JPH0852237A - 解放自在のセルフロック機構を有する降下装置 - Google Patents

解放自在のセルフロック機構を有する降下装置

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JPH0852237A
JPH0852237A JP7158031A JP15803195A JPH0852237A JP H0852237 A JPH0852237 A JP H0852237A JP 7158031 A JP7158031 A JP 7158031A JP 15803195 A JP15803195 A JP 15803195A JP H0852237 A JPH0852237 A JP H0852237A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全かつ使用容易なセルフロック型降下装置
を提供する。 【構成】 安全降下装置(10)は、伝達棒(208)
を有する機構(202)と協働する駆動フィンガ(21
0)が設けられたカム(17)形状を有するプーリ(1
6)を備えている。駆動フィンガ(210)は、操作ハ
ンドル(24)が降下動作中に中間の解放位置へと操作
されたときに、操作ハンドル(24)とプーリ(16)
との間の単一方向の機械的結合が確立される活動自在の
駆動フィンガ(210)との係合位置と、操作ハンドル
(24)が中間の解除位置を通過した後に機械的結合を
壊すことによりプーリ(16)を解放し、カム(17)
をロ−プ(12)の引張作用により固定位置に自動的に
戻す活動不能の解除位置と、の間を移動自在である。こ
れにより、ハンドル(24)に力を加える続けることな
くロープ(12)の固定効果がプーリ(16)の解放後
も維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロープに沿って降下す
るための降下装置に係り、とりわけ洞窟探検、高所作
業、登山、及び救助活動等に使用されるセルフロック型
安全降下装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フランス特許出願第2,451,752
号の明細書は操作ハンドルの位置に依存したロープの固
定について2つの可能性を有するセルフロック型降下装
置について言及している。
【0003】ここでプーリはハンドルに永久的に堅固に
固定されており、角度をとってずらして配置された2つ
のボスを備えている。この2つのボスは、ハンドルが上
昇位置にあるか下降位置にあるかに対応して、交互に固
定スタッドに対してロープを固定するようになってい
る。ハンドルを中間位置にすればロープが解放される。
完全にハンドルを解放することにより、ロープは固定さ
れる。この状態ではプーリがロープの張力によって回転
し、ロープは第1のボスにより挟み込まれている。ま
た、ハンドルを最下点に降下させれば(第2の固定位
置)、異なる場所で第2のボスが固定スタッドに対して
ロープを挟み込み固定するようになっている(第2の固
定状態)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第2の固定状
態にロープを維持しようとするならば、ハンドルを最下
点に保持した状態で力を加え続けなければならない。疲
労等により、ハンドルに加える力が弱まれば、ハンドル
が中間位置に移動してしまい、ロープが解放されてしま
う恐れがあり、これにより、人が危険にさらされる恐れ
がある。
【0005】本発明は、このようなことを考慮してなさ
れたものであり、安全かつ使用容易なセルフロック型降
下装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロープに沿っ
て降下するためのセルフロック型安全降下装置であっ
て、制動パッドと、固定位置と解放位置との間で回転範
囲を制限された状態で第1の固定軸に取付けられるとと
もに前記ロープが通過するための空間により前記制動パ
ッドから離れて配置されたカム形状を有するプーリと、
を支持する第1の固定フランジと、横方向の間隙dをお
いて前記第1の固定フランジから離れて配置されるとと
もに、前記ロ−プを装着もしくは取外すための待機位置
と、前記ロ−プが空間に保持されるような閉位置と、を
とることができる第2の引込式フランジと、手動で前記
ロ−プを解放するための前記プーリの操作ハンドルと、
前記ロ−プの張力が初期設定値より低くなったときに、
前記プーリを解放位置に戻すための第1のリターンスプ
リングと、を備え、前記プーリは、伝達部を有する機構
