JPH0852769A - 樹脂成形用金型 - Google Patents
樹脂成形用金型Info
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- JPH0852769A JPH0852769A JP18955994A JP18955994A JPH0852769A JP H0852769 A JPH0852769 A JP H0852769A JP 18955994 A JP18955994 A JP 18955994A JP 18955994 A JP18955994 A JP 18955994A JP H0852769 A JPH0852769 A JP H0852769A
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- Japan
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- core
- mold
- side mold
- molded product
- cavity
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はアンダーカット部のある樹脂成形品
を成形する樹脂成形用金型に関し、品質の安定した製品
を作れることを目的とする。 【構成】 エジェクタピン31は、上端部31aが製品
41に当接して、製品41を押し出し方向(D4 方向)
に押し出す。ルーズコア32は、コア26の一部を構成
して、製品41のアンダーカット部46を成形し、キャ
ビティとコア26が開離したときには、製品41の押し
出し方向に対して斜めに製品41を押し出す。バックア
ップピン61は、ルーズコア32に近接して、製品41
の側面部43の内面に接触するように、コア26の側面
部53に配設されており、キャビティとコア26が開離
したときには、製品41の側面部43の内面に接触した
状態で、製品41の押し出し方向に製品41を押し出
す。
を成形する樹脂成形用金型に関し、品質の安定した製品
を作れることを目的とする。 【構成】 エジェクタピン31は、上端部31aが製品
41に当接して、製品41を押し出し方向(D4 方向)
に押し出す。ルーズコア32は、コア26の一部を構成
して、製品41のアンダーカット部46を成形し、キャ
ビティとコア26が開離したときには、製品41の押し
出し方向に対して斜めに製品41を押し出す。バックア
ップピン61は、ルーズコア32に近接して、製品41
の側面部43の内面に接触するように、コア26の側面
部53に配設されており、キャビティとコア26が開離
したときには、製品41の側面部43の内面に接触した
状態で、製品41の押し出し方向に製品41を押し出
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂成形用金型に係り、
特に、アンダーカット部のある樹脂成形品を成形する樹
脂成形用金型に関する。
特に、アンダーカット部のある樹脂成形品を成形する樹
脂成形用金型に関する。
【0002】アンダーカット部のある樹脂成形品(製
品)を成形する樹脂成形用金型では、樹脂成形品(製
品)の取り出し時における不良の発生を防止して、より
品質の安定した製品を作れることが必要とされている。
品)を成形する樹脂成形用金型では、樹脂成形品(製
品)の取り出し時における不良の発生を防止して、より
品質の安定した製品を作れることが必要とされている。
【0003】
【従来の技術】図12は、従来の一例のモールド金型の
概要図を示す。モールド金型20は、固定側取付板2
2,ランナーエジェクタプレート23,固定側型板2
4,キャビティ25,コア92,可動側型板27,エジ
ェクタプレート93,可動側取付板29から構成され
る。
概要図を示す。モールド金型20は、固定側取付板2
2,ランナーエジェクタプレート23,固定側型板2
4,キャビティ25,コア92,可動側型板27,エジ
ェクタプレート93,可動側取付板29から構成され
る。
【0004】モールド金型20は、図示しない射出成形
機の、固定盤11と、可動盤12に取付けられている。
なお、固定側取付板22,ランナーエジェクタプレート
23,固定側型板24,可動側型板27,可動側取付板
29の夫々は、図示しない位置決め機構により、所定の
位置関係に保たれる。
機の、固定盤11と、可動盤12に取付けられている。
なお、固定側取付板22,ランナーエジェクタプレート
23,固定側型板24,可動側型板27,可動側取付板
29の夫々は、図示しない位置決め機構により、所定の
位置関係に保たれる。
【0005】図12は、金型20が閉じた状態を示して
いる。図12の例では、金型20の3か所にパーティン
グライン(P.L)が有り、金型20が開いたときに、
このパーティングラインで金型の各部が分離する構造と
なっている。ランナーエジェクタプレート23と固定側
型板24の間には、両者をパーティングラインで分離さ
せるためのバネ37が設けてある。
いる。図12の例では、金型20の3か所にパーティン
グライン(P.L)が有り、金型20が開いたときに、
このパーティングラインで金型の各部が分離する構造と
なっている。ランナーエジェクタプレート23と固定側
型板24の間には、両者をパーティングラインで分離さ
せるためのバネ37が設けてある。
【0006】また、可動側取付板29と可動盤12に
は、射出成形機の突き出し機構の突き出しピン13が貫
通する穴12a,29aが設けてある。
は、射出成形機の突き出し機構の突き出しピン13が貫
通する穴12a,29aが設けてある。
【0007】図12に示すキャビティ25とコア92が
結合した状態で、樹脂成形品(製品)40が成形される
空洞部36が形成される。
結合した状態で、樹脂成形品(製品)40が成形される
空洞部36が形成される。
【0008】空洞部36で成形された製品40を取り出
すために、エジェクタピン31が設けてある。エジェク
タピン31は、エジェクタプレート93に固定されてお
り、コア92の上面部51から突出可能に設けられてい
る。
すために、エジェクタピン31が設けてある。エジェク
タピン31は、エジェクタプレート93に固定されてお
り、コア92の上面部51から突出可能に設けられてい
る。
【0009】製品にアンダーカットを設ける場合、金型
を開いた後、単純にコアに対して垂直に製品をエジェク
トしただけでは、製品は、金型から抜けない。このた
め、斜め抜き機構(ルーズコア)を設ける必要がある。
を開いた後、単純にコアに対して垂直に製品をエジェク
トしただけでは、製品は、金型から抜けない。このた
め、斜め抜き機構(ルーズコア)を設ける必要がある。
【0010】図12のモールド金型20では、コア92
の上部は、略台状の形状で、上面部51の縁が側面部5
3に続いている。コア92とキャビティ25で成形され
る製品40は、略箱状で、上面部42と側面部43が一
体となっている。コア92の上面部51には、製品40
のリブ45を成形するための凹部52が形成されてい
る。
の上部は、略台状の形状で、上面部51の縁が側面部5
3に続いている。コア92とキャビティ25で成形され
る製品40は、略箱状で、上面部42と側面部43が一
体となっている。コア92の上面部51には、製品40
のリブ45を成形するための凹部52が形成されてい
る。
【0011】モールド金型20では、製品40にアンダ
ーカット部46を形成させる構造を持っている。即ち、
コア92に対して斜めに移動可能なルーズコア32を設
け、ルーズコア32の突起部55により、アンダーカッ
ト部46を成形する構造としている。突起部55は、空
洞部36内に突出する形状を持つ。
ーカット部46を形成させる構造を持っている。即ち、
コア92に対して斜めに移動可能なルーズコア32を設
け、ルーズコア32の突起部55により、アンダーカッ
ト部46を成形する構造としている。突起部55は、空
洞部36内に突出する形状を持つ。
【0012】また、キャビティ25側が突起部55の端
部に接合する構造により、穴部47(図13参照)が成
形される。
部に接合する構造により、穴部47(図13参照)が成
形される。
【0013】次に、製品40を金型から取り出す過程を
以下に説明する。図13は、正常なエジェクト状態の説
明図を示す。金型20が閉じた状態で、樹脂がゲート3
5を介して、空洞部36に注入されて、製品40が成形
される。この後、射出成形機の可動盤12がD1 方向に
移動し、これに伴い、金型20の各部が、パーティング
ラインで分離して、金型20が開く。金型20が開いた
後、射出成形機の突き出し機構の突き出しピン13が、
穴12a,29aを貫通して、エジェクタプレート93
をD2 方向に押し上げる。
以下に説明する。図13は、正常なエジェクト状態の説
明図を示す。金型20が閉じた状態で、樹脂がゲート3
5を介して、空洞部36に注入されて、製品40が成形
される。この後、射出成形機の可動盤12がD1 方向に
移動し、これに伴い、金型20の各部が、パーティング
ラインで分離して、金型20が開く。金型20が開いた
後、射出成形機の突き出し機構の突き出しピン13が、
穴12a,29aを貫通して、エジェクタプレート93
をD2 方向に押し上げる。
【0014】エジェクタプレート93がD2 方向に移動
すると、エジェクタピン31がD2方向に移動して、上
端部31aが製品40の上面部42を真っ直ぐに押し上
げ、かつ、ルーズコア32が斜めにD3 方向に移動しな
がら、製品40の上面部42を上端部54で押し上げ
る。このエジェクト動作の過程で、アンダーカット部4
6からルーズコア32の突起部55が抜けて、製品40
は、真っ直ぐD4 方向に押し上げられ、コア92から抜
ける。
すると、エジェクタピン31がD2方向に移動して、上
端部31aが製品40の上面部42を真っ直ぐに押し上
げ、かつ、ルーズコア32が斜めにD3 方向に移動しな
がら、製品40の上面部42を上端部54で押し上げ
る。このエジェクト動作の過程で、アンダーカット部4
6からルーズコア32の突起部55が抜けて、製品40
