JP2003015412A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び画像形成装置

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JP2003015412A
JP2003015412A JP2001200194A JP2001200194A JP2003015412A JP 2003015412 A JP2003015412 A JP 2003015412A JP 2001200194 A JP2001200194 A JP 2001200194A JP 2001200194 A JP2001200194 A JP 2001200194A JP 2003015412 A JP2003015412 A JP 2003015412A
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Masanaga Nishihama
正祥 西浜
Hajime Sekiguchi
肇 関口
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揺動する現像剤担持体の端部と現像装置本体
(現像容器)との間隙からの現像剤漏れ(飛散)を防止
することのできる現像装置及び画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 近接する第1、第2の現像剤担持体2
0、30のうち第1の現像剤担持体20の軸20bを支
点として揺動可能な独立した揺動部材31、31を介し
て、第2の現像剤担持体30をその回転軸方向両端部近
傍で支持すると共に、揺動部材31を像担持体に向かっ
て付勢する加圧手段39を有する現像装置は、少なくと
も第2の現像剤担持体30の回転軸方向端部近傍の一部
の周面に沿って近接して磁界を発生させ、第2の現像剤
担持体の回転軸方向端部近傍からの現像剤漏れを非接触
にシールする現像剤シール部材2dを、揺動部材31に
支持若しくは一体化して設けた構成とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式或い
は静電記録方式にて像担持体表面に静電潜像を形成し、
この静電潜像を現像剤で可視像化する現像装置及びこれ
を備えた画像形成装置に関し、特に、複数の現像剤担持
体を設けた現像装置及びこれを備えた画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置における
画像形成部では、像担持体である電子写真感光体(感光
体)を帯電装置により帯電し、露光光学系により原稿の
画像を露光位置において露光して感光体の周面に静電潜
像を形成し、この感光体の周面上に形成された静電潜像
を現像装置で現像して現像剤(トナー)像を形成する。
更に、このトナー像を転写装置の電圧印加によって転写
紙に転写し、転写後の感光体をクリーニング装置でクリ
ーニングした後、帯電前露光を行い残留電荷を除去し、
再び上記の工程を繰り返して画像形成を行う。
【0003】従来の現像装置では、現像剤を担持搬送し
て感光体に供給するために、通常スリーブ(或いはロー
ラ)形状とされる単一の現像剤担持体が感光体に対して
一定の間隙を設けて配置されている。この現像剤担持体
と感光体との間隙を規制する手段としては、現像剤担持
体の同軸上で回転する規制部材(突き当てコロ)の外径
と現像剤担持体の外径との差により間隙を決定し、更に
現像剤担持体を感光体側に押圧することでこの間隙を保
証する、突き当てコロ方式が一般的である。
【0004】一方、従来の画像形成部において単一の現
像剤担持体を有した現像装置では、高速化(コピースピ
ードアップ)対応が容易ではない。一般に、現像剤担持
体の周速を感光体の周速の150%程度の速度で回転さ
せて現像を行うが、高速化に対応するには、現像剤担持
体の周速を感光体の周速の200%以上にしなければな
らないことがある。このように現像剤担持体の周速を上
げなければ、現像剤の供給が不足し、コピー濃度が低下
してしまう。しかしながら、現像剤担持体の周速を増す
と、現像剤担持体の端部の昇温による現像剤の融着など
の問題が発生する虞がある。
【0005】こうした中、複数の現像剤担持体を有し、
現像剤担持体の周速を上げずに高速化対応が可能な現像
装置がある。このような現像装置では、現像剤担持体を
複数使用するために現像装置が大型化してしまう。そこ
で、複数の現像剤担持体を近接させ一体的に構成した現
像装置がある。しかしながら、この現像装置では、感光
体と複数の現像剤担持体との間隙、及び各現像剤担持体
同士の間隙を一定にする位置決め手段を高精度にしなけ
ればならない。
【0006】そこで、像担持体に近接対向される複数の
現像剤担持体を有し、各現像剤担持体は像担持体との間
隙を規制する規制部材を有し、複数の現像剤担持体を近
接させて回動可能に支持し、容器に一体的に構成した現
像装置であり、複数の現像剤担持体のうち一方の現像剤
担持体を現像装置に回動可能に支持し、この現像剤担持
体の両側同軸上を支点とする独立した一対の揺動部材を
介して他方の現像剤担持体を回動可能に支持すると共
に、この揺動部材を感光体に向けて押圧する加圧手段を
設けた現像装置がある。
【0007】このような現像装置では、複数の現像剤担
持体を近接させて配置することが可能となり、更には複
数の現像剤担持体を像担持体に対して高精度に配設でき
ると共に、各現像担持体同士の間隙も高精度に確保でき
る。
【0008】又、従来、このような現像装置では、現像
容器本体に固定され、且つ、現像剤担持体の軸体方向両
端部の少なくとも一部の周面に沿って近接し磁界を発生
させ、現像剤担持体と揺動部材近傍の現像剤担持体端面
近傍との間隙からの現像剤漏れを非接触にシールする
“現像剤担持体−揺動部材間現像剤漏れシール部材(現
像剤シール部材”が設けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
現像剤担持体を有する上記従来の現像装置では、次のよ
うな問題が起こる虞があった。
【0010】つまり、複数の現像剤担持体のうち一方の
現像剤担持体の両側同軸上を支点とする独立した一対の
揺動部材を介して回動可能に支持された現像剤担持体
と、現像剤シール部材との間隙が揺動部材の動きと共に
変化するため、一定のシール効果が得られず、この間隙
から現像剤が漏れる問題が起こる虞があった。
【0011】又、現像剤担持体の軸体方向端部で現像剤
飛散(トナー飛散)を生じると、それに伴って以下のよ
うな問題が発生する虞があった。 (1)現像に寄与しない無駄な現像剤を消費してしま
う。 (2)現像剤担持体と感光体との距離を一定に維持する