と協働する駆動フィンガと連結されており、前記駆動フ
ィンガは、前記操作ハンドルが降下動作中に中間の解放
位置へと操作されたときに、前記操作ハンドルと前記プ
ーリとの間の単一方向の機械的結合が確立される活動自
在の前記駆動フィンガとの係合位置と、前記操作ハンド
ルが前記中間の解放位置を通過した後に前記機械的結合
を壊すことにより前記プーリを解放し、前記カムを前記
ロ−プの引張作用により固定位置に自動的に戻す活動不
能の解除位置と、の間を移動自在であることを特徴とす
る安全降下装置である。
【0007】また、本発明の一つの特徴は、駆動フィン
ガと伝達部は、第1の固定フランジに隣接する解放型の
底部を有する環状のドラム形状に形成され操作ハンドル
がその側面から突出する回転基材の内側に収納されてい
ることである。
【0008】本発明のさらなる一つの特徴は、とりわけ
第1実施例に示される特徴は、伝達部が、回転基材に堅
固に固定された第2の軸に旋回自在に取付けられたレバ
ーとして形成されるとともに、開口の中を移動自在の駆
動フィンガの円筒状部分と協働する斜面部を備え、開口
は第1の固定軸を中心とする円弧状の扇型として形成さ
れるとともに、固定位置と解放位置との間のプーリの移
動角度に対応した長さを有することである。
【0009】また、伝達レバーの斜面部が、停止手段と
協働することにより操作ハンドルが中間位置を通過した
後に、プーリが解放される活動不能の係合位置に前記レ
バーを旋回させることも本発明の一つの特徴である。
【0010】さらに、本発明の一つの特徴は、とりわけ
第2および第3実施例に示される特徴は、伝達部が駆動
フィンガと協働する伝達棒として形成されるとともに、
操作ハンドルが中間位置となる近傍で死点を通過するよ
うなトグル機構を形成することである。
【0011】さらにまた、本発明の一つの特徴は、機構
に、伝達部を操作ハンドルとプーリとの間の機械的結合
が確立される係合位置へと戻す働きをするリセット手段
が設けられていることである。このリセットは、操作ハ
ンドルを操作することにより手動で行われるものと、プ
ーリの解放後に自動で行われるものといずれのものもあ
る。
【0012】
【作用】本発明によれば、安全降下装置は、伝達棒を有
する機構と協働する駆動フィンガが設けられたカム形状
を有するプーリを備えており、駆動フィンガは、操作ハ
ンドルが降下動作中に中間の解放位置へと操作されたと
きに、操作ハンドルとプーリとの間の単一方向の機械的
結合が確立される活動自在の駆動フィンガとの係合位置
と、操作ハンドルが中間の解除位置を通過した後に機械
的結合を壊すことによりプーリを解放し、カムをロ−プ
の引張作用により固定位置に自動的に戻す活動不能の解
除位置と、の間を移動自在となっている。すなわち、ハ
ンドルとプーリとの間の機械的結合が途中で解かれるよ
うに構成されている。このため、プーリの解放後におい
ても、手でハンドルに力を加え続けることなくロ−プを
固定し続けることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て3通りに分けて説明する。
【0014】第1実施例 まず、第1実施例について説明する。図1乃至図7は、
本発明の第1実施例を示す図である。
【0015】図1乃至図7には、ロ−プ12に沿って人
間がコントロ−ルされた状態で降下するために用いられ
る安全降下装置が、共通の参照番号10により示されて
いる。降下装置10は、カム17形状をした可動プ−リ
16を固定するための第1の軸15と、ロ−プ12を位
置決めしガイドするための固定スペーサ18とを備えて
おり、スペーサ18はロ−プ12が通過するための空間
20によりプ−リ16から離れて配置されている。プ−
リ16にはロ−プ12を巻き付けるための谷(凹部)が
設けられている。
【0016】プ−リ16は、手動式の旋回操作ハンドル
24が設けられた操作機構22と機械的に結合してい
る。
【0017】固定スペーサ18の上部は、制動表面28
を有する固定パッド26として形成されており、ロ−プ
12はカム17の締付動作によって制動表面28に押し
つけられるようになっている。
【0018】固定スペーサ18の中間部は、図2におけ
る第1のフランジ14の外側右手方向に沿って延在して
おり、軸15を中心とする湾曲した内側の扇状領域30
を有している。固定スペーサ18の下部は、フランジ1
4の2つの対向する端面の間に水平方向に延在するクロ
スピース32を備えている。
【0019】図1及び図3において、第2の可動フラン
ジ34は、第1のフランジ14と同様の形状を有してお
り、第1のフランジ14に固定されたピボット36上に
