JP2005173485A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】接触現像装置60Aにおいて、現像剤担持体60bの表面が弾性体60b2であり、現像剤tは平均円形度が0.965以上の一成分磁性トナーであるとき、該現像剤は現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段60aによって現像剤担持体60bに引き寄せられ、現像に臨み量規制された現像剤担持体60b上の現像剤の単位面積当たりの現像剤量が5−14g/m2であるとともに、比電荷が10〜50μC/gに構成する。また、現像剤が平均円形度が0.965未満の一成分磁性トナーであるときは、現像に臨み量規制された現像剤担持体60b上の現像剤の単位面積当たりの現像剤量が8−15g/m2であるとともに、比電荷が13〜23μC/gに構成する。
【選択図】図1
Description
誘電体層をもつ現像ローラ(現像剤担持体)上に、非磁性現像剤を担持し感光体の表面に接触させて現像を行う方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。現像装置(以下、現像器と記す)内の現像剤は機械的攪拌機構や重力により現像ローラに供給する。現像ローラに接触する弾性ローラを設け現像剤の搬送供給を行う。この弾性ローラは、現像ローラ上の現像剤を均一にする目的から、感光体に移行せずに現像ローラに残った現像剤を一旦除去する機能も担っている。感光体の基材と現像ローラの間にはDCバイアスが印加される。
(2)磁性非接触現像方式
この方式(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)は、磁性一成分現像剤を用い、マグネットを内包した現像スリーブ(現像剤担持体)に現像剤を担持し、現像スリーブの表面から所定の微小間隙をおいて感光体に対向させ、この間隙を飛翔する現像剤により現像する。現像器内の現像剤は、機械的攪拌機構や重力により現像スリーブに搬送されるとともに、現像剤はマグネットによる一定の磁力を受けて現像スリーブに供給される。そして、規制手段により現像スリーブ上に一定の現像剤層を形成し、現像に用いられる。マグネットにより現像剤に働く力は現像剤の搬送のみでなく、現像部においても積極的に使用される。現像部においては現像剤が非画像部に移行しカブリなどの画像不良が発生するのを防止する。つまり、現像時に現像剤は現像スリーブに内包したマグネットに向かい磁力を受けているからである。現像剤の飛翔にはDCバイアスにACバイアスを重畳したバイアスが使用される。DCバイアス電圧は、感光体の画像部電位と非画像部電位の間の値に調整される。更に、AC電圧を重畳し、ある時は画像部電位を超える電圧を印加するとともに、ある時には非画像部電位より低い電圧を印加することにより、画像部及び非画像部に対し現像剤が往復運動することにより現像剤で画像部を現像する。
装置構成の簡略化や廃棄物を無くすという観点から、転写方式の画像形成装置において感光体の転写工程後の表面清掃手段である専用のドラムクリーナを廃し、トナーを装置内でリサイクルする電子写真プロセスの提案がされている。例えば、前述の非磁性接触現像方式を用いて、現像時に同時に転写残となった現像剤を回収する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
本発明(6):画像形成装置に着脱可能であり、少なくとも(1)乃至(5)の何れか1つに記載の現像装置を含むことを特徴とするプロセスカートリッジ。
1)本発明(1)によれば、以下の点において効果がある。
現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤を現像担持体上へ供給する現像剤供給ローラを必要とせず、トナーに与えるストレスが低いことから印字枚数(特に低印字率で)が増えたときにも著しく現像剤の劣化を防止し、現像剤劣化に伴うカブリ量の増加を抑制することができる。
現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤を現像担持体上へ供給する現像剤供給ローラを必要としないことから、著しく現像剤の劣化を防止し、トナー切れ時にカートリッジ振りによる劣化現像剤と劣化の小さい現像剤の混合によるカブリ量の増加を抑制することができる。
現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤を現像担持体上へ供給する現像剤供給ローラを必要としないことから、印字枚数が増えたときに、現像剤供給ローラと現像剤担持体の摺接による現像剤供給ローラにトナー凝集体が生成され、中間調画像中に掃き出される画像不良を抑制することができる。
現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤の劣化による電荷付与性の低下が生じても磁気力によって拘束するために現像剤が現像容器外へ飛散するのを抑制することができる。
