JPH0858545A - ブレーキ制御装置およびエア抜き方法 - Google Patents

ブレーキ制御装置およびエア抜き方法

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JPH0858545A
JPH0858545A JP22098694A JP22098694A JPH0858545A JP H0858545 A JPH0858545 A JP H0858545A JP 22098694 A JP22098694 A JP 22098694A JP 22098694 A JP22098694 A JP 22098694A JP H0858545 A JPH0858545 A JP H0858545A
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JP
Japan
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cylinder
brake
chamber
master cylinder
volume
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Withdrawn
Application number
JP22098694A
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English (en)
Inventor
Takayuki Watanabe
隆行 渡辺
Masahiro Tsukamoto
雅裕 塚本
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 故障時にも全車輪のブレーキが確保され、エ
ア抜き容易とする。 【構成】 マスターシリンダ2からの1ブレーキ系統内
に、ホイールシリンダ5ごとに接続され容積制御可能な
チャンバ8aを有する複数のブレーキ制御アクチュエー
タ7を備え、チャンバをその最小容積時に開放するとと
もにマスターシリンダ方向へ自由流を許す通路遮断手段
6を介してマスターシリンダ2に接続する。マスターシ
リンダにはさらに1個の電磁式カット弁11が接続さ
れ、これと各チャンバとの間に、チャンバ方向へ自由流
を許す複数のチェック弁13が介挿されている。 通路
遮断手段が閉じたままとなる故障時でも電磁式カット弁
を開放することによりブレーキ作動が確保される。また
通路遮断手段を閉じ、電磁式カット弁開放状態でブレー
キペダルを操作すればブレーキ液が一方向に移動し速や
かにエア抜きができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキ力を車両の走
行状態に応じてアンチスキッド等の制御をするためのブ
レーキ制御装置とそのエア抜き方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術で知られていたブレーキ制御
装置としては、図2に示すようなGM(ジェネラルモー
タ社)製ABSアクチュエータ(商品名ABSVI)が
知られている。また、この装置に使用されている電磁式
カット弁および電磁ブレーキ付きのブレーキ制御アクチ
ュエータは、特開平3−5265号公報等にも開示され
ている。さらに、拡張スプリングブレーキ付きのブレー
キ制御アクチュエータとしては、特開平3−5266号
公報に開示されているものが知られている。
【0003】図2において、まず、左端および右端に示
されているブレーキ制御アクチュエータ51について説
明する。ブレーキ制御アクチュエータ51はマスターシ
リンダ52とホイールシリンダ53との間の通路54、
55に介挿されている。ブレーキ制御アクチュエータ5
1は、車両の走行状態に応じて駆動されるピストン56
を有する制御シリンダ57を有し、この制御シリンダ5
7の頭部に逆止弁型の通路遮断手段58が装着されてい
る。通路遮断手段58は、上記ピストン56の頭部に形
成されるチャンバ57aが最小容積時に、ピストン56
頭部に設けられた押圧ピン56aに当接されて開口され
る一方、前記マスターシリンダ52へ向かって自由流れ
を許す。ブレーキ制御アクチュエータ51は、さらにホ
イールシリンダ53に接続された上記チャンバ57aの
容積を増減させるための容積変化手段59と、前記通路
54に前記通路遮断手段58と並列に設けられた電磁カ
ット弁60とを備えている。