は、真っ直ぐD4 方向に押し上げられ、コア92から抜
ける。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の金型
20では、ルーズコア32と製品40との接触面積が大
きい場合等において、エジェクトの際に、製品40を傷
つけたり、破損する問題がしばしば発生する。以下に、
その問題点を説明する。
20では、ルーズコア32と製品40との接触面積が大
きい場合等において、エジェクトの際に、製品40を傷
つけたり、破損する問題がしばしば発生する。以下に、
その問題点を説明する。
【0016】図14は、異常なエジェクト状態の説明図
を示す。ルーズコア32と製品40の接触面の離型性が
悪い(密着力が強い)と、図14に示すように、ルーズ
コア32の突起部55がアンダーカット部46から抜け
ず、ルーズコア32は、製品40に密着した状態のま
ま、斜め方向(D5 方向)に製品40を押し上げてい
く。
を示す。ルーズコア32と製品40の接触面の離型性が
悪い(密着力が強い)と、図14に示すように、ルーズ
コア32の突起部55がアンダーカット部46から抜け
ず、ルーズコア32は、製品40に密着した状態のま
ま、斜め方向(D5 方向)に製品40を押し上げてい
く。
【0017】このため、エジェクタピン31の上端部3
1aと製品40の内面48の上端部31a付近(図14
中、P1 ,P2 付近)が擦れて、内面48に擦り傷がつ
く問題がある。
1aと製品40の内面48の上端部31a付近(図14
中、P1 ,P2 付近)が擦れて、内面48に擦り傷がつ
く問題がある。
【0018】また、図14に示すように、製品40にリ
ブ45がある場合、製品40の離型時に、リブ45に斜
めの応力が働き、リブ45が曲がったり、破損する問題
がある。
ブ45がある場合、製品40の離型時に、リブ45に斜
めの応力が働き、リブ45が曲がったり、破損する問題
がある。
【0019】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、樹脂成形品の取り出し時における不良の発生を防止
して、より品質の安定した製品を作れる樹脂成形用金型
を提供することを目的とする。
で、樹脂成形品の取り出し時における不良の発生を防止
して、より品質の安定した製品を作れる樹脂成形用金型
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、結合
状態のキャビティ側金型とコア側金型間に形成された空
洞部にて、アンダーカット部を有する樹脂成形品が成形
された後、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離し
たときに、前記コア側金型に設けた押し出し部材によ
り、前記キャビティ側金型とコア側金型の開離方向に、
前記樹脂成形品が押し出される樹脂成形用金型におい
て、前記コア側金型の一部を構成して、前記樹脂成形品
のアンダーカット部を成形し、前記キャビティ側金型と
コア側金型が開離したときには、前記樹脂成形品の押し
出し方向に対して斜めに前記樹脂成形品を押し出す斜め
抜き部材と、前記斜め抜き部材に近接して、前記樹脂成
形品の端部付近の内面に接触するように前記コア側金型
の側面部に配設されており、前記キャビティ側金型とコ
ア側金型が開離したときには、前記樹脂成形品の内面に
接触した状態で、前記樹脂成形品の押し出し方向に前記
樹脂成形品を押し出す位置規制部材とを有する構成とす
る。
状態のキャビティ側金型とコア側金型間に形成された空
洞部にて、アンダーカット部を有する樹脂成形品が成形
された後、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離し
たときに、前記コア側金型に設けた押し出し部材によ
り、前記キャビティ側金型とコア側金型の開離方向に、
前記樹脂成形品が押し出される樹脂成形用金型におい
て、前記コア側金型の一部を構成して、前記樹脂成形品
のアンダーカット部を成形し、前記キャビティ側金型と
コア側金型が開離したときには、前記樹脂成形品の押し
出し方向に対して斜めに前記樹脂成形品を押し出す斜め
抜き部材と、前記斜め抜き部材に近接して、前記樹脂成
形品の端部付近の内面に接触するように前記コア側金型
の側面部に配設されており、前記キャビティ側金型とコ
ア側金型が開離したときには、前記樹脂成形品の内面に
接触した状態で、前記樹脂成形品の押し出し方向に前記
樹脂成形品を押し出す位置規制部材とを有する構成とす
る。
【0021】請求項2の発明では、前記位置規制部材
は、前記押し出し部材による押し出し距離よりも短い押
し出し距離を設定されている構成とする。
は、前記押し出し部材による押し出し距離よりも短い押
し出し距離を設定されている構成とする。
【0022】請求項3の発明は、結合状態のキャビティ
側金型とコア側金型間に形成された空洞部にて、アンダ
ーカット部を有する樹脂成形品が成形された後、前記キ
ャビティ側金型とコア側金型が開離したときに、前記コ
ア側金型に設けた押し出し部材により、前記キャビティ
側金型とコア側金型の開離方向に、前記樹脂成形品が押
し出される樹脂成形用金型において、前記コア側金型の
一部を構成して、前記樹脂成形品のアンダーカット部を
成形し、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離した
ときには、前記樹脂成形品の押し出し方向に対して斜め
に前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き部材と、前記樹脂
成形品を成形するコア側金型の側面部に近接して配設さ
れ 前記キャビティ側金型とコア側金型が結合したとき
には、コア側金型側に埋設状態であり、前記キャビティ
側金型とコア側金型が開離したときには、コア側金型側
に設けた弾性部材によりキャビティ側金型方向に突出し
て、前記樹脂成形品の端部外面に接触する位置規制部材
とを有する構成とする。
側金型とコア側金型間に形成された空洞部にて、アンダ
ーカット部を有する樹脂成形品が成形された後、前記キ
ャビティ側金型とコア側金型が開離したときに、前記コ
ア側金型に設けた押し出し部材により、前記キャビティ
側金型とコア側金型の開離方向に、前記樹脂成形品が押
し出される樹脂成形用金型において、前記コア側金型の
一部を構成して、前記樹脂成形品のアンダーカット部を
成形し、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離した
ときには、前記樹脂成形品の押し出し方向に対して斜め
に前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き部材と、前記樹脂
成形品を成形するコア側金型の側面部に近接して配設さ
れ 前記キャビティ側金型とコア側金型が結合したとき
には、コア側金型側に埋設状態であり、前記キャビティ
側金型とコア側金型が開離したときには、コア側金型側
に設けた弾性部材によりキャビティ側金型方向に突出し
て、前記樹脂成形品の端部外面に接触する位置規制部材
とを有する構成とする。
【0023】請求項4の発明は、結合状態のキャビティ
側金型とコア側金型間に形成された空洞部にて、アンダ
ーカット部を有する樹脂成形品が成形された後、前記キ
ャビティ側金型とコア側金型が開離したときに、前記コ
ア側金型に設けた押し出し部材により、前記キャビティ
側金型とコア側金型の開離方向に、前記樹脂成形品が押
し出される樹脂成形用金型において、前記コア側金型の
一部を構成して、前記樹脂成形品のアンダーカット部を
成形し、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離した
ときには、前記樹脂成形品の押し出し方向に対して斜め
に前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き部材と、前記コア
側金型方向に突出する板状部を前記樹脂成形品に形成す
る凹部に、前記樹脂成形品に当接する当接側端部の外周
面を一致させてあり、前記キャビティ側金型とコア側金
型が開離したときに、前記板状部に前記外周面を接触さ
せた状態で、前記キャビティ側金型とコア側金型の開離
方向に前記樹脂成形品を押し出す押し出し部材とを有す
る構成とする。
側金型とコア側金型間に形成された空洞部にて、アンダ
ーカット部を有する樹脂成形品が成形された後、前記キ
ャビティ側金型とコア側金型が開離したときに、前記コ
ア側金型に設けた押し出し部材により、前記キャビティ
側金型とコア側金型の開離方向に、前記樹脂成形品が押
し出される樹脂成形用金型において、前記コア側金型の
一部を構成して、前記樹脂成形品のアンダーカット部を
成形し、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離した
ときには、前記樹脂成形品の押し出し方向に対して斜め
に前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き部材と、前記コア
側金型方向に突出する板状部を前記樹脂成形品に形成す
る凹部に、前記樹脂成形品に当接する当接側端部の外周
面を一致させてあり、前記キャビティ側金型とコア側金
型が開離したときに、前記板状部に前記外周面を接触さ
せた状態で、前記キャビティ側金型とコア側金型の開離
方向に前記樹脂成形品を押し出す押し出し部材とを有す
る構成とする。
【0024】請求項5の発明は、前記押し出し部材は、
当接側端部に設けた面状部にて前記凹部の一部を構成し
ており、前記板状部の一部の形状を形成する構成とす
る。
当接側端部に設けた面状部にて前記凹部の一部を構成し
ており、前記板状部の一部の形状を形成する構成とす
る。
【0025】請求項6の発明は、結合状態のキャビティ
側金型とコア側金型間に形成された空洞部にて、アンダ
ーカット部を有する樹脂成形品が成形された後、前記キ
ャビティ側金型とコア側金型が開離したときに、前記コ
ア側金型に設けた押し出し部材により、前記キャビティ
側金型とコア側金型の開離方向に、前記樹脂成形品が押