現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像し、現像剤が平均円形度0.970以上の一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられ、現像に臨み量規制された該現像剤の単位面積当たりの現像剤量が5−14g/m2であるとともに、比電荷が10−50μC/gであることによって、トナーの剥ぎ取り供給を効率的に行うことが可能となり、現像ゴーストを抑制することができる。
現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像し、現像剤が平均円形度0.970以上の一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられ、現像に臨み量規制された該現像剤の単位面積当たりの現像剤量が5−14g/m2であるとともに、比電荷が10−50μC/gであることによって、トナー劣化に伴うカブリ量の増加を抑制するとともに、トナーの剥ぎ取り供給を効率的に行うことが可能となり、現像ゴーストを抑制することで、カブリ量の抑制とゴースト画像不良の抑制を両立することができる。
による効果)
現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像し、現像剤が平均円形度0.965以上の一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられ、現像に臨み量規制された該現像剤の単位面積当たりの現像剤量が5−14g/m2であることによって、比電荷の変化に依らず、トナーの剥ぎ取り供給を効率的に行うことが可能となり、コート層内の比電荷の分布が均一となり、ベタ白画像不良を抑制することができる。
現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像し、現像剤が平均円形度0.970以上の一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられ、現像に臨み量規制された該現像剤の単位面積当たりの現像剤量が5−14g/m2であることによって、ベタ白画像不良を抑制し、比電荷の適正な範囲が10−50μC/gと広範囲であるために、環境変化、経時変化によるトナー劣化時の比電荷変動にマージンが広く、比電荷が変動して各画像不良を抑制することができる。
現像剤が平均円形度0.965以上の一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、規制部材と現像剤担持体間、または、像担持体と現像剤担持体間の摺接によるトナーひとつひとつが受ける圧力が均一となり、間欠印字のようなよりトナー劣化しやすい印字モードにおいて印字枚数の増加においても著しく現像剤の劣化を防止し、現像剤劣化に伴うカブリ量の増加を抑制することができる。
現像剤が平均円形度0.965以上の一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、像担持体と現像剤担持体間の摺接によるトナーひとつひとつが受ける圧力が均一となり、間欠印字のようなよりトナー劣化しやすい印字モードにおいて印字枚数の増加においても著しく像担持体表面の削れ量を抑制し、さらに、像担持体の感度の低下を抑制することができる。
現像剤が平均円形度0.965以上の一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、規制部材と現像剤担持体間の摺接によるトナーひとつひとつが受ける圧力が均一となり、間欠印字のようなよりトナー劣化しやすい印字モードにおいて印字枚数の増加においても著しく規制部材表面へのトナーの融着を抑制することができる。
効果10の像担持体削れ量の低減、効果11の規制部材へのトナー融着の抑制により、像担持体と現像剤担持体間あるいは規制部材と現像剤担持体間のストレスの低減により、プロセススピードの向上、プロセスカートリッジの小型化、画像形成装置の小型化を可能にする。
現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像し、現像剤が平均円形度0.970以上の一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられ、現像に臨み量規制された該現像剤の単位面積当たりの現像剤量の下限値の5g/m2であっても、ベタ黒画像濃度が薄くなることなく、十分な濃度を形成することができ、トナー消費量を低減することができる。
効果13のトナー消費量の低減により、現像装置の小型化、プロセスカートリッジの小型化、画像形成装置の小型化を可能にする。
現像剤量が5−14g/m2であるとともに、前記比電荷が10−45μC/gであることにより、効果5のゴーストによる画像不良をより抑制する効果がある。
X線光電子分光分析により測定される前記現像剤の表面に存在する炭素元素の含有量(A)に対する鉄元素の含有量(B)の比(B/A)が、0.001以下であることにより、間欠印字のようなよりトナー劣化しやすい印字モードにおいて、規制部材と現像剤担持体間の摺接によるトナー表面の磁性体による規制部材の傷つきの発生を著しく抑制することができる。
X線光電子分光分析により測定される前記現像剤の表面に存在する炭素元素の含有量(A)に対する鉄元素の含有量(B)の比(B/A)が、0.001以下であることにより、間欠印字のようなよりトナー劣化しやすい印字モードにおいて、印字枚数の増加してもトナー劣化が小さく、現像ゴーストを著しく抑制することができる。
