JPH086409B2 - 縦葺き屋根構造 - Google Patents

縦葺き屋根構造

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JPH086409B2
JPH086409B2 JP28416193A JP28416193A JPH086409B2 JP H086409 B2 JPH086409 B2 JP H086409B2 JP 28416193 A JP28416193 A JP 28416193A JP 28416193 A JP28416193 A JP 28416193A JP H086409 B2 JPH086409 B2 JP H086409B2
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昇 山坂
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面が平坦な縦葺き屋
根構造に関し、さらに詳しくは安定に排水機構が機能
し、且つ美観に優れる縦葺き屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、屋根の表面が平坦な屋根構造
としては、図1,図2に示される構造のものが知られて
いた。この図示従来例では、屋根板1’は、平面部1
1’の一方の側縁に平面部11’の側端を下方へ折り下
げ、さらに内方へ折曲した略L字状の係止部13’を設
け、他方の側縁に樋部16’を設けると共に樋部16’
の外側面に掛止部17’を設けた構成である。また、吊
子部材2’は、下地材3’への固定部22’を樋部1
6’の外方に、屋根板1’の係止部13’と係合する被
係止部23’を樋部16’の内方に設けた構成である。
そして、まず吊子部材2’の被係止部23’に図面右側
の屋根板1’の掛止部17’が沿うように敷設した後、
図面左側の屋根板1’の係止部13’を上方から臨ませ
て吊子部材2’の被係止部23’に係合させて屋根を施
工するのである。尚、図中、4’は防水シート材であ
り、5’はバックアップ材である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の屋根構造は、図1に示すように図中aで示す部分を
小さくすると吊子部材2’の強度が高くなるが、bが狭
くなって樋部16’の許容排水量が小さくなる。このよ
うに樋部16’の許容排水量が小さく、且つ雨水が直接
樋部16’に入り込む構造では、豪雨時等に雨水が許容
排水量を越え易いので、雨水が屋根板1’の裏面側に侵
入して漏水を生じたりすることになる。また、bを大き
くすると樋部16’の許容排水量は大きくなるのではあ
るが、開口部分dが大きくなるため、意匠上好ましいも
のではなく、しかもゴミ等が侵入し易くなって樋部1
6’が排水機能を損なう虞もある。さらに、図2に示す
ようにbを大きくして樋部16’の許容排水量を大きく
し、且つ開口部分dを小さくすると、aが大きくなって
負荷重に対する強度が不足し、何らかの手段による補強
を必要とするものとなる。尚、屋根板1’の係止部1
3’を上方から臨ませて吊子部材2’の被係止部23’
に係合させる、即ちハゼをかけるためにはdをcより大
きくしなければならないという制限もある。また、樋部
16’の大きさを変更するには上記のようにそれに応じ
た形状に変更した吊子部材2’を用いる必要があるた
め、経費が高いものとなる。
【0004】また、上記屋根構造を施工した後、開口部
分にゴム等からなる目地材(図示せず)を配設して樋部
16’への雨水の流入を抑制する方法も行われている
が、目地材が露出するので、経年の使用による劣化や美
観の問題が発生する。
【0005】さらに、樋部を覆う屋根構造としては実開
平3−78817号公報に示される面構造体が提案され
ている。この面構造体は、面板(屋根板)の左右側縁に
それぞれ切欠を設け、左右に隣接する面板(屋根板)の
切欠どうしを対応させて嵌め込み、さらに一方の面板
(屋根板)をスライドさせて係合させるものである。し
かし、このように屋根上で、ある程度の長さの面板(屋
根板)をスライドさせる作業は、高所作業であるために
困難且つ危険であって作業性が悪いという問題があり、
また面板の作製において折曲加工に加えて切欠加工を行
う必要があって成形性が悪いという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたものであり、屋根下地上に、平面部の左右の側縁
の一方に樋部を形成した縦葺き屋根板を吊子部材により
固定する表面が平坦な縦葺き屋根構造において、前記縦
葺き屋根板は、一方の側縁に、平面部から外方へ延在す
る重合部を備えると共に該重合部の下方に係止部を備
え、他方の側縁に、被重合部を備えると共に該被重合部
の下方に上方が開放する樋部を備え、前記吊子部材は、