装着されている。可動フランジ34はピボット36を軸
として揺動できるようになっており、パッド26のそば
のスペーサ18を通過できるようになっている。ピボッ
ト36は、プ−リ16の第1の軸15と平行であって、
第1のフランジ14に対して垂直方向を向いている。こ
れによって第2のフランジ34は、第1のフランジ14
と平行な平面上を使用者の手動操作に従って動けるよう
になっており、その動きはロープ12が空間20内にあ
る閉位置(図1及び図3)と、ロープ12を空間20部
分に装着もしくは取り外しできるような待機位置(図示
せず)との間を動くものである。降下装置10の2つの
フランジ14,34は、スペーサ18及びプーリ16の
厚さに対応した横方向の間隙dをおいて互いに間隔をお
いて配置されている。
【0020】各々のフランジ14,34は、その下方
に、使用者のハーネスを降下装置10に取り付けるため
のカラビナ(図示せず)を通すように設計された円形も
しくは矩形の形状をしたオリフィス38、40を備えて
いる。第2のフランジ34が閉位置にある場合、2つの
オリフィス38、40は一直線上に位置し、第2のフラ
ンジ34が不意に開くことを防止すべく、カラビナが降
下装置10を閉じた状態に保持するのに適した状態にな
る。
【0021】第1のリターンスプリング42(図2)
が、とりわけ捩り型のリターンスプリング42が、軸1
5に配置され、ロープ12の張力が設定しきい値より低
くなったときにプーリ16を解放位置に押しつけるよう
になっている。
【0022】この状態で、カム17と固定パッド26の
制動表面28との隙間は最大となる。ロープ12の上流
部分12Aは、降下装置10の上方の壁もしくは岩に固
定された固定装置(図示せず)に引っ掛けられる。一
方、ロープ12の下流部分12Bは、重力の力に従って
下方に下がって行く。降下装置10の内部で、ロープ1
2は、空間20への入口となる対向する端部44、46
の間でS字型に巻き付けられる。ロープ12の上流部分
12Aは、下方の端部44を通って空間20に入って行
き、プーリ16のまわりを通過し、パッド26の制動表
面28のそばに配置された上方の端部46を通って出て
行く。
【0023】操作ハンドル24を有する機構22は、第
2のフランジ34の反対側であって、間隙dの外側に配
置されており、第1のフランジ14の後方の外表面47
に支えられている。プ−リ16が取付けられる第1の軸
15は、第1のフランジ14の穴48(図3)を通過す
るとともに、ハンドル24が堅固に固定されている回転
基材50の回転軸部分として働くようになっている。基
材50は、解放端52を有する環状のドラムとして形成
されており、解放端52と固定フランジ14の後方表面
47は、同じ側に位置している。基材50とハンドル2
4とからなる組立体は、単一の部品として構成されてい
るとともに金属または絶縁材で形成されており、第1の
軸15に回転範囲を制限された状態で取付けられてい
る。
【0024】プ−リ16には、第1のフランジ14に形
成された開口56を貫通する駆動フィンガ54が設けら
れており、駆動フィンガ54は伝達レバー58の斜面5
7と協働する。伝達レバー58は、ハンドル24の基材
50の第2の軸60に旋回できるように取付けられてい
る。ハンドル24の位置に従って伝達レバー58の旋回
運動がもたらされ、斜面57は、第1のフランジ14に
堅固に固定された固定ストッパ62に沿って滑り移動す
ることができる。この伝達レバー58の旋回運動は、駆
動フィンガ54と接して共に活動自在の係合位置から、
駆動フィンガ54から解放された活動不能の解除位置へ
と動くものである。第2のリターンスプリング64、と
りわけ圧縮型のリターンスプリング64が、回転基材5
0の支持面66と伝達レバー58との間に配置され、こ
れにより伝達レバー58を活動自在の係合位置へと押し
付ける力を加えるようになっている。矩形の開口56に
よって、駆動フィンガ54の動きがプ−リ16の係合位
置と解除位置との間の動きに対応するものとなり、扇形
の動きをするようになる。
【0025】安全降下装置10の、使用者の操作に対応
した状態の変化が、図4至乃図7に示される。
【0026】ロ−プ12に沿って降下している間は、荷
重Pがフランジ14、34に加わっており、意識的であ
ろうが無意識にであろうがハンドル24を解放すれば、
ロ−プに加わる張力Fに反応して、矢印F1の方向にプ
−リ16が回転する。そうなれば、ロ−プ12は、カム
17の締付動作によって制動表面28に対して固定さ
れ、ハンドル24は上昇位置(破線)に強制的に持ち上
げられる。降下動作を再開したい場合は、ハンドル24