現像バイアスとして、直流電圧を印加し、現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像することでトナーの尾引きを抑制し、細線均一性を向上することができる。
現像バイアスとして、直流電圧を印加し、現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像することで、高濃度部のエッジ、特にプロセス下流側が濃く現像され、また、高濃度部に隣接する中間調部分のエッジが薄く現像され画像エッジ不良を抑制することができる。
クリーナレスシステムにおいて、像担持体と現像剤担持体と押圧し当接することで像担持体と現像剤担持体間が近づくことで電界あるいは磁界が働く領域および強度が増加し、像担持体上の未露光部に付着した転写残り現像剤の回収性を向上することができる。
クリーナレスシステムにおいて、現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤を現像担持体上へ供給する現像剤供給ローラを必要としないことから、戻りトナーによるトナー劣化あるいは、戻りトナーに含まれる異物を核にトナー凝集塊の発生および現像剤供給ローラへのトナー凝集塊付着による中間調画像不良を抑制することができる。
クリーナレスシステムにおいて、現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤を現像担持体上へ供給する現像剤供給ローラを必要としないことから、印字枚数が増えたときに、現像剤供給ローラと現像剤担持体の摺接による現像剤供給ローラに戻りトナーに含まれる紙分が溜まることにより、剥ぎ取り供給不良による現像剤担持体周期の中間調画像不良を抑制することができる。
クリーナレスシステムにおいて、現像バイアスとして、直流電圧を印加し、現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像することで高温高湿時おける戻りトナーに含まれる紙分をかえして生じるリークを抑制し、ベタ黒中の白の斑点による画像不良を抑制することができる。
クリーナレスシステムにおいて、平均円形度0.970以上の一成分磁性トナーを用いることで、現像剤担持体と像担持体、あるいは、帯電手段と像担持体間の不定形トナーの混入による不均一なストレス発生を引き起こし、特に、間欠印字のようなよりトナー劣化しやすい印字モードにおいて印字枚数の増加しトナー劣化が促進してもドラム傷を抑制し、ドラム周期のキズ状の中間調画像不良を抑制することができる。
クリーナレスシステムにおいて、平均円形度0.970以上の一成分磁性トナー、X線光電子分光分析により測定される前記現像剤の表面に存在する炭素元素の含有量(A)に対する鉄元素の含有量(B)の比(B/A)が、0.001以下であることにより、効果24のドラム傷つきをさらに抑制し、ドラム周期のキズ状の中間調画像不良をさらに抑制することができる。
クリーナレスシステムにおいて、トナーリサイクルを行うことにより、(効果13:のトナーの消費量低減)をより向上させることができる。
クリーナレスシステムにおいて、効果26のトナー消費量の低減により、効果14以上に現像装置の小型化、プロセスカートリッジの小型化、画像形成装置の小型化を可能にする。
クリーナレスシステムおいて、平均円形度0.970以上とすることで、効果7の比電荷変化に依らずベタ白画像不良を抑制することができ、ベタ白画像不良が発生すると転写ローラのよごれを発生し、帯電ローラの汚れのため全く帯電できなくなり、全面黒の画像となり、定着器に被転写材が巻きつき装置故障を生じるのを抑制することができる。
1)本発明(12)によれば、以下の点において効果がある。
現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤を現像担持体上へ供給する現像剤供給ローラを必要としないことから、印字枚数(特に低印字率で)が増えたときにも著しく現像剤の劣化を防止し、現像剤劣化に伴うカブリ量の増加を抑制することができる。
現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤を現像担持体上へ供給する現像剤供給ローラを必要としないことから、著しく現像剤の劣化を防止し、トナー切れ時にカートリッジ振りによる劣化現像剤と劣化の小さい現像剤の混合によるカブリ量の増加を抑制することができる。
現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤を現像担持体上へ供給する現像剤供給ローラを必要としないことから、印字枚数が増えたときに、現像剤供給ローラと現像剤担持体の摺接による現像剤供給ローラにトナー凝集体が生成され、中間調画像中に掃き出される画像不良を抑制することができる。
現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤の劣化による電荷付与性の低下が生じても磁気力によって拘束するために現像剤が現像容器外へ飛散するのを抑制することができる。
