JPH07131556A - 音声・データ複合通信方式及びその装置 - Google Patents

音声・データ複合通信方式及びその装置

Info

Publication number
JPH07131556A
JPH07131556A JP5295996A JP29599693A JPH07131556A JP H07131556 A JPH07131556 A JP H07131556A JP 5295996 A JP5295996 A JP 5295996A JP 29599693 A JP29599693 A JP 29599693A JP H07131556 A JPH07131556 A JP H07131556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
voice
output
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5295996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihito Kajiwara
国仁 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP5295996A priority Critical patent/JPH07131556A/ja
Publication of JPH07131556A publication Critical patent/JPH07131556A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】音声帯域回線の音声信号にデータ信号を複合さ
せることにより回線の有効利用を図る。 【構成】送信データをデータ入出力部2またはモデムの
変調部31で100msecの断続信号にして変調する。断
続されたデータの前後に帯域外トーン信号を付加した
後、音声・データ複合部5で音声信号dと複合して送受
信部6から一つの回線10に送出する。受信時は、トー
ン信号検出部8で前部トーン信号を検出したときはトー
ン信号を除去した後復調して再生データを得る。後部ト
ーン信号を検出したときは音声信号を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号とディジタル
データを同一伝送路で伝送することにより伝送路の有効
利用を図った音声・データ複合通信方式及びその装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の送受信装置は、音声通信とデータ
通信をそれぞれ単独の通信装置及び通信回線で別個に行
うように構成されているか、または一つの送受信装置で
音声通信とデータ通信をそれぞれ時間的に切り替えて通
信を行うように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
音声通信とデータ通信を任意の時間に送信しようとする
と、同時に両方を送信する事態が発生するため、それぞ
れ別の回線で別の装置を用いて通信を行っている。その
ため複数の回線及び装置の維持に費用がかかるという問
題がある。その上、通信回線の有効利用に反するという
問題がある。
【0004】本発明の目的は、従来技術の問題点の複数
回線で音声通信とデータ通信を別々に行っていたもの
を、1つの帯域回線で音声とデータを任意に伝送するこ
とのできる音声・データ複合通信方式及びその装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の音声・データ複
合通信方式は、音声を音声信号に変換する送信側音声入
出力部から出力される音声信号と送信側データ入出力部
からのデータ信号とを1つの公衆電話回線に送出する送
信装置と、該1つの公衆電話回線を介して入力された受
信信号に含まれる音声信号とデータ信号とを分離して受
信側音声入出力部と受信側データ入出力部に与えて再生
音声と再生データを出力する受信装置とによる音声・デ
ータ複合通信方式において、前記送信装置は、前記デー
タ信号を所定の時間を単位として断続させディジタル変
調したのち公衆電話回線の帯域周波数の外側の周波数
で、かつ、互いに周波数の異なるトーン信号をそれぞれ
前記所定の時間のデータ信号の前後に付加したのち前記
音声信号に合成する手段を備え、前記受信装置は、受信
信号から前記前部のトーン信号が検出されたとき受信信
号から該トーン信号を削除したのちディジタル復調して
前記受信側データ入出力部に与え、受信信号から前記後
部のトーン信号が検出されたとき受信信号から該トーン
信号を削除して前記受信側音声入出力部に与える手段を
備えたことを特徴とするものである。
【0006】上記の方式を実現するための本発明の送信
装置は、音声を音声信号に変換して出力する音声入出力
部と、データ入出力部の出力を所定の時間を単位として
断続させディジタル変調する変調部と、該変調部からの
出力信号の前記所定の時間の前部と後部に公衆電話回線
の帯域周波数の外側の周波数で、かつ、互いに周波数の
異なるトーン信号をそれぞれ付加して出力するトーン信
号付加部と、前記音声入出力部の出力に前記トーン信号
付加部からの出力信号を合成して複合信号を出力する音
声・データ複合部と、該音声・データ複合部からの複合
信号を1つの公衆電話回線に送出する送受信部とを備え
たことを特徴とするものである。
【0007】さらに、本発明の受信装置は、1つの公衆
電話回線から、音声信号と、公衆電話回線の帯域周波数
の外側の周波数で、かつ、互いに周波数の異なるトーン
信号がそれぞれデータの前部と後部に付加されたデータ
信号とが複合された音声・データ複合信号を受信する送
受信部と、該送受信部の出力信号から前記前部のトーン