前記縦葺き屋根板の樋部の外側壁面に跨がる抱持部を備
え、さらに屋根下地への固定部を樋部の外方に、前記縦
葺き屋根板の係止部と係合する被係止部を樋部の内方に
備え、左右に隣接する一方の縦葺き屋根板の係止部を他
方の縦葺き屋根板の樋部内で吊子部材の被係止部に係合
させると共に、一方の縦葺き屋根板の重合部と他方の縦
葺き屋根板の被重合部とを重合させて樋部を覆うように
したことを特徴とする縦葺き屋根構造に関するものであ
る。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0008】本発明の縦葺き屋根構造は、概して平面部
11の左右の側縁の一方に樋部16を形成した縦葺き屋
根板1を吊子部材2により固定するものであり、仕上げ
表面が平坦になるように施工される。
【0009】図3,図4に示す第1の実施例の縦葺き屋
根板1は、平面部11の一方の側縁に、平面部11から
外方へ延在する重合上面121とその端部を裏面側へ折
り返した重合下面122とからなる略水平状の重合部1
2が設けられている。この重合部12の先端は外側下方
へ僅かに傾斜している。さらに、上記重合部12の下方
には、重合下面122の端部を下方へ略垂直状に折り下
げた係止縦面131とその端部を内側上方へ折り上げた
係止斜面132とかならなる略レ字状の係止部13が設
けられている。この係止部13の係止斜面132の先端
は上方側へ完全に折り返されている。また、平面部11
の他方の側縁には、平面部11の端部を下方へ略垂直状
に折り下げた折り下げ部14が設けられ、その先端を外
方へ略水平状に折り曲げた被重合上面151とその端部
を裏面側へ折り返した被重合下面152とからなる略水
平状の被重合部15が設けられている。さらに、上記被
重合部15の下方には、被重合下面152の端部を下方
へ略垂直状に折り下げた内側壁面161とその端部を外
側へ略水平状に折り曲げた底面162とその端部を上方
へ略垂直状に折り上げた外側壁面163とからなって上
方が開放する樋部16が設けられている。この樋部16
の外側壁面163の先端は内側へ折り返されている。
【0010】また、吊子部材2は、公知の金属材料、樹
脂材料、或いはそれらの複合材料からなり、前記縦葺き
屋根板1の樋部16の外側壁面163の縦幅と同じか僅
かに大きい縦幅を有する一対の対向面211,212と
これらの上端を連絡する連結面213とからなる略逆U
字状の抱持部21を備えている。この抱持部21は一方
の対向面211が他方の対向面212より僅かに長く形
成されている。また、上記一方の対向面211にはその
下端から外方へ向かう略水平状の固定部22が延設さ
れ、対向面212にはその上端から外側下方へ突出する
短幅の被係止部23が設けられている。さらに、対向面
212にはその下端から外方へ向かう略水平状の押圧部
24が延設され、該押圧部24の端部から上方へ略垂直
状に向かい途中から外側上方へ向かう略く字状の支持部
25が延設されている。尚、上記吊子部材2は特にその
材質を限定するものではなく、公知の金属材料、樹脂材
料等を用いることができ、特に押出成形で作製する場合
にはアルミニウム合金、硬質樹脂等が代表的であり、長
尺の部材を用いても良いし、短尺の部材を適宜間隔で配
設するようにしても良い。
【0011】本発明の縦葺き屋根構造は、上記構成の縦
葺き屋根板1及び吊子部材2を用いて極めて容易に施工
することができる。図示実施例における屋根下地は、下
地材3上に防水シート材4を敷設したものである。ま
ず、上記屋根下地上に、図4の左側の縦葺き屋根板1を
配すると共に、該縦葺き屋根板1の樋部16の外側壁面
163に抱持部21が跨がるように吊子部材2を配設
し、この状態で固定部22にビス等の適宜な固定具を打
ち込んで固定する。このように吊子部材2を配すること
により、吊子部材2の被係止部23、押圧部24、及び
支持部25が縦葺き屋根板1の樋部16の内方に位置す
ることになり、押圧部24は樋部16の底面162に当
接し、支持部25の先端は被重合部15の下面に当接す
る。尚、図示実施例では平面部11の裏面にバックアッ
プ材5を介在させるようにした。このバックアップ材5
は縦葺き屋根板1と一体、或いは別途に敷設してもよ
く、断熱性を有する樹脂発泡材を使用することが好まし
い。
【0012】そして、図4の右側の縦葺き屋根板1の係
止部13を吊子部材2の被係止部23と係合させると共
に右側の縦葺き屋根板1の重合部12を左側の縦葺き屋
根板1の被重合部15に重合させる。尚、図示実施例で
は係止部13の横幅(係止縦面131から係止斜面13
2の先端までの距離)は、被係止部23の先端から吊子
部材2の支持部25(垂直部分を仮想的に延長した面)
までの距離より大きく形成されるので、上方から押圧す
るだけで係止部13が弾性的に変形(横幅が一時的に小
