JPH05123936A - 工作機械における被加工物の移送装置と移送方法 - Google Patents

工作機械における被加工物の移送装置と移送方法

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JPH05123936A
JPH05123936A JP31350791A JP31350791A JPH05123936A JP H05123936 A JPH05123936 A JP H05123936A JP 31350791 A JP31350791 A JP 31350791A JP 31350791 A JP31350791 A JP 31350791A JP H05123936 A JPH05123936 A JP H05123936A
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JP
Japan
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turret
workpiece
machine tool
hand
unit machine
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JP31350791A
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Junji Herai
純二 戸来
Kazuhisa Sato
和久 佐藤
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KIRIU MACHINE Manufacturing
KIRIYUU KIKAI KK
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KIRIU MACHINE Manufacturing
KIRIYUU KIKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産ラインを構成する工作機械の増設,撤去
を容易とし、また生産ラインを停止させることなく、段
取り換えができる工作機械における被加工物の移送装置
と移送方法とを提供することを目的とする。 【構成】 単位工作機械における加工位置の両側に左右
水平方向と垂直上下方向に移動できるタレット刃物台を
配置し、該刃物台にタレットハンドを取り付け、タレッ
トハンドを被加工物のローディング位置と加工位置とア
ンローディング位置との3位置で被加工物の授受を行う
ようにし、隣接する単位工作機械の間は、移送装置のロ
ボットハンドで被加工物の授受を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車部品のディスク
ロータ,ブレーキドラム等の立型旋盤生産ライン等にお
ける工作機械及び工作機械間の被加工物の移送装置と移
送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の自動車部品のディスクロ
ータ,ブレーキドラム等の立型旋盤等が配置された自動
化生産ラインには、図5に示されるように、リフトアン
ドキャリー方式によるダイレクトフィードのトランスフ
ァーマシンが知られており、図5に示される符号Aは単
位工作機械が配設されているワークステーション、符号
Bは被加工物たるワークの前後方向移送装置、符号Cは
前記移送装置Bのアクチェータであり、移送装置Bはま
たアクチェータDの作用により、ロッドE、レバーFを
介し、上下動させられる。
【0003】被加工物は、送入部Gで移送装置B上に搬
入され、次いでアクチェータDの作動で該装置Bが矢印
Hで示すごとく上昇し、次にアクチェータCの作動で矢
印Iで示すごとく前進して被加工物がワークステーショ
ンAのクランプ位置の直上にもたらされ、続いて移送装
置Bは矢印Jで示すごとく下降し、被加工物をワークス
テーションA側に引き渡したのち再び矢印Hで示すよう
上昇したのち、矢印Kで示すよう旧位置に復帰し、被加
工物はワークステーションAでクランプされ、加工が開
始される移送サイクルを生産ライン内の各ワークステー
ション全体について、同時に一斉に繰り返す構成のもの
である。
【0004】前述の従来の生産ラインの構造並びにワー
クの移送方法のものでは、ワークの移送が直線的な、同
時かつ一斉に行われる送りで、一定の距離をもったピッ
チ送りすなわち間欠送りであるから、加工ステーション
の配置は一定の間隔を持った定位置に限定されるため、