【0004】さらに詳しくは、マスターシリンダ52に
はフェールセーフのために、セカンダリとしての前記通
路54の他に、プライマリとしての通路61も接続され
ている。したがって、ダブルピストンが設けられている
とともに、このダブルピストンはブースタを介してブレ
ーキペダル52aの踏力に比例した圧力が、上記通路5
4、61に伝達されるようになっている。なお、上記ブ
レーキペダル52aが踏まれていない時には、上記ダブ
ルピストンはばねで始動位置に戻されるとともに、上記
通路54、61はマスターシリンダ52のリザーバに接
続される。
【0005】また、通路遮断手段58には、ばねで弁座
方向へ付勢されたボール弁58aが設けられていて、ピ
ストン56が接近して押圧ピン56aによりボール弁5
8aが当接押圧されると、通路遮断手段58が開放され
るようになっている。さらに、容積変化手段59には、
上記ピストン56下部に設けられた上下動自在かつ回転
不能のボールナット59eと、回転自在、上下動不能に
保持されたボールねじ59aが設けられている。このボ
ールねじ59aは、ギヤーとピニオンからなる減速機5
9bを介して可逆転モータ59cによって駆動される。
【0006】上記可逆転モータ59cは、電流の方向お
よび大きさによって所望の方向に所望のトルクを出力す
ることができる。さらに、上記ボールねじ59aからの
負荷によって回されないように電磁ブレーキ59dが設
けられている。また、図2における中央のブレーキ制御
アクチュエータ71には、2つの制御シリンダ57と、
それぞれにピストン72と、チャンバ57a、通路遮断
手段58とが設けられているが、それらの構成は、ブレ
ーキ制御アクチュエータ51と同様なので、同一目的の
同一部品には同符号を付けることにより説明を省略す
る。
【0007】ところで、ブレーキ制御アクチュエータ7
1では、2つのピストン72は1個の容積変化手段73
によって駆動されるようになっている。すなわち、2個
のピストン72の底部がプレート72aに装着され、こ
れを支持し上下動自在、かつ回転不能に設けられたボー
ルナット73eに、回転自在、かつ上下動不能に設けら
れたボールねじ73aが螺合されている。このボールね
じ73aは、ギヤーとピニオンからなる減速機73bを
介して可逆転モータ73cで所望の回転方向とトルクで
回されるようになっている。また、この可逆転モータ7
3cには、チャンバ57aにかかるブレーキ圧力でピス
トン72が押し下げられようとする負荷で、ボールねじ
73aおよび可逆転モータ73cが逆転されないよう
に、拡張スプリングブレーキ73dが装着されている。
【0008】この拡張スプリングブレーキ73dは、特
開平3−5266号公報にも説明されているように、可
逆転モータ73cと減速機73bとの間にコイルスプリ
ングが介挿されていて、可逆転モータ73cが外力で逆
転されようとすると、外径が拡張されて外ケースを押圧
して摩擦力が発生し、可逆転モータ73cが正転方向に
トルクを発生すると、外径が縮小されて上記摩擦力が解
除されるようになったブレーキである。
【0009】さて、従来のブレーキ制御装置50全体の
構成は、いわゆる2系統X配管になっている。すなわ
ち、マスターシリンダ52のセカンダリ通路54に、図
2における左側の左前輪ホイールシリンダ53が連結さ
れたブレーキ制御アクチュエータ51と、中央のブレー
キ制御アクチュエータ71の右後輪ホイールシリンダ5
3が連結された左側の制御シリンダ57が接続されてい
る。また、マスターシリンダ52のプライマリ通路61
には、図2における中央のブレーキ制御アクチュエータ
71の左後輪ホイールシリンダ53が連結された右側の
制御シリンダ57と、図2における右側の右前輪ホイー
ルシリンダ53が連結されたブレーキ制御アクチュエー
タ51とが接続されている。
【0010】上記構成によるブレーキ制御アクチュエー
タ50の作動を、図2を参照しながら説明すると、まず
通常ブレーキ制御時には、各制御シリンダ57のピスト
ン56、72は最上位置にあり、押圧ピン56aがボー
ル弁58aを押圧して通路遮断手段58は開放されてい
る。また、電磁式カット弁60も開放されている。した
がって、マスターシリンダ52のブレーキペダル52a
の踏力に比例した圧力がそのまま各ホイールシリンダ5
3にブレーキ圧力として伝達される。このとき、各チャ
ンバ57aにも上記ブレーキ圧力が作用しているが、電
