JPH0882867A - 光学式走査装置 - Google Patents

光学式走査装置

Info

Publication number
JPH0882867A
JPH0882867A JP7095824A JP9582495A JPH0882867A JP H0882867 A JPH0882867 A JP H0882867A JP 7095824 A JP7095824 A JP 7095824A JP 9582495 A JP9582495 A JP 9582495A JP H0882867 A JPH0882867 A JP H0882867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
speed
pulley
carriage
scan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7095824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2587397B2 (ja
Inventor
Benzion Landa
ベンズィオン、ランダ
Oded Sagiv
オデット、サジヴ
Aron Shmaiser
アロン、シュマイザ
Richard J Bernhauer
リチァズ、ジェイ、バーンハウア
Peter Feher
ピータ、フェーア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Spectrum Sciences BV
Original Assignee
Spectrum Sciences BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Spectrum Sciences BV filed Critical Spectrum Sciences BV
Publication of JPH0882867A publication Critical patent/JPH0882867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2587397B2 publication Critical patent/JP2587397B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/522Projection optics
    • G03B27/525Projection optics for slit exposure
    • G03B27/526Projection optics for slit exposure in which the projection optics move
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/041Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with variable magnification

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 半速走査キャリッジがレールに結合されてい
るままになつている場合に生ずる損傷を防ぐ。 【構成】 第1の走査エレメントを、走査経路に沿って
移動すように取付ける第1の取付け装置と、第2の走査
エレメント36と、プーリ142,144と、第2の走
査エレメントにプーリを取付ける第2の取付け装置と、
プーリを受入れる支持表面72,74と、第1の走査エ
レメントに連結した細長いたわみ性部材100,102
と、このたわみ性部材の長さの一部分を、前記プーリの
周辺と係合状態に拘束する拘束装置148,152と、
支持表面とたわみ性部材とのうちの一方から、プーリの
係合を離脱させる係合離脱装置を備え、またたわみ性部
材に張力を加える張力付加装置174,176を備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿書類を走査する光
学装置、ことに連続的に可変の拡大した又は縮小した倍
率(以下縮倍率と呼ぶ)の得られる複写機に使うこのよ
うな走査装置に関する。従来電子写真複写機用の走査装
置は通常全速走査キャリッジ及び半速走査キャリッジを
備えている。ランプ及び鏡を支える全速キャリッジは書
類の逐次の部分を照明するような径路に沿って移動す
る。半速走査キャリッジは1個又は複数個の鏡を支え
る。この半速キャリッジは、全速走査キャリッジと同じ
方向にただしその速度の半分の速度で移動する。原稿書
類からの光は、全速鏡により半速鏡に次でレンズに反射
する。このレンズは光を受光光導電性ドラムに集束して
潜像を生成する。この潜像から光電複写が得られる。全
速キャリッジに対する半速走査キャリッジの運動は、原
稿書類の被照明部分からレンズまでを一定の対物距離に
保ち光導電性ドラムの像がつねに焦点が合うようにす
る。
【0002】前記したような走査装置は複数の要求に適
合しなければならない。書類の被照明部分の像が光導電
体に投影されるサイクルの走査位相中に走査キャリッジ
すなわち走査器の運動はできるだけ均等に近いものでな
ければならない。この動作位相中に走査器の不規則変動
により、とくに低コントラストの原稿を複写するとき
に、得られる複写に望ましくない光変調や縞模様が生ず
る。走査装置は又、走査サイクルの始動位相中に各走査
器を適正な速度に迅速に加速すると共に、前進走査行程
の終りに各走査器を減速しなければならない。又走査
は、高い複写速度を得るのに比較的短い引返し時間を持
たなければならない。しかし加速は、不規則変動を生じ
又は露出ランプを損傷するほど大きくてはならない。な
お種種の走査器は、相互に又光導電体と密接に同期して
移動しなければならない。
【0003】前記した種種の要求は或る程度矛盾する。
すなわち一般に従来は、移動する各走査器を駆動機構に
結合するのに歯車、時限ベルト、チェーン、スプロケッ
ト及び類似物が使われている。このような能動的結合要
素により、比較的高速の動作が得られこのように結合し
た種種の要素間の同期が確実に得られるが、これ等の要
素は又、不整かみあい作用を生じ、サイクルの走査位相
中に必要とする平滑な運動に悪影響を及ぼす。さらに瞬
間的速度変動をなめらかにするのにかさばった走査器を
使うと、このような素子は最大の加速又は減速を制限し
て複写速度を望ましくないほどに低下させる。
【0004】光導電性ドラムとの同期運動のために前進
走査行程中に走査キャリッジをドラムに結合し、又走査
キャリッジをそのもとの位置にばねによりもどすことが
できるように前進行程の終りにキャリッジをドラムから
結合をはずすことは、従来から知られている。このよう
な走査装置はもどり行程中は前進走査行程中よりも低い
慣性を持つが、これでは前記した問題の十分な解決には
ならない。このような装置では連続回転する光導電性ド
ラムの質量は、各走査器を各走査サイクルの初めの休止
位置からほぼ瞬間的に加速するのに使われる。このよう
な瞬間的加速により駆動列に大きい反作用力と振動とが
生ずるが、これ等は走査運動の平滑さに悪影響を及ぼ
す。さらにこのような構造は改造を行わなければ、可変
縮倍率複写機に使うには適当でない。その理由は、各走
査器を光導電体の速度に対しておそらくは或る連続範囲
にわたり可変の速度で動かさなければならないからであ
る。
【0005】ゲイル(Gail)等を発明者とする米国
特許第4,332,461号明細書には可変縮倍率複写
機用の走査装置駆動装置について記載してある。この駆
動装置では、別個の電動機を、走査サイクルの初めに所
望の走査速度に制御した加速割合でなめらかに加速し、
そして走査サイクルの定速部分中に選定した縮倍率によ
り定まる速度比で光導電体電動機に位相鎖錠する。前記
した装置は実質的に連続可変の拡大ができ又光導電体駆
動装置及び走査装置駆動装置間の直接の機械的結合をな
くすといわれているが、この装置は従来の問題を十分に
は解決していない。とくに前記したサーボ装置は、走査
速度を光導電体速度に鎖錠するが走査速度の瞬間的変動
をなくすことには信頼性が得られない。所要の慣性平滑
化を生ずるのに十分な質量のある移動走査器は又、与え
られた電動機トルクで得られる走査速度を望ましくない
ほどに低下させる。
【0006】走査キャリッジは通常、互に平行な2つの
案内に取付けられ単一のケーブルにより駆動される。こ
の単一ケーブルは、全速走査キャリッジに取付けられ半
速走査キャリッジに取付けたプーリに係合する。このケ
ーブル及びプーリは、両案内の一方に隣接して走査キャ
リッジの一方の側に取付けられ書類からレンズへの光径
路を妨げないようにする。ケーブル及びプーリは走査キ
ャリッジの重心を経ては作用しないから、走査キャリッ
ジにかなりのモーメントが加わり、走査キャリッジを揺
動させやすくする。この揺動に耐えるように各走査キャ
リッジには両案内の少くとも一方に沿い大きい間隔を置
いた案内支持体を設けるので走査キャリッジの長さ及び
重量が増す。これ等の走査キャリッジは、対称の駆動力
のもとでゆがみに耐えるのに剛性の従ってかさばった構
造を持たなければならない。走査の初め及び終りにおけ
る走査キャリッジの加速は案内支持体に大きい摩擦力を
生じがたつきが起る。
【0007】又走査キャリッジにその各側部に沿い結合
した各別の横方向に互に間隔を隔てたケーブル駆動装置
を使うことは、当業界によく知られている。このような
構造により加速時に走査キャリッジにより生ずる回転反
作用力がなくなるが、この場合各駆動ケーブルの不整合
により走査キャリッジに対応するせん断作用の起るおそ
れが生ずる。
【0008】本発明の1例によれば光学式走査装置の全
速走査キャリッジは、走査径路の互に対向する側の横方
向に互に間隔を置いた場所で走査キャリッジに取付けた
エンドレスの平滑なバンド又はケーブルにより、走査径
路に沿い往復動する。全速走査キャリッジの各別に駆動
される端部間のすべりから生ずる不整合は、各走査キャ
リッジ端部に結合した駆動列の部分に差動すべりを誘起
するように、走査キャリッジを固定の止め片に向い駆動
することにより周期的に補正される。或は平滑なバンド
及びプーリにその相互に接触する表面に沿い隔離した部