信号が検出されたとき一方の出力端子からデータ信号を
出力し、前記後部のトーン信号が検出されたとき他方の
出力端子から音声信号を出力するトーン信号検出部と、
前記一方の出力端子からのデータ信号のトーン信号を削
除して出力するトーン信号除去部と、該トーン信号除去
部の出力をディジタル復調する復調部と、該復調部の出
力信号から再生データを出力するデータ入出力部と、前
記他方の出力端子から入力される音声信号を変換して再
生音声を出力する音声入出力部とを備えたことを特徴と
するものである。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。図において、1は音声入力をアナログ音声信号dに
変換して出力する音声入出力部、2はデータ入出力部、
3はディジタル変復調部であり、変調部31と復調部3
2で構成されている。4はディジタル変調されたデータ
信号bの前後に帯域外のトーン信号を付加するトーン信
号付加部である。5は音声信号dとデータ信号cを複合
する音声・データ複合部、6は送受信部、7は通信相手
の送受信部である。また、8はトーン信号検出部、9は
トーン信号除去部、10は伝送回線である。図2は図1
の各部の信号のタイムチャートである。
【0009】図1及び図2によって本発明の作用を説明
する。まず、送信の場合について説明する。データ入出
力部2からの入力aは、モデム3の変調部31で、例え
ば、FSK(周波数偏移)変調されデータ信号bとな
る。このデータ信号bは、トーン信号付加部4に入力さ
れ、データの最初と最後の部分に、帯域外の互いに異な
る予め定められた周波数のトーン信号,が付加され
て信号cとなって出力される。この信号cは、音声・デ
ータ複合部5に入力され、音声入出力部1からの音声信
号dと複合され、複合された信号eが送受信部6から伝
送回線10を介して相手側送受信部7に送られる。音声
信号とデータ信号を複合する場合、音声通話中にデータ
信号が連続して挿入されると音声通話に支障を来すの
で、データ入出力部2またはモデムの変調部31によっ
てデータを断続して出力する。例えば、図2に示したデ
ータ信号の送出単位時間を100msecに設定し、その断
続間隔も100msecとすることにより、通話に支障を与
えることはない。
【0010】伝送レートが19.2kbpsの場合、例とし
て1回の伝送単位時間(100msec)に伝送できるデー
タ量は、19.2kbps×0.1(s)=1920ビット
となる。通常の音声通話内に、この1回分のデータを断
続的に10回複合して伝送するとすれば、伝送できるデ
ータ量は、1920×10=19200ビット(240
0バイト)となる。上記のような信号を、送受信部6で
受信した受信信号は、トーン信号検出部8に入力され、
断続的に送られてくるデータの前部トーン信号を検出
したときはトーン信号除去部9に受信信号を出力し、ト
ーン信号除去部9でトーン信号が削除された信号がモデ
ム3の復調部32で復調され、データ入出力部2から再
生データとして出力される。約100msec後、データの
後部トーン信号を検出したとき音声入出力部1に対し
て受信信号を出力して再生音声が得られる。
【0011】また、相手側送受信部との伝送回線上にお
いて、送りと受けの周波数をHとLに各々分けて、周波
数分割多重方法により送りと受けを同時に行うことによ
って、2線式で全二重通信を行うことができるため、さ
らに、通信回線の有効利用を図ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を実施する
ことによって、回線の有効利用が図れるとともに経費が
節減されるため、実用上大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の部分信号を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 音声入出力部 2 データ入出力部 3 モデム 4 トーン信号付加部 5 音声・データ複合部 6,7 送受信部 8 トーン信号検出部 9 トーン信号除去部 10 伝送回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を音声信号に変換する送信側音声入
    出力部から出力される音声信号と送信側データ入出力部
    からのデータ信号とを1つの公衆電話回線に送出する送
    信装置と、該1つの公衆電話回線を介して入力された受
    信信号に含まれる音声信号とデータ信号とを分離して受
    信側音声入出力部と受信側データ入出力部に与えて再生
    音声と再生データを出力する受信装置とによる音声・デ
    ータ複合通信方式において、 前記送信装置は、前記データ信号を所定の時間を単位と
    して断続させディジタル変調したのち公衆電話回線の帯
    域周波数の外側の周波数で、かつ、互いに周波数の異な
    るトーン信号をそれぞれ前記所定の時間のデータ信号の
    前後に付加したのち前記音声信号に合成する手段を備
    え、 前記受信装置は、受信信号から前記データ前部のトーン
    信号が検出されたとき受信信号から該トーン信号を削除
    したのちディジタル復調して前記受信側データ入出力部
    に与え、受信信号から前記後部のトーン信号が検出され
    たとき受信信号から該トーン信号を削除して前記受信側
    音声入出力部に与える手段を備えたことを特徴とする音
    声・データ複合通信方式。
  2. 【請求項2】 音声を音声信号に変換して出力する音声
    入出力部と、 データ入出力部の出力を所定の時間を単位として断続さ
    せディジタル変調する変調部と、 該変調部からの出力信号の前記所定の時間の前部と後部
    に公衆電話回線の帯域周波数の外側の周波数で、かつ、
