JPH0866827A - 鋼製部材の自動面取り装置 - Google Patents

鋼製部材の自動面取り装置

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JPH0866827A
JPH0866827A JP6224191A JP22419194A JPH0866827A JP H0866827 A JPH0866827 A JP H0866827A JP 6224191 A JP6224191 A JP 6224191A JP 22419194 A JP22419194 A JP 22419194A JP H0866827 A JPH0866827 A JP H0866827A
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Seiji Takahata
清治 高畑
Akira Hata
詮 秦
Shigeru Ohaku
茂 尾栢
Hisahiro Tamaoki
尚弘 玉置
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋼構造物の構築の際に使用されるスプライス
プレートやガセットプレート等の板状鋼製部材の孔バリ
取りおよび周囲の面取りが自動的に且つ能率良く行え
る。 【構成】 ボルト孔あけ加工された鋼製部材1の搬入手
段2と、搬入手段2に続いて設けられた、鋼製部材1の
輪郭およびボルト孔位置を認識するための画像処理手段
8と、画像処理手段8に続いて設けられた面取り手段10
と、反転手段22と、搬出手段29と、各手段を制御するた
めの制御器33とからなる。面取り手段10は、画像処理手
段8からの画像処理データに基づいて、鋼製部材1のボ
ルト孔および周囲の面取りを行い、反転手段22は、鋼製
部材1の一方面の面取りが終了した鋼製部材の表裏を反
転し、搬出手段29は、全ての面取りが終了した鋼製部材
1を搬出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋼製部材の自動面取
り装置、特に、鋼構造物の構築の際に使用されるスプラ
イスプレートやガセットプレート等の板状鋼製部材の孔
バリ取りおよび周囲の面取りが自動的に且つ能率良く行
える、鋼製部材の自動面取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】橋梁等の鋼構造物の構築の際には、スプ
ライスプレートやガセットプレート等の板状鋼製部材が
使用される。スプライスプレートAは、例えば、図6に
示すように、フランジ同士を接合する際に使用される板
状鋼製部材であり、一方、ガセットプレートBは、例え
ば、図7に示すように、補強材を固定する際に使用され
る板状鋼製部材である。
【0003】上述した板状鋼製部材には、多数のボルト
孔があけられており、そのボルト孔の両端には、ボルト
孔あけ加工の際に生じた孔バリが形成されている。更
に、これらの板状鋼製部材は、レーザー等によって切断
によって切り取られるので、その周囲は、鋭角に形成さ
れている。
【0004】上述した板状鋼製部材の孔バリや鋭角な周
囲部分は、防錆塗膜が薄くなるので錆が発生しやすく、
しかも、バリがあると鋼材同士の接合が良好に行われな
い。
【0005】そこで、従来、板状鋼製部材の孔バリを除
去する装置として、コンベアの上方にベルサンダーを設
け、コンベアによって板状鋼製部材を移動させながら、
ベルサンダーによって孔バリを除去するもの、あるい
は、回転ワイヤーブラシによるものが知られている。
【0006】一方、板状鋼製部材の周囲の面取りは、ハ
ンドグラインダー等によって作業員が一枚一枚面取りを
行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の孔バリ除去装置は、2次バリが発生するので、
手直しが必要となったり、孔バリ以外の面のプライマー
被膜が除去されてしまう。一方、人手による面取り作業
は、多大な時間と手間がかかるといった問題を有してい
た。
【0008】従って、この発明の目的は、板状鋼製部材
のボルト孔部分の面取りによる孔バリ取りおよび周囲の
面取りが自動的に且つ能率良く行える、鋼製部材の自動
面取り装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、ボルト孔あ
け加工された鋼製部材の搬入手段と、前記搬入手段に続
