JP2014122983A - 現像装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 不良画像の発生を抑制しつつ、端部シールと現像剤担持体の間から現像剤が外部に漏れ出るのを抑える。
【解決手段】 現像装置は、現像剤容器から供給された現像剤を担持する現像剤担持体3bと、現像剤担持体の内部に設けられ、現像剤を現像剤担持体に引き付けるための磁場を磁場発生領域から発生させる磁場発生部材3aと、現像剤担持体の長手方向端部と現像剤容器との隙間から現像剤が漏れるのを規制するシール部材3fと、を備える。現像剤担持体3bの長手方向において、磁場発生部材3aの磁場発生領域の端部は、シール部材の内側の端部よりもさらに内側に配置され、現像剤担持体3bは、像担持体と接触しつつ像担持体に形成された潜像を現像剤で現像することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、像担持体(被現像体)を現像する現像装置に関する。また該現像装置を備えるプロセスカートリッジ、および該現像装置を備えるプリンタ等の画像形成装置(画像記録装置)に関する。
磁性一成分現像剤を用いた現像方式として従来、磁性非接触現像方式がよく用いられている(例えば特許文献1および特許文献2参照)。
磁性非接触現像方式では、マグネットを内包した現像スリーブ(現像剤担持体)に現像剤を担持させる。そして、現像スリーブの表面から所定の微小間隙をおいて感光体を対向させ、現像剤を現像スリーブから感光体に向けて飛翔させて現像を行う。現像装置内の現像剤は、機械的攪拌機構や重力により現像スリーブに搬送される。また磁性一成分現像剤は現像スリーブに内包されたマグネットによる一定の磁力を受けて現像スリーブに供給される。
また、磁性一成分現像剤を用いた別の現像方式として、磁性接触現像方式も提案されている(特許文献3参照)。この磁性接触現像方式は、非磁性現像剤を用いる現像方式として用いられる非磁性接触現像方式(例えば特許文献4参照)と、上述の磁性非接触現像方式の特徴を兼ね備えたものである。磁性接触現像方式では、上述の磁性非接触現像方式とは異なり、現像スリーブの表面に弾性層を形成することで、現像スリーブと感光体を接触させて現像を行う。一方、磁性接触現像方式も非磁性接触現像方式と同じく、現像スリーブの内部にはマグネットが配置され、現像剤はマグネットの磁力を受けて現像スリーブの表面に担持される。
特開昭54−43027号公報 特開昭55−18656号公報 特開2005−173485号公報 特開2001−92201号公報
磁性一成分現像剤を用いる場合に、よく用いられる磁性非接触現像方式では、現像スリーブに内包されているマグネットの磁力の作用により、磁性現像剤を現像スリーブ表面に保持する。また現像スリーブの長手方向両端部には、端部シール部材が設けられている。端部シール部材は、現像スリーブと現像装置の間を塞ぎ、現像装置の外部に現像剤が漏れ出すのを防止している。
しかしながら、この端部シール部材を設けた領域に、現像スリーブに内包されているマグネットの磁力が作用すると、磁力によって引き寄せられた現像剤が端部シール部材と現像スリーブの間に侵入する可能性がある。侵入した現像剤は、端部シールと現像スリーブの間で固着し、端部シール部材と現像スリーブの間に隙間を設け、この隙間から現像剤の漏れ等を誘発してしまう可能性がある。これは特に近年の画像形成の高速化や、カートリッジの長寿命化により、技術的に大きな課題の1つとなっている。
この対策として、端部シール部材の位置でマグネットの磁力を弱くすることで、端部シール部材と現像スリーブの間に侵入する現像剤の量を減らす方法が考えられる。しかし、これは以下の問題があり実施することが難しい。
磁性非接触現像方式では、現像スリーブの内部に配置されたマグネットの磁力と、現像スリーブと感光ドラムとの電圧差(現像バイアス)のバランスにより現像剤の飛翔をコントロールしている。より具体的に述べると、DCバイアスにACバイアスを重畳したバイアスを感光ドラムと現像スリーブの間に加えることで、感光ドラムと現像スリーブの間に電界を形成する。この電界によって、現像スリーブに保持されていた現像剤は、現像スリーブに内包されたマグネットから受ける磁力を振り切って感光ドラムの潜像に飛翔し、潜像を現像する。
よって現像スリーブの表面に、マグネットの磁力が弱くなる部分があると、現像剤を現像スリーブに保持する力が弱くなり、この部分では、より多くの現像剤が現像スリーブから感光ドラムに飛翔することになる。これにより、潜像が形成されていない領域にも現像剤が転移してしまう、所謂かぶりなどの不良画像が発生してしまう。