ための感光体突き当てコロなどが汚れる。そして、装置
の長期使用に伴って、突き当てコロのトナー付着により
現像剤担持体と感光体との距離が一定に保てなくなり
(ギャップが広がり)、結果として濃度低下やピッチム
ラを発生させる。 (3)感光体として用いられるドラム体、ベルト体の端
部にも現像剤が付着する。そして、これら感光体に現像
剤が付着したまま画像形成装置を動作させると、感光体
の端部に現像剤が融着する現象が生じ、クリーニング部
でのクリーニング不良や感光体の端部汚れを促進させ
る。 (4)一次帯電器にへも飛散した現像剤が舞い、帯電器
のワイヤー端部付近にワイヤー汚れが生じ、特に低湿状
況下では帯電が不安定であるために、ワイヤー汚れがそ
のまま画像ムラとなる。
【0012】従って、本発明は、上記種々の課題を解決
するべく成されたものであり、その目的は、一般には、
揺動する現像剤担持体の端部と現像装置本体(現像容
器)との間隙からの現像剤漏れ(飛散)を防止すること
のできる現像装置及び画像形成装置を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置及び画像形成装置にて達成される。要約すれ
ば、本発明は、像担持体に近接対向される複数の現像剤
担持体を回転可能に容器に一体的に有し、近接する第
1、第2の現像剤担持体のうち第1の現像剤担持体の軸
を支点として揺動可能な独立した揺動部材を介して、第
2の現像剤担持体をその回転軸方向両端部近傍で支持す
ると共に、前記揺動部材を前記像担持体に向かって付勢
する加圧手段を有する現像装置において、少なくとも前
記第2の現像剤担持体の回転軸方向端部近傍の一部の周
面に沿って近接して磁界を発生させ、前記第2の現像剤
担持体の回転軸方向端部近傍からの現像剤漏れを非接触
にシールする現像剤シール部材を、前記揺動部材に支持
若しくは一体化して設けたことを特徴とする現像装置で
ある。
【0014】本発明の他の態様によると、像担持体と、
上記本発明の現像装置と、を有し、前記像担持体に形成
した潜像を前記現像装置により現像して画像を得ること
を特徴とする画像形成装置が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置及び
画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0016】実施例1 図1に、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構
成を示す。本実施例において、画像形成装置100は、
プロセススピードが450mm/secで毎分85枚の
画像出力が可能な白黒デジタル複写機である。
【0017】画像形成装置100は、像担持体として外
径108mm(φ108)のドラム形状のa−Si感光
体(以下、「感光ドラム」と呼ぶ。)1を有する。a−
Si感光体は、有機感光体に比べて高耐久であり、その
寿命が画像形成枚数300万枚以上で、高速機に向いて
いる。尚、本発明は感光体をこれに限定するものではな
い。又、電感光体、誘電体などの像担持体は、ドラム形
状の他、ベルト状、シート状であってよい。
【0018】図1に示すように、感光ドラム1は図中矢
印方向に回転駆動されると共に、帯電器(帯電手段)3
により例えば+400Vに一様に帯電され、その後60
0dpiで画像露光12がなされる。画像露光12は、
本実施例では半導体レーザーを光源として画像信号によ
り変調されたレーザービームである。レーザービーム
は、モーターにより一定の回転数で回転する多面鏡によ
り偏光され、結像レンズを経て、折り返しミラーで反射
された後、感光ドラム1上をラスタ走査されその露光部
の表面電位を例えば+100Vに減衰させて潜像を形成
する。レーザービームの波長は680nmである。その
後、感光ドラム1上に形成された潜像を、現像装置2に
よってトナー像として現像する。
【0019】本実例では、現像装置2は、複数の現像剤
担持体を用いた反転現像を行う。反転現像は、感光ドラ
ム1の露光された領域に、潜像と同極性に帯電したトナ
ーを付着させてこれを可視化する現像方法である。又、
本実施例では、現像装置2は、簡易で現像剤担持体とし
ての現像スリーブの寿命である画像形成枚数2000k
枚までメンテナンスの要らない耐久性の高い、黒色の磁
性1成分現像剤(トナー)を用いた現像方式を採用して
いる。トナーはポジトナーで粒径は7.3μmである。
【0020】現像装置2で感光ドラム1に形成した静電
潜像を現像してトナー像とした後、ポスト帯電器10で
総電流−200μA(AC+DC)を流してトナー像を
帯電させた後、これを図中矢印方向に進む記録材に転写
帯電器(転写手段)4により転写する。その後、記録材
Pは分離帯電器5の作用により感光ドラム1から分離さ
れ、定着器(定着手段)7に搬送される。そして、定着
器7は、熱、圧力により転写された未定着のトナー像を
記録材Pに定着する。
【0021】又、トナー像の転写後の感光ドラム1の表
面に残留する転写残トナーは、クリーニング装置6で除
去され、感光ドラム1は繰り返し画像形成に供される。
【0022】次に、図2及び図3を参照して、本実施例
で用いた現像装置2について更に詳しく説明する。
【0023】本実施例の現像装置2は、現像剤として、
簡易でメンテナンスが不要であり、高耐久高信頼性で生
産性の高い一成分磁性トナーを用いる。現像装置2は、
図2及び図3に示すように、トナーを収容する現像容器
(現像装置本体)2aに、現像剤担持体として第1の現
像スリーブ20と第2の現像スリーブ30との2つの現
像剤担持体を近接させて一体的に備えている。
【0024】感光ドラム1条の静電潜像を現像する際、
先ず、感光ドラム1の表面の移動方向に対して上流に位
置する第1の現像スリーブ20が、図中矢印方向の回転
に伴い現像剤を担持搬送し、静電潜像に応じて感光ドラ
ム1に供給する。次いで、第2の現像スリーブ30が同
様に図中矢印方向の回転に伴って現像剤を担持搬送し、
静電潜像に応じて感光ドラム1に供給する。
【0025】第1の現像スリーブ20は、非磁性部材で
ある外径20mm(φ20)のアルミA2017の上に
FGB#300でブラスト処理をした後、その表面にフ
ェノール樹脂と結晶性グラファイト及びカーボンを10
0:36:4の割合で混合した約10μm厚の膜が形成
されている。これはゴースト画像を防止すると共に、現
像スリーブの表面の耐久性を高めるためである。
【0026】第1の現像スリーブ20は、その内部に、
磁界発生手段としてその周方向に所定の磁場パターン
(複数の磁極)を有する、固定配置された円柱状のマグ
ネットである第1のマグネットロール20aを備えてい
る。図3及び表1に、第1のマグネットロール20aの
磁場パターンを示す。
