JP4977519B2 - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる現像装置及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に、磁性キャリアと非磁性トナーとを有する2成分現像剤を用いて、現像ローラ上にトナーを保持させて静電潜像を現像するようにした現像装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
一般に、画像形成装置においては、像担持体である感光体上に静電潜像が形成され、この静電潜像は現像装置によって現像されてトナー像となる。そして、感光体上のトナー像は用紙に転写され、用紙上のトナー像は定着装置によって定着される。このような画像形成装置に用いられる現像装置において、キャリアとトナーを有する2成分現像剤で形成した磁気ブラシを、内蔵した磁極により磁気ローラに保持し、この磁気ブラシで現像ローラ上にトナー薄層を形成し、現像ローラ上に保持されたトナーで感光体上に形成した静電潜像を非接触で現像するものがある。
ところで、上述のような現像装置では、感光体上の静電潜像を現像した際、現像ローラ上ではトナーが消費されて無くなった領域とトナーが消費されずに残った領域とが発生して、次回の現像の際に現像に差が生じて、形成される画像にトナーの濃淡があらわれ、前に形成された画像の履歴が現れてしまう(現像履歴現象)。そこで通常、現像後の現像ローラ上の残トナーは、一旦、磁気ブラシにより剥がされ、その後、再度現像ローラ上にトナー薄層が形成されるようにする。しかし、磁気ブラシの拘束力が弱ければ、現像ローラ上の残トナーは、磁気ブラシにより機械的に完全に引き剥がされないことになり、現像履歴現象が残る。
このような不具合を防止するため、特許文献1では、磁気ローラ内のローラ軸に磁極部材を支持し、現像ローラ内のローラ軸にも、ローラ軸の軸線と垂直な面において矩形形状である磁極部材を支持して、現像ローラと磁気ローラとの最近接位置において、それぞれの磁極部材を互いに極性が異なるように対向させている。このようにして、磁気ローラ上に形成した磁気ブラシの拘束力を強くして、現像ローラ上に残ったトナーを磁気ブラシにより剥ぎ取り、磁気ローラ側に回収するようにして、現像履歴現象を防止する現像装置が提案されている。
しかしながら上述した特許文献では、磁気ローラの回転方向上流側において現像剤が滞留しやすくなり、キャリアも併せて現像ローラに搬送されオーバーフローが生ずる。図6に基づいて具体的に述べる。
図6は、磁気ブラシの形成及び現像剤の搬送について説明する模式図である。図6に示すように、現像ローラ20側の磁極部材MSと磁気ローラ21側の磁極部材MN1は、現像ローラ20と磁気ローラ21との最接近位置において、対向するように支持され、対向する位置において、磁極部材MSはS極で、磁極部材MN1はN極で、両者の間で吸引する磁力線が発生する。また現像ローラ20のスリーブ20bと、磁気ローラ21のスリーブ21bは、周方向において同じ方向に回転駆動され、スリーブ20bとスリーブ21bは対向位置において、反対方向に回転駆動される。なお、図6の○がキャリアを示し、●はトナーを示す。
磁極部材MSは、ローラ軸の軸線と垂直な面(以下、「断面」という)において矩形形状であり、磁極部材MN1は断面が扇形形状であるので、両磁極部材MS、MN1の磁力のピーク(破線で図示)を結ぶ位置を中心としてその両側に磁極部材MSの端部ES及び磁極部材MN1の端部ENの幅で磁力線が広がる。この磁力線に応じてキャリアにより形成される磁気ブラシは、現像ローラ20側では磁極部材MSの端部ESに相当する広がりをもち、磁気ローラ21側では磁極部材MN1の端部ENに相当する広がりをもち、スリーブ20b及び21b間で、図6に示すように形成される。従って、磁気ブラシは、トナー供給領域A3(二点鎖線で図示)において壁のような役割を果たし得るものとなり、スリーブ21b上を搬送されてきた現像剤は現像ローラ20と磁気ローラ21との間の最近接位置に引き込まれ難く、トナー供給領域A3において現像剤が滞留しやすくなる。