JPH0879033A - リモコン送信用半導体装置 - Google Patents

リモコン送信用半導体装置

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JPH0879033A
JPH0879033A JP21224294A JP21224294A JPH0879033A JP H0879033 A JPH0879033 A JP H0879033A JP 21224294 A JP21224294 A JP 21224294A JP 21224294 A JP21224294 A JP 21224294A JP H0879033 A JPH0879033 A JP H0879033A
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JP
Japan
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key
input
key input
signal
oscillation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21224294A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Hashimoto
庸幸 橋本
Junichi Nakama
順一 中間
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Publication of JPH0879033A publication Critical patent/JPH0879033A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明のリモコン送信用半導体装置は、複数
のキー入力端子へキー入力がなされたか否かを判定し、
キー入力がなされた時にはキー入力検知信号を出力する
キー入力検知回路と、同時に複数のキー入力がなされて
いるか否かを判定し、同時に複数のキー入力がなされた
時には多重入力検知信号を出力する多重入力検知手段
と、キー入力検知信号が入力された後多重入力検知信号
が入力された時に発振回路の発振を停止し、キー入力検
知信号が再び入力された後多重入力信号が入力されない
時に発振回路の発振を再開する発振制御回路とを具備す
る。 【効果】 本発明のリモコン送信用半導体装置は、日常
家庭環境において、リモコン送信器のキー上に本等が置
かれた場合等の誤操作からリモコン送信器の電池寿命が
短縮するのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモコン送信用半導体
装置に関する。特に、CPU等の論理回路を内蔵し、こ
の消費電力を低減するため、当該論理回路に用いるクロ
ック信号を断続的に制御するリモコン送信用半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】TV、VTR、エアーコンディショナー
等の家電製品に主として用いられるワイヤレスリモコン
の送信器内にはリモコン送信用半導体装置が搭載され、
送信器の機能の大半を担っている。近年、リモコン送信
器の機能拡大が求められ、これに伴い、リモコン送信用
半導体装置にも一定機能のCPU等の論理回路を内蔵
し、これをクロック駆動することが必要となってきてい
る。ところが、CPU等の論理回路をクロック駆動する
には比較的大きな電力を消費する。電池駆動が必要とさ
れるリモコン送信用半導体装置では、消費電力の増大は
問題である。ここで、消費電力を低減するため、クロッ
クを断続制御するリモコン送信用半導体装置が出現し
た。
【0003】クロックを断続制御するリモコン送信用半
導体装置は、通常キー入力開始とともにクロック発振器
の発振動作が開始される。CPU等の論理回路が論理演
算処理等の所定の処理を終了した後に発振回路の動作が
停止する。この結果、CPUがクロック駆動している時
間は全体として観察するとごくわずかであり、クロック
駆動していない時間ほとんど電力を消費しない。このよ
うに、クロックをキー入力に基づいて断続制御するため
により、平均的な消費電力を大幅に低減することが可能
となり、結果として電池寿命の長い製品を提供すること
が可能になる。
【0004】ところが、上述のようなリモコン送信用半
導体装置を搭載したリモコン送信器にも致命的な欠陥が
ある。リモコン送信器は通常日常家庭環境にて用いられ
ることが多く、例えば誤ってキーの上に本などを置いた
場合(図7参照)、複数のキーが押され続けることとな
る。すると、発振器はクロック発振動作を続け、多大な
電力を消費する。このため、家庭環境での誤った使用に