【0027】
【表1】
【0028】第1の現像スリーブ20は、感光ドラム1
の周速度に対して150%の周速度で回転するようにな
っている。第1の現像スリーブ20上のトナー量は、現
像剤量規制手段として磁気ブレード2gでトナー層厚を
規制して制御するようになっている。尚、第1の現像ス
リーブ20と磁気ブレード2gとの距離(S−Bギャッ
プ)は230μmとなっており、第1の現像スリーブ2
0と感光ドラム1との距離(S−Dギャップ)は215
μmとなっている。
【0029】つまり、S1極の磁界で第1の現像スリー
ブ20に供給されたトナーは、第1の現像スリーブ20
の回転に伴いN1極と、これに対向する磁気ブレード2
gとの間の磁界で層厚を規制され、更に搬送されてS1
極の位置で現像に供される。更に、現像に供されなかっ
たトナーは、N2極の磁界で捕捉されると共に、N2極
とN3極との反発磁界で現像容器2a内に戻される。
【0030】又、第1の現像スリーブ20には、+30
0VのDCバイアスとVpp1000V、周波数2.7
kHzの矩形波のACバイアスとを現像バイアスとして
印加して、磁性1成分非接触現像を行う。従って、現像
コントラストは、トナーの飛翔方向に200V、かぶり
とりコントラストが100Vとなる。
【0031】一方、第2の現像スリーブ30は、非磁性
部材である外径20mm(φ20)のアルミA2017
に、第1の現像スリーブ20と同様な約10μm厚の膜
を形成したものを用いている。
【0032】第2の現像スリーブ30は、その内部に、
磁界発生手段としてその周方向に所定の磁場パターン
(複数の磁極)を有する、固定配置された円柱状のマグ
ネットである第2のマグネットロール30aを備えてい
る。図3及び表2に、第2のマグネットロール30aの
4極の磁場パターンを示す。
【0033】
【表2】
【0034】第2の現像スリーブ30は、感光ドラム1
の周速度に対して150%の周速度で回転するようにな
っている。第2の現像スリーブ30上のトナー量は、第
1の現像スリーブ20によって層厚規制されるようにな
っている。尚、第1の現像スリーブ20と第2の現像ス
リーブ30との距離(S−Sギャップ)は400μmと
なっており、第2の現像スリーブ30と感光体1との距
離(S−Dギャップ)は215μmとなっている。
【0035】つまり、N2極の磁界で第2の現像スリー
ブ30に供給されたトナーは、第2の現像スリーブ30
の回転に伴いS1極と、これに対向する第1のマグネッ
トロール20aのN2極との間の磁界で層厚を規制さ
れ、更に搬送されてN1極の位置で現像に供される。更
に、現像に供されなかったトナーは、S2極の磁界で捕
捉されて現像容器2a内に回収される。
【0036】又、第2の現像スリーブ30には、+30
0VのDCバイアスとVpp1000V、周波数2.7
kHzの矩形波のACバイアスとを現像バイアスとして
印加する。
【0037】尚、トナーは、現像剤補給容器であるホッ
パー9から攪拌搬送部材25、補給手段24により現像
容器2aに補給される。現像容器2a内のトナーは、攪
拌搬送部材21、22、23により攪拌されつつ第1、
第2の現像スリーブ20、30へと供給される。
【0038】次に、現像装置2に備えられた現像剤シー
ル部材について説明する。
【0039】第1の現像スリーブ20は、その内部に5
つの磁極たるN1、N2、N3、S1、S2を有する第
1のマグネットロール20aを備え、第2の現像スリー
ブ30は、その内部に4つの磁極たるN1、N2、S
1、S2を有する第2のマグネットロール30aを備え
ている。そして、両現像スリーブ20、30の外周に沿
って近接して磁界を発生する2つの現像スリーブ用の現
像剤シール部材である磁性シール部材2d、2dが、両
現像スリーブ20、30の軸体方向両端近傍に設けられ
ている(図5)。磁性シール部材2dは、主に鉄よりな
るモルグロイ(KNメッキ、透磁率10.6)で作製さ
れている。
【0040】磁性シール部材2dは、図3及び図4など
に示すように、第1、第2の現像スリーブ20、30の
それぞれの現像容器2a側の略半周に対向するような形
状を有する。本実施例では、両現像スリーブ20、30
の表面と磁性シール部材2dとの間隙は、両現像スリー
ブ20、30の周全体に亙って400μm±100μm
となるようにした。又、図4に示すように、磁性シール
部材2d、2dの第1、第2の現像スリーブ20、30
の軸体方向の幅は、本実施例では一様に6mmとし、磁
性シール部材2dのマグネット長(現像スリーブ周方向
に沿う長さ)は50mmとした。
【0041】尚、第1、第2の現像スリーブ20、30
の軸体方向における、第1のマグネットロール20aの
長さは、第1の現像スリーブの軸体方向中央を中心とし
てL1=306mmであり、第2のマグネットロール3
0aの長さは、第2の現像スリーブ30の軸体方向中央
を中心としてL2=309mmとした。このように、現
像行程の下流部である第2の現像スリーブ30の第2の
マグネットロール30aの長さが、上流部である第1の
現像スリーブ20の第1のマグネットロール20aの長
さよりも長い場合、第1の現像スリーブ20で静電潜像
を現像する際に第1の現像スリーブ20の長手方向中央
部から端部に向かって飛散して、重力により下流部の第
2の現像スリーブ30の端部に落ちてくるトナーを、磁
力により捕集することができるため、トナー飛散に有利
である(特開2000−242076公報参照)。
【0042】又、第1、第2の現像スリーブ20、30
の軸体方向両端部近傍において、磁性シール部材2d
は、少なくとも第1、第2のマグネット20a、20b
が内部に設けられた位置の第1、第2の現像スリーブ3
0の周面の一部に対向するようになっている。更に、第
1の現像スリーブ20の両端部からは、回転軸20b、
20bが延在しており、第2の現像スリーブ30の両端
部からは、回転軸30b、30bが延在している。
【0043】次に、2つの現像スリーブ20、30の支
持構成及び磁性シール2dの配設態様について説明す
る。
【0044】ここで、先ず、本実施例との比較として、
図13〜図15を参照して、2つの現像剤担持体(現像
スリーブ)を備えた従来の現像装置について説明する。
図13は、従来の現像装置の外観側面を示す。尚、図
中、本実施例の現像装置2と同様の機能を有する要素に
は同一符号を付している。
【0045】図13に示す現像装置2は、第1の現像ス
リーブ20をその回転軸方向両端部から延在する回転軸
20b、20bにおいて現像容器2aに回転可能に支持
されている。そして、この第1の現像スリーブ20の両
側同軸上(回転軸20b、20b)を支点とする独立し
た一対の揺動部材131、131を有しており、第2の
現像スリーブ30はその回転軸方向両端部から延在する