これにより、トナー供給領域A3から、キャリアも併せて現像ローラ20に搬送されオーバーフローが生ずる。一方、現像後のトナー回収領域A4(二点鎖線で図示)をみると、磁力線は、端部ES及び端部EN間で広がりをもち、集中しておらず、形成される磁気ブラシの拘束力は強くなっていない。そうすると、強固に静電的に現像ローラ20に付着したトナーは、完全に引き剥がされない場合がある。そして、そのままトナー供給領域A3でトナーの供給を受けると、トナーの層厚が増し、またはトナー帯電量の差により、現像履歴現象が発生するおそれがある。
特開2005−274924号公報(段落[0021]、[0022]、図1)
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、適切に磁気ブラシを形成することにより、現像剤の滞留及びオーバーフローを防止しつつ、現像ローラ上のトナーを確実に引き剥がし、現像履歴現象の生じない現像装置を提供することを目的とする。更に、この現像装置を用いることにより、形成される画像品質が良好かつ安定している画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、キャリア及びトナーを有する2成分現像剤が用いられ、像担持体に対向して配置され前記像担持体に前記トナーを供給する現像ローラと、前記2成分現像剤を保持して前記現像ローラに前記トナーを供給する磁気ローラとを備え、前記現像ローラ及び前記磁気ローラのスリーブは周方向において同一の方向に回転駆動され、磁極部材が前記現像ローラ及び前記磁気ローラの前記スリーブ内のローラ軸にそれぞれ設けられており、それぞれの前記磁極部材は一端が互いに極性が異なるように対向して配置され他端が前記ローラ軸に支持された現像装置において、前記現像ローラの前記磁極部材は、前記ローラ軸の軸線と垂直な面において前記一端部が前記他端部より短い形状であることを特徴としている。
この構成によると、ローラ軸の軸線と垂直な面において、現像ローラの磁極部材の一端部が短いので、磁気ローラの磁極部材と現像ローラの磁極部材との間に吸引される磁力線が現像ローラの磁極部材に集中して磁気ブラシの幅が小さくなり、また磁気ブラシの拘束力が強くなる。
また、本発明は、上記の構成の現像装置において、それぞれの前記磁極部材は、前記現像ローラと前記磁気ローラとの最接近位置において対向することを特徴としている。この構成によると、磁気ローラの磁極部材と現像ローラの磁極部材との間で吸引される磁力が強くなる。
本発明によると、現像ローラと磁気ローラのそれぞれの磁極部材は、一端が互いに極性が異なるように対向して配置され、他端がローラ軸に支持されていて、現像ローラの磁極部材の一端部が他端部より短い形状であるので、磁気ローラの磁極部材と現像ローラの磁極部材間で吸引される磁力線が現像ローラの磁極部材に集中して磁気ブラシの幅が小さくなり、磁気ローラのスリーブの回転方向上流側にトナーが滞留することがなくなりオーバーフローは生じない。また現像ローラの磁極部材の磁力線が集中して磁気ブラシの拘束力が強くなり、磁気ブラシが現像後に静電的に現像ローラに付着したトナーを確実に引き剥がすことができ、現像履歴現象の発生が防止される。
また、本発明によると、現像ローラと磁気ローラの互いに対向する磁極部材が最も接近する位置にあるので、磁気ローラの磁極部材と現像ローラの磁極部材間で吸引される磁力が強くなる。従って、磁気ブラシの拘束力が強くなり、磁気ブラシが現像後に静電的に現像ローラに付着したトナーを一層確実に引き剥がすことができ、現像履歴現象の発生が防止される。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。本発明の実施形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の画像形成装置1の全体構成を示す概略図である。