JP3831791B1 - 安全帯掛止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡略な構造ながら適切に作業者側からの引張り力を作用させて、親綱との掛合を維持したまま中間支持部分を越えて親綱に沿った移動を継続でき、安全性を確保しつつスムーズな移動の実現を図れる安全帯掛止装置を提供する。
【解決手段】安全帯に連結される可動連結部30が本体部10に対し回転を一部制限されてなり、使用状態で親綱80の中間支持体90による支持箇所に達すると、作業者からの引張り力を受ける可動連結部30が本体部10に対し所定角度以上の相対回転を規制され、可動連結部30と本体部10が一体に傾くことから、親綱80に掛ったフック20とは別のフックが親綱80に掛る過程と、当初から親綱80に掛っていたフック20が親綱80から外れる過程とがスムーズに連続し、フックの親綱80への掛止状態を確保しつつ中間支持体90を越えて掛止箇所を移し替えられ、親綱80に沿ったスムーズな移動が可能となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、高所等の落下の危険性が高い箇所を落下防止用として張られた親綱に沿って人が行き来する場合に、親綱に対して人と固定された安全帯を適切に取り付けるために使用する安全帯掛止装置に関し、特に親綱を中間で支持する部分が存在してもこれに遮られることなく人の親綱に沿った移動を可能とする安全帯掛止装置に関する。
橋梁等の構造物、張設された電線などに対する点検や補修等作業の必要性から、作業者が高所を通行する機会は多いが、こうした高所の場合、突風や通行部分の狭さ等から、足場や通路から転落する危険性が高くなっている。落下に至ると生命に関わる事故となるのは避けられないことから、通常こうした高所の足場や通路には、これらに沿って一般に鋼製ワイヤ等からなる親綱が張り渡され、この親綱に作業者を安全帯(命綱)等で離れないよう拘束することで、作業者が万が一足を滑らせた場合でも落下防止を図れる仕組みとなっている。
親綱は、構造物や地盤に中間支持体を介して若干これらから離れた状態で固定され、一定の荷重が加わっても撓まないよう緊張状態とされて配設される。前記中間支持体は親綱を緊張状態で支持するために必要なものであり、一定の間隔で多数設けられているが、親綱に沿った歩行者の移動に伴って移動する安全帯先端のフックは環状であり、このフックが親綱と一体の中間支持体で遮られてそれより先への移動を妨げられるため、歩行者は中間支持体のある位置でフックの着脱作業を行う必要がある。しかし、頻繁に発生するこうした着脱作業は手間がかかり煩わしいものであり、本来の歩行移動の効率が悪化するだけでなく、中間支持体より手前側の親綱からフックを一旦取り外して支持体を越えた位置の親綱にあらためて装着する間、落下に対する安全が確保されないという問題がある。
近年、こうした従来のフックに代って、安全帯の親綱への掛止状態を維持したまま親綱の中間支持体による支持位置を通過可能として、中間支持体前後における掛け外し等の作業を省略可能とした安全帯掛止装置が提案されている。このような従来の安全帯掛止装置の例としては、特表平9−511165号、及び特開2000−107307号の各公報に開示されるものがある。
前記従来の安全帯掛止装置は、いずれも、装置全体の親綱に沿った動きと別の独立した回転動作で中間支持体との干渉を避けつつも親綱を通すスペースの完全開放は阻止する部品を備えており、中間支持体の装置内通過を許容しつつ親綱との掛合を維持できる仕組みとなっている。
特表平9−511165号公報 特開2000−107307号公報