より、電池寿命を短縮しないため、リモコン送信用半導
体装置には、対策を施す必要が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のリモコン送信用半導体装置では、複数キーが入力
されたときに、CPU等の内蔵論理回路が演算処理を続
けてしまい、消費電力が増大してしまうという問題点が
存在した。本発明は、上記欠点を除去し、複数キーが入
力されたとき等に生じる消費電力の増大を抑えたリモコ
ン送信用半導体装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、複数のキー入力端子と、複数のキー入
力端子へ入力される複数のキー入力信号を基に少なくと
も一のキー入力がなされたか否かを判定し、キー入力が
なされた時にはキー入力検知信号を出力するキー入力検
知回路と、複数のキー入力端子に入力される複数のキー
入力信号を基に同時に複数のキー入力がなされているか
否かを判定し、同時に複数のキー入力がなされた時には
多重入力検知信号を出力する多重入力検知手段と、キー
入力検知信号及び多重入力検知信号に応答して動作し、
キー入力検知信号が入力された後多重入力検知信号が入
力された時に発振回路の発振を停止するよう制御し、キ
ー入力検知信号が再び入力された後多重入力信号が入力
されない時に発振回路の発振を再開するよう制御する発
振制御回路とを具備することを特徴とするリモコン送信
用半導体装置を提供する。
【0007】
【作用】本発明で提供する手段を用いると、キーが多重
入力されたときは多重入力検知信号が発振制御回路に入
力され、この結果として発振器の発振動作が停止され、
内蔵のCPU等の論理回路のダイナミック動作が停止す
るため、平均的な消費電力が大幅に低減する。また、キ
ー入力が一度全て無くなり、再びキー入力が行われ、多
重入力検知信号が入力されない時に発振器の発振動作が
再開する。
【0008】以上の動作は、日常家庭環境において、リ
モコン送信器のキー上に本等が置かれ、再び本等が取り
除かれた後に再度キー入力がなされた場合に対応する。
従って、日常家庭環境により起こり易い誤操作からリモ
コン送信器の電池寿命が短縮するのを防止することがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明のリモコン送
信用半導体装置を説明する。図1に本発明のリモコン送
信用半導体装置の動作の概略を記述したフローチャート
を示す。始めに、キー入力待ち状態(11)において、
キー入力がなされると、チップ外部からキー入力信号が
チップ内部に入力される。ここでは、キー入力にて多重
キー入力(一度に複数のキーが同時に押され、この結果
複数のキー入力信号がチップに入力された場合)(1
2)であることが仮定されている。キー入力がされるこ
とによりキー入力検知信号を出力し、この信号によりま
ず発振を開始させる(13)。続いて、多重キー検知、
すなわちキー入力が複数個なされたか否かを検知する。
多重キーでなければ発振停止直後の状態から処理が再開
される(19)が、ここでは多重キー入力がなされた場
合であるので、次ステップに進み、CPUクロックの発
振器を停止させパワーセーブ状態に移行する(15)。
続いて、キー入力無し(16)からキー入力有り(1
7)の状態に順次進んだ場合(キーの多重押しが解除さ
れ、再びキーが押された場合)に多重キー検知を再度行
う(14)。検知結果が、未だに多重のままであると、
発振器の停止、パワーセーブ状態(15)を維持し、多
重キー入力が解除されていれば、発振停止直後の状態か
ら処理を再開する(19)。以上が、本実施例のリモコ
ン送信用半導体装置の動作の概略であるが、これは、日
常家庭環境において、リモコン送信器のキー上に本等が
置かれ、再び本等が取り除かれた後に再度キー入力がな
された場合に対応する。従って、日常家庭環境により起
こり易い誤操作からリモコン送信器の電池寿命が短縮す
るのを防止することができる。
【0010】続いて、本発明のリモコン送信用半導体装
置を図2を用いてより詳細に説明する。図2は実施例の
リモコン送信用半導体装置20と、これを用いたリモコ
ン送信器を構成するに必須の周辺回路とを示した回路構
成図である。リモコン送信用半導体装置20は0Vと3
Vの両電源端子の他に、外付けクリスタル発振器を接続
するための端子Xin及びXout 、外付けキーマトリクス
21に電圧を印加する複数の出力端子KO、キーマトリ
クス21から信号を取り込む入力端子KI等を具備す
る。また、リモコン送信器には、さらに送信用の赤外線
発光ダイオード22、及びその駆動回路24、さらには
電池電源26が必要となる。
【0011】キーマトリクス21は図2のように、入力
端子KIを行、出力端子KOを列としてこれらを接続す
る押しボタンスイッチを行列上に配置することにより構