し出される樹脂成形用金型において、前記コア側金型の
一部を構成して、前記樹脂成形品のアンダーカット部を
成形し、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離した
ときには、前記樹脂成形品の押し出し方向に対して斜め
に前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き部材と、前記樹脂
成形品に当接する前記押し出し部材の当接側端部が、前
記キャビティ側金型とコア側金型が結合したときに前記
コア側金型からキャビティ側金型側に突出した構造とす
る。
側金型とコア側金型間に形成された空洞部にて、アンダ
ーカット部を有する樹脂成形品が成形された後、前記キ
ャビティ側金型とコア側金型が開離したときに、前記コ
ア側金型に設けた押し出し部材により、前記キャビティ
側金型とコア側金型の開離方向に、前記樹脂成形品が押
し出される樹脂成形用金型において、前記コア側金型の
一部を構成して、前記樹脂成形品のアンダーカット部を
成形し、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離した
ときには、前記樹脂成形品の押し出し方向に対して斜め
に前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き部材と、前記樹脂
成形品に当接する前記押し出し部材の当接側端部が、前
記キャビティ側金型とコア側金型が結合したときに前記
コア側金型からキャビティ側金型側に突出した構造とす
る。
【0026】請求項7の発明は、結合状態のキャビティ
側金型とコア側金型間に形成された空洞部にて、アンダ
ーカット部を有する樹脂成形品が成形された後、前記キ
ャビティ側金型とコア側金型が開離したときに、前記コ
ア側金型に設けた押し出し部材により、前記キャビティ
側金型とコア側金型の開離方向に、前記樹脂成形品が押
し出される樹脂成形用金型において、前記コア側金型の
一部を構成して、前記樹脂成形品のアンダーカット部を
成形し、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離した
ときには、前記樹脂成形品の押し出し方向に対して斜め
に前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き部材と、前記樹脂
成形品に当接する前記押し出し部材の当接側端部の先端
が、前記キャビティ側金型とコア側金型が結合したとき
に前記コア側金型の外面より内側に位置して凹部が形成
されており、前記凹部により樹脂成形品に板状部が形成
される構造とする。
側金型とコア側金型間に形成された空洞部にて、アンダ
ーカット部を有する樹脂成形品が成形された後、前記キ
ャビティ側金型とコア側金型が開離したときに、前記コ
ア側金型に設けた押し出し部材により、前記キャビティ
側金型とコア側金型の開離方向に、前記樹脂成形品が押
し出される樹脂成形用金型において、前記コア側金型の
一部を構成して、前記樹脂成形品のアンダーカット部を
成形し、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離した
ときには、前記樹脂成形品の押し出し方向に対して斜め
に前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き部材と、前記樹脂
成形品に当接する前記押し出し部材の当接側端部の先端
が、前記キャビティ側金型とコア側金型が結合したとき
に前記コア側金型の外面より内側に位置して凹部が形成
されており、前記凹部により樹脂成形品に板状部が形成
される構造とする。
【0027】請求項8の発明は、結合状態のキャビティ
側金型とコア側金型間に形成された空洞部にて、アンダ
ーカット部を有する樹脂成形品が成形された後、前記キ
ャビティ側金型とコア側金型が開離したときに、前記コ
ア側金型に設けた押し出し部材により、前記キャビティ
側金型とコア側金型の開離方向に、前記樹脂成形品が押
し出される樹脂成形用金型において、前記コア側金型の
一部を構成して、前記樹脂成形品のアンダーカット部を
成形し、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離した
ときには、前記樹脂成形品の押し出し方向に対して斜め
に前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き部材と、前記樹脂
成形品を成形するコア側金型の側面部上で、前記斜め抜
き部材の近傍に、表面状態を粗くした部分を設けた構成
とする。
側金型とコア側金型間に形成された空洞部にて、アンダ
ーカット部を有する樹脂成形品が成形された後、前記キ
ャビティ側金型とコア側金型が開離したときに、前記コ
ア側金型に設けた押し出し部材により、前記キャビティ
側金型とコア側金型の開離方向に、前記樹脂成形品が押
し出される樹脂成形用金型において、前記コア側金型の
一部を構成して、前記樹脂成形品のアンダーカット部を
成形し、前記キャビティ側金型とコア側金型が開離した
ときには、前記樹脂成形品の押し出し方向に対して斜め
に前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き部材と、前記樹脂
成形品を成形するコア側金型の側面部上で、前記斜め抜
き部材の近傍に、表面状態を粗くした部分を設けた構成
とする。
【0028】
【作用】請求項1の発明では、位置規制部材が、樹脂成
形品の端部付近の内面に接触した状態で、樹脂成形品の
押し出し方向に樹脂成形品を押し出すため、斜め抜き部
材による斜め方向の力により樹脂成形品が押し出し方向
に対して横ずれを起こすことを防止することができる。
従って、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大きい場
合でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことができ、横
ずれによる傷や損傷の発生を無くすことを可能とする。
形品の端部付近の内面に接触した状態で、樹脂成形品の
押し出し方向に樹脂成形品を押し出すため、斜め抜き部
材による斜め方向の力により樹脂成形品が押し出し方向
に対して横ずれを起こすことを防止することができる。
従って、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大きい場
合でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことができ、横
ずれによる傷や損傷の発生を無くすことを可能とする。
【0029】請求項2の発明では、位置規制部材が押し
出しを停止した後、更に押し出し部材による押し出しが
行われるため、より確実な、樹脂成形品の押し出しを可
能とする。
出しを停止した後、更に押し出し部材による押し出しが
行われるため、より確実な、樹脂成形品の押し出しを可
能とする。
【0030】請求項3の発明では、キャビティ側金型と
コア側金型が開離したときに、位置規制部材がキャビテ
ィ側金型方向に突出して、樹脂成形品の端部外面に接触
する。このため、斜め抜き部材による斜め方向の力によ
り樹脂成形品が押し出し方向に対して横ずれを起こすこ
とを防止することができる。従って、斜め抜き部材と樹
脂成形品の密着力が大きい場合でも、正常に、樹脂成形
品を押し出すことができ、横ずれによる傷や損傷の発生
を無くすことを可能とする。
コア側金型が開離したときに、位置規制部材がキャビテ
ィ側金型方向に突出して、樹脂成形品の端部外面に接触
する。このため、斜め抜き部材による斜め方向の力によ
り樹脂成形品が押し出し方向に対して横ずれを起こすこ
とを防止することができる。従って、斜め抜き部材と樹
脂成形品の密着力が大きい場合でも、正常に、樹脂成形
品を押し出すことができ、横ずれによる傷や損傷の発生
を無くすことを可能とする。
【0031】請求項4の発明では、押し出し部材の外周
面が、樹脂成形品の板状部に接触した状態で、樹脂成形
品の押し出し方向に樹脂成形品を押し出すため、斜め抜
き部材による斜め方向の力により樹脂成形品が押し出し
方向に対して横ずれを起こすことを防止することができ
る。従って、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大き
い場合でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことがで
き、横ずれによる傷や損傷の発生を無くすことを可能と
する。
面が、樹脂成形品の板状部に接触した状態で、樹脂成形
品の押し出し方向に樹脂成形品を押し出すため、斜め抜
き部材による斜め方向の力により樹脂成形品が押し出し
方向に対して横ずれを起こすことを防止することができ
る。従って、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大き
い場合でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことがで
き、横ずれによる傷や損傷の発生を無くすことを可能と
する。
【0032】請求項5の発明では、当接側端部に設けた
面状部にて、板状部と面で接触するため、接触力を大き
くして、横ずれの防止をより確実とすることを可能とす
る。
面状部にて、板状部と面で接触するため、接触力を大き
くして、横ずれの防止をより確実とすることを可能とす
る。
【0033】請求項6の発明では、押し出し部材の当接
側端部が、樹脂成形品にくいこんだ状態で、樹脂成形品
の押し出し方向に樹脂成形品を押し出すため、斜め抜き
部材による斜め方向の力により樹脂成形品が押し出し方
向に対して横ずれを起こすことを防止することができ
る。従って、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大き
い場合でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことがで
き、横ずれによる傷や損傷の発生を無くすことを可能と
する。
側端部が、樹脂成形品にくいこんだ状態で、樹脂成形品
の押し出し方向に樹脂成形品を押し出すため、斜め抜き
部材による斜め方向の力により樹脂成形品が押し出し方
向に対して横ずれを起こすことを防止することができ
る。従って、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大き
い場合でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことがで
き、横ずれによる傷や損傷の発生を無くすことを可能と
する。
【0034】請求項7の発明では、押し出し部材の当接
側端部をコア側金型の内側に位置させて形成した凹部
に、板状部が接触した状態で、樹脂成形品が押し出し方
向に押し出されるため、斜め抜き部材による斜め方向の
力により樹脂成形品が押し出し方向に対して横ずれを起
こすことを防止することができる。従って、斜め抜き部
材と樹脂成形品の密着力が大きい場合でも、正常に、樹
脂成形品を押し出すことができ、横ずれによる傷や損傷
の発生を無くすことを可能とする。
側端部をコア側金型の内側に位置させて形成した凹部
に、板状部が接触した状態で、樹脂成形品が押し出し方
向に押し出されるため、斜め抜き部材による斜め方向の
力により樹脂成形品が押し出し方向に対して横ずれを起
こすことを防止することができる。従って、斜め抜き部
材と樹脂成形品の密着力が大きい場合でも、正常に、樹
脂成形品を押し出すことができ、横ずれによる傷や損傷
の発生を無くすことを可能とする。
【0035】請求項8の発明では、表面状態を粗くした
部分の密着力を、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力よ
り大きくできるため、樹脂成形品が表面状態を粗くした
部分から離れるより前に、斜め抜き部材が樹脂成形品の
アンダーカット部から離れる。このため、斜め抜き部材
による斜め方向の力により樹脂成形品が押し出し方向に
対して横ずれを起こすことを防止することができる。従
って、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大きい場合
でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことができ、横ず
れによる傷や損傷の発生を無くすことを可能とする。
部分の密着力を、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力よ
り大きくできるため、樹脂成形品が表面状態を粗くした
部分から離れるより前に、斜め抜き部材が樹脂成形品の
アンダーカット部から離れる。このため、斜め抜き部材
による斜め方向の力により樹脂成形品が押し出し方向に
対して横ずれを起こすことを防止することができる。従
って、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大きい場合
でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことができ、横ず
れによる傷や損傷の発生を無くすことを可能とする。
【0036】
【実施例】図1は本発明の第1実施例のモールド金型
(樹脂成形用金型)21全体の概要図を示す。また、図
2は、モールド金型(以下、単に金型と記す)21のコ
ア26付近を上方から見た平面図、図3は、コア26と
エジェクタプレート28付近の側面から見た断面図を示
す。なお、図3(A)は、図2の一点鎖線aでの断面図
を示し、図3(B)は、図2の一点鎖線b又はcでの断
面図を示す。
(樹脂成形用金型)21全体の概要図を示す。また、図
2は、モールド金型(以下、単に金型と記す)21のコ
ア26付近を上方から見た平面図、図3は、コア26と
エジェクタプレート28付近の側面から見た断面図を示
す。なお、図3(A)は、図2の一点鎖線aでの断面図
を示し、図3(B)は、図2の一点鎖線b又はcでの断
面図を示す。
【0037】図1〜図3において、図12と同一構成部
分には、同一符号を付し、適宜説明を省略する。
分には、同一符号を付し、適宜説明を省略する。
【0038】金型21は、固定側取付板22,ランナー
エジェクタプレート23,固定側型板24,キャビティ
25,コア26,可動側型板27,エジェクタプレート
28,可動側取付板29から構成される。
エジェクタプレート23,固定側型板24,キャビティ
25,コア26,可動側型板27,エジェクタプレート
28,可動側取付板29から構成される。
【0039】図1に示すキャビティ25とコア26が結
合した状態で、樹脂成形品(製品)41が成形される空
洞部38が形成される。
合した状態で、樹脂成形品(製品)41が成形される空
洞部38が形成される。
【0040】空洞部38で成形された製品41を取り出
すために、エジェクタピン31(押し出し部材)が設け
てある。エジェクタピン31は、エジェクタプレート2
8に固定されており、コア26の上面部51から突出可
能に設けられている。
すために、エジェクタピン31(押し出し部材)が設け
てある。エジェクタピン31は、エジェクタプレート2
8に固定されており、コア26の上面部51から突出可
能に設けられている。
【0041】金型21では、コア26の上部は、略台状
の形状で、上面部51の縁が側面部53に続いている。
コア26とキャビティ25で成形される製品41は、略
箱状で、上面部42と側面部43が一体となっている。
コア26の上面部51には、製品41のリブ45を成形
するための凹部52が形成されている。
の形状で、上面部51の縁が側面部53に続いている。
コア26とキャビティ25で成形される製品41は、略
箱状で、上面部42と側面部43が一体となっている。
コア26の上面部51には、製品41のリブ45を成形
するための凹部52が形成されている。
【0042】金型21では、コア26に対して斜めに移
動可能なルーズコア32(斜め抜き部材)を設け、ルー
ズコア32の突起部55により、製品41にアンダーカ
ット部46を成形する構造としている。突起部55は、
空洞部38内に突出する形状を持つ。
動可能なルーズコア32(斜め抜き部材)を設け、ルー
ズコア32の突起部55により、製品41にアンダーカ
ット部46を成形する構造としている。突起部55は、
空洞部38内に突出する形状を持つ。
【0043】また、キャビティ25側が突起部55の端
部に接合する構造により、穴部47が成形される。
部に接合する構造により、穴部47が成形される。
【0044】金型21では、図3(B)に示すように、
ルーズコア32の設置された近くに、バックアップピン
61(位置規制部材)を設置している。バックアップピ
ン61は、下端部が、バックアップピンプレート62に
取り付けられている。バックアップピンプレート62
は、エジェクタプレート28内に形成された空洞部64
内を上下動可能な構造である。バックアップピンプレー
ト62の凹部62cと空洞部64の下端間には、バネ6
3が設けてある。このため、上端62aが、可動側型板
27に接触していない状態では、このバネ63の圧力に
より、縁部62bが空洞部64の上端に当接して、バッ
クアップピンプレート62はエジェクタプレート28に
対して、定位置にある。
ルーズコア32の設置された近くに、バックアップピン
61(位置規制部材)を設置している。バックアップピ
ン61は、下端部が、バックアップピンプレート62に
取り付けられている。バックアップピンプレート62
は、エジェクタプレート28内に形成された空洞部64
内を上下動可能な構造である。バックアップピンプレー
ト62の凹部62cと空洞部64の下端間には、バネ6
3が設けてある。このため、上端62aが、可動側型板
27に接触していない状態では、このバネ63の圧力に
より、縁部62bが空洞部64の上端に当接して、バッ
クアップピンプレート62はエジェクタプレート28に
対して、定位置にある。
【0045】図2、図3(B)に示すように、バックア
ップピン61の上端部61aは、製品41の側面部43
から上面部42にかけての内面側に接触する構造として
ある。
ップピン61の上端部61aは、製品41の側面部43
から上面部42にかけての内面側に接触する構造として
ある。
【0046】エジェクタピン31とバックアップピン6
1のエジェクトストローク(製品41の突き出し長さ)
を、夫々、長さL、長さrとしたとき、L>rの関係に
設定する。例えば、r=1/3Lとする。
1のエジェクトストローク(製品41の突き出し長さ)
を、夫々、長さL、長さrとしたとき、L>rの関係に
設定する。例えば、r=1/3Lとする。
【0047】次に、製品41を金型21から取り出す過
程を以下に説明する。図4は、第1実施例の金型21に
おける、エジェクト状態の説明図を示す。なお、図4
(A)は、図2の一点鎖線aでの断面図を示し、図4
(B)は、図2の一点鎖線b又はcでの断面図を示す。
程を以下に説明する。図4は、第1実施例の金型21に
おける、エジェクト状態の説明図を示す。なお、図4
(A)は、図2の一点鎖線aでの断面図を示し、図4
(B)は、図2の一点鎖線b又はcでの断面図を示す。
【0048】金型21が閉じた状態で、樹脂がゲート3
5を介して、空洞部38に注入されて、製品41が成形
される。この後、射出成形機の可動盤12がD1 方向に
移動し、これに伴い、金型21の各部が、パーティング
ラインで分離して、金型21が開く。金型21が開いた
後、射出成形機の突き出し機構の突き出しピン13が、
穴12a,29aを貫通して、エジェクタプレート28
をD2 方向に押し上げる。
5を介して、空洞部38に注入されて、製品41が成形
される。この後、射出成形機の可動盤12がD1 方向に
移動し、これに伴い、金型21の各部が、パーティング
ラインで分離して、金型21が開く。金型21が開いた
後、射出成形機の突き出し機構の突き出しピン13が、
穴12a,29aを貫通して、エジェクタプレート28
をD2 方向に押し上げる。