従来の安全帯掛止装置は前記各特許文献に示されるものとなっており、いずれも親綱の中間支持体による支持位置を問題なく通過でき、作業者の親綱に沿った移動を妨げないものの、従来各装置は親綱を装置内部にくわえ込む形となっており、装置を親綱に掛止したり親綱から外したりする場合には、装置の一部を大きくずらして親綱を通せる隙間を生じさせる必要のある構造であり、構造が複雑でコスト高になるという課題を有していた。また、親綱の装置からの離脱を防ぐ機構が複雑となる分、重量が増加し、また親綱との摩擦も大きなものとなり、作業者の移動に伴う抵抗が無視できず、作業者への負担が大きくなるという課題も有していた。
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、簡略な構造ながら適切に作業者側からの引張り力を作用させて、親綱との掛合を維持したまま中間支持部分を越えて親綱に沿った移動を継続でき、フックの着脱等の作業をなくして安全性を確保しつつスムーズな移動の実現を図れる安全帯掛止装置を提供することを目的とする。
本発明に係る安全帯掛止装置は、複数所定間隔で配設された中間支持体で支持されて横方向に緊張状態で張設される落下防止用の親綱に、移動可能且つ着脱可能に掛止されると共に、安全帯の端部を連結され、安全帯の親綱からの離脱を防止する安全帯掛止装置において、
親綱の中間支持体による支持部分の厚みより大となる所定長さの略円筒状の中心軸部分及び当該中心軸部分の軸方向両端に円板中心を前記中心軸部分の中心軸と一致させてそれぞれ一体化させた円板状部分からなる本体部と、
略鉤状体として形成され、前記本体部の中心軸部分周囲へ突出して複数配設され、中心軸部分寄りの他部分に対し略直角に曲った先端部を前記中心軸部分の中心軸に直交する軸周りに傾動可能とされ且つ前記先端部を中心軸部分の中心軸と略平行な向きに維持しようとする傾動方向に付勢されてなり、先端部が中心軸部分の中心軸と略平行な向きとなった状態で本体部と共に前記親綱を通せる略環状部分を形成するフックと、
前記本体部の円板状部分より軸方向で外側に位置させて前記本体部に中心を本体部中心軸と一致させつつ回動自在に取付けられ、本体部中心から径方向に所定寸法離れた部位に安全帯端部を連結される可動連結部と、
前記本体部の円板状部分に、前記フックと同数を、各々の円板中心との位置関係を、各フックと円板中心との位置関係と一致させて配設され、前記可動連結部の一部との接触で可動連結部の本体部に対する所定方向への相対回転を規制し、可動連結部に加わる前記相対回転を起させようとする外力で本体部も可動連結部と一体に移動及び/又は傾動可能とするストッパ部とを備え、
前記可動連結部を作業者の安全帯に連結し、且つ親綱に前記フックのいずれか一つを掛けた使用状態で、作業者の親綱に沿った移動に伴って親綱上を移動して親綱の中間支持体による支持箇所に達すると、親綱に掛ったフックに対し移動方向前方側に隣合うフックが前記中間支持体より前方側の親綱に押付けられ、押圧力で前記フックが傾動して前記略環状部分を開放状態として親綱に掛り、続いて前記中間支持体より後方側の当初から親綱に掛っていたフックが親綱に押付けられ、押圧力で前記フックが傾動して前記略環状部分を開放状態として親綱から外れ、いずれか一つのフックが前記中間支持体より前方側の親綱に掛った状態となってあらためて親綱上を移動可能となるものである。
このように本発明によれば、安全帯に連結される可動連結部がフック等を備えた本体部に対しストッパ部による規制の下、相対回転可能に取付けられ、使用状態で親綱の中間支持体による支持箇所に達すると、安全帯側から可動連結部に加わる作業者からの引張り力で可動連結部が本体部に対し所定方向に相対回転しようとするが可動連結部の一部のストッパ部との接触でこの相対回転を規制され、可動連結部の安全帯との連結部位が親綱からは本体部中心位置より離れた状態に維持されつつ可動連結部と本体部が一体に動く状態となり、引張り力の分力が本体部の親綱に接する位置を支点として本体部の前記支点より移動方向前方側部分を親綱に近付ける向きに、且つ支点より後方側部分を親綱から