回転自在である感光体11a〜11dは、感光層を形成する感光材料としては、アモルファスシリコン感光体や有機感光体(OPC感光体)が用いられ、ブラック(B)、イエロー(Y)、シアン(C)及びマゼンタ(M)の各色に対応し、各感光体11a〜11dの周囲に、現像装置2a〜2d、光学露光器12a〜12d、帯電器13a〜13d及び除電器14a〜14dが配置される。現像装置2a〜2dは現像ローラと各色のトナーの収容容器とを有する。露光ユニット12は、パーソナルコンピュータ等から画像入力部(図示せず)に入力された原稿画像データに基づいて、光学露光器12a〜12dから感光体11a〜11d上にレーザビームを照射する。
中間転写ベルト17がテンションローラ6、駆動ローラ25及び従動ローラ27に張架されており、中間転写ベルト17に接触するように各感光体11a〜11dが中間転写ベルト17の搬送方向(図1中矢印方向)に沿って上流側から隣り合うように対向して配列されている。各1次転写ローラ26a〜26dは、中間転写ベルト17を挟んで各感光体11a〜11dと対向して中間転写ベルト17に接触するよう配置されている。また、2次転写ローラ34は、中間転写ベルト17を挟んで駆動ローラ25と対向して中間転写ベルト17に接触するよう配置されている。また、クリーニングローラ31は、中間転写ベルト17を挟んで従動ローラ27と対向して中間転写ベルト17に接触するよう配置されている。
また、中間転写ベルト17は、基材である弾性ベルトと、その表面に設けられたフッ素樹脂層と、弾性ベルトを挟んでフッ素樹脂層と反対側に設けられた補強用樹脂層とを有し、この補強用樹脂層により弾性ベルトの伸縮による転写ずれを有効に防止している。これに限らず中間転写ベルト17は、樹脂フィルム単層構造であってもよい。また、1次転写ローラ26a〜26dおよび2次転写ローラ34は発泡EPDM等の導電性ゴムから形成されている。また、クリーニングローラ31はローラの替わりにクリーニングブレードやクリーニングブラシ等を使用してもよい。
画像形成開始操作がされると、各感光体11a〜11dは図1中反時計周りに回転し、各帯電器13a〜13dが各感光体11a〜11d表面を一様に帯電し、次いで各光学露光器12a〜12dが画像データに基づき各感光体11a〜11d表面に光を照射し、各感光体11a〜11d表面に静電潜像が形成される。次いで各現像装置2a〜2dが有する現像ローラに印加された現像バイアス電圧により、各感光体11a〜11d表面に形成された静電潜像に各色トナーが付着し、トナー像が形成される。
各感光体11a〜11d表面に形成された各色のトナー像は、1次転写バイアス電位(トナーの帯電極性と逆極性)を印加された1次転写ローラ26a〜26dにより、図1中矢印方向に搬送されている中間転写ベルト17に順次1次転写されて色重ねされ、中間転写ベルト17上にフルカラーのトナー像が形成される。
用紙搬送部33は、給紙カセット32に積載された用紙Pを1枚ずつ繰り出し、搬送ローラ33a、33b、レジストローラ33c、33dが用紙Pを中間転写ベルト17と2次転写ローラ34の間に搬送する。そして、2次転写バイアス電位(トナーの帯電極性と逆極性)が印加された2次転写ローラ34により、中間転写ベルト17上に形成されたフルカラーのトナー像が用紙Pに2次転写される。
フルカラーのトナー像が転写された用紙Pは、定着器18に搬送され、定着ローラにより加熱および加圧されてトナー像が用紙Pの表面に定着され、フルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された用紙Pは、その後排出ローラ19a、19bによって装置本体外に排出される。
各感光体11a〜11dから中間転写ベルト17に1次転写されずに残ったトナーがクリーニング装置によって除去されると共に、除電器14a〜14dが感光体11a〜11d表面に残った電荷を除電する。また、中間転写ベルト17から用紙Pに2次転写されずに残ったトナーは、クリーニングバイアス電位(トナーの帯電極性と逆極性)が印加されたクリーニングローラ31により除去され、次の画像形成に備えられる。