つまり、磁性非接触現像方式では、端部シール部材の位置で磁力を弱くして、端部シール部材と現像スリーブの間に侵入する現像剤の量を減らそうとした場合に、端部シール部材近傍で、かぶりが発生してしまう。この結果、画像形成の際、印字用紙の両端部に現像剤が付着してしまう可能性がある。
以上の理由から端部シール部材の位置でマグネットの磁力を弱くするのは難しい。よって実際には、端部シール部材と現像スリーブの密着性を高めることによって、端部シールと現像スリーブの間へ侵入する現像剤を減らすなどの対策が取られている。
しかし、端部シールと現像スリーブの密着性を高めすぎると、現像スリーブと端部シール部材の間に生じる摩擦力が大きくなって、現像スリーブを回転する際のトルクがアップしてしまう。そこで現像スリーブと端部シール部材の密着性と、現像スリーブを回転させるトルクのバランスを取りながら端部シール部材による現像剤のシール性を確保しなければならない。現像スリーブおよび端部シール部材等の寸法精度を十分に高めることが必要となってしまう。
本発明は上記事情を鑑みて提案するものであり、磁性非接触現像方式の代わりに、磁性接触方式を採用することを特徴とする。これにより簡易な構成で、不良画像の発生を抑制しつつ、シール部材と現像剤担持体の間から現像剤が外部に漏れ出るのを抑えた現像装置およびプロセスカートリッジを提供することを目的とする。
本願にかかる現像装置の代表的な構成は。
現像剤を収容する現像剤容器と、
前記現像剤容器から供給された現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の内部に設けられ、現像剤を現像剤担持体に引き付けるための磁場を磁場発生領域から発生させる磁場発生部材と、
前記現像剤容器に設けられ、前記現像剤担持体の長手方向端部と前記現像剤容器との隙間から現像剤が漏れるのを規制するシール部材と、
を備え、
前記現像剤担持体の長手方向において、前記磁場発生部材の磁場発生領域の端部は、前記シール部材の内側の端部よりもさらに内側に配置され、
前記現像剤担持体は、感光体と接触しつつ前記感光体に形成された潜像を現像剤で現像することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、簡易な構成で、不良画像の発生を抑制しつつ、シール部材と現像剤担持体の間から現像剤が外部に漏れ出るのを抑えた現像装置およびプロセスカートリッジを提供することができる。
画像形成装置の概略構成図 現像装置の概略構成図 現像装置の概略構成図 実施例1に係る現像装置において、各部材の位置と磁束密度を表す図 比較例において各部材の位置と磁束密度を表す図 実施例2に係る現像装置において、各部材の位置と磁束密度を表す図 実施例3にかかるプロセスカートリッジの模式断面図。
<実施例1>
図1及び図2は本発明に適用した現像装置を用いた画像形成装置(画像記録装置)100の概略構成図である。この画像形成装置は、電子写真プロセス利用のレーザプリンタである。詳細は後述するが、本実施例の画像形成装置100は、現像方式として磁性接触現像方式を用いる。
1は像担持体であり、本例ではφ24mmの回転ドラム型の負極性OPC感光体(ネガ感光体、以下、感光ドラムと記す)である。この感光ドラム1は矢印の時計方向に周速度85mm/sec(=プロセススピードPS、印字速度)の一定速度をもって図2の矢印Y1に回転駆動される。
2は感光ドラム1の帯電手段としての帯電ローラである。この帯電ローラ2は導電性の弾性ローラであり、本例ではこの帯電ローラ2は感光ドラム1の回転に従動して回転する。
帯電ローラ2には帯電バイアスとして−1300Vの直流電圧を印加して、感光ドラム1面を帯電電位(暗部電位)−700Vに一様に接触帯電させている。
4はレーザダイオード・ポリゴンミラー等を含むレーザビームスキャナ(露光装置)である。感光ドラム1の一様帯電処理面をレーザ光で全面露光した場合、感光ドラム面の電位が−150Vになるようにレーザーパワーは調整されている。
この走査露光Lにより回転する感光ドラム1の面に目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。
3は現像装置(現像器)である。トナーtは潜像を現像するための現像剤であって、摩擦帯電によって一定の電荷を帯びる。ここで不図示の現像バイアス印加電源により現像剤担持体(現像剤担持搬送部材、トナー担持体)としての現像ローラスリーブ3bと感光ドラム1との間には現像バイアス電圧が印加される。トナーtはこの現像バイアスにより現像部(現像領域)aにおいて現像ローラスリーブ3bから感光ドラム1に移動し、感光ドラム1上の静電潜像を顕像化する。この現像装置3については、後述する。
6は接触転写手投としての転写ローラであり、感光ドラム1に所定の力で圧接させてある。この転写部に不図示の給紙部から所定のタイミングで被記録体としての被転写材Pが給紙され、かつ転写ローラ6に所定の転写バイアス電圧が印加される。これにより、感光ドラム1側のトナー像(現像剤像)が転写ニップ部に給紙された被転写材Pの面に順次に転写されていく。