回転軸30b、30bにおいて、この揺動部材131、
131に回転可能に支持されている。
【0046】図13に示すように、第1の現像スリーブ
20の回転軸20bに支持された揺動部材131は、こ
の第1の現像スリーブ20の回転軸20bから所定の距
離において第2の現像スリーブ30をその回転軸30b
にて軸支すると共に、加圧手段としての加圧部材39に
より、第1の現像スリーブ20の回転軸20bを支点に
して感光ドラム1に向かって押圧されている。
【0047】加圧部材39は、第1、第2の現像スリー
ブ20、30の軸体方向両端部に同様に設けられてお
り、それぞれ独立して揺動加圧を行う構成となってい
る。又、揺動部材131には、揺動範囲を決める突起4
2を設け、現像容器2aの溝43と係合し、揺動角を決
めている。
【0048】更に、現像装置2は現像レール部材41に
支持され、画像形成装置本体との間に設けられた加圧手
段としての加圧部材40によって感光ドラム1に向かっ
て押圧されている。これによって、第1の現像スリーブ
20の両側の回転軸20bに取り付けられた突き当てコ
ロ50が感光ドラム1に突き当たり、第1の現像スリー
ブ20と感光ドラム1との間の所定の間隙(S−Dギャ
ップ)が保証される。
【0049】このようにして、第1の現像スリーブ20
は、突き当てコロ50との半径の差(一般的には0.2
3mm程度)だけ感光ドラム1の外周から離間した位置
に配置される。
【0050】一方、第2の現像スリーブ30は、揺動部
材131と加圧部材39とによって、第1の現像スリー
ブ20と第2の現像スリーブ30との間隔を一定にした
状態で感光ドラム1へ押圧されることで、第2の現像ス
リーブ30の両側の回転軸30bに取り付けられた突き
当てコロ50が感光ドラム1に突き当たり、第2の現像
スリーブ30と感光ドラム1との所定の間隙(S−Dギ
ャップ)が保証される。揺動部材131は、第1、第2
の現像スリーブ20、30間の所定の間隙(S−Sギャ
ップ)を規制している。
【0051】このようにして、第2の現像スリーブ30
は、突き当てコロ50との半径の差(一般には0.23
mm)だけ感光ドラム1の外周から離間した位置に配置
される。
【0052】ところで、図15に示すように、上記従来
の現像装置2においては、第2の現像スリーブ30は第
1の現像スリーブ20の回転軸20bを支点とした揺動
部材131に支持される機構となっているため、回転体
である感光ドラム1の偏心により揺動機構が作動した場
合、感光ドラム1と第2の現像スリーブ30との間隙G
1は突き当てコロ50により保持されるが、第2の現像
スリーブ30と現像装置2の現像容器2aに固定配置さ
れた磁性シール部材2d、2dとの間隙G2は変動する
(図15中斜線部のみ揺動する。)。
【0053】又、一般的に、図7(a)に示す第1、第
2の現像スリーブ20、30と対向する面に特別な処理
を施していない磁性シール部材2dを使用する場合、第
1、第2の現像スリーブ20、30と磁性シール部材2
dとの間隙のラチチュード(許容範囲)は400±10
0μmであり、このラチチュード以上に感光ドラム1の
偏心がある場合は、間隙G2がラチチュード以上に変動
する。
【0054】例えば、感光ドラム1の偏心に対する揺動
機構の動作により、間隙G2が300μm以下に狭まっ
た場合について考える。この場合、第2の現像スリーブ
30と、現像容器2aに固定配置された磁性シール部材
2dとの間に発生する磁界で形成されるトナーの磁性ブ
ラシ部において、間隙G2が狭くなったことによってト
ナーの密度が増加する。その結果、磁界によるシールを
破ってトナーが溢れ、間隙G2部よりトナーが漏れる虞
があった。
【0055】一方、感光ドラム1の偏心に対する揺動機
構の動作により、間隙G2が500μm以上に広がった
場合について考える。この場合、第2の現像スリーブ3
0と現像容器2aに固定配置された磁性シール部材2d
との間に発生した磁界の強度が弱まる。この結果、間隙
G2部でのトナーのシール性が弱まり、トナーが漏れる
虞があった。
【0056】そこで、本実施例の現像装置2では、図4
〜図6に示すように、磁性シール部材2dを揺動部材3
1に固定支持させることにより、間隙G2が変動しない
構成とする。磁性シール部材2dは揺動部材31と一体
に形成してもよい。これにより、磁性シール部材2dと
第2の現像スリーブ30との間隙G2を固定し、この間
隙G2に発生する磁界を一定に維持することができる。
【0057】つまり、本実施例の現像装置2は、図13
に示す従来の現像装置と概略同様に、第1の現像スリー
ブ20をその回転軸方向両端部から延在する回転軸20
b、20bにおいて現像容器2aに回転可能に支持され
ている。そして、この第1の現像スリーブ20の両側同
軸上(回転軸20b、20b)を支点とする独立した一
対の揺動部材31、31を有しており、第2の現像スリ
ーブ30はその回転軸方向両端部から延在する回転軸3
0b、30bにおいて、この揺動部材31、31に回転
可能に支持されている。
【0058】第1の現像スリーブ20の回転軸20bに
支持された揺動部材31は、この第1の現像スリーブ2
0の回転軸20bから所定の距離において第2の現像ス
リーブ30をその回転軸30bにて軸支すると共に、加
圧手段としての加圧部材39により、第1の現像スリー
ブ20の回転軸20bを支点にして感光ドラム1に向か
って押圧されている。加圧部材39としてはコイルバネ
を用いることができる。そして、この揺動部材31に磁
性シール部材2dが固定支持されている。
【0059】加圧部材39は、第1、第2の現像スリー
ブ20、30の軸体方向両端部に同様に設けられてお
り、それぞれ独立して揺動加圧を行う構成となってい
る。又、揺動部材31には、揺動範囲を決める突起42
を設け、現像容器2aの溝43と係合し、揺動角を決め
ている。
【0060】更に、現像装置2は現像レール部材41に
支持され、画像形成装置本体との間に設けられた加圧手
段としての加圧部材40によって感光ドラム1に向かっ
て押圧されている。加圧部材40としてはコイルバネを
用いることができる。これによって、第1の現像スリー
ブ20の両側の回転軸20bに取り付けられた突き当て
コロ50が感光ドラム1に突き当たり、第1の現像スリ
ーブ20と感光ドラム1との間の所定の間隙(S−Dギ
ャップ)が保証される。
【0061】このようにして、第1の現像スリーブ20
は、突き当てコロ50との半径の差(一般的には0.2
3mm程度)だけ感光ドラム1の外周から離間した位置
に配置される。
【0062】一方、第2の現像スリーブ30は、揺動部
材31と加圧部材39とによって、第1の現像スリーブ
20と第2の現像スリーブ30との間隔を一定にした状
