JPH0895272A - 感光ドラム - Google Patents

感光ドラム

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JPH0895272A
JPH0895272A JP6252782A JP25278294A JPH0895272A JP H0895272 A JPH0895272 A JP H0895272A JP 6252782 A JP6252782 A JP 6252782A JP 25278294 A JP25278294 A JP 25278294A JP H0895272 A JPH0895272 A JP H0895272A
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photosensitive
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触帯電式レーザープリンターに使用される
感光ドラムにおいて、帯電時の振動音を防止し、感光層
の帯電破壊も生じることがなく、かつ、高解像度の感光
ドラムを提供する。 【構成】 本発明の感光ドラムは、ステンレス鋼製のパ
イプの表面を研削することにより得られた、表面粗度R
maxが2.0μm以下のステンレス鋼製の基体上に、
ガリウムフタロシアニン顔料1部を2〜10部の結着剤
に分散してなる単層型感光層を形成したことを特徴とす
る。そのステンレス鋼製パイプは、直径30mm以下、
肉厚0.4mm以上であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス鋼製基体を
用いた感光ドラムに関し、特に接触帯電による感光ドラ
ムの放電破壊、および帯電時の振動音の発生を防止し、
さらに、デジタル露光時の解像度の向上をもたらす感光
ドラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光ドラムを用いた電子写真
装置においては、帯電装置として、一般に非接触式であ
るコロナ放電装置が採用されていた。しかしながら、最
近においては、電源の低圧化を図ることができ、またオ
ゾンの発生が極く微量である等の長所を有することか
ら、電圧を印加したローラ型、ブレード型、ブラシ型等
の帯電部材を用いた接触帯電器が採用されつつある。接
触帯電器によって帯電させる場合は、直流を印加させる
方法と、直流に交流を重畳させた振動電圧を印加する方
法がある。ところで、帯電ローラに上記のような振動電
圧を印加して感光ドラムを帯電処理する場合、感光ドラ
ムの周速度が速くなるにつれて、感光ドラムの周方向の
サイクルむらが生じやすくなり、これを防止するために
は、帯電ローラに印加する振動電圧の周波数を上げなけ
ればならない。しかしながら、周波数がおよそ200H
zを越えると、感光ドラムと帯電ローラとが振動するこ
とに起因する、いわゆる帯電音が大きくなるという問題
があった。また、クリーニングブレードとの摩擦により
摺動音が発生するという問題もあった。
【0003】このような帯電音や摺動音(以下、これら
を振動音という)の発生は、感光ドラムの基体が肉厚2
mm以下の薄肉アルミニウムパイプの場合に特に起こり
やすい。このような振動音の発生を防止するために、例
えば、特開平3−105348号公報および特開平5−
34936号公報等には、感光ドラムの内部に充填物を
入れて、感光ドラムの振動音を小さくすることが提案さ
れている。他方、アルミニウムパイプ以外のもの、例え
ば、ステンレス鋼製のパイプを用いると、充填物を挿入
しなくても振動音は発生しない。しかしながら、基体と
して、ステンレス鋼製のパイプを用いた感光ドラムに接
触帯電を施すと、帯電時に感光層が異常放電により破壊
されやすいという問題があった。この現象は、次のよう
な理由によるものと考えられる。すなわち、接触帯電器
の場合は、コロナ帯電器に比較して電流容量が大きいた
め、感光層に耐電圧の弱い部分があると、そこに電流が
集中して放電破壊されるまで電流が流れる現象が生じ
る。感光層が破壊されると、その部分は電荷が乗らなく
なって画像欠陥が生じるばかりでなく、帯電部材の方も
異常電流により破壊されることがあり、その結果、帯電
の均一化は殆ど期待できなくなる。
【0004】一方、レーザー光で感光ドラムに対してデ
ジタル露光を行うレーザープリンターにおいては、ます
ます小型化と高解像度が求められている。小型化につい
ては、感光ドラムの直径が30mm以下のものを使用す
ることで達成することができる。高解像度化について
は、特公平5−19140号公報等に記載されている高
γ特性を有するものが好適である。すなわち、レーザー
スポットは、光がすそ広がりを持つため(ガウス分
布)、これを忠実に再現するとドットの境界がぼけて解
像度が上がらないが、感光層が高γ特性であれば、すそ
広がりの弱い光には感光しないので、ドットの境界をは