離れる向きにそれぞれ傾けることにより、まず中間支持体による支持箇所の手前側における親綱に掛ったフックを支点として装置全体が傾き、別のフックが中間支持体より前方側の親綱に押付けられ、親綱から相対的に押される状態となったこのフックの先端部が傾動して開放状態となり、さらに親綱がフック先端部より本体部中心軸部分寄りに相対移動すると同時にフック先端部が付勢力で元の閉止状態に戻る一連の開閉動作を行って親綱にフックが自動的に掛る過程と、引続いて本体部中心軸部分が親綱に当接し、この親綱当接部位を支点として装置全体が傾きつつ、中間支持体より進行方向後方側で当初から親綱に掛っていたフックが親綱に強く押付けられ、親綱から相対的に押される状態となったフック先端部が傾動して開放状態となり、さらに親綱がフック先端部より本体部外側へ離脱すると同時にフック先端部が付勢力で元の閉止状態に戻る一連の開閉動作を行ってフックが親綱から自動的に外れる過程とがスムーズに連続し、少なくとも一つのフックの親綱への掛止状態を確保しつつ中間支持体を越えて掛止箇所を移し替えることができ、安全な状態を維持しながら掛替え等の手間をかけずに親綱に沿ってスムーズに進行可能となる。さらに、装置はフックで親綱に掛止される簡略な構造を有し、低コスト化できる上、親綱への装着も容易であり、操作性に優れる。
また、本発明に係る安全帯掛止装置は必要に応じて、前記可動連結部が、前記本体部の軸方向両側で各円板状部分を覆う大きさの略円板形状部分を有して形成されるものである。
このように本発明によれば、可動連結部が略円板形状とされて本体部の円板状部分を覆うことにより、使用する作業者に対して相対的に動かない状態を維持する可動連結部のみが外側に現れ、相対的に回転する本体部やその表面のストッパ部が隠されることでこれらと作業者との接触がなくなり、巻込み等の危険性が少なくなり、安全性が大きく向上することとなる。
また、本発明に係る安全帯掛止装置は必要に応じて、前記本体部の円板状部分が、前記フック先端位置より外側に所定寸法分拡張した外径寸法とされるものである。
このように本発明によれば、本体部の円板状部分を大きめに形成し、親綱の中間支持体による支持箇所に達すると、作業者側からの引張り力を受ける本体部が中間支持体先端を円板状部分間に入り込ませる状態となって強制的に向きを変え、本体部が円板状部分間に中間支持体先端及び親綱を挟んで円板状部分を中間支持体とほぼ平行とした状態へ移行することにより、中間支持体近傍の親綱をフック先端部に直角に当接させることができ、親綱がフックを傾動させて開放状態にしようとする力を無駄なく最大限にフックに付与でき、フックを効率よく傾動させ開放状態としてフックの親綱に対するスムーズな掛止、離脱を可能にすることとなり、より小さな引張り力でスムーズに中間支持体位置を越えて移動できる。
以下、本発明の一実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1は本実施の形態に係る安全帯掛止装置の正面図、図2は本実施の形態に係る安全帯掛止装置の左側面図、図3は本実施の形態に係る安全帯掛止装置の親綱への掛止状態正面図及び右側面図、図4は本実施の形態に係る安全帯掛止装置の中間支持体位置到達状態平面図及び進行方向前方側フックと親綱の当接状態平面図、図5は本実施の形態に係る安全帯掛止装置における中心軸部分の親綱当接状態平面図及び進行方向後方側フックの親綱離脱状態平面図、図6は本実施の形態に係る安全帯掛止装置における中間支持体位置通過後の本体部と可動連結部の相対回転状態説明図である。
前記各図に示すように本実施の形態に係る安全帯掛止装置1は、所定長さの略円筒状の中心軸部分11及びこの中心軸部分11の軸方向両端にそれぞれ一体化させた円板状部分12からなる本体部10と、この本体部10の中心軸部分11周囲へ突出して複数配設される鉤状のフック20と、前記本体部10の軸方向端部に回動自在に取付けられ、安全帯70端部を連結される可動連結部30と、前記本体部10の円板状部分12に円板中心及び前記各フック20との位置関係を一致させてフック20と同数配設され、可動連結部40の一部と接触可能とされるストッパ部40とを備える構成である。