態で感光ドラム1へ押圧されることで、第2の現像スリ
ーブ30の両側の回転軸30bに取り付けられた突き当
てコロ50が感光ドラム1に突き当たり、第2の現像ス
リーブ30と感光ドラム1との所定の間隙(S−Dギャ
ップ)が保証される。揺動部材31は、第1、第2の現
像スリーブ20、30間の所定の間隙(S−Sギャッ
プ)を規制している。
【0063】このようにして、第2の現像スリーブ30
は、突き当てコロ50との半径の差(一般には0.23
mm)だけ感光ドラム1の外周から離間した位置に配置
される。
【0064】本実施例の現像装置2においては、感光ド
ラム1の偏心などにより揺動機構が動作した場合におい
ても、磁性シール部材2dは揺動部材31と共に動くた
め、第2の現像スリーブ30と揺動部材31に取り付け
られた磁性シール部材2dとの相対的位置関係は変化せ
ず、間隙G2は常に一定となる。又、この間隙G2とそ
こに発生する磁界は揺動機構31の動作に関係なく常に
一定となる。これによって、トナー漏れを効果的に防止
することができる(図6中斜線部全体が揺動する。)。
【0065】又、揺動部材31は第1の現像スリーブ2
0の回転軸20bを支点に揺動するので、第1の現像ス
リーブ20と、磁性シール部材2dの第1の現像スリー
ブ20の周面に沿う部分2d1との間隙は一定に保たれ
る。
【0066】このように、本実施例では、揺動部材31
と第1、第2の現像スリーブ20、30の端面近傍との
間隙からのトナー漏れ(トナー端部漏れ)を非接触にて
シールし、第1、第2の現像スリーブ20、30の回転
軸方向端部近傍からのトナー漏れを防止することができ
る。
【0067】表3に従来例(図13)及び本実施例(図
4)の現像装置において第2の現像スリーブ30の軸体
方向両端部からのトナー漏れについて比較した結果を示
す。この結果から、間隙G2の変動が無い本実施例の現
像装置2では、第2の現像スリーブ30の軸体方向両端
部からのトナー漏れが改善されていることが分かる。
【0068】
【表3】
【0069】次に、図7を参照して、磁性シール部材2
dについて更に詳しく説明する。
【0070】上述のように、本実施例では、磁性シール
部材2dのマグネット長(現像スリーブ周方向に沿う長
さ)は50mmとした。又、磁性シール部材2dの幅
(現像スリーブ軸体方向に沿う長さ)は、第1の現像ス
リーブ20用、第2の現像スリーブ30用共に6mmと
なっている。本実施例では、磁性シール部材2dの第
1、第2の現像スリーブ20、30のそれぞれの周面に
沿う部分2d1、2d2は結合され一体化されている。
【0071】磁性シール部材2dの第1、第2の現像ス
リーブ20、30に対向する面は、図7(a)に示すよ
うに、特別な処理をせずに略一様な(凹凸のない)面を
有するものであってもよい。
【0072】しかし、更なるシール性の向上のために、
本実施例では、図7(b)に示すように、磁性シール部
材2dの第1、第2の現像スリーブ20、30に対向す
る面に周方向直角に溝T1を設けた。本実施例では、溝
T1の深さは1.0mmとし、溝T1の幅(周方向)は
0.5mmとした。
【0073】尚、溝T1の深さ及び溝T1の幅の水準を
ふったときのデータを、それぞれ表4及び表5に示す。
尚、表中全ての磁性シール部材2dの材料として、主に
鉄よりなるモルグロイ(KNメッキ、透磁率10.6)
を用いている。又、磁性シール部材2dと第2の現像ス
リーブ30との間隙G2(磁性シールギャップ)の基準
は400μmとした。
【0074】
【表4】
【0075】
【表5】
【0076】先ず、表4の結果を検証する。磁性シール
部材2dの溝T1の深さを深くすると、深さ=1.4m
mまでは磁性シール部材2dと第2現像スリーブ30と
の間隙G2のラチチュードが広くなることが分かる。こ
れは、磁性シール部材2dを溝T1の入った構造にする
ことで、磁性シール部材2dの凸部に磁力線が集中し、
トナーをシールするための磁気拘束力が高められるため
であると考えられる。
【0077】又、溝T1の深さが深くなるにつれて間隙
G2のラチチュードが広くなるのは、磁力線の集中の度
合いが溝の深さに応じて高まるからである。但し、溝T
1の深さが1.6mm以上では溝T1の凹部の磁気拘束
力が弱まっている部分からトナーが漏れ出す。又、磁性
シール部材2dに極度に深い溝T1を掘ることは磁性シ
ール部材2d自体の強度を損ねることになり、製造過程
における磁性シール部材2dの取り付けなどで不利にな
る。従って、本実施例では磁性シール部材2dの溝T1
の深さを1.0mmとした。
【0078】次に、表5の検討結果を検証する。磁性シ
ール部材2dの溝T1の幅を0.5mmより小さくする
と、磁性シール部材2dと第2の現像スリーブ30との
間隙G2のラチチュードも減少する。これは、溝T1の
幅が減ることによって磁性シール部材2dの凸部の表面
積が増し、凸部への磁力線の集中が起こり難くなるから
である。又、磁性シール部材2dの溝T1の幅を0.5
mmより大きくした場合、溝T1の凹部の磁気拘束力が
弱まっている部分からトナーが漏れ出す。従って、本実
施例では磁性シール部材2dの溝T1の幅を0.5mm
とした。
【0079】ここで、間隙G2のラチチュードが広いと
いうことは、磁性シール部材2dを取り付けるための精
度要求を緩和し得る点で、現像装置2の製造上、コスト
上非常に重要である。
【0080】又、図7(c)に示すように、磁性シール
部材2dに周方向に矩形の溝T2を設けてもよく、この
場合にも間隙G2のラチチュードが広がる。これは、上
述と同様の理由で、溝T2の凸部の磁気拘束力が最大限
に高められるからである。従って周方向に溝T2を設け
る場合にも、磁性シール部材2dとして最大限の性能を
発揮することができる。この場合も、上記周方向に略直
交する方向の溝T1の場合と同様にして、実験などによ
り溝T2の深さ、幅を最適化すればよい。
【0081】このように、磁性シール部材2dに溝T
1、T2を入れることにより磁界の集中が起き、トナー
の磁気拘束力が高まって漏れづらくなる。溝T1、T2
の形状は矩形或いは台形、好ましくは矩形とする。鋸歯
形状はかけ易いためコストが高くなることが考えられ
る。
【0082】ところで、磁性シール部材2dを揺動部材
31に固定する構成においては、磁性シール部材2dが
揺動部材31と共に動く(図6中の斜線部全体が揺動す
る。)。従って、磁性シール部材2dと現像装置本体
(現像容器)2aとの間に、揺動部材31の動作範囲を
考慮した現像容器2aと磁性シール部材2dとの間隙G
3を設ける必要がある。
【0083】又、この間隙G3は揺動部材31の動作に
よりが変化するため、これをシールしてトナー漏れを防
止する手段を設ける必要がある。
【0084】そこで、本実施例では、図8に示すよう