いて設けられた、前記搬入手段によって搬入された前記
鋼製部材の輪郭およびボルト孔位置を認識するための画
像処理手段と、前記画像処理手段に続いて設けられた面
取り手段と、反転手段と、搬出手段と、前記各手段を制
御するための制御器とからなり、前記面取り手段は、前
記画像処理手段からの画像処理データに基づいて、前記
鋼製部材のボルト孔および周囲の面取りを行い、前記反
転手段は、前記鋼製部材の一方面の面取りが終了した前
記鋼製部材の表裏を反転し、前記搬出手段は、全ての面
取りが終了した前記鋼製部材を搬出することに特徴を有
している。
【0010】前記面取り手段は、前記鋼製部材の移動方
向に沿って順次設けられた、前記鋼製部材の一方面のボ
ルト孔のバリ取りを行う第1面取り機と、前記鋼製部材
の他方面のボルト孔のバリ取りを行う第2面取り機と、
前記鋼製部材の周囲の面取りを行う第3面取り機とから
なり、前記反転手段は、第1反転機と第2反転機とから
なり、前記第1面取り機は、前記画像処理手段に続いて
設けられ、前記第1反転機は、前記第1面取り機と前記
第2面取り機との間に設けられ、前記第2反転機は、第
3面取り機に続いて設けられていることに特徴を有して
いる。
【0011】前記搬入手段は、前記鋼製部材が載置され
る、移動可能な搬入パレットと、前記搬入パレット上の
前記鋼製部材を一枚づつ前記画像処理手段に移送するた
めの搬入側移送機とからなり、前記搬出手段は、全ての
面取りが終了した前記鋼製部材が載置される、移動可能
な搬出パレットと、前記搬出パレット上の所定位置に、
全ての面取りが終了した前記鋼製部材を一枚づつ移送す
るための搬出側移送機とからなり、前記制御器は、前記
搬入パレット上の前記鋼製部材の位置データに従って、
前記搬入側移送機および前記搬出側移送機を制御するこ
とに特徴を有している。
【0012】前記搬入手段と前記搬出手段との間には、
空になった前記搬入パレットを前記搬出手段側まで搬送
するための空パレット搬送手段が設けられていることに
特徴を有している。
【0013】前記第1面取り機および前記第2面取り機
は、前記鋼製部材のボルト孔に挿入されるテーパリーマ
を有し、前記テーパリーマは、弾性力に抗して水平方向
に移動可能になっていることに特徴を有している。
【0014】
【作用】鋼製部材の搬入手段、鋼製部材の輪郭およびボ
ルト孔位置を把握する画像処理手段、面取り手段、反転
手段、面取りが終了した鋼製部材の搬出手段を同一ライ
ンに配置し、これらの動作を制御器によって制御するこ
とによって、板状鋼製部材のボルト孔部分の面取りによ
る孔バリ取りおよび周囲の面取りが自動的に且つ能率良
く行える。
【0015】搬入手段を、鋼製部材が載置される搬入パ
レットと、搬入パレット上の鋼製部材を一枚づつ前記画
像処理手段に移送するための搬入側移送機とによって構
成し、前記制御器に予め入力した、パレット上の鋼製部
材の位置データに従って搬入側移送機搬出手段を動作さ
せれば、形状や大きさが異なる鋼製部材を確実に画像処
理手段まで移送させることができる。
【0016】更に、搬出手段を、全ての面取りが終了し
た鋼製部材が載置される搬出パレットと、搬出パレット
上の所定位置に、全ての面取りが終了した鋼製部材を一
枚づつ移送するための搬出側移送機とによって構成し、
前記制御器に予め入力した前記位置データに従って搬出
側移送機を動作させれば、全ての面取りが終了した鋼製
部材を確実に搬出パレット上に移送することができ、し
かも、搬入パレット上にのせた状態と同じ状態で鋼製部
材を搬出パレット上にのせることができる。
【0017】前記搬入手段と前記搬出手段との間に、空
になった搬入パレットを搬出手段側まで搬送するための
空パレット搬送手段を設けることによって、空になった
搬入パレットを速やかに搬出手段側まで搬送することが
できる。
【0018】ボルト孔の面取りによってバリを除去する
ための、前記面取り手段の第1および第2面取り機を、
弾性力に抗して水平方向に移動可能なテーパリーマによ
って構成すれば、画像処理データに多少、誤差があって
も正確にボルト孔の面取りが行える。
【0019】
【実施例】次に、この発明の、鋼製部材の自動面取り装
置の一実施例を、図面を参照しながら説明する。
【0020】図1は、この発明の、鋼製部材の自動面取
り装置の一実施例を示す斜視図である。図1において、
1は、スプライスプレートやガセットプレートからなる
板状鋼製部材である。2は、鋼製部材1の搬入手段であ