図2は、上述の画像形成装置に用いられる現像装置の構成を示す側面断面図である。なお、以下の説明では、図1の感光体11aと相対する現像装置2aの構成及び動作について説明するが、現像装置2b〜2dの構成及び動作については同様であり説明を省略する。
図2に示すように、現像装置2aは、主として現像ローラ20、磁気ローラ21、枠体22、撹拌ローラ23a、23b及び穂切りブレード24等により構成されている。
感光体11aに対向し、一定の隙間を設けて現像ローラ20が配される。そして図2における右斜め下方に現像ローラ20に対向し、一定の隙間を設けて磁気ローラ21が配され、撹拌ローラ23a及び23bが磁気ローラ21の下方に設けられる。また、穂切りブレード24は図2における磁気ローラ21の左方に設けられる。そして、これらの現像ローラ20、磁気ローラ21、撹拌ローラ23a、23b、及び穂切りブレード24は、枠体22に保持される。
磁気ローラ21は、現像ローラ20にトナーの供給を行うために、磁気ローラ21の外周面上に、撹拌ローラ23により撹拌された主として磁性体のキャリアとトナーからなる現像剤を保持する。具体的には、撹拌ローラ23aの上方の位置で磁気ローラ21に現像剤が供給される。そして、磁気ローラ21は、磁気ブラシを形成し、現像ローラ20にトナーを供給し、現像ローラ20でトナーの薄層が形成される。この点は、後に詳述する。
撹拌ローラ23は、撹拌ローラ23aと23bの2本で構成されており、現像剤を撹拌して現像剤中のトナーを所定のレベルに帯電させる。これによりトナーは、キャリアに保持される。また、穂きりブレード24は、磁気ローラ21上に形成される磁気ブラシの層規制を行うためのものであり、磁気ブラシを所定の高さに調節する。
次に図3に基づき、本発明の実施形態における現像ローラ20及び磁気ローラ21の具体的な構成について述べる。
図3は、本発明の実施形態に係る現像ローラ20及び磁気ローラ21の構成を示す分解斜視図である。図3(a)が現像ローラ20を、図3(b)が磁気ローラ21を示す。尚、磁極部材Mの詳細な構成については後述するので、図4では磁極部材Mを簡略化して示す。
図3(a)に示すように、現像ローラ20は、ローラ軸20a、スリーブ20b、キャップ20cと、軸線方向に長く形成された磁極部材Mとで構成されている。磁極部材Mは、接着等によりローラ軸20aに固着される。またローラ軸20aは、スリーブ20b内に挿通される。スリーブ20bの両端に、それぞれ円形のキャップ20cが嵌入され、ローラ軸20aは、そのキャップ20cから突出する。そして、このように組み立てられた際、磁極部材Mとスリーブ20bの間には所定の隙間が設けられる。
現像ローラ20のローラ軸20aが枠体22に支持された場合、ローラ軸20aは、支持手段(不図示)により回転不能に支持され、併せて、磁極部材Mは周方向の所定の角度で回転不能に支持される。一方、スリーブ20bとキャップ20cは、一体で回転可能となっており、図示しない駆動機構により回転駆動される。ローラ軸20a、スリーブ20b及びキャップ20cは、例えばアルミニウム製のものを本実施形態で用いることができる。
そして、これらの部材からなる現像ローラ20は、感光体11aに対向するように配置され、現像ローラ20と感光体11aの間に、所定のギャップが設けられる(図2参照)。
一方、図3(b)に示すように、磁気ローラ21は、ローラ軸21a、スリーブ21b、キャップ21cと、断面で扇形に形成された磁極部材Mとで構成されている。
ローラ軸21aは、スリーブ21b内に挿通されるとともに、そのローラ軸21aには磁極部材Mが接着等により固着される。またスリーブ21bの両端に、それぞれ円形のキャップ21cが嵌入され、ローラ軸21aはそのキャップ21cから突出する。そして、このように組み立てられた際、磁極部材Mとスリーブ21bの間には所定の隙間が設けられる。
