JP3417229B2 - 光学系駆動装置 - Google Patents

光学系駆動装置

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JP3417229B2
JP3417229B2 JP25974496A JP25974496A JP3417229B2 JP 3417229 B2 JP3417229 B2 JP 3417229B2 JP 25974496 A JP25974496 A JP 25974496A JP 25974496 A JP25974496 A JP 25974496A JP 3417229 B2 JP3417229 B2 JP 3417229B2
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典幸 神保
亮 高須
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ミノルタ株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors of the kind having motors rotating step by step
    • H02P8/04Arrangements for starting

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ等の光学
系の駆動装置、特に複写機等の原稿読取部に使用する光
学系駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ミラースキャン方式の複写機な
どにおいては、その原稿読取部のプラテンガラスに原稿
を載置し、当該プラテンガラスの下方に設けられた光学
系(スキャナ)を所定の駆動装置で原稿面と平行に移動
させることにより、当該原稿の画像を光学的に読み取る
ようにしている。
【0003】この際、スキャナの移動速度(走査速度)
や読取り開始のタイミングが不安定であると、再生画像
に乱れが生じ、高品質な画像形成が望めない。そこで、
スキャナの駆動装置の駆動源としてパルスモータを使用
し、パルス制御により当該スキャナの走査速度および読
取位置などの制御を正確に行うようにしている。しかし
ながら、従来の駆動装置においては、パルスモータ立ち
上げ時におけるパルスモータの加速を等加速度で行って
いたため、一定速度(走査速度)に達したときにスキャ
ナに振動が発生するといった問題点があった。即ち、図
10(a)に、実線Qで示すように等加速度でパルスモ
ータを立ち上げると、実際のスキャナの移動速度は、破
線で示す曲線Pのようになり、パルスモータが一定速度
Vcに移行したときに、スキャナのオーバーシュートが起
こり、その結果、振動が発生していた。このオーバーシ
ュートは、パルスモータからスキャナに至る動力伝達機
構が、ワイヤー、タイミングベルト及びテンションスプ
リング等の部材で構成され、これら部材の弾性を完全に
排除するのは困難であるので、光学系の加速中に当該部
材に緊張が蓄積し、一定速度に移行したときに、それま
で蓄積された緊張が一気に発散されるために生じるもの
である。そして、このオーバーシュートに起因する振動
が、画像読み取り精度に悪影響を与えて、画像ブレが生
じてしまう結果となっていた。
【0004】このような問題を回避するため、例えば、
特公平2ー58626号公報には、図10(b)の実線
Rに示すように、スキャナが定速度に達する手前で減速
領域を設けることにより、定速度に達したときのオーバ
ーシュートの発生を防止し、振動が生じないようにする
技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術によれば、一定速度に達したときの振動の発生
を除去することができるものの、一定速度に達する手前
で減速領域が設けられていることにより、この減速時
に、スキャナからの慣性力が動力伝達機構を介してパル
スモータに働くこととなる関係上、この慣性力に耐える
ために、勢いモータが大型化(高トルク化)せざるをえ
ず、省スペース化に反すると共に、コストアップを招く
といった不都合が生じることとなる。
【0006】本発明は、上記した課題に鑑み、モータを
大型化することなく、光学系の振動を効果的に防止する
ことができる光学系駆動装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る光学系駆動装置は、往復動が可能な光
学系を所定の移動速度に達するまで加速させ、該光学系
を該所定の移動速度で移動させる事で原稿読取位置にあ