磁ブレーキ59dおよび拡張スプリングブレーキが効い
ているので、ピストン56、72は押し下げられること
はない。
【0011】次に、車両の走行状態に応じてアンチスキ
ッド(ABS)制御が必要になると、電磁ブレーキ59
dおよび拡張スプリングブレーキ73dが解除されると
ともに、可逆転モータ59c、73cが逆転方向に指令
されたトルクで回される。すると、ピストン56、72
が下降されるから通路遮断手段58が閉鎖されるととも
に、チャンバ57aの容積が拡大されてブレーキ圧力が
所望の値に下げられる。このときのブレーキ圧力は、上
記の指令されたトルク、すなわち可逆転モータ59cま
たは73cへの指令電流値とつり合った値になる。な
お、上述のABS制御は個々の車輪ごとに行われるの
で、全チャンバ57aのブレーキ圧力は、必ずしも一致
するとは限らない。
【0012】また、ピストン56、72が下降された状
態で止まるような故障が生じた場合には、電磁式カット
弁60が解放されることにより、通常のブレーキ制御が
可能になるが、ブレーキが効くのは、電磁式カット弁6
0を備えるブレーキ制御アクチュエータ51が介挿され
た、左前輪と右前輪だけである。
【0013】次に、ブレーキ液、特にチャンバ57a、
ホイールシリンダ53内のブレーキ液内に存在するエア
を抜くには、ブレーキペダル52aを踏込んだり解除し
たりしても、ブレーキ液は通路内で僅かに往復動するだ
けでエア抜きはできない。そこで、末端のホイールシリ
ンダ53のエア抜きプラグを弛めた後、マスターシリン
ダ52のブレーキペダル52aを多数回踏んで、上記エ
ア抜きプラグから多量のブレーキ液を溢出させながらエ
アを抜きを同時に行うしかない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ブレーキ制御装置50では、電磁カット弁60が装着さ
れたブレーキ制御アクチュエータ51は、左右の前輪の
系統にしか使用されていないので、ピストン56、72
が下降したまま故障した場合に、電磁カット弁60が開
放されることにより、通常のブレーキ制御ができるのは
左右の前輪だけであるから、故障時にはブレーキの効き
が悪くなるおそれがあるという問題がある。上記の問題
点を改善するには、ブレーキ制御アクチュエータ71の
2つの制御シリンダ57にもそれぞれ電磁カット弁60
を装着しなければならない。したがって、高価な電磁カ
ット弁60が4個も必要になるので、装置の大型化と原
価高を招くという問題がある。
【0015】さらに、装着内のブレーキ液中に存在する
エアを抜くためには、大量のブレーキ液をマスターシリ
ンダ52から送り出すとともに、ホイールシリンダ53
に設けられたエア抜きプラグから溢出させなければなら
ない。よって、エア抜き作業に時間を要するとともに、
経費がかさむという問題がある。したがって、本発明
は、上記従来の問題点にかんがみ、故障時にも全輪のブ
レーキが効く小型で安価なブレーキ制御装置、およびこ
の装置における無駄がなく、かつ短時間に行えるエア抜
き方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の本発明は、マスターシリンダとホイールシリンダと
の間の通路にそれぞれ介挿され、車両の走行状態に応じ
て駆動されるピストンを有する制御シリンダと、この制
御シリンダの頭部に装着されるとともに、ピストン頭部
に形成されるチャンバが最小容積時に開口され、かつマ
スターシリンダへ向かって自由流れを許す逆止弁型の通
路遮断手段と、ホイールシリンダに接続された前記チャ
ンバの容積を増減させるためのロック装置付きの容積変
化手段とから構成される複数のブレーキ制御アクチュエ
ータと、マスターシリンダに接続された1個の電磁式カ
ット弁と、この電磁式カット弁から複数の前記チャンバ
へ分岐された流路にそれぞれ設けられ、チャンバ方向へ
の自由流れを許すチェック弁とを有するブレーキ制御装
置とした。
【0017】また請求項2に記載の発明は、上記構成に
加えて、手動スイッチを備え、この手動スイッチの操作
により、上記の容積変化手段を作動させて通路遮断手段
を閉じるとともに、電磁式カット弁を開放させる制御手
段とを有するブレーキ制御装置とした。請求項3に記載
の発明は、請求項1に記載の構成を有するブレーキ制御
装置におけるエア抜き方法であって、電磁式カット弁を
開放させるとともに、容積変化手段によりピストンを下
降させて通路遮断手段を閉じた後、マスターシリンダの
