として回収することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の除湿装置は、吸
着剤の湿気吸着側と脱湿再生側とを入れ替えることがで
きるようにして、継続して効率よく除湿が行えるように
するとともに、脱湿再生した湿気を熱交換器によって結
露水として回収するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、吸着
側で室内空気中の湿気を吸着するとともに再生側では加
熱され脱湿再生する吸着剤があり、吸着剤の再生で高温
高湿となった循環空気と室内空気とを熱交換する熱交換
器と、吸着剤の再生側を加熱する加熱手段と、室内空気
を吸着剤の吸着側に供給するための第1の送風ファン
と、循環空気を循環させるための第2の送風ファンとを
備え、第1の送風ファンにより供給された室内空気を吸
着剤の吸着側に通過させ乾燥空気とする経路と、第2の
送風ファンによる循環空気を加熱手段および吸着剤の再
生側を通過させ、高温高湿となった空気を熱交換器を通
して循環させ室内空気と熱交換させる循環経路とを有
し、前記吸着剤はその吸着側と再生側とを入れ替え、吸
着剤による吸湿と吸着剤の脱湿とを繰り返すようにした
ものである。この発明では、吸着剤で除湿するために低
温低湿の空気でも除湿することができ、さらに、吸着剤
は再生時には、吸着剤を通過して高温高湿となった空気
が循環空気として熱交換器に送られるので、室内空気で
も冷却用として十分に循環空気を露点温度以下に下げる
ことができ、吸着剤からとった湿気を水として回収する
ことができる。そして吸着剤はその吸着側と再生側とを
入れ替えて脱湿と吸湿とを繰り返すようになつているた
め、継続して効率よく除湿が行えるものである。
【0007】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例につ
いて説明する。図1は本実施例の構成を説明する構成図
である。6は除湿装置の本体、7はハンガーバー、8は
ハンガーに掛けた衣類、9は乾燥用空気の吹き出し口、
10は室内空気の吸い込み口である。11は室温では空
気中の湿気を吸着し高温では吸着した湿気を脱湿する吸
着剤、12は熱交換器、13は加熱手段、14は第1の
送風ファン、15は第2の送風ファン、16は前記吸着
剤11を回転する駆動手段である。
【0008】前記吸着剤11を前記熱交換器12の冷却
フィンのある吸着側と前記加熱手段13のある再生側と
に分割する隔壁17を有する第1風洞18と、室内空気
の吸い込み口10と第1の送風ファン14と前記熱交換
器12の冷却フィンと乾燥用空気の吹き出し口9をつな
ぐと共に室内空気の吸い込み口10と第1の送風ファン
14と前記の分割した吸着剤11の吸着側と乾燥用空気
の吹き出し口9をつなぐ第2風洞19と、前記第2の送
風ファン15の吹き出し口と前記加熱手段13と前記の
分割した吸着剤11の再生側と前記熱交換器12の循環
パイプ側と第2の送風ファン15の吸い込み口とをつな
ぎ、水抜き穴20を有する第3風洞21とを具備してい
る。22、23は第1の送風ファン14、第2の送風フ
ァン15を駆動するモータである。
【0009】以上のように構成された除湿装置の動作に
ついて説明する。吸着剤の湿気吸着量には限界があるた
め、除湿は吸着と再生のサイクル運転で行われる。第1
の送風ファン14によって第2風洞19を通して室内空
気の吸い込み口10から吸い込まれ、熱交換器12の冷
却側と吸着剤11の吸着側に分かれた室内空気の内、吸
着剤11側に流れる室内空気は、吸着剤11で湿気を奪
われると同時に蒸発潜熱に相当する吸着熱が発生し、乾
いた高温の空気となり乾燥用空気の吹き出し口9から吐
出する。一方、熱交換器12の冷却側に流れた室内空気
は熱交換器12の循環パイプ側を流れる高温高湿の循環
空気を冷却し、熱交換されて高温となり乾燥用空気の吹
き出し口9から吐出する。第2の送風ファン15によっ
て循環する循環空気は第2の送風ファン15の吹き出し
口から加熱手段13に流れ、ここで高温に加熱され吸着
剤11の再生側で吸着剤11の湿気を脱着させる。比較
的高温高湿となった循環空気は熱交換器12の循環パイ
プ内に導かれ、ここで室内空気によって露点温度以下に
冷却され、再び第2送風ファン15の吸い込み口に吸い
込まれ循環する。露点温度以下に冷却された循環空気か
ら回収した水は水抜き穴20から外部に放出される。吸
着と再生が同時に並行して行われ、所定時間が経過する
と駆動手段16が働き吸着剤11を回転させ、吸着剤1
1の吸着側と再生側とが入れ替わる。再び吸着と再生が
並行して行われる。
【0010】以上のように本実施例によれば、第2風洞
19を設け、第1の送風ファン14、熱交換器12、吸
着剤11を上記のように配設することにより、第1の送
風ファン14一つで熱交換器12の冷却用と吸着剤11
の吸着用の必要空気を送風することができる。吸着剤1
1を隔壁17によって吸着側と再生側に分け、吸着と再
生を同時に行っているため、常に吸着を行って室内空気
を乾いた高温の空気として衣類の乾燥にも使用できる。
また、常に再生して湿気を回収しているので除湿処理量
も多く、加熱手段13も常に加熱状態で高温になってい