る原稿を走査する原稿読取部に用いられる光学系駆動装
置であって、前記光学系を動力伝達機構を介して駆動す
るモータと、前記光学系が前記所定の移動速度に達する
までの正の加速区間の内、加速度が増加する区間に、前
記モータの加速度を一時的に緩和する加速度緩和区間を
有するように、前記モータを駆動制御するモータ駆動制
御手段を備えたことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記モータ駆動制御手段
が、さらに、前記所定の移動速度から減速される負の加
速区間中においても、前記加速度緩和区間を有するよう
に、前記モータを駆動制御することを特徴とする。さら
に、本発明は、前記モータ駆動制御手段が、モータを一
定速度に制御して加速度を緩和することを特徴とする。
また、本発明は、前記正の加速区間は、モータの加速度
が増加する第1の区間、モータの加速度が一定となる第
2の区間、およびモータの加速度が減少する第3の区間
がこの順に現れる区間を少なくとも含み、前記モータ駆
動制御手段は、前記第1の区間に前記加速度緩和区間を
有するように前記モータを駆動制御することを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光学系駆動装
置の実施の形態を、アナログ式の複写機に適用した場合
について説明する。 (1)アナログ式複写機全体の構成 まず、当該アナログ式複写機(以下、単に「複写機」と
いう。)の全体の構成を図1により説明する。
【0010】同図に示すように、この複写機は、原稿自
動搬送装置10と、原稿読取部30と、プリンタ部50
と、給紙部70とからなる。原稿自動搬送装置10は、
複数の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部30に送る装
置であって、原稿給紙トレイ11に載置された原稿は、
給紙ローラ12、捌きローラ13、捌きパッド14によ
り1枚ずつ分離されてガイド15に沿って下方に送ら
れ、さらにレジストローラ16および搬送ベルト17に
よって、プラテンガラス22上に設定された所定の原稿
読取位置まで搬送される。
【0011】原稿読取位置に搬送された原稿は、原稿読
取部30によりその画像を読み取られた後、再び、搬送
ベルト17により図の右方向に送られ、排紙ローラ18
を経て原稿排紙トレイ19上に排出される。この原稿の
裏面も読み取る場合には、切換爪20により原稿の搬送
路を反転ローラ21方向に切り換え、当該反転ローラ2
1により原稿を反転させて再びプラテンガラス22方向
へ移送し、さらに搬送ベルト17により当該プラテンガ
ラス22の上記原稿読取位置まで搬送する。
【0012】そして、当該原稿の裏面が原稿読取部30
により読み取られると、搬送ベルト17が駆動して原稿
が図の右方向に搬送され、上述の排紙動作によって原稿
排紙トレイ19上に排出されると共に、原稿給紙トレイ
11に載置された次の原稿が原稿読取位置まで送られる
ようになっている。原稿読取部30には、プラテンガラ
ス22の下方をパルスモータ36(図2参照)の駆動に
より図の矢印方向に移動する第1スライダーユニット
(スキャナ)31がある。この第1スライダーユニット
31には、露光ランプ311とこの露光ランプ311の
照射による原稿からの反射光をプラテンガラス22に平
行な方向に反射する第1ミラー312が設置され、この
反射光はさらに第2、第3ミラー321、322を介し
て変倍用レンズ35に入射され、さらに第4、第5ミラ
ー331、332および第6ミラー34を介して、感光
体ドラム51の表面を露光走査する。
【0013】この感光体ドラム51は、上記露光を受け
る前にクリーニング部52で感光体表面の残留トナーを
除去され、さらにイレーサランプ(図示せず)の照射を
受けて除電された後、帯電チャージャ53により一様に
帯電されており、このように一様に帯電した状態で上記
露光を受けると、感光体ドラム51表面に静電潜像が形
成される。
【0014】現像器54には、黒色トナーとキャリアの
2成分からなる現像剤が収納されており、トナーを供給
して感光体ドラム51表面に形成された上記静電潜像を
現像してトナー像を形成する。一方、給紙部70には、
2つの用紙カセット71、72が設けられており、これ
らのカセットに積載された複写紙のサイズは、光電式の
用紙サイズ検出センサSE1、SE2によって検出され
る。
【0015】そして、上述の感光体ドラム51の露光お
よび現像の動作を同期して、必要なサイズの複写紙が、
用紙カセット71、72のいずれかから、給紙ローラ7
11もしくは712の駆動により給紙され、感光体ドラ