に、磁性シール部材2dと現像容器2aとの間隙G3
を、現像剤漏れ防止部材として弾性的性質のある物質
(弾性部材)で結合する。本実施例ではこの弾性部材と
してスポンジ状の弾性部材(スポンジ状部材)60aを
用いた。スポンジ状部材としては、ポリウレタンフォー
ム(エステル系)を用いた。スポンジ状部材60aは、
図6に示される間隙G3部において、磁性シール部材2
dの略全周面に沿って設ける。
【0085】以上、本実施例によれば、揺動する第2の
現像スリーブ30の軸体方向端部と、固定された現像容
器2aとの間に生じる間隙G3の変化によるトナー漏れ
をシールすることができる。特に、現像部で交番電界を
用いた現像方式であり、且つ、キャリア粒子を用いない
一成分磁性現像剤を用いた、トナーが飛散し易い一成分
ジャンピング現像方式を採用する場合であっても、良好
にトナー漏れを防止することができる。これにより、現
像には寄与しない無駄なトナー消費を防止することがで
きる。
【0086】又、本実施例によれば、磁性シール部材2
dの第1、第2の現像スリーブ20、30と対向する面
に溝T1、T2を設けることで、第2現像スリーブ30
と磁性シール部材2dとの間隙G2のラチチュードが広
くすることができ、現像装置2の製造、コストの面で有
利である。
【0087】更に、上述のようにトナー漏れを有効に防
止して、例えば突き当てコロ50などの耐久による汚れ
を防止することができるので、現像スリーブと感光ドラ
ムとの間隙(S−Dギャップ)の精度の厳しい、例えば
非接触現像方式を採用した一成分ジャンピング現像方式
などにおいても、耐久によっての濃度低下やピッチむら
のない高画質な画像を常に形成することができる。
【0088】同時に、第2の現像スリーブ30の軸体方
向端部からのトナー漏れを防止することで、感光体とし
て用いるドラム体、ベルト体の端部のトナー付着を防止
して、耐久によるクリーニング部でのクリーニング不良
や感光体の端部汚れが促進されることを防止することが
できる。
【0089】又、第2の現像スリーブ30の軸体方向端
部からのトナー飛散によって生じる一次帯電器3のワイ
ヤー汚れなどを防止することができ、例えば低湿状況下
などにおいてワイヤー汚れによって画像むらが発生する
ことを防止することができる。
【0090】更に、本実施例の現像装置2は、複数の現
像スリーブ20、30を近接させて単一の現像容器2a
に一体に設けることで、高速化と省スペース化とを同時
に図ると共に、200万枚の寿命で、高濃度、且つ、安
定した画像を形成することができる。
【0091】実施例2 次に、本発明の他の実施例について説明する。尚、実施
例1と同様の機能、構成を有する要素には同一符号を付
し、詳しい説明を省略する。
【0092】本実施例は、図9に示すように、磁性シー
ル部材2dと現像容器2aとの間隙G3に配設する現像
剤漏れ防止部材としての弾性部材として、蛇腹状の襞入
り部材60bを用いることが特徴である。
【0093】実施例1において現像剤漏れ防止部材とし
て用いたスポンジ状部材(ポリウレタンフォーム)60
aは、現像容器2aと揺動する磁性シール部材2dとの
間隙G3をシールする目的のために、一応の効果を奏す
る。しかし、ポリウレタンフォームは弾性力が比較的強
く、揺動部材31に支持された磁性シール部材2dを感
光ドラム1側へ強く加圧する。この加圧力は揺動する第
2の現像スリーブ30の軸体方向端部に配された、第2
の現像スリーブ30と感光ドラム1との間隙(S−Dギ
ャップ)を確保するための突き当てコロ50に伝わる。
これにより、場合によっては、突き当てコロ50のつぶ
れや、感光ドラム1の突き当てコロ50と当接する部分
の傷を引き起こし、出力画像に悪影響を与える虞があ
る。
【0094】従って、本実施例においては、スポンジ状
部材60aの代わりに、図9に示すような蛇腹状の襞入
り部材60bを現像容器2aと磁性シール部材2dとの
間隙G3に配設し、磁性シール部材2dと現像容器2a
を結合する。更に、磁性シール部材2dの円弧(周面)
に沿って、蛇腹状襞入り部材60bの襞60b1を設け
る(図9をも参照)。ここで、襞60b1は現像容器2
aの内側に凸となるようにして、襞部60b1へのトナ
ーの挟み込みを防止する構成とした。蛇腹状の襞入り部
材60bは、限定するものではないが、NBR(ニトリ
ルゴム)或いはポリエチレンエラストマーを好適に用い
て作製することができる。
【0095】以上、本実施例によれば、実施例1にて説
明した様々な効果を得ることができると共に、この蛇腹
状の襞入り部材60bは実施例1におけるスポンジ状部
材60aのように揺動部材31に支持された磁性シール
部材2dを感光ドラム1側へ加圧しないので、突き当て
コロ50のつぶれや、感光ドラム1の突き当てコロ50
と当接する部分の傷の発生を防止することができる。
【0096】実施例3 次に、本発明の他の実施例について説明する。尚、実施
例1、2と同様の機能、構成を有する要素には同一符号
を付し、詳しい説明を省略する。
【0097】本実施例は、図11に示すように、磁性シ
ール部材2dと現像容器2aとの間隙G3を柵状に形成
し、更に現像剤漏れ防止部材として互いが横ずれする部
分にパッキン状の弾性部材(パッキン状部材)60cを
適用したことが特徴である。
【0098】実施例2において現像剤漏れ防止部材とし
て用いた蛇腹状の襞入り部材60bは、好適に間隙G3
をシールするものであるが、揺動部材31の動作により
長期に亙り伸縮動作が繰り返された場合、襞部分60b
1が裂けて、トナーが漏れる虞がある。
【0099】そこで、本実施例においては、磁性シール
部材2dと現像容器2aとの間隙G3を柵状に形成す
る。つまり、磁性シール部材2dと現像容器2aの対応
部とでラビリンス構造を形成するようにする。本実施例
では、磁性シール部材2dの現像容器2a側の周方向に
略一様な凹部2d3を設け、この凹部2d3の周方向略
全体に亙り嵌り込む凸部2a1を現像容器2aに設け
る。更に、現像剤漏れ防止部材として、凹部2d3と凸
部2a1とが互いに横ずれする部分、つまり、第2現像
スリーブ30の軸体方向への磁性シール部材2dの移動
を許す間隙2d4をシールするようにパッキン状部材6
0cを適用する。パッキン状部材60cとしては、限定
するものではないが、NBR(ニトリルゴム)を好適に用
いることができる。
【0100】以上、本実施例によれば、実施例1にて説
明した様々な効果を得ることができると共に、揺動部材
31に支持されるか或いは一体化された磁性シール部材
2dと現像容器2aとの間隙G3のトナーシール性を半
永久的に確保できる。
【0101】又、凹部2d3及び凸部2a1による柵形
状部が互いに横ずれする部分2d4にパッキン状部材6
0cを設けているため、実施例1におけるスポンジ状部
