JPH089143A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH089143A
JPH089143A JP13407194A JP13407194A JPH089143A JP H089143 A JPH089143 A JP H089143A JP 13407194 A JP13407194 A JP 13407194A JP 13407194 A JP13407194 A JP 13407194A JP H089143 A JPH089143 A JP H089143A
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JP13407194A
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Shunichi Ono
俊一 小野
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】撮像素子の画素数で規定される最高分解能より
も低い分解能として選択的に一層の画像読取高速化を図
ることのできる画像読取装置を提供する。 【構成】本装置は、奇偶数画素判別手段(61,62)
と,奇偶数ライン分判別手段(63,64)と,デジタ
ル変換交互切替制御手段(65,66,67)とを設
け、同一ライン(例えば、奇数ライン)中では一方画素
(例えば、奇数画素)で読取ったアナログ画像データI
Maのみをデジタル画像データIMdに変換し他方画素
(偶数画素)については変換しないとともに、他のライ
ン(偶数ライン)に変化した場合には他方画素で読取っ
たアナログ画像データIMaのみをデジタル画像データ
IMdに変換し一方画素については変換しないでかつこ
のデジタル変換交互切替えを繰返すことが可能に構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主走査方向に配列され
た多数の画素からなる撮像素子を副走査方向にラインご
とに移動させつつ読取ったアナログ画像データをサンプ
ルホールドするとともにデジタル画像データに変換して
出力可能に構成された画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7において、本体1には撮像素子10
を有する読取ユニット3が副走査方向Yに往復移動され
ている。画像読取動作中は1ラインずつ移動される。撮
像素子10は、主走査方向Xに配設された多数の画素
(光電変換素子)からなる。
【0003】かかる画像読取装置では、撮像素子10を
副走査方向Yにラインごとに移動させつつ読取ったアナ
ログ画像データをサンプルホールドするとともにデジタ
ル画像データに変換して出力可能に構成されている。
【0004】すなわち、図8,図9に示す如く、撮像素
子(CCD)10をあるラインに停止させた場合にシフ
トパルスSHを用いて各画素を順番に切替え、かつ転送
パルスφ(φ1,φ2)を用いて各画素ごとに対応され
たアナログシフトレジスタをシフトさせつつ読取ったア
ナログ画像データ(信号)IMaを出力させる。このア
ナログ画像データIMaは、サンプルホールド回路21
においてサンプルクロックSPを用いてサンプルホール
ドされ、サンプルホールド信号IMspとなり、引続き
A/D変換器30において変換クロックAdに基づきデ
ジタル画像データIMdに変換されて出力される。
【0005】ここに、撮像素子10の1インチ当りの画
素数が例えば300の場合、読取画像の分解能は300
DPIとなる。したがって、その画素数を増大させるこ
となく分解能を高めるものとして、画素拡大機能を設け
る場合も多い。この画素拡大機能は、各画素間の画像デ
ータを用いて演算した演算画像データを出力する擬制画
素が存在するように擬制して上記300DPIに対して
600DPIの分解能で画像を読取ることができるよう
にする機能である。
【0006】しかし、この画素拡大機能は、データ平均
化演算時間等が比較的長いので、画像読取りの一層の高
速化を妨げる要因となる。例えば、図7に2点鎖線で囲
んだ読取原稿P中の特定部分画像P1を読取る場合、読
取原稿Pの全面を比較的低速な例えば上記600DPI
で最初から高分解能読取りしていたのでは、無駄時間が
多く結果として読取遅速化を招く。
【0007】そこで、プレビュー機能を働かせ、全面
(P)を例えば上記300DPIで比較的高速で読取ら
せ、全体画像を把握してから当該特定部分画像P1に撮
像素子10を迅速に移動可能とする。そして、このプレ
ビューの後に、特定部分画像P1を高分解能(600D
PI)で読取りする。その余の画像は読取りを行わな
い。かくすれば、特定部分画像P1のみを高分解能でか
つ高速に読取りすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高分解
能読取りおよび読取高速化の要求は一段と高まってい
る。したがって、撮像素子10の副走査方向Yへの移動
