JPH085481Y2 - 用紙搬送機構 - Google Patents

用紙搬送機構

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JPH085481Y2
JPH085481Y2 JP1988060484U JP6048488U JPH085481Y2 JP H085481 Y2 JPH085481 Y2 JP H085481Y2 JP 1988060484 U JP1988060484 U JP 1988060484U JP 6048488 U JP6048488 U JP 6048488U JP H085481 Y2 JPH085481 Y2 JP H085481Y2
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正典 矢口
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 熱定着部に用紙を搬送する用紙搬送機構に関し、 熱定着部の熱に依って機能の低下が無い用紙搬送機構
の提供を目的とし、 用紙に転写したトナー像を熱源を有する定着部で熱定
着する記録装置に於いて、用紙を吸着して回転し、用紙
を搬送する耐熱性を有する吸着ローラを、前記熱源に間
隙を介して対向させ、用紙の搬送方向に直交するように
配設して構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、熱定着部に用紙を搬送する用紙搬送機構に
関する。
〔従来の技術〕 本考案の用紙搬送機構は、例えば電子写真装置に於い
て、用紙上のトナー像を輻射熱で定着させる為のフラッ
シュ定着部に適用されるものである。
用紙搬送機構は、第4図の斜視図に示す如く、複数の
フラッシュランプ3と定着ガス吸引部4とから成る定着
部5の下に設けられ、カットシート(以下用紙と称す)
6の定着部5に於けるバタツキを防止する為に、図示の
如く多数の用紙吸着孔2を備えた無端帯状のベルト1
と、ベルト1を張架すると共にこれを回転する駆動ロー
ラ7とから成る。
又、ベルト1を介して定着部5に対向した位置には、
用紙吸着孔2を介して用紙を吸着する為の用紙吸着部8
が設けられている。
従って、用紙吸着部8を負圧にしてベルト1上の用紙
6をベルト1に吸着し、駆動ローラ7の回転でベルト1
を回転すると、用紙6は定着部5に安定して搬送され
る。
定着部5では、搬送されて来た用紙6のトナー像をフ
ラッシュランプ3で照射し、その熱作用で定着を行う。
尚、定着ガス吸引部4は、上記の定着作業が行われる
間、トナーの溶融時に発生するガスを吸引して外部に排
出する為のものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上の説明の如く用紙は、ベルトに吸着されて定着部
に搬送されるが、ベルトの材質が例えば弗素樹脂のよう
な耐熱性のあるものであっても、定着部の熱に依って徐
々に劣化し耐久性が得られない問題があり、又、耐熱性
がある金属ベルトを使用すると柔軟性が無い為に熱膨張
等によって蛇行し、用紙を安定して搬送出来ないと言う
問題点があった。
本考案は、熱定着部の熱に依って機能の低下が無い用
紙搬送機構の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する為に本考案に於いては、第1図の
側面図に示す如く、熱源3を有する非接触型の定着部5
と、該定着部5に対向して用紙6の走行方向に直交する
ように配設される吸着ローラ9とを備え、該用紙6に形
成されたトナー像が該定着部5によって定着されるよう
該吸着ローラ9の回転によって該用紙6を搬送する用紙
搬送機構であって、前記吸着ローラ9の幅方向に所定の
間隔の大径部を形成し、該大径部には該吸着ローラ9の
幅方向に千鳥状に配列される吸気孔10aを設けると共
に、該吸着ローラ9に内設される中空部部材11を有し、
該中空部部材11には該吸着孔10aに合致し、エアの吸引
を行う吸気孔11aを設け、かつ、該吸気孔11aが該中空部
部材11の直上より前記用紙6の取込み側に形成れるよう
に構成したものである。
〔作用〕
定着部に進入して来た用紙は、吸着ローラの表面に吸
着され、吸着ローラの回転で搬送力が与えられて移送さ
れる。
吸着ローラは耐熱性がある為、長時間の使用に際して
も性能の劣化が無く、又、蛇行等も発生しない。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案の一実施例である。
全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。
本考案に於いては第1図の側面図に示す如く、用紙6