7は熱定着方式等の定着装置である。転写部でトナー画像の転写を受けた被転写材Pは回転する感光ドラム1の面から分離されてこの定着装置7に導入され、トナー画像の定着を受けて画像形成物(プリントコピー)として装置外へ排出される。
8は感光ドラムクリーニング装置(ドラムクリーナ)であり、感光ドラム1上に残留した転写残トナーをクリーニングブレード8aで掻き落として廃トナー容器8bに回収する。
そして、感光ドラム1は再度、帯電装置(帯電ローラ2)により帯電され、繰り返して画像形成に用いられる。
9は感光ドラム1、帯電ローラ2、現像装置3、ドラムクリーナ8を一体で形成したプロセスカートリッジであり、画像形成装置100の装置本体100Aに対して着脱可能な構成とした。
本実施例の現像装置3について説明する。現像ローラスリーブ3bは、磁場発生部材としてのマグネットローラ3aを内包し、その表面にトナー(現像剤)tを担持する現像剤担持体(現像剤担持搬送部材)である。現像ローラスリーブ3bはφ12mmのアルミシリンダ(アルミスリーブ)3b1上に非磁性の導電弾性層3b2を1.0mmの厚さで形成して構成されたローラである。以下、現像ローラスリーブ3bを単に現像スリーブ3bと呼ぶ。現像スリーブ3bは矢印Y2方向に回転する。
導電弾性層は、導電剤を含有するゴムを用いることができ、本実施例では、アルミシリンダ3b1と接するシリコンゴムの基層と、そのシリコンゴムの上に形成されるウレタンゴムによる表層の2層構造とした。
導電弾性層3b2は、厚すぎると内包しているマグネットローラ3aの磁力の作用が弱くなってしまう為、磁力とのバランスを考慮して設計するのが望ましい。現像スリーブ3bは、現像剤容器3eの開口部3gに配置され、感光ドラム1に対向し、感光ドラム1に一定の加圧量をもって当接されている。現像剤容器3eの開口部は現像スリーブ3bの長手方向に沿って延びている。なお、現像スリーブ3bの長手方向とは、現像スリーブ3bの回転軸線が延びる方向、もしくはこの方向と平行な方向である。以下、特に断りがない場合、単に長手方向といったときは現像スリーブ3bの長手方向とする。
マグネットローラ3aは現像剤容器3eに取り付けられ固定された磁石(マグネット)からなるローラであって、その略全域が磁場発生領域となっている磁場発生部材である。詳細は後述するが、マグネットローラ3aは、現像スリーブ3bの表面にトナーを担持させるための磁場を発生させる。
マグネットローラ3aは、その周方向に沿って並ぶ4つの磁極を有する。この磁極が、現像部a、搬送部、供給部、捕集部の各場所において、所定のピーク密度で、磁力を発生する。
具体的には、現像部aから現像スリーブ3bの回転方向下流方向に向けて、マグネットローラ3aはS極、N極、S極、N極の磁極を有し、それぞれが現像部a(S極)、捕集部(N極)、供給部(S極)、搬送部(N極)において、磁場のピーク密度を発生させる。現像部aに至ったトナーtの一部は、現像スリーブ3bから感光ドラム1へ移動し、感光ドラム1に形成された潜像を現像する。現像部aで消費されないトナーtは、現像スリーブ3bの回転方向において、現像部aよりも下流側に位置する捕集部に移動し、現像剤容器3e内に回収される。この捕集部において、磁場のピーク密度が生じるので、現像剤容器3e内のトナーtが外部に吹出すのが防止される。
そのようにして、捕集部に至ったトナーtは捕集部の下流、現像剤容器3e内に位置する供給部に搬送される。供給部においてマグネットローラ3bが形成する磁界は、現像剤容器3e内のトナーtを現像スリーブ3bに引き付ける。これにより現像部aで消費されずに捕集部に至ったトナーtと、新たに供給部にて供給されるトナーtとを混合する。このようにして混合され、かつ現像スリーブ3bに担持されたトナーtは、供給部の下流に位置する搬送部へ搬送され、再び現像部へ至る。これにより現像部aに対して連続的なトナーtの供給を実現する。
現像剤として用いられるトナーtは、一成分磁性トナー(磁性一成分現像剤)であり、本実施例では懸濁重合法によって作製され、その平均円形度は0.976である。
トナーtは、マグネットローラ3aによる磁力を受けながら現像スリーブ3b上を搬送される過程において、規制ブレード3cと現像スリーブ3bの間を通ることで、一定の層厚となる。すなわち規制ブレード3cは、現像スリーブ3b上に形成されるトナー層の厚さを一定に規制する現像剤層厚規制手段であり、現像スリーブ3bが担持するトナーtの量を一定に規制する現像剤量規制手段である。また、トナーtは規制ブレード3cから電荷付与を受け帯電する。
