JPH09311518A - 導電性部材のリサイクル方法 - Google Patents
導電性部材のリサイクル方法Info
- Publication number
- JPH09311518A JPH09311518A JP8129665A JP12966596A JPH09311518A JP H09311518 A JPH09311518 A JP H09311518A JP 8129665 A JP8129665 A JP 8129665A JP 12966596 A JP12966596 A JP 12966596A JP H09311518 A JPH09311518 A JP H09311518A
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- JP
- Japan
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- conductive
- conductive member
- layer
- grinding
- elastic layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、導電性部材の簡単なリサイクル方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 導電性部材のリサイクル方法において、
前記導電性部材の表面を研磨した後、弾性層又は導電層
を被覆することにより、上記課題を解決する。
で、導電性部材の簡単なリサイクル方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 導電性部材のリサイクル方法において、
前記導電性部材の表面を研磨した後、弾性層又は導電層
を被覆することにより、上記課題を解決する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真記録装置
等において感光ドラムや記録媒体などの被帯電体に所定
極性の電位を付与する導電性部材のリサイクル方法に関
する。
等において感光ドラムや記録媒体などの被帯電体に所定
極性の電位を付与する導電性部材のリサイクル方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、複写機及びレ−ザービームプリン
ター等に広く利用されている電子写真記録装置は、一般
にドラム状の感光体（以下、感光ドラムと称す）を備え
ており、その感光ドラムに対して帯電、露光を行って静
電潜像を形成し、その後感光ドラム上の潜像に応じてト
ナーを付着させて現像し、次にその感光ドラム上のトナ
ーを記録用紙等の記録媒体に転移させて転写し、その後
その感光ドラムを所定の電位に除電すると共に感光ドラ
ム上に残留するトナーを清掃し、次に記録に備えるよう
になっている。また、転写によって記録媒体に担持され
たトナーは溶融、圧着されることにより記録媒体に定着
し、これにより一連の記録作業が完了する。
ター等に広く利用されている電子写真記録装置は、一般
にドラム状の感光体（以下、感光ドラムと称す）を備え
ており、その感光ドラムに対して帯電、露光を行って静
電潜像を形成し、その後感光ドラム上の潜像に応じてト
ナーを付着させて現像し、次にその感光ドラム上のトナ
ーを記録用紙等の記録媒体に転移させて転写し、その後
その感光ドラムを所定の電位に除電すると共に感光ドラ
ム上に残留するトナーを清掃し、次に記録に備えるよう
になっている。また、転写によって記録媒体に担持され
たトナーは溶融、圧着されることにより記録媒体に定着
し、これにより一連の記録作業が完了する。
【０００３】この電子写真記録装置の感光ドラムに対し
て、その帯電領域に所定電位を付与する帯電部材、トナ
ーを感光ドラムに搬送する現像部材、転写領域に搬送さ
れてきた記録媒体に対して所定電位を付与する転写部
材、あるいは転写後の感光ドラムにおいてその帯電領域
を一定電位に均一化させる除電部材等の導電性部材は通
常少なくとも良導電性のゴムからなる弾性層と、必要に
応じて導電性部材の電気抵抗調整および感光ドラムや記
録媒体の汚染防止のため等の導電層をこの弾性層の表面
に被覆したものが知られている。
て、その帯電領域に所定電位を付与する帯電部材、トナ
ーを感光ドラムに搬送する現像部材、転写領域に搬送さ
れてきた記録媒体に対して所定電位を付与する転写部
材、あるいは転写後の感光ドラムにおいてその帯電領域
を一定電位に均一化させる除電部材等の導電性部材は通
常少なくとも良導電性のゴムからなる弾性層と、必要に
応じて導電性部材の電気抵抗調整および感光ドラムや記
録媒体の汚染防止のため等の導電層をこの弾性層の表面
に被覆したものが知られている。
【０００４】一般に、これらの導電性部材は感光ドラム
等の相手部材に接触しながら電圧を印加することによっ
てその機能を果たすことため、長期間使用しているとそ
の表面状態が劣化してしまい、本来の機能を果たせなく
なってしまう等の問題があるが、このような場合、トー
ナーカートリッジ自体を交換して新しい製品に交換して
いた。
等の相手部材に接触しながら電圧を印加することによっ
てその機能を果たすことため、長期間使用しているとそ
の表面状態が劣化してしまい、本来の機能を果たせなく
なってしまう等の問題があるが、このような場合、トー
ナーカートリッジ自体を交換して新しい製品に交換して
いた。
【０００５】しかし、近年の産業廃棄物等のリサイクル
化の動向に対応し、電子写真記録装置に使用されている
導電性部材でもリサイクルしたい等の要求が多くなって
いるが、そのリサイクル方法については未だ確立されて
いないのが現状である。
化の動向に対応し、電子写真記録装置に使用されている
導電性部材でもリサイクルしたい等の要求が多くなって
いるが、そのリサイクル方法については未だ確立されて