    互いに周波数の異なるトーン信号をそれぞれ付加して出
    力するトーン信号付加部と、 前記音声入出力部の出力に前記トーン信号付加部からの
    出力信号を合成して複合信号を出力する音声・データ複
    合部と、 該音声・データ複合部からの複合信号を1つの公衆電話
    回線に送出する送受信部とを備えた音声・データ複合送
    信装置。
  3. 【請求項3】 1つの公衆電話回線から、音声信号と、
    公衆電話回線の帯域周波数の外側の周波数で、かつ、互
    いに周波数の異なるトーン信号がそれぞれデータの前部
    と後部に付加されたデータ信号とが複合された音声・デ
    ータ複合信号を受信する送受信部と、 該送受信部の出力信号から前記前部のトーン信号が検出
    されたとき一方の出力端子からデータ信号を出力し、前
    記後部のトーン信号が検出されたとき他方の出力端子か
    ら音声信号を出力するトーン信号検出部と、 前記一方の出力端子からのデータ信号のトーン信号を削
    除して出力するトーン信号除去部と、 該トーン信号除去部の出力をディジタル復調する復調部
    と、 該復調部の出力信号から再生データを出力するデータ入
    出力部と、 前記他方の出力端子から入力される音声信号を変換して
    再生音声を出力する音声入出力部とを備えた音声・デー
    タ複合受信装置。
JP5295996A 1993-11-02 1993-11-02 音声・データ複合通信方式及びその装置 Pending JPH07131556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295996A JPH07131556A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 音声・データ複合通信方式及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295996A JPH07131556A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 音声・データ複合通信方式及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07131556A true JPH07131556A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17827789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5295996A Pending JPH07131556A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 音声・データ複合通信方式及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07131556A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0654085A (ja) デイジタル通信システム
JPH07131556A (ja) 音声・データ複合通信方式及びその装置
JPH11501176A (ja) 音声メッセージ化システムおよび直交変調成分の有効利用方法
JPH03232349A (ja) 無線電話装置
JPH01300689A (ja) 伝送装置
JP2003032382A (ja) 字幕付き音声通信装置
JP3411713B2 (ja) 音声符号化通信における背景雑音制御方式
JPS6094587A (ja) 音声および静止画像デ−タ送受信方法
JPS6150434A (ja) デイジタル型秘話電話機
JPH01254029A (ja) コードレス電話の送受信装置
JP3018624B2 (ja) 無線通信システム
JPH08279774A (ja) 無線通信機
KR19990041812A (ko) 무선 스피커를 갖는 컴퓨터 장치
JPS61199341A (ja) コ−ドレス電話装置
JPH1146354A (ja) 音声・画像同時通信方法及び音声・画像同時伝送装置
JPH0879735A (ja) テレビ通話装置
JPH0575745A (ja) 電話におけるデータ通信多重化装置
JPH0287758A (ja) オフトーク通信方式
JPS5816658B2 (ja) カニユウシヤセンシンゴウホウシキ
EP1192814A1 (en) Acoustic transmission using digital mobile phones
JPH1051830A (ja) 搬送信号受信装置
JPS6094539A (ja) スケルチ制御方式
JPH0470230A (ja) 音声通信装置
JPH09102832A (ja) 伝送装置
JPH04183083A (ja) 音声・画像同時通信型テレビ電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20051122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A601 Written request for extension of time

Effective date: 20060221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

A602 Written permission of extension of time

Effective date: 20060224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060711