磁気ローラ21のローラ軸21aが枠体22に支持された場合、ローラ軸21aは支持部材(不図示)により回転不能に支持され、磁極部材Mは周方向の所定の角度で回転不能に支持される。一方、スリーブ21bとキャップ21cは、一体で回転可能となっており、図示しない駆動機構により回転駆動される。ローラ軸21a、スリーブ21b及びキャップ21cは、例えばアルミニウム製のものを本実施形態で用いることができる。
これらの部材からなる磁気ローラ21は、現像ローラ20との間に一定の隙間が設けられつつ対向するように、かつ、撹拌ローラ23aの上部に配置される(図3参照)。尚、トナーを現像ローラ20にもれなく供給し、かつ引き剥がすため、磁気ローラ21のスリーブ21bは、現像ローラ20のスリーブ20bよりも軸線方向に長く形成される場合がある。
次に、図4に基づき、本発明の実施形態における磁極部材Mの具体例について述べる。図4は、本発明の実施形態に係る磁極部材Mの配置及び形状を説明するための断面図である。尚、図4では、磁極部材MS及びMN1の磁力の方向及びピークのラインを破線により示す。また、各ローラの回転方向を矢印にて示す。
現像ローラ20内の磁極部材MSと磁気ローラ21の磁極部材MN1は、互いに対向するように配置されている。これらの磁極部材Mは、その対向する位置で極性が異なるように配置される。具体的には対向する位置において、磁極部材MSはS極となるようにし、磁極部材MN1はN極となるようにして、磁極部材MSと磁極部材MN1は支持される。尚、磁極部材MSをN極とし、磁極部材MN1をS極として対向させることも可能である。
更に、図4を正面視時計回りの方向にみて、磁極部材MN1の隣に磁極部材MS1が、その隣に磁極部材MN2が、更にその隣に磁極部材MS2が設けられる。そして、一定の間隔を開けて磁極部材MS3が、その隣に磁極部材MN3、その隣に磁極部材MS4が設けられる。各磁極部材Mのスリーブ21b方向側における磁極は、磁極部材MN1、MN2、MN3がN極、磁極部材MS1、MS2、MS3、MS4がS極となっていて、磁極部材Mは、原則交互になるように支持される。
この様に現像ローラ20と磁気ローラ21の対向位置で、磁極部材MS及びMN1は、異極が向かい合うようにすれば、N極から出る磁力線がS極に吸引され磁力が合成されるから、磁気ブラシが形成されやすくなる。
図4に示すように、現像ローラ20内に1つ設けられる磁極部材MSは、磁極部材MN1に対向する端部Eが短く、ローラ軸20aに固設する他端部が長い、断面で台形型の形状である。磁極部材MSの断面の形状は、端部Eの幅が短ければ良く、他端部がローラ軸20aに沿うように円弧上でも良く、また端部Eと他端部を直線または曲線により繋いでも良い。つまり、磁極部材MN1から出る磁力線をその周りに拡散させることがなく磁極部材MSの端部Eに集中させる形状であればよい。そして、磁極部材MSは、磁極であればよいが、例えば複雑な形状にでも成形できるプラスチックマグネットを用いると、製造が容易になる。
一方、現像ローラ20に対向する磁気ローラ21の内部に設けられる磁極部材Mは、7つあり、断面が全て略扇型の形状である。尚、矩形の断面の磁極を用いることも可能である。そして、これらの磁極部材Mは、磁極であればよいが、例えば複雑な形状にでも成形できるプラスチックマグネットを用いると、製造が容易になる。
磁気ローラ21の内部に設けられる磁極部材Mの配置については、現像ローラ20と磁気ローラ21との最接近位置において、磁極部材MN1が磁極部材MSに対向するように設けられ、ローラ軸20aと21aの中心を結ぶ直線上に互いの磁力のピークがあるようにする。なお、磁極部材MSは、ローラ軸20aと21aの中心を結ぶ直線上よりもスリーブ20bの周方向の回転方向上流側に磁力のピークを傾けて配置することが可能である。また磁極部材MN1は、ローラ軸20aと21aの中心を結ぶ直線上よりも磁気ローラ21のスリーブ21bの回転方向下流側に磁力のピークを傾けて支持されるようにすることが可能である。