を吸着して回転し、用紙6を搬送する複数本の耐熱性を
有する例えば金属製の吸着ローラ9を、定着部5の熱源
(以下フラッシュランプと称す)3に間隙を介して対向
させ、用紙6の搬送方向に直交するように所定のピッチ
で並設したものである。
尚、吸着ローラ9の材質としては、フラッシュランプ
3の連続発光(数10分)時に、フラッシュランプ3に対
向配置される用紙ガイド板が用紙が無い場合300℃以上
になるので、熱伝導率の良いアルミニュームが好適であ
る。
吸着ローラ9は、第1図、及び第2図の側断面図、及
び第3図の上面図に示す如く、幅方向に所定間隔の大径
部が形成され、それぞれの大径部には所定ピッチで複数
個の吸着孔10aを穿設した金属円筒10と、金属円筒10の
内部に適合して、前記金属円筒10の吸着孔10aと一致す
る1列の吸気孔11aを備えた中空部材11と、中空部材11
の両端に設けられ金属円筒10を回転自在に支持するベア
リング12と、金属円筒10の図に於いて右端をフレーム13
に支持するベアリング14と、金属円筒10の一端から突出
した軸10bに設けられたタイミングベルトプーリ15と、
タイミングベルトプーリ15に張架され図示省略したモー
タの回転力を金属円筒10に伝達する無端帯状のタイミン
グベルト16と、中空部材11の軸心に穿孔した盲孔11bの
解放端と図示省略したバキュームポンプ等の負圧源とを
接続する吸入管17とから構成される。
従って、バキュームポンプ等で中空部材11を吸引して
盲孔11bの内部を負圧にすると、中空部材11の吸気孔11a
を介して吸気孔11aと一致した金属円筒10の吸着孔10aか
ら空気を吸引する。
すると、金属円筒10と用紙6との間に負圧を生じ、用
紙6は吸着ローラ9に吸着される。
尚、第3図に示す如く、中空部材11は幅方向に吸気孔
11aが所定ピッチで直線状となるように穿設されている
のに対し、金属円筒10は幅方向に吸着孔10aが千鳥状配
列となるように穿設されているので、吸着ローラ9に依
る用紙6の吸着力が金属円筒10の回転位置に依って変動
することが無い。
第1図に示す如く吸着ローラ9のピッチlは、用紙6
の斜行を防止する為に、使用される最小サイズの用紙6
の長さの1/2以下になるように配設されており、図に於
いて右方のベルト搬送機構18とのピッチL、及び左方の
送りローラ19とのピッチLも同様に設定されている。
即ち、用紙6の搬送時に、用紙6をガイドする為のワ
イヤ20と用紙6とが片当たりしている場合、用紙6の搬
送方向の左右に於いて、摩擦抵抗が異なり、吸着ローラ
9から送りローラ19迄の距離が長すぎると斜行を生じる
場合があるので、前述した通りに設定する。
又、定着部5に於ける用紙6の搬送を安定化する為に
同図及び第2図に示す如く、各吸着ローラ9に於ける金
属円筒10の吸着孔10a間の凹部にはワイヤ20がワイヤ保
持板21に搭載されて張設されている。
これに依り、吸着ローラ9に吸着され、その表面に巻
付いていこうとする用紙6は、ワイヤ20に依り吸着ロー
ラ9から引き剥がされ、ワイヤ20に沿って搬送されるこ
とになり、用紙6が浮き上がることのないように配慮さ
れ、また、中空部材11に設けられた吸気孔11aの向き
は、用紙6の走行面に対して直角ではなく、取込み側に
傾斜するように形成され、吸着ローラ9の吸着孔10aに
於ける吸引力が用紙6の取込み側では強く、剥離側では
弱くなるように形成されている。このように構成するこ
とにより、安定した用紙6の搬送が行える。
斯くの如くワイヤ20に依って用紙6をガイドするよう
にしたことで、用紙6との接触面積を極力減少させるこ
とが出来、定着時に用紙6から発生した水蒸気がガイド
上に結露して摩擦抵抗が増加することを防止出来る。
以上のように用紙搬送機構を構成することで、第1図
に示す如くベルト搬送機構18の用紙吸着部18bの吸引に
依ってベルト18aに吸着された用紙6は、ベルト18aの回
転で定着部5の方向に搬送される。
定着部5では、上記した如く搬送されて来た用紙6を
吸着ローラ9が吸着し、その金属円筒10の回転で、図中
左方に順次搬送する。
これと同時に複数のフラッシュランプ3を公知の間欠
駆動手段に依って駆動することで用紙上のトナー像にフ
ラッシュ光を照射して加熱定着を行う。
このようにして定着が行われる用紙6は、複数本の吸
着ローラ9の回転に依り定着部5から排出され、後段の
送りローラ19に依って所定のスタッカ等の位置に搬送さ
れる。
吸着ローラ9は、金属円筒10をはじめとして全部品を
金属材として、旋盤、ボール盤等の簡便な加工機で精度
良く作ることが可能であり、従って定着部5に於ける加
熱に対して何等障害を生じることも無く、高い耐久性と
確実な動作性を確保することが出来る。
〔考案の効果〕
熱定着部のような熱的に苛酷な条件下に於いても、本