分に、自然に自動整合してすべりに基づくわずかな不整
合をなくす互に組合う突起及びくぼみを形成してもよ
い。
【0009】又本発明によれば半速走査キャリッジは、
この半速キャリッジに横方向に互に間隔を置いた場所で
取付けたプーリにより所要の速度で摩擦を介して駆動さ
れる。これ等のプーリは、全速走査キャリッジを駆動す
るのに使うのと同じバンドと静止した案内レールとの間
で転動する。半速走査キャリッジは、異る縮倍率で操作
する場合のように、この半速キャリッジの位置を全速走
査キャリッジの位置に対して移そうとするときはつね
に、前記半速走査キャリッジをその持上げのために持上
げアームを駆動する場所に動かすことにより駆動バンド
から結合をはずし、従ってプーリを案内レールから結合
をはずす。半速走査キャリッジの各別に駆動される端部
間の不整合は、各キャリッジ端部の共通に回転する歯車
により補正する。この歯車は、半速走査キャリッジが同
じ場所を過ぎる際に通常不動にした歯車とかみあう。
【0010】摩擦だけにより結合した平滑な駆動部片を
使うことにより、走査径路に沿う全速及び半速の各走査
キャリッジの運動を十分に均等にすることにより、不規
則変動に基づく像の不良化を防ぐことができる。これと
同時に各走査キャリッジ及び駆動列間に生ずるすべりを
補正することにより、高い操作速度でも各走査キャリッ
ジと走査装置の他の部分との間の同期状態をほぼ完全に
保つ。半速走査キャリッジを駆動バンド及び固定の案内
レール間で転動する各プーリを介して駆動することによ
り、従来の場合のように基体部片を移さなくても、半速
走査キャリッジを駆動バンドから瞬間的に結合をはずす
だけで半速走査キャリッジを全速走査キャリッジに対し
て移行することができる
【0011】なお本発明によれば選定した縮倍率に対し
所望の走査速度で絶えず回転するはずみ車は、駆動列を
所望の走査速度になめらかに加速した後走査器駆動列に
結合される。はずみ車は、走査行程の終りに駆動列を減
速する前に走査器駆動列から結合をはずされる。走査器
駆動列に対しはずみ車を間欠的に結合し又結合をはずす
ことは、減速傾斜の前に初期加速傾斜の終りにクラッチ
を付勢することにより又走査位相の終りにクラッチを消
勢することにより行われる。或は走査器駆動列は所望の
走査速度をわずかに越える目標速度で駆動し、又駆動列
に対するはずみ車の結合は、はずみ車を走査器駆動装置
に対しオーバーランさせる一方クラッチにより自動的に
行ってもよい。
【0012】原稿書類を実際に走査しているときに、走
査サイクルの定速位相中に走査駆動列にはずみ車を結合
することにより、走査装置に高い有効質量を、このよう
な質量が速度変動を減らすのに望ましいときは精密に設
ける。又別のときに駆動列からはずみ車の結合をはずす
ことにより、加速時間を減らして走査速度を増すのに低
い質量が望ましいときは、このような低質量系を生ず
る。さらにはずみ車の運動を光導電体の運動と同期させ
るのにサーボループを使うことにより、連続的に調節で
きる機械的結合部片を必要としないで慣性平滑化により
連続的に可変の縮倍率を生ずることができる。
【0013】以下本発明による光学式走査装置の実施例
を添付図面について詳細に説明する。 添付各図面では
同様な部品を示すのに同様な参照数字を使ってある。
【0014】図1に示すように本発明による光学式走査
装置を備えた複写機10はハウジング12を備えてい
る。ハウジング12の上壁は、原稿書類16を受ける透
明な露出プラテン14を支える。複写機10は、導電性
基層26により支えた光導電体24を持ち軸22にこれ
と一緒に回転するように取付けた電子写真結像ドラム
(以下単にドラムと呼ぶ)20を備えている。ドラム2
0は電動機244により後述のようにしてほぼ一様な速
度で駆動する。
【0015】当業界にはよく知られているようにして光
導電性24は、先ずその表面が一様な静電荷を受ける帯
電場所Cを過ぎ、次でこの静電荷帯電表面がプラテン1
4上の書類16の光学像に露出され静電潜像を生成する
露出場所Eを過ぎ、次で帯電トナー粒子を含む現像液が
潜像を帯びる表面に施され、現像トナー像を生成する現
像場所Dを過ぎ、最後にこの現像トナー像が光導電体2
4から担体シートPに転写される転写場所Tに回転す
る。
【0016】複写機10の本発明による光学走査装置1
8は、第1のすなわち全速走査キャリッジ28を備えて
いる。全速走査キャリッジ28は、プラテン14に載せ
た原稿書類16に光を差向ける細長い露出ランプ30
と、原稿書類16の照明された部分から反射する光を受
けるように配置した鏡34とを支える。さらに詳しく後
述するだ円反射器32は、ランプ30から原稿書類16
の横方向に延びる帯状部に狭い光ビームを集束する。
【0017】第2のすなわち半速走査キャリッジ36は
上部鏡38及び下部鏡40を支える。全速走査キャリッ
ジ28の鏡34は、結像プラテン14に平行な径路区分
aに沿い原稿書類16から半速走査キャリッジ36の上
部鏡38に光を反射する。鏡38はこの光を下向きに下
部鏡40に反射する。下部鏡40はこの光を、プラテン
14及び径路区分aに平行なレンズ42の光学軸bに沿
って反射する。レンズ42の鏡40とは反対の側に配置
した固定鏡44は、光を下方に上向きの固定鏡46に反
射する。固定鏡46は、複写機10の処理部分54から
光学走査装置18を隔離する水平に延びる仕切52に接
触している。下向きの鏡48は、固定鏡46から光を仕
切52の横方向に延びるみぞ穴50を経て、露出場所E
を通る光導電体24の部分に反射する。光学走査装置1
8を納める室を加圧して光学的表面の汚染を抑制するよ
うに送風機53を使う。
【0018】1対1の縮倍率の場合には、プラテン14
に載せた原稿書類は、所定の表面速度で図1の逆時計回
りにドラム20を回転することにより走査される。全速
走査キャリッジ28は、図1に実線で示した位置から同
じ図1に鎖線で示した位置28′のような変位位置に同
じ速度で同時に動かされる。ドラム20及び全速キャリ
ッジ28の動きと同時に、半速キャリッジ36を全速キ
ャリッジ28と同じ方向にただし半分の速度で、図1の
実線で示した位置と同じ図1に鎖線で示した位置36′
との間に動かし、原稿書類16及び光導電体24の間に
一定の光学径路長さを保つようにする。前進走査行程の
終りに各走査キャリッジ28,36は、別の走査サイク
ルの準備のためにそれぞれもとの位置に逆方向に動か
す。
【0019】図2A及び図4に示すように各端部から等
距離の平面に関して大体において対称の全速キャリッジ
28は、アルミニウム又はプラスチック材のような適当
な軽量材料から形成されなるべくはアルミニウム板製の
横方向に延びる橋架部片56により互に連結した前端部
キャップ58及び後端部キャップ60を備えている。橋
架部片56に取付けたブラケット65の前後部の各延長
部分66,68は、これ等の延長部分になるべくは一体
に形成した横方向に延びる二次反射器70を位置決めす
る。図2Aに示すようにランプ反射器32は、ランプ3
0からの光を直接に原稿書類16に反射する形状にした
下部部分64と、ランプ30からの光を二次反射器70
により原稿書類16の同じ部分に反射する形状にした上
部部分62とを備えている。反射器70はランプ30か
らの光を原稿書類16に図2Aの右方から差向ける。こ
のようにして2つの側から原稿書類16を照明すると、
たとえばのりづけした原稿書類から得られる複写に通常
現われる影がなくなる。
【0020】長方形の横断面を持つ前後部の各案内レー
ル72,74は、全速走査キャリッジ28を露出プラテ
ン14に平行に並進運動するように支える。前端部キャ
ップ58に取付けたブラケット59は、全速走査キャリ
ッジ28の移動方向に互に間隔を置いた1対のローラ7
6,78を支える。各ローラ76,78は前部案内レー
ル72の上面に沿い転動する。前端部キャップ58は、
前部案内レール72の下面に沿い転動するようにしたロ
ーラ88を支えるアーム92を枢動可能に支える。枢動
アーム92の自由端部をブラケット59に結合する引張
ばね96は、ローラ88を案内レール72の下面に係合
するように付勢し、全速走査キャリッジ28の不規則変
動従って像のゆがみを防ぐようにする。ブラケット59
には又、上下方向軸線に回転するように取付けたローラ
84を支える。ローラ84は案内レール72の内側面に
連関し端部キャップ58をレール72に対し横方向の位
置決めを行う。
【0021】同様に後端部キャップ60に取付けたブラ
ケット61は、後部案内レール74の上面に沿い転動す
るようにした縦方向に互に間隔を置いた1対のローラ8
0,82を支える。ブラケット61と端部キャップ60
に枢動可能に支えたアーム94の自由端部との間に連結
した引張ばね98は、アーム94に取付けたローラ90
を案内レール74の下面に向い上向きに付勢する。ブラ
ケット61により上下方向軸線に回転するように取付け
たローラ86は、案内レール74の内面に係合し端部キ
ャップ60をレール74に対し横方向の位置決めを行
う。
【0022】全速走査キャリッジ28はその前後の各端
部を、平滑な各駆動バンド100,102により互に独
立して駆動する。図2B及び図3に示すように、複写機
10の左右の端部に位置させた軸116,118に取付
けたプーリ108,110は前部駆動バンド100を支
える。同様にそれぞれ同じ各軸116,118に支えた
1対のプーリ112,114は後部駆動バンド102を
支える。各駆動バンド100,102はそれぞれ長手に
沿い一定の場所で各対のねじ片104,106(図4)
又は類似物により各ブラケット59,61に締付けてあ
る。前記した所から明らかなように軸116の回転によ
り各バンド100,102を複写機10の前部及び後部
で駆動する。各バンド100,102は全速走査キャリ
ッジ28にその前端部及び後端部で各別の駆動力を及ぼ
し全速走査キャリッジ28の重心のまわりのねじり運動
を最少にする。
【0023】図2Bに示すように走査方向に関して全速
走査キャリッジ28の各端部の相対的不整合を補正する
ように、上部舌状片120及び下部舌状片122を駆動
バンド100の下側走行部分に固着してある。複写機1
0の前部で複写機フレームに取付けた上下の各止め片1
28,130は、全速走査キャリッジ28が駆動軸11
