JPH09102832A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

Info

Publication number
JPH09102832A
JPH09102832A JP27369395A JP27369395A JPH09102832A JP H09102832 A JPH09102832 A JP H09102832A JP 27369395 A JP27369395 A JP 27369395A JP 27369395 A JP27369395 A JP 27369395A JP H09102832 A JPH09102832 A JP H09102832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
telephone network
voice information
subscriber telephone
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27369395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Miyazawa
邦明 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BURAITO KENKYUSHO KK
Original Assignee
BURAITO KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BURAITO KENKYUSHO KK filed Critical BURAITO KENKYUSHO KK
Priority to JP27369395A priority Critical patent/JPH09102832A/ja
Publication of JPH09102832A publication Critical patent/JPH09102832A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加入電話網であるアナログ回線を用いたパソ
コン通信において、同時に音声情報の伝送を行う。 【解決手段】 変復調装置4と加入電話網5との間に接
続される変復調装置4に対する通信データを通過させる
ための第一帯域フィルタ6と、第一帯域フィルタ6と加
入電話網5との間に接続される音声情報の送受信部7と
からなり、音声情報の送受信部7は、通信データを遮断
して音声信号を通過させる第二帯域フィルタ8と、変調
部9を有する音声入力装置12と、復調部13を有する
音声出力装置16と、第二帯域フィルタ8と音声入力装
置12ならびに音声出力装置16との間に接続される音
声情報入出力切換装置17とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ューター(以下「パソコン」という)に接続された変復
調装置(以下「モデム」という)と加入電話網であるア
ナログ回線との間に接続される伝送装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピューターに接続
されたモデムを用いることにより加入電話網であるアナ
ログ回線により帯域データ伝送が行われている。
【0003】そして、例えばパソコンの画面上に送信さ
れたデータを表示させた状態で、その表示に関する説明
などについて会話をしたい場合などのように、データを
送信或いは受信しながら音声情報を送受信させたい場合
がある。
【0004】ところが、アナログ回線による帯域データ
伝送における多重伝送は高価な多重化装置を必要とす
る。
【0005】従って、例えばデジタル回線によるサービ
ス総合デジタル網のようにデータ、図形、画像、映像、
音声を多重化して効率的に伝送する簡易な伝送装置はな
く、アナログ回線による帯域データ伝送は、単なるデー
タの伝送として用いられているに過ぎず、データを送信
或いは受信しながら音声情報を同時に送受信させる場合
にはもう一つの別の加入電話網であるアナログ回線を用
いて行う必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の問題
点に鑑みてなされたものであり、発明が解決しようとす
る課題は、パソコン通信用のモデムを接続した加入電話
網であるアナログ回線を用いてデータを送信或いは受信
しながら音声情報を同時に送受信させる簡易な伝送装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するためになされたものであり、パーソナルコンピュー
ターに接続されたモデムと加入電話網であるアナログ回
線との間に接続される伝送装置であって、モデムと加入
電話網との間に接続される前記変復調装置に対する通信
データを通過させるための第一帯域フィルタと、前記第
一帯域フィルタと前記加入電話網との間に接続される音
声情報の送受信部とからなり、前記音声情報の送受信部
は、前記通信データを遮断して音声信号を通過させるた
めの第二帯域フィルタと、変調部を有する音声入力装置
と、復調部を有する音声出力装置と、前記第二帯域フィ
ルタと音声入力装置ならびに音声出力装置との間に接続
される音声情報入出力切換装置とからなることを特徴と
する。
【0008】また、前記手段において、音声信号の変調
部と復調部とにおける変調手段が残留側帯波振幅変調方
式であり、第二帯域フィルタが搬送波の帯域フィルタを
兼ねている手段とすると更によい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。
【0010】図1は本発明の好ましい実施の形態におけ
るブロック回路図を示すものであり、伝送装置1は、パ
ソコン2にRS232インターフェイス3を介して接続
された例えば300〜28,800BPSの一般に市販
されている4.8Koct/secのモデム4と加入電
話網であるアナログ回線5との間に接続されるものであ
り、通信データを通過させるための第一帯域フィルタ6
と、音声情報の送受信部7とから構成される。
【0011】そして、通信データを通過させるための第
一帯域フィルタ6は、双方向通過型で図2に示すように
300Hz〜2.7KHzの帯域を有している。
【0012】また、音声情報の送受信部7は、通信デー
タを遮断して音声信号を通過させるため、即ち、音声情
報の信号が前記通信データの周波数帯域に入らないよう
に制御するための例えば3KHz〜4KHzの帯域を有
する双方向通過型の第二帯域フィルタ8と、変調部9を
有する増幅器10とマイク11とからなる音声入力装置