3dは現像剤容器3eのトナーtの循環を行い順次現像スリーブ3b周辺の磁力到達範囲内にトナーtを搬送する攪拌部材である。
現像スリーブ3bにコートされたトナーtは現像スリーブ3bの回転により、感光ドラム1と現像スリーブ3bの対向部である現像部(現像領域部)aに搬送される。また現像スリーブ3bには不図示の現像バイアス印加電源より現像バイアス電圧(DC電圧−450V)が印加される。現像スリーブ3bは、感光ドラム1に対し所定の周速度で駆動される。これにより、感光ドラム1側の静電潜像がトナーtにより反転現像される。
本実施例の現像方式においてのマグネットローラ3aの一番の役割は、供給部と捕集部である。磁性トナーtに作用するマグネットローラの磁力により、現像スリーブ3bの表面にはトナーtが供給される。そして、現像スリーブ3bに供給されたトナーtは、弾性ブレードを通過し電荷が付与されれば、現像スリーブ3b上に保持される。
なお上述した、マグネットローラ3aの磁極配置は一例であり、これに限るものではない。現像部と搬送部において、マグネットローラの磁極がピーク密度を設けなくても問題はない。
現像スリーブ3bの端部近傍からのトナーtの外部への漏れ出し、いわゆるトナー漏れを防止するために、現像スリーブ3bの長手方向端部の近傍に接触する、端部シール部材3fを設けている。
ここで、現像剤容器の開口部の端部について、図3を参照して更に説明する。ただし、以下の説明は現像装置の開口部の端部についての説明であるため、図3(a)(b)に示される図においては、現像スリーブ3bを省略している。図3(c)に、現像スリーブ3bを配置した図を示す。
図3(a)に示されるように、現像装置3は開口部3gを備え、トナーtが上述したようにマグネットローラの磁力と撹拌部材により、開口部3gに向けて搬送されてくる。開口部3gの両端部には、端部シール部材3fが図3(b)のように配置されている。図3(c)に示すように、端部シール部材3fと、現像スリーブ3bの表面は密着することで、トナーtのシール性を確保し、トナーtが外部に漏れ出ないようにしている。また、端部シール部材3fの側面部は規制ブレード3c両端側面部に当接させるよう配設し、規制ブレード3cの両端部からのトナーtの漏れを防止している。その際、シール性を更に確保するために、端部シール部材3fの端部にさらに別のシール部材を設けてもよい。あるいは、端部シール部材3fと規制ブレード3cは、オーバーラップさせシール性を確保する構成でもよい。
端部シール部材3fには羊毛フェルト、PTFEパイル等繊維材料やポリウレタンフォーム、スポンジゴム等の発泡体等の材料が好ましい。本実施形態では羊毛フェルトを用いた。
(本実施例における各部材の寸法、配置に関する説明)
次に、本実施例のマグネットローラ3aの長手方向長さと、端部シール部材3fの配置の関係について説明する。本実施例では、現像スリーブ3bの長手方向において、マグネットローラ3aの端部を、端部シール部材3fの内側端部よりもさらに内側に配置したことを特徴とする。すなわち長手方向においてマグネットローラ3aの長さを、開口部3gの両端側に配置された2つの端部シール部材3fの間隔よりも短くしている。これにより、現像スリーブ3bと端部シール部材3fの隙間から、トナーtが現像装置3の外部に漏れ出ることを抑えているので以下に説明する。
図4(a)に、開口部3g、端部シール部材3f、現像スリーブ3b、マグネットローラ3aの長手方向長さの位置関係を示す。なお、図中、3jはマグネットローラ3aの軸部であり、マグネットローラ3aを現像剤容器3e(図1参照)の内部で支持するための支持部である。すなわち軸部3jが現像剤容器3eに固定されることでマグネットローラ3aは現像剤容器に固定される。
また図4(b)に、長手方向においてマグネットローラが発生する磁束密度の大きさ(単位:テスラ)を測定した際の分布を示す。現像部a(図1参照)において、現像スリーブ3bの表面に生じる磁束密度の大きさを測定したものである。
マグネットローラ3aの長手端部(図中A)より外の領域では、磁束密度の分布は小さくなる。この特性は、現像部a、搬送部、供給部、捕集部の各場所で同様である。上述したように、トナーtは、マグネットローラ3aによる磁力を受けながら現像スリーブ3b上を搬送される。よって、マグネットローラ3aによる磁力の大きさにも、現像スリーブ3b上のトナーtの量は依存する。この磁力が小さければ、トナーtの量も少なくなる。
本実施例では、マグネットローラ3aの端部が、端部シール部材3fの位置まで届かない構成である。そのため端部シール部材3fの位置において現像スリーブ3b表面においてトナーを現像スリーブ3bに引き付ける磁力は、小さくなる。マグネットローラ3aによる磁力が小さくなることで、現像スリーブ3bにトナーtが保持される力が小さくなる。またトナーtはより強い磁力の方へ引きつけられるため、現像スリーブ3b上にあるトナーtは、磁力が弱くなる現像スリーブ3bの端部に移動しにくい。