速度を高めたり、サンプルホールド回路21やA/D変
換器30の処理速度をより高速化する等の策を講じてい
るが、装置の小型軽量化や低コスト化の点から一定の限
界がある。
【0009】一方において、高分解能読取りを前提とす
るものの、読取画像の利用面あるいは運用面の点から、
一時的には例え分解能を多少低下させても一層の高速読
取りをさせたいとの要求も強い。上記プレビュー機能に
ついても、この種要求の一つと考えられる。
【0010】さらに、本装置がデータ通信回線で接続さ
れた上位機器によって読取開始・停止制御や読取画像の
受信処理制御が成されるシステムでは、上位機器側の処
理速度や処理能力の点から、より高速に処理を終了させ
たいとの指令を受ける場合も多い。
【0011】本発明の目的は、撮像素子の画素数で規定
される最高分解能よりも分解能を下げかつ選択的に一層
の画像読取高速化を図ることのできる画像読取装置を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像読取装
置は、主走査方向に配列された多数の画素からなる撮像
素子を副走査方向にラインごとに移動させつつ読取った
アナログ画像データをサンプルホールドするとともにデ
ジタル画像データに変換して出力可能に構成された画像
読取装置において、前記撮像素子の読取ろうとする各画
素が奇数画素であるか偶数画素であるかを判別する奇偶
数画素判別手段と、前記撮像素子で読取ろうとするアナ
ログ画像データが奇数ライン分であるのか偶数ライン分
であるのかを判別する奇偶数ライン分判別手段と、前記
撮像素子で読取ったアナログ画像データのうち該奇偶数
画素判別手段で判別された奇数画素および偶数画素のい
ずれか一方の画素についてのアナログ画像データを前記
デジタル画像データに変換可能かつ該奇偶数ライン分判
別手段で奇数ライン分および偶数ライン分のいずれか一
方ライン分から他方ライン分へ変化したと判別される毎
に該一方画素に対する他方画素についてのアナログ画像
データを前記デジタル画像データに変換可能に形成され
たデジタル変換交互切替制御手段と、を設けたことを特
徴とする。
【0013】
【作用】上記構成による本発明の場合、例えばプレビュ
ー開始信号が入力されると、読取動作中に奇偶数画素判
別手段が読取ろうとする各画素が奇数画素であるか偶数
画素であるかを判別する。つまり、画素列中の各画素が
奇数番目か偶数番目かを判別する。また、奇偶数ライン
分判別手段が、読取ろうとするアナログ画素データが読
取画像の奇数ライン分であるのか偶数ライン分であるの
かを判別する。
【0014】すると、デジタル変換交互切替制御手段
が、同一ライン(例えば、奇数ライン)中では奇偶数画
素判別手段で判別された一方画素(例えば、奇数画素)
で読取ったアナログ画像データをデジタル画像データに
変換する。他方画素(偶数画素)については変換しな
い。そして、奇偶数ライン分判別手段によってラインが
偶数ラインへ変化したと判別されると、今度は他方画素
(偶数画素)で読取られたアナログ画像データをデジタ
ル画像データに変換する。この場合は、一方画素(奇数
画素)については変換しない。以下、ラインが変るごと
にデジタル変換を交互に切替える。
【0015】したがって、デジタル画像データは、撮像
素子を形成する全画素のうちの半分の画素で読取られた
アナログ画像データをデジタル変換したものとなり、か
つ各ラインごとに段違いとされる。よって、読取速度を
倍として高速読取りができかつ分解能は低下するが平均
的かつ均一的な画像として読取ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本画像読取装置は、図1〜図3に示す如く、基本
的構成(1,3,10,21,30)等が従来例(図
7,図8)の場合と同じとされ、かつ奇偶数画素判別手
段(61,62)と,奇偶数ライン分判別手段(63,
64)と,デジタル変換交互切替制御手段(65,6
6,67)とを設け、同一ライン(例えば、奇数ライ
ン)中では一方画素(例えば、奇数画素)で読取ったア
ナログ画像データIMaのみをデジタル画像データIM
dに変換し他方画素(偶数画素)については変換しない
とともに、他のライン(偶数ライン)に変化した場合に
は他方画素で読取ったアナログ画像データIMaのみを
デジタル画像データIMdに変換し一方画素については
変換しないでかつこのデジタル変換交互切替えを繰返す
ことが可能と構成されているので、撮像素子10の画素
数で規定される最高分解能よりも分解能を下げかつ選択
的に一層の画像読取高速化を図ることができる。
【0017】また、この実施例では、プレビュー機能の
開始信号が入力されたことを条件に図3に示す切替器6
5を起動し、かつプレビュー終了後に停止(出力信号S
elをHレベルに固定)させるものと形成してある。
【0018】図1において、制御部50は、バス54で
接続されたCPU51,ROM52,システムRAM5
3,入出力ポート(I/Oレジスタ)55,インターフ