12と、復調部13を有する増幅器14とスピーカ15
とを有する音声出力装置16と、前記第二帯域フィルタ
8と音声入力装置12ならびに音声出力装置16との間
に接続される音声情報入出力切換装置17とからなる。
【0013】殊に、変調部9および復調部13は、残留
側帯波振幅変調方式による振幅変調方式を採り、搬送波
として例えば3.1KHzの周波数を用いることにより
前記第二帯域フィルタ8を受信波成形用のフィルタを兼
ねている。
【0014】尚、図面中、符号18及び19はそれぞれ
第一帯域フィルタ6および第二帯域フィルタ8と加入電
話網であるアナログ回線5との間に接続されるミキシン
グ抵抗である。
【0015】以上の構成を有する本発明は、送信側と受
信側のパソコン2にRS232インターフェイス3を介
して接続されたモデム4と加入電話網であるアナログ回
線5との間にそれぞれ接続されて使用される。
【0016】そして、送信側のパソコン2からの通信デ
ータは300Hz〜2.7KHzの帯域を有する第一帯
域フィルタ6を通って加入電話網であるアナログ回線5
に送られ受信側に接続されたもう一方の第一帯域フィル
タ6を通って受信側のパソコン2に伝送される。
【0017】このとき、送信側のパソコン2からの通信
データの帯域は300Hz〜2.7KHzであり、送信
側および受信側の3KHz〜4KHzの帯域を有する第
二帯域フィルタ8を通過することができず、前記送信側
のパソコン2からの通信データは受信側の第一帯域フィ
ルタ6を通って受信側のパソコン2に伝送され、受信側
の第二帯域フィルタ8を通過することができないので、
通信データは受信側のモデム4を通って確実に受信側の
パソコン2に伝送され。
【0018】一方、前記通信データの伝送中に送信側或
いは受信側の音声入力装置12から入力された音声信号
は変調部9により周波数変調されて3KHz〜4KHz
の帯域を有する第二帯域フィルタ8を通過して加入電話
網であるアナログ回線5に送られ受帯域伝送(ブロード
バンド方式)される。
【0019】このようにして伝送された音声信号は受信
側の第二帯域フィルタ8を通過して復調部13へ送られ
音声出力装置16により音声として出力される。
【0020】殊に、本実施の形態では変調部9および復
調部13は、残留側帯波振幅変調方式による振幅変調方
式を採り、搬送波として3.1KHzの周波数を用いる
ことにより3KHz〜4KHzの帯域を有する第二帯域
フィルタ8が受信波成形用のフィルタを兼ねている。
【0021】従って、伝送された音声信号が復調部13
において確実に元の音声信号を得ることが可能であり、
また、部品点数も少なくて済む、などの利点を有してい
る。
【0022】前記音声信号の伝送は第二帯域フィルタ8
の3KHz〜4KHzの周波数帯域を用いているため送
信側および受信側の300Hz〜2.7KHzの帯域を
有する第一帯域フィルタ6を通過することはなく、従っ
て、音声信号がデータ通信を妨害する心配は全くない。
【0023】尚、データ通信は市販のモデム4を用いた
全二重通信を行うが、音声情報の伝送は送信側および受
信側に設けられた音声情報入出力切換装置17を介して
半二重通信により行われる。
【0024】音声情報入出力切換装置17は、手動式で
あってもよく、或いは入力信号に基づいて切り換わる自
動式であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、パソコンに接続
された変復調装置(モデム)と加入電話網であるアナロ
グ回線との間に接続することによりパソコン間でデータ
通信を行いながら同一の加入電話網であるアナログ回線
を用いて音声情報を交換することができるものである。
【0026】また、本発明である伝送装置は従来複雑で
高価であったアナログ多重通信を簡単な構成且つ安価に
提供することができるばかりか、パソコンに接続された
モデムと加入電話網であるアナログ回線との間に接続す
るだけでよく、接続も簡単である。
【0027】更に、音声信号の変調部と復調部とにおけ
る変調手段が残留側帯波振幅変調方式であり、第二帯域
フィルタが搬送波の帯域フィルタを兼ねている場合には
音声信号が確実に伝送されるばかりか長距離の伝送も可
能であり、部品点数の減少を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態におけるブロック
回路図である。
【図2】前記の実施の形態に用いられる各帯域フィルタ
の帯域を示す説明図である。
【符号の説明】
1 伝送装置2 パーソナルコンピュータ 4 変復調装置(モデム) 5 アナログ回線 6 第一帯域フィルタ 7 送受信部 8 第二帯域フィルタ 9 変調部 12 音声入力装置 13 復調部 16 音声出力装置 17 音声情報入出力切換装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピューターに接続された
    変復調装置と加入電話網であるアナログ回線との間に接
    続される伝送装置であって、前記変復調装置と前記加入
    電話網との間に接続される前記変復調装置に対する通信
    データを通過させるための第一帯域フィルタと、前記第
    一帯域フィルタと前記加入電話網との間に接続される音
    声情報の送受信部とからなり、前記音声情報の送受信部
    は、前記通信データを遮断して音声信号を通過させる第
    二帯域フィルタと、変調部を有する音声入力装置と、復
    調部を有する音声出力装置と、前記第二帯域フィルタと
    音声入力装置ならびに音声出力装置との間に接続される
    音声情報入出力切換装置とからなることを特徴とする伝
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記音声信号の変調部と復調部とにおけ
    る変調手段が残留側帯波振幅変調方式であり、第二帯域
    フィルタが搬送波の帯域フィルタを兼ねている請求項1
    記載の伝送装置。
JP27369395A 1995-09-28 1995-09-28 伝送装置 Pending JPH09102832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27369395A JPH09102832A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27369395A JPH09102832A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09102832A true JPH09102832A (ja) 1997-04-15