ブレーキペダルの踏込み、解除を繰り返すことにより、
電磁式カット弁、チェック弁、そして通路遮断手段の順
に一方向にブレーキ液を移動させて行なうものとした。
【0018】
【作用】請求項1の発明においては、まず通常のブレー
キ制御時には、制御シリンダのピストンが最上位置に置
かれていて、チャンバは最小容積の状態にあり、通路遮
断手段が開放されている。また、電磁式カット弁も非励
磁になっていて開放されている。さらに、容積変化手段
のロック装置もロックされている。したがって、マスタ
ーシリンダで発生した踏力に比例した圧力は、通路遮断
手段、チャンバを介してそのままブレーキ圧力としてホ
イールシリンダに伝達されるとともに、電磁式カット
弁、チェック弁、上記チャンバを介してもホイールシリ
ンダに伝達される。しかも、容積変化手段がロックされ
ているから、ピストンは最上位置に保持される。
【0019】アンチスキッド制御時には、電磁式カット
弁が励磁されて閉鎖されるとともに、上記ロック装置が
解除される。そして、容積変化手段によりピストンが下
降されると、通路遮断手段が閉じられるとともに、チャ
ンバ容積が拡大される。これにより、車輪のスリップ率
が操縦可能な程度になるようにブレーキ圧力が下降され
る。このブレーキ圧力は、車両の走行状態により制御さ
れ、チャンバ容積は縮小されることもある。チャンバ容
積を縮小するには、容積変化手段のロック装置が解除さ
れた後、ピストンが上昇されることにより達成される。
次に、ピストンが下降中に故障で作動不能になった場合
には、電磁式カット弁が非励磁になって開放された後、
マスターシリンダに発生された圧力は、電磁式カット弁
から複数のチェック弁、複数のチャンバを経由して全ホ
イールシリンダにブレーキ圧力として伝達される。しか
もブレーキの効きは、通常のブレーキ制御時と変らな
い。
【0020】次に、請求項3の発明では、ブレーキ液中
に含まれたエアを抜くため、ピストンが下げられて通路
遮断手段が閉鎖されるとともに、電磁式カット弁が開放
された後、マスターシリンダのブレーキペダルの踏込み
解除が繰返される。すなわち、ブレーキペダルが踏込ま
れれば、ブレーキ液はマスターシリンダから電磁式カッ
ト弁、チェック弁、チャンバを経由してホイールシリン
ダへ流される。次に、ブレーキペダルの踏込みが解除さ
れると、ブレーキ液はホイールシリンダからチャンバ、
通路遮断手段を経由してマスターシリンダのリザーバへ
戻される。つまり、ブレーキ液は異なる経路を一方向に
移動して上記リザーバへ戻されるから、この移動が繰返
されれば、装置内のブレーキ液中に含まれたエアは上記
リザーバへ放出される。よって、ブレーキ液は装置外へ
放出されることなく、容易にかつ短時間にエア抜きが行
える。
【0021】請求項3の発明では、手動スイッチを備え
ているから、この手動スイッチを操作することにより、
容積変化手段が作動して通路遮断手段が閉じられるとと
もに、電磁式カット弁が開放される。この状態でマスタ
ーシリンダのブレーキペダルの踏込み解除を繰返すこと
により、ブレーキ液は異なる経路を一方向に移動してブ
レーキ液中に含まれたエアは上記リザーバへ放出され
る。これによりブレーキ液は装置外へ放出されることな
く、容易にかつ短時間にエア抜きが行える。
【0022】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す一部断面図説明
図である。ブレーキ制御装置1には、まずマスターシリ
ンダ2が設けられている。このマスターシリンダ2はブ
レーキペダル2aに加わる踏力をブースタで増大してダ
ブルピストンを押圧し、マスターシリンダ2のプライマ
リのポート2bおよびセカンダリのポート2cからブレ
ーキ液を送出するようになっている。また、ブレーキペ
ダル2aが踏まれていない時は、ポート2b、2cはリ
ザーバ2dに接続されている。マスターシリンダ2に2
つのポート2d、2cがあるのは、故障で全車輪のブレ
ーキが効かなくなるのを防止するためで、2系統、例え
ば左前輪と右後輪のプライマリの系統と、右前輪と左後
輪のセカンダリの系統とに分けられている。図1はセカ
ンダリのポート2cに接続された装置が示されている。
プライマリのポート2bにも同様の装置が接続されてい
る。
【0023】マスターシリンダ2は液圧通路3、4によ
り、右前輪および左後輪用の各ホイールシリンダ5にそ
れぞれブレーキ制御アクチュエータ7を介して接続され