前記本体部10は、落下防止用の親綱80における中間支持体90による支持部分の厚みより大となる所定長さの円筒状の中心軸部分11及びこの中心軸部分11の軸方向両端にそれぞれ固定一体化させた円板状部分12からなる構成である。なお、親綱80は、落下防止用として構造物や法面・崖面等の地盤表面に張設され、横方向に複数所定間隔で配設された中間支持体90で構造物等から若干離して横方向に緊張状態を維持しつつ支持される公知のものであり、詳細な説明を省略する。
前記フック20は、略鉤状体として形成され、前記本体部10の中心軸部分11周囲へ円板状部分12周縁からはみ出さない程度に突出して複数配設され、鉤状に曲った先端部21を前記中心軸部分11に直交する軸周りに傾動可能とされ且つ前記先端部21を中心軸部分と略平行な向きに維持しようとする傾動方向に付勢されてなる構成である。各フック20は、円周方向に等ピッチとして配設されるが、隣合うフック20間の間隔は親綱80を支持する中間支持体90の幅より大きくなっており、二つのフック20が中間支持体90をまたいで中間支持体90前後の親綱80に同時に掛った状態となることができる仕組みとなっている。また、各フック20の傾動可能な方向は、本体部10の中心軸部分11について回転対称の関係にあり、付勢力に抗しつつ中心軸部分11について同様の傾動動作を行う仕組みとなっている。さらに、各フック20に付勢力を与えるばねが、本体部10の中心軸部分11内部に配設される。
このフック20の先端部21が中心軸部分11と略平行な向きとなった状態では、本体部10と共に前記親綱80を通せる略環状部分を形成することとなる。一方、このフック20に対応させて、本体部10の円板状部分12から突出状態でフックストッパ13が複数配設され、中心軸部分11と略平行な向きとなったフック20の先端部21先端に当接して、フック20の傾動方向を制限している。
前記可動連結部30は、本体部10の円板状部分12より軸方向で外側に位置させて前記本体部10に中心を一致させつつ回動自在に取付けられる略円板状体であり、一部外方に所定寸法突出させた部分に安全帯70端部を連結するための環状部31を備えてなる構成である。可動連結部30は、本体部10の円板状部分12全体を覆う大きさとなっており、この可動連結部20の円板状部分12側には、円板状部分12上のストッパ部40と当接する爪32が突出状態で一又は複数配設される構成である。前記爪32は、可撓性材で形成され、ストッパ部40の形状と爪32の可撓性及び突出向きにより、所定回転方向には爪32がほとんど変形せずにストッパ部40端部に当接して、可動連結部30全体の本体部10に対する前記所定回転方向への相対回転が制限されるものの、その逆方向には爪32が変形してストッパ部40をスムーズに乗越えられる状態となり、問題なく回転させられる仕組みである。
安全帯70端部を連結する環状部31は、可動連結部30の回転中心、すなわち本体部10中心から径方向に所定寸法離れた位置となっており、連結された安全帯70を介した作業者からの引張り力を受けると、この引張り力の分力が可動連結部30全体を回転させようとする向きに生じる仕組みとなっている。
前記ストッパ部40は、本体部10の円板状部分12における可動連結部30に面する側に、円板中心及び前記各フック20との位置関係を一致させてフック20と同数だけ突出させて配設される構成であり、可動連結部30の爪32との接触で可動連結部30の本体部10に対する所定方向への相対回転を規制することで、可動連結部30に加わる前記相対回転を起させようとする外力、すなわち安全帯70側からの引張り力の分力による本体部10と可動連結部30の親綱80に対する一体傾動動作を可能とするものである。