ム51の下方で当該感光体ドラム51の表面に接触し、
転写チャージャ55の静電力により、感光体ドラム51
表面に形成されているトナー像が当該複写紙表面に転写
される。
【0016】その後、複写紙は、分離チャージャ56に
よって感光体ドラム51の表面から引き剥がされ、搬送
ベルト57により定着部60に搬送される。複写紙上の
トナー粒子は、不安定な状態であるので、上記定着部6
0において内部にヒータを備えた定着ローラ61で加熱
しながら押圧することにより、トナー粒を溶融付着させ
て定着させる。定着後の複写紙は、排出ローラ62によ
り排紙トレイ63上に排出される。
【0017】なお、複写機前面の操作しやすい位置に
は、操作パネル90(図1の破線)が設置されている。
この操作パネルは、コピー開始を指示するためのコピー
スタートキーやコピー枚数設定用のテンキーなどの各種
の入力キーのほか、当該設定された内容を表示する表示
部などを備えている。図2は、上記原稿読取部30の駆
動部分の構造を示す斜視図である。この原稿読取部30
は、第1スライダーユニット31、第2スライダーユニ
ット32、第3スライダーユニット33を備えており、
各スライダーユニットは、その両端部において、副走査
方向(矢印A方向)に配設されたレール(図示せず)に
よって摺動可能に保持されている。
【0018】第1スライダーユニット31は、上述のよ
うにスキャナとして作用するものであって、露光ランプ
311、第1ミラー312およびこれらを保持する第1
スライダー313とからなり、第2スライダーユニット
32は、第2ミラー321、第3ミラー322およびこ
れらのミラーをそのミラー面が90度をなす状態で保持
する第2スライダー323とからなる。同様に、第3ス
ライダーユニット33も、第4ミラー331、第5ミラ
ー322およびこれらのミラーをそのミラー面が90度
をなす状態で保持する第3スライダー323とからな
り、これらのミラー312、321、322、331、
332相互の位置関係は、図1に示す通りであって、第
6ミラー34と合わせて、露光ランプ311の原稿面か
らの反射光を感光体ドラム51の表面に導くように配設
される。
【0019】次に、前記第1スライダーユニット31、
第2スライダーユニット32を往復動させるための駆動
機構について説明する。この駆動源としてパルスモータ
36が利用されており、当該パルスモータ36は、ピニ
オン361、平歯車371を介して、図示しない軸受け
部によって回転自在に保持されたシャフト37を回転駆
動する。このシャフト37の両端部にはプーリ372、
プーリ372’が同軸上に固着されており、シャフト3
7の回転と共に回転する。これらのプーリ372,37
2’と副走査方向の反対側に設けられたプーリ39,3
9’の間には、それぞれワイヤー38,38’が掛け渡
されており、各ワイヤー38,38’の途中に、第1ス
ライダーユニット31の端部が固定されている。
【0020】一方、第2スライダー313の両側面に
は、2つのプーリ対40,41および40’,41’が
軸支されており、これらのプーリ40,41,40’,
41’に上記ワイヤー38,38’が図に示すような状
態で掛け渡されている。ワイヤー38,38’の一端
は、固定ピン42,42’により原稿読取部30本体に
固定されており、またその他端は、ネジリコイルバネ4
3、43’の一旦に固定されて、ワイヤー38,38’
に適当な張力を与えるようになっている。
【0021】このような構成において、パルスモータ3
6を回転駆動させると、プーリ372,372’を介し
てワイヤー38、38’が移動し、これに追随して第1
スライダーユニット31および第2スライダーユニット
32が移動する。このとき、プーリ40,41,4
0’,41’が動滑車の役目を果たすため、第2スライ
ダーユニット32は、第1スライダーユニット31に対
してその1/2の速度で同一方向へ移動することにな
る。
【0022】これにより、第1スライダーユニット31
が原稿走査のため移動しても、当該第1のミラー312
から変倍用レンズ35までの光路長が一定に保たれ、変
倍用レンズ35による結像位置を常に感光体ドラム51
の表面に維持することができる。なお、第1スライダー
ユニット31による原稿走査が終わると、パルスモータ
36を逆回転させて元の走査開始位置に復帰させる。こ
のとき第2スライダーユニット32も追随して元の位置
に復帰する。
【0023】また、図中の44は、変倍用レンズ35お
よび第3スライダーユニット33を移動させて拡大倍率
を変えるための駆動モータである。この駆動モータ44
の回転は、図示しない動力伝達機構を介してプーリ45