り、搬入コンベア3と搬入コンベア3上にのせられる搬
入パレット4と搬入側移送機5から構成されている。搬
入パレット4は、鋼製部材1を同じ種類毎、即ち、スプ
ライスプレートはスプライスプレート、ガセットプレー
トはガセットプレートでそれぞれ同じ形状毎に予め山積
みしておくものであって(勿論、1種類、1枚でもよ
い。)、搬入側移送機5まで移動する。
【0021】搬入側移送機5は、レール6上を走行する
複数個(この例では3台)のマグネットローダー7によ
って構成されており、後述する制御器からの指令によっ
て、搬入パレット4上の鋼製部材1を一枚一枚、後述す
る画像処理手段まで移送する。
【0022】図2に示すように、搬入パレット4の面
は、複数番地に番地分けされており(この例では、〜
に番地分けされている)、鋼製部材1の各山(A、
B、C)の専有する番地を、Aは、、Bは、、、
、Cは、、、、のように、後述する制御器の
タッチパネルによって制御器に入力できるようになって
いる。これによって、マグネットローダー7の稼働台数
が鋼製部材1の大きさに応じて、後述する制御器からの
指令によって決められ、鋼製部材1を一枚一枚、確実に
後述する画像処理手段まで移送できるようになってい
る。
【0023】8は、画像処理手段であり、搬入側移送機
5によって移送された、ローラコンベア上の鋼製部材1
の下方から鋼製部材1に向けて光を照射するための光源
(図示せず)と、鋼製部材1の上方に設置されたCCD
カメラ9とを有しており、CCDカメラ9による鋼製部
材1のシルエット画像から、鋼製部材1の輪郭およびボ
ルト孔位置の画像処理データを得るものである。この画
像処理データに従って後述する面取り手段が稼働する。
【0024】10は、画像処理手段8に続いて設けられ
た面取り手段であり、鋼製部材1の移動方向に沿って順
次設けられた、鋼製部材1の一方面のボルト孔の面取り
を行ってバリを除去する第1面取り機11と、鋼製部材
1の他方面のボルト孔の面取りを行ってバリを除去する
第2面取り機12と、鋼製部材1の周囲の面取りを行う
第3面取り機13とからなっている。これらの面取り機
11、12、13は、画像処理手段8からの、鋼製部材
1の輪郭およびボルト孔位置の画像処理データに従って
稼働する。
【0025】第1面取り機11および第2面取り機12
は、図3に示すように、空気等のよって回転するテーパ
リーマ14、テーパリーマ14を中心部に垂直に且つ回
転自在に保持するホルダー15と、テーパリーマ14を
ホルダー15の中心部に押し付ける複数個(この例で
は、120°間隔で3個)の押圧部材16とからなって
いる。押圧部材16は、ホルダー15のフランジ15A
の側面に当接する当材17と、当材17をホルダー15
の中心方向に押圧する、ネジ棒18内に挿入されたスプ
リング19とからなっている。ホルダー15のフランジ
15Aには、ボールベアリング20が当てがわれてお
り、ホルダー15の水平移動を円滑にしている。このよ
うに、テーパリーマ14は、回転を維持した状態で水平
方向に自在に移動するので、上記画像処理データの誤差
によってテーパリーマ14の中心軸とバリ取りするボル
ト孔の中心軸線との間に多少のずれが生じても、テーパ
リーマ14は、ボルト孔内に自然に誘導されるので、バ
リ取りは完全に行われる。
【0026】第3面取り機13は、鋼製部材1の周囲の
面取りを行うもので、図4に示すように、鋼製部材1の
周囲を例えば2Rで切削する回転刃物21を有してい
る。
【0027】22は、反転手段であり、第1反転機23
と第2反転機24とからなっている。第1反転機23
は、第1面取り機11に続いて設けられており、第1面
取り機11によって一方面の孔バリ取りが終了した鋼製
部材1の表裏を反転して、第2面取り機12による他方
面の孔バリ取りを可能にする。第1反転機23は、図5
に示すように、固定ローラコンベア25と、昇降ローラ
コンベア26と、両コンベアの周囲に固定されたリング
状レール27と、レール27に接して回転する駆動輪2
8とから構成されている。鋼製部材1が固定ローラコン
ベア25上にのったら昇降ローラコンベア26が下降し
て鋼製部材1を把持する。次いで、駆動輪28の回転に
よってレール27を180°回転させる。これによっ
て、鋼製部材1の表裏が反転される。第2反転機24
は、第3面取り機13に続いて設けられており、鋼製部
材1の周囲の面取りを鋼製部材1の両面について行う場
