JPH0869234A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0869234A
JPH0869234A JP6203751A JP20375194A JPH0869234A JP H0869234 A JPH0869234 A JP H0869234A JP 6203751 A JP6203751 A JP 6203751A JP 20375194 A JP20375194 A JP 20375194A JP H0869234 A JPH0869234 A JP H0869234A
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JP6203751A
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English (en)
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Tetsuo Kishida
徹夫 岸田
Satoru Akiyama
哲 秋山
Yoshimi Kuramochi
喜美 倉持
Koichi Otaka
孝一 大高
Takeshi Takubo
健史 田窪
Kenjiro Hori
謙治郎 堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常発生時の回復処理を手早く行う。 【構成】 コントローラ部20、エンジンコントロール
部21、用紙の搬送経路を変えるためのフラッパ15,
17、画像形成部の用紙搬送を監視するセンサ12,1
4、そして記録用紙反転部に備えた記録用紙のスイッチ
バックのタイミングを計るためのセンサ16および両面
再給紙口の記録用紙有無を検知するセンサ18を備え、
記録用紙の両面に画像形成できるプリンタであって、画
像形成部にだけ異常が検出されたときは記録用紙反転部
にある記録用紙は排出することなく異常回復処理をし、
異常回復後に画像形成を再開したときに記録用紙反転部
にある記録用紙を自動排出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体を裏返して再び
画像形成部へ給紙させる両面再給紙搬送手段を有し、記
録媒体の両面に画像形成できる画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録用紙の両面に画像形成(以
下、印字という)が行える画像形成装置の動作をプリン
タの構成図である図1を参照して説明する。
【0003】片面にしか印字しないときは記録媒体をカ
セット9の給紙手段から給紙し画像形成部で画像形成を
行うとそのまま記録媒体を装置外へ排出していた。ま
た、両面印字を行うときは、カセット9から給紙し1面
目の画像形成を行う。そして記録媒体を裏返すため、フ
ラッパ15を上にあげて排紙口を両面側に切り替える。
そして、用紙の後端がセンサ16を抜けたところでフラ
ッパ17を切り替え搬送方向を反転させるスイッチバッ
クを行う。そして2面目の印字を行うために再給紙口へ
用紙を搬送する。記録媒体が再給紙口に到達(センサ1
8で記録媒体が搬送されたことを検出)後、印字の指令
を受けると再給紙口から記録媒体を給紙して画像形成を
行い、今度はフラッパ15を下げて装置外へ排出する。
【0004】印字を行っているときにジャムや故障など
の異常が発生するとその時点で用紙の搬送をすべてスト
ップする。そしてジャムの場合であれば、ドア等を開け
てすべての用紙を取り除き、ドアを閉じるとジャムを解
除するための処理を行っている。このとき、どのセンサ
にも記録媒体が無いと判断すれば初期化を行い、いづれ
かのセンサに記録媒体がある場合には初期化は行わずジ
ャム状態を継続する。これは片面印字、両面印字に関わ
らず同じである。
【0005】また、印字を行っているときに画像形成に
異常があった場合(指定された紙サイズと実際の紙サイ
ズが異なるなど、以下ミスプリントと略記する)には、
ミスプリントが発生したことを通知するとともに、用紙
の反転を行う両面ユニット内にある用紙も含めて装置内
にある画像形成途中の用紙が操作者によりすべて取り除
かれた後、画像形成の再開を許容していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではジャムの場合、少なくともセンサにかかってい