【0049】エジェクタプレート28がD2 方向に移動
すると、エジェクタピン31,ルーズコア32,バック
アップピン61が同時に動き出す。バックアップピン6
1は、上端部61aが製品41の側面部43の内面に接
触しているため、ルーズコア32と製品41の密着力に
よる製品41の水平方向(E1 方向)への横ずれを規制
する。このため、ルーズコア32と製品41のアンダー
カット部26の密着力が大きい合でも、ルーズコア32
と製品41を、正常に離型させることができる。
すると、エジェクタピン31,ルーズコア32,バック
アップピン61が同時に動き出す。バックアップピン6
1は、上端部61aが製品41の側面部43の内面に接
触しているため、ルーズコア32と製品41の密着力に
よる製品41の水平方向(E1 方向)への横ずれを規制
する。このため、ルーズコア32と製品41のアンダー
カット部26の密着力が大きい合でも、ルーズコア32
と製品41を、正常に離型させることができる。
【0050】エジェクタプレート28が移動距離rだけ
押し上げられると、バックアップピンプレート62は、
上端部62aが可動側型板27に突き当たり、バックア
ップピン61は、移動を停止して、このときの位置を維
持する。一方、エジェクタプレート28は、残りの移動
量のL−rの分、更に移動を続け、エジェクタピン31
とルーズコア32は、製品を更に押し上げる。これによ
り、製品41は、バックアップピン61とコア26から
抜ける。
押し上げられると、バックアップピンプレート62は、
上端部62aが可動側型板27に突き当たり、バックア
ップピン61は、移動を停止して、このときの位置を維
持する。一方、エジェクタプレート28は、残りの移動
量のL−rの分、更に移動を続け、エジェクタピン31
とルーズコア32は、製品を更に押し上げる。これによ
り、製品41は、バックアップピン61とコア26から
抜ける。
【0051】このようにして、製品41は、真っ直ぐ上
方(D4 方向)に押し上げられて、コア26から正常に
抜ける。
方(D4 方向)に押し上げられて、コア26から正常に
抜ける。
【0052】第1実施例では、このように、バックアッ
プピン61により、ルーズコア32が、アンダーカット
部46から正常に抜けることができるため、エジェクタ
ピン31による擦り傷が生じることが無くすことがで
き、また、リブ等を損傷することを無くすことができ
る。
プピン61により、ルーズコア32が、アンダーカット
部46から正常に抜けることができるため、エジェクタ
ピン31による擦り傷が生じることが無くすことがで
き、また、リブ等を損傷することを無くすことができ
る。
【0053】図5,図6は、本発明の第2実施例のモー
ルド金型212 のキャビティ25とコア262 付近の断
面図を示す。図5は、キャビティ25とコア262 が結
合した状態、図6は、キャビティ25とコア262 が開
いた状態を示す。
ルド金型212 のキャビティ25とコア262 付近の断
面図を示す。図5は、キャビティ25とコア262 が結
合した状態、図6は、キャビティ25とコア262 が開
いた状態を示す。
【0054】図1〜図3と同一構成部分には、同一符号
を付し、適宜説明を省略する。金型212 は、コア26
2 を除いては、第1実施例の金型21と同様の構造であ
る。
を付し、適宜説明を省略する。金型212 は、コア26
2 を除いては、第1実施例の金型21と同様の構造であ
る。
【0055】コア262 には、側面部53の下端に続く
コア面76に、バックアップ駒71(位置規制部材)が
設けてある。バックアップ駒71は、穴部72内を上下
に移動自在であり、凹部71aと凹部72a間に設けた
バネ73により、上方(D2方向)に付勢されている。
コア面76に、バックアップ駒71(位置規制部材)が
設けてある。バックアップ駒71は、穴部72内を上下
に移動自在であり、凹部71aと凹部72a間に設けた
バネ73により、上方(D2方向)に付勢されている。
【0056】金型212 が閉じているときは、図5に示
すように、バックアップ駒71は、穴部72内に完全に
埋まり、上面がコア面71に一体となっている。バック
アップ駒71の、上面の縁は、製品41の側面部43の
下端に一致している。
すように、バックアップ駒71は、穴部72内に完全に
埋まり、上面がコア面71に一体となっている。バック
アップ駒71の、上面の縁は、製品41の側面部43の
下端に一致している。
【0057】図6に示すように、金型212 が開くと、
キャビティ面75とコア面76が離れる。これにより、
バックアップ駒71がバネ73の圧力によりD2 方向に
浮き上がり、製品41の側面部43の下端に接触する。
エジェクタプレート28がD 2 方向に移動すると、エジ
ェクタピン31の上端部31a,ルーズコア32の上端
部54が、製品41を押し上る。バックアップ駒71
が、製品41の側面部43に接触しているため、ルーズ
コア32と製品41の密着力による製品41の水平方向
(E1 方向)への横ずれが規制される。このため、ルー
ズコア32と製品41のアンダーカット部26の密着力
が大きい合でも、ルーズコア32と製品41を正常に離
型させることができる。
キャビティ面75とコア面76が離れる。これにより、
バックアップ駒71がバネ73の圧力によりD2 方向に
浮き上がり、製品41の側面部43の下端に接触する。
エジェクタプレート28がD 2 方向に移動すると、エジ
ェクタピン31の上端部31a,ルーズコア32の上端
部54が、製品41を押し上る。バックアップ駒71
が、製品41の側面部43に接触しているため、ルーズ
コア32と製品41の密着力による製品41の水平方向
(E1 方向)への横ずれが規制される。このため、ルー
ズコア32と製品41のアンダーカット部26の密着力
が大きい合でも、ルーズコア32と製品41を正常に離
型させることができる。
【0058】第2実施例では、このように、バックアッ
プ駒71により、ルーズコア32が、アンダーカット部
46から正常に抜けられるため、エジェクタピン31に
よる内面48の擦り傷や、リブ45等の損傷を無くすこ
とができる。
プ駒71により、ルーズコア32が、アンダーカット部
46から正常に抜けられるため、エジェクタピン31に
よる内面48の擦り傷や、リブ45等の損傷を無くすこ
とができる。
【0059】図7は、本発明の第3実施例のモールド金
型213 のコア263 付近の説明図を示す。図7(B)
は、コア263 の断面図を示し、図7(A)は、エジェ
クタピン313 付近の平面図を示す。
型213 のコア263 付近の説明図を示す。図7(B)
は、コア263 の断面図を示し、図7(A)は、エジェ
クタピン313 付近の平面図を示す。
【0060】図7において、図1〜図3と同一構成部分
には、同一符号を付し、適宜説明を省略する。金型21
3 は、コア263 を除いては、第1実施例の金型21と
同様の構造である。
には、同一符号を付し、適宜説明を省略する。金型21
3 は、コア263 を除いては、第1実施例の金型21と
同様の構造である。
【0061】製品413 は、リブ78,45があり、コ
ア263 には、リブ78、45を成形する凹部56,5
2が設けてある。このリブ78(板状部)の側面に、エ
ジェクタピン313 の上端部313a(当接側端部)付近
の外周面313bが一致するように、エジェクタピン31
3 (押し出し部材)を設置してある。図7(A)に示す
ように、リブ78の幅の狭い面(h>t)にエジェクタ
ピン313 の外周面313bを一致させることが望まし
い。
ア263 には、リブ78、45を成形する凹部56,5
2が設けてある。このリブ78(板状部)の側面に、エ
ジェクタピン313 の上端部313a(当接側端部)付近
の外周面313bが一致するように、エジェクタピン31
3 (押し出し部材)を設置してある。図7(A)に示す
ように、リブ78の幅の狭い面(h>t)にエジェクタ
ピン313 の外周面313bを一致させることが望まし
い。
【0062】ルーズコア32の斜め抜き力(図中、点P
3 付近でのルーズコア32と製品41の密着力)をμと
したとき、以下の2つの条件を満足させるようにする。
3 付近でのルーズコア32と製品41の密着力)をμと
したとき、以下の2つの条件を満足させるようにする。
【0063】エジェクタピン313 の耐強度>密着力μ リブ78の強度>密着力μ 金型213 が開いた後、エジェクタプレート28がD2
方向に移動すると、エジェクタピン313 の上端部31
3a,ルーズコア32の上端部54が、製品41 3 を押し
上る。この際、エジェクタピン313 の外周面313bが
製品413 のリブ78に接触しているため、ルーズコア
32と製品41の密着力μによる製品41の水平方向
(E1 方向)への横ずれが規制される。このため、ルー
ズコア32と製品413 のアンダーカット部26付近の
密着力μが大きい合でも、ルーズコア32と製品413
を正常に離型させることができる。
方向に移動すると、エジェクタピン313 の上端部31
3a,ルーズコア32の上端部54が、製品41 3 を押し
上る。この際、エジェクタピン313 の外周面313bが
製品413 のリブ78に接触しているため、ルーズコア
32と製品41の密着力μによる製品41の水平方向
(E1 方向)への横ずれが規制される。このため、ルー
ズコア32と製品413 のアンダーカット部26付近の
密着力μが大きい合でも、ルーズコア32と製品413
を正常に離型させることができる。
【0064】第3実施例では、このように、リブ78の
側面に一致するようにエジェクタピン313 を設置した
ことにより、ルーズコア32が、アンダーカット部46
から正常に抜けられるため、エジェクタピン313 によ
る内面48の擦り傷や、リブ45,78等の損傷を無く
すことができる。
側面に一致するようにエジェクタピン313 を設置した
ことにより、ルーズコア32が、アンダーカット部46
から正常に抜けられるため、エジェクタピン313 によ
る内面48の擦り傷や、リブ45,78等の損傷を無く
すことができる。