を、矢印F2の方向に上昇位置から下降させさえすれば
よい。駆動フィンガ54に接している伝達レバー58の
斜面57の機械的作用により、プ−リ16は、カム17
のクリアランスが最大となるまでの間、矢印F1と反対
方向に回転する。図4において実線で示されるような中
間位置にハンドル24を持ってくれば、ロ−プ12が解
放され、下降動作の継続が可能となる。この第1の通常
降下状態において、ハンドル24とプ−リ16との単一
方向の機械的結合は永久的であり、この機械的結合はレ
バー58をフィンガ54と係合させることによってもた
らされる。レバー58は、スプリング64によって活動
自在の係合位置に保持されている。ハンドル24(図
4)の上昇位置(破線)から中間位置(実線)への動き
による斜面57の単一の押付け方向の動作によって、フ
ィンガ54は開口56の左手側端部へ強制的に移動させ
られる。
【0027】図5において、ハンドル24を図4に示す
中間位置を越えて引き続き下げてゆくと、斜面57は、
フランジ14に固定されたストッパ62の上を、引き続
き滑って行く。伝達レバー58は、活動不能な解除位置
(図6)に達するまで、第2の軸60を中心として時計
方向に回転する(矢印F3)。この位置において、ハン
ドル24とプ−リ16との間の機械的結合が解かれ、駆
動フィンガ54は、もはや斜面57の機械的動作に関与
しなくなり、斜面57から解放される。
【0028】そして、ハンドル24が中間位置を越える
ことにより、プ−リ16が解放される。プ−リ16は、
ロ−プ12の張力Fにより、スプリング42の復元力に
逆らってF1方向に回転する。そして、カム17は自動
的にパッド26の制動表面28に対してロ−プ12を挟
み込む。その結果、降下動作が停止する。このカム17
の固定動作の間に、プ−リ16に設けられた駆動フィン
ガ54は、湾曲した開口56に沿って右手側端部に向か
って移動する。ハンドル24が下降位置にあるときは、
フィンガ54と伝達レバー58との機械的結合はそのま
ま解除されたままである。
【0029】機構22をリセットするには、ハンドル2
4とプ−リ16とを機械的に結合させる必要がある。リ
セットは、ハンドル24を下降位置(図4)から上昇位
置(図7)へと矢印F4の方向に手動で引き上げること
により行われる。斜面57は、伝達レバー58が反時計
方向に回転することによりストッパ62から離れ、プ−
リ16に設けられた駆動フィンガ54と接触する活動自
在の係合位置へと戻る。
【0030】変形例として、伝達レバー58にリターン
スプリングを設けることによりリセットを自動的に行え
るようにしてもよい。この場合伝達レバー58は、係合
が解除された後であってハンドル24が解放された後
に、自動的に活動自在の係合位置へ戻る。
【0031】降下装置10に荷重が加わっている状態で
は、ハンドル24の2つの異なる位置に対応してカム1
7によるロ−プ12に対する2つのロック機能が働く。
ハンドル24の2つの異なる位置とは、1)ハンドル2
4が解放された後の上昇位置と、2)伝達レバー58
と、プ−リ16に設けられたフィンガ54との間の機械
的結合が解かれた後のハンドル24が中間位置をこえて
さらに引き下げられた位置、である。
【0032】このロ−プ12に対する2つのロック機構
により、ハンドル24を離していようがつかんでいよう
が使用者に安全がもたらされる。
【0033】第2実施例 次に、第2実施例について説明する。
【0034】降下装置100の第2の実施例が、図8乃
至図12に示されている。同じ参照番号は、図1乃至図
7における降下装置10のものと同一または同様の部品
を示している。降下装置100の構成部品の配置は、フ
ランジ14、34の間においては、降下装置10のそれ
と略同一である。しかし、操作機構102は、第1の機
構22とは異なる運動原理により作動するようになって
いる。
【0035】機構102は、ハンドル24と連結される
とともに第1のフランジ14の後面に固定された第3の
軸106を中心として回転できるように取付けられたド
ラム形状を有する円筒状の基材104を備えている。軸
106は、カム17の軸15に対してずれて配置されて
いる。
【0036】基材104の内部には、第3の軸106を
中心として旋回できるように取付けられた伝達ロッド1
08が配置されており、伝達ロッド108はプ−リ16
に設けられた駆動フィンガ110と協働する。フィンガ
110は、湾曲した形状を有しており、可動プ−リ16
に堅固に固定された第4の軸112に接合されている。
棒108の自由端、すなわち第3の軸106の反対側に
は、フィンガ110の内側端部に対して係合するととも