る記録媒体をすべて取り除かないと異常状態から復帰す
ることはできない構成になっている。
【0007】そのため、ある一部分でジャムが発生した
だけであっても、ジャムに関係ない場所にある記録媒体
も含めて機内のすべての記録媒体を取り除かないと異常
状態から復帰できないという操作性の悪さが生じてい
た。
【0008】また、ミスプリントの場合も、ミスプリン
トが発生すると両面再給紙口を含めた機内にあるすべて
の記録媒体を機外へ排出していた。たとえば両面反転部
に入ったばかりの記録媒体を機外へ排出するためにはま
ずスイッチバックを行って両面再給紙口へ記録媒体を搬
送し、再給紙を行って画像形成部を通って機外へ排出す
るというようにしている。
【0009】そして記録媒体の排出がすべて排出し終わ
ってやっとミスプリントの回復等の次の作業が行える状
態に移行していた。そのため、復旧等の作業が行えるよ
うになるまでにたいへん時間がかかるという問題があっ
た。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めに成されたもので、異常発生時の回復を手早く容易に
行い画像形成の開始ができる両面画像形成可能な画像形
成装置の提供を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
画像形成装置は、記録媒体を裏返して再び画像形成部へ
給紙させる記録媒体反転手段を有し記録媒体の両面に画
像形成できる画像形成装置であって、前記画像形成部の
動作状態の異常発生を監視する画像形成部異常検出手段
と、前記記録媒体反転手段における異常発生を監視する
反転部異常検出手段と、前記画像形成部異常検出手段お
よび反転部異常検出手段の検出に基づいて記録媒体の給
・排紙および画像形成の制御を行う制御手段とを有し、
該制御手段は、画像形成部異常検出手段だけで異常が検
出されたときは、記録媒体反転手段内にある記録媒体の
画像形成装置外への排出は異常解除後の所定のタイミン
グで自動的に行うよう制御することを特徴とする構成に
よって、更に、前記制御手段は、異常解除後に自動的に
行う記録媒体反転手段からの記録媒体の排出時に、所定
の画像の画像形成を行うよう制御することを特徴とする
構成によっても、前記の目的を達成しようとするもので
ある。
【0012】
【作用】上記の構成により、画像形成部にだけ異常が発
生したときは、記録媒体反転手段部の記録媒体は取り除
くことなく異常回復処理を実施し、異常解除後に所定画
像の形成を再開し、記録媒体反転手段部の記録媒体を装
置外に自動的に排出させることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す画像形成
装置の概略断面図であり、レーザビームプリンタの場合
を示す。
【0014】図1において、1はレーザプリンタ本体、
2は感光ドラム、3は光学ユニットでビデオインタフェ
ース22を介して送出されてきたビデオデータによりレ
ーザ光を変調し回転多面鏡(ポリゴンミラー)により感
光ドラム上を走査する。4はそのレーザ光の折り返しミ
ラー、5は帯電器であり感光ドラム2上を一様に帯電す
る。6は現像器であり感光ドラム2上の静電潜像をトナ
ー像に現像する。7は転写器であり感光ドラム2上のト
ナー像を用紙に転写する。8はクリーナであり転写後感
光ドラム2上に残留したトナーを回収する。
【0015】10は給紙ローラでありカセット9に収容
された用紙を給紙搬送する。12はTOPセンサで搬送
ローラ11で搬送された用紙の有無を検知する。13は
定着器であり用紙に転写されたトナー像を加熱加圧する
ことで定着させる。14は排紙センサであり定着器13
から排紙される用紙の有無を検知する。
【0016】15は排紙口切り替えのフラッパで、用紙
を機外へ送るか両面印字のためのスイッチバックへ送る
かを切り替える。フラッパ15が上側へ上げられると定
着器13を通った用紙はセンサ16の方へ搬送される。
センサ16は用紙の搬送方向を変えるタイミングとフラ
ッパ17を動かすタイミングをはかるために用紙の動き
を監視する。センサ16が用紙の後端を検出するとフラ
ッパ17を左側に向け、用紙の搬送方向を反転させるス
イッチバックを行い、再給紙口へ用紙を搬送させる。セ
ンサ18は、スイッチバックした用紙が搬送されてきた