と変倍用カム46に伝えられ、それぞれを所定の回転速
度で回転駆動する。プーリ45と、副走査方向の沿って
設けられた他のプーリ(図示せず)にはワイヤー451
が掛け渡され、ワイヤー451の途中には、変倍用レン
ズ35を載置したレンズ取付台351が固着される。こ
のレンズ取付台351は、図示しないスライド機構によ
り副走査方向に移動可能であって、プーリ45の回転動
作に伴ってワイヤー451と共に移動し、これにより上
記第1ミラー312(正確には原稿面)と変倍用レンズ
35との光路長を変化させ、再生画像の倍率を変化させ
るようになっている。
【0024】また、第3スライダー333の奥側の側面
には、副走査方向に延びるアーム部材334が付設され
ており、このアーム部材334の先端部には、上記変倍
用カム46の外周面に当接する当接部材335が固定さ
れる。一方、引張りバネ336がアーム部材334を矢
印B方向へ付勢しているので、当接部材335が常に変
倍用カム46の外周に当接することになり、当該変倍用
カム46の回転に連れてアーム部材334および第3ス
ライダー333が所定量変移する。
【0025】これにより、変倍用レンズ35の移動に同
期して第3スライダーユニット33が必要量変移するこ
とになり、変倍用レンズ35から感光体ドラム51まで
の光路長が適切に調整されて、当該感光体ドラム51の
表面に常に原稿画像が結像され、倍率の変更が容易にな
される。 (2)制御部100の構成 次に上記複写機内部に設置される制御部100の構成を
図3のブロック図により説明する。
【0026】この制御部100は、5個のCPU101
〜105を中心として構成され、各CPU101〜10
5には、それぞれの制御に必要なプログラムを格納した
ROM111〜115およびプログラム実行時のワーク
エリアとなるRAM121〜125が設けられている。
各CPU101〜105は、データバス150、152
およびシリアルI/O151を介して接続されており、
割り込み制御により相互にデータやコマンドの授受を行
なうことができる。また、各CPU101〜105は、
装置本体に電源が投入されると、それぞれのROMに格
納された初期化プログラムを読み出して、内部のレジス
タやRAMを初期化して初期設定すると共に、内部タイ
マにより計時を開始して、各ルーチンの時間が所定時間
内となるように監視するようになっている。
【0027】以下、制御部100各部の構成およびその
動作を、操作者の操作パネル90へのキー入力を受け付
けて、原稿を読み取り、当該画像データを処理して印字
に至るまでの順に従って説明する。CPU101は、操
作パネル90からの指示内容を各CPUに伝えると共
に、操作パネル90の表示内容を制御する。すなわち、
ROM111に格納された制御プログラムに基づき、操
作パネル90の各種操作キーからの信号をI/Oポート
131を介して各CPUに送信し、またI/Oポート1
41を介して他のCPUから受信した情報に基づき操作
パネル90の表示部における表示内容を制御する。
【0028】操作パネル90から必要なモードを設定し
てコピー開始の指示がなされると、CPU102により
原稿自動搬送装置10の動作が制御され、原稿が原稿読
取部30のプラテンガラス22上に搬送される。すなわ
ち、CPU102は、ROM112に格納された制御プ
ログラムに基づき、操作パネル90からのコピー開始の
指示を受けると、まず、図示しない光電センサにより原
稿給紙トレイ11上の原稿の有無を確認し、その存在を
確認すると、原稿自動搬送装置10の各ローラや搬送ベ
ルト17を前述のように駆動制御して原稿をプラテンガ
ラス22の原稿読取位置まで送る。
【0029】このようにして原稿が原稿読取位置まで送
られると、CPU102は、CPU105にその旨を連
絡し、これによりCPU105はタイミングを取ってC
PU103にスキャン要求を送る。CPU103は、上
記スキャン要求を受けて、原稿読取部30における原稿
読取り走査を制御する。すなわち、ROM113から上
記制御に必要なプログラムを読み出して、これに基づき
タイミングを取りながら各種の制御信号を発し、露光ラ
ンプ311をオンにすると共にI/Oポート133を介
して後述するスキャナ駆動回路200に制御信号を発し
て、パルスモータ36の回転を制御し、上述の第1スラ
イダーユニット31を所定の走査速度で移動させて原稿
を走査する。そして、当該原稿を読み取った後は、速や
かに当該第1スライダーユニット31を走査開始位置ま
で復帰させる。
【0030】なお、操作者が操作パネル90から予め倍
率を指定している場合には、上記原稿走査に先立ち、I