ここで、磁極部材MS及び磁極部材MN1の傾けるべき好適な角度は、形成される磁気ブラシや、磁極部材Mの形状、設けられる磁極部材Mの数、配置、種類、磁力等の要因を考慮しなければならないが、磁極部材MSと磁極部材MN1が対向する関係である必要がある。例えば、磁極部材MSにおける磁力のピークを傾けすぎると、磁極部材MN1との合成磁力が弱くなり、良好な磁気ブラシが形成されない。また、磁極部材MN1を傾けすぎれば、磁極部材MN1に隣接する磁極部材MS4が、磁極部材MSと対向することになり、反発力が生じ、磁気ブラシの形成自体がなされなくなる。従って、磁極部材MN1からの磁力線が、磁極部材MSに吸引されるよう対向し、かつ、磁気ブラシが形成される範囲内で傾けることが可能である。
ここで、本実施形態における各磁極部材Mのスリーブ20b及び21bに対向する位置での表面磁束密度のピーク値は、磁極部材MSが40mT、磁極部材MN1が90mT、磁極部材MS1が60mT、磁極部材MN2が60mT、磁極部材MS2が60mT、磁極部材MS3が40mT、磁極部材MN3が40mT、及び磁極部材MS4が60mTとなっている。また、現像ローラ20と磁気ローラ21の対向位置における隙間部分(磁極部材MSと磁極部材MN1)で合成される表面磁束密度は、110mT程度となっている。尚、各磁極部材Mにおける表面磁束密度は適宜設定可能である。
次に、現像ローラ20にトナーのみの薄層を形成し、静電潜像を現像する方法の具体的な例を述べる。
まず、現像剤には、6.5μmの粒径(体積平均粒子径)のトナーを用い、また50μmの粒径(重量平均粒子径)のキャリアを用い、現像剤中のトナー帯電量を18μC/gにしている。感光体11aは、その表面の暗電位が310V及び明電位が20Vであり、周速が180mm/secである。現像ローラ20のスリーブ20bの外径が20mmで、その厚さが05.〜0.8mmである。現像ローラ20のローラ軸20aの外径が6mm、磁極部材MSの断面において端部Eが4mmであり、磁極部材MSの断面が台形形状である。磁極部材MSの端部Eとスリーブ20bの隙間が0.5〜1mmである。磁気ローラ21のスリーブ21bは現像ローラ20のスリーブ20bと350μm離間している。周速はスリーブ20bが270mm/sec、スリーブ21bが405mm/secである。
撹拌ローラ23が現像剤を撹拌することで、トナーは帯電される。磁気ローラ21は、このトナーを磁性体であるキャリアに保持させるとともに、このキャリアによる磁気ブラシを、磁極部材Mにより発生させる。尚、磁気ブラシは、穂きりブレード24により高さが一定に規制される(図3参照)。
ここで、現像ローラ20には電源(不図示)により100Vの直流電圧がかけら、磁気ローラ21には300Vの直流電圧がかけられている。現像ローラ20と磁気ローラ21の電位差により、トナーのみの薄層が現像ローラ20に形成される。
現像ローラ20上に薄層として形成し保持されたトナーは、現像ローラ20に更に交流電圧を印加することで感光体11aに飛翔される。尚、トナーの現像ローラ20周辺への飛散を防ぐために、交流電圧は現像の直前に印加する。本実施形態では具体的には、現像ローラ20にはピーク電圧が1.6kV、周波数が2.7kHz、及びデューティ比が27%である交流電圧を印加して、磁気ローラ21には現像ローラ20の交流電圧と同周期で逆位相のピーク電圧が300V、周波数が2.7kHz、及びデューティ比が73%である交流電圧を印加している。
現像後の残トナーは、掻き取りブレードなどの特別な装置を設けることなく、現像ローラ20と磁気ローラ21間に形成された磁気ブラシにより引き剥がされる。現像ローラ20と磁気ローラ21との周速差によるブラシ効果と磁気ブラシにより回収された現像剤を撹拌ローラ23で攪拌することで、現像剤は入れ替えられる。
現像剤の入れ替えを促進するために、磁気ローラ21のスリーブ21bの回転速度を現像ローラ20のスリーブ20bの回転速度に対し、1.5倍に設定している。そして、現像ローラ20上のトナーを回収すると共に適切なトナー濃度に設定された現像剤を現像ローラ20に供給することで均一なトナー層を形成することが可能になる。また、均一な画像濃度を維持するためには、現像タイミング以外の時間において現像ローラ20と磁気ローラ21間の電位差をなくすことで、トナーに負担をかけず現像ローラ20上のトナーを磁気ローラ21に回収することも好ましい。