現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像し、現像剤が平均円形度0.965未満の一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられ、現像に臨み量規制された該現像剤の単位面積当たりの現像剤量が8−15g/m2であるとともに、比電荷が13−23μC/gであることによって、トナーの剥ぎ取り供給を効率的に行うことが可能となり、現像ゴーストを抑制することができる。
現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像し、現像剤が平均円形度0.970未満の一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられ、現像に臨み量規制された該現像剤の単位面積当たりの現像剤量が8−15g/m2であるとともに、比電荷が13−23μC/gであることによって、トナー劣化に伴うカブリ量の増加を抑制するとともに、トナーの剥ぎ取り供給を効率的に行うことが可能となり、現像ゴーストを抑制することで、カブリ量の抑制とゴースト画像不良の抑制を両立することができる。
現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像し、現像剤が平均円形度0.965未満の一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられ、現像に臨み量規制された該現像剤の単位面積当たりの現像剤量が5−14g/m2であるとともに、比電荷が13−23μC/gであることによって、トナーの剥ぎ取り供給を効率的に行うことが可能となり、ベタ白画像不良を抑制することができる。
現像バイアスとして、直流電圧を印加し、現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像することでトナーの尾引きを抑制し、細線均一性を向上することができる。
現像バイアスとして、直流電圧を印加し、現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像することで、高濃度部のエッジ、特にプロセス下流側が濃く現像され、また、高濃度部に隣接する中間調部分のエッジが薄く現像され画像エッジ不良を抑制することができる。
クリーナレスシステムにおいて、像担持体と現像剤担持体と押圧し当接することで像担持体と現像剤担持体間が近づくことで電界あるいは磁界が働く領域および強度が増加し、像担持体上の未露光部に付着した転写残り現像剤の回収性を向上することができる。
クリーナレスシステムにおいて、現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤を現像担持体上へ供給する現像剤供給ローラを必要としないことから、戻りトナーによるトナー劣化あるいは、戻りトナーに含まれる異物を核にトナー凝集塊の発生および現像剤供給ローラへのトナー凝集塊付着による中間調画像不良を抑制することができる。
クリーナレスシステムにおいて、 現像剤が一成分磁性トナーであり、現像剤は該現像剤担持体内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられることによって、現像剤を現像剤担持体上に磁気的に搬送するため、現像剤を現像担持体上へ供給する現像剤供給ローラを必要としないことから、印字枚数が増えたときに、現像剤供給ローラと現像剤担持体の摺接による現像剤供給ローラに戻りトナーに含まれる紙分が溜まることにより、剥ぎ取り供給不良による現像剤担持体周期の中間調画像不良を抑制することができる。
クリーナレスシステムにおいて、現像バイアスとして、直流電圧を印加し、現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像することで高温高湿時おける戻りトナーに含まれる紙分をかえして生じるリークを抑制し、ベタ黒中の白の斑点による画像不良を抑制することができる。
図lは本発明に従う現像装置を用いた画像記録装置(画像形成装置)の概略構成図である。この画像記録装置は、転写式電子写真プロセス利用のレーザプリンタである。
1は像担持体(被現像体)であり、本例ではφ24mmの回転ドラム型の負極性OPC感光体(ネガ感光体、以下、感光ドラムと記す)である。この感光ドラム1は矢印の時計方向に周速度85mm/sec(=プロセススピードPS、印字速度)の一定速度をもって回転駆動される。
図2は本発明の現像装置を用いた第二の実施形態の画像記録装置を示す概略構成図である。本実施形態の画像記録装置は、転写式電子写真プロセス利用、トナーリサイクルプロセス(クリーナレスシステム)のレーザプリンタである。前述の実施形態1の画像記録装置と同様の点については再度の説明を省略し、異なる点について述べる。
本実施例の現像装置60A(図1・図2)について説明する。
本実施例の現像装置は基本的に実施例1に記載の現像装置60Aに準ずるが、現像剤として以下に示すようにトナーt2を用いた。
本実施例の現像装置は基本的に実施例1に記載の現像装置60Aに準ずるが、現像剤として以下に示すようにトナーt3を用いた。
本実施例の現像装置は基本的に実施例3に記載の現像装置60Aに準ずるが、以下に示すように、現像スリーブに内包させるマグネットロールの構成が異なる。図4に概略図を示す。