ている。ブレーキ制御アクチュエータ7には、制御シリ
ンダ8が設けられていて、この制御シリンダ8の頭部内
に通路遮断手段6が装着されている。通路遮断手段6
は、ホイールシリンダ5からマスターシリンダ2の方向
へ自由流れを許す逆止弁型に構成され、ケース6a内の
ばね6bによって弁座内孔6c側へ付勢されたボール弁
6dが設けられていて、ばね側のポート6eはマスター
シリンダ2のポート2cに接続されるとともに、弁座内
孔6cは後述するチャンバ8a内に開口されている。
【0024】制御シリンダ8内には図1において上下方
向に液密的に摺動自在なピストン9が設けられている。
このピストン9の上面中心には、押圧ピン9aが設けら
れていて、ピストン9が最上位置にある時には、押圧ピ
ン9aがボール弁6dを上方へ押し上げて通路遮断手段
6が開放されるようになっている。また、制御シリンダ
8の頭部内におけるピストン9上面には、チャンバ8a
が形成されている。このチャンバ8aに接した制御シリ
ンダ8の頭部には、ホイールシリンダ5に接続されるポ
ート8bと、後述のチェック弁13に接続されるポート
8cが設けられている。
【0025】上記ピストン9は、容積変化手段10によ
って上下に駆動されるようになっている。この容積変化
手段10は、制御シリンダ8の裾部内と、この裾部下方
に接続されたハウジング10a内に設けられている。す
なわち、ピストン9の下面中心部に装着されたボールね
じシャフト10bが制御シリンダ8の裾部内を、図1に
おける上下方向に延伸して設けられている。なお、この
ボールねじシャフトは図示しない回転止めによって回転
不能・直動自在に固定されている。上記ボールねじシャ
フト10bには、ボールナット10cが螺合されてお
り、上記ハウジング10a上部にベアリングにより回転
自在に設けられている。さらに、上記ボールナット10
cの下部には、ギャー10dが一体的に設けられてい
て、ピニオン10eが噛合されている。
【0026】このピニオン10eは、ハウジング10a
内に装着された可逆転モータ10fの出力軸に連動連結
されている。この可逆転モータ10fは、入力される制
御電流の方向や大きさによって、所望の方向へ所望のト
ルクを出力することができる。さらに、上記可逆転モー
タ10fには、外力によって回転されないように、電磁
ブレーキ(ロック装置)10gが設けられている。
【0027】右前輪および左後輪用の各ブレーキ制御ア
クチュエータ7は共通の通路3に接続され、同一構造を
有している。そして、通路3にはさらに電磁式カット弁
11が接続されている。この電磁式カット弁11には、
戻しばね11aで図1における右方へ付勢されるととも
に、電磁コイル11bの励磁により左方へ吸引されるプ
ランジャ11cが設けられている。このプランジャ11
cの左端はポペット弁11dになっていて、弁座11e
に着座すると、常時開放型の電磁式カット弁11が閉鎖
されるようになっている。なお、ポペット弁11dの部
屋に設けられたポート11fは上記通路3に接続される
とともに、弁座11eの外側のポート11gは通路12
に接続されている。
【0028】この通路12は2つに分岐され、それぞれ
にチェック弁13を介入させて右前輪、左後輪用の各制
御シリンダ8のポート8cに接続されている。上記チェ
ック弁13は、ばね13aで弁座方向へ付勢されたボー
ル弁13bで構成され、制御シリンダ8のポート8c方
向への自由流れが許されるようになっている。さらに、
ブレーキ制御装置1には、コントローラ14が設けられ
ている。このコントローラ14は、車両の走行状態を感
知し、設定値と比較し判断して電磁式カット弁11を制
御するとともに、適切な電流値と方向、ならびに電磁ブ
レーキ10gの制御を含む指令を可逆転モータ10fへ
送出する。
【0029】本実施例は以上のように構成され、図1に
おいてまず通常のブレーキ制御時には、制御シリンダ8
内でピストン9が最上位置に置かれているから、押圧ピ
ン9aにより、ボール弁6dはばね6bの付勢力に抗し
て押し上げられている。よって、通路遮断手段6は開放
されている。さらに、可逆転モータ10fに設けられた
電磁ブレーキ10gはロックされている。したがって、
ブレーキペダル2aの踏力に比例した圧力がマスターシ
リンダ2から通路遮断手段6、チャンバ8aを介してそ
のままブレーキ圧力として各ホイールシリンダ5に伝達
される。また、上記ブレーキ圧力は電磁式カット弁1
1、チェック弁13、チャンバ8aを経由してもホイー