円板状部分12から突出するストッパ部40の一方の側端面は、可動連結部30の爪32先端と当接した場合にこれを受止めて離れる向き以外の回転を阻止する起立形状となっている。また、他方の側端面は、爪32の下面と接触した場合に爪32を円板状部分12から離れる向きに弾性変形するよう案内してストッパ部40を乗越え可能とし、この乗越える向きへの回転を許容する緩斜面形状となっている。なお、円板状部分12の各円周上において、各ストッパ部40における前記起立する一方の側端面は、フック20における先端部21が中心軸部分11と略平行な状態から傾動する側と同じ側に位置するよう設定される。また、これに対応して、可動連結部30の爪32は、その先端がストッパ部40の前記一方の側端面に対向するよう斜めに突出した状態で配設される。
次に、前記構成に基づく安全帯掛止装置の使用状態について説明する。あらかじめ、安全帯掛止装置1の可動連結部30を作業者に固定された安全帯70と連結状態としておく。そして、危険箇所に張り渡された落下防止用の親綱80に対し、本体部10の中心軸部分11を親綱80と直交する向きとしていずれかのフック20を親綱80に当接させると共に、可動連結部30の環状部31を進行方向側に位置させた状態で、可動連結部30を本体部10に対してストッパ部40による規制のない回転方向に回転させると、環状部31が親綱80に対しちょうど離れる向きに向うような位置関係として、本体部10のフック20のいずれか一つを手で強制的に傾動させて開放状態としつつ親綱80に掛ければ、移動の準備完了となる。
移動の準備が整ったら、作業者はそのまま親綱80に沿って移動を開始することができる。安全帯掛止装置1は、親綱80が張られた部分では、作業者の移動に伴って安全帯70により引張られながら作業者より進行方向の後方側となる位置で親綱80にぶら下がった状態で親綱80上を滑って移動する。
安全帯掛止装置1が、親綱80を支える中間支持体90のある箇所に達すると、フック20が中間支持体90に引っ掛かって移動が停止し、作業者の移動継続に伴い安全帯70が緊張状態となり、親綱80にぶら下がった装置全体が前方側に引張られて起き上がろうとする状態となる(図4(A)参照)。本体部10外縁の滑らかな円形状により、装置全体が中間支持体90に引っ掛かることなくほぼ水平状態まで向きを変え、上下の円板状部分12に挟まれた空間における隣合うフック20間のスペースに親綱80と中間支持体90先端が入り込んだ状態へ移行する(図4(B)参照)。
装置全体がほぼ水平となった状態では、可動連結部30の環状部31に作業者の移動に伴う引張り力が加わり、この引張り力の親綱80へ向う分力により、可動連結部30が本体部10に対し環状部31を親綱80に近付ける向きに相対回転しようとするが、この相対回転は可動連結部30の爪32と本体部10側のストッパ部40との当接により阻止され、可動連結部30単独ではなく本体部10と可動連結部30が一体となって中間支持体90に引っ掛かって止ったフック20を支点として親綱80寄りに傾動することとなる。
この傾動に伴い、中間支持体90に引っ掛かったフック20の進行方向前方側に隣合うフック20が親綱80側に押付けられる形となり(図4(B)参照)、このフック20の先端部21を中心軸部分11と平行に維持しようとする付勢力が親綱80からの相対的押圧力に抵抗できなくなり、フック20の先端部21が傾動、開放状態となる。フック20開放後、装置全体の親綱80寄りの傾動が進行し、親綱80がフック20を通過して本体部10の中心軸部分11近くに達したら、フック20の先端部21が付勢力により以前の中心軸部分11と平行な状態に戻り、これにより前方側のフック20も親綱80に掛った状態となる(図5(A)参照)。