本比較例1の現像装置60Bについて述べる。本比較例を用いる実施形態1(図1のドラムクリーナ有り)の概略図を図3に示す。現像剤として後述するトナーt4を用いた。
本比較例2の現像装置は基本的には比較例1の記載の現像装置60B(図3)に準ずるが、現像スリーブ60fに内包させるマグネットロールが異なる。
本比較例3の現像装置は基本的には比較例1の現像装置60B(図3)に準ずるが、以下の点で異なる。
本比較例4の現像装置60Dについて説明する。本比較例4を用いた実施形態1の概略図を図5に示す。
本比較例5の現像装置は実施例1の記載の現像装置60Aと比較して以下の点で異なる。
本比較例6の現像装置60Eについて述べる。本比較例6を用いた実施形態1の概略図を図6に示す。
本比較例7の現像装置60Fについて述べる。本比較例7を用いる実施形態1の概略図を図7に示す。
本発明において、トナーの比電荷およびコート量は以下の方法を用いて測定した。
(各実施例1〜5及び各比較例1〜7の評価方法)
以下では、各実施例1〜5及び各比較例1〜7の差異を調べるための画像評価について述べる。
a)カブリ評価
カブリとは、本来印字しない白部(未露光部)においてトナーがわずか現像され地汚れのように現れる画像不良のことである。
△:カブリ量が1〜2%である
○:カブリ量が0.5〜1%である
◎:カブリ量が0.5%未満である
カブリ評価は、初期100枚時と、2000枚印字後に行った。印字テストは、画像比率5%の横線の記録画像を連続的に通紙して行った。また、以降述べる他の画像欠陥が生じた場合は、その個所を避けて測定し、カブリを純粋に評価できるよう配慮した。
印字テストを繰り返すことにより、現像器内に蓄えたトナーが減少し、横線の評価画像が徐々に薄くなり、場合によっては途切れる。このようにトナー残量が減少したときのカブリ特性を別途評価した。印字テストにおいて、先のような横線画像の不良が生じたときに、カブリ評価を行うとともに、その後現像器を記録装置から取り外し、手振りするなど中のトナーを現像スリーブあるいは現像ローラに送る動作を行い。再度装置に装着し、カブリ評価を行う。これらの、画像評価で、前述と同様のカブリ評価を行い。最も悪い(大きな)結果を用い、本評価のカブリ評価とする。
現像剤の供給剥ぎ取り性を現像ゴーストにより評価した。現像ローラあるいは現像スリーブの周速度とプロセススピードを考慮して、現像ローラあるいは現像スリーブ周期で現れるゴースト画像を評価した。具体的にゴーストは紙先端で5mm四方、25mm四方のベタ黒のパッチ画像を印字した中間調画像中の現像ローラあるいは現像スリーブ周期1周目に現れる濃度差を目視で認識できる場合にゴーストによる画像不良と判断した。各例のプリンタにおいて600dpiレーザスキャナを使用し画像記録を行った。本評価において中間調画像とは主走査方向の1ラインを記録し、その後4ラインを非記録とする縞模様を意味し、全体として中間調の濃度を表現している。
ここでは、その画像評価を以下の基準で行った。
△:いずれかのパッチにおいてゴーストが認識される
○:何れのパッチにおいてもゴーストが認識されない
評価は初期100枚時に行った。
画像評価は縦、横の1ドットラインの連続性で行った。各例のプリンタにおいて600dpiレーザスキャナを使用し画像記録を行った。プロセス進行方向に平行な1ドットのラインと、レーザ走査系の主走査方向と平行な1ドットライン各々について行った。それぞれ、2cm長のヘアラインを、各例の装置において出力し、それぞれのラインについて、無作為に100ポイント抽出し、それぞれのポイントでラインを中心とする200μm四方を光学顕微鏡で観察し、ラインの濃度の半値巾を持って、ライン巾とし、それぞれの方向についてライン巾の標準偏差を計算する。そして、プロセス方向のライン標準偏差をσv、レーザ走査方向標準偏差σhとして、両者の比を計算して、ライン標準偏差比σv/σhを得る。この値を用いて以下の基準で評価を行った。
△:ライン標準偏差比σv/σhが0.7以上、0.8未満あるいは1.25以上、
1.43以下である
○:ライン標準偏差比σv/σhが0.8以上、1.25未満である
評価は初期100枚時に行った。
画像評価はベタ白中に25mm四方のベタ黒画像を印字して行った。得られた画像のベタ黒エッジ部分を、アパーチャーサイズ1.0mmの透過濃度計(X−Rite社製Model:310T)を用いて行い、エッジ部分とベタ黒中央部分それぞれについて10点の測定を行い両者の濃度の差を計算した。
評価は初期100枚時に行った。
画像評価はベタ白中に、現像スリーブあるいは現像ローラ周期で生じる画像欠陥で行った。プロセススピード及び感光ドラムと現像スリーブの周速比などを加味して現像周期を正確に計算し、同周期の画像不良を抽出して評価した。画像欠陥の大きさは、短軸長さ2〜3mm、長軸長さ3〜10mm程度で、部分的な光学濃度は0.3から1ほどであり、他の画像欠陥とは区別して評価した。評価は欠陥の有り無しで明確に判別可能である。以下の基準で評価した。
○:画像欠陥無し。
評価は、ベタ白画像を10枚ほど連続的に印字し評価した。
トナー飛散は、2000枚の印字テストを行ったときに、カートリッジ外壁や本体内に脱落したトナーを回収してその重量を計測して行った。
△:飛散トナー量が、0.1〜0.5g
○:飛散トナー量が、0.1g以下