さくなる)しながら嵌入し、被係止部23と係合して上
方へ脱離することがない。また、図示実施例では重合部
12の先端を被重合部15の上面に当接させ、重合部1
2と被重合部15との間の適宜な位置にシール材6を介
在させるようにした。上記シール材6は所定形状のもの
を縦葺き屋根板1と一体、或いは別途に装着してもよ
く、若しくは液状物を現場にて塗り付けて設けるように
してもよく、特にその材質を限定するものではない。
【0013】上記のように施工された本発明の縦葺き屋
根構造では、左右に隣接する縦葺き屋根板1,1の重合
部12と被重合部15とが重合することにより樋部16
を覆うので、雨水が樋部16に直接流入することがな
く、樋部16の許容排水量を越える虞がない。また、ゴ
ミ等が侵入することも殆どないので樋部16が排水機能
を失う虞もない。特に図示実施例のようにシール材6を
介在させた箇所では、樋部16に流入する雨水、侵入す
るゴミ等は極めて少なくなる。さらに、上記シール材6
は表面に露出していないので経年の使用による劣化も従
来の目地材に比べて極めて低いものとなる。
【0014】また、樋部16の大きさを変更する場合に
も従来のように吊子部材2の形状を変更する必要がない
ので、吊子部材2の強度不足を招くことがない。そし
て、全く同一の吊子部材2を用い、縦葺き屋根板1の側
縁の形状を変更するだけで良いので経費を抑えることが
できる。
【0015】さらに、図示実施例のように吊子部材2に
押圧部24を設け、この押圧部24を樋部16の底面1
62に当接させると、強風等による負荷重に対して高い
強度を有するものとなる。
【0016】また、図示実施例のように吊子部材2に支
持部25を設け、この支持部25の先端を被重合部15
の下面に当接させると、支持部25は被重合部15及び
重合部12を裏面側から支持して正荷重に対して高い強
度を有するものとなる。
【0017】図5に示す第2の実施例は、縦葺き屋根板
2 の重合部122 の先端が傾斜してなく、被重合部1
2 が折り下げ部142 と樋部162 の内側壁面161
2 とを連絡する略水平状の面である。また、吊子部材2
2 は押圧部242 が幅狭であり、支持部(25)の代わ
りに略垂直状の係合補助部262 が設けられている。上
記以外の構成は前記第1の実施例とほぼ同一であるから
同一符号を付して説明を省略する(図中、便宜的に符号
に『2 』を付記した。)。
【0018】上記第2の実施例の縦葺き屋根構造は、吊
子部材22 に支持部(25)が設けられていないが、縦
葺き屋根板1の被重合部152 が形状的に正荷重に対し
て比較的高い強度を有して重合部122 を裏面側から支
持するので、重合部122 に正荷重が作用した場合にも
変形等を生ずることがない。また、吊子部材22 の押圧
部242 、即ち対向面2122 と係合補助部262 との
間隔が、縦葺き屋根板12 の係止部132 の横幅(係止
縦面1312 から係止斜面1322 の先端までの距離)
より狭く形成され、被係合部232 との係合状態におい
て係止部132は弾性力で常に対向面2122 及び係合
補助部262 に圧接するので、前記第1の実施例より安
定な係合状態で保持されるものとなる。
【0019】図6に示す第3の実施例は、吊子部材23
は押圧部243 が幅狭であり、支持部(25)に代えて
略逆U字状の支持部253 が設けられ、該支持部253
の下端には外方へ向かう略水平状の第二押圧部273
延設されている。上記以外の構成は前記第1の実施例と
ほぼ同一であるから同一符号を付して説明を省略する
(図中、便宜的に符号に『3 』を付記した。)。
【0020】上記第3の実施例の縦葺き屋根構造は、前
記第2の実施例と同様に、吊子部材23 の押圧部24
3 、即ち対向面2123 と係合補助部263 との間隔が
縦葺き屋根板13 の係止部133 の横幅より狭く形成さ
れ、係止部133 はその係合状態において弾性力で常に
対向面2123 及び係合補助部263 に圧接し、前記第
1の実施例より安定な係合状態で保持される。また、支
持部253 が形状的に正荷重に対して極めて高い強度を
有するので、この支持部253 が被重合部153を介し
て重合部123 を裏面側から支持し、正荷重に対する強
度は極めて高いものとなる。さらに、二つの押圧部24
3 ,273 がそれぞれ樋部163 の底面1623 に当接
するので、負荷重に対する強度も極めて高いものとな
る。したがって、前記実施例1及び実施例2と比べて樋
部163 が大きい屋根構造にも適用することができる。
【0021】図7に示す第4の実施例は、縦葺き屋根板
4 の重合部124 (の長さ)、係止部134 (の縦長
さ)、及び被重合部154 (の長さ)が短く、樋部16
4 が折り下げ部144 (を仮想的に延長した面)より内
方へくい込んでいる。また、吊子部材24 は支持部(2