/Oポート143を介して倍率駆動回路に制御信号を与
え、これにより駆動モータ44を駆動して、所定の倍率
が得られるように変倍用レンズ35および第3スライダ
ーユニット33を変移させておく。このような走査動作
によって得られた原稿の画像は、上述の原稿読取部30
の光学系により、所定の周速度で回転する感光体ドラム
51の表面に結像して静電潜像を形成し、CPU104
の印字制御の下に上記電子写真プロセスが実行され複写
紙上に画像が形成される。
【0031】すなわち、ROM114には、当該印字制
御のプログラムが格納されており、CPU104は、こ
のプログラムを読み出して、I/Oポート144を介し
てメインモータMの回転や、この回転を感光体ドラム5
1や搬送ベルト57のローラなどの回転軸に伝達するク
ラッチ機構(図示せず)のON/OFF動作を制御し
て、複写紙への印字を実行する。
【0032】この際、CPU104にはI/Oポート1
34を介して作像系の各種センサの検出信号が入力さ
れ、例えば、感光体ドラム51へのトナーの付着量を検
出する濃度検出センサのほか、温度センサや湿度センサ
などの検出信号(これらのセンサは、いずれも図示して
いない)により、帯電チャージャ53や転写チャージャ
55などの出力を調整して最適な再現画像が得られるよ
うに制御し、また、用紙サイズ検出センサSE1、SE
2からのサイズ検出信号により、用紙カセット71、7
2を適切に選択して給紙動作を制御し、あるいは、図示
しない紙詰まり検知センサからの検出信号により紙詰ま
りを検知して、CPU101を介して操作パネル90の
表示部にその旨を表示させる。
【0033】なお、上述の各CPU101〜104にお
ける制御動作は、全てCPU105によってタイミング
を取りながら制御されるようになっており、CPU10
5は、当該ROM115から必要な制御プログラムを読
み出して、内部タイマーにより時間を管理しながら、全
体の処理ルーチンを統一的に行わせ、上述のコピー動作
が円滑に行えるように制御する。 (3)スキャナ駆動回路200の構成 図4は、上述のCPU103からの制御信号に基づき、
パルスモータ36を駆動制御して、第1スライダーユニ
ット31や第2スライダーユニット32を目的通り移動
させるためのスキャナ駆動回路200のブロック図であ
る。
【0034】同図に示すように、このスキャナ駆動回路
200は、CPU103からの制御信号に基づいて、パ
ルスモータ36の各相の励磁の順序を決定し励磁回路に
励磁信号を出力する分配回路201と分配回路201か
らの励磁信号に基づきパルスモータ36の各相の励磁を
行う励磁回路202とからなる。また、パルスモータ3
6は2相式であって、そのステータコイルはA相、B
相、C相およびD相からなる。
【0035】CPU103より出力される速度設定信号
は、パルスモータ36の回転動作を指示するためパルス
信号で与えられる。なお、1秒当たりに発生させるパル
ス信号の数、即ち、パルス信号の周波数をパルスレート
と呼び、pps(pulse persecond)で表し、高速時ほ
ど当該パルスレートの値が高くなる。また、回転方向設
定信号は、「H」、「L」のレベル信号として与えら
れ、例えば、「L」レベルのとき時計回りの回転(C
W)、「H」レベルのとき反時計回りの回転(CCW)
として制御される。
【0036】分配回路201は、パルスモータを所定方
向に回転させるべく、図5に示すような励磁信号を発生
して、励磁回路202に出力する。なお、図5(a)は
2相励磁方式による励磁パターンを、図5(b)は1ー
2相励磁方式による励磁パターンを示す。このようにし
て、分配回路201は、2相励磁または1ー2相励磁の
ための基本的な励磁信号を生成するが、これらの周期
は、速度設定パルス信号のパルスレートの値が大きいほ
ど(すなわち必要な回転速度が速いほど)短くなる。
【0037】なお、本実施の形態では、光学系を原稿走
査方向に移動させるときは、1ー2相励磁で、走査開始
位置へ復帰させるときは2相励磁でパルスモータ36を
駆動させる。走査時には、画像の分解能を上げるために
微小ピッチ送りをし、復帰時には、1ー2相励磁より高
トルクとなる2相励磁によって高速回転させ、復帰時間
を短くするためである。
【0038】励磁回路202は、励磁信号に従って、パ
ルスモータ36を駆動する。続いて、上述のようなスキ
ャナ駆動回路200により制御されるパルスモータ36
の回転動作を、図6のタイミングチャートに基づいて説
明する。同図において横軸は時間軸を示し、縦軸はパル
スモータ36の回転方向および回転速度を示す。このタ
イミングチャートに示すようにパルスモータ36の回転