6に隣接する所定の位置に達すると、各舌状片120,
122を阻止し全速走査キャリッジ28の前端部を停止
する。
【0024】図6及び図9に示すように上部舌状片12
4及び下部舌状片126は後部駆動バンド102の下部
走行部分に取付けてある。複写機10の後部で複写機フ
レームに取付けた各止め片132,134は、全速走査
キャリッジ28の後端部が駆動軸116に隣接する同じ
所定の点に近接すると、各舌状片124,126を阻止
し後部駆動バンド102従ってキャリッジ28の後端部
を停止する。各対の止め片128,130及び止め片1
32,134は、図9の止め片132,134に対して
示すように板ばね135を支えキャリッジ28の運動を
停止するときに生ずる衝撃力を減らすようにするのがよ
い。
【0025】図2B及び図5に示すように全速走査キャ
リッジ28と同様に大体左右対称の半速走査キャリッジ
36は、C字形橋架部片136により互に接合した前端
部キャップ138及び後端部キャップ140を備えてい
る。各端部キャップ138,140は半速鏡38,40
の前端部及び後端部を支える。橋架部片136はその質
量を減らすために図5に示すように規則正しい間隔で穴
をあけるのがよい。前端部キャップ138は、前部案内
レール72の上面に転動しながら係合するための摩擦面
を持つプーリ142を回転自在に支える。図2Bに明ら
かなようにそれぞれプーリ142の左右に端部キャップ
138により支えた遊びローラ146,148は、駆動
バンド100をプーリ142の弧状の上部部分のまわり
に差向ける。前記した所から明らかなように駆動バンド
100が縦方向に移動すると、プーリ142の軸線従っ
て半速走査キャリッジ36の前端部が対応して半分の距
離だけ移動する。
【0026】前端部キャップ138は又、ブラケット1
39を支えてある。ブラケット139は、案内レール7
2の上面に沿いプーリ148の右方に転動する上部案内
ローラ154と、上下方向軸線に配置され案内レール7
2の内側面に転動しながら係合する内側案内ローラ15
8とを取付けてある。前端部キャップ138に支えた枢
動アーム166は、案内レール72の下面に当たるよう
にしたローラ162を支える。端部キャップ138に取
付けた外向きに突出するピン174とアーム166の自
由端部との間に延びる引張ばね170は、ローラ162
を付勢して案内レール72に係合させキャリッジ36の
自由端部の不規則な上下方向変動を防ぐようにしてあ
る。
【0027】同様に半速走査キャリッジ36の後端部キ
ャップ140は、後部案内レール74の上面に転動しな
がら係合する摩擦面を持つプーリ144を回転自在に支
える。複写機10の前部から見てプーリ144の左右に
端部キャップ140に取付けた各遊びプーリ150,1
52は駆動バンド144のまわりにバンド102を差向
ける。所定の移動だけの駆動バンド102の縦移動によ
り、プーリ144の軸線従って半速走査キャリッジ36
の後端部の半分の距離だけの対応する運動が生ずる。
【0028】後端部キャップ140に取付けたブラケッ
ト141は、案内レール74の上面に沿い複写機10の
前部から見てプーリ152の右方に転動するようにした
上部案内ローラ156と、上下方向軸線に案内レール7
4の内側面に関連するように取付けた内側案内ローラ1
60とを回転可能に支える。後端部キャップ140のロ
ーラ160と前端部キャップ138のローラ158と
は、互に協働して走査キャリッジ36を案内レール7
2,74に対して横方向へ位置決めを行う。後端部キャ
ップ140は又、ローラ164を取付けた枢動アーム1
68を支える。枢動アーム168の自由端部と端部キャ
ップ140に取付けた外向きに突出するピン176との
間に延びる引張ばね172はローラ164を上向きに付
勢して案内レール74の下面に係合させる。前端部キャ
ップ138の下部案内ローラ162の場合と同様に下部
案内ローラ164は、半速走査キャリッジ36の後端部
の上下方向の不規則変動とこれにより生ずる像のゆがみ
とを防ぐ。
【0029】各端部キャップ138,140の下部案内
ローラ162,164は、これと一緒に回転するように
各セグメント歯車218,220を支える。横方向に延
びる軸222は案内ローラ162,164をこれ等のロ
ーラ及び歯車218,220が一緒に回転するように連
結する。又図6に示すように前部案内レール72及び後
部案内レール74は、これ等に沿い所定の整合した場所
で歯車歯224,226を取付けてある。各歯224,
226は、全速走査キャリッジ28がプラテン14の下
側の走査位置に達する前に半速走査キャリッジ36が与
えられた走査サイクルの初めに複写機10の右端部から
動いたときにセグメント歯車218,220に連関す
る。この構造により、各歯車218,220の歯間間隔
の半分より小さい、後端部キャップ140に対する前端
部キャップ138の小さな不整合を自動的に補正する。
このような不整合が起ると、歯224,226に対する
歯車218,220の強制的な合致かみあいにより、各
ローラ162,164及び各レール72,74間に不整
合を補正するのに十分な量の差動すべりが生ずる。
【0030】図2B及び図8に示すように前部案内レー
ル72に取付けた軸232は、レール72の外側に形成
したくぼみ234内で回転するように歯車230を受入
れる。歯車230は、半速走査キャリッジ36が露出プ
ラテン14の右端部を過ぎる際に、半速プーリ142に
取付けた歯車228にかみあうように位置させてある。
案内レール72の縦方向くぼみ240内に取付けたばね
238は通常ブレーキ236を歯車230の部分に対し
付勢し歯車230を回転しないように拘束する。回転を
拘束された歯車230に対する歯車228の強制かみあ
いにより、すべりにより生ずる歯車歯間間隔の半分より
小さい、全速走査キャリッジ28に対する半速走査キャ
リッジ36の小さな不整合を自動的になくす。
【0031】図2B及び図7に示すようにベルクランク
198は、前部案内レール72の外側に図2Bで歯車2
30の左側に設けたピボット202により支えてある。
ベルクランク198は、上向きに開いた切欠き210を
形成した大体において水平に延びる上部アームとピン1
94を取付けた下部アームとを備えている。ベルクラン
ク198の下部アームはばね206により付勢して、複
写機フレームに取付けたピボット190に支えた下部ベ
ルクランク186の一方のアームに連関するようにして
ある。ベルクランク186の他方のアームは、複写機フ
レームに取付けたソレノイド178の接極子182に連
結してある。図6に示すように上部ベルクランク200
は、後部案内レール74の外側のピボット204に取付
けてある。ベルクランク200は、上向きに開いた切欠
き212を形成した大体において水平に延びる上部アー
ムと、ピン196を取付けた下部アームとを備えてい
る。ベルクランク200の下部アームはばね208によ
り付勢し、ピボット192に取付けた下部ベルクランク
188の一方のアームに係合するようにしてある。ベル
クランク188の他方のアームはソレノイド180の接
極子184に連結してある。
【0032】通常各ソレノイド178,180は消勢し
たままであり、各ベルクランク198,200は図2B
及び図6に示した鎖線位置にある。縮倍率を変えるとき
に必要に応じて半速走査キャリッジ36を案内レール7
2,74から係合をはずすには、先ず駆動バンド10
0,102を駆動しピン174,176を切欠き21
0,212に一致させるようにする。図2Bに明らかな
ようにピン174,176及び切欠き210,212に
より定まる『持上げ』位置では、歯車228は歯車23
0にかみあうと共に、歯車218,220はそれぞれ歯
224,226にかみあう。次でソレノイド178,1
80を付勢しベルクランク186,188をピボット1
90,192のまわりに逆時計回りに回動する。この場
合上部ベルクランク198,200をピボット202,
204のまわりに図2B及び図6に示した実線位置に時
計回りに回動して、各切欠き210,212がピン17
4,176に係合し、半速走査キャリッジ36を持上げ
案内レール72,74から離す。ピン174,176を
係合させることにより、切欠き210,212も又、半
速走査キャリッジ36の各端部間に生じた不整合をなく
す。プーリ142,144は、案内レール72,74と
の係合によってはもはや拘束されないから、半速走査キ
ャリッジ36は駆動バンド100,102から有効に係
合がはずれる。各駆動バンド100,102は後述のよ
うにして動かされ各キャリッジ28,36の相対移動を
変える。時計回りに回動すると、ベルクランク198の
下部アームは、又ブレーキ232に取付けたピン242
に当たり、ブレーキ236を歯車230から後退させて
歯車230を自由に回転させる。全速走査キャリッジ2
8が、半速走査キャリッジ36から所望の距離だけ移動
した後、ソレノイド178,180が消勢され、半速走
査キャリッジ36をふたたび結合してバンド100,1
02は駆動し歯車230は不動にする。
【0033】図2Aに示すように前後部のローラブラケ
ット59,61にはそれぞれの右端部に図2Aの左方上
向きに傾斜する部分214,216を形成してある。制
御装置の故障又はその他の誤動作によって全速走査キャ
リッジ28が図2Aの右方に行き過ぎると、各ブラケッ
ト部分214,216が半速走査キャリッジ36の各ピ
ン174,176に当たり、半速走査キャリッジ36を
前記したように案内レール72,74から持上げる。次
で全速走査キャリッジ28は、半速走査キャリッジ36
がもはや半速度で動くようには拘束されないから、半速
走査キャリッジ36を全速走査キャリッジ28と同じ速
度で右方に付勢し続ける。半速走査キャリッジ36をこ
のようにしてレール72,74から結合をはずすと、半
速走査キャリッジ36がレール72,74に結合されて
いるままになっている場合に生ずる損傷を防ぐ。
【0034】図2Bに示すように後部駆動バンド102
の下部走行部分には、固定の同軸案内棒249に沿い滑
動可能な管状のつりあいおもり247を取付けてある。
つりあいおもり247の質量は、光学走査装置18の質
量中心がプラテン14に対して各走査キャリッジ28,
26が移動する際に一定のままになるように選定するこ