ことを検知するためのセンサ。再給紙ローラ19はセン
サ18で搬送されてきたことを検出した用紙の搬送を制
御するためのローラである。
【0017】ホストから外部インタフェース23を介し
て受信したデータに基づいてコントローラ部20に1ペ
ージ分の印字データがそろい、帯電器5および転写器7
をオンし、感光ドラム2を回転させることにより感光ド
ラム2の表面電位の初期化を行い、光学ユニット3内の
スキャナモータの回転を開始する前回転動作を行う。前
回転が終了し、感光ドラム2の初期化が行われ、スキャ
ナモータの回転が安定したところからコントローラ部2
0の指示にしたがって片面印字か両面印字の1面目の印
字の場合には給紙ローラ10を回転させてカセット9に
装填されている用紙を給紙し、両面印字の2面目の印字
の場合には再給紙ローラ19を回転させて用紙を給紙す
る。そして、搬送ローラ11で用紙を画像形成部へ搬送
する。
【0018】センサ12により用紙の先端を検知したタ
イミングでコントローラ部20に対してビデオインタフ
ェース22を介して副走査方向の同期信号(TOP信
号)を送出する。コントローラ部20はTOP信号を受
けるとエンジンコントローラ部21からビデオインタフ
ェース22を介して送出される主走査方向の同期信号
(BD信号)に同期させて1ページ分のビデオデータ
(画像データ)を1ライン分ごとに送出する。BD信号
は感光ドラム2の外側でかつ感光ドラム2と等距離に配
置した光センサによりレーザ光を検出して得るように構
成されている。
【0019】エンジンコントロール部21は、所定のタ
イミングで現像器6をオンし光学ユニット3でビデオイ
ンタフェース22を介して送出されてきたビデオデータ
によりレーザ光を変調し、ポリゴンミラーにより感光ド
ラム2を走査して静電潜像を形成する。静電潜像は現像
器6によりトナー像になり、トナー像は転写器7により
同期をとって搬送された用紙に転写され、定着器13に
よりトナー像が熱と圧力で紙に定着される。
【0020】この用紙に対する印字が片面だけの印字で
ある場合、あるいは再給紙口から給紙された用紙である
場合には、フラッパ15を下へ降ろし用紙を機外へ排出
する。
【0021】また、両面印字でカセット9から給紙され
た用紙の場合には用紙をスイッチバックさせて再給紙す
るためにフラッパ15を上げて用紙を下側に搬送する。
このとき同時にフラッパ17はフラッパ15側からきた
用紙が通せる方向に向ける。センサ16で用紙の後端を
検出するとスイッチバックさせる用紙の搬送を一旦停止
する、そしてフラッパ17の向きを変え、用紙の搬送方
向を変えて搬送を再開する。搬送された用紙の先端が所
定時間後にセンサ18の位置に到達しセンサ18で用紙
を検出する。センサ18で用紙を検出してから所定時間
後にローラ19の回転を止め、この段階で、両面再給紙
口からの給紙が可能な状態となる。
【0022】何も異常が起きていないときは、片面だけ
の印字時は図2(A)に示すタイミングで、両面印字時
は図2(B)に示すようなタイミングで画像形成を行
う。
【0023】図2(A)に示すように片面の印字では画
像形成部の準備である前回転をまず行い、前回転が終了
するとカセット9から1枚目の用紙を給紙し画像形成を
行う。そしてセンサ12が用紙の後端を検知すると、つ
ぎの用紙をカセット9から給紙し2枚目の印字を行う。
以降同じようにセンサ12が搬送中の用紙の後端を検出
すると、つぎの用紙をカセット9から給紙し画像形成を
行う。
【0024】両面印字時は図2(B)に示すようなタイ
ミングで画像形成を行う。前回転が終了してカセット9
から用紙を給紙し1枚目の1面目の印字を行うところま
では片面印字の時と同じタイミングである。この用紙は
反対の面にも印字を行うため、フラッパ15を上にあげ
用紙を両面再給紙部のほうへ搬送する。センサ12が搬
送中の用紙の先端を検出してから後端を検出するまでの
時間をT1 とすると、センサ12が1枚目の1面目の用
紙の後端を検出してからT1 時間後にカセット9からつ
ぎの2枚目の用紙を給紙する。T1 時間たってから給紙
をするのは1枚目のスイッチバックを行っている最中に
2枚目の用紙がスイッチバック部(センサ16,フラッ
パ17)に来ないようにするためである。同時に両面再
給紙部では1枚目の用紙のスイッチバックを行い、2面