動作は、第1スライダーユニット31が停止状態から原
稿走査速度に加速し(走査立ち上げ)、当該走査速度を
維持し(原稿走査)、走査終了後減速して停止し(走査
立ち下げ)、その後、走査開始位置に戻るため、移動方
向を逆転させて加速し(復帰立ち上げ)、高速で復帰し
(復帰)、原稿開始読取位置近くになると速度を落とし
て停止する(復帰立ち下げ)ように制御される。また、
同図に示すように、加速時及び減速時においては、パル
スモータの回転速度が全体として緩やかなS字状に変化
するように制御される(以下、このような制御を「S字
制御」という)。
【0039】このような運転制御のパターンがROM1
13(図3)に格納されおり、CPU103は、CPU
104からスキャン要求があると当該プログラムを読出
して制御を実行する。ここで、走査立ち上げ時のパルス
モータ36の回転動作制御の詳細について図7に基づい
て説明する。
【0040】同図において、横軸は時間軸を示し、縦軸
は上述のパルスレート(回転速度に相当)を示す。この
タイミングチャートに示すように、走査立ち上げ時に
は、パルスモータの回転速度を、各パルスレートで所定
時間保持しつつ、そのパルスレートを次第に増加させ
て、走査速度に対応する回転速度まで上昇させる。この
間に、第1スライダーユニット31が停止状態から原稿
走査速度に加速される。本実施の形態では、立ち上げ開
始からほぼ0.075秒で走査速度に達している。
【0041】既述したように、従来であれば、この加速
中に、パルスモータから第1スライダーユニット31に
至る動力伝達機構を構成する部材の内、特にワイヤーに
緊張が蓄積し、原稿走査速度に達して、定速領域に移行
すると、蓄積された緊張が一気に発散されて、光学系の
オーバーシュートを引起し、これが原因で、光学系に振
動が生じていた。
【0042】ところが、本実施の形態では、加速途中に
一時的に、一定速度領域91、即ち、特定のパルスレー
トを保持する時間を、その前後の他のパルスレートの保
持時間よりも長い目にとった領域を設け、加速度を緩和
することにより、それまで蓄積されていたワイヤーの緊
張をほぼ解消することができ、原稿走査速度に達したと
きのオーバーシュートを低減できる。また、従来技術の
ように、減速領域を設けるのではなく、一定速度領域と
しているので、パルスモータに掛かる負荷も少なく、モ
ータを大型化することなくオーバーシュートの防止が実
現できる。
【0043】なお、本実施の形態では、区間Cが一定速
度領域91となっており、表1に、区間C及びその前後
の4区間A,B,D,Eにおけるパルスレート(pp
n)、パルス数(N)、区間時間N/pps(秒)の詳
細を示す。
【0044】
【表1】 ここで、パルスレートは上述した通りであり、パルス数
はその区間で発するパルス信号の数であり、区間時間は
前記パルス数分のパルスを発するのに要する時間であ
る。本表に示すように、区間Cにおいて、10パルス分
の時間が割り当てられており、したがって、3パルス分
の時間しか割り当てられていない前後の区間時間(N/
pps)に比べて、区間Cだけが長くなっている。
【0045】このような加速度緩和区間を設けるのは、
それまでに生じたワイヤーの緊張を発散させるのが目的
であるから、当該区間を設ける位置は、原則として、S
字制御のどの位置でもよいが、次述するように位置を特
定するとさらに振動の防止に寄与することができる。す
なわち、S字制御により加速させると、加速度が一定で
はなく、低加速度から高加速度に移行するときに大きく
加速度が変化することとなる。その際、ワイヤーに大き
な緊張が発生して、僅かながらこれによるより戻しが発
生する場合がある。以下、この点について説明する。
【0046】図8(a)に、従来の一般的なS字制御の
様子を示す。同図において、横軸は時間軸を示し、縦軸
はパルスレート(回転速度に相当)及び光学系の速度を
示す。なお、図中の実線が、パルスレートの変化の様子
を表しているが、実際には図7のように階段状となると
ころを、便宜上、曲線で示している。当該実線で示すよ
うに、区間Hは起動初期において立ち上げをスムーズに
行うため、所定の間、起動パルスレートを保持する区間
であり、区間Jは走査パルスレート到達目標時間を達成
するために直線的に加速した区間であり、区間Iは、区
間Hから区間Jの加速度に移行させるために加速度を大
きく変化させた区間であり、区間Kは、走査パルスレー
トに達する手前でパルスレートの変化を区間Jよりも少
なくして、なめらかに区間L(速度一定区間)に移行さ
せるための区間である。このように、立ち上げの初期と
後期が緩やかになるS字カーブ状(S字制御)とするこ