5)が設けられていない。上記以外の構成は前記第1の
実施例とほぼ同一であるから同一符号を付して説明を省
略する(図中、便宜的に符号に『4 』を付記した。)。
【0022】上記第4の実施例の縦葺き屋根構造は、吊
子部材24 に支持部(25)が設けられていないが、縦
葺き屋根板14 の重合部124 及び被重合部154 が短
尺であり、しかも被重合部154 の基端部分が肉厚であ
るため形状的に正荷重に対して比較的高い強度を有す
る。また、縦葺き屋根板14 の係止部134 の縦長さが
短いために横方向の圧力に高い耐性を有し、この係止部
134 と吊子部材24 の被係止部234 と係合には横方
向の掛合力が強く働くものとなる。このような屋根構造
は、高重量の縦葺き屋根板14 を用いる場合に適してい
るが、特に限定するものではない。
【0023】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の縦葺き屋根
構造は、左右に隣接する縦葺き屋根板の重合部と被重合
部とが重合することにより樋部を覆い、雨水が樋部に直
接流入しないので、その許容排水量を越えて漏水を引き
起こす虞がない。また、ゴミ等の侵入も抑制されるの
で、樋部が排水機能を失う虞もない。そして、従来のゴ
ム等からなる目地材のように経年の使用によって劣化す
るものが露出しているものでもないので、美観を有する
ものとなる。
【0025】また、樋部の大きさを変更する場合にも吊
子部材の形状変更を必要とすることがないため、従来の
ように吊子部材の強度不足を招くことがなく、一定の吊
子部材の強度を確保することができる。そして、縦葺き
屋根板の形状変更のみで対応できるので、従来に比べて
経費を抑えることができる。
【0026】さらに、縦葺き屋根板は、従来のように切
欠加工を必要とすることなく折曲加工のみで作製するこ
とができるので、成形性に優れたものである。
【0027】また、縦葺き屋根板の樋部底面に当接する
押圧部を備える吊子部材を用いると、強風等による負荷
重に対して高い強度を有する縦葺き屋根構造を提供する
ことができる。
【0028】加えて、樋部内で縦葺き屋根板の重合部を
裏面側から支持する支持部を備えた吊子部材を用いる
と、正荷重に対して高い強度を有する縦葺き屋根構造を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の縦葺き屋根構造に問題点を示す断面図で
ある。
【図2】従来の縦葺き屋根構造に問題点を示す断面図で
ある。
【図3】第1の実施例である縦葺き屋根構造を示す分解
斜視図である。
【図4】図3の要部を示す断面図である。
【図5】第2の実施例の縦葺き屋根構造における要部を
示す断面図である。
【図6】第3の実施例の縦葺き屋根構造における要部を
示す断面図である。
【図7】第4の実施例の縦葺き屋根構造における要部を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 縦葺き屋根板 11 平板部 12 重合部 13 係止部 15 被重合部 16 樋部 2 吊子部材 21 抱持部 22 固定部 23 被係止部 24 押圧部 25 支持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根下地上に、平面部の左右の側縁の一
    方に樋部を形成した縦葺き屋根板を吊子部材により固定
    する表面が平坦な縦葺き屋根構造において、 前記縦葺き屋根板は、一方の側縁に、平面部から外方へ
    延在する重合部を備えると共に該重合部の下方に係止部
    を備え、他方の側縁に、被重合部を備えると共に該被重
    合部の下方に上方が開放する樋部を備え、 前記吊子部材は、前記縦葺き屋根板の樋部の外側壁面に
    跨がる抱持部を備え、さらに屋根下地への固定部を樋部
    の外方に、前記縦葺き屋根板の係止部と係合する被係止
    部を樋部の内方に備え、 左右に隣接する一方の縦葺き屋根板の係止部を他方の縦
    葺き屋根板の樋部内で吊子部材の被係止部に係合させる
    と共に、一方の縦葺き屋根板の重合部と他方の縦葺き屋
    根板の被重合部とを重合させて樋部を覆うようにしたこ
    とを特徴とする縦葺き屋根構造。
  2. 【請求項2】 吊子部材は、縦葺き屋根板の樋部の底面
    に当接する押圧部を備えるものであることを特徴とする
    請求項1記載の縦葺き屋根構造。
  3. 【請求項3】 吊子部材は、樋部内で縦葺き屋根板の重
    合部を裏面側から支持する支持部を備えたものであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至2に記載の縦葺き屋根構
    造。
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