目を印字するための再給紙がすぐ可能なように用紙先端
がローラ19にかかる位置まで搬送を行う。これは2枚
目の用紙の後端がセンサ12を抜けるまえに終了するよ
うに制御される。2枚目の用紙の後端をセンサ12で検
知すると今度は1枚目の2面目の印字を行うために、ロ
ーラ19を回転させて再給紙口から用紙を給紙する。そ
して、センサ12がこの用紙の後端を検出すると、今度
はカセット9から給紙する。以降、両面再給紙口とカセ
ット9から交互に給紙を行って画像形成する。
【0025】以上のようなタイミングで画像形成を行っ
ているとき2種類の異常検知を行う。
【0026】一つは異常を検知した時点で装置の動作を
止める必要があるジャム,ドアオープン,画像形成部の
故障などの検知(緊急停止異常)である。もう一つは同
期信号(BD信号)に異常があったとか、指定された紙
サイズと実際の紙サイズが異なったなどの検知(画像不
良検知)である。
【0027】この異常検知において異常が検出されたと
きの制御は図3のフローチャートに示すように行う。
【0028】検出された異常が緊急停止異常であった場
合(S1)には、まず本体の給紙搬送や定着器などの制
御を止める(S2)。そして両面ユニット側のジャムな
どの異常であった場合(S3)には両面ユニットのモー
タなどの制御もすべて止める(S4)、そうでなかった
場合にはフラッパ15からスイッチバック部,両面再給
紙口までのあいだだけに用紙があるかどうかを調べ(S
5)、もしあった場合にはこの用紙を両面再給紙口まで
搬送してから制御を止める(S6)、そして両面ユニッ
トに排紙が必要な紙があることを示すフラグをセット
(S7)して、この状態で異常があったことを示して待
機状態にする。ジャムが原因であった場合にはジャムを
起こした用紙が取り除かれれば復帰させる必要があるの
で、ドアオープンクローズ(S8,S9)があった場合
には装置全体に異常があるかどうかを調べてなければ異
常処理を終了する(S10)。
【0029】S1で、異常が緊急停止異常でなければす
ぐにモータ等の制御を止める必要はないので、本体側の
給紙搬送の制御はすべての用紙が機外あるいは両面ユニ
ットへ搬送されきったところでモータ等の制御を止める
(S11)。両面ユニット内に用紙がある場合(S1
2)にはその用紙を両面再給紙口まで搬送してから両面
ユニットのモータなどの制御を止める(S13)。そし
て両面ユニットに排紙が必要な紙があることを示すフラ
グをセットする(S14)。エンジンコントロール部2
1はコントローラ部20からエラーの解除指示を受ける
まで待機状態になる(S15)。
【0030】異常状態から回復した時点で両面ユニット
に排紙が必要な紙があることを示すフラグがセットされ
ている場合とされていない場合があるが、セットされて
いない場合には片面印字,両面印字とも前述のとおりの
図2(A),(B)に示すようなタイミングで画像形成
を行う。このフラグがセットされている場合には異なっ
たタイミングで画像形成の制御を行う。これについて以
下に説明する。
【0031】この両面ユニットに排紙が必要な紙がある
ことを示すフラグがセットされていてもコントローラ部
20から片面印字の指示がされたときは図2(A)に示
すようにフラグがセットされていないときとまったく同
じタイミングで用紙の給紙搬送を行って画像形成を行
う。
【0032】両面印字の指示を受けた場合は図2(C)
に示すようなタイミングで給紙搬送の制御を行う。すな
わち、印字の指示を受けると画像形成の準備である前回
転を開始し、それが終了すると1枚目の1面目の印字を
行うためにカセット9から用紙を給紙し画像形成を行
う。そしてセンサ12で用紙の後端を検出すると、ロー
ラ19を回転させて両面再給紙口から排紙が必要であっ
た用紙を給紙する。同時に両面ユニットに排紙が必要な
紙があることを示すフラグをクリアする。センサ12で
この用紙の先端を検知してもエンジンコントロール部2
1はコントローラ部20へTOP信号を出力しない。こ
うすることによってこの用紙に対しては画像形成を行わ
ずに、搬送だけを行って装置外へ用紙を排出することが
できる。センサ12が排出する用紙の後端を検出すると
カセット9から2枚目の用紙を給紙する。以降は通常の
両面印字の場合と同じようにセンサ12で用紙の後端を
検出すると両面再給紙口とカセット9とから交互に給紙
を行って、印字を行う。