とにより、加速を終了して、一定速度に移行した際に生
じるオーバーシュートをある程度低減することが可能と
なる。一方、本図に示すように、区間Hから区間Jに移
行させるため、区間Iで加速度を大きく変化させている
ので、その間、光学系はその慣性のため、パルスモータ
の速度に追従することができず、その結果、動力伝達機
構中の主にワイヤーに僅かな伸びが生じる。そして、区
間Jに移行した直後に、伸びたワイヤーが元に戻ろうと
して縮むため、光学系は、パルスモータが駆動しようと
する速度よりも速い速度で移動し、最高速度に達して、
ワイヤーが縮みきると、再び、パルスモーターからの駆
動力で移動を開始する。したがって、このとき、光学系
の移動速度は、図8(a)の破線中、矢印Vで示すよう
な挙動(振動)となる。この振動が、読み取り走査時ま
で残り、読み取り精度に悪影響を与えてしまうことにな
る。
【0047】ここで、図8(b)に示すように、加速度
が大きく変化する区間I中に、適当なタイミングで加速
度緩和区間Mを設け、加速度が大きく変化する間に蓄積
されるワイヤーの伸びを一旦解消することにより、上述
した振動を低減することができる。加速度緩和区間Mを
設けるタイミングとしては、区間Iの初期では、まだそ
れほどワイヤーに伸びが蓄積しておらず、区間Iの後期
では、ワイヤーに伸びが蓄積しきってしまているため、
区間Iの中央部が好ましい。この最適なタイミングは、
当該区間Iでの加速度変化の大きさ、ワイヤー等の弾性
率、スキャナー等の質量などにより若干異なるが、実験
により求め得るものである。
【0048】以上では、読み取り走査直前の走査立ち上
げである正の加速区間中に加速度緩和区間91を設け
て、原稿走査速度に達したときのオーバーシュートを防
止することについて説明したが、同じことは、加速区間
のみならず減速区間においても生ずる(アンダーシュー
トの発生)ので、本実施の形態においては、図6に示す
ように、走査立ち上げ区間、走査立ち下げ区間、復帰立
ち上げ区間、復帰立ち下げ区間の4区間全部に加速度緩
和区間(91,92,93,94)を設けて、振動防止
の徹底を図っている。ここで、負の加速区間である走査
立ち下げ区間におけるパルスモータ36の回転動作制御
の内容の一例を図9に示す。同図においても、図7と同
様、横軸は時間軸を、縦軸はパルスレートを示す。本図
に示すように、走査立ち下げ開始からほぼ0.033秒
で走査立ち下げが終了している。この間に、一定速度領
域92を設けて、立ち下げ終了後に発生するアンダーシ
ュートの防止を図っている。本例では、区間C’が一定
速度領域92となっており、表2に、区間C’及びその
前後の4区間A’,B’,D’,E’におけるパルスレ
ート(ppn)、パルス数(N)、区間時間N/pps
(秒)の詳細を示す。
【0049】
【表2】 本表に示すように、区間C’において、5パルス分の時
間が割り当てられており、したがって、3パルス分の時
間しか割り当てられていない前の区間時間(N/pp
s)及び2パルス分の時間しか割り当てられていない後
の区間時間(N/pps)に比べて、区間C’だけが長
くなっている。
【0050】なお、本実施の形態では、一定速度領域を
もうけて加速度を緩和させたが、これに限らず、加速度
がその前後の加速度よりも小さな加速度となるような領
域を設けて、加速度を緩和させることとしてもよい。ま
た、本実施の形態では、加速区間中に設ける加速度緩和
区間を1箇所としたが、複数箇所に設けてもよいことは
言うまでもない。
【0051】さらに、本実施の形態では、S字制御を実
行し、その途中に加速度緩和区間を設けたが、従来のよ
うに、等加速度制御とし、その途中に加速度緩和区間を
設けても、オーバーシュート防止の為の効果を得ること
ができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、光学系が所定の移動速度に達するまでの正の加速区
間の内、加速度が増加する区間において、光学系を駆動
するモータの加速度が一時的に緩和されるので、それま
での加速中にモータから光学系に至る動力伝達系におい
て蓄積された変形が一旦ほぼ解消されることとなる関係
上、前記所定の移動速度に達したときの前記動力伝達系
において蓄積されている変形量が少なくなるので、前記
所定の移動速度に達したときに生じる振動を効果的に防
止できる。さらに、加速度を緩和させるだけなので、光
学系の慣性によって当該モータにかかる負荷もすくない
ため、モータを大型化することなく実現できる。
【0053】また、前記所定の移動速度から減速される
負の加速区間中においても、光学系を駆動するモータの