こうして中間支持体90前後で二つのフック20が親綱80に掛った状態では、さらなる引張りにより本体部10の中心軸部分11が親綱80に当接する一方、可動連結部30の爪32が本体部10のストッパ部40に当接して本体部10に対し可動連結部30を相対回転させない状態は維持され、新たに本体部10中心軸部分の親綱80当接部分を支点として、引張り力の分力により装置全体は可動連結部30の環状部31がより親綱80に近付く向きへ傾動することとなり、中間支持体90に引っ掛かったフック20を親綱80に押付ける状態となる。
これにより、前記同様、フック20の先端部21を中心軸部分11と平行に維持しようとする付勢力が親綱80からの相対的押圧力に抵抗できなくなり、フック20の先端部21が傾動、開放状態となる。フック20開放後、装置全体の傾動が進行し、親綱80がフック20を通過してフック20より外方に達すると、フック20の先端部21が付勢力により以前の中心軸部分11と平行な状態に戻り、これによりフック20が親綱80から完全に離脱した状態となる(図5(B)参照)。このようにフック20が中間支持体90より後方側の親綱80から外れることで、装置全体は初期状態同様に親綱80にぶら下がった状態となり、そのまま作業者の親綱80に沿った移動の継続を許容する状態となる。
この親綱80の中間支持体90による支持箇所を通る過程で、フック20のいずれかが常に親綱80に掛っていることで、安全を確保でき、また親綱80に掛るフック20が問題なく入れ替ることで、掛け外しの手間が省ける。そして、いずれかのフック20が親綱80に掛った状態で作業者が足を滑らすなど、安全帯70が親綱80から離れる向きに引張られる状況となっても、フック20が親綱80から相対的に受ける力の方向はフック20の傾動可能な向きからは完全に外れるため、誤ってフック20が傾動して開放状態に至ることはなく、確実に落下防止を図れる。
なお、中間支持体90より後方側の親綱80からフック20が離れた後は、拘束を解かれた装置の姿勢を、中間支持体90より前方側の親綱80に掛ったフック20を最後尾とし且つ可動連結部30の環状部31を前方の作業者寄りとする自然で無理のない状態とするべく、引張り力を受ける可動連結部30が本体部10に対し回転しようとするが、この場合、可動連結部30の爪32がストッパ部40に引っ掛からず乗越えられる向きへの回転となるので、可動連結部30は本体部10に対し問題なくスムーズに回動して装置全体を適切な姿勢とすることができる(図6参照)。
親綱80に沿って移動する作業者と共に、安全帯掛止装置1の親綱80上におけるスムーズな移動が継続した後、作業者が落下危険性のない安全な箇所に達し、作業者が親綱80に沿う移動を終えて親綱80から離れる場合、装置の親綱80に掛ったフック20を強制的に手で傾動させて開放状態とすれば、容易に親綱80から取外すことができ、安全確保状態を終了して装置を回収できることとなる。
このように本実施の形態に係る安全帯掛止装置では、安全帯70に連結される可動連結部30が本体部10に対し回転を一部制限されてなり、使用状態で親綱80の中間支持体90による支持箇所に達すると、作業者からの引張り力を受ける可動連結部30が本体部10に対し所定角度以上の相対回転を規制され、可動連結部30と本体部10が一体に傾くことから、親綱80に掛ったフック20とは別のフックが親綱80に掛る過程と、当初から親綱80に掛っていたフック20が親綱80から外れる過程とがスムーズに連続し、フックの親綱80への掛止状態を確保しつつ中間支持体90を越えて掛止箇所を移し替えられ、親綱80に沿ったスムーズな移動が可能となる。また、可動連結部30が略円板形状とされて本体部10の円板状部分12を覆うことから、使用する作業者に対して相対的に動かない状態を維持する可動連結部30のみが外側に現れ、相対的に回転する本体部10やその表面のストッパ部40が隠されることでこれらと作業者との接触がなくなり、巻込み等の危険性が少なくなり、安全性が大きく向上することとなる。