とにより、各走査キャリッジ28,26を加速又は減速
するときに複写機10の残りの部分に加わる反作用が最
少になるようにしてある。
【0035】図3に示すように走査装置駆動装置250
は、走査サイクルの可変速度位相中にバンド100,1
02を駆動するのに単独で使うサーボ制御直流走査電動
機252を備えている。これ等の位相は、各キャリッジ
28,36の前進走査行程の初め及び終りと共に、各キ
ャリッジ28,36のもどり走査行程時に生ずる。走査
装置電動機252は複写機10のフレームに任意適当な
弾性取付部(図示してない)により取付けてある。電動
機252の軸254に取付けた平滑な摩擦車256は、
軸116に取付けた別の平滑な摩擦車258に係合す
る。電動機252のハウジングと複写機フレームとの間
に延びる引張ばね266は摩擦車256を付勢し摩擦車
258に係合させる。走査装置電動機252の軸254
には、よく知られているようにして一様な間隔を置いた
穴(図示してない)を周辺のまわりに形成した光学式エ
ンコーダディスク260を取付けてある。走査装置電動
機252の軸254が回転すると、これ等の穴により固
定の光源262から光ビームを光電検出器264に周期
的に当て、電動機252の回転と同期したパルス列を生
ずる。
【0036】走査装置駆動装置250は又はずみ車電動
機268を備えている。電動機268は、プラテン14
上の書類を走査する走査サイクルの定速位相中に走査装
置電動機252を補助するのに使う。走査装置電動機2
52の場合と同様にして、はずみ車電動機268は、弾
性取付部(図示してない)により複写機フレームに取付
けられている。電動機268の軸270には、比較的高
い慣性モーメントを持つはずみ車276の摩擦面274
に係合する摩擦車272を取付けてある。はずみ車27
6は軸116に回転可能にはめてある。走査サイクルの
定速位相中にクラッチ278を後述のようにして間欠的
に駆動し、はずみ車276従って電動機268を軸11
6に結合する。
【0037】はずみ車電動機268の軸270には、穴
あきの光学式エンコーダディスク280を取付けてあ
る。光学式エンコーダディスク280は、光源282に
より光電検出器284に差向けるビームを周期的に遮断
する。このようにして光電検出器284は、軸270の
回転と同期したパルス列を生ずる。電動機268のハウ
ジングと、複写機のフレーム部分との間に延びる引張ば
ね286により、摩擦車272を付勢しはずみ車276
の摩擦面274に係合させるのがよい。
【0038】前記したように全走査サイクル中に一定速
度で回転するはずみ車276は、書類16は走査する走
査サイクルの定速位相中にプーリ軸116従って各走査
キャリッジ28,36に結合するだけである。はずみ車
276への各走査キャリッジ28,36のこの結合は、
通常像の品質をきずつける瞬間的速度変動をなめらかに
する作用をする。しかし走査サイクルの加速位相中にプ
ーリ軸116からはずみ車276の結合をはずすことに
より、走査サイクルのこれ等の部分中にははずみ車27
6が各走査キャリッジ28,36の有効質量に役立たな
いから、走査装置駆動装置250により比較的高いもど
り速度を生ずることができる。
【0039】又図1に示すようにドラム20を駆動する
のに別個の電動機244を使う。ドラム20の軸22に
は一様な間隔を置いた穴(図示してない)を周辺のまわ
りに形成した光学式エンコーダディスク246を取付け
てある。センサ248によりディスク246の穴の通っ
た移動径路を横切り光ビームを差向けドラム20の回転
に同期したパルス列を生ずる。
【0040】図4に示するように全速走査キャリッジ2
8のブラケット61に取付けた遮光片288は、全速走
査キャリッジ28が走査径路に沿い所定の場所に達する
ときはつねに、光源292により光電検出器294に差
向けるビームを遮断する。光電検出器294は、走査径
路に沿う全速走査キャリッジ28の場所の絶対指示を生
ずる。同様にして図5に示すように半速走査キャリッジ
36の後部ブラケット141に取付けた遮光片290
は、半速走査キャリッジ36が走査径路に沿い所定の場
所、たとえばピン174,176及び切欠き210,2
12により定まる持上げ位置に達すると、源296及び
光電検出器298間の光ビームを遮断する。光電検出器
298は、半速走査キャリッジ36の位置の絶対指示を
生ずるのに使う。図4及び図5に2つのセンサを示して
あるが、所望により付加的なセンサを使い走査径路に沿
う付加的な場所で各走査キャリッジ28,36の位置を
監視するようにしてもよい。
【0041】図11は1対1の縮倍率に対し走査サイク
ルの種種の位相中の全速走査キャリッジ28の速度VS
を示す。この走査サイクルの初めに時刻t1で全速走査
キャリッジ28は図1の複写機10の右端部に近い『走
査前』位置に位置し、鏡34は図1に実線で示した初期
走査位置の幾分右方にある。走査サイクルは加速位相3
12で始まる。加速位相312では走査装置電動機25
2により、全速走査キャリッジ28を一様な速度で、な
るべくは2g以上で所望の走査速度に加速する。この場
合この走査速度はドラム20の周辺速度VPである。
【0042】加速位相の終りに時刻t2で走査キャリッ
ジ28は、図1に実線で示すように露出プラテン14の
右端部の真下の『初期走査』位置に達する。これに続く
定速位相314中に、走査装置電動機252は、全速走
査キャリッジ28をドラム20の速度VPで駆動する。
又この位相中にはずみ車276は全速走査キャリッジ2
8に結合されその瞬間速度の変動をなめらかにする。
【0043】時刻t3では全速走査キャリッジ28はそ
の『最終走査』位置に達する。この位置は初期走査位置
からドラム20に生成される潜像の長さに等しい走査長
さLだけ変位している。時刻t3でははずみ車276は
全速走査キャリッジ28から結合をはずす。次で走査サ
イクルの減速位相316中に全速走査キャリッジ28
を、初期加速割合に等しいが方向が反対の一様な減速割
合で減速する。この減速位相は、全速走査キャリッジ2
8が零に達した時刻t4まで続く。そして全速走査キャ
リッジ28は図1に鎖線で示すように走査サイクルの最
も左方の位置にある。便宜上全速走査キャリッジ28の
時刻t4における位置を『走査後』位置と称する。
【0044】全速走査キャリッジ28は走査後位置に滞
留させないで、走査装置電動機252は次ですぐに全速
走査キャリッジ28を、もどり走査行程の加速位相31
8に対して同じ一様な加速割合で逆方向に駆動する。全
速走査キャリッジ28が時刻t1の走査前位置と、時刻
t4の走査後位置との間の中間の位置に達した時刻t5
では、加速電動機252はすぐに全速走査キャリッジ2
8を同じ一様な割合で減速し始め、全速走査キャリッジ
28を、これがその走査前位置にもどった時刻t6で減
速位相320の終りに休止状態に持来すようにする。
【0045】残りの複写を行おうとすれば、加速電動機
252は、加速位相312と同様な、次の走査サイクル
の加速位相322をすぐに始める。加速位相322が終
り全速走査キャリッジ28がプラテン14の右端部の下
方をふたたび通る時刻t7に、はずみ車276がキャリ
ッジ28にふたたび結合され、次の定速位相324中に
全速走査キャリッジ28の速度を安定にする。
【0046】図12は1対1の縮倍率で種種の走査長さ
L1,L2,L3に対する全速走査キャリッジ28の速
度輪郭を示す。各走査長さL1,L2,L3に対する定
速位相314,314′,314″は、持続時間が選定
した長さに比例する。各例で持続時間は、ドラム表面す
なわち光導電体24及び全速走査キャリッジ28の速度
Pに対する選定した走査長さの比である。加速及び減
速の各位相312,316,318,320,322は
種種の走査長さに対して同様である。その違いは、初期
加速位相312以外の各位相の出発点だけである。
【0047】図13は種種の選定した縮倍率に対する全
速走査キャリッジ28の速度輪郭を示す。種種の縮倍率
に対する各輪郭間の主な違いは、走査サイクルの定速位
相中の全速走査キャリッジ28の速度VSである。この
速度VSは、投影像の運動がドラム表面24の運動に合
うように、縮倍率mに逆比例するように選定する。すな
わち縮倍率が0.5対1(m=0.5)である縮小モー
ドでは、この縮倍率に対する定速位相314a中に全速
走査キャリッジ28の走査速度VSは光導電性ドラム2
0の周辺速度VPの2倍である。又1.5対1(m=
1.5)の選定した縮倍率に対してこの縮倍率に対する
定速位相314b中に全速走査キャリッジ28の走査速
度は、ドラム20の周辺速度VPの2/3である。一般
に選定した縮倍率mに対する走査速度VSのこの従属性
は次の式により表わされる。 VS=VP/m (1) この式でVPは光導電体24の周辺速度である。
【0048】走査サイクルの定速位相314の持続時間
は又選定する縮倍率に伴って変る。すなわち走査長さL
を選定する縮倍率に関係なく一定に保持すると、定速位
相314の持続時間は選定する縮倍率に正比例する。又
選定する異った縮倍率に対し複写長さを一定に保持すれ
ば、走査長さLは選定する縮倍率mに対し逆に変化す
る。又定速位相の持続時間は種種の選定した縮倍率に対
し同じである。一般に複写長さC及び縮倍率mに対し、
走査長さLは次式により与えられるが、 L=C/m, (2) 走査サイクルの定速位相314の持続時間(t3−t
2)は次の式により与えられる。 t3−t2=C/VP=mL/VP (3)
【0049】又図13から明らかなように走査サイクル
の加速及び減速の各位相の持続時間は選定した縮倍率m
と共に変る。すなわち加速又は減速の一様な割合Aを仮
定すると、前進走査行程の加速位相312の持続時間
(t2−t1)又は減速位相316の持続時間(t4−
t3)は次の式により与えられる。 t2−t1=t4−t3=VS/A=VP/mA. (4) 加速位相312又は減速位相316の間に全速走査キャ
リッジ28は次の距離だけ移動する。 x=VS 2/2A=VP 2/2m2A. (5) 従って全速走査キャリッジ28が、図1のプラテン14
の右端部の真下の初期走査位置で走査サイクルの定速位
相314を始めようとする場合には、全速走査キャリッ
ジ28は、加速に十分な距離を許すには少くとも前記の