成される。キーの入力は以下のように行う。例えばキー
1を選択し、この導通・非導通を検出する場合は、KO
1 (図2において一番左端の出力端子)に“H”レベル
を与え、他の出力端子は全て“L”レベルを与える。こ
の状態でKI1 (図2において一番左端の入力端子)が
“H”レベルかプルダウン抵抗による“L”レベルかを
検出する。
【0012】外付けクリスタル発振器25には両端子に
ついて接地電位との間に容量素子が接続され、後述する
ようにチップ内部においてXinとXout との間に挿入し
たインバータ回路と相まって発振回路を構成する。
【0013】続いて、図3を用いて、リモコン送信用半
導体装置20の内部回路構成の詳細を説明する。すなわ
ち、複数のキー入力端子KI1 〜KI4 と、これら複数
のキー入力端子へ入力される複数のキー入力信号(混乱
の恐れがないため端子と同様の符号であるKI1 〜KI
4 とする、選択された時には“H”レベル)を基に少な
くとも一のキー入力がなされたか否かを判定し、キー入
力がなされた時にはキー入力検知信号φ1 を出力するキ
ー入力検知回路34と、複数のキー入力端子KI1 〜K
I4 に入力される複数のキー入力信号KI1 〜KI4 を
基に同時に複数のキー入力がなされているか否かを判定
し、同時に複数のキー入力がなされた時には多重入力検
知信号φ2 、φ2'を出力する多重入力検知手段35と、
キー入力検知信号φ1 及び多重入力検知信号φ2 、φ2'
に応答して動作し、キー入力検知信号φ1 が入力された
後多重入力検知信号φ2 、φ2'が入力された時に発振回
路の発振を停止するよう制御し、キー入力検知信号φ1
が再び入力された後多重入力信号φ2 、φ2'が入力され
ない時に発振回路の発振を再開するよう制御する発振制
御回路36等から構成される。多重キー検出手段35は
CPU33内にソフトウェアとして(より詳細には、一
つの割り込みルーチンプログラムとして)内蔵されてい
る。多重入力が検知された時には、多重入力検知信号φ
2 は“H”パルスとして出力され、多重入力が検知され
なかった時はφ2'が“H”パルスとして出力される。な
お、各入力端子にはプルダウン抵抗素子32が接続され
ている。
【0014】図4にキー入力検知回路34の回路構成の
詳細を示す。すなわち、NORゲート41及びインバー
タ回路42とを継続接続し、NORゲート41の各入力
端子にキー入力信号KI1 〜KI4 が入力されている。
この結果、一つでもキー入力がなされたとき、すなわち
キー入力信号の一つでも“H”レベルとなったときに、
キー入力検知信号φ1 が出力される。
【0015】図5に発振制御回路36の回路構成の詳細
を示す。すなわち、2個のNORゲートを逆並列接続し
たRSラッチ回路43と、NORゲート44、波形整形
用のインバータ45等から構成される。RSラッチ回路
43のセット入力端子にはφ2 が、リセット入力端子に
はφ2'、φ1 がそれぞれ入力される。信号φ3 は発振器
の制御信号である。NORゲート44はφ3 が“H”で
あればその出力は“L”レベルに固定されてしまい、外
付けクリスタル発振器等と相まって構成される発振器の
発振動作は停止する。φ3 が“L”であれば、NORゲ
ート44はインバータと等価であり、発振動作がなされ
る。
【0016】図6に上述したリモコン送信用半導体装置
の内部動作に関わる信号波形を示す。時刻t0 において
多重キー入力がなされ、KI1 及びKI4 の双方が
“H”レベルとなる。同時にキー入力検知回路34がキ
ー入力を検知し、キー入力検知信号φ1 を“H”レベル
として出力する。続いて、これを受けた多重キー検出手
段であるCPU33内の割り込みルーチンが動作し、多
重キー検出を行う。この場合は多重キー入力がなされて
いるため、φ2 に“H”パルスが出力され、これを受け
て発振制御回路36内ではφ3 が立ち上がり、クロック
CLKの発振動作が停止する。続いて時刻t1 において
多重キー入力が解除され、φ1 が立ち下がる。時刻t2
にて、ここで再び多重キー入力がなされるとキー入力検
知信号φ1が“H”となり、一端は発振開始するが多重
キー入力がなされているため、φ2に“H”パルスが出
力され、これを受けて発振制御回路36内ではφ3 が立
ち下がり、クロックCLKの発振動作が停止する。続い
てt3 において多重キー入力が解除され、φ1 が立ち下
がる。時刻t4 にて非多重キー入力が行われる。すなわ
ち、KI1 のみ“H”レベルとなる。するとキー入力検
知信号φ1 は“H”レベルとなりこれを受けて多重キー
検出が開始される。検出結果は「非多重キー入力」であ
るため、φ2'の“H”パルスが出力され、クロックCL
Kの発振動作がなされる。
【0017】以上説明したように、本発明のリモコン送