ワークの変更によっては単位工作機械の組み換えを必要
とし、機械寸法によっては1スパンの間では組み換えが
できず、さらにアイドルステーションを設けるとか、ま
た一連の移送装置の構造上、容易に該機械を撤去できな
い等の問題点があり、従って工程の追加、あるいは削除
により、該機械の追加設置とか撤去には多大な改造が見
込まれ、多くの時間を必要とする欠点がある。
【0005】またワークの形状が変更された場合でも、
加工治具の変更だけではなく、ワークの移送についても
前記移送装置の構造上一部改造が必要となり、ワークの
変更による段取り換えも、当該生産ライン内での変更前
のワークの最後のワークの加工完了後に、生産ラインを
停止させて行わねばならず多大の時間を要するという問
題点があり、またワークの形状によって、裏面加工が必
要とされるときには、ワークの反転ステーションの設置
が必要となる問題点が内在するので多品種、少量生産に
対応し難く、フレキシブル性に乏しいという欠点があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ディスクロ
ータ,ブレーキドラム等の被加工物の機械加工ラインに
おいて、単位工作機械自体をローディング位置で被加工
物を受け取り、加工位置に移送し、加工完了後にアンロ
ーディング位置へ移送できる工作機械とし、この単位工
作機械の複数を、工程間ロボットのごとき移送装置で連
結して被加工物の受け渡しを行いうるようにし、被加工
物の形状の変更には、タレットハンド,ロボットハンド
の把持部及び加工位置の被加工物チャックの交換のみで
対応でき、また被加工物の変更がある際には当該加工ラ
インを流れる同一種の被加工物群のうちの最後尾の被加
工物への加工が完了した単位工作機械から、該被加工物
の移送に影響を与えることなく段取り換えができ、工程
の追加,削除に対応する単位工作機械の増設,撤去も、
隣接する工作機械の移送装置に影響を及ぼすことなく、
増設,撤去部分の移送装置の変更のみで対処できるフレ
キシブル性に富み、生産性を向上させ、生産設備の有効
活用のできる工作機械における被加工物の移送装置と移
送方法とを提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、工
作機械の加工用スライダーのタレット刃物台に、被加工
物をローディング位置で受け入れ、加工位置に移送する
被加工物搬送用の第1のタレットハンドと、加工位置か
らアンローディング位置へ被加工物を移送する被加工物
搬送用の第2のタレットハンドとを取り付けるという構
成により、前記課題の解決を図った。
【0008】請求項2の発明では、前記課題の解決のた
め、隣接配置されている各単位工作機械が、被加工物の
ローディング位置と、被加工物の加工位置と、被加工物
のアンローディング位置の3位置間を移動するタレット
刃物台を有し、該タレット刃物台には、被加工物把持用
のタレットハンドが組み付けられ、前記加工位置にはタ
レットハンドと対峙する加工用の被加工物チャックが配
設されていると共に、隣接配置されている単位工作機械
の間には、ロボットハンドを有する移送装置が配置され
ており、前記ロボットハンドは、少なくとも一方の単位
工作機械のアンローディング位置のタレットハンドと対
峙する位置と、隣接する他方の単位工作機械のロボット
ハンド位置のタレットハンドと対峙する位置との2位置
間往復回動させる駆動装置に結合されているという構成
とした。
【0009】また請求項3の発明では、被加工物の移送
方法として被加工物をローディング位置で受け入れ、加
工位置に移送して加工し、加工完了後に被加工物をアン
ローディング位置に移送できる単位工作機械を隣接配置
し、該隣接区間に配設された移送装置のロボットハンド
により、加工の完了した単位工作機械のアンローディン
グ位置から、隣接する後加工の単位工作機械のローディ
ング位置へ被加工物を移送し、引き渡すという手段を採
用することにより、前記課題の解決を図った。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、単位の工作機械の加工用
スライダーのタレット刃物台に取り付けられている第
1,第2のタレットハンドの作用で、工作機械自体が、
被加工物の受け入れ、加工位置への移送,加工,加工完
了した被加工物の引き渡しを行いうるので、隣接配置さ
れている単位の工作機械の間に、被加工物移送用のロボ
ットを配置し、加工の完了した単位工作機械のアンロー
ディング位置で被加工物を受け取り、次加工を行う工作
機械のローディング位置へ移送させることにより、被加