式(5)で与えられる距離xだけ右方に移動した走査前
位置から出発しなければならない。
【0050】走査速度を最大にするには、プラテン14
の右端部からの走査前位置の右方への移動は式(5)に
より選定する縮倍率mと共に変えるのがよい。或は最小
の選定した縮倍率に対しプラテン端部から十分な距離x
を隔てた共通の走査前位置は全部の選定縮倍率に対して
使われる。このような変型による構造では最小の選定縮
倍率より大きい選定縮倍率に対して全速走査キャリッジ
28は、プラテン14の右端部に整合した位置に達する
前に適正な走査速度に達する。
【0051】半速走査キャリッジ36の運動は、図1
1、図12及び図13についてはとくに述べてないが、
半速走査キャリッジ36は対応するようにただし全速走
査キャリッジ28の半分の速度で移動する。前記したよ
うに走査サイクルの或る与えられた点における全速走査
キャリッジ28に対する半速走査キャリッジ36の変位
は、選定した縮倍率mに従って変えなければならない。
一般にレンズ42及び原稿書類16間の物距離pと、レ
ンズ42及び結像面すなわち光導電体24間の像距離q
とは次の式の関係がある。 1/p+1/q=1/f, (6) この式でfはレンズ42の焦点距離である。像縮倍率m
は次の式により与えられるから、 m=q/p (7) m及びfによりp及びqを解くと次の式が得られる。 p=(1+1/m)f, (8) q=(m+1)f, (9) 及びp+q=(m+1)2f/m. (10) これ等の関係から、与えられた縮倍率に対してレンズ4
2は、1対1の縮倍率に対する位置から次の距離だけ移
さなければならなくなる。 d=(m−1)f (11) レンズ42は、図1で拡大に対しては右方に、縮小に対
しては左方に移る。さらに与えられた縮倍率に対し適正
な全径路長さp+qを得るには、半速走査キャリッジ3
6は全速走査キャリッジ28に対して次の距離だけ右方
に移さなければならない。 y=(m−1)2f/2m (12)
【0052】図10に示すような走査装置18用の制御
回路300は、従来知られている任意適当な形式のプロ
グラムドディジタルコンピュータ302を備えている。
プログラムドディジタルコンピュータ(program
med digital computer)302は、
内部のデータメモリー及びプログラムメモリー(各別に
は示してない)を持つマイクロコンピュータ、又は別個
のプログラムメモリー及びデータメモリーと共にマイク
ロプロセッサを備えている。コンピュータ302は複写
機10及び光学走査装置18の種種の電気機械的装置に
制御信号を送る。これ等の装置には、ドラム電動機24
4、前部持上げソレノイド178、後部持上げソレノイ
ド180及びはずみ車クラッチ278を含む。プログラ
ムドディジタルコンピュータ302は、サーボユニット
310にディジタル出力を供給しはずみ車電動機268
及び走査装置電動機252を制御する。プログラムドデ
ィジタルコンピュータ302には、複写機10及び走査
装置18の種種のセンサからの各回線に入力を設けてあ
る。これ等の回線には、ドラムエンコーダ248からの
回線249と、はずみ車エンコーダ284からの回線2
85と、走査装置エンコーダ264からの回線265
と、全速位置センサ294及び半速位置センサ298か
らの各回線とがある。プログラムドディジタルコンピュ
ータ302は、操作者駆動の縮倍率選択器304からの
入力回線305を受け入れる。縮倍率選択器304は、
0.50ないし1.56の間の選定した縮倍率mを指示
する適当なディジタル信号を生ずる。選択器304から
の回線305のように図10に示した若干の回線は、実
際上多チャンネル回線であるが、これ等の回線は便宜上
単チャンネル回線として示してある。
【0053】図17に示すようにサーボ制御装置310
は、ドラムエンコーダ248により回線249に供給さ
れるパルス入力と共に選択器304から回線305に送
られ選定した縮倍率mを指示する信号に応答する基準ク
ロック390を備えている。当業界にはよく知られてい
るように基準クロック390は、回線305の信号に逆
比例する相対周波数で回線249のパルス入力に同期し
たパルス出力を生ずる。基準クロック390は、ケイル
(Cail)等を発明者とする米国特許第4,332,
461号明細書の図10に示してあるように、当業界に
はよく知られている任意の方法で構成すればよい。基準
クロック390は、そのパルス出力を位相検出器392
の一方の入力に供給する。位相検出器392の他方の入
力ははずみ車エンコーダ284からの回線285から受
ける。当業界にはよく知られているようにして位相検出
器392は、はずみ車電動機268に結合した駆動装置
394に出力を供給する。この出力は、基準クロック3
90及びはずみ車エンコーダ284からの各入力信号間
の位相差に比例する。この構造によってはずみ車電動機
268は、ドラム電動機244に位相鎖錠され、ドラム
表面すなわち光導電体24及び全速走査キャリッジ28
に関連する速度比、すなわち回線305の信号で表わし
た選定した縮倍率mの逆数である速度比で回転する。
【0054】基準クロック390と同様な第2の基準ク
ロック396は、ドラムエンコーダ248の出力回線2
49からのパルス入力と、プログラムドディジタルコン
ピュータ302からの多チャンネル回線398の尺度係
数入力1/Rとを受ける。回線398に逆数が現われる
量Rは、全速走査キャリッジ28に関連する所望の瞬間
走査速度のドラム20の周速に対する比を表わす。基準
クロック396は、回線398の信号により示すように
量Rに比例する相対周波数で、回線249の入力列と同
期する出力パルス列を生ずる。
【0055】基準クロック396は、2入力ANDゲー
ト400aの一方の入力と、2入力ANDゲート400
cの一方の入力とを駆動する。両ANDゲート400
a,400cの他方の入力はそれぞれ、前進走査行程中
に高論理信号を搬送するプログラムドディジタルコンピ
ュータ302からのFWD回線から、又もどり走査行程
中に高論理信号を搬送するプログラムドディジタルコン
ピュータ302からのREV回線から受ける。各AND
ゲート400a,400cは、アップ・ダウン・カウン
タ404のアップ入力及びダウン入力にそれぞれ接続し
た各ORゲート402a,402bに入力を供給する。
各ORゲート402a,402bは又、各ANDゲート
400b,400dから入力を受け取る。ANDゲート
400bは、走査装置エンコーダ264から回線265
を介して一方の入力を受け取り、かつ又プログラムドデ
ィジタルコンピュータ302からのREV回線から第2
の入力を受ける。ANDゲート400dは、走査装置エ
ンコーダ回線265から又プログラムドディジタルコン
ピュータ302からのFWD回線から各入力を受け取
る。アップ・ダウン・カウンタ404は、ディジタルア
ナログ変換器(DAC)406に多チャンネルディジタ
ル出力を送る。変換器406は、走査装置電動機252
に結合した駆動装置408にアナログ出力を送る。
【0056】アップ・ダウン・カウンタ404と、DA
C406と、アップ・ダウン・カウンタ404を駆動す
る各ゲートとは、位相検出器392の機能と同様な機能
を果す。前進走査行程中に、FWD回線は高論理信号を
搬送するが、REV回線は低論理信号を搬送する。従っ
てアップ・ダウン・カウンタ404は、全速走査キャリ
ッジ28の目標位置を指示する基準クロック396から
のパルスに応答してカウントアップし、そして全速走査
キャリッジ28の実際の位置を指示する走査装置エンコ
ーダ264からのパルスに応答してカウントダウンす
る。全速走査キャリッジ28の所望の位置を実際の位置
より、すなわち図1の実際位置の左方に一層前進させる
場合には、DAC406は正の誤差信号を駆動装置40
8に供給する。これに反して全速走査キャリッジ28の
実際位置を所望の位置より一層前進させる場合には、D
AC406は駆動装置408に負の誤差信号を送り、こ
の場合駆動装置408は適当な補正信号を生ずる。
【0057】もどり走査行程中には、REV回線は高論
理信号を搬送するが、FWD回線は低論理信号を搬送す
る。従ってアップ・ダウン・カウンタ404は、回線2
65の実際位置パルスに応答してカウントアップし、又
基準クロック396からの所望位置パルスに応答してカ
ウントダウンする。計数モードのこの逆転によって、ア
ップ・ダウン・カウンタ404はもどり走査行程中にD
AC406に適当な極性の補正信号を送り、走査装置電
動機252の運動を制御する。
【0058】この構造によって走査装置電動機252
は、はずみ車電動機268の場合と同様にしてドラム電
動機244に位相鎖錠される。与えられた縮倍率に対し
公称的に一定の速度で回転するはずみ車電動機268と
は異って、走査装置電動機252は、図11、図12及
び図13に示すように走査サイクルの特定の位相により
定まる速度VSで回転する。一般に走査装置電動機25
2は、プログラムドディジタルコンピュータ302から
のFWD信号及びREV信号の各レベルにより定まる方
向にドラム周速VPと回線398の信号により表わされ
る量R(『傾斜係数』)との相乗積である目標速度VS
で全速走査キャリッジ28を動かす。すなわち加速位相
312の中間点で傾斜係数Rは1/2mであり、走査装
置電動機252は、はずみ車動機268の速度の半分の
瞬間目標速度で駆動される。又公称的に一定の速度位相
314の間に傾斜係数1/mのときは、、走査装置電動
機252は、はずみ車電動機268と同じ目標速度で駆
動される。
【0059】図14には操作の開始時に又は縮倍率を変
えるときに、各走査キャリッジ28,36の相対位置を
再調節するようにプログラムドディジタルコンピュータ
302の追従する動作順序を示す。又図10に示すよう
にルーチンに入るときに[ステップ330]、プログラ
ムドディジタルコンピュータ302は、先ず操作者が選
択器304を使って選定した縮倍率mを得る[ステップ
332]。次で走査長さLを前記した式(2)に従って
自動的に設定する。選定した縮倍率mを表わす選択器3
04からのディジタル信号は又、はずみ車電動機268
を適正な速度に調節するようにサーボ制御装置310に
送る。
【0060】又図2Bと図5、、図6及び図7とに示す