Family

ID=17531245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27369395A Pending JPH09102832A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09102832A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4849811A (en) Simultaneous audio and video transmission with restricted bandwidth
JP2001160801A (ja) 二重方式デジタルデータ伝送方法および装置
MX9704045A (es) Video modem.
JPH09102832A (ja) 伝送装置
JPH01300689A (ja) 伝送装置
JPH06303602A (ja) 双方向多重通信インタフェース装置
JP2767053B2 (ja) 多重データ通信装置
JPH03162030A (ja) テレビ音声によるデータ通信方式
JP2825890B2 (ja) Catvシステムの音声通話方式
JPS58115966A (ja) 音声・デ−タ複合伝送方式
JPH0310489A (ja) テレビ電話
JP2601175B2 (ja) 帯域圧縮音声コーディックを用いた音声チャンネル盤
JP2973489B2 (ja) シグナリング信号処理方式
JPH0681202B2 (ja) 音声データ多重通信端末
JPH04334191A (ja) 静止画テレビ電話装置
JPH0433428A (ja) テレビ電話装置
JP3338779B2 (ja) 電話交換装置
JP2650408B2 (ja) 2線式テレビドアホンシステム
JPH0220152A (ja) データ変復調装置
JPH07131556A (ja) 音声・データ複合通信方式及びその装置
JPH03110988A (ja) 画像音声伝送装置
JPS59188292A (ja) 環状通信網のバツクアツプ方式
JPH01288081A (ja) テレビ電話装置
JP2002359832A (ja) 簡易型双方向画像伝送装置
JPH03145369A (ja) 無線用描画通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20040907

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A977 Report on retrieval

Effective date: 20041207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050412