考案の用紙搬送機構を使用することに依り高い耐久性と
確実な動作性を確保出来る等、産業上に多大の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の用紙搬送機構の側面図、 第2図は吸着ローラの側断面図、 第3図は吸着ローラの上面図、 第4図は従来の用紙搬送機構を備えた定着部の斜視図で
ある。 図に於いて、 1、18aはベルト、2は用紙吸着孔、3はフラッシュラ
ンプ、4は定着ガス吸引部、5は定着部、6は用紙(カ
ットシート)、7は駆動ローラ、8、18bは用紙吸着
部、9は吸着ローラ、10は金属円筒、10aは吸着孔、10b
は軸、11は中空部材、11aは吸気孔、11bは盲孔、12、14
はベアリング、13はフレーム、15はタイミングベルトプ
ーリ、16はタイミングベルト、17は吸入管、18はベルト
搬送機構、19は送りローラ、20はワイヤ、21はワイヤ保
持板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源(3)を有する非接触型の定着部
    (5)と、該定着部(5)に対向して用紙(6)の走行
    方向に直交するように配設される吸着ローラ(9)とを
    備え、該用紙(6)に形成されたトナー像が該定着部
    (5)によって定着されるよう該吸着ローラ(9)の回
    転によって該用紙(6)を搬送する用紙搬送機構であっ
    て、 前記吸着ローラ(9)の幅方向に所定間隔の大径部を形
    成し、該大径部には該吸着ローラ(9)の幅方向に千鳥
    状に配列される吸着孔(10a)を設けると共に、該吸着
    ローラ(9)に内設される中空部材(11)を有し、該中
    空部材(11)には該吸着孔(10a)に合致し、エアの吸
    引を行う吸気孔(11a)を設け、かつ、該吸気孔(11a)
    が該中空部材(11)の直上より前記用紙(6)の取込み
    側に形成されることを特徴とする用紙搬送機構。
JP1988060484U 1987-10-23 1988-05-07 用紙搬送機構 Expired - Lifetime JPH085481Y2 (ja)

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JP1988060484U JPH085481Y2 (ja) 1988-05-07 1988-05-07 用紙搬送機構
EP88117603A EP0313088B1 (en) 1987-10-23 1988-10-21 A suction-type sheet-carrying mechanism for an image-forming apparatus
DE3852691T DE3852691T2 (de) 1987-10-23 1988-10-21 Saugfähiger Blatt-Transport-Mechanismus für ein Bilderzeugungsgerät.
KR1019880013792A KR920001979B1 (ko) 1987-10-23 1988-10-22 상형성장치에 적용된 흡착형 용지 반송기구
US07/607,629 US5031002A (en) 1987-10-23 1990-10-31 Suction-type sheet carrying mechanism applied to an image forming apparatus

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988060484U JPH085481Y2 (ja) 1988-05-07 1988-05-07 用紙搬送機構

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JPH01163147U JPH01163147U (ja) 1989-11-14
JPH085481Y2 true JPH085481Y2 (ja) 1996-02-14

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4156733B2 (ja) * 1998-12-08 2008-09-24 リンテック株式会社 貼付装置
JP6192758B2 (ja) * 2016-02-24 2017-09-06 井前工業株式会社 サクションローラ

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JPH01163147U (ja) 1989-11-14

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