つまり、端部シール部材3fの位置までトナーtが行きにくくなる。この作用よって、端部シール部材3fに侵入するトナーtの量が減るので、端部シール部材3fと現像スリーブ3bの間から、トナーtが現像装置3の外部に漏れ出るのを抑制できる。また端部シール部材3fと現像スリーブ3bの間でトナーtの固着が生じるのを抑制でき、端部シール部材3fによってトナーの漏れ出しを確実に抑えることが可能になる。
(本実施例と、非接触現像方式との違い)
なお、本実施例では、接触現像方式を採用したことで、マグネットローラ3aの長手方向長さと、端部シール部材3fの配置の関係を上述のようにすることができた。以下詳細に説明する。
従来、磁性トナーを用いた現像方式としてよく用いられる非接触現像方式では、現像スリーブと感光体が離れているため、トナーを現像スリーブから感光体に向けて飛翔させている。この時、現像スリーブの表面に作用する磁力の大きさと、現像スリーブに印加する電圧(現像バイアス)のバランスによりトナーの飛翔をコントロールしている。
より具体的には、非接触現像方式においては、DCバイアスにACバイアスを重畳した現像バイアスが現像スリーブに印加されて現像スリーブと感光ドラムの間に電界が形成される。帯電されたトナーにはこの電界によって力が加わる。この力が、現像スリーブに内包されたマグネットの磁力を上回ると現像スリーブに保持されていたトナーが感光ドラムにトナーが飛翔する。すなわち感光ドラムに形成された潜像に向けてトナー(現像剤)を飛翔させ、これにより潜像を現像することができる。
よって非接触現像方式では、現像スリーブの表面において、マグネットによる磁力が弱い部分があると、トナーが現像スリーブに保持される力が弱くなる。その結果、トナーは、望ましい量よりも多く現像スリーブから感光ドラムに飛翔することになる。これにより、かぶり(本来、画像を形成しない部分にトナーが付着すること)などの不良画像が発生してしまう。つまり、非接触現像方式では、マグネットローラによる磁力が弱くなる部分を現像スリーブ上に形成しないように、現像スリーブの内部に配置するマグネットローラを十分に長くする必要がある。そのため本実施例とは異なりマグネットローラの端部を端部シール部材の内側端部よりもさらに内側に配置することができない。
これに対して本実施例では、磁性トナーを用いるものの、従来の非接触現像方式ではなく、接触現像方式を用いている。この接触現像方式では、現像スリーブ3bは、上述したように、感光ドラム1に接触しており、現像スリーブ3bにはDCバイアスのみを印加する。そして、感光ドラム1と現像スリーブ3bが接触しているため、感光ドラム1と現像スリーブ3bの間には、非接触現像方式に比べ大きな電界が作用する。
すなわち接触現像方式では、感光ドラム1の潜像を現像するときにトナーtに加わる力は、電界が支配的で、マグネットローラ3aによる磁力の作用は小さい。よって、マグネットローラ3aによる磁力の作用があるところと、ないところでトナーtに加わる力の差は小さく、かぶり画像の発生についてマグネットローラ3aが与える影響の差も非常に小さい。
つまり現像スリーブ3bの長手方向中央部でかぶり画像が発生しないように、現像バイアス等を適正に設定していれば、マグネットローラ3aによる磁力が小さくなる端部シール部材3fの近傍でも、かぶり画像が発生する可能性は小さいのである。
(比較例の説明)
次に長手方向において、マグネットローラ3aと端部シール部材3fの位置関係、寸法関係を本願と異ならせた比較例について図5を用いて説明する。
図5(a)(b)は比較例を説明する図であって、長手方向において各部材の配置と、マグネットローラの磁束密度の関係を表す図である。図5(a)に、開口部3g、端部シール部材3f、現像スリーブ3b、比較例におけるマグネットローラ103aの、現像スリーブの長手方向における位置関係を示す。
本比較例では、実施例とは異なり、マグネットローラ3aの端部を端部シール部材3fの内側端部より外側に設けた。
図中Bは、マグネットローラ103aの端部の位置を示す。また図5(b)には、マグネットローラの長手方向の磁束密度の分布を示す。
端部シール部材3fは長手方向において、現像剤容器3eの開口部3gより外側にあるため、この端部シール部材3fがある位置では現像スリーブ3bにトナーtが現像剤容器3eから直接供給されることはない。