評価は初期100枚時に行った。
画像評価は中間調画像を出力して画像の欠陥数から評価を行った。各例のプリンタにおいて600dpiレーザスキャナを使用し画像記録を行った。本評価において中間調画像とは主走査方向の1ラインを記録し、その後2ラインを非記録とする縞模様を意味し、全体として中間調の濃度を表現している。
評価は2000枚の印字テスト後に行った。
次に、ドラムクリーナ8(図1)を廃した実施形態2(図2)による、各種画像評価について説明する。
記録画像先端において、30〜50mmほどのベタ黒画像を印字し、その後ベタ白画像を配置した評価パターンを印字中に、画像記録装置を停止する。停止するタイミングは、先端のベタ黒画像の中心位置がちょうど現像領域に達した時点とする。そして、現像の前後の感光ドラム上において、表面に付着したトナーを反射率として測定し、その比を求めることにより、トナーの回収効率の評価を行うことが可能になる。実際には、ドラム上のトナーを一旦透明性のテープに転写し、トナーが付着したテープを記録しなどに貼り付けテープの上から、カブリ測定同様にトナーの正味の反射率を測定する。
△:30以上、50%未満である
○:50%以上である
評価は初期100枚時に行った。
実施形態1の時同様に、実施形態2についても中間調画像欠陥評価を行う。
実施形態2においては、記録紙から紙粉(紙繊維)が感光ドラムに付着し、帯電を経由し現像装置に取り込まれることがある。現像装置に取り込まれた場合、弾性ローラなど紙粉が絡み弾性ローラ周期のプロセス進行方向に伸びた画像不良を生じることがある。これを、B)の中間調画像欠陥とは区別して評価を行った。
△:中間調画像中に欠陥が1〜5点存在する
○:中間調画像中に存在しない
D)ベタ黒画像欠陥阻害
画像評価はベタ黒画像を出力して画像の欠陥数から評価を行った。特に本発明では、0.3mm以上の欠陥を評価した。
△:ベタ黒画像中に直径0.3mm以上の白点が10〜50点存在する
○:ベタ黒画像中に直径0.3mm以上の白点が10点未満存在する
評価環境は、32.5℃、80%Rhにおいて行った。評価は100枚印字後24時間経過した後ベタ黒画像を3枚出力して行った。画像評価ではこの3枚の中で最も多いページで代表した。
比較例3は、比較例1の現像装置を接触現像とし更にDCバイアスを用いて現像する例であるが、現像スリーブ表面に弾性層を有さないことと、コーティングしたトナーの特性が適正範囲内にないことから、印字初期から、ベタ白画像不良やカブリが非常に悪く、磁気穂も多く形成されヘアライン均一性も悪い。クリーナレス回収性は局部的には若干良くなっているが、ベタ白画像不良やカブリが多く、本例の現像装置はクリーナレス装置には適さない。
以下では、トナーの平均円形度が0.965以上において、現像により臨み量規制されたトナーの単位面積当たりの現像剤量および比電荷の違いに関して述べる。
本実施例7〜14は実施例1に記載の現像装置60Aに基本的に準ずるが、以下の点において異なる。
本比較例8〜14は実施例1に記載の現像装置60Aに基本的に準ずるが、以下の点において異なる。
実施形態1においては、前述のa)カブリ評価、b)トナー残量が減少したときのカブリ特性評価、c)現像ゴースト、d)ヘアライン均一性、f)ベタ白画像不良による画像評価を行った。
実施形態1において、前面に黒を印字するベタ黒画像を出力し、マクベス社製濃度計RD−1255により光学反射濃度を測定する。以下の基準により評価を行う。
△:1.2〜1.4
○:1.4以上
濃度評価は、初期100枚時と印字後に行った。印字テストは、画像比率5%の横線の記録画像を連続的に通紙して行った。
また、比較例10、12はヘアライン均一性も劣る。それは、コート量が多いと、磁気穂がより長く形成されることによる。従って、ヘアライン均一性の観点からもコート量14以下というものは適した範囲である。
以下では、トナーの平均円形度が0.970未満において、現像により臨み量規制されたトナーの単位面積当たりの現像剤量および比電荷の違いに関して述べる。
本実施例は実施例1の現像装置60Aに基本的に準ずるが、以下の点において異なる。
本比較例は実施例1記載の現像装置60Aに基本的に準ずるが、以下の点において異なる。
実施形態1において、前述のa)カブリ評価、b)トナー残量が減少したときのカブリ特性評価、d)ヘアライン均一性、f)ベタ白画像不良、i)ベタ黒濃度による画像評価方法を行った。結果を表3に示す。
最後に、平均円形度0.965以上の優位性を調べるために、実施例1〜3に関して以下の画像評価を行った。前述の評価方法a)〜i)およびA)〜D)では実施例1〜3に差異は生じず、良好な画像であった。
まず、実施形態1における画像評価方法について述べる。
カブリ量の測定方法およびランクは前述のa)と同様とした。
ゴーストの評価方法およびランクは前述のc)と同様とした。
規制部材にトナー融着を生じるとその部分に白くぬけた縦スジ画像不良を生じる。この縦スジ画像不良をベタ黒画像および中間調画像において評価した。
△:中間調画像中において縦スジを認識できる
○:両画像おいて縦スジを認識できない
iv)ドラム削れ量の測定
ドラム削れの測定は、大塚電子MCPD−3000、感光ドラム膜厚測定システムを用いて使用前ドラムと3000枚間欠印字後のドラムの膜厚を測定し膜厚の変化量をドラムの削れ量とし、以下のように評価した。