に、ハンドル24が操作されたときのプ−リ16の回転
に従って動くように設計された操作ピン114が設けら
れている。棒108とフィンガ110からなる組立体
は、死点通過型トグル機構として構成されている。
【0037】図9は、ハンドル24の中間位置に対応し
て通常の降下状態にある降下装置100を示している。
ロ−プ12が固定される上昇位置からロ−プ12が解放
される中間位置へとハンドル24を動かすことによりロ
ッド108が時計方向に回転し、これと同時にピン11
4がフィンガ110に押付けられる。プ−リ16のカム
17はパッド26から離れてゆき、これにより、ロ−プ
12がプ−リ16の谷の中を滑ることができるようにな
り下降動作が可能となる。
【0038】図10に示すように、引き続きハンドル2
4を下げてゆくと、伝達ロッド108と駆動フィンガ1
10の第4の軸112とが一直線にならぶ。ロッド10
8に設けられたピン114は、フィンガ110の凸面部
115に引き続き接触している。しかし、トグル機構が
一直線に並んだ位置関係は不安定である。
【0039】引き続きハンドル24を下げてゆくと、図
11に示すように機構102のトグル機構は死点を越え
る。軸106、112は、もはやピン114とは一直線
上には存在しなくなる。ピン114は解放され、基材1
04に形成された開口116に従って下方に逃げてゆ
く。ピン114が逃げてゆくことによって、駆動フィン
ガ110が解除され、ロッド108とプ−リ16との間
の機械的結合が解かれる。プ−リ16に働くロ−プ12
の摩擦力により、カム17が、反時計方向であってパッ
ド26に対してロ−プ12を固定する位置に向かって回
転する。降下装置100がこの解放位置になった後に、
使用者の降下は自動的に停止する。
【0040】図9に示される通常の降下状態に戻したい
ときは、図12に示すF5方向と同じ方向に略4分の3
回転、すなわちピン114が駆動フィンガ110の凸部
115に接触するようになるまで、ハンドル24を回転
させさえすればよい。トグル機構はリセットされ、ハン
ドル24を下げることにより、プ−リ16がロ−プ12
を解放するように回転することが可能となる。
【0041】第3実施例 次に、第3実施例について説明する。
【0042】図13乃至第15に、降下装置200の第
3の実施例が示されており、同じ参照番号は、同一また
は同様の部品を示している。一方、前記降下装置100
に対して改良を加えた部品は、百の桁の1を2に替えて
示している。
【0043】機構202は、同じくトグル型である。し
かし、伝達機構ッド208は、回転基材204の第3の
軸206とずらして配置された第5の軸205に取付け
られており、軸205を中心として旋回できるようにな
っている。駆動フィンガ210は、第4の軸212の位
置でプ−リ16と接合されており、その中間部に湾曲し
た軸受面213を備えている。軸受面213はロッド2
08の操作ピン214と協働し、駆動フィンガ210に
対する押付量を増大させプーリ16を解放する。
【0044】ロッド208はリターンスプリング209
と係合しており、リターンスプリング209は第3の軸
206により形成されたストッパにロッド208を強制
的に押しつけるようになっている。
【0045】図14は、前記図11と同様な解除状態を
示している。トグル機構の死点を通過した後、ピン21
4は湾曲した軸受面213により形成されたハウジング
を離れ、これにより、トグル機構およびロッド208と
プ−リ16との機械的結合が解除される。
【0046】トグル機構202は、解放位置から中間位
置へとハンドル24を逆方向に操作することにより(矢
印F6、図15)リセットすることができる。この状態
では、ロッド208のピン214はフィンガ210をつ
り上げるポイントを通り、軸受面213の隅の部分に自
ら収まる。図13乃至図15に示す機構202の回転リ
セット動作は、図12に示す降下装置100のリセット
動作に対応するものである。
【0047】以上の説明により、本発明の特徴及び利点
が明瞭になったことであろう。尚、本発明の範囲は、明
細書及び図面に記載された実施例に限定されるものでは
ない。
【0048】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の安全降
下装置はハンドルとプーリとの間の機械的結合が途中で
解かれるように構成されているため、プーリの解放後に
おいても、手でハンドルに力を加え続けることなくロ−
プを固定し続けることができる。このため、使用者は安
全にロ−プに沿って降下することができる。また、操作