工物の生産ラインを単位工作機械と単位工作機械間に配
置される被加工物移送装置たるロボットというモジュー
ル化された加工・移送単位の連接構成とすることができ
る。
【0011】請求項2および請求項3の発明では、既述
のごとく、被加工物の受け入れ、加工位置への移送,加
工,加工の完了した被加工物の引き渡し位置への移送を
行う単位工作機械の間に、移送装置が配置され、該移送
装置のロボットハンドが隣接する一方の単位工作機械の
アンローディング位置で前加工の完了した被加工物を受
け取り、隣接する他方の単位工作機械のローディング位
置へ、前記加工物を移送して引き渡すので、生産ライン
を既述のごとくモジュール化された単位工作機械と移送
装置との連接構成とすることができ、工程の増設,撤
去、すなわち単位工作機械の追加,撤去が、従来のごと
き共用の一連の被加工物移送装置の制約を受けることな
く、大きな自由度の下に行うことができる。
【0012】また生産ラインが、モジュール化された加
工・移送単位の連接構成とされているので、被加工物の
加工が完了し、被加工物を次位の工作機械へ引き渡し終
った単位工作機械は、直ちに異種の被加工物に対する段
取り換えに移行できるし、被加工物の形状の変更には、
タレットハンドとロボットハンドとの把持部と加工位置
における被加工物チャックの交換で対応でき、従って、
生産ラインの停止を伴うことなく段取り換えができる。
【0013】また単位工作機械の増設,変更等に伴い、
単位工作機械の配置や隣接間隔に多少の変更があって
も、前記単位工作機械間の移送装置のロボットハンドの
長さの選定、位置制御あるいは単位工作機械のタレット
刃物台に取り付けられているタレットハンドの選定によ
り対応できる。
【0014】具体的には、単位工作機械のローディング
位置に被加工物が移送されて来ると、該工作機械の第1
のタレット刃物台に取り付けられている第1のタレット
ハンドが、加工用スライダーの左右水平方向への直線移
動によってローディング位置の直上にもたらされ、該ス
ライダーの垂直降下によって、被加工物を把持し、さら
に該スライダーの垂直上昇と水平方向への直線移動及び
タレットハンドの垂直軸周りの旋回とにより、被加工物
は、前記単位工作機械の加工位置の直上にもたらされ、
再び加工用スライダーが垂直降下して被加工物が、加工
位置の被加工物チャックへ引き渡される。
【0015】前記加工位置において、第1,第2の両タ
レット刃物台による加工が完了すると、第2のタレット
刃物台の第2のタレットハンドが、加工用スライダーの
水平方向への直線移動とタレットハンドの垂直軸周りの
旋回とにより、加工位置の直上にもたらされ、前記スラ
イダーの垂直降下により、タレットハンドが加工位置の
被加工物を把持し、前記スライダーの垂直上昇、水平方
向への直線移動及びタレットハンドの垂直軸まわりの旋
回とにより、被加工物がアンローディング位置の直上に
もたらされ、前記スライダーの垂直降下により、単位工
作機械の間に配置された移送装置のロボットハンドの把
持部に該被加工物が引き渡される。
【0016】前記移送装置のロボットハンドは被加工物
を受け取った後、次位の単位工作機械のローディング位
置へ回動し、該単位工作機械の第1のタレット刃物台の
第1のタレットハンドは、ロボットハンドから被加工物
を前述のごとく受け取り、既述したところと同一の作動
が繰り返される。
【0017】
【実施例】図1ないし図4は請求項1,請求項2の発明
の実施の一例としての自動車部品のディスクロータ,ブ
レーキドラム等の生産ラインを略示したものであり、図
1の生産ラインの一部を示す正面図および図2の平面図
で示すごとく、被加工物たるワークは矢印Wの方向より
供給され、後述される各単位工作機械1,3ならびに前
記工作機械1,3の間に配設された各移送装置2を経て
工程毎に順次加工され、図示が省略されている最終の検
査工程を経て完成部品がラインより搬出される。
【0018】図3,図4において、単位工作機械1に
は、ワークのローディング位置14と、ワークの加工位
置6と、アンローディング位置16との3位置間を、矢
印X方向たる左右方向および矢印Z方向たる垂直方向に
移動する加工用のスライダー8Aに取り付けられた第1
のタレット刃物台8と、同じくスライダー9Bに取り付
けられた第2のタレット刃物台9とが配設され、各刃物
台8,9にはそれぞれワーク把持用のタレットハンド1
1,12および図示を省略したバイト等の工具が取り付
けられている。
【0019】前記加工位置6には移動して来たタレット
ハンド11,12と対峙する加工用の被加工物チャック
18が配設されている。