しかし、現像スリーブ3b上のトナーtには、端部シール部材3fの位置においてマグネットローラ103aの磁力が及んでいる。そのため、マグネットローラ103aの磁力にそって、端部シール部材3fがある現像スリーブ3b上にも搬送される。端部シール部材3fと現像スリーブ3bの間に侵入したトナーtは、現像スリーブ3bとの摩擦を受けることになる。これにより、この部分のトナーtは、現像スリーブ3bの表面に固着してしまう。固着したトナーtは、端部シール部材3fと現像スリーブ3bとの間に隙間を作り、トナー漏れを誘発させる可能性がある。また、感光ドラム1に対する現像スリーブ3bの加圧量にも影響を与え、濃度薄やバンディングなどの画像問題も生じさせる可能性がある。
したがって比較例よりも、本実施例のほうが、不良画像を抑えるうえで好ましいことがわかる。
(まとめ)
以上まとめると、本実施例では磁性接触現像方式を採用することで、磁場発生部材(マグネットローラ3a)の端部を、端部シール3fよりも内側に配置することが可能となり、磁性非接触現像方式における課題を解決することができた。すなわち、かぶり画像の発生を抑えつつ、端部シール部材3fと現像スリーブ3bの間にトナーtが進入するのを抑制でき、トナーtが現像装置3の外部に漏れるのを抑制することができる。
なお、マグネットローラ3aと軸部3j(図4(a)参照)が一体化される場合がある。またこのような場合に軸部3jも磁場を発生する場合がある。しかし現像スリーブ3bの表面において、マグネットローラ3aよりも径が小さい軸部3jが発生する磁場の影響は非常に小さい。実際に有効な磁場を発生する部分(磁場発生領域)はマグネットローラ3aだけと考えてよい。すなわち本実施例において、マグネットローラ3aが軸部3jと一体化している場合や、軸部3jが磁場を発生しているような場合でも、磁場発生部材の端部や磁場発生領域の端部といった場合マグネットローラ3aの端部をさす。磁場発生部材の端部や磁場発生領域の端部は、マグネットローラ3aの支持部(軸部3j)の端部を示すものではない。
また本実施例において磁場発生部材(マグネットローラ3a)は円柱形状の部材であったが、磁場発生部材の形状は円柱に限られない。
なお端部シール部材3fの位置で、現像スリーブ3b上にトナー固着が生じるのは上述したように、トナーtが現像スリーブ3bや、端部シール部材3fと接触することによる摩擦が要因である。よって現像剤容器3eを使用する時間が長いほどトナー固着は発生しやすくなり、現像剤容器3eの寿命の後半で発生しやすくなる。
ここで、長手方向においてマグネットローラ3aの端部を、端部シール部材3f内側から離す距離、すなわちマグネットローラ3aの長手方向の長さは調整できる。これにより端部シール部材3f部の位置において、現像スリーブ3b上の磁力の大きさは加減できる。現像装置3の寿命によって、加減すればよい。
現像装置3の寿命が長い場合には、マグネットローラ3aの端部を、端部シール部材3f内側から大きく離すために、マグネットローラ3aの長さを短くするとよい。これにより、トナー固着を防ぐ機能を高められる。
特に本実施例では、端部シール部材3fから、マグネットローラ3aの端部を確実に離すため、マグネットローラ3aの長さを現像剤収容器3eの開口部3gの長さよりもさらに短くした。すなわち、現像スリーブ3bの長手方向において、開口部3gの端部より、マグネットローラ3aの端部のほうが内側に配置される。
<実施例2>
本実施例では、端部シール部材3fの位置において、現像スリーブ上の磁力を、小さくする別の方法を説明する。実施例1で用いたマグネットローラ3aはその略全域が、磁場を発生する領域(磁場発生領域)となっていたが、本実施例では、その一部のみが磁場発生領域となっているマグネットローラ3iを用いることを特徴とする。
本実施例で用いられるマグネットローラ3iは、磁性粉と樹脂バインダーを主成分としたものが用いられる。溶融したこれらの材料を磁石が配置された製造金型に注入することで、マグネットローラ3iは製造され、またマグネットローラ3iへの着磁及び配向が行われる。マグネットローラ3iの長手長さに対し、製造金型の着磁及び配向用の磁石を短くすることで、マグネットローラ3iで着磁される長手の範囲(幅)を変えることが、可能である。
図6(a)(b)に本実施例における各部材の長手の位置と、現像スリーブ3bの表面における磁束密度の大きさの関係を表す図を示す。本実施例では、マグネットローラ3iの長手の長さ(図中CとCの間隔)と磁束密度の長手の分布には相関はない。磁束密度の長手の分布は、マグネットローラ3iの着磁される長手の領域(磁場発生領域)iを変えることで設定されている。これにより端部シール部材3f付近でトナーに加わる磁力が小さくなるようにしている。
なお、本実施例ではマグネットローラ3iが生じる磁束密度の大きさを現像スリーブ3bの表面で測定した際に、その最大値をBpとして、磁束密度の大きさが最大値Bpの50パーセント以内に収まる領域を磁場発生領域iと定義した。つまり磁束密度の大きさが最大値Bpの50パーセントに半減する位置(半減位置)Biを、磁場発生領域iの端部と定義した。