【0033】以上説明したように、画像形成中にプリン
タ本体側だけで異常を検出した時は両面ユニット内にあ
る用紙は異常がないことから、異常検知時に両面ユニッ
ト内の用紙を自動的に排出したり、ユーザが取り除いて
復帰させるのでなく、異常部分の自動排紙や復帰作業だ
けを行えば良いようになっている。そして、両面ユニッ
ト内の用紙は復帰後の両面印字の1枚目の給紙と2枚目
の給紙の間に自動的に排紙する。このようにしたことに
よって異常回復処理が必要な場所だけですむのでユーザ
インタフェースが向上する。さらに、回復後の印字時間
にはほとんど影響がなく、異常発生時の異常回復処理が
できる時間が大幅に短くなる。
【0034】(第2の実施例)つぎに、本発明の第2の
実施例を図2(C)および図3を参照して説明する。な
お、本実施例は異常検知時の用紙搬送などの処理は第1
の実施例と同一なので説明は省略する。
【0035】第1の実施例と同じように異常から回復
後、両面ユニットに排紙が必要な紙があることを示すフ
ラグがセットされていて両面印字が行われるとき図2
(C)に示すようなタイミングで両面ユニット内にある
用紙を給紙して装置外へ排出する。センサ12がその排
紙する用紙の先端を検出すると、それに同期してエンジ
ンコントロール部がメモリに記憶していた図3に示すよ
うな画像パターンを、排出する用紙に印字する。
【0036】上記のように、自動的に排出される用紙に
以前に異常があったときに両面ユニット内にとどまって
いた用紙であることがすぐにわかるように印字をする。
こうしたことによって、異常発生時あるいは異常回復時
とはまったく別のタイミングで排出されてしまう用紙
が、以前に異常があったときに両面ユニット内にとどま
っていた用紙であることがすぐにわかるようになりユー
ザインタフェースが向上する。特にネットワークにつな
がれたプリンタのように複数の人がプリントを行えるよ
うな場合、必要な紙か不必要な紙かがわからずにいつま
でも排紙口などに用紙が置き去りになるといったことは
なくなる。
【0037】(第3の実施例)つぎに、本発明の第3の
実施例を図2(D)を参照して説明する。なお、本実施
例は異常検知時の用紙搬送などの処理は第1の実施例と
同一なので説明は省略する。
【0038】異常状態からの復帰後、最初の印字指示が
あったときに両面ユニットに排紙が必要な紙があること
を示すフラグがセットされていたときは、印字のための
前準備である前回転を開始すると同時に、両面ユニット
内にある用紙を給紙搬送を行って装置外へ排出する。そ
して前回転が終了し、かつセンサ12が排出する用紙の
後端を検出するとカセット9から用紙を給紙して1枚目
の画像形成を行う。
【0039】上記説明のように、画像形成中にプリンタ
本体側だけで異常を検出した時は、両面ユニット内にあ
る用紙は異常がないことから、異常検知時に両面ユニッ
ト内の用紙を自動的に排出したり、ユーザが取り除いて
復帰させるのでなく、異常部分の自動排紙や復帰作業だ
けを行えば良いようになっている。そして、両面ユニッ
ト内の用紙は復帰後の印字の準備を行う時に同時に自動
的に排紙する。このようにしたことによって異常回復処
理が必要な場所だけですむのでユーザインタフェースが
向上する。さらに、回復後の印字時間にはほとんど影響
がなく、異常発生時の異常回復処理ができる時間が大幅
に短くなる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体を裏返して再び画像形成部へ給紙させる記録媒
体反転手段を有し、記録媒体の両面に画像形成できる画
像形成装置において、前記画像形成部の動作状態に異常
が無いかを監視する画像形成部異常検出手段と、前記記
録媒体反転手段の動作状態に異常が無いかを監視する反
転部異常検出手段とを有し、画像形成部異常検出手段だ
けで異常が検出されたときは、記録媒体反転手段にある
記録媒体の画像形成装置外への排出は異常解除後の所定
のタイミングで自動的に行うように構成したことによ
り、画像形成部異常検出手段だけで異常が検出されたと
きは、記録媒体反転手段部の記録媒体は異常回復のため
に排出したりユーザが取り出す必要がないので、ユーザ
の異常回復の操作が簡単になる。さらに、異常回復まで
の時間も大幅に短縮される。
【0041】また、異常回復後に自動的に行う記録媒体
反転手段からの記録媒体の排出時に、所定の画像の画像