加速度が一時的に緩和されるので、それまでの加速中に
モータから光学系に至る動力伝達系において蓄積された
変形が一旦ほぼ解消されることとなる関係上、減速終了
時において前記動力伝達系に蓄積されている変形量が少
なくなるので、減速後に生じる振動を効果的に防止でき
る。
【0054】さらに、モータの速度を一定速度にするこ
とにより加速度が一時的に緩和されるので、それまでの
加速中に蓄積された変形がより多く解消されることとな
り、所定の移動速度に達したとき又は所定の移動速度か
らの減速後に生じる振動をさらに効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学系駆動装置を適用したアナロ
グ式複写機の全体の構成を示す図である。
【図2】上記複写機の原稿読取部の駆動部分の構成を示
す図である。
【図3】上記複写機内部に設置される制御部のブロック
図である。
【図4】上記制御部におけるスキャナ駆動回路のブロッ
ク図である。
【図5】(a)は、2相励磁方式における、各相に対す
る励磁信号の変化を示す図である。(b)は、1ー2相
励磁方式における、各相に対する励磁信号の変化を示す
図である。
【図6】走査立ち上げから復帰立ち下げに至るまでのパ
ルスモータの回転動作を示す図である。
【図7】走査立ち上げの際のパルスモータの回転動作の
一例を示す図である。
【図8】(a)は、パルスモータの速度を、S字カーブ
状に立ち上げた際の、当該パルスモータの速度と光学系
の速度との関係を示す図である。(b)は、上記S字カ
ーブ状に立ち上げる際に、加速度緩和区間を設けたとき
の、当該パルスモータの速度と光学系の速度との関係を
示す図である。
【図9】走査立ち下げの際のパルスモータの回転動作の
一例を示す図である。
【図10】従来技術における、パルスモータの回転動作
と光学系の移動速度との関係を示す図である。
【符号の説明】
10 原稿自動搬送装置 30 原稿読取部 31 第1スライダーユニット 32 第2スライダーユニット 33 第3スライダーユニット 36 パルスモータ 50 プリンタ部 100 制御部 200 スキャナ駆動回路 201 分配回路 202 励磁回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−76854(JP,A) 特開 昭56−75672(JP,A) 特開 平2−298934(JP,A) 特開 平2−211080(JP,A) 特開 平1−293357(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/04 G03B 27/50 H04N 1/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動が可能な光学系を所定の移動速度
    に達するまで加速させ、該光学系を該所定の移動速度で
    移動させる事で原稿読取位置にある原稿を走査する原稿
    読取部に用いられる光学系駆動装置であって、前記光学系を動力伝達機構を介して駆動するモータと、 前記光学系が前記所定の移動速度に達するまでの正の加
    速区間の内、加速度が増加する区間に、前記モータの
    速度を一時的に緩和する加速度緩和区間を有するよう
    に、前記モータを駆動制御するモータ駆動制御手段を備
    えたことを特徴とする光学系駆動装置
  2. 【請求項2】 前記モータ駆動制御手段は、 さらに、前記所定の移動速度から減速される負の加速区
    間中においても、前記加速度緩和区間を有するように、
    前記モータを駆動制御することを特徴とする請求項1記
    載の光学系駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ駆動制御手段は、 モータを一定速度に制御して加速度を緩和することを特
    徴とする請求項1または2記載の光学系駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記正の加速区間は、モータの加速度が
    増加する第1の区間、モータの加速度が一定となる第2
    の区間、およびモータの加速度が減少する第3の区間が
    この順に現れる区間を少なくとも含み、 前記モータ駆動制御手段は、前記第1の区間に前記加速
    度緩和区間を有するように前記モータを駆動制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の光学系駆動装置。
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