△:ドラム削れ量0.2μm以上0.5μm未満
○:ドラム削れ量0.2μ未満
次に実施形態2における画像評価方法について述べる。
ドラム傷が発生すると中間調画像中に、ドラム周期で、回転方向に沿った0.5〜2.0mm程度の傷状の欠陥を生じる。以下では中間調画像不良中に生じる欠陥の数を用いて以下の基準で評価を行った。
△:中間調画像中に0.5〜2.0mmの傷状の欠陥が4以上10未満ある
○:中間調画像中に0.5〜2.0mmの傷状の欠陥が4未満ある
評価は、ドラム周期のもののみカウントし、他の画像不良と区別した。
実施例1、2のランクは○であり、実施例3のランクは△であった。トナー形状がより不定形であるために、規制部での摺接、現像部での摺接によるトナー劣化が実施例1,2に比べて促進されたためにカブリ量が増加したと考えられる。
以上カブリを抑制するためには、平均円形度0.965以上の一成分磁性トナーを用いることが好ましい。
実施例1のランクは○であり、実施例2,3のランクは△であった。表面に磁性体が存在することから、電荷付与の立ち上がり悪くなっていると考えられる。、トナーが劣化することにより、トナー表面が削られ、表面磁性体量が増加した結果、顕著にゴースト画像不良に差が生じたものと思われる。
4(iv)]に関する評価結果について
実施例1、2はブレード融着による縦スジ画像不良を生じず、弾性層表面の削れ量、ドラム削れ量も小さかった。一方、実施例3はどちらもランクは△であり、やや悪目となった。この理由として、実施例3ではトナーが不定形であるために、トナー1つ1つが受ける圧力が不均一であり、局所的に非常に高い圧力が加わると考えられ、そのような局所的に圧力が高くなる部分においてトナー融着やドラム表面の削れが生じるものと考えられる。一方,球形のトナーを用いた実施例1、2は規制部において規制部材と弾性スリーブからトナー1つ1つが受ける圧力は均一となるため、局所的に強い圧力を抑制できるため、融着を生じることはなく、ドラム表面の削れも小さい。
について
実施例1はドラム傷による中間調画像不良が生じなかったのに対し、実施例2は軽微のドラム傷、実施例3はドラム傷による中間調画像不良が発生した。
平均円形度0.965以上の実施例においては、図10に示すようにベタ黒の濃度の評価から、トナーのコート量の下限値は5.0g/m2であり、図15に示すように平均円形度0.965未満の実施例において、トナーのコート量の下限値は、8.0g/m2である。このことから、トナーの平均円形度が0.965以上の場合、0.965未満と比べてトナーの消費量を少なくできることを示唆しており、特にトナーリサイクルを行うクリーナレスシステム(実施形態2)ではさらにトナーの消費量を低減できる。
また、平均円形度0.965以上の実施例において、図11に示すように、トナーの比電荷の上限値は、50μC/gであり、さらに好ましい上限値は45μC/gであった。一方、平均円形度0965未満の実施例においては、トナーにおける比電荷の上限値は23μC/gであった。
また、クリーナレスシステムにおいて、ベタ白画像不良が発生すると、画像不良が生じるだけでなく、転写ローラをトナーで汚染し、その結果、帯電ローラをトナーで汚し、感光ドラムを所望の帯電量に帯電することができなくなり、非印字領域においてもトナーが転移し、ドラム上全面黒くなる。さらに、悪化が進むと定着器の汚染、紙の巻きつきを引き起こし、装置故障の原因となる。このようなクリーナレスシステムにおいて装置故障のような重大な問題であるベタ白画像不良を平均円形度0.965以上とすることにより著しく抑制することができる。
1)実施形態では画像記録装置としてレーザプリンタを例示したが、これに限られず、電子写真複写機、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ等他の画像記録装置(画像形成装置)でもよいことは勿論である。
Claims (19)
- 現像剤担持体と、該現像剤担持体上の現像剤を一定量に規制する現像剤量規制手段と、該現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像する現像装置において、
該現像剤担持体の表面が弾性体であり、現像剤は平均円形度0.965以上を有する一成分磁性トナーであり、該現像剤は該現像剤担持体の内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられ、現像に臨み量規制された該現像剤の単位面積当たりの現像剤量が5〜14g/m2であるとともに、比電荷が10〜50μC/gであることを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤担持体に量規制されて担持された現像剤量が5〜14g/m2であるとともに、前記比電荷が10〜45μC/gであることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記現像剤の平均円形度が0.970以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