【0065】図8は、本発明の第4実施例のモールド金
型214 のコア264 付近の説明図を示す。図8(B)
は、コア264 の断面図を示し、図8(A)は、エジェ
クタピン314 付近の平面図を示す。
型214 のコア264 付近の説明図を示す。図8(B)
は、コア264 の断面図を示し、図8(A)は、エジェ
クタピン314 付近の平面図を示す。
【0066】図8において、図1〜図3と同一構成部分
には、同一符号を付し、適宜説明を省略する。金型21
4 は、コア264 を除いては、第1実施例の金型21と
同様の構造である。
には、同一符号を付し、適宜説明を省略する。金型21
4 は、コア264 を除いては、第1実施例の金型21と
同様の構造である。
【0067】製品414 は、リブ45,リブ81(板状
部)があり、コア264 には、リブ45、81を成形す
る凹部52,57が設けてある。また、エジェクタピン
31 4 (押し出し部材)の上端部314a付近の切欠部3
14b(面状部)が、リブ81の一部を成形する構造とし
てある。図8(A)に示すように、幅tの狭いリブ81
の側面81aから下端にかけての一部分を、エジェクタ
ピン314 の切欠部314bの面が成形する。
部)があり、コア264 には、リブ45、81を成形す
る凹部52,57が設けてある。また、エジェクタピン
31 4 (押し出し部材)の上端部314a付近の切欠部3
14b(面状部)が、リブ81の一部を成形する構造とし
てある。図8(A)に示すように、幅tの狭いリブ81
の側面81aから下端にかけての一部分を、エジェクタ
ピン314 の切欠部314bの面が成形する。
【0068】このような構造とすることにより、エジェ
クタピン314 とリブ81の密着力を大きくすることが
でき、第3実施例同様に、ルーズコア32と製品41の
密着力をμとしたとき、以下の2つの条件を満足させる
ことができる。
クタピン314 とリブ81の密着力を大きくすることが
でき、第3実施例同様に、ルーズコア32と製品41の
密着力をμとしたとき、以下の2つの条件を満足させる
ことができる。
【0069】エジェクタピン314 の耐強度>密着力μ リブ81の強度>密着力μ 金型214 が開いた後、エジェクタプレート28がD2
方向に移動すると、エジェクタピン314 の上端部31
4a,ルーズコア32の上端部54が、製品41 4 を押し
上る。この際、エジェクタピン314 の切欠部31
4bが、製品414 のリブ81に接触しているため、ルー
ズコア32と製品41の密着力μによる製品41の水平
方向(E1 方向)への横ずれが規制される。このため、
ルーズコア32と製品414 のアンダーカット部26付
近の密着力μが大きい合でも、ルーズコア32と製品4
14 を正常に離型させることができる。
方向に移動すると、エジェクタピン314 の上端部31
4a,ルーズコア32の上端部54が、製品41 4 を押し
上る。この際、エジェクタピン314 の切欠部31
4bが、製品414 のリブ81に接触しているため、ルー
ズコア32と製品41の密着力μによる製品41の水平
方向(E1 方向)への横ずれが規制される。このため、
ルーズコア32と製品414 のアンダーカット部26付
近の密着力μが大きい合でも、ルーズコア32と製品4
14 を正常に離型させることができる。
【0070】第4実施例では、このように、切欠部31
4bの面でリブ81の一部を成形するようにエジェクタピ
ン314 を設置したことにより、ルーズコア32が、ア
ンダーカット部46から正常に抜けられるため、エジェ
クタピン314 による内面48の擦り傷や、リブ45,
81等の損傷を無くすことができる。
4bの面でリブ81の一部を成形するようにエジェクタピ
ン314 を設置したことにより、ルーズコア32が、ア
ンダーカット部46から正常に抜けられるため、エジェ
クタピン314 による内面48の擦り傷や、リブ45,
81等の損傷を無くすことができる。
【0071】図9は、本発明の第5実施例のモールド金
型215 のコア265 付近の説明図を示す。
型215 のコア265 付近の説明図を示す。
【0072】図9において、図1〜図3と同一構成部分
には、同一符号を付し、適宜説明を省略する。金型21
5 は、コア265 を除いては、第1実施例の金型21と
同様の構造である。
には、同一符号を付し、適宜説明を省略する。金型21
5 は、コア265 を除いては、第1実施例の金型21と
同様の構造である。
【0073】第5実施例の金型215 では、エジェクタ
ピン315 (押し出し部材)の上端部315a(当接側端
部)がコア265 の上面部51から空洞部38内に突出
する構造としてある。図9(B)の拡大図に示すよう
に、製品415 の上面部42に、エジェクタピン315
の上端部315aが突出している長さmだけくいこむ構造
である。このくいこみ部分の接触力が、ルーズコア32
と製品415 の密着力より大きくなる。
ピン315 (押し出し部材)の上端部315a(当接側端
部)がコア265 の上面部51から空洞部38内に突出
する構造としてある。図9(B)の拡大図に示すよう
に、製品415 の上面部42に、エジェクタピン315
の上端部315aが突出している長さmだけくいこむ構造
である。このくいこみ部分の接触力が、ルーズコア32
と製品415 の密着力より大きくなる。
【0074】金型215 が開いた後、エジェクタプレー
ト28がD2 方向に移動すると、エジェクタピン315
の上端部315a,ルーズコア32の上端部54が、製品
41 5 を押し上る。この際、エジェクタピン315 の上
端部315aが、製品415 にくいこんでいるため、ルー
ズコア32と製品41の密着力による製品41の水平方
向(E1 方向)への横ずれが規制される。このため、ル
ーズコア32と製品415 のアンダーカット部26付近
の密着力が大きい合でも、ルーズコア32と製品415
を正常に離型させることができる。
ト28がD2 方向に移動すると、エジェクタピン315
の上端部315a,ルーズコア32の上端部54が、製品
41 5 を押し上る。この際、エジェクタピン315 の上
端部315aが、製品415 にくいこんでいるため、ルー
ズコア32と製品41の密着力による製品41の水平方
向(E1 方向)への横ずれが規制される。このため、ル
ーズコア32と製品415 のアンダーカット部26付近
の密着力が大きい合でも、ルーズコア32と製品415
を正常に離型させることができる。
【0075】第5実施例では、このように、エジェクタ
ピン315 の上端部315aが製品415 にくいこむ構造
としたことにより、ルーズコア32が、アンダーカット
部46から正常に抜けられるため、エジェクタピン31
5 による内面48の擦り傷や、リブ等の損傷を無くすこ
とができる。
ピン315 の上端部315aが製品415 にくいこむ構造
としたことにより、ルーズコア32が、アンダーカット
部46から正常に抜けられるため、エジェクタピン31
5 による内面48の擦り傷や、リブ等の損傷を無くすこ
とができる。
【0076】図10は、本発明の第6実施例のモールド
金型216 のコア266 付近の説明図を示す。図10に
おいて、図1〜図3と同一構成部分には、同一符号を付
し、適宜説明を省略する。金型216 は、コア266 を
除いては、第1実施例の金型21と同様の構造である。
金型216 のコア266 付近の説明図を示す。図10に
おいて、図1〜図3と同一構成部分には、同一符号を付
し、適宜説明を省略する。金型216 は、コア266 を
除いては、第1実施例の金型21と同様の構造である。
【0077】第6実施例の金型216 では、エジェクタ
ピン316 (押し出し部材)の上端部316a(当接側端
部)がコア266 の上面部51より下方に位置し、上端
部316aの上部に凹部58が形成される構造としてあ
る。この凹部58により、ダミーのボス87が製品41
6 に形成される。このダミーのボス87と凹部58の接
触力が、ルーズコア32と製品416 の密着力より大き
くなる。
ピン316 (押し出し部材)の上端部316a(当接側端
部)がコア266 の上面部51より下方に位置し、上端
部316aの上部に凹部58が形成される構造としてあ
る。この凹部58により、ダミーのボス87が製品41
6 に形成される。このダミーのボス87と凹部58の接
触力が、ルーズコア32と製品416 の密着力より大き
くなる。
【0078】金型216 が開いた後、エジェクタプレー
ト28がD2 方向に移動すると、エジェクタピン316
の上端部316a,ルーズコア32の上端部54が、製品
41 6 を押し上る。この際、ダミーのボス87が凹部5
8に接触しているため、ルーズコア32と製品416 の
密着力による製品416 の水平方向(E1 方向)への横
ずれが規制される。このため、ルーズコア32と製品4
16 のアンダーカット部26付近の密着力が大きい合で
も、ルーズコア32と製品416 を正常に離型させるこ
とができる。
ト28がD2 方向に移動すると、エジェクタピン316
の上端部316a,ルーズコア32の上端部54が、製品
41 6 を押し上る。この際、ダミーのボス87が凹部5
8に接触しているため、ルーズコア32と製品416 の
密着力による製品416 の水平方向(E1 方向)への横
ずれが規制される。このため、ルーズコア32と製品4
16 のアンダーカット部26付近の密着力が大きい合で
も、ルーズコア32と製品416 を正常に離型させるこ
とができる。
【0079】第6実施例では、このように、ダミーのボ
ス87を形成させる構造としたことにより、ルーズコア
32が、アンダーカット部46から正常に抜けられるた
め、エジェクタピン316 による内面48の擦り傷や、
リブ等の損傷を無くすことができる。
ス87を形成させる構造としたことにより、ルーズコア
32が、アンダーカット部46から正常に抜けられるた
め、エジェクタピン316 による内面48の擦り傷や、
リブ等の損傷を無くすことができる。
【0080】図11は、本発明の第7実施例のモールド