ルシリンダ5に伝達される。このとき、チャンバ8aに
おけるブレーキ圧力が、ピストン9を押し下げる力を発
生しているが、電磁ブレーキ10gが可逆転モータ10
fの回転をロックしているから、ピストン9は最上位置
に保持されている。
【0030】次に、車両の走行状態から、コントローラ
14がアンチスキッド制御が必要であると判断した場合
には、電磁コイル11bが励磁されて、電磁式カット弁
11が閉鎖されるとともに、電磁ブレーキ10gが解除
されて、可逆転モータ10fに負の計算された制御電流
が流される。すると、ボールナット10cが逆転するか
ら、ピストン9が下降されて押圧ピン9aがボール弁6
dから離される。これにより、通路遮断手段6も閉鎖さ
れるから、チャンバ8aはホイールシリンダ5とともに
マスターシリンダ2から遮断されて密閉された室にな
る。
【0031】そして、ピストン9がさらに下降される
と、チャンバ8aの容積が拡大されるから、ホイールシ
リンダ5に働くブレーキ圧力は降下され、車輪が所望の
値のスリップ率になるとピストン9の下降は停止され
る。このとき、ピストン9においては降下されたブレー
キ圧力による押し下げ力と、制御電流による可逆転モー
タ10fのトルクから起生される容積変化手段10の押
し上げ力とがつり合っている。もし、アンチスキッド制
御中に操縦者がブレーキを緩めようとして、ブレーキペ
ダルを緩めると、通路遮断手段6が自由流となるから、
液はマスターシリンダ2へ戻る。
【0032】また、コントローラがアンチスキッド制御
終了と判断した場合には、可逆転モータ10fに正の電
流が流されるから、ピストン9は最上位置に復帰される
とともに、通路遮断手段6は押圧ピン9aにより開放さ
れる。そして、電磁式カット弁11も開放され、さらに
電磁ブレーキ10gもロックされて、通常のブレーキ制
御状態に戻される。このとき、通路3に連なる同一ブレ
ーキ系統内の2輪は独立に制御されているため、図1に
おける左右のブレーキ制御アクチュエータ7のそれぞれ
のチャンバ8aの圧力に差が生じるが、電磁式カット弁
11から各チャンバへ分岐された通路12に2つのチェ
ック弁13が対向した向きに設けられているので、圧力
の高いチャンバから圧力の低いチャンバへ液が流れるよ
うな不都合は生じない。
【0033】次に、故障が検知されると、アンチスキッ
ド制御終了時と同じ動作が行われて通常のブレーキ制御
状態に戻される。このとき、ピストン9が最上位置に戻
らない故障が発生しても、電磁式カット弁11が開放さ
れることにより、マスターシリンダに起生されたブレー
キ圧力は、電磁式カット弁11、図1における左右のチ
ェック弁13、左右のチャンバ8aを介して左右のホイ
ールシリンダ5に伝達される。そして、ブレーキペダル
2aを緩めると、液は通路遮断手段6内を自由流として
流れてマスターシリンダ2へ戻される。したがって、故
障時でもプライマリポート2b側に接続された他の2輪
のホイールシリンダも考慮すると、全輪に通常のブレー
キ制御が行えるから、安全性が向上するという効果があ
る。
【0034】コントローラ14には、手動操作可能なエ
ア抜きスイッチ15が接続されている。ブレーキ制御装
置1内の液中に含まれたエアを抜く場合には、ドライバ
がエア抜きスイッチ15を入れると、可逆転モータ10
fがピストン9を下降させて、押圧ピン9aが通路遮断
手段6を閉鎖させるとともに、電磁式カット弁11が開
放される。この状態で、ドライバがブレーキペダル2a
を踏込むと、ブレーキ液はマスターシリンダ2から、電
磁式カット弁11、チェック弁13、チャンバ8aを介
してホイールシリンダ5へ流される。
【0035】次に、ドライバがブレーキペダル2aを離
すと、ブレーキ液はホイールシリンダ5から、チャンバ
8aを通り、通路遮断手段6内を自由流れとして経由
し、マスターシリンダ2のリザーバ2dへ戻される。つ
まり、ドライバがブレーキペダル2aを踏込んだり、離
したりを繰り返すことにより、ブレーキ液は往きと帰り
で別の経路をたどって、リザーバ2dに戻されるから、
装置内のブレーキ液に含まれたエアはリザーバ2d内に
放出されてエア抜きが行われる。したがって、ドライバ
がブレーキペダル2aを踏込んだり離したりする操作を
繰り返すだけで、エア抜きが容易に、かつ短時間に行え
るという効果がある。
【0036】以上のように本実施例では、複数のブレー
キ制御アクチュエータを有する1ブレーキ系統に、マス