本実施例においてマグネットローラ3iが磁場を発生する領域(磁場発生領域i)の長さは、開口部gの両端側に配置された2つの端部シール部材fの間隔より短い。
すなわち現像スリーブ3bの長手方向において、磁場発生領域iの端部を、端部シール部材3fの内側の端部よりもさらに内側に配置している。
これにより端部シール部材3fの位置で、マグネットローラ3iからトナーに加わる磁力が小さくなる。つまりここでは現像スリーブ3b上にトナーtが保持される力が小さくなる。またトナーtは、より強い磁力の方へ引きつけられるため、現像スリーブ3b上のトナーtが端部シール部材3fの位置まで行きにくくなる。すなわち磁場発生領域iは、マグネットローラ3iの磁力によって現像スリーブ3bの表面にトナーを担持可能な領域(現像剤担持領域)と略一致する。マグネットローラ3iの磁力によって現像スリーブ3bにトナーが担持される領域の端部が、端部シール部材3fの内側端部よりもさらに内側に配置されることになる。
これによって、端部シール部材3fと現像スリーブ3bの間に侵入するトナーtの量が減る。端部シール部材3fと現像スリーブ3bの間から、トナーtが現像装置3の外部に漏れ出るのを抑制できる。また端部シール部材3fと現像スリーブ3bの間でトナーtの固着が生じるのを抑制でき、端部シール部材3fによってトナーの漏れ出しを確実に抑えることが可能になる。
本実施例においても、端部シール部材3fの位置において現像スリーブ3b上の磁力の大きさは、現像装置3の寿命によって、加減するとよい。現像装置3の寿命が長い場合には、磁場発生領域iを短くし、端部シール部材3fの位置にてマグネットローラ3iから作用する磁力をなるべく弱くするとよい。これにより、トナー固着を防ぐ機能を高められる。
特に本実施例では、端部シール部材3fから、マグネットローラ3iの磁場発生領域iの端部を確実に離すため、磁場発生領域iの長さを現像剤収容器3eの開口部3gの長さよりわずかに短くした。すなわち、長手方向において、開口部3gの端部より、磁場発生領域iの端部のほうが内側に配置される。つまりマグネットローラ3iの磁力によって現像スリーブ3bにトナーが担持される現像剤担持領域の端部を開口部3gの端部よりもわずかに内側に配置した。これにより、現像スリーブ3bに担持されたトナーが、現像スリーブ3bと端部シール部材3fの間から、現像装置の外に漏れ出ることを確実に低減させられる。
なお本実施例でも、実施例1と同様に、現像スリーブ3bと感光ドラム1を接触させて現像を行う接触現像方式を採用している。そのため、マグネットローラ3iの磁力が、端部シール部材3fの位置で弱くなっていたとしても、非接触現像方式とは異なり、端部シール部材3f近傍にて不良画像が発生するのを防ぐことができる。
また、本実施例では、マグネットローラ3iが発生する磁束密度の大きさを、現像スリーブ3bが感光ドラム1に対向する位置、すなわち現像部a(図1参照)で測定し、これにより磁場発生領域iを定義した。すなわち感光ドラム1に最も近接するマグネットローラ3aの磁極(本実施例ではS極)が発生する磁束密度を測定し、その結果を用いた。
しかし、マグネットローラ3aのほかのS極や、N極における磁束密度を図った場合もマグネットローラ3aの長手方向における磁束密度の分布は、磁場発生領域iと同質の傾向を示す。
<実施例3>
上述の実施例1では、端部シール部材3fとして、現像スリーブ3bと接触する羊毛フェルトを用いていた。現像スリーブ3bと接触する端部シール部材3fを用いる場合、現像スリーブ3bと端部シール部材3fの間でトナーが固着する可能性がある。そこでマグネットローラ3aの長さを短くし、現像スリーブ3bと端部シール部材3fの間に侵入するトナーの量を低減させることは特に有効であった。
しかし、端部シール部材を現像スリーブ3bと接触させない構成であっても、マグネットローラ3aの長さを短くすることは有効である。そこで本実施例では、端部シール部材として現像スリーブ3bと所定の間隔をあけて配置されたマグネット(磁気シール部材)を用いた。以下、図7を用いて本実施例について説明する。なお実施例1,2と共通する構成については説明を省略する。
図7は、プロセスカートリッジの模式的な断面図である。上述したように、本実施例では現像スリーブ3bと所定の間隔hをあけて、端部シール部材3hが配置される。端部シール部材3hはマグネットである。端部シール部材3hは、現像スリーブ3bと端部シール部材3hの間に進入したトナーtを、磁力で引き付けることで、現像装置の外部に漏れ出ないようにしている。
本実施例でも、実施例1のようにマグネットローラ3aを短くすることで、マグネットローラ3aの端部を、端部シール部材3hの内側に配置すれば、現像スリーブ3aと端部シール部材3hの間に侵入するトナーtが低減する。これは実施例1の図4において端部シール部材3fの代わりに端部シール部材3hを用いた構成である。これにより、端部シール部材3hと現像スリーブ3aの間に多量のトナーtが入りこむことがなく、現像装置の外部にトナーtが漏れ出るのをより確実に防止することができる。