ェイス(I/F)56とから形成され、装置全体を駆動
制御する。データ通信回線100を介して上位機器(図
示省略)から起動・停止がかけられかつデジタル画像デ
ータIMdを処理した読取画像データを上位機器へ伝送
可能とされている。イメージRAM45は便宜的に制御
部50内に明示した。
【0019】入出力ポート55には、操作パネル2と螢
光灯5のドライバ5Dと,撮像素子(CCD)10のド
ライバ10Dとが接続されている。この撮像素子10で
読取ったアナログ画像データIMaは、アナログ回路2
0中のアンプで増幅され、かつサンプルホールド回路2
1でサンプルホールドされる。しかる後に、このサンプ
ルホールド信号IMsp(IMa)は、A/D変換器3
0でデジタル画像データIMdにデジタル変換されて画
像処理プロセッサ40へ出力される。なお、A/D変換
器30でデジタル変換される際にシューディング補正さ
れる。
【0020】さて、撮像素子10は、図2に示す如く、
主走査方向Xに整列配設された多数(図示便宜上、“1
0”)の画素11を有する。説明便宜のために偶数
(2,4,6,8,10)番目の画素11にはハッチン
グ色付してある。また、各奇数画素11はシフトゲート
14を介して奇数側アナログシフトレジスタ12に接続
可能で、かつ各偶数画素11はシフトゲート14を介し
て偶数側アナログシフトレジスタ13に接続可能とされ
ている。
【0021】各シフトレジスタ12,13は、転送パル
スφ1,φ2でシフトされ、シフトゲート14はシフト
パルスSHによってシフトされる。15は、マルチプレ
クサである。なお、この撮像素子10とサンプルホール
ド回路21とA/D変換器30との関係は、従来例(図
8)に対応させた図3に示す通りである。
【0022】ここに、奇偶数画素判別手段は、読取ろう
とする各画素11が奇数画素であるか偶数画素であるか
を判別する手段で、この実施例の場合は、図3に示す画
素カウンタ61と奇偶数画素識別信号発生器62とから
形成されている。
【0023】すなわち、転送パルスφ(φ1,φ2)を
画素カウンタ61でカウントし、そのカウント値によっ
て奇偶数画素識別信号Seを切替器65に出力する。例
えば、図5に示すように転送パルスφ1がLレベルでφ
2がHレベルの場合に、奇数画素識別信号Seを出力
(Hレベル)する。これと反対の場合には、偶数画素識
別信号Seを出力(Lレベル)する。図4も参照された
い。
【0024】次に、奇偶数ライン分判別手段は、読取ろ
うとするアナログ画像データIMaが読取画像の奇数ラ
イン分か偶数ライン分かを判別する手段で、この実施例
ではシフトパルスSHをカウントする図3に示すライン
カウンタ63と奇偶数ライン識別信号発生器64とから
なる。したがって、シフトパルスSHが全画素数相当分
だけ入力されると、図3,図4,図5に示す如く、例え
ば奇数ライン分の場合に奇数ライン識別信号Slを出力
(例えば、Hレベル)し、偶数ライン分の場合は偶数ラ
イン識別信号Slを出力(Lレベル)する。
【0025】デジタル変換交互切替制御手段は、撮像素
子10で読取ったアナログ画像データIMaのうち奇偶
数画素判別手段(61,62)で判別された一方画素
(例えば、偶数画素)についてのアナログ画像データI
Maをデジタル画像データIMdに変換可能でかつ奇偶
数ライン分判別手段(63,64)で一方ライン分(例
えば、奇数ライン分)から他方ライン分(偶数ライン
分)へ変化したと判別される毎に該一方画素に対する他
方画素(奇数画素)についてのアナログ画像データをデ
ジタル変換可能とする手段で、図3に示す切替器65と
ANDゲート66,67とから形成されている。
【0026】すなわち、切替器65は、奇偶数画素識別
信号Seを図4に示す如く偶数ライン識別信号Sl(L
レベル)で反転させた信号Selを両ANDゲート6
6,67に出力する。但し、奇数ライン識別信号Sl
(Hレベル)の場合は反転させない。したがって、図
5,図6に示す如く、例えば奇数(1)ライン分で奇数
画素11についてのアナログ画像データIMaを図5で
ハッチング色付表示したデジタル画像データIMdに変
換した場合に引続き、偶数(2)ライン分に変化する
と、今度は偶数画素11についてのアナログ画像データ
IMaをデジタル画像データIMdに変換できる。つま
り、デジタル変換を各ラインごとに交互に切替えでき
る。
【0027】なお、この実施例の場合は、プレビュー機
能が終了すると、切替回路65の出力信号SelはHレ
ベルに固定化される。したがって、ANDゲート66,
67がスルー状態となるのでサンプルクロックSPと変
換クロックAdに基づく従来通りの画像読取りができる
(図9参照)。
【0028】次に、この実施例の作用を説明する。撮像
素子10の1インチ当りの画素数が例えば300つまり
300DPIの分解能で、図7に示す読取原稿Pの特定
部分画像P11を読取る場合を考える。但し、画素拡大
機能を働かせれば600DPIの分解能で読取れる。
【0029】図1に示す制御部50にプレビュー開始信