いないのが現状である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、導電性部材の簡単なリサイクル
方法を提供することを目的とする。
鑑みてなされたもので、導電性部材の簡単なリサイクル
方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１の導電
性部材のリサイクル方法は、弾性層を有する導電性部材
のリサイクル方法において、前記導電性部材の表面を研
磨した後、弾性層を被覆することを特徴とする。
性部材のリサイクル方法は、弾性層を有する導電性部材
のリサイクル方法において、前記導電性部材の表面を研
磨した後、弾性層を被覆することを特徴とする。
【０００８】本発明の請求項２の導電性部材のリサイク
ル方法は、弾性層とその表面に設けられた導電層とを有
する導電性部材のリサイクル方法において、前記導電性
部材の表面を研磨した後、導電層を被覆することを特徴
とする。
ル方法は、弾性層とその表面に設けられた導電層とを有
する導電性部材のリサイクル方法において、前記導電性
部材の表面を研磨した後、導電層を被覆することを特徴
とする。
【０００９】
【発明の実施の形態及び実施例】即ち、本発明者らは上
記課題について鋭意検討した結果、使用不可能となった
導電性部材の表面状態に着目し、前記導電性部材の表面
を研磨した後、弾性層又は導電層を被覆することによっ
て、使用済みの導電性部材を簡単にリサイクルできるこ
とを知見し本発明を完成するに至ったものである。
記課題について鋭意検討した結果、使用不可能となった
導電性部材の表面状態に着目し、前記導電性部材の表面
を研磨した後、弾性層又は導電層を被覆することによっ
て、使用済みの導電性部材を簡単にリサイクルできるこ
とを知見し本発明を完成するに至ったものである。
【００１０】なお、この詳しい機構について明らかでは
ないが、使用済みの導電性部材の表面は、弾性層又は導
電層が感光ドラム等の相手部材との摩擦によって摩耗し
てしまったり、この導電層の厚みが薄い部分に長時間電
圧が印加されることによって導電層が劣化してしまって
いることを発見した。そこで、本発明者らは弾性層又は
導電層を修正すれば本来の機能を取り戻すことができる
ものと考え、導電性部材の表面を研磨した後、弾性層又
は導電層を被覆することを着想したものである。
ないが、使用済みの導電性部材の表面は、弾性層又は導
電層が感光ドラム等の相手部材との摩擦によって摩耗し
てしまったり、この導電層の厚みが薄い部分に長時間電
圧が印加されることによって導電層が劣化してしまって
いることを発見した。そこで、本発明者らは弾性層又は
導電層を修正すれば本来の機能を取り戻すことができる
ものと考え、導電性部材の表面を研磨した後、弾性層又
は導電層を被覆することを着想したものである。
【００１１】以下、本発明の導電性部材のリサイクル方
法について図面を用いて説明する。なお、ここでは弾性
層とその表面に設けられた導電層とを有する導電性部材
のリサイクル方法において例示するが、本発明はこれに
限定されるものではない。本発明の導電性部材の表面を
研磨する方法としては、特に限定されず、一般には湿式
法又は乾式法等の研磨方法があるが、本発明では後工程
の工数低減の観点から乾式法が好適に用いられる。図１
に本発明の導電性部材の研磨方法の一例を示す。ここ
で、１は導電性部材、２はシャフト、３は弾性層、４は
導電層、１１は砥石を示しており、ローラ形状の導電性
部材１が１００r.p.m.程度で矢印の方向に回転し、砥石
１１は矢印の方向に２０００r.p.m.程度の速度で回転し
て導電性部材１の表面に接触しながら導電性部材１の一
端側から他端側へ移動することにより導電層４がほぼ研
磨される。本発明では、上記したような砥石が移動する
方式で研磨する以外に、より幅の広い砥石により砥石を
移動することなしに一括で研磨することも可能である。
また、砥石と導電層との間に水やオイル等の潤滑油を吹
きつけながら研磨する湿式法による研磨方法も用いるこ
とができる。
法について図面を用いて説明する。なお、ここでは弾性
層とその表面に設けられた導電層とを有する導電性部材
のリサイクル方法において例示するが、本発明はこれに
限定されるものではない。本発明の導電性部材の表面を
研磨する方法としては、特に限定されず、一般には湿式
法又は乾式法等の研磨方法があるが、本発明では後工程
の工数低減の観点から乾式法が好適に用いられる。図１
に本発明の導電性部材の研磨方法の一例を示す。ここ
で、１は導電性部材、２はシャフト、３は弾性層、４は
導電層、１１は砥石を示しており、ローラ形状の導電性
部材１が１００r.p.m.程度で矢印の方向に回転し、砥石
１１は矢印の方向に２０００r.p.m.程度の速度で回転し
て導電性部材１の表面に接触しながら導電性部材１の一
端側から他端側へ移動することにより導電層４がほぼ研
磨される。本発明では、上記したような砥石が移動する
方式で研磨する以外に、より幅の広い砥石により砥石を
移動することなしに一括で研磨することも可能である。
また、砥石と導電層との間に水やオイル等の潤滑油を吹
きつけながら研磨する湿式法による研磨方法も用いるこ
とができる。
【００１２】なお、シャフト２は中実又は中空形状の樹
脂又は金属製のものが使用できる。
脂又は金属製のものが使用できる。
【００１３】また、弾性層３は特に限定されず一般の砥
石によって研磨可能な材料であれば良く、例えば、ゴム
若しくは樹脂又はこれらの発泡体が使用でき、必要に応
じてカ−ボンブラック、黒鉛、金属、導電性の金属酸化
物（酸化錫、酸化チタン等）の導電性粉体やカ−ボンフ
ァイバー、金属酸化物の短繊維等の各種導電性繊維を添
加して導電性を付与することができる。
石によって研磨可能な材料であれば良く、例えば、ゴム