ようにプログラムドディジタルコンピュータ302は、
次でサーボ制御装置310を介して走査装置電動機25
2に適当な信号を送り、半速走査キャリッジ36を各ベ
ルクランク198,200の各持上げアームに隣接する
持上げ位置に動かす[ステップ334]。次でプログラ
ムドディジタルコンピュータ302は、持上げソレノイ
ド178,180を駆動し[ステップ336]、ベルク
ランク198,200を時計回りに回動する。各ベルク
ランク198,200の切欠き210,212は、半速
走査キャリッジ36の持上げピン174,176に係合
し、半速走査キャリッジ36を案内レール72,74か
ら持上げ、半速走査キャリッジ36を、駆動バンド10
0,102から係合をはずす。又図8に示すようにベル
クランク198の時計回りの回動により、ピン242を
図2Bの左方に付勢し、歯車230からブレーキ236
を後退させ歯車230を回転させる。
【0061】次で[ステップ338]、走査装置電動機
252を駆動し、全速走査キャリッジ28を、半速走査
キャリッジ36に対して移動させて、選定した縮倍率に
対し各走査キャリッジ28,36間に適正な間隔を生ず
るようにする。たとえば各走査キャリッジ26,28を
1対1の縮倍率に対し前もって調節したものとすると、
全速走査キャリッジ28は、前記の式(12)で与えら
れる距離yだけ左方に動かされる。各走査キャリッジ2
6,28の相対間隔をこのようにして変えた後、持上げ
ソレノイド178,180を不能化して[ステップ34
0]歯車230をもはや回転しないように拘束し、半速
走査キャリッジ36を駆動バンド100,102に、全
速走査キャリッジ28から適正な間隔にふたたび結合す
る。次で走査装置電動機252を駆動し選定した縮倍率
に対し前記の式(5)により与えられる適正な走査前位
置に動かす[ステップ342]。次でプログラムドディ
ジタルコンピュータ302はルーチンから出る[ステッ
プ344]。
【0062】図14に示した順序中にレンズ42は又、
選定した縮倍率に対し光導電体24から適正な間隔qに
軸線方向に動かす。径路bに沿いレンズ42を移行させ
る特定の装置は本発明の範囲ではない。レンズを動かす
のに使う装置の詳細はベンジョン・ランダ(Benzi
on Landa)等を発明者とする1984年7月6
日付米国特許願第628233号明細書『可変縮倍率複
写機用レンズ及びシャッタ位置決め機構』(特開昭61
−26,034号公報)に記載されている。
【0063】軸116は周期的に駆動され全速走査キャ
リッジ28をその左方限度位置に動かし、各走査キャリ
ッジ端部をふたたび整合させる。図15はこの再整合順
序を行うためにプログラムドディジタルコンピュータ3
02の追従する順序を示す。たとえば全速走査キャリッ
ジ28が不整合になり図2Aで前端部がその後端部の幾
分左方にあるものと仮定する。又図2B、図6及び図9
に示すようにこのルーチンに入ると[ステップ346]
プログラムドディジタルコンピュータ302は、走査装
置電動機252を駆動し、舌状片120ないし126及
び止め片128ないし134により定まる左方限度位置
に隣接する位置に全速走査キャリッジ28を前進させる
[ステップ348]。この点[ステップ350]ではプ
ログラムドディジタルコンピュータ302は、クラッチ
278を付勢し、回転はずみ車276を走査装置駆動別
に結合する。このようにしてバンド100,102及び
駆動プーリ108,112間にすべりを生ずるのに十分
な有効質量を得る。電動機252,268により全速走
査キャリッジ28をその左方限度位置に向い前進させ続
けると、前部限度止め片128,130は、後部舌状片
124,126が後部止め片132,134に達する前
に前部舌状片120,122を阻止する。この場合前部
止め片128,130は、後部止め片132,134が
後部舌状片124,126を阻止するまで、バンド10
0をプーリ108に対して滑動させる。このときには、
互に整合した全速走査キャリッジ28の両端部は、軸1
16に取付けたプーリ108,112に対して滑動す
る。
【0064】このようなすべりを生じさせるのに十分な
時限の経過後に[ステップ352]、クラッチ278を
消勢し、はずみ車276を走査装置駆動列から結合をは
ずし[ステップ354]、走査装置電動機252を駆動
して全速走査キャリッジ28を選定した縮倍率に対し適
正な走査前位置にもどす[ステップ356]。バンド1
00,102はこの手順によってそれぞれプーリ10
8,112に対するもとの整合を失うが、適正な走査前
位置への全速走査キャリッジ28の到達は、位置センサ
294を過ぎる全速走査キャリッジ28のもどり運動を
検出し、次でエンコーダ264により回線265で生ず
るパルスを計数することにより容易に定めることができ
る。もどり行程を終ると、プログラムドディジタルコン
ピュータ302は、再整合ルーチンから出る[ステップ
358]。この再整合ルーチンには、所定の周期的間隔
で、又は所望により全速走査キャリッジ28の各端部の
検出に応答して入る。
【0065】図16には1つ又は複数の走査サイクル中
の走査キャリッジ28,26の運動を制御するために、
プログラムドディジタルコンピュータ302の追従する
ルーチンを示してある。このルーチンに入ると[ステッ
プ360]、プログラムドディジタルコンピュータ30
2は、選定した縮倍率に対し走査装置電動機252に加
速傾斜信号を与え電動機252を適正な走査速度に持来
す[ステップ362]。このことは、サーボ制御装置3
10に高レベルのFWD信号と全速走査キャリッジ28
の位置により徐々に減少する回線398の尺度係数信号
1/Rとを供給することにより得られる。回線265の
エンコーダ信号により定められるように、全速走査キャ
リッジ28が初期走査位置に達したときに[ステップ3
64]、プログラムドディジタルコンピュータ302
は、はずみ車クラッチ278を付勢し、はずみ車276
を走査装置駆動列に結合する[ステップ366]。次で
プログラムドディジタルコンピュータ302は、走査サ
イクルの定速位相314中に基準クロック396に回線
398で、mに等しい尺度係数信号1/Rすなわち1/
mに等しいRを供給し、はずみ車電動機268と同じ速
度で走査装置電動機252を駆動する。
【0066】回線265のエンコーダ信号により定まる
ように、全速走査キャリッジ28がその最終走査位置に
達したときに[ステップ370]、プログラムドディジ
タルコンピュータ302は、はずみ車クラッチ278を
消勢し、はずみ車276を走査装置駆動列から結合をは
ずし[ステップ372]、次でサーボユニット310に
回線398で減速傾斜信号を送り、走査装置電動機25
2、従って走査キャリッジ28,36を一様な減速割合
で減速する[ステップ374]。全速走査キャリッジ2
8が、回線265のエンコーダ信号により定まるように
走査前位置に達するときは[ステップ376]、もどり
走査行程の第1の部分中にプログラムドディジタルコン
ピュータ302は、高レベル信号FWDを止め、そのす
ぐ後で高レベルREV信号を供給し、回線398により
サーボユニット310に加速傾斜信号を送り、各走査キ
ャリッジ28,36を加速する[ステップ378]。全
速走査キャリッジ28が、走査前位置及び走査後位置の
中間の中間走査位置に達したことを検知すると[ステッ
プ380]、プログラムドディジタルコンピュータ30
2は、各走査キャリッジ28,36がその走査前位置に
もどる際に、走査装置電動機252に逆の減速傾斜信号
を送り、走査キャリッジ28,36を停止させる[ステ
ップ382]。全速走査キャリッジ28がその走査前位
置にもどったことを検知すると[ステップ384]、プ
ログラムドディジタルコンピュータ302は、REV信
号を止め、ルーチンから出るか[ステップ388]又は
別の走査を行おうとする場合[ステップ386]には、
このルーチンの初めにもどる。
【0067】電気駆動式でなくて単にはずみ車276に
駆動軸116をオーバーランさせる一方クラッチから成
るはずみ車クラッチ278を使ってもよい。このような
場合には走査装置電動機252は、プログラムドディジ
タルコンピュータ302により制御され、定速位相中に
全速走査キャリッジ28を、はずみ車276の速度Ve
/mをわずかに越える目標速度VSに加速する。はずみ
車276の駆動軸116への結合は、全速走査キャリッ
ジ28の実際速度がはずみ車278の速度に達したとき
に、加速位相312の終りに自動的に行われる。走査装
置電動機252及びはずみ車電動機268の相対トルク
は、定速位相314中に、はずみ車電動機268が、走
査装置電動機252に動力が勝り、その速度をVe/m
に保持するように選定される。はずみ車276の駆動軸
116からの結合はずれは、走査装置電動機252の目
標速度VSが、はずみ車276の速度VP/m以下に低下
したときに減速位相316の初めに自動的に起る。
【0068】図18には全速走査キャリッジ28の各端
部間の不整合を補正する装置の変型を示す。とくに図1
8に示した変型では、各駆動バンド100,102に、
対応する駆動プーリ108又は駆動プーリ112に形成
したくぼみ412に組合う頭部を持つリベット410を
設けてある。すべりによってバンド100又はバンド1
02が、対応するプーリ108又はプーリ112に対し
駆動方向で不整合になると、リベット410の頭部がく
ぼみ412に当たり不整合を補正する。リベット410
は、バンド100,102の長手に沿い、各リベット4
10が走査サイクルの走査前位相312中に、くぼみ4
12に入るように位置させるのがよい。
【0069】図19には駆動プーリ108,110の代
りに、摩擦クラッチ416により駆動軸116に結合し
たプーリ414を使った変型を示してある。駆動プーリ
414を備えたこのような変型による走査装置は、止め
片128ないし134に向い舌状片120ないし126
を駆動することにより誘起するすべりが、バンド10
0,102及び駆動プーリ108,110間でなくてク
ラッチ416の摩擦面間に生ずることを除いて、大体に
おいて前記したようにして動作する。摩擦クラッチ41
6はこのような変型では、はずみ車276が走査装置駆
動列に減速トルクだけを供給し、すべりを誘起するのに
電動機252から利用できる前進トルクがむしろ制限さ