っきりさせることができるのである。このような高γ特
性を得るには、OPC顔料を結着剤樹脂に分散した単層
感光層において、インダクション効果あるいはアバラン
シェ現象を引き起こさせる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの全
ての条件を最適に組み合わせることにより、レーザープ
リンターとして最適な感光ドラムを得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の感光ドラムは、
表面粗度Rmaxが2.0μm以下のステンレス鋼製の
基体上に、必要に応じて下引き層を形成した後、ガリウ
ムフタロシアニン顔料1部(重量部、以下同じ)を2〜
10部の結着剤に分散してなる感光層を形成したことを
特徴とする。
【0007】ステンレス鋼製パイプを用いた感光ドラム
に接触帯電を施すと生じる帯電破壊は、基体表面の異常
突起に起因する。すなわち、ステンレス鋼製パイプはア
ルミニウムパイプに比べて硬度が高いので、表面に存在
する突起は滑らかになり難く、しかも鋭角の状態で残留
するために、異常放電しやすい。そこで、ステンレス鋼
製パイプの表面を滑らかにすることによって、第一の目
的を達成することができたのである。また、本発明にお
いては、ステンレス鋼製パイプとして、その直径が30
mm以下のものが使用されるが、その場合、肉厚0.4
mm以上であることが好ましい。肉厚が0.4mmより
も薄くなると、振動音防止効果が十分でなくなる。ま
た、肉厚が厚くなりすぎると、重量が大となり、使い難
くなるので、2mm以下であるのが好ましい。
【0008】以下、図面に基づいて説明する。図1は感
光ドラムが使用されるレーザープリンターの要部断面図
である。図中、感光ドラム1の表面に帯電ロール2が接
触するように配設されている。帯電ロールは、芯材3に
導電性弾性材料よりなる層を形成した構成のものが使用
される。芯材3には、図示していない電源から、直流電
圧、または交流成分を重畳した直流電圧が印加されるよ
うになっている。
【0009】本発明において、導電性支持体は、ステン
レス鋼製パイプの表面を研削して表面粗度Rmaxを
2.0μm以下にすることによって作製される。ただ
し、レーザー光を照射した際に生じる干渉縞模様の発生
を防止するためには、Raは0.1μm以上であること
が好ましい。ステンレス鋼製パイプの表面の研削は、回
転砥石、サンドペーパー、研削フィルム等によって行う
ことができる。
【0010】図4は、ステンレス鋼製パイプの表面を研
削するためのセンタレス研削装置の概略構成図である。
センタレス研削装置は、相対する1対の回転砥石よりな
る3組の砥石、すなわち砥石5および5、砥石6および
6、砥石7および7より構成されており、砥石5、6、
7の順に細かい砥粒よりなっている。相対する一対の回
転砥石は、互いに回転速度が異なるように設置されてお
り、それによりその上に置かれたステンレス鋼製パイプ
4が回転するようになる。また、相対する各回転砥石
は、その間隔を調整できるようになっており、それによ
ってステンレス鋼製パイプが砥石5、5から、砥石6、
6、次いで砥石7、7へと順次移動するようになってい
る。この研削装置において、ステンレス鋼製パイプ4
は、回転する2つの砥石5、5の上に置かれ、回転しな
がら研削され、砥石6、6および砥石7、7により順次
研削される。
【0011】図5は、ステンレス鋼製パイプの表面を研
削するための他の研削装置の概略構成図である。この場
合、研磨粉を塗布した研削フィルム9が使用され、ロー
ル10から送り出されて、回転するステンレス鋼製パイ
プ4の表面に押し当てロール8によって適度の圧力で押
し当てられている。研削フィルムは巻き取りロール11
により巻き取られていく。
【0012】本発明においては、導電性基体表面は、表
面粗度Rmaxが2.0μm以下になっており、高い突
起が存在しないために、接触帯電を施した場合、感光層
が異常放電を起こすことが少なくなり、感光層の放電破
壊を防止でき、均一帯電を施すことができる。それにつ
いて図2および図3を用いて説明する。図2は、ステン
レス鋼製パイプの表面の粗度を測定した結果を示すもの
で、ところどころに2μmを越える高い突起が認められ
る。なお、この表面粗度Rmaxは3.5μmである。
このようなステンレス鋼製パイプをそのまま使用する
と、前記従来の技術に関して述べたような問題が生じ
る。これに対して、本発明においては、このステンレス
鋼製パイプが研削されることによって、表面粗度Rma
xは2.0μm以下になっている。図3は、その一例を
示すものであって、研削されたステンレス鋼製パイプの
表面の粗度を測定した結果を示している。図3から明ら
かなように、2μmを越える突起は認められなくなり、
表面粗度Rmaxは2.0μm以下になっている。な
お、レーザー光を照射した際に生じる干渉縞模様の発生