【0020】さらに図4に示されるように隣接配置され
ている単位工作機械1及び他方の単位工作機械3の間に
はロボットハンド19を有する移送装置2が配置されて
おり、前記ロボットハンド19は、前記単位工作機械1
のアンローディング位置16にあるタレットハンド12
と対峙する位置と、隣接する他方の単位工作機械3のロ
ーディング位置14のタレットハンド11に相当するタ
レットハンドと対峙する位置との2位置間を、軸191
を回動軸として双矢印Q方向に往復回動させる駆動装置
21に結合され、また該ロボットハンド19は、軸19
1と直交する軸192を回転軸として双矢印P方向に往
復反転運動させられる。
【0021】前記ローディング位置14と加工位置6と
アンローディング位置16の3位置は、前記単位工作機
械1と、他の単位工作機械3との加工位置6,6を結ぶ
直線のラインO−O上に位置を占めしており、ラインO
−Oはワーク加工工程における移送路線を示している。
【0022】前記タレットハンド11,12は共に前記
タレット刃物台8,9の軸心13,13より半径R1に
て前記刃物台8,9の外周辺を回動する構造のものであ
る。従って一方の前記タレットハンド11によりローデ
ィング位置14で把持されたワークは前記半径R1なる
円弧の軌跡を回動され、前記ラインO−Oとの交叉点1
5まで移送され、同時にスライダー8AのX方向右方へ
の摺動により加工位置6の直上にもたらされる。
【0023】次いでコラム10に沿うスライダー8Aの
Z方向への垂直降下により、被加工物はタレットハンド
11に把持されて被加工物チャック18に導かれ、該チ
ャック18に引き渡される。
【0024】図示例のロボットハンド19のクランプ部
32は、互いに対向する平面形状V形のブロック部材と
され、同時に咬縮,拡開作動する構造とされているの
で、被加工物が円筒体である限りは、ロボットハンド1
0のクランプ部32による被加工物の把持は求心作用を
生じ、ローディング位置14にもたらされた被加工物の
中心軸は正確な位置を占めるので、タレットハンド11
は、常に正確な位置で被加工物を受け取りうる。
【0025】前述のごとく、被加工物が被加工物チャッ
ク18に把持,固定されると、第1,第2の両タレット
刃物台8,9に取り付けられている工具による加工工程
が進行する。
【0026】前記チャック18に対峙する他のタレット
刃物台9及びタレットハンド12も前記タレット刃物台
8及びタレットハンド11と同一の構造のものであるか
ら、前記タレット刃物台9に装着された工具による加工
が完了すると、前記タレットハンド12によりワーク
は、加工位置6にて把持され、前記タレット刃物台9の
軸心13を中心とする半径R1たる円弧の軌跡を回動と
スライダー9AのX方向右方への摺動により、前記ライ
ンO−Oとの交叉点たる前記単位工作機械1のアンロー
ディング位置16まで移送される。
【0027】次の加工を行う隣位の単位工作機械3との
間にもロボットハンド19を有する移送装置2が配設さ
れており、加工の完了した単位工作機械1のアンローデ
ィング位置16から単位工作機械3のローディング位置
14まで被加工物を移送し単位工作機械3により、前述
の作動順で加工が行われる。
【0028】被加工物の前記移送は、タレットハンド
8,9の回転半径R1の円弧の軌跡と前記タレット刃物
台8,9のラインO−O上の水平移動たるX方向の軌跡
に、さらに前記ロボットハンド19の回転半径R2の円
弧の軌跡との組み合せによる移送経路であり、フレキシ
ブル性を持った構成とされている。
【0029】前記ロボットハンド19は、双矢印Pで示
されるごとく、軸心に対し回動自在とされており、クラ
ンプ部32で把持した被加工物の反転が可能であって、
別個のステーションを設けることなく被加工物の表裏両
面の加工が可能である。
【0030】またロボットハンド19を有する移送装置
2は、各単位工作機械1,3とは別個に、被加工物を把
持するので、把持状態で各種の計測が可能となり、一連
の生産ライン中の所要の箇所に計測工程を組み込むこと
もできる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によると、工作機械の加
工位置の両側に各別に配設されたタレット刃物台に、被
加工物移送用のタレットハンドが取り付けられ、該タレ
ットハンドにより、該工作機械のローディング位置にも
たらされた被加工物を受け取り、加工位置へ移送し、加
工完了後には、他方のタレットハンドで、加工位置の被
加工物をアンローディング位置へ移送することができ、
単位工作機械に移送装置が組み込まれているので、生産