れるから、はずみ車クラッチ278に対し電気駆動クラ
ッチの代りに一方向クラッチを使う場合にとくに望まし
い。
【0070】図1ないし図9に示した本発明の好適とす
る構造では、長方形の横断面を持つ案内レールと駆動バ
ンドとを使うが、他の部片を使ってもよい。すなわち図
20は、プーリ418により支えた平潤な駆動ケーブル
420を駆動バンド100,102の代りに使うと共
に、円筒形案内レール422を案内レール72,74の
代りに使った変型を示す。
【0071】このようにして本発明の目的を達成できる
のは明らかである。本発明走査装置は、可変縮倍率電子
写真複写機に使うのにとくに適している。本発明走査装
置は、高速走査ができ、しかも不規則変動や速度変動を
伴わないで書類を一様な速度で走査する。本走査装置は
各走査キャリッジの各端部を相互に整合した状態に保
つ。
【0072】以上本発明をその実施例について詳細に説
明したが本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の変
化変型を行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明走査装置の1実施例を備えた可変縮倍率
複写機を一部を切欠いて示す縦断面図である。
【図2A】図1に示した複写機の走査装置のそれぞれ左
半分を一部を切欠き一部を断面にして示す拡大正面図で
ある。
【図2B】図1に示した複写機の走査装置のそれぞれ右
半分を一部を切欠き一部を断面にして示す拡大正面図で
ある。
【図3】図1に示した複写機の走査装置の左端部の一部
を切欠き一部を水平断面にして示す拡大平面図である。
【図4】図2Aの4−4線に沿う拡大断面図である。
【図5】図2Bの5−5線に沿う拡大断面図である。
【図6】図1の複写機の走査装置の右後部部分を一部を
切欠いて示す拡大正面図である。
【図7】図1の走査装置の右前部部分の拡大正面図であ
る。
【図8】図2Bの8−8線に沿う拡大断面図である。
【図9】図1の走査装置の右後部分の一部を切欠き一部
を水平断面にして示す拡大平面図である。
【図10】図1に示した複写機の走査装置の制御回路の
ブロック図である。
【図11】図1に示した複写機の1対1の縮倍率モード
における時間の関数としての走査キャリッジ速度の線図
である。
【図12】図1に示した複写機の1対1の縮倍率モード
における種種の走査長さに対する時間の関数としての走
査キャリッジ速度の線図である。
【図13】図1に示した複写機の種種の選定した縮倍率
に対する時間の関数としての走査キャリッジ速度の線図
である。
【図14】操作の開始時又は縮倍率の変更時に各走査キ
ャリッジの位置を調節するように図10に示した制御回
路の追従するルーチンの流れ図である。
【図15】全速走査キャリッジの各端部間の不整合を補
正するように図10に示した制御回路の追従するルーチ
ンの流れ図である。
【図16】走査作用の1つ又は複数のサイクルを経て各
走査キャリッジを前進させるように図10に示した制御
回路の追従するルーチンの流れ図である。
【図17】図10に示した制御回路のサーボ制御ユニッ
トの配線図である。
【図18】図1ないし図9に示した走査装置の駆動バン
ド及びプーリの変型の部分横断面図である。
【図19】図1ないし図9に示した走査装置の駆動プー
リの別の変型の部分正面図である。
【図20】図1及び図9に示した走査装置の円筒形案内
レール及び駆動ケーブルを使った変型の部分平面図であ
る。
【符号の説明】
10 複写機 18 光学走査装置 24 光導電体 28 全速走査キャリッジ(第1の走査エレメント) 36 半速走査キャリッジ(第2の走査エレメント) 72,74 案内レール 100,102 駆動バンド(たわみ性部材) 120,122,124,126 舌状片 128,130.132,134 止め片 142 プーリ 178,180 ソレノイド 186,188 ベルクランク 198,200 上部ベルクランク 252 走査装置電動機 276 はずみ車(質量体) 278 クラッチ 300 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オデット、サジヴ イスラエル国ラマツト・ガン、ハーゲフェ ン・ストリート 27番 (72)発明者 アロン、シュマイザ イスラエル国リシヨン・ル・ズィオン、ピ ンシャソヴィッチ・ストリート 5番 (72)発明者 リチァズ、ジェイ、バーンハウア アメリカ合衆国ニューヨーク州ビンガムタ ン、ステファニー・レイン 2481番 (72)発明者 ピータ、フェーア アメリカ合衆国ニューヨーク州ジァンス ン・シティ、ハリ・エル・ドライヴ 104 番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)第1の走査エレメントと、 (ロ)この第1の走査エレメントを、走査経路に沿って
    移動すように取付ける第1の取付け装置と、 (ハ)第2の走査エレメントと、 (ニ)プーリと、 (ホ)前記第2の走査エレメントに対して回転するよう
    に、この第2の走査エレメントに前記プーリを取付ける
    第2の取付け装置と、 (ヘ)前記第2の走査エレメントを前記経路に沿って移
    動するように、前記第2の走査エレメントを支持するた
    めに、前記プーリを受入れる支持表面と、 (ト)前記第1の走査エレメントに連結した細長いたわ
    み性部材と、 (チ)このたわみ性部材の長さの一部分を、前記プーリ
    の周辺と係合状態に拘束する拘束装置と、 (リ)前記支持表面と前記たわみ性部材とのうちの一方
    から、前記プーリを係合を離脱させる係合離脱装置を備
    え、前記両走査エレメントを、前記経路に沿って移動さ
    せるように、前記たわみ性部材に張力を加える張力付加
    装置と、を備えた、光学式走査装置。
  2. 【請求項2】 前記プーリを、前記支持表面から係合を
    離脱させる係合離脱装置を備えた、請求項1記載の光学
    式走査装置。
  3. 【請求項3】 前記プーリに、前記支持表面と前記たわ
    み性部材とに係合する滑らかな摩擦表面部分を設けた、
    請求項1または2に記載の光学式走査装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の走査エレメントに、回転可能
    に取付けられた第1の歯付きエレメントと、この第1の
    歯付きエレメントにかみ合うように、前記第2の走査エ
    レメントの移動の経路に沿って固定した場所に配置され
    た第2の歯付きエレメントとを備えた、請求項1ないし
    3のいずれか1項に記載の光学式走査装置。
  5. 【請求項5】 前記プーリによって支えられた第1の歯
    付きエレメントと、この第1の歯付きエレメントにかみ
    合うように、前記支持表面に隣接した固定した場所に配
    置された第2の歯付きエレメントとを備えた、請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載の光学式走査装置。
  6. 【請求項6】 前記プーリにより支えられた第1の歯車
    と、この第1の歯車にかみ合うように、前記支持表面に
    隣接した固定した場所に配置された第2の歯車と、この
    第2の歯車を回転しないように拘束する選択的に動作可
    能な動作装置とを備えた、請求項1ないし3のいずれか
    1項に記載の光学式走査装置。
  7. 【請求項7】 前記経路に沿って配置された隔離部材
    と、前記プーリを前記支持表面から隔離するように、前
    記隔離部材を、前記第2の走査エレメントと係合するよ
    うに移動させる移動装置とを備えた、請求項1ないし6
    のいずれか1項に記載の光学式走査装置。
  8. 【請求項8】 前記プーリによって支えられた第1の歯
    車と、この第1の歯車にかみ合うように、前記支持表面
    に隣接した固定した場所に配置した第2の歯車と、この
    第2の歯車を回転しないように拘束する選択的に動作可
    能な第1の動作装置と、前記プーリを案内面から隔離す
    るように、所定場所に設けた隔離装置と、前記第1の動
    作装置を抑制するように、前記支持表面からの前記プー
    リの隔離と同時に動作可能な第2の動作装置とを備え
    た、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光学式走
    査装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の走査エレメントの間
    の間隔を変えるように、前記第2の走査エレメントを前
    記たわみ性部材から係合を離脱させる係合離脱装置を備
    えた、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の光学式
    走査装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の走査エレメントを、前記支
    持表面から隔離するように、前記第2の走査エレメント
    に係合するために、前記第1の走査エレメントにより支
    えられた係合装置を備えた、請求項1ないし8のいずれ
    か1項に記載の光学式走査装置。
JP7095824A 1984-07-06 1995-03-30 光学式走査装置 Expired - Lifetime JP2587397B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US628239 1984-07-06
US06/628,239 US4629310A (en) 1984-07-06 1984-07-06 Optical scanning system for variable-magnification copier

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60146868A Division JPH0799425B2 (ja) 1984-07-06 1985-07-05 光学式走査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0882867A true JPH0882867A (ja) 1996-03-26