信用半導体装置は、キーが多重入力されたときは多重入
力検知信号が発振制御回路に入力され、この結果として
発振器の発振動作が停止され、内蔵のCPU等の論理回
路のダイナミック動作が停止するため、平均的な消費電
力が大幅に低減する。また、キー入力が一度全て無くな
り、再びキー入力が行われた時に多重入力検知信号が入
力されない時に発振器の発振動作が再開する。この動作
は、日常家庭環境において、リモコン送信器のキー上に
本等が置かれ、再び本が取り除かれた後に再度キー入力
がなされた場合に対応する。従って、日常家庭環境によ
り起こり易い誤操作からリモコン送信器の電池寿命が短
縮するのを防止することができる。
【0018】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ことはなく、種々の変更が可能である。例えば、多重キ
ー検出をハードウェアの結線論理にて構成することも可
能であり、発振制御回路内の構成も応用例に応じて種々
の変更が可能であり、必要でもある。
【0019】また、上述の説明では、簡単のため、キー
の取り込み動作を省略して記載してある。キー入力がな
された時に、実際にはキー入力信号をCPU内部に取り
込む動作が必要であり、CPU内部の割り込みルーチン
により入力信号が取り込まれる。このために、CPUの
クロック駆動が必要となることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】本発明のリモコン送信用半導体装置によ
ると、日常家庭環境においてしばしばおこる誤操作に基
づく消費電力の増大を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモコン送信用半導体装置の動作の概
略に関わるフローチャートを示した図である。
【図2】本発明のリモコン送信器の回路構成図である。
【図3】本発明のリモコン送信用半導体装置の内部回路
構成図である。
【図4】本発明のリモコン送信用半導体装置の内部回路
の詳細説明図である。
【図5】本発明のリモコン送信用半導体装置の内部回路
の詳細説明図である
【図6】本発明の動作を示す波形図である。
【図7】多重キー入力状態を示した図である。
【符号の説明】
32 プルダウン抵抗素子 33 CPU 34 キー入力検知回路 35 多重キー検出手段 36 発振制御回路 φ1 キー入力検知信号 φ2 、φ2' 多重キー入力検知信号 CLK クロック信号 KI、Xin、Xout 端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキー入力端子と、 前記複数のキー入力端子へ入力される複数のキー入力信
    号を基に少なくとも一のキー入力がなされたか否かを判
    定し、キー入力がなされた時にはキー入力検知信号を出
    力するキー入力検知回路と、 前記複数のキー入力端子に入力される複数のキー入力信
    号を基に同時に複数のキー入力がなされているか否かを
    判定し、同時に複数のキー入力がなされた時には多重入
    力検知信号を出力する多重入力検知手段と、 前記キー入力検知信号及び前記多重入力検知信号に応答
    して動作し、前記キー入力検知信号が入力された後前記
    多重入力信号が入力された時に発振回路の発振を停止す
    るよう制御し、前記キー入力検知信号が再び入力された
    後前記多重入力検知信号が入力されない時に発振回路の
    発振を再開するよう制御する発振制御回路とを具備する
    ことを特徴とするリモコン送信用半導体装置。
JP21224294A 1994-09-06 1994-09-06 リモコン送信用半導体装置 Withdrawn JPH0879033A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010277A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Kyocera Corp スイッチ回路、ヘッドセット装置、スイッチ検出方法、ならびに通話装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010277A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Kyocera Corp スイッチ回路、ヘッドセット装置、スイッチ検出方法、ならびに通話装置

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Legal Events

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Effective date: 20011106