を防止するために、Rmaxは0.1μm以上であるこ
とが望ましい。
【0013】上記のように、本発明においては、ステン
レス鋼製の導電性支持体を用い、その表面粗度Rmax
が2.0μm以下になっているために、その上に形成さ
れた感光層に接触帯電を施した場合、感光層が異常放電
を起こすことが少なくなり、感光層の放電破壊を防止で
き、均一帯電を施すことができる。また、本発明におい
ては、導電性基体としてアルミニウムよりも比重の高い
ステンレス鋼を用いて形成されたものを使用しているか
ら、接触帯電器やクリーニングブレード等による接触あ
るいは摺動により発生する振動音が防止できる。
【0014】一方、感光層には、顔料を結着剤に分散し
てなる単層型感光層が形成される。顔料として、中心金
属がガリウムであるガリムフタロシアニンを用い、顔料
1部に対して、結着剤2〜10部の比率で分散して単層
型感光層を形成すると、インダクション効果が容易に起
こり、高γ特性が得られるのである。特に、結着剤とし
て、特公平5−19140号公報や特開平6−9541
0号公報に記載されているように、1013Ωcm以上の
樹脂を必須としなくても、容易に高γ特性が得られるの
である。これはガリウムフタロシアニンの体積抵抗率が
十分に高いためと考えられる。ガリウムフタロシアニン
としては、特開平5−98181号公報に記載されてい
る結晶型のクロロガリウムフタロシアニン、または特開
平5−279591号公報に記載されている結晶型のヒ
ドロキシガリウムフタロシアニンが好適である。感光層
の厚みは5〜30μm程度が好ましい。
【0015】感光層の下には、下引き層を設けてもよ
い。これは、感光層と基体との接着性の改良、感光層の
塗工性の向上、基体の保護、基体上の欠陥の被覆、感光
層の電気的破壊の保護、感光層のキャリア注入性の改良
等のために設けられるものである。この材料としては、
ポリウレタン、ポリアミド、ポリビニルアルコール、エ
ポキシ樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、ガゼイン、メチルセルロース、
ニトロセルロース、フェノール樹脂等の有機系の樹脂お
よび/またはジルコニウムキレート化合物、チタニルキ
レート化合物、チタニルアルコキシド化合物、有機チタ
ニル化合物、シランカップリング剤等の公知の材料を用
いることができる。また、下引き層の厚みは0.01〜
10μm、好ましくは0.05〜2μmである。感光層
の上には耐久性向上のために保護層を設けてもよい。
【0016】図1において、感光ドラム1にはレーザー
光21が露光される。22はミラーである、露光して潛
像が形成された後、現像器23で現像され、転写ロール
24によりプリント用紙25にトナー像が転写される。
26はクリーナーである。レーザー光のスポットはガウ
ス分布による光のすそ引きがあるが、高γ特性の感光層
に照射するのであれば、すその部分はカットされるの
で、シャープな画質を得ることができるのである。
【0017】
【実施例】以下に実施例をもって本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1および比較例1 30mmφ×253mmL×0.4mmtのSUS30
4製パイプを用意し、これを図4に示すセンタレス研削
装置により、表面を研削した。粗削りの段階で取り出し
たものは、図2に示すような表面粗度でRmax=3.
5μm、Ra=0.40μmであった(比較例1)。さ
らに目の細かい砥石で研削したものは、図3に示す表面
粗度になり、Rmax=1.8μm、Ra=0.22μ
mであった(実施例1)。これ等のパイプを導電性基体
とし、その表面にタイプ8ナイロン樹脂(トレジンF3
0、帝国化学社製)のメタノール・ブタノール混合溶液
を塗布し、膜厚1μmの下引き層を形成した。特開平5
−98181号公報に記載のクロロガリウムフタロシア
ニン結晶1部を、ポリビニルブチラール樹脂(BL−
1、積水化学社製)2部とシクロヘキサノン10部、テ
トラヒドロフラン10部からなる溶液にサンドミルにて
分散した。これはPB比1:2の分散液であるが、これ
に樹脂溶液のみを秤量して加え、PB比1:3、1:
4、1:6、1:10、1:15の分散も作製した。こ
れらの分散液を実施例の基体上に膜厚15μmになるよ
うに塗布して、感光ドラムを作製した。
【0018】これらの感光ドラムに帯電ロールを用いて
帯電させた。帯電ロールは、次のものを用いた。すなわ
ち、5mmφのステンレス鋼シャフトの外周に、過塩素
酸リチウム0.5%を加えて導電性を持たせたポリエー
テル系ポリウレタンゴムよりなる弾性層を15mmφに
なるように形成し、その表面に0.001%のメチルフ
ェニルシリコーンレベリング剤を添加したポリエステル
系ポリウレタンエマルジョン樹脂水溶液よりなる塗布液
を浸漬塗布法により塗布し、120℃で20分間乾燥し