JP2587397B2 JP2587397B2 (ja) 1997-03-05

Family

ID=24518067

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60146868A Expired - Lifetime JPH0799425B2 (ja) 1984-07-06 1985-07-05 光学式走査装置
JP7095824A Expired - Lifetime JP2587397B2 (ja) 1984-07-06 1995-03-30 光学式走査装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60146868A Expired - Lifetime JPH0799425B2 (ja) 1984-07-06 1985-07-05 光学式走査装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4629310A (ja)
JP (2) JPH0799425B2 (ja)
CA (1) CA1232936A (ja)
CH (1) CH664634A5 (ja)
DE (1) DE3523445A1 (ja)
FR (1) FR2567286B1 (ja)
GB (1) GB2161288B (ja)
IT (1) IT1185003B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62147164A (ja) * 1985-12-20 1987-07-01 Canon Inc 走査装置
US4796059A (en) * 1987-01-28 1989-01-03 Konica Corporation Image forming apparatus with magnification changing device
DE3703217A1 (de) * 1987-01-30 1988-08-11 Siemens Ag Optische abtasteinrichtung
JPH01209460A (ja) * 1988-02-18 1989-08-23 Toshiba Corp 画像形成装置における光学装置
US5325155A (en) * 1993-05-06 1994-06-28 Eastman Kodak Company Controlling the speed of an image-bearing member using relative states
JPH09325580A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Minolta Co Ltd 画像読取装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2405017A (en) * 1938-08-18 1946-07-30 Ford Instr Co Inc Damping mechanism
US3743274A (en) * 1967-12-31 1973-07-03 Canon Camera Co Drive mechanism for copying machine
US3632203A (en) * 1969-10-31 1972-01-04 Addressograph Multigraph Optical scanner
US3998540A (en) * 1975-11-24 1976-12-21 Xerox Corporation Repositioning system for viewing and projection elements of a reproducing apparatus
US4047444A (en) * 1976-09-10 1977-09-13 Borg-Warner Corporation Synchronous belt and pulley drive
JPS5820428B2 (ja) * 1976-12-14 1983-04-22 キヤノン株式会社 露光光学系の倍率変換装置
JPS5822730B2 (ja) * 1977-01-11 1983-05-11 キヤノン株式会社 原稿走査装置
US4355883A (en) * 1979-10-15 1982-10-26 Savin Corporation Photocopier scanning apparatus
US4332461A (en) * 1979-12-06 1982-06-01 Ibm Corporation Electrical drive for scanning optics in a continuously variable reduction copier
DE3038494A1 (de) * 1980-10-11 1982-05-19 Canon K.K., Tokyo Verfahren und vorrichtung zum zeilenweisen abtasten einer vorlage in einem projektionskopiergeraet
JPS57157269A (en) * 1981-03-24 1982-09-28 Fuji Xerox Co Ltd Driving device for original placing plate
JPS57178272A (en) * 1981-04-25 1982-11-02 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Slit exposure optical device in copying machine
JPS587667A (ja) * 1981-07-08 1983-01-17 Fuji Xerox Co Ltd 任意倍率拡大複写装置
JPS5886571A (ja) * 1981-11-18 1983-05-24 Canon Inc 可変倍複写装置
JPS5891754U (ja) * 1981-12-14 1983-06-21 株式会社リコー 移動光学系の衝撃吸収装置
JPS58193537A (ja) * 1982-05-07 1983-11-11 Fuji Xerox Co Ltd 複写機の走査駆動機構
JPS597941A (ja) * 1982-07-07 1984-01-17 Canon Inc 原稿走査装置
JPS5958426A (ja) * 1982-09-29 1984-04-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複写機
US4500197A (en) * 1983-04-01 1985-02-19 Pitney Bowes Inc. Transport means for flat bed scanner

Also Published As

Publication number Publication date
IT1185003B (it) 1987-10-28
FR2567286A1 (fr) 1986-01-10
JP2587397B2 (ja) 1997-03-05
IT8520764A0 (it) 1985-05-17
CA1232936A (en) 1988-02-16
JPS6132047A (ja) 1986-02-14
GB8511360D0 (en) 1985-06-12
DE3523445A1 (de) 1986-01-16
FR2567286B1 (fr) 1990-08-10
GB2161288A (en) 1986-01-08
US4629310A (en) 1986-12-16
JPH0799425B2 (ja) 1995-10-25
CH664634A5 (fr) 1988-03-15
GB2161288B (en) 1988-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4501490A (en) Copying apparatus
US4500197A (en) Transport means for flat bed scanner
JPH0250468B2 (ja)
JP2587397B2 (ja) 光学式走査装置
US4320954A (en) Drive mechanism for an image transfer type copying apparatus
US4459010A (en) Linear lens array scanning system for a multi-magnification copier
JPH0358118B2 (ja)
US4870448A (en) Original scanning apparatus
EP0193350B1 (en) Optical scanner
US4161359A (en) Apparatus for synchronizing movement between an optical scanning system and an imaging member
JPH0437416B2 (ja)
JP3417229B2 (ja) 光学系駆動装置
US4461565A (en) Optical scanning device
JPH04248536A (ja) 光学ユニットの往復駆動装置
JPS58122562A (ja) 複写機の駆動装置
JPH0423268B2 (ja)
JPH0339786Y2 (ja)
JPS5842456B2 (ja) 複写機等における倍率変更装置
JPH0432664Y2 (ja)
JPH06250292A (ja) 走査装置
JPS6132046A (ja) 走査光学系駆動装置
JPS63280235A (ja) 原稿走査装置
JPS62220943A (ja) マイクロフイルム・リ−ダ・プリント装置
JPH09270887A (ja) 画像読み取り装置
JPS60185943A (ja) リ−ダ−プリンタ−

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term