なお、前記実施の形態に係る安全帯掛止装置においては、可動連結部30の本体部10に対する所定方向の相対回転を規制するストッパ部40として、両側端面が起立状並びに緩斜面状となった突出部分を本体部10の円板状部分12上に設ける構成としているが、これに限らず、円板状部分12に可動連結部30の爪32の通る溝部分を設け、ストッパ部40をこの溝部分内の盛上がり部分として形成する構成とすることもでき、円板状部分12表面に突出する部分を設けずに済み、円板状部分12と可動連結部30との間に隙間を設ける必要が無くなる他、可動連結部30の円板状部分12側の面形状を簡略化できる。また、前記実施形態の場合と逆に、ストッパ部を爪状とし、可動連結部30側にこれに対応する凸部を設ける構成とすることもでき、前記同様可動連結部30の本体部10に対する所定方向の相対回転を適切に規制できる。さらに、可撓性を有する爪と凸又は凹部の関わり合いによる回転規制機構に限らず、ラチェット機構等他の回転規制機構を用いることもできる。
また、前記実施の形態に係る安全帯掛止装置においては、本体部10の円板状部分12はフック20先端とほぼ一致する外径とされる構成としているが、これに限らず、本体部10の円板状部分12をフック20に比べて大きめに形成する構成とすることもでき、親綱80の中間支持体90による支持箇所に達すると、作業者側からの引張り力を受ける本体部10が中間支持体90先端をフック20位置においても円板状部分12間に入り込ませる状態となって強制的に向きを変え、本体部10が円板状部分12間に中間支持体90先端及び親綱80を挟んで円板状部分12を中間支持体90とほぼ平行とした状態へ移行できることから、中間支持体90近傍の親綱80をフック20の先端部21に確実に直角に当接させることができ、親綱80がフック20を傾動させ開放状態にしようとする力を無駄なく最大限にフック20に付与でき、フック20を効率よく傾動させ開放状態としてフック20の親綱80に対するスムーズな掛止、離脱を可能にすることとなり、装置全体がより小さな引張り力でスムーズに中間支持体90位置を越えて移動できる。
また、前記実施の形態に係る安全帯掛止装置においては、本体部10の円板状部分12間にはフック20とフックストッパ13のみ配設される構成としているが、これに限らず、フック20の先端部21の開閉しやすさを考慮して先端部21長さを所定寸法確保し、それに合わせて本体部10の円板状部分12の間隔を大きめにとるような場合には、円板状部分12間のフック20近傍以外の部分において所定の補助部材を配設して間隔を狭める構成とすることもでき、親綱80の中間支持体90による支持箇所が円板状部分12間に入り込む場合に、スペースを適切な大きさとすることで装置姿勢を中間支持体90とほぼ平行に維持するガイドとしての性能を確保可能となる。
また、前記実施の形態に係る安全帯掛止装置において、フック20の形状は先端の先端部21を直線状とした単純な直角の鉤形状とされる構成であるが、これに限らず、中間支持体90位置通過時の親綱80からの押圧をより先端側で受けて傾動しやすくしたり、通常の親綱80への掛止状態で安全帯70側からの引張り力を受けても傾動しにくくしたりするために、フック20の先端部21形状を湾曲させるなど特殊な形状としてもかまわない。
また、前記実施の形態に係る安全帯掛止装置において、フック20とストッパ部40の配置数を4とする構成としているが、これに限らず、フック20間の間隔が円板状部分12間に入り込む中間支持体90より大きくなり、確実に中間支持体90前後の親綱80に隣合う二つのフック20が同時に掛止状態となることができるようにしていれば、フック20及びストッパ部40は5以上の配置数としたり、逆に3つ配設する構成とすることもできる。