- X線光電子分光分析により測定される前記現像剤の表面に存在する炭素元素の含有量(A)に対する鉄元素の含有量(B)の比(B/A)が、0.001以下であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載の現像装置。
- 直流バイアスを印加する電圧印加手段を具備し、該直流バイアスを該現像剤担持体に印加して、現像剤で被現像体を現像することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の現像装置。」
- 画像形成装置に着脱可能であり、少なくとも請求項1乃至5の何れか1つに記載の現像装置を含むことを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 画像形成装置に着脱可能であり、少なくとも、像担持体、該像担持体を帯電する帯電手段、該像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置からなる一体に形成したプロセスカートリッジにおいて、該現像装置は請求項1乃至6の何れか1つに記載の現像装置であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項6または7に記載のプロセスカートリッジにおいて、該像担持体に担持された現像剤を被転写材に転写する転写工程を有し、該転写工程後に該像担持体に残留した転写残現像剤を該現像装置にて回収することを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項6乃至8の何れか1つに記載のプロセスカートリッジを取り外し可能に装備することを特徴とする画像形成装置。
- 少なくとも、像担持体、該像担持体を帯電する帯電装置、該静電潜像を現像する現像装置、該像担持体の該現像剤を被転写材に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、該現像装置は請求項1乃至5の何れか1つに記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
- 少なくとも、像担持体、該像担持体を帯電する帯電装置、該静電潜像を現像する現像装置、該像担持体の該現像剤を被転写材に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、該現像装置は請求項1乃至4の何れか1つに記載の現像装置であるとともに、像担持体上に残留した転写残現像剤を該現像装置にて回収することを特徴とする画像形成装置。
- 現像剤担持体と、該現像剤担持体上に現像剤を一定量に規制する現像剤量規制手段と、該現像剤担持体が被現像体を押圧しながら被現像体を現像剤で現像する現像装置において、
該現像剤担持体の表面が弾性体であり、現像剤は平均円形度0.965未満の一成分磁性トナーであり、該現像剤は該現像剤担持体の内部に設けられた固定の磁場発生手段によって現像剤担持体に引き寄せられ、現像に臨み量規制された該現像剤の単位面積当たりの現像剤量が8〜15g/m2であるとともに、比電荷が13〜23μC/gであることを特徴とする現像装置。 - 直流バイアスを印加する電圧印加手段を具備し、該直流バイアスを該現像剤担持体に印加して、現像剤で被現像体を現像することを特徴とする請求項12に記載の現像装置。
- 画像形成装置に着脱可能であり、少なくとも請求項12または13に記載の現像装置を含むことを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 画像形成装置に着脱可能であり、少なくとも、像担持体、該像担持体を帯電する帯電装置、該静電潜像を現像する現像装置からなり一体に形成したプロセスカートリッジにおいて、該現像装置は請求項12または13に記載の現像装置であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 画像形成装置に着脱可能であり、少なくとも、像担持体、該像担持体を帯電する帯電装置、該静電潜像を現像する現像装置からなる一体に形成したプロセスカートリッジにおいて、該現像装置は請求項12または13に記載の現像装置であるとともに、像担持体上に残留した転写残現像剤を該現像装置にて回収することを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項14乃至16に記載のプロセスカートリッジを取り外し可能に装備することを特徴とする電子写真画像形成装置。
- 少なくとも、像担持体、該像担持体を帯電する帯電装置、該静電潜像を現像する現像装置、該像担持体の該現像剤を被転写材に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、該現像装置は請求項12または13に記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
- 少なくとも、像担持体、該像担持体を帯電する帯電装置、該静電潜像を現像する現像装置、該像担持体の該現像剤を被転写材に転写する転写手段とを有する画像形成装置において、該現像装置は請求項12または13に記載の現像装置であるとともに、像担持体上に残留した転写残現像剤を該現像装置にて回収することを特徴とする画像形成装置。
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