合に使用する。第2反転機24の構造は、第1反転機2
3と同様であるので説明は省略する。
【0028】29は、搬出手段であり、搬出コンベア3
0と搬出コンベア30上にのせられる、全ての面取りが
終了した鋼製部材1Aが載置される搬出パレット31
と、搬出パレット31上の所定位置に、全ての面取りが
終了した鋼製部材1Aを一枚づつ移送するための搬出側
移送機32とからなっている。搬出側移送機32は、搬
入側移送機5と同様に構成されており、後述する制御器
からの指令によって、搬出パレット31上に、全ての面
取りが終了した鋼製部材1Aを一枚一枚、搬入パレット
4上に積まれた位置と同じ位置に積み重ねる。
【0029】33は、制御器であり、前述した搬入パレ
ット4上の鋼製部材1の位置データに従って、搬入側移
送機5および搬出側移送機32を制御する。制御器33
は、この他、鋼製部材1の移動に伴って各手段の稼働を
制御する。
【0030】搬入手段2の搬入コンベア3と搬出コンベ
ア30との間には、空になった搬入パレット4を搬出コ
ンベア30まで搬送するための空パレット搬送手段34
が設けられている。
【0031】次に、この発明の動作について説明する。
先ず、搬入パレット4上に、鋼製部材1を種類毎に分け
て積み重ねる。次に、制御器33に搬入パレット4上の
鋼製部材1の位置データを入力する。鋼製部材1が載置
された搬入パレット4は、搬入コンベア3によって搬入
側移送機5まで移動される。搬入パレット4上の鋼製部
材1は、搬入側移送機5によって一枚づつ画像処理手段
8まで移送され、画像処理手段8によって、鋼製部材1
の輪郭および孔位置の画像処理データが得られる。空パ
レットは、空パレット搬送手段34によって搬出コンベ
ア30まで搬送され、全ての面取りが終了した鋼製部材
1の載置に備える。
【0032】次に、鋼製部材1は、第1面取り機11に
送られ、ここで、画像処理手段8からの画像処理データ
に従って、鋼製部材1の一方面の孔の面取りが行われ
て、孔バリが除去される。このようにして、一方面の孔
バリが除去された鋼製部材1は、第1反転機23によっ
て反転される。反転された鋼製部材1は、第2面取り機
12に送られ、ここで、画像処理手段8からの画像処理
データに従って、鋼製部材1の他方面の孔の面取りが行
われて、孔バリが除去される。このようにして、両面の
孔バリが除去された鋼製部材1は、第3面取り機13に
送られ、ここで、鋼製部材1の一方面の周囲の面取りが
行われる。
【0033】鋼製部材1がスプライスプレートの場合に
は、一方面は鋼材面に接触するので、面取りは片面のみ
で良い。従って、この場合には、鋼製部材1は、第2反
転機24をそのまま通過して、搬出側移送機32まで搬
送される。鋼製部材1は、搬出側移送機32によって搬
出パレット31上に積み重ねられる。この場合、鋼製部
材1は、搬入パレット4上の位置データに従って、搬入
パレット4上に積まれた位置と同じ位置に一枚づつ積み
重ねられる。
【0034】鋼製部材1がガセットプレートの場合に
は、両面の周囲の面取りを行う必要があるので、鋼製部
材1は、第2反転機24によって反転される。そして、
鋼製部材1は、再度、第3面取り機13に送られ、ここ
で、鋼製部材1の他方面の周囲の面取りが行われる。
【0035】このようにして、全ての面取りが行われた
鋼製部材1Aは、搬出側移送機32まで搬送され、スプ
ライスプレートの場合と同様に、搬出パレット31上に
積み重ねられる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、以下のような有用な効果がもたらされる。 鋼製部材の面取りが全自動で能率良く行える。 搬入パレット上の鋼製部材の位置データを使用する
ことによって、搬入パレット上に積み重ねた位置と同じ
状態で、全ての面とりが終了した鋼製部材を搬出パレッ
ト上に積み重ねることができる。 孔バリ除去をテーパリーマによって行うことによっ
て、2次バリの発生やプライマー被膜が除去されてしま
うことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の、鋼製部材の自動面取り装置の一実
施例を示す斜視図である。
【図2】搬入パレット上の鋼製部材の位置決めを示す説
明図である。
【図3】この発明における第1および第2面取り機を示
す部分断面図である。
【図4】この発明における第3面取り機を示す部分正面
図である。