るため吸着側から再生側に切り替わった吸着剤11の温
度上昇が速く、再生が速く行われる。
【0011】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について説明する。図2は、本実施例の構成を説明する
説明図である。本実施例では、第2風洞19を、室内空
気の吸い込み口10と第1の送風ファン14と熱交換器
12の冷却フィンをつないだ後、さらに吸着剤11の吸
着側を経て乾燥用空気の吹き出し口9につなぐ風洞とす
るものである。
【0012】以上のような構成により、室内空気が第1
の送風ファン14によって第2風洞19を通して室内空
気の吸い込み口10から吸い込まれ、熱交換器12の冷
却側を通り、熱交換器12の循環パイプ側を流れる高温
高湿の循環空気を冷却し熱交換されて高温となる。さら
に、吸着剤11の吸着側に流れ、湿気を奪われると同時
に蒸発潜熱に相当する吸着熱が発生し、乾いた高温の空
気となり乾燥用空気の吹き出し口9から吐出する。
【0013】以上のように本実施例によれば、熱交換器
12の冷却フィン通過後の空気をそのまま吸着剤11に
通すため、冷却用空気と吸着用空気をそれぞれを一つの
送風ファンで送る必要がないため第1送風ファン14の
能力を小さくすることができ、熱交換器12の冷却側で
の必要風量を確保しながら第1送風ファン14の小型化
が図れる。
【0014】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。図3は、本実施例の構成を示す構成
図である。本実施例では、第2風洞19を、室内空気の
吸い込み口10と第1の送風ファン14と吸着剤11の
吸着側をつないだ後、さらに熱交換器12の冷却フィン
を経て乾燥用空気の吹き出し口9につなぐ風洞とするも
のである。
【0015】以上のような構成により、室内空気が第1
の送風ファン14によって第2風洞19を通して室内空
気の吸い込み口10から吸い込まれ、吸着剤11の吸着
側に流れ、湿気を奪われると同時に蒸発潜熱に相当する
吸着熱が発生し、乾いた高温の空気となる。さらに、熱
交換器12の冷却側を通り、熱交換器12の循環パイプ
側を流れる高温高湿の循環空気を冷却し熱交換されてさ
らに高温となり、乾燥用空気の吹き出し口9から吐出す
る。
【0016】以上のように本実施例によれば、吸着剤1
1の吸着側を通過後の空気をそのまま熱交換器12の冷
却フィン側に通すため、冷却用空気と吸着用空気をそれ
ぞれを一つの送風ファンで送る必要がないため第1送風
ファン14の能力を小さくすることができ、吸着剤11
吸着側での必要風量を確保しながら第1の送風ファン1
4の小型化が図れる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吸着剤で
除湿するため低温低湿の空気でも除湿することができ、
さらに、吸着剤の再生時には、吸着剤を通過して高温高
湿となった空気が循環空気として次段の熱交換器に送ら
れるので、室内空気の温度でも冷却用として充分に循環
空気を露点温度以下に下げることができ、吸着剤で取っ
た湿気を水として回収することができる。そして、吸着
剤はその吸着側と再生側とを入れ替えて脱湿と吸湿とを
繰り返すようになっているため、継続して効率よく除湿
が行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である除湿装置の構成を
示す構成図
【図2】本発明の第2の実施例である除湿装置の構成を
示す構成図
【図3】本発明の第3の実施例である除湿装置の構成を
示す構成図
【符号の説明】
9 乾燥用空気の吹き出し口 10 室内空気の吸い込み口 11 吸着剤 12 熱交換器 13 加熱手段 14 第1の送風ファン 15 第2の送風ファン 16 駆動手段 17 隔壁 18 第1風洞 19 第2風洞 20 水抜き穴 21 第3風洞

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着側で室内空気中の湿気を吸着すると
    ともに再生側では加熱され脱湿再生する吸着剤と、吸着
    剤の再生側で高温高湿となった循環空気と室内空気とを
    熱交換する熱交換器と、吸着剤の再生側を加熱する加熱
    手段と、室内空気を吸着剤の吸着側に供給するための第
    1の送風ファンと、循環空気を循環させるための第2の
    送風ファンとを備え、第1の送風ファンにより供給され
    た室内空気を吸着剤の吸着側に通過させ乾燥空気とする
    経路と、第2の送風ファンによる循環空気を加熱手段お
    よび吸着剤の再生側を通過させ、高温高湿となった空気
    を熱交換器を通して循環させ室内空気と熱交換させる循
    環経路とを有し、前記吸着剤はその吸着側と再生側とを
    入れ替え、再生時に発生する水分を熱交換器によって室
    内空気により冷却して結露水として回収する除湿装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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