金型217 のコア267 付近の説明図を示す。図11に
おいて、図1〜図3と同一構成部分には、同一符号を付
し、適宜説明を省略する。金型217 は、コア267 を
除いては、第1実施例の金型21と同様の構造である。
金型217 のコア267 付近の説明図を示す。図11に
おいて、図1〜図3と同一構成部分には、同一符号を付
し、適宜説明を省略する。金型217 は、コア267 を
除いては、第1実施例の金型21と同様の構造である。
【0081】第6実施例の金型217 では、製品41の
内面に接触するコア267 の側面部53において、ルー
ズコア32の両側付近に、表面を粗くしたアンダーカッ
ト部88を設けている。これにより、ルーズコア32と
製品41の密着力<アンダーカット部88と製品41の
密着力とすることができる。
内面に接触するコア267 の側面部53において、ルー
ズコア32の両側付近に、表面を粗くしたアンダーカッ
ト部88を設けている。これにより、ルーズコア32と
製品41の密着力<アンダーカット部88と製品41の
密着力とすることができる。
【0082】金型217 が開いた後、エジェクタプレー
ト28がD2 方向に移動すると、エジェクタピン31の
上端部31a,ルーズコア32の上端部54が、製品4
1を押し上る。この際、ルーズコア32と製品41の密
着力<アンダーカット部88の密着力 であるため、製
品41のアンダーカット部88との接触部がアンダーカ
ット部88から離型するより前に、ルーズコア32が、
製品41のアンダーカット部46から離れる。
ト28がD2 方向に移動すると、エジェクタピン31の
上端部31a,ルーズコア32の上端部54が、製品4
1を押し上る。この際、ルーズコア32と製品41の密
着力<アンダーカット部88の密着力 であるため、製
品41のアンダーカット部88との接触部がアンダーカ
ット部88から離型するより前に、ルーズコア32が、
製品41のアンダーカット部46から離れる。
【0083】このため、ルーズコア32と製品41のア
ンダーカット部46付近の密着力が大きい合でも、ルー
ズコア32と製品41を正常に離型させることができ
る。
ンダーカット部46付近の密着力が大きい合でも、ルー
ズコア32と製品41を正常に離型させることができ
る。
【0084】第7実施例では、このように、コア267
の側面部53を粗したアンダーカット部88を設けたこ
とにより、ルーズコア32が、アンダーカット部46か
ら正常に抜けられるため、エジェクタピン31による内
面48の擦り傷や、リブ等の損傷を無くすことができ
る。
の側面部53を粗したアンダーカット部88を設けたこ
とにより、ルーズコア32が、アンダーカット部46か
ら正常に抜けられるため、エジェクタピン31による内
面48の擦り傷や、リブ等の損傷を無くすことができ
る。
【0085】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
コア側金型の側面部に配設した位置規制部材により、斜
め抜き部材による樹脂成形品の横ずれを防止することが
できるため、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大き
い場合でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことがで
き、横ずれによる傷や損傷の発生を無くすことができ
る。
コア側金型の側面部に配設した位置規制部材により、斜
め抜き部材による樹脂成形品の横ずれを防止することが
できるため、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大き
い場合でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことがで
き、横ずれによる傷や損傷の発生を無くすことができ
る。
【0086】請求項2の発明によれば、位置規制部材が
押し出しを停止した後、更に押し出し部材による押し出
しが行われるため、より確実な、樹脂成形品の押し出し
ができる。
押し出しを停止した後、更に押し出し部材による押し出
しが行われるため、より確実な、樹脂成形品の押し出し
ができる。
【0087】請求項3の発明によれば、コア側金型の側
面部に近接して配設した位置規制部材により、斜め抜き
部材による樹脂成形品の横ずれを防止することができる
ため、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大きい場合
でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことができ、横ず
れによる傷や損傷の発生を無くすことができる。
面部に近接して配設した位置規制部材により、斜め抜き
部材による樹脂成形品の横ずれを防止することができる
ため、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大きい場合
でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことができ、横ず
れによる傷や損傷の発生を無くすことができる。
【0088】請求項4の発明によれば、押し出し部材
が、板状部に接触した状態で、樹脂成形品の押し出し方
向に樹脂成形品を押し出すことにより、斜め抜き部材に
よる樹脂成形品の横ずれを防止することができるため、
斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大きい場合でも、
正常に、樹脂成形品を押し出すことができ、横ずれによ
る傷や損傷の発生を無くすことができる。
が、板状部に接触した状態で、樹脂成形品の押し出し方
向に樹脂成形品を押し出すことにより、斜め抜き部材に
よる樹脂成形品の横ずれを防止することができるため、
斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大きい場合でも、
正常に、樹脂成形品を押し出すことができ、横ずれによ
る傷や損傷の発生を無くすことができる。
【0089】請求項5の発明によれば、当接側端部に設
けた面状部にて、板状部と面で接触するため、接触力を
大きくして、横ずれの防止をより確実とすることができ
る。
けた面状部にて、板状部と面で接触するため、接触力を
大きくして、横ずれの防止をより確実とすることができ
る。
【0090】請求項6の発明によれば、押し出し部材の
当接側端部が、樹脂成形品にくいこんだ状態で、樹脂成
形品を押し出し方向に押し出すことにより、斜め抜き部
材による樹脂成形品の横ずれを防止することができるた
め、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大きい場合で
も、正常に、樹脂成形品を押し出すことができ、横ずれ
による傷や損傷の発生を無くすことができる。
当接側端部が、樹脂成形品にくいこんだ状態で、樹脂成
形品を押し出し方向に押し出すことにより、斜め抜き部
材による樹脂成形品の横ずれを防止することができるた
め、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大きい場合で
も、正常に、樹脂成形品を押し出すことができ、横ずれ
による傷や損傷の発生を無くすことができる。
【0091】請求項7の発明によれば、押し出し部材の
当接側端部をコア側金型の内側に位置させて形成した凹
部に、板状部が接触した状態で、樹脂成形品が押し出さ
れることにより、斜め抜き部材による樹脂成形品の横ず
れを防止することができるため、斜め抜き部材と樹脂成
形品の密着力が大きい場合でも、正常に、樹脂成形品を
押し出すことができ、横ずれによる傷や損傷の発生を無
くすことができる。
当接側端部をコア側金型の内側に位置させて形成した凹
部に、板状部が接触した状態で、樹脂成形品が押し出さ
れることにより、斜め抜き部材による樹脂成形品の横ず
れを防止することができるため、斜め抜き部材と樹脂成
形品の密着力が大きい場合でも、正常に、樹脂成形品を
押し出すことができ、横ずれによる傷や損傷の発生を無
くすことができる。
【0092】請求項8の発明によれば、コア側金型の表
面状態を粗くした部分から樹脂成形品が離れるより前
に、斜め抜き部材が樹脂成形品のアンダーカット部から
離れるため、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大き
い場合でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことがで
き、横ずれによる傷や損傷の発生を無くすことができ
る。
面状態を粗くした部分から樹脂成形品が離れるより前
に、斜め抜き部材が樹脂成形品のアンダーカット部から
離れるため、斜め抜き部材と樹脂成形品の密着力が大き
い場合でも、正常に、樹脂成形品を押し出すことがで
き、横ずれによる傷や損傷の発生を無くすことができ
る。
【図1】本発明の第1実施例のモールド金型全体の概要
図である。
図である。
【図2】本発明の第1実施例のモールド金型のコア付近
を上方から見た平面図である。
を上方から見た平面図である。
【図3】第1実施例で、コアとエジェクタプレート付近
の側面から見た断面図である。
の側面から見た断面図である。
【図4】第1実施例における、エジェクト状態の説明図
である。
である。
【図5】本発明の第2実施例のモールド金型のキャビテ
ィとコア付近の断面図である。
ィとコア付近の断面図である。
【図6】第2実施例で金型が開いたときの、キャビティ
とコア付近の断面図である。
とコア付近の断面図である。
【図7】本発明の第3実施例のモールド金型のコア付近
の説明図である。
の説明図である。
【図8】本発明の第4実施例のモールド金型のコア付近
の説明図である。
の説明図である。
【図9】本発明の第5実施例のモールド金型のコア付近
の説明図である。
の説明図である。
【図10】本発明の第6実施例のモールド金型のコア付
近の説明図である。
近の説明図である。
【図11】本発明の第7実施例のモールド金型のコア付
近の説明図である。
近の説明図である。