も簡単であり、容易に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による降下装置の側面図。
【図2】第2のフランジを取除いた後の降下装置の立面
図。
【図3】図2における3−3線に沿った断面図。
【図4】ハンドルの動作に従って通常の降下位置から中
間の係合位置へと移行する降下装置を示す図。
【図5】ハンドルが中間の係合位置を越えて動かされた
後の解除状態の進展を示す図4と同様の図。
【図6】ハンドルが中間の係合位置を越えて動かされた
後の解除状態への進展を示す図4と同様の図。
【図7】解除が終了した時点の機構の状態を示す図。
【図8】降下装置の第2実施例を示す図であって、図3
と同様の断面を示す図。
【図9】降下装置の第2実施例を示す図であって、解除
状態への進展を示す図。
【図10】降下装置の第2実施例を示す図であって、解
除状態への進展を示すの図。
【図11】降下装置の第2実施例を示す図であって、解
除状態への進展を示す図。
【図12】降下装置の第2実施例を示す図であって、解
除状態を示す図。
【図13】降下装置の第3実施例を示す図であって、解
除状態への進展を示す図。
【図14】降下装置の第3実施例を示す図であって、解
除状態を示す図。
【図15】降下装置の第3実施例を示す図であって、リ
セット動作を示す図。
【符号の説明】
10,100,200 降下装置 12 ロ−プ 14 第1の固定フランジ 15 第1の軸 16 プ−リ 17 カム 18 固定スペーサ 20 空間 22,102,202 機構 24 操作ハンドル 26 パッド 28 制動表面 34 第2の可動フランジ 36 ピボット 38、40 オリフィス 42 第1のリターンスプリング 50,104,204 回転基材 54,110,210 駆動フィンガ 56 開口 57 斜面 58,108,208 伝達部(レバー,ロッド) 62 固定ストッパ 64 第2のリターンスプリング 66 支持面 115,213 軸受面

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロープ(12)に沿って降下するためのセ
    ルフロック型安全降下装置において、 制動パッド(26)と、固定位置と解放位置との間で回
    転範囲を制限された状態で第1の固定軸(15)に取付
    けられるとともに前記ロープ(12)が通過するための
    空間により前記制動パッド(26)から離れて配置され
    たカム(17)形状を有するプーリ(16)と、を支持
    する第1の固定フランジ(14)と、 横方向の間隙dをおいて前記第1の固定フランジ(1
    4)から離れて配置されるとともに、前記ロ−プ(1
    2)を装着もしくは取外すための待機位置と、前記ロ−
    プ(12)が空間(20)に保持されるような閉位置
    と、をとることができる第2の引込式フランジ(34)
    と、 手動で前記ロ−プ(12)を解放するための前記プーリ
    (16)の操作ハンドル(24)と、 前記ロ−プ(12)の張力が設定しきい値より低くなっ
    たときに、前記プーリ(16)を解放位置に戻すための
    第1のリターンスプリング(42)と、を備え、 前記プーリ(16)は、伝達部(58、108、20
    8)を有する機構(22、102、202)と協働する
    駆動フィンガ(54、110、210)と連結されてお
    り、 前記駆動フィンガ(54、110、210)は、前記操
    作ハンドル(24)が降下動作中に中間の解放位置へと
    操作されたときに、前記操作ハンドル(24)と前記プ
    ーリ(16)との間の単一方向の機械的結合が確立され
    る活動自在の前記駆動フィンガ(54、110、21
    0)との係合位置と、 前記操作ハンドル(24)が前
    記中間の解放位置を通過した後に前記機械的結合を壊す
    ことにより前記プーリ(16)を解放し、前記カム(1
    7)を前記ロ−プ(12)の引張作用により固定位置に
    自動的に戻す活動不能の解除位置と、の間を移動自在で
    あることを特徴とする安全降下装置。
  2. 【請求項2】前記機構(22、102、202)は前記
    第1の固定フランジ(14)と前記第2の引込式フラン
    ジ(34)との間の前記間隙dの外側に配置され、前記
    プーリ(16)と連結された前記駆動フィンガ(54、
    110、210)はその一部が前記第1の固定フランジ
    (14)に形成された開口(56、116、216)を
    通過していることを特徴とする、請求項1記載の安全降