て、膜厚20μmの被覆層を形成したものを用いた。さ
らに、半導体レーザーによる画像書き込み装置、一成分
トナー現像装置、転写装置、ウレタンゴムブレードを備
えたクリーニング装置を具備するプリンターに装着し、
評価を行った。まず、帯電ロールに、DC+400Vに
AC1000Vを重畳させた電圧を印加し、露光強度を
変えて、感光ドラムに照射し、感光ドラムの光減衰特性
を調べた。図6にはその結果を示した。グラフの横軸は
露光量で、縦軸は感光ドラムの表面電位である。図中、
31はPB比1:2のもの、32は同じく1:3、33
は1:4、34は1:6、35は1:10、36は1:
15の感光層の特性をそれぞれ示す。結着剤比率が多く
なるにつれて、表面電位が急峻に低下する光強度が右側
に移行(すなわち低感度化)することが分かった。PB
比1:15で急峻な電位低下がなくなり、高γ特性は失
われていた。PB比が1:2ないし1:10の範囲で感
度調整が可能である。次いで、反転画像露光を行い、プ
リント像を評価した。その結果、実施例1の感光体ドラ
ムの場合は、干渉縞模様や、黒点白点等の画像欠陥がな
い良好な画質の画像が得られた。これに対して、比較例
1の場合は、接触帯電時に異常電流が流れ、画像を見る
と黒点が多発していた。これは、異常放電により感光層
が破壊されて、その部分に電位が乗らなくなったためで
あり、反転像であるために黒点となって現れたのであ
る。黒点部に対応する感光ドラムの表面を調べたとこ
ろ、金属の露出が認められ、基体表面の異常突起が原因
になっていることが認められた。
【0019】比較例2 ステンレス鋼パイプの肉厚が0.2mmであるものを用
いた以外は、実施例1と同様にして感光ドラムを作製し
た。これを実施例1と同様に帯電したところ、黒点白点
等の画像欠陥がない良好な画質の画像が得られた。しか
しながら、接触帯電時にピーンという小さな帯電音が発
生した。 比較例3 導電性基体として、30mmφ×253mmL×0.8
mmtのアルミニウム製パイプを用いた。その表面粗度
はRmax=1.8μm、Ra=0.15μmであっ
た。このものを用いた以外は、実施例1と同様にして感
光ドラムを作製した。これを実施例1と同様に帯電した
ところ、接触帯電時にピーンという帯電音が発生した。
【0020】
【発明の効果】本発明の電子写真用感光ドラムは、比重
がアルミニウムよりも重いステンレス鋼によって形成し
た導電性基体を用いているから、交流成分を重畳させた
直流電圧を印加して接触帯電を行っても、感光ドラムか
らの振動音が発生することがない。また、導電性基体表
面には、研削により異常な突起が削りとられてRmax
が2.0μm以下になっているので、感光層の帯電破壊
を生じることもなく、黒点白点等の画像欠陥を防止する
ことができる。さらに感光層は高γ特性を有しているの
で、レーザー光で画像露光を行った際は、ドットの境界
がはっきりした高解像度の画質を得ることができる。し
たがって、本発明の感光ドラムは、レーザープリンター
に使用して、画像欠陥のない高画質のプリント像を得る
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 感光ドラムが使用されるレーザープリンター
の要部断面図である。
【図2】 比較例1における基体の表面粗さの測定結果
を示す。
【図3】 実施例1における基体の表面粗さの測定結果
を示す。
【図4】 センタレス研削装置の一例の概略構成図であ
る。
【図5】 他の表面研削装置の概略構成図である。
【図6】 実施例に起きる感光ドラムの光減衰特性グラ
フを示す。
【符号の説明】
1…感光ドラム、2…帯電ロール、3…芯材、4…ステ
ンレス鋼製パイプ、5,6および7…回転砥石、8…押
し当てロール、9…研削フィルム、10…ロール、11
…巻き取りロール、31…PB比1:2の感光層の光減
衰特性、32〜36…他のPB比の感光層の光減衰特
性。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面粗度Rmaxが2.0μm以下のス
    テンレス鋼製の基体上に、ガリウムフタロシアニン顔料
    1部を2〜10部の結着剤に分散してなる単層型感光層
    を形成したことを特徴とする感光ドラム。
  2. 【請求項2】 基体が、ステンレス鋼製パイプの表面を
    研削して表面粗度Rmaxが2.0μm以下にしたもの
    である請求項1記載の感光ドラム。
  3. 【請求項3】 基体が、直径30mm以下、肉厚0.4
    mm以上のステンレス鋼製パイプである請求項1記載の
    感光ドラム。
  4. 【請求項4】 感光ドラムが、接触帯電器により帯電を
    施され、レーザー光によりデジタル露光されるプリンタ
    ーに使用されるものである請求項1記載の感光ドラム。
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