JP2006255301A - 墜落防止用安全器 - Google Patents

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Abstract

【課題】墜落防止用安全器を誤って上下逆向きに装着することを防ぐ。
【解決手段】上下方向の親綱Wを収納した親綱保持具1に安全ロープRが接続される押圧部材5を揺動自在に設け、その押圧部材5の揺動軸3は親綱保持具1に回動自在でその揺動軸3端部を進退自在のロック軸11で固定可能とする。親綱保持具1に、前記ロック軸11に向かって進退する係止部材17を設け、係止部材17は、ロック軸11の周面又は端面に係止して前記ロック軸11の揺動軸3との固定状態又は回動可能状態を維持する。その親綱保持具1にストッパ部材20を上下方向に揺動自在に設け、親綱保持具1を親綱Wに正常な向きに装着するとその自重で揺動して前記係止部材17の進退空間から離脱し、上下逆向きに装着すると係止部材17の進退空間に入り込んで前記係止部材17のロック軸11の係止解除を阻止するようにした。このため、作業者は親綱保持具1を上下逆向きに装着できなくなる。
【選択図】図1

Description

この発明は、作業者が身に付けた安全帯のロープを、上下方向の親綱に係脱可能に接続するために使用する墜落防止用安全器に関するものである。
建設作業やビルの窓拭き作業等の高所作業において昇降を伴う場合には、その作業現場の柱、外壁に沿って垂直親綱が設けられ、その親綱に、作業者が身につけた安全帯のロープが接続される。その安全ロープは、通常、墜落防止用安全器を介して前記親綱に係合されているので、作業状況に応じてその親綱との係合を適宜係脱できるようになっている(図6参照)。
従来の墜落防止用安全器の構成は、例えば、図7に示すように、上下方向に設置された親綱Wを収納する溝7を有する親綱保持具1に、水平方向の揺動軸3を介して押圧部材5がその溝7の長さ方向に沿って上下方向へ揺動自在に設けられる。前記溝7の一方の側縁には蝶番2が設けられており、前記揺動軸3は前記溝7を跨いで設けられて、その一端でもって前記蝶番2を介して親綱保持具1に回動自在となっている。また、その揺動軸3の他端は、前記蝶番2の対側、すなわち溝7の他方の側縁に設けた軸受部15内のロック軸11を介して親綱保持具1に固定可能となっており、そのロック軸11が、軸方向に進退することにより前記揺動軸3に係止又は離脱して、前記揺動軸3を固定又は回動可能とし得るようになっている。
押圧部材5は、同図に示すように、下向きの断面L字状を成し、その中程、屈曲部付近に前記揺動軸3が挿通されている。また、その押圧部材5の一端5aに安全帯ロープRの接続部6が設けられ、他端5bの外側には、上下方向の鋸歯状刃先を有する押圧爪部4を形成している。親綱Wは、前記溝7の長さ方向に沿って摺動自在に収納され、前記押圧部材5がその溝7の長さ方向に揺動することにより、その押圧爪部4が前記溝7内に入り込んで前記親綱Wに圧接するようになっている。その押圧爪部4は、下方に向かうほど押圧部材5の前記揺動軸3から遠くなる上下方向の弧状面で構成され、その弧状面に前記押圧爪部4が形成されて、圧接した親綱Wに噛み合うようになっている。
また、前記ロック軸11は、図7に示すように、前記溝7の他方の側縁に設けた軸受部15に挿通されてその軸受部15内を上下方向に進退可能となっており、ばね12によって上方へ付勢されている。このロック軸11の下端には把持部14が設けられており、ロック軸11の進退は、この把持部14を掴んで操作するようになっている。
このロック軸11を押し下げた状態において、前記揺動軸3及び押圧部材5を蝶番2周りに回動させて、前記押圧爪部4を親綱保持部1内の親綱Wに押しつけると、前記揺動軸3先端が前記軸受部15の切欠き15a内に進入して、その揺動軸3他端に形成した上下方向のロック孔8が前記ロック軸11上方に位置するようになる。この状態で前記把持部14を操作すると、ロック軸11が前記付勢力により上昇して前記ロック孔8に挿通されるので、揺動軸3及び押圧部材5は、前記蝶番2周りに横方向へ動かないよう固定される。その状態で、なお、押圧部材5は、前記揺動軸3周り上下方向に揺動可能となっている。
また、前記親綱保持具1には、前記ロック軸11に向かって進退する係止部材17を設けている。前記係止部材17は、図7に示すように、板状片からなって、その中程で上下方向の揺動ピン18を介して支持されて水平方向に揺動自在となっており、そのロック軸11周面に向かってばね18aにより付勢されている。またその板状片の先端17aが、前記ロック軸11周面の軸方向位置の異なる位置に形成した二条の凹状スリット11a,11bに係止可能となっている。スリット11a,11bは、それぞれ前記ロック軸11の周面に環状に形成されており、そのロック軸11が進退して、各スリット11a,11bのいずれかが軸受部15の切欠き15bに位置した時にのみ、その各スリット11a,11bに係止部材17の先端17aが係合可能となる。係止部材17の先端17aが、各スリット11a,11bに係止することにより、前記ロック軸11の前記揺動軸3との固定状態、又は前記ロック軸11の前記揺動軸3の回動可能状態を維持する