号が入力されると、CPU51は図3に示す切替器65
を起動する。停止中における切替器65の出力信号はH
レベルであった。
【0030】プレビュー機能が実行されると、奇偶数ラ
イン分判別手段(63,64)は、シフトパルスSHを
カウントして奇数(1)ライン分と判別し、図3〜図5
に示す奇数ライン識別信号Slを出力(Hレベル)す
る。これと並行して奇偶数画素判別手段(61,62)
が、転送パルスφ(φ1,φ2)を入力として奇数画素
11の場合は奇数画素識別信号Seを出力(Hレベル)
し、かつ偶数画素11の場合は偶数画素識別信号Seを
出力(Lレベル)する。
【0031】すると、デジタル変換交互切替制御手段
(65,66,67)を形成する切替器65は、奇数ラ
イン識別信号SlがHレベルであるから、奇偶数画素識
別信号発生器62から出力された奇偶数画素識別信号S
eを信号反転させないでそのままの信号Selを両AN
Dゲート66,67に出力する。したがって、図5に示
す如く、サンプルクロックSPおよび変換クロックAd
は、奇数画素の場合にサンプルホールドしかつデジタル
変換させる。また、奇数(1)ライン分については、図
6に示すように奇数画素11で読取ったアナログ画像デ
ータIMaのみがデジタル画像データIMdに変換され
て出力される。この際、偶数画素11については変換さ
れないので、1ライン分の読取時間を半減できる。
【0032】奇数(1)ライン分の画像読取りが終了す
ると、CPU51は読取ユニット3を図6,図7に示す
副走査方向Yに1ライン分だけ移動させ次ラインの画像
読取りを行わせる。
【0033】すると、奇偶数ライン分判別手段(63,
64)が、偶数(2)ライン分と判別し、図3〜図5に
示す偶数ライン識別信号Slを出力(Lレベル)する。
偶数(2)ラインの読取りでも、奇偶数画素判別手段
(61,62)の判別は、図4に示す通り奇数(1)ラ
インの読取りの場合と同じである。
【0034】切替器65は、奇偶数画素識別信号発生器
62から出力された奇偶数画素識別信号SeすなわちH
レベルの奇数画素識別信号SeとLレベルの偶数画素識
別信号Seとを、Lレベルの偶数ライン識別信号Slで
信号反転させた信号Selとして両ANDゲート66,
67へ出力する。
【0035】したがって、偶数(2)ライン分について
は、図6に示すように偶数画素11で読取ったアナログ
画像データデータIMaのみがデジタル画像データIM
dに変換されて出力される。奇数画素11については変
換出力されない。この場合も、1ライン分の読取時間を
半減できる。
【0036】かくして、プレビュー機能により読取られ
た全面画像データ(P)は、図6に示す如く、段違い状
態で間引きされた千鳥状となる。したがって、撮像素子
10の全画素数(n)と全ライン(1,2,…,N)と
の全読取ポイント(n×N)の1/2だけをデジタル画
像データIMdに変換出力すればよいので、従来例の3
00DPIによるプレビュー時間を1/2時間だけ短縮
できる。
【0037】プレビューが終了すると、CPU51は切
替器65の出力信号SelをHレベルに固定化する。し
たがって、図7に示す特定部分画像P1を300DPI
(または600DPI)の高分解能で読取らせることが
できる。全体として大幅な高速読取が達成できると理解
される。
【0038】しかして、この実施例によれば、奇偶数画
素判別手段(61,62)と,奇偶数ライン分判別手段
(63,64)と,デジタル変換交互切替制御手段(6
5,66,67)とを設け、同一ライン(例えば、奇数
ライン)中では一方画素(例えば、奇数画素)で読取っ
たアナログ画像データIMaのみをデジタル画像データ
IMdに変換し他方画素(偶数画素)については変換し
ないとともに、他のライン(偶数ライン)に変化した場
合には他方画素で読取ったアナログ画像データIMaの
みをデジタル画像データIMdに変換し一方画素につい
ては変換しないでかつこのデジタル変換交互切替えを繰
返すことが可能と構成されているので、撮像素子10の
画素数で規定される最高分解能(300または600D
PI)よりも分解能を下げかつ選択的に一層の画像読取
高速化を図ることができる。したがって、プレビュー時
間を半減させたり、読取画像を利用面等に応じて高速読
取させられる適用性の広い画像読取装置を提供すること
ができる。
【0039】また、奇偶数画素判別手段が画素カウンタ
61と奇偶数画素識別信号発生器62とから形成され、
かつ奇偶数ライン分判別手段がラインカウンタ63と奇
偶数ライン識別信号発生器64とから形成されるととも
に、デジタル変換交互切替制御手段が切替器65とAN
Dゲート66,67とから形成されているので、低コス
トで具現化容易であるとともに、既存信号(φ1,φ
2,SH)を利用して判別,変換交互切替を行うので迅
速かつ正確に処理できる。
【0040】また、切替器65を停止させれば、デジタ
ル変換交互切替制御を中断できるので、例えばプレビュ
ー終了後に図7に示す特定部分画像P11の高分解能読
