JPS59166444A - 工作機械による自動加工ラインの切粉除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマシニングセンタ等の工作機械による自動加工
ラインに於て、被加工物等に積った切粉を除去するため
の装置に関する。

この種の工作機械による自動加工フィンに於ては１例え
ば第１図に示すようにレールＣ２上を移動する無人搬送
台車Ｃ１等の被加工物搬送手段Ｃに沿って工作機械Ｍｔ
−数台設置し、その各工作機械Ｍに順次被加工物Ｗを送
って自動的に連続加工を行う。

この場合、加工中に被加工物Ｗから落ちた切粉は工作機
械Ｍに備え付けのコンベア（不図示）等で除去するが、
被加工物に付着した切粉はそのまま次工程に運ばれ２次
の加工が行なわれる。そのため切粉によって工具を傷め
、或は加工精度が低下するという問題があった。

本発明は上記の問題を解決することを目的とするもので
、工作機械Ｍの配置に沿って被加工物Ｗの搬送手段Ｃを
設けた自動加工ラインに於て、上記搬送手段Ｃの傍にそ
の搬送手段Ｃからの被加工物Ｗを移載保持するクランプ
装置１と、そのクランプ装置１に保持した被加工物Ｗの
切粉を除去すよる自動加工ラインの切粉除去装置を要旨
とする。

図示例はマシニングセンタによる自動加工ラインに適用
したもので、切粉除去装置Ａは第１図に示すように搬送
手段Ｃの側方に於て、マシニングセンタＭと並列に配置
されている。

被加工物Ｗは例えば日本工作機工業会規格のマシニング
センタ用パレットＰに治具子等で取付け。

そのパンツ）Ｐごと移動させる（第２図）。

そのパンツ）Ｐは搬送台車Ｃ１からクランプ装置１に直
接移載してもよいが２図の場合は搬送台車Ｃ１から一旦
受渡台３上に載置し、受渡台３からクランプ装置１に移
載機構４によって移載する構成である。パンツ）Ｐを受
渡台乙に載せるための機構は搬送台車Ｃ１に設けられて
いるが図には省略した。

図中５ａ・５ｂ及び６ａ拳６ｂはそれぞれ受渡台３及び
クランプ装置１に設けたパレット案内用ローラで、ロー
ラ５ａ・５ｂは第４図に示すようにパレットＰの両側下
部を受け、ローラ６ａ・６ｂは第５図に示すようにパレ
ットＰの下面に形成した溝Ｐ２の両側部を受ける。

上記移載機＄４は第７図に示すように可逆転油圧モータ
７によシ回転するねじ棒８に進退部材９を螺合し、その
進退部材９に設けた二叉部９ａにパンツ）Ｐの突部Ｐ１
を係合させて移載する構成である。１０は進退部材９の
案内レールを示す。

クランプ装置１は第２図に示すように横軸１１に起倒可
能に取付けた基台１２と、その基台１２に回転可能に設
けた回転台１６と、その回転台１６と一体に回転し回転
台１６及び基台１２に対して上下動可能な可動台１４と
よ構成る。１５は基台１２の起倒用シリンダで、そのロ
ッド１６を進退させることによって基台１２を第２図実
線の状態から鎖線の状態に起倒する。又それに連動して
洗浄器２の蓋１７が開閉される。１８は横軸１１に固定
の回動レバー、１９は連結リンク、２０は横軸１１の軸
受である。

可動台１４は第５−６図に示すようにその上下動シリン
ダ２１のロッド２２に回動可能に取付けられ、ロッド２
２を引くことによってパレットＰが可動台１４と回転台
１６との間に挟持される。

２３は可動台１４の上下動案内ビン、２４・２５は回転
台１３の回転用油圧モータ及び減速機で。

回転台１３を回転させることによって上記可動台１４及
びパンツ）Ｐが回転する。２６・２７はスブｐケット、
２８はチェーンを示す。

上記洗浄器２は被加工物Ｗの略全周を覆う略箱形に形成
され、エアノズル２９で吹き落した切粉を下部開口２ａ
から台車３０又はコンベヤ等で外部に排出させる。６１
は被加工物Ｗの周囲の洗浄器２とその蓋１７とで形成さ
れる開口部に設けたエアカーテン、３２は洗浄器２の上
部（設けたダクトで１図に省略した集塵機に連通ずる。

上記の構成に於て、切粉が付着した被加工物Ｗがパンツ
）Ｐと共に搬送台車Ｃ１で運ばれ、その搬送台車Ｃ１か
ら第３図鎖線示のように受渡台６上に載置されると、パ
ンツ）Ｐの突起Ｐ１が予じめ後退していた進退部材９に
係合する。

油圧モータ７でねじ棒８を回転させると進退部材９が前
進し、パンツ）Ｐは四−ラ５ａ・５ｂ及び６ａ・６ｂ上
を移動して受渡台６からクランプ装置１の可動台１４上
に移載される。次いでシリンダ２１によシ可動台１４を
下降させ、パレットＰを可動台１４と回転台１６との間
に挟持する。

５− ６６はパレットの移載ストッパ兼移動防止用ストッパ、
３４は移動防止用ストッパを示す。

そしてシリンダ１５で基台１２を第２図実線示の状態か
ら鎖線示の状態に起こすと被加工物Ｗが洗浄器２内に傾
動する。それと同時に洗浄器２の蓋１７は同図実線水の
状態から鎖線示の状態に閉じられる。

その状態で被加工物Ｗを油圧モータ２４で回転させなが
らエアノズル２９がら空気を吹き付けることによって被
加工物に付着した切粉が除去される。

切粉を除去した後は被加工物Ｗとパンツ）Ｐ全上記と逆
の順序で搬送台車Ｃ１に戻すことによって、１つの被加
工物に対する切粉除去行程が終了する。

なお、上記の切粉除去行程は外部からの信号等で自動的
に開始し、終了後信号等を出すよりにすることによって
、工作機械による自動加工ラインに組込んで自動運転を
行なうものである。

本発明は上記の構成であるから、被加工物Ｗに６− 付着した切粉が洗浄器２によって除去され、切粉によっ
て工具を傷め或は加工精度が低下するという問題が解消
されると共に、被加工物Ｗを保持したクランプ装置１は
洗浄器２に対して傾動かつ回転するから加工中に落ちな
かった切粉を容易に除去できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明切粉除去装置を備えた工作機械による自
動加工ラインの平面図、第２図は切粉除去装置の拡大側
面図、第３図はその一部の平面図。 第４図拳第５図・第６図はそれぞれ第６図ＩＶ−ＩＶ・
ｖ−■・Ｖｌ−Ｖｌ線から見た一部の拡大断面図、第７
図は移載機構、の一部の斜面図である。 Ａは切粉除去装置９Ｍは工作機械、Ｗは被加工物、Ｃは
搬送手段、１はりランプ装置、２は洗浄器。 ７一

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）工作機械の配置に沿って被加工物の搬送手段を設
   けた自動加工ラインに於て、上記搬送手段の傍にその搬
   送手段からの被加工物を移載保持するクランプ装置と、
   そのクランプ装置に保持した被加工物の切粉を除去する
   洗浄器とを設け、上記り２ンプ装置を洗浄器に対して傾
   動かつ回動可能に構成した工作機械による自動加工ライ
   ンの切粉除去装置。