【図12】従来の一例のモールド金型の概要図である。
【図13】正常なエジェクト状態の説明図である。
【図14】異常なエジェクト状態の説明図である。
11 射出成形機固定盤 12 射出成形機可動盤 13 突き出しピン 21,212 〜217 モールド金型 22 固定側取付板 23 ランナーエジェクタプレート 24 固定側型板 25 キャビティ 26,262 〜267 コア 27 可動側型板 28 エジェクタプレート 29 可動側取付板 31,313 〜316 エジェクタピン 32 ルーズコア 38 空洞部 41,413 〜416 製品(樹脂成形品) 42 上面部 43 側面部 45 リブ 46 アンダーカット部 51 上面部 52,56,57 凹部 53 側面部 54 上端部 55 突起部 71 バックアップ駒 78,81 リブ 88 アンダーカット部
Claims (8)
- 【請求項1】 結合状態のキャビティ側金型とコア側金
型間に形成された空洞部にて、アンダーカット部を有す
る樹脂成形品が成形された後、前記キャビティ側金型と
コア側金型が開離したときに、前記コア側金型に設けた
押し出し部材により、前記キャビティ側金型とコア側金
型の開離方向に、前記樹脂成形品が押し出される樹脂成
形用金型において、 前記コア側金型の一部を構成して、前記樹脂成形品のア
ンダーカット部を成形し、前記キャビティ側金型とコア
側金型が開離したときには、前記樹脂成形品の押し出し
方向に対して斜めに前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き
部材と、 前記斜め抜き部材に近接して、前記樹脂成形品の端部付
近の内面に接触するように前記コア側金型の側面部に配
設されており、前記キャビティ側金型とコア側金型が開
離したときには、前記樹脂成形品の内面に接触した状態
で、前記樹脂成形品の押し出し方向に前記樹脂成形品を
押し出す位置規制部材とを有することを特徴とする樹脂
成形用金型。 - 【請求項2】 前記位置規制部材は、前記押し出し部材
による押し出し距離よりも短い押し出し距離を設定され
ていることを特徴とする請求項1記載の樹脂成形用金
型。 - 【請求項3】 結合状態のキャビティ側金型とコア側金
型間に形成された空洞部にて、アンダーカット部を有す
る樹脂成形品が成形された後、前記キャビティ側金型と
コア側金型が開離したときに、前記コア側金型に設けた
押し出し部材により、前記キャビティ側金型とコア側金
型の開離方向に、前記樹脂成形品が押し出される樹脂成
形用金型において、 前記コア側金型の一部を構成して、前記樹脂成形品のア
ンダーカット部を成形し、前記キャビティ側金型とコア
側金型が開離したときには、前記樹脂成形品の押し出し
方向に対して斜めに前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き
部材と、 前記樹脂成形品を成形するコア側金型の側面部に近接し
て配設され 前記キャビティ側金型とコア側金型が結合
したときには、コア側金型側に埋設状態であり、前記キ
ャビティ側金型とコア側金型が開離したときには、コア
側金型側に設けた弾性部材によりキャビティ側金型方向
に突出して、前記樹脂成形品の端部外面に接触する位置
規制部材とを有することを特徴とする樹脂成形用金型。 - 【請求項4】 結合状態のキャビティ側金型とコア側金
型間に形成された空洞部にて、アンダーカット部を有す
る樹脂成形品が成形された後、前記キャビティ側金型と
コア側金型が開離したときに、前記コア側金型に設けた
押し出し部材により、前記キャビティ側金型とコア側金
型の開離方向に、前記樹脂成形品が押し出される樹脂成
形用金型において、 前記コア側金型の一部を構成して、前記樹脂成形品のア
ンダーカット部を成形し、前記キャビティ側金型とコア
側金型が開離したときには、前記樹脂成形品の押し出し
方向に対して斜めに前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き
部材と、 前記コア側金型方向に突出する板状部を前記樹脂成形品
に形成する凹部に、前記樹脂成形品に当接する当接側端
部の外周面を一致させてあり、前記キャビティ側金型と
コア側金型が開離したときに、前記板状部に前記外周面
を接触させた状態で、前記キャビティ側金型とコア側金
型の開離方向に前記樹脂成形品を押し出す押し出し部材
とを有することを特徴とする樹脂成形用金型。 - 【請求項5】 前記押し出し部材は、当接側端部に設け
た面状部にて前記凹部の一部を構成しており、前記板状
部の一部の形状を形成することを特徴とする請求項4記
載の樹脂成形用金型。 - 【請求項6】 結合状態のキャビティ側金型とコア側金
型間に形成された空洞部にて、アンダーカット部を有す
る樹脂成形品が成形された後、前記キャビティ側金型と
コア側金型が開離したときに、前記コア側金型に設けた
押し出し部材により、前記キャビティ側金型とコア側金
型の開離方向に、前記樹脂成形品が押し出される樹脂成
形用金型において、 前記コア側金型の一部を構成して、前記樹脂成形品のア
ンダーカット部を成形し、前記キャビティ側金型とコア
側金型が開離したときには、前記樹脂成形品の押し出し
方向に対して斜めに前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き
部材と、 前記樹脂成形品に当接する前記押し出し部材の当接側端
部が、前記キャビティ側金型とコア側金型が結合したと
きに前記コア側金型からキャビティ側金型側に突出した
構造としたことを特徴とする樹脂成形用金型。 - 【請求項7】 結合状態のキャビティ側金型とコア側金
型間に形成された空洞部にて、アンダーカット部を有す
る樹脂成形品が成形された後、前記キャビティ側金型と
コア側金型が開離したときに、前記コア側金型に設けた
押し出し部材により、前記キャビティ側金型とコア側金
型の開離方向に、前記樹脂成形品が押し出される樹脂成
形用金型において、 前記コア側金型の一部を構成して、前記樹脂成形品のア
ンダーカット部を成形し、前記キャビティ側金型とコア
側金型が開離したときには、前記樹脂成形品の押し出し
方向に対して斜めに前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き
部材と、 前記樹脂成形品に当接する前記押し出し部材の当接側端
部の先端が、前記キャビティ側金型とコア側金型が結合
したときに前記コア側金型の外面より内側に位置して凹
部が形成されており、前記凹部により樹脂成形品に板状
部が形成される構造としたことを特徴とする樹脂成形用
金型。 - 【請求項8】 結合状態のキャビティ側金型とコア側金
型間に形成された空洞部にて、アンダーカット部を有す
る樹脂成形品が成形された後、前記キャビティ側金型と
コア側金型が開離したときに、前記コア側金型に設けた
押し出し部材により、前記キャビティ側金型とコア側金
型の開離方向に、前記樹脂成形品が押し出される樹脂成
形用金型において、 前記コア側金型の一部を構成して、前記樹脂成形品のア
ンダーカット部を成形し、前記キャビティ側金型とコア
側金型が開離したときには、前記樹脂成形品の押し出し
方向に対して斜めに前記樹脂成形品を押し出す斜め抜き
部材と、 前記樹脂成形品を成形するコア側金型の側面部上で、前
記斜め抜き部材の近傍に、表面状態を粗くした部分を設
けたことを特徴とする樹脂成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18955994A JPH0852769A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 樹脂成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18955994A JPH0852769A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 樹脂成形用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0852769A true JPH0852769A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16243359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18955994A Withdrawn JPH0852769A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 樹脂成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0852769A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1770467A1 (en) * | 2000-05-12 | 2007-04-04 | Incs Inc. | Design and fabrication of molds using a client-server architecture |
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CN104690912A (zh) * | 2015-03-12 | 2015-06-10 | 韩立艳 | 一种塑料模具内藏式型针抽芯二次顶出机构及其模具 |
WO2022145223A1 (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-07 | 日立Astemo株式会社 | カバー部材、金型装置および電子装置 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP18955994A patent/JPH0852769A/ja not_active Withdrawn
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