若しくは樹脂又はこれらの発泡体が使用でき、必要に応
じてカ−ボンブラック、黒鉛、金属、導電性の金属酸化
物（酸化錫、酸化チタン等）の導電性粉体やカ−ボンフ
ァイバー、金属酸化物の短繊維等の各種導電性繊維を添
加して導電性を付与することができる。
【００１４】また、導電層４は特に限定されず一般の砥
石によって研磨可能な材料であれば良く、例えば、ゴム
若しくは樹脂又はこれらの発泡体が使用でき、必要に応
じてカ−ボンブラック、黒鉛、金属、導電性の金属酸化
物（酸化錫、酸化チタン等）の導電性粉体やカ−ボンフ
ァイバー、金属酸化物の短繊維等の各種導電性繊維を添
加して導電性を付与することができる。
石によって研磨可能な材料であれば良く、例えば、ゴム
若しくは樹脂又はこれらの発泡体が使用でき、必要に応
じてカ−ボンブラック、黒鉛、金属、導電性の金属酸化
物（酸化錫、酸化チタン等）の導電性粉体やカ−ボンフ
ァイバー、金属酸化物の短繊維等の各種導電性繊維を添
加して導電性を付与することができる。
【００１５】次に、研磨した導電性部材の表面に導電層
を被覆する方法は、特に限定されず、スプレー法、ロー
ルコーター法又はディッピング法、押し出し法、シュリ
ンクチューブを被覆する方法等の方法によって形成され
る。
を被覆する方法は、特に限定されず、スプレー法、ロー
ルコーター法又はディッピング法、押し出し法、シュリ
ンクチューブを被覆する方法等の方法によって形成され
る。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、前記導電性部材の
表面を研磨した後、弾性層又は導電層を被覆することに
よって、使用済みの導電性部材を簡単にリサイクルでき
る。
表面を研磨した後、弾性層又は導電層を被覆することに
よって、使用済みの導電性部材を簡単にリサイクルでき
る。
【図１】本発明の導電性部材の研磨方法の一例を示す模
式図である。
式図である。
１：導電性部材 ２：シャフト ３：弾性層 ４：導電層 １１：砥石
Claims (2)
- 【請求項１】 弾性層を有する導電性部材のリサイクル
方法において、前記導電性部材の表面を研磨した後、弾
性層を被覆することを特徴とする導電性部材のリサイク
ル方法。 - 【請求項２】 弾性層とその表面に設けられた導電層と
を有する導電性部材のリサイクル方法において、前記導
電性部材の表面を研磨した後、導電層を被覆することを
特徴とする導電性部材のリサイクル方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8129665A JPH09311518A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 導電性部材のリサイクル方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8129665A JPH09311518A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 導電性部材のリサイクル方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09311518A true JPH09311518A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15015131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8129665A Pending JPH09311518A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 導電性部材のリサイクル方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09311518A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6484001B1 (en) * | 1999-09-13 | 2002-11-19 | Cf Technologies | Process for recycling a toner cartridge |
| JP2006215076A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリイミド樹脂製無端ベルト、その製造方法およびその再使用方法、ならびに、電子写真式画像形成装置 |
| KR100906117B1 (ko) * | 2008-12-04 | 2009-07-07 | 나노캠텍주식회사 | 전도성 탄성 롤러의 성능 복원 방법 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP8129665A patent/JPH09311518A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6484001B1 (en) * | 1999-09-13 | 2002-11-19 | Cf Technologies | Process for recycling a toner cartridge |
| JP2006215076A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Fuji Xerox Co Ltd | ポリイミド樹脂製無端ベルト、その製造方法およびその再使用方法、ならびに、電子写真式画像形成装置 |
| KR100906117B1 (ko) * | 2008-12-04 | 2009-07-07 | 나노캠텍주식회사 | 전도성 탄성 롤러의 성능 복원 방법 |
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