取工程へ迅速に移行させることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、奇偶数画素判別手段
と,奇偶数ライン分判別手段と,デジタル変換交互切替
制御手段とを設け、同一ライン(例えば、奇数ライン)
中では一方画素(例えば、奇数画素)で読取ったアナロ
グ画像データのみをデジタル画像データに変換し他方画
素(偶数画素)については変換しないとともに、他のラ
イン(偶数ライン)に変化した場合には他方画素で読取
ったアナログ画像データのみをデジタル画像データに変
換し一方画素については変換しないでかつこのデジタル
変換交互切替えを繰返すことが可能と構成されているの
で、撮像素子の画素数で規定される最高分解能よりも分
解能を下げかつ選択的に一層の画像読取高速化を図るこ
とができる。したがって、プレビュー時間を半減させた
り、読取画像を利用面等に応じて高速読取させられる適
用性の広い画像読取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】同じく、撮像素子の構造を説明するための図で
ある。
【図3】同じく、奇偶数画素判別手段等を説明するため
の回路図である。
【図4】同じく、各種信号間の関係を説明するための図
である。
【図5】同じく、動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図6】同じく、デジタル変換交互切替制御により読取
った画像を説明するための図である。
【図7】従来例を説明するための概略図である。
【図8】同じく、回路図である。
【図9】同じく、従来動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1 本体 10 撮像素子 11 画素 12 奇数側アナログシフトレジスタ 13 偶数側アナログシフトレジスタ 14 シフトゲート 15 マルチプレクサ 20 アナログ回路 21 サンプルホールド回路 30 A/D変換器 40 画像処理プロセッサ 50 制御部 61 画素カウンタ(奇偶数画素判別手段) 62 奇偶数画素識別信号発生器(奇偶数画素判別手
段) 63 ラインカウンタ(奇偶数ライン分判別手段) 64 奇偶数ライン識別信号発生器(奇偶数ライン分判
別手段) 65 切替器(デジタル変換交互切替制御手段) 66,67 ANDゲート(デジタル変換交互切替制御
手段) IMa アナログ画像データ IMsp サンプルホールド信号 IMd デジタル画像データ Se 奇偶数画素識別信号 Sl 奇偶数ライン識別信号 SP サンプルクロック Ad 変換クロック X 主走査方向 Y 副走査方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に配列された多数の画素から
    なる撮像素子を副走査方向にラインごとに移動させつつ
    読取ったアナログ画像データをサンプルホールドすると
    ともにデジタル画像データに変換して出力可能に構成さ
    れた画像読取装置において、 前記撮像素子の読取ろうとする各画素が奇数画素である
    か偶数画素であるかを判別する奇偶数画素判別手段と、 前記撮像素子で読取ろうとするアナログ画像データが奇
    数ライン分であるのか偶数ライン分であるのかを判別す
    る奇偶数ライン分判別手段と、 前記撮像素子で読取ったアナログ画像データのうち該奇
    偶数画素判別手段で判別された奇数画素および偶数画素
    のいずれか一方の画素についてのアナログ画像データを
    前記デジタル画像データに変換可能かつ該奇偶数ライン
    分判別手段で奇数ライン分および偶数ライン分のいずれ
    か一方ライン分から他方ライン分へ変化したと判別され
    る毎に該一方画素に対する他方画素についてのアナログ
    画像データを前記デジタル画像データに変換可能に形成
    されたデジタル変換交互切替制御手段と、 を設けたことを特徴とする画像読取装置。
JP13407194A 1994-06-16 1994-06-16 画像読取装置 Pending JPH089143A (ja)

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JP13407194A JPH089143A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 画像読取装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1105089C (zh) * 1995-07-05 2003-04-09 住友电气工业株式会社 光纤拉丝炉
JP2008263388A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Murata Mach Ltd 画像処理装置及びネットワーク複合機

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