ラインの全工作機械に共通の一連の被加工物移送装置を
設ける必要がなく、単位工作機械間の被加工物の受け渡
しを行う移送装置を配設すれば、生産ライン全体の被加
工物の自動移送が可能となり、生産ラインの構築,変更
を容易にする効果がある。
【0032】請求項2および請求項3の発明によると、
単位工作機械と、単位工作機械間に配置されたロボット
ハンドを有する移送装置とを一つのモジュールとして生
産ラインが構成されているので、加工工程の追加,削
除,組み換え等の際に移送装置の変更を要せず、単位工
作機械の追加,撤去,配置換えのみで、生産ラインの変
更が可能となり、設備の大幅な変更を不必要とする効果
を奏する。
【0033】また被加工物の変更あるいは単位工作機械
の変更,配置換え等により、単位工作機械の位置や隣接
間隔等に多少の変更があっても、ロボットハンドの長さ
の選定,位置制御あるいは、タレット刃物台のタレット
ハンドの位置制御等により簡単に対応できる効果を有す
る。
【0034】さらに生産ラインがモジュール化された単
位工作機械と、隣接する単位工作機械間に配置された移
送装置の連接構成とされているので、被加工物に対する
加工が完了し、該被加工物を次位の単位工作機械に引き
渡し終った単位工作機械は、直ちに異種の被加工物に対
する段取り換えに移行できるし、被加工物の形状の変更
に対してはタレットハンドとロボットハンドとの把持部
の交換で対応できるので、生産ライン全体の停止を行う
ことなく、各種の段取り換えが可能であり、生産設備の
停止時間の短縮,生産設備の有効利用ができ、生産性を
向上させうる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の一例の移送装置により構成された生産ラ
インの一部を示す正面図である。
【図2】図1に示すものの平面図である。
【図3】図1に示すものの要部構造の一部を示す斜面図
である。
【図4】図3に示すものの隣接作動状態を示す平面図で
ある。
【図5】従来の移送装置により構成された生産ラインの
概要を示す正面図である。
【符号の説明】
1,3 単位工作機械 2 移送装置 6 加工位置 8,9 タレット刃物台 11,12 タレットハンド 14 ローディング位置 16 アンローディング位置 18 被加工物チャック 19 ロボットハンド 21 駆動装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物をローディング位置で受け入
    れ、加工位置に移送する被加工物搬送用の第1のタレッ
    トハンドと、加工位置からアンローディング位置へ被加
    工物を移送する被加工物搬送用の第2のタレットハンド
    とが、被加工物チャックの設けられている加工位置の両
    側に配設された第1のタレット刃物台と第2のタレット
    刃物台とに取り付けられている工作機械。
  2. 【請求項2】 隣接配置されている各単位工作機械が、
    被加工物のローディング位置と、被加工物の加工位置
    と、被加工物のアンローディング位置の3位置間を移動
    するタレット刃物台を有し、該タレット刃物台には、被
    加工物把持用のタレットハンドが組み付けられ、前記加
    工位置にはタレットハンドと対峙する加工用の被加工物
    チャックが配設されていると共に、隣接配置されている
    単位工作機械の間には、ロボットハンドを有する移送装
    置が配置されており、前記ロボットハンドは、少なくと
    も一方の単位工作機械のアンローディング位置のタレッ
    トハンドと対峙する位置と、隣接する他方の単位工作機
    械のローディング位置のタレットハンドと対峙する位置
    との2位置間往復回動させる駆動装置に結合されている
    工作機械における被加工物の移送装置。
  3. 【請求項3】 被加工物をローディング位置で受け入
    れ、加工位置に移送して加工し、加工完了後に被加工物
    をアンローディング位置に移送できる単位工作機械を隣
    接配置し、該隣接区間に配設された移送装置のロボット
    ハンドにより、加工の完了した単位工作機械のアンロー
    ディング位置から、隣接する後加工の単位工作機械のロ
    ーディング位置へ被加工物を移送し、引き渡すことを特
    徴とする工作機械における被加工物の移送方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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