あるいは実施例2のようにマグネットローラ3iを用いて、磁場発生領域iを短くし、磁場発生領域i(現像剤担持領域)の端部を端部シール部材3hの内側に配置しても同様の効果を奏する。これは図6において、端部シール部材3fの代わりに、端部シール部材3hを配置した構成である。
なお本実施例でも、実施例1,2と同様に接触現像を採用している。そのため、マグネットローラ3aの磁力が、端部シール部材3hの付近で弱くなっていたとしても、非接触現像方式とは異なり、端部シール部材3h近傍にて不良画像が発生するのを防ぐことができる。
1 感光ドラム
2 帯電ローラ
3 現像装置
3a マグネットローラ
3b 現像ローラスリーブ(現像スリーブ)
3c 規制ブレード
3d 撹拌部材
3e 現像剤容器
3f 端部シール部材
3g 開口部
4 レーザビームスキャナ
6 転写ローラ
7 定着装置
8 クリーニング装置
9 プロセスカートリッジ

Claims (11)

  1. 現像剤を収容する現像剤容器と、
    前記現像剤容器から供給された現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の内部に設けられ、現像剤を現像剤担持体に引き付けるための磁場を磁場発生領域から発生させる磁場発生部材と、
    前記現像剤容器に設けられ、前記現像剤担持体の長手方向端部と前記現像剤容器との隙間から現像剤が漏れるのを規制するシール部材と、
    を備え、
    前記現像剤担持体の長手方向において、前記磁場発生部材の磁場発生領域の端部は、前記シール部材の内側の端部よりもさらに内側に配置され、
    前記現像剤担持体は、像担持体と接触しつつ前記像担持体に形成された潜像を現像剤で現像することを特徴とする現像装置。
  2. 前記シール部材は、前記長手方向における前記現像剤容器の両端側に設けられ、
    前記長手方向において、前記磁場発生領域の長さは、2つの前記シール部材の間隔よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像剤容器の内部から現像剤担持体に現像剤を供給するための開口部を有し、前記長手方向において、前記磁場発生領域の長さは前記開口部の長さより短いことを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記磁場発生部材の端部が、前記シール部材の内側の端部よりもさらに内側に配置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記シール部材は、前記長手方向における前記現像剤容器の両端側に設けられ、
    前記長手方向において、前記磁場発生部材の長さは、2つの前記シール部材の間隔よりも短いことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記現像剤容器の内部から現像剤担持体に現像剤を供給するための開口部を有し、前記長手方向において、前記磁場発生部材の長さは前記開口部の長さより短いことを特徴とする請求項4または5に記載の現像装置。
  7. 前記シール部材は、前記現像剤担持体の長手方向端部と接触することで、現像剤が前記現像剤容器の外部に漏れるのを規制することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 前記シール部材は前記現像剤担持体と隙間をあけて配置されるマグネットであって、その磁力によって現像剤を引き付けて、現像剤が前記現像剤容器の外部に漏れるのを規制することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 前記現像装置が前記像担持体に形成される潜像を現像する際、前記現像剤担持体にはDC電圧のみが印加されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記磁場発生部材は、円柱形状であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 潜像が形成される像担持体と、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の現像装置と、
    を備え、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能となるプロセスカートリッジ。
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