形成を行うようにしたことによって、異常検出時とはま
ったく別のタイミングに排出される記録媒体にそのこと
がわかるような情報が画像形成される。したがって、ユ
ーザの操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例であるプリンタの構成図であ
る。
【図2】 本実施例の印字時のシーケンス説明図であ
る。(A)は片面印字時のシーケンス、(B)は両面印
字時のシーケンス、(C)は第1の実施例における両面
印字時のシーケンス、(D)は第3の実施例における両
面印字時のシーケンスが示してある。
【図3】 実施例における異常検知時の制御を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 第2の実施例における排出紙への印字パター
ンの例を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザビームプリンタ本体 12,14 用紙の搬送を監視するためのセンサ 16 用紙のスイッチバックのタイミングを計るための
センサ 18 両面再給紙口の紙有無を検知するためのセンサ 15,17 用紙の搬送経路を変えるためのフラッパ 20 コントローラ部 21 エンジンコントロール部 22 ビデオインタフェース 23 外部インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大高 孝一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田窪 健史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 堀 謙治郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を裏返して再び画像形成部へ給
    紙させる記録媒体反転手段を有し記録媒体の両面に画像
    形成できる画像形成装置であって、前記画像形成部の動
    作状態の異常発生を監視する画像形成部異常検出手段
    と、前記記録媒体反転手段における異常発生を監視する
    反転部異常検出手段と、前記画像形成部異常検出手段お
    よび反転部異常検出手段の検出に基づいて記録媒体の給
    ・排紙および画像形成の制御を行う制御手段とを有し、
    該制御手段は、画像形成部異常検出手段だけで異常が検
    出されたときは、記録媒体反転手段内にある記録媒体の
    画像形成装置外への排出は異常解除後の所定のタイミン
    グで自動的に行うよう制御することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、異常解除後に自動的に
    行う記録媒体反転手段からの記録媒体の排出時に、所定
    の画像の画像形成を行うよう制御することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
JP6203751A 1994-08-29 1994-08-29 画像形成装置 Withdrawn JPH0869234A (ja)

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JP6203751A JPH0869234A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 画像形成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100003042A1 (en) * 2008-07-01 2010-01-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8380090B2 (en) 2009-04-30 2013-02-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer which allows a user to select whether to reuse a sheet or to print on a new sheet after a jam has occurred

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