このようにして、現像ローラ20の外周表面上にトナーのみの薄層を形成し、このトナーを感光体11aに飛翔させることで、感光体11a上の静電潜像が現像される。この場合、磁気ブラシを直接感光体11aに当接させるものではないから、いわゆる磁気ブラシによるハケメが感光体11aに付くことがなく、形成される画像の品質が向上する。
次に、図5に基づいて磁気ブラシの形成及び現像剤の搬送について述べる。図5は、本発明の実施形態に係る磁気ブラシの形成及び現像剤の搬送を説明するための模式図である。図5の○がキャリアを示し、●はトナーを示し、破線は磁力のピークを示す。
現像ローラ20側の磁極部材MSと磁気ローラ21側の磁極部材MN1は、上述のようにローラ軸20aと20bの中心を結ぶ直線上で磁力のピークが対向するように支持される。図5において矢印で示すように、現像ローラ20のスリーブ20bと、磁気ローラ21のスリーブ21bは、周方向において同じ方向に回転駆動される。即ち、スリーブ20bとスリーブ21bは対向位置において、反対方向に回転駆動される。
磁極部材MSの端部Eの幅が短いことにより、磁気ローラ21の磁極部材MN1の磁力線は、現像ローラ20の磁極部材MSの磁力ピークを中心として、端部Eに集中して吸引される。この磁力線に応じてキャリアによる磁気ブラシは、磁気ローラ21側では磁極部材MN1の端部に相当する広がりをもっているが、現像ローラ20側では集中して、図5に示すように、スリーブ20b上の磁力のピークを頂点する三角形状に形成される。これにより、現像剤は、現像ローラ20と磁気ローラ21との間の最近接位置に引き込まれやすくなり、現像ローラ20へのトナー供給領域A1(二点鎖線で図示)にトナーが滞留することがなくなりオーバーフローは生じない。
一方、現像ローラ20の回転方向上流から搬送される現像後のトナーを回収するトナー回収領域A2(二点鎖線で図示)においては、磁極部材MSの端部Eに吸引される磁力線が集中して、これにより、磁気ブラシの拘束力が強くなり、現像ローラ20の回転方向上流から搬送される現像後のトナー回収領域A2において、トナーを確実に引き剥がすことができる。従って、強固に静電的に現像ローラ20に付着したトナーが引き剥がされるから、現像履歴現象の発生が防止される。
このように、図5の白抜矢印で示すようにトナーは、磁気ローラ21のスリーブ21b表面、トナー供給領域A1、現像ローラ20のスリーブ20b表面と搬送され、キャリアが混入することがない。そして、現像後のスリーブ20b表面上の残トナーは、磁気ブラシによりトナー回収領域A2において引き剥がされ、磁気ローラ21のスリーブ21bにより搬送されていく。
上記実施形態によれば、感光体11aに対向して配置され感光体11aにトナーを供給する現像ローラ20と、2成分現像剤を保持して現像ローラ20にトナーを供給する磁気ローラ21とを備え、現像ローラ20及び磁気ローラ21のスリーブ20b及び21bは周方向において同一の方向に回転駆動され、磁極部材MSまたはMN1が現像ローラ20及び磁気ローラ21のスリーブ20b及び21b内のローラ軸20a及び21aにそれぞれ設けられており、それぞれの磁極部材MSまたはMN1は一端が互いに極性が異なるように対向して配置され他端が支持された現像装置において、現像ローラ20の磁極部材MSは、ローラ軸20aの軸線と垂直な面において一端部Eが他端部より短い形状であることにより、磁気ローラ21の磁極部材MN1から現像ローラ20の磁極部材MSに吸引される磁力線が一端部Eに集中して磁気ブラシの幅が小さくなるために、磁気ローラ21の回転方向上流側から搬送されてきた現像剤が現像ローラ20と磁気ローラ21の対向部分に導入されやすくなる。従って、現像ローラ20にトナーを供給する領域において、トナーの滞留がなくなることで、現像ローラ20にキャリアを含んだ現像剤が搬送されるオーバーフローがなくなる。また磁気ローラ21の磁極部材MN1から現像ローラ20の磁極部材MSに吸引される磁力線が集中して磁気ブラシの拘束力が強くなるために、現像後のトナーを回収する領域において、磁気ブラシがトナーを確実に引き剥がすことができる。従って、強固に静電的に現像ローラ20に付着したトナーが機械的に引き剥がされるから、現像履歴現象の発生が防止されて、形成される画像の品質が乱れない。