材60aを用いた場合のように、揺動部材31に支持さ
れた磁性シール部材2dが感光ドラム1側への加圧力を
受けない。従って、突き当てコロ50のつぶれや、感光
ドラム1の突き当てコロ50と当接する部分の傷の発生
を防止することができる。
【0102】実施例4 次に、本発明の更に他の実施例について説明する。尚、
実施例1〜3と同様の機能、構成を有する要素には同一
符号を付し、詳しい説明を省略する。
【0103】本実施例は、現像剤漏れ防止部材として、
間隙G3を磁力により非接触にシールするための磁性部
材を磁性シール部材2dに近接させて配置したことが特
徴である。つまり、図12に示すように、磁性シール部
材2dと現像容器2aとの間隙G3を柵状に形成し、更
に現像剤漏れ防止部材として互いが横ずれする部分に間
隙G3を磁力により互いに非接触にシールするための磁
性部材として永久磁石60dを適用した。
【0104】実施例1〜3にて説明した現像剤漏れ部材
60a〜60cは、磁性シール部材2dと現像容器2a
との間隙G3を好適にシールし得るものであるが、実施
例1〜3では、磁性シール部材2dと現像容器2aとの
間隙G3が弾性部材により結合されているため、揺動部
材31の動作を鈍らせる抵抗として働く。これにより、
回転体である感光ドラム1が高速回転した場合に、感光
ドラム1の偏心部分の動きに対して、揺動部材31の揺
動が追従しきれないという問題が発生する虞がある。
【0105】斯かる知見に基づき、本実施例では磁性シ
ール部材2dと現像容器2aとの間隙G3を非接触にシ
ールする構成とした。但し、従来の磁性シール部材2d
と同様の構成で非接触にシールしようとした場合、揺動
部材31が揺動することで間隙G3が変動するため、完
全にシールすることができない。
【0106】そこで、本実施例では、先ず磁性シール部
材2dと現像容器2aとの間隙G3を柵状に形成する。
つまり、実施例3と同様に、磁性シール部材2dの現像
容器2a側の周方向に略一様な凹部2d3を設け、この
凹部2d3の周方向略全体に亙り嵌り込む凸部2a1を
現像容器2aに設ける。更に、現像剤漏れ防止部材とし
て、凹部2d3と凸部2a1とが互いに横ずれする部
分、つまり、第2現像スリーブ30の軸体方向への磁性
シール部材2dの移動を許す間隙2d4を磁気的にシー
ルするように、本実施例では凸部2a1の磁性シール2
d側端部にその周方向に沿って略一様に永久磁石60d
を設けた。
【0107】以上、本実施例によれば、実施例1にて説
明した様々な効果を得ることができると共に、回転体で
ある感光ドラム1が高速回転した場合、感光ドラム1の
偏心部分の動きに対して、揺動部材31の揺動が追従し
きれないという問題を回避し、且つ、間隙G3の変動に
対応できるという効果をも奏し得る。
【0108】又、凹部2d3及び凸部2a1による柵形
状部が互いに横ずれする部分2d4に磁性部材としての
永久磁石60dを設けているため、実施例1におけるス
ポンジ状部材60aを用いた場合のように、揺動部材3
1に支持された磁性シール部材2dが感光ドラム1側へ
の加圧力を受けない。従って、突き当てコロ50のつぶ
れや、感光ドラム1の突き当てコロ50と当接する部分
の傷の発生を防止することができる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
像担持体に近接対向される複数の現像剤担持体を回転可
能に容器に一体的に有し、近接する第1、第2の現像剤
担持体のうち第1の現像剤担持体の軸を支点として揺動
可能な独立した揺動部材を介して、第2の現像剤担持体
をその回転軸方向両端部近傍で支持すると共に、揺動部
材を像担持体に向かって付勢する加圧手段を有する現像
装置は、少なくとも第2の現像剤担持体の回転軸方向端
部近傍の一部の周面に沿って近接して磁界を発生させ、
第2の現像剤担持体の回転軸方向端部近傍からの現像剤
漏れを非接触にシールする現像剤シール部材を、揺動部
材に支持若しくは一体化して設けた構成とされるので、
本発明の現像装置及びこれを備えた画像形成装置は、揺
動する現像剤担持体の端部と現像装置本体(現像容器)
との間隙からの現像剤漏れ(飛散)を防止することがで
き、 (1)現像に寄与しない無駄な現像剤の消費を防止し得
る。 (2)現像剤担持体と像担持体との距離を一定に維持す
るための規制部材などが汚れることによる、装置の長期
使用に伴う濃度低下やピッチムラなどを防止し得る。 (3)像担持体として用いられるドラム体、ベルト体の
端部に現像剤が付着して、その端部に現像剤が融着し、
クリーニング部でのクリーニング不良や像担持体の端部
汚れを促進させるなどお不具合を防止し得る。 (4)像担持体の一次帯電器へ現像剤が飛散することに
よる画像ムラを防止し得る。 といった種々の効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用し得る画像形成装置の一実施例の
概略構成を示す模式的縦断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた現像装置の概
略構成を示す模式的縦断面図である。
【図3】図2の現像装置に備えられた現像剤担持体及び
現像剤シール部材を示す模式的縦断面図である。
【図4】本発明に係る現像装置の一実施例の概略構成を
示す模式的側面図である。
【図5】本発明に係る現像装置における現像剤担持体の
長手方向における現像剤担持体及び現像剤シール部材を
説明するための模式的縦断面図である。
【図6】本発明に従って現像剤装置に備えられた現像剤
担持体、現像剤シール部材及び現像装置本体の関係を示
す模式的縦断面図である。
【図7】本発明に従う現像剤シール部材の形状を説明す
るための、現像剤担持体側から見た現像剤シール部材の
概略側面図である。
【図8】本発明に従う現像装置本体と現像剤シール部材
との間隙G3のシール方法の一実施例を示す模式的横断
面図である。
【図9】本発明に従う現像装置本体と現像剤シール部材
との間隙G3のシール方法の他の実施例を示す模式的横
断面図である。
【図10】図9に示す間隙G3のシール方法を説明する
ための概略縦断面図である。
【図11】本発明に従う現像装置本体と現像剤シール部
材との間隙G3のシール方法の他の実施例を示す模式的
横断面図である。
【図12】本発明に従う現像装置本体と現像剤シール部
材との間隙G3のシール方法の更に他の実施例を示す模
式的横断面図である。
【図13】本発明との比較例として複数の現像剤担持体
を備えた従来の現像装置の一例の概略構成を示す模式的
縦断面図である。
【図14】図13の現像装置における現像剤担持体の長
手方向における現像剤担持体及び現像剤シール部材を説
明するための模式的縦断面図である。