ターシリンダに接続された電磁式カット弁を1個設け、
かつこの電磁式カット弁から複数のチャンバへ分岐され
た流路に、このチャンバ方向へ自由流れを許すチェック
弁をそれぞれ設けたので、ピストンが降下したまま動け
なくなった故障時にも全輪にブレーキがかけられる。よ
って、安全性が向上するという効果がある。そして、2
輪のブレーキ系統において、高価な電磁式カット弁11
は2個で足りる。代わりに、チェック弁13が4個必要
になるが、このチェック弁13は安価であるから、全体
として小型で安価な安全性が高いブレーキ制御装置が得
られるという効果がある。
【0037】さらに、ブレーキペダル2aを踏み込んで
からエア抜きスイッチ15を入れることにより、可逆転
モータ10fがピストン9を下降させて、押圧ピン9a
が通路遮断手段6を閉鎖させるとともに、電磁式カット
弁11が開放されるので、ブレーキペダル2aを踏込ん
だり離したりする操作を繰り返すだけで、ブレーキ液が
一方向に移動し、エア抜きが容易に、かつ短時間に行え
るという効果がある。なお、本実施例においては、ブレ
ーキ液のキャビテーションを防止するため、ピストンと
ボールねじシャフト10bとは接続されていない。その
ため、ブレーキペダル2aを踏まずにエア抜きスイッチ
15を入れてボールねじシャフト10bを降下させても
ピストン9は降下せず、通路遮断手段6は閉鎖されな
い。そこで、ブレーキペダル2aを踏み込んでからエア
抜きスイッチ15を入れるのである。ピストン9とボー
ルねじシャフト10bとを接続させておけば、エア抜き
スイッチ15を入れる前にブレーキペダル2aを踏み込
む手間が省ける。本発明は、前述の実施例に限定される
ものでなく適宜な変更を行うことにより、他の態様でも
実施することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、複数の
ブレーキ制御アクチュエータを有する1ブレーキ系統
に、マスターシリンダに接続された電磁式カット弁を1
個設け、かつこの電磁式カット弁から複数のチャンバへ
分岐された流路に、このチャンバ方向へ自由流れを許す
チェック弁をそれぞれ介入させてあるので、ピストンが
降下したまま動けなくなった故障時にも全輪にブレーキ
がかけられる。よって、安全性が向上するという効果が
ある。また、上記安全性を向上するために、高価な電磁
式カット弁は1系統に1個しか使用されていないので、
小型で安価なブレーキ制御装置が得られるという効果が
ある。さらに、ピストンを降下させた後、ブレーキペダ
ルを踏込んだり離したり繰返すと、ブレーキ液はマスタ
ーシリンダから電磁式カット弁、チェック弁、チャンバ
を経由してホイールシリンダへ流されるが、戻りはチャ
ンバから通路遮断手段を自由流方向へ流れてマスターシ
リンダという経路でリザーバへ帰る。すなわち、一方向
経路をたどってブレーキ液が流れるので、エア抜きが容
易、かつ短時間にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図2】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 ブレーキ制御アクチュエータ 2 マスターシリンダ 2a ブレーキペダル 2d リザーバ 3 通路 4 通路 5 ホイールシリンダ 6 通路遮断手段 6d ボール弁 7 ブレーキ制御アクチュエータ 8 制御シリンダ 8a チャンバ 9 ピストン 9a 押圧ピン 10 容積変化手段 10b ボールねじシャフト 10c ボールナット 10f 可逆転モータ 10g 電磁ブレーキ(ロック装置) 11 電磁式カット弁 11b 電磁コイル 11d ポペット弁 12 通路 13 チェック弁 13b ボール弁 14 コントローラ 15 エア抜きスイッチ 50 ブレーキ制御装置 51 ブレーキ制御アクチュエータ 52 マスターシリンダ 52a ブレーキペダル 53 ホイールシリンダ 54 通路 55 通路 56 ピストン 56a 押圧ピン 57 制御シリンダ 57a チャンバ 58 通路遮断手段 58a ボール弁 59 容積変化手段 59a ボールねじ 59c 可逆転モータ 59d 電磁ブレーキ 60 電磁式カット弁 71 ブレーキ制御アクチュエータ 72 ピストン 73 容積変化手段 73a ボールねじ 73c 可逆転モータ 73d 拡張スプリングブレーキ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスターシリンダとホイールシリンダと
    の間の通路にそれぞれ介挿され、車両の走行状態に応じ
    て駆動されるピストンを有する制御シリンダと、この制
    御シリンダの頭部に装着されるとともに、前記ピストン
    頭部に形成されるチャンバが最小容積時に開口され、か
    つ前記マスターシリンダへ向かって自由流れを許す逆止
    弁型の通路遮断手段と、ホイールシリンダに接続された
    前記チャンバの容積を増減させるためのロック装置付き
    の容積変化手段とから構成される複数のブレーキ制御ア
    クチュエータと、前記マスターシリンダに接続された1
    個の電磁式カット弁と、この電磁式カット弁から複数の
    前記チャンバへ分岐された流路にそれぞれ設けられ、前
    記チャンバ方向への自由流れを許すチェック弁とを有す
    ることを特徴とするブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 マスターシリンダとホイールシリンダと
    の間の通路にそれぞれ介挿され、車両の走行状態に応じ
    て駆動されるピストンを有する制御シリンダと、この制
    御シリンダの頭部に装着されるとともに、前記ピストン
    頭部に形成されるチャンバが最小容積時に開口され、か
    つ前記マスターシリンダへ向かって自由流れを許す逆止
    弁型の通路遮断手段と、ホイールシリンダに接続された
    前記チャンバの容積を増減させるためのロック装置付き
    の容積変化手段とから構成される複数のブレーキ制御ア
    クチュエータと、前記マスターシリンダに接続された1
    個の電磁式カット弁と、この電磁式カット弁から複数の
    前記チャンバへ分岐された流路にそれぞれ設けられ、前
    記チャンバ方向への自由流れを許すチェック弁と、手動
    スイッチを備え、該手動スイッチの操作により、前記容
    積変化手段を作動させて前記通路遮断手段を閉じるとと
    もに、前記電磁式カット弁を開放させる制御手段とを有
    することを特徴とするブレーキ制御装置
  3. 【請求項3】 マスターシリンダとホイールシリンダと
    の間の通路にそれぞれ介挿され、車両の走行状態に応じ
    て駆動されるピストンを有する制御シリンダと、この制
    御シリンダの頭部に装着されるとともに、前記ピストン
    頭部に形成されるチャンバが最小容積時に開口され、か
    つ前記マスターシリンダへ向かって自由流れを許す逆止
    弁型の通路遮断手段と、ホイールシリンダに接続された
    前記チャンバの容積を増減させるためのロック装置付き
    の容積変化手段とから構成される複数のブレーキ制御ア
    クチュエータと、前記マスターシリンダに接続された1
    個の電磁式カット弁と、この電磁式カット弁から複数の
    前記チャンバへ分岐された流路にそれぞれ設けられ、前
    記チャンバ方向への自由流れを許すチェック弁とを有す
    るブレーキ制御装置のエア抜き方法であって、前記電磁
    式カット弁を開放させるとともに、前記容積変化手段に
    より前記ピストンを下降させて前記通路遮断手段を閉じ
    た後、前記マスターシリンダのブレーキペダルの踏込
    み、解除を繰り返すことにより、前記電磁式カット弁、
    チェック弁、そして通路遮断手段の順に一方向にブレー
    キ液を移動させることを特徴とするブレーキ制御装置の
    エア抜き方法。
JP22098694A 1994-08-23 1994-08-23 ブレーキ制御装置およびエア抜き方法 Withdrawn JPH0858545A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004538209A (ja) * 2001-08-03 2004-12-24 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 液圧式の車両ブレーキ装置をガス抜きするための方法
JP2010083198A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Honda Motor Co Ltd ブレーキシステム

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