【図5】この発明における反転手段を示す概略側面図で
ある。
【図6】スプライスプレートの使用態様を示す斜視図で
ある。
【図7】ガセットプレートの使用態様を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1:鋼製部材、 2:搬入手段、 3:搬入コンベア、 4:搬入パレット、 5:搬入側移動機、 6:レール、 7:マグネットローダー、 8:画像処理手段、 9:CCDカメラ、 10:面取り手段、 11:第1面取り機、 12:第2面取り機、 13:第3面取り機、 14:テーパリーマ、 15:ホルダー、 16:押圧部材、 17:当材、 18:ネジ棒、 19:スプリング、 20:ベアリング、 21:刃物、 22:反転手段、 23:第1反転機、 24:第2反転機、 25:固定ローラコンベア、 26:昇降ローラコンベア、 27:レール、 28:駆動輪、 29:搬出手段、 30:搬出コンベア、 31:搬出パレット、 32:搬出側移送機、 33:制御器、 34:空パレット搬送手段。
フロントページの続き (72)発明者 玉置 尚弘 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト孔あけ加工された鋼製部材の搬入
    手段と、前記搬入手段に続いて設けられた、前記搬入手
    段によって搬入された前記鋼製部材の輪郭およびボルト
    孔位置を認識するための画像処理手段と、前記画像処理
    手段に続いて設けられた面取り手段と、反転手段と、搬
    出手段と、前記各手段を制御するための制御器とからな
    り、前記面取り手段は、前記画像処理手段からの画像処
    理データに基づいて、前記鋼製部材のボルト孔および周
    囲の面取りを行い、前記反転手段は、前記鋼製部材の一
    方面の面取りが終了した前記鋼製部材の表裏を反転し、
    前記搬出手段は、全ての面取りが終了した前記鋼製部材
    を搬出することを特徴とする、鋼製部材の自動面取り装
    置。
  2. 【請求項2】 前記面取り手段は、前記鋼製部材の移動
    方向に沿って順次設けられた、前記鋼製部材の一方面の
    ボルト孔のバリ取りを行う第1面取り機と、前記鋼製部
    材の他方面のボルト孔のバリ取りを行う第2面取り機
    と、前記鋼製部材の周囲の面取りを行う第3面取り機と
    からなり、前記反転手段は、第1反転機と第2反転機と
    からなり、前記第1面取り機は、前記画像処理手段に続
    いて設けられ、前記第1反転機は、前記第1面取り機と
    前記第2面取り機との間に設けられ、前記第2反転機
    は、第3面取り機に続いて設けられていることを特徴と
    する、請求項1記載の、鋼製部材の自動面取り装置。
  3. 【請求項3】 前記搬入手段は、前記鋼製部材が載置さ
    れる、移動可能な搬入パレットと、前記搬入パレット上
    の前記鋼製部材を一枚づつ前記画像処理手段に移送する
    ための搬入側移送機とからなり、前記搬出手段は、全て
    の面取りが終了した前記鋼製部材が載置される、移動可
    能な搬出パレットと、前記搬出パレット上の所定位置
    に、全ての面取りが終了した前記鋼製部材を一枚づつ移
    送するための搬出側移送機とからなり、前記制御器は、
    前記搬入パレット上の前記鋼製部材の位置データに従っ
    て、前記搬入側移送機および前記搬出側移送機を制御す
    ることを特徴とする、請求項1または2記載の、鋼製部
    材の自動面取り装置。
  4. 【請求項4】 前記搬入手段と前記搬出手段との間に
    は、空になった前記搬入パレットを前記搬出手段側まで
    搬送するための空パレット搬送手段が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1〜3の何れか1つに記載され
    た、鋼製部材の自動面取り装置。
  5. 【請求項5】 前記第1面取り機および前記第2面取り
    機は、前記鋼製部材のボルト孔に挿入されるテーパリー
    マを有し、前記テーパリーマは、弾性力に抗して水平方
    向に移動可能になっていることを特徴とする、請求項2
    〜4の何れか1つに記載された、鋼製部材の自動面取り
    装置。
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