【図15】図13の現像剤装置に備えられた現像剤担持
体、現像剤シール部材及び現像装置本体の関係を示す模
式的縦断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体、電子写真感光
体) 2 現像装置 2d 磁性シール部材(現像剤シール部材) 20 第1の現像スリーブ(現像剤担持体) 20a マグネットロール(磁界発生手段) 20b 第1の現像スリーブの回転軸(軸体) 30 第2の現像スリーブ(現像剤担持体) 30a マグネットロール(磁界発生手段) 30b 第2の現像スリーブの回転軸(軸体) 31 揺動部材 39 加圧バネ(加圧手段) 40 加圧バネ(加圧手段) 50 突き当てコロ(規制部材) 60a スポンジ状部材(現像剤漏れ防止部材、
弾性部材) 60b 蛇腹状襞入り部材(現像剤漏れ防止部
材、弾性部材) 60b1 襞 60c パッキン状部材(現像剤漏れ防止部材、
弾性部材) 60d 永久磁石(現像剤漏れ防止部材、磁性シ
ール部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H031 AC08 AC19 AC20 AC40 AD05 BA03 2H077 AD06 BA07 BA08 CA12 CA15 EA13 EA21 FA19 FA21

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に近接対向される複数の現像剤
    担持体を回転可能に容器に一体的に有し、近接する第
    1、第2の現像剤担持体のうち第1の現像剤担持体の軸
    を支点として揺動可能な独立した揺動部材を介して、第
    2の現像剤担持体をその回転軸方向両端部近傍で支持す
    ると共に、前記揺動部材を前記像担持体に向かって付勢
    する加圧手段を有する現像装置において、 少なくとも前記第2の現像剤担持体の回転軸方向端部近
    傍の一部の周面に沿って近接して磁界を発生させ、前記
    第2の現像剤担持体の回転軸方向端部近傍からの現像剤
    漏れを非接触にシールする現像剤シール部材を、前記揺
    動部材に支持若しくは一体化して設けたことを特徴とす
    る現像装置。
  2. 【請求項2】 各現像剤担持体は、内部に固定配置され
    た、周方向に複数の磁極を有する磁界発生手段を有する
    ことを特徴とする請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤シール部材は更に、前記第1
    の現像剤担持体の回転軸方向両端部近傍の少なくとも一
    部の周面に沿って近接して磁界を発生させ、前記第1の
    現像剤担持体の回転軸方向端部近傍からの現像剤もれを
    非接触にシールすることを特徴とする請求項1又は2の
    現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤シール部材と現像剤担持体と
    の間隙は固定され、該間隙に発生する磁界は一定に維持
    されることを特徴とする請求項1、2又は3の現像装
    置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤シール部材は、現像剤担持体
    と近接する側に複数の溝が形成されていることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかの項に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤シール部材と前記現像装置本
    体との間隙に、該間隙からの現像剤の漏れを防止する現
    像剤漏れ防止部材を配設したことを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかの項に記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤漏れ防止部材は、現像剤担持
    体と装置本体とを互いに弾性接触させるための弾性部材
    であることを特徴とする請求項6の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤漏れ防止部材は、スポンジ状
    の弾性部材であることを特徴とする請求項7の現像装
    置。
  9. 【請求項9】 前記現像剤漏れ防止部材は、現像剤担持
    体の周面に沿う襞を有する蛇腹状の襞入り部材であるこ
    とを特徴とする請求項7の現像装置。
  10. 【請求項10】 前記現像剤シール部材と前記現像装置
    本体との間隙は柵状に形成され、前記現像剤漏れ防止部
    材として、前記柵状の間隙において前記現像剤シール部
    材と前記現像装置本体との前記第2の現像剤担持体の回
    転軸方向に沿う横ずれを許す部分にパッキン状の弾性部
    材を配設することを特徴とする請求項7の現像装置。
  11. 【請求項11】 前記現像剤漏れ防止部材は、前記現像
    剤シール部材と装置本体との間隙を磁力により非接触に
    シールするための、前記現像剤シール部材に近接して配
    設される磁性部材であることを特徴とする請求項6の現
    像装置。
  12. 【請求項12】 前記現像剤シール部材と前記現像装置
    本体との間隙は柵状に形成され、前記現像剤漏れ防止部
    材として、前記柵状の間隙において前記現像剤シール部
    材と前記現像装置本体との前記第2の現像剤担持体の回
    転軸方向に沿う横ずれを許す部分を磁力により非接触に
    シールするために、前記現像剤シール部材に近接して磁
    性部材を配設することを特徴とする請求項11の現像装
    置。
  13. 【請求項13】 前記磁性部材は永久磁石であることを
    特徴とする請求項11又は12の現像装置。
  14. 【請求項14】 現像剤が一成分磁性現像剤であること
    を特徴とする請求項1〜13のいずれかの項に記載の現
    像装置。
  15. 【請求項15】 各現像剤担持体の回転軸方向両端部近
    傍に、像担持体との間隙を保つための規制部材が設けら
    れていることを特徴とする請求項1〜14のいずれかの
    項に記載の現像装置。
  16. 【請求項16】 像担持体と、請求項1〜14のいずれ
    かの項に記載の現像装置と、を有し、前記像担持体に形
    成した潜像を前記現像装置により現像して画像を得るこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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