更に上記実施形態によれば、それぞれの磁極部材MSまたはMN1は、現像ローラ20と磁気ローラ21との最接近位置において対向することにより、磁極部材MN1から磁極部材MSに吸引される磁力が強くなるために、磁気ブラシの拘束力が強くなり、現像後の静電的に現像ローラ20に付着したトナーを一層確実に引き剥がすことができ、現像履歴現象の発生が防止される。
更に上記実施形態によれば、画像形成装置1において、上記の現像装置2を備えるようにすれば、現像履歴現象がなく、トナーのオーバーフローの発生もないから、形成される画像の品質が高くて安定した画像形成装置1を提供することができる。
なお、上記実施形態では、磁極部材MSが現像ローラ20のスリーブ20b内のローラ軸20aに設けられており、磁極部材MSはローラ軸20aとともに周方向に回転不能に支持された構成を示したが、本発明はこれに限らず、磁極部材MSをローラ軸20aの軸線を中心として回動可能に支持して、磁気ローラ21の磁極部材MN1との吸引力によって、磁極部材MSが回転して、常に磁極部材MS及びMN1が対向する構成の現像装置に用いてもよい。
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置における現像装置及びこれを用いた画像形成装置に利用することができ、特に磁性キャリアと非磁性トナーとを有する2成分現像剤を用いた現像装置及びこれを用いた画像形成装置に利用することができる。
は、本発明の実施形態である画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 は、本発明の実施形態である現像装置の構成を示す側面断面図である。 は、本発明の実施形態である現像装置の現像ローラ及び磁気ローラの構成を示す分解斜視図である。 は、本発明の実施形態である現像装置の磁極部材の配置と構成を示す断面図である。 は、本発明の実施形態である現像装置の磁気ブラシの形成及び現像剤の搬送を説明するための模式図である。 は、従来例における現像装置の磁気ブラシの形成及び現像剤の搬送を説明するための模式図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2a〜2d 現像装置
11a〜11d 感光体
20 現像ローラ
20a、21a ローラ軸
20b、21b スリーブ
21 磁気ローラ
22 枠体
23a、23b 攪拌ローラ
24 穂きりブレード
E 磁極部材の端部
M、MS、MN 磁極部材
P 用紙

Claims (3)

  1. キャリア及びトナーを有する2成分現像剤が用いられ、像担持体に対向して配置され前記像担持体に前記トナーを供給する現像ローラと、前記2成分現像剤を保持して前記現像ローラに前記トナーを供給する磁気ローラとを備え、前記現像ローラ及び前記磁気ローラのスリーブは周方向において同一の方向に回転駆動され、磁極部材が前記現像ローラ及び前記磁気ローラの前記スリーブ内のローラ軸にそれぞれ設けられており、前記現像ローラ及び前記磁気ローラのそれぞれの前記磁極部材は、各一端が互いに極性が異なるように対向して配置され、各他端前記現像ローラ及び前記磁気ローラのそれぞれの前記ローラ軸に支持された現像装置において、
    前記現像ローラの前記磁極部材は、前記ローラ軸の軸線と垂直な面において前記一端部が前記他端部より短い台形形状であることを特徴とする現像装置。
  2. それぞれの前記磁極部材は、前記現像ローラと前記磁気ローラの最接近位置において対向することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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