本発明の一実施の形態に係る安全帯掛止装置の正面図である。 本発明の一実施の形態に係る安全帯掛止装置の左側面図である。 本発明の一実施の形態に係る安全帯掛止装置の親綱への掛止状態正面図及び右側面図である。 本発明の一実施の形態に係る安全帯掛止装置の中間支持体位置到達状態平面図及び進行方向前方側フックと親綱の当接状態平面図である。 本発明の一実施の形態に係る安全帯掛止装置における中心軸部分の親綱当接状態平面図及び進行方向後方側フックの親綱離脱状態平面図である。 本発明の一実施の形態に係る安全帯掛止装置における中間支持体位置乗越え後の本体部と可動連結部の相対回転状態説明図である。
符号の説明
1 安全帯掛止装置
10 本体部
11 中心軸部分
12 円板状部分
13 フックストッパ
20 フック
21 先端部
30 可動連結部
31 環状部
32 爪
40 ストッパ部
70 安全帯
80 親綱
90 中間支持体

Claims (3)

  1. 複数所定間隔で配設された中間支持体で支持されて横方向に緊張状態で張設される落下防止用の親綱に、移動可能且つ着脱可能に掛止されると共に、安全帯の端部を連結され、安全帯の親綱からの離脱を防止する安全帯掛止装置において、
    親綱の中間支持体による支持部分の厚みより大となる所定長さの略円筒状の中心軸部分及び当該中心軸部分の軸方向両端に円板中心を前記中心軸部分の中心軸と一致させてそれぞれ一体化させた円板状部分からなる本体部と、
    略鉤状体として形成され、前記本体部の中心軸部分周囲へ突出して複数配設され、中心軸部分寄りの他部分に対し略直角に曲った先端部を前記中心軸部分の中心軸に直交する軸周りに傾動可能とされ且つ前記先端部を中心軸部分の中心軸と略平行な向きに維持しようとする傾動方向に付勢されてなり、先端部が中心軸部分の中心軸と略平行な向きとなった状態で本体部と共に前記親綱を通せる略環状部分を形成するフックと、
    前記本体部の円板状部分より軸方向で外側に位置させて前記本体部に中心を本体部中心軸と一致させつつ回動自在に取付けられ、本体部中心から径方向に所定寸法離れた部位に安全帯端部を連結される可動連結部と、
    前記本体部の円板状部分に、前記フックと同数を、各々の円板中心との位置関係を、各フックと円板中心との位置関係と一致させて配設され、前記可動連結部の一部との接触で可動連結部の本体部に対する所定方向への相対回転を規制し、可動連結部に加わる前記相対回転を起させようとする外力で本体部も可動連結部と一体に移動及び/又は傾動可能とするストッパ部とを備え、
    前記可動連結部を作業者の安全帯に連結し、且つ親綱に前記フックのいずれか一つを掛けた使用状態で、作業者の親綱に沿った移動に伴って親綱上を移動して親綱の中間支持体による支持箇所に達すると、親綱に掛ったフックに対し移動方向前方側に隣合うフックが前記中間支持体より前方側の親綱に押付けられ、押圧力で前記フックが傾動して前記略環状部分を開放状態として親綱に掛り、続いて前記中間支持体より後方側の当初から親綱に掛っていたフックが親綱に押付けられ、押圧力で前記フックが傾動して前記略環状部分を開放状態として親綱から外れ、いずれか一つのフックが前記中間支持体より前方側の親綱に掛った状態となってあらためて親綱上を移動可能となることを
    特徴とする安全帯掛止装置。
  2. 前記請求項1に記載の安全帯掛止装置において、
    前記可動連結部が、前記本体部の軸方向両側で各円板状部分を覆う大きさの略円板形状部分を有して形成されることを
    特徴とする安全帯掛止装置。
  3. 前記請求項1又は2に記載の安全帯掛止装置において、
    前記本体部の円板状部分が、前記フック先端位置より外側に所定寸法分拡張した外径寸法とされることを
    特徴とする安全帯掛止装置。
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