    下装置。
  3. 【請求項3】前記駆動フィンガ(54、110、21
    0)と前記伝達部(58、108、208)は、前記第
    1の固定フランジ(14)に隣接する解放型の底部を有
    する環状のドラム形状に形成され前記操作ハンドル(2
    4)がその側面から突出する回転基材(50、104、
    204)の内側に収納されていることを特徴とする、請
    求項1記載の安全降下装置。
  4. 【請求項4】前記伝達部は、前記回転基材(50)に堅
    固に固定された第2の軸(60)に旋回自在に取付けら
    れた伝達レバー(58)として形成されるとともに、開
    口(56)の中を移動自在の前記駆動フィンガ(54)
    の円筒状部分と協働する斜面部(57)を備え、 前記開口(56)は前記第1の固定軸(15)を中心と
    する円弧状の扇型として形成されるとともに、前記固定
    位置と前記解放位置との間の前記プーリ(16)の移動
    角度に対応した長さを有することを特徴とする、請求項
    3記載の安全降下装置。
  5. 【請求項5】前記伝達レバー(58)の前記斜面部(5
    7)は、停止手段(62)と協働することにより前記操
    作ハンドル(24)が前記中間位置を通過した後に、前
    記プーリ(16)が解放される活動不能の解除位置に前
    記伝達レバー(58)を旋回させることを特徴とする、
    請求項4記載の安全降下装置。
  6. 【請求項6】前記回転基材(50)に設けられた支持面
    (66)と前記伝達レバー(58)との間に第2のリタ
    ーンスプリング(64)が配置され、 前記第2のリターンスプリング(64)は、前記駆動フ
    ィンガ(54)が前記斜面部(57)に係合される活動
    自在の前記係合位置に向かって前記伝達レバー(58)
    を押付けることを特徴とする、請求項4記載の安全降下
    装置。
  7. 【請求項7】前記回転基材(50)は前記第1の固定フ
    ランジ(14)を垂直方向に貫通する前記第1の固定軸
    (15)の延長線上に取付けられ、前記停止手段(6
    2)は前記第1の固定フランジ(14)に堅固に固定さ
    れるとともに前記伝達レバー(58)が取付けられた第
    2の軸(60)と平行方向に延在する固定ピンとして形
    成されたことを特徴とする、請求項4記載の安全降下装
    置。
  8. 【請求項8】前記伝達部(108、208)は、前記駆
    動フィンガ(110、210)と協働する伝達ロッドと
    して形成されるとともに、前記操作ハンドル(24)が
    前記中間位置となる近傍で死点を通過するようなトグル
    機構を形成することを特徴とする、請求項1記載の安全
    降下装置。
  9. 【請求項9】前記操作ハンドル(24)の前記回転基材
    (104)は、前記第1の固定フランジ(14)に堅固
    に固定された第3の軸(106、206)に回転自在に
    取付けられ、前記伝達ロッド(108、208)は、前
    記駆動フィンガ(110、210)の湾曲した軸受面
    (115、213)と係合するように設計された操作ピ
    ン(114、214)を備え、前記駆動フィンガ(11
    0、210)は、前記プーリ(16)に堅固に固定され
    た第4の軸に接合されていることを特徴とする、請求項
    8記載の安全降下装置。
  10. 【請求項10】前記機構(22、102、202)に、
    前記伝達部(58、108、208)を前記操作ハンド
    ル(24)と前記プーリ(16)との間の機械的結合が
    確立される前記係合位置へと戻す働きをするリセット手
    段が設けられたことを特徴とする、請求項1記載の安全
    降下装置。
  11. 【請求項11】前記リセット手段は、前記操作ハンドル
    (24)に対する手動操作によって始動し、前記伝達部
    (58、108、208)が活動自在の前記係合位置へ
    と移行し前記駆動フィンガ(54、110)と係合する
    ようになることを特徴とする、請求項10載の安全降下
    装置。
  12. 【請求項12】前記リセット手段は、結合が解かれた前
    記操作ハンドル(24)が解放された後に活動自在の前
    記係合位置へと自動的に移行するように構成されている
    ことを特徴とする、請求項10載の安全降下装置。
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