したがって、このロック軸11の操作において、揺動軸3及び押圧部材5を回動させる間、係止部材17の先端17aを、ロック軸11周面の前記上方のスリット11aに係合させておけば、ロック軸11を右手で保持し続ける必要がない。
また、ロック軸11が上昇した後は、係止部材17の先端17aは、その係止部材17を持つ手を離すと、付勢力により自動的にロック軸11周面の前記下方のスリット11bに係合するので、ロック軸11の進退は規制されて、墜落防止用安全器10は、親綱Wとの係合が意に反して外れることが防止される(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
実登3076914号公報 特開2001−17558号公報
ところで、上記墜落防止用安全器10は、その外観上、上下方向の判別が難しいため、作業者が誤って親綱保持具1を上下反転させて親綱Wに装着してしまう場合がある。
装着する方向を誤れば、万が一、墜落事故が起こった場合、本発明の実施例の説明図である図4に示すように、ロープRが下方に引かれることにより、押圧爪部4が前記溝7内から出る方向へ揺動して親綱Wを圧接することができない。したがって、安全器10と親綱Wとが係合せず、作業者は落下し墜落を阻止することができない状況となる。
従来は、安全器10の表面に取り付け方向を示す刻印等を施すことにより、作業者に注意を促してきたが、狭隘な作業現場、あるいは手元の暗い作業現場等では、作業者の目視による確認には誤りが生じ得るので、誤装着を完全に防止し得る充分な対策とはいえなかった。
そこで、この発明は、親綱に対して墜落防止用安全器を、誤って上下逆向きに装着することを防ぐことを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、親綱保持具に自重により上下方向に揺動するストッパ部材を設けて、その親綱保持具を親綱Wに誤った向きに装着してしまった場合に、そのストッパ部材が揺動して係止部材の進退空間に入り込み、その係止部材によるロック軸の係止解除を阻止するようにしたのである。
このようにすれば、作業者が誤って親綱保持具を上下反転させて親綱Wに装着した場合、作業者は、係止部材によるロック軸の係止を解除できずロック軸を操作できない。したがって、親綱保持具を親綱に装着することができない。その結果、作業者は、上下装着方向の誤りを認識することができる。
この発明は、以上のようにしたので、親綱に対して墜落防止用安全器を、誤って上下逆向きに装着することを防ぐことができる。
上記手段の具体的実施形態として、墜落防止用安全器は、上下方向の親綱を溝を介してその長さ方向に摺動自在に収納した親綱保持具に、安全ロープが接続される押圧部材をその溝の長さ方向に沿って揺動自在に設け、その押圧部材の揺動軸は前記溝を跨いでその一端でもって親綱保持具に回動自在で、その揺動軸の他端は、前記親綱保持具に設けたロック軸を介して親綱保持具に固定可能となっている。そのロック軸は軸方向に進退可能でその進退によって前記揺動軸に係止又は離脱して揺動軸を固定又は回動可能とし、前記親綱は溝内に嵌って、前記安全ロープを下方へ引くことにより、押圧部材が溝内に入り込んで親綱に圧接することによって親綱を溝内に固定し、押圧部材が溝内から出る方向に揺動することにより親綱は溝内を摺動可能となっている。
その親綱保持具に前記ロック軸に向かって進退する係止部材を設け、その係止部材は、前記ロック軸の周面又は端面に係止することにより、前記ロック軸の前記揺動軸との固定状態、又は前記ロック軸の前記揺動軸との回動可能状態を維持するようになっている。
上記構成の親綱保持具に、ストッパ部材を上下方向に揺動自在に設け、そのストッパ部材は、前記親綱保持具を前記親綱に正常な向きに装着するとその自重で揺動して前記係止部材の進退空間から離脱し、前記親綱保持具を親綱に上下逆向きに装着するとその自重で揺動して前記係止部材の進退空間に入り込んで前記係止部材のロック軸の係止解除を阻止するようにしたのである。
このようにすれば、親綱保持具を親綱に正常な向きに装着した場合、ストッパ部材は、自重で揺動して前記係止部材の進退空間から離脱するので、作業者は、係止部材を進退操作できる。したがって、作業者は、係止部材によるロック軸の係止を解除して、ロック軸、揺動軸を操作して、親綱保持具を親綱に装着することができる。
一方、作業者が誤って親綱保持具を親綱に上下逆向きに装着した場合、係止部材の進退が阻止されているので、係止部材はロック軸への係止が維持され、作業者は、ロック軸を操作できない。したがって、作業者は、親綱保持具を親綱に装着することができない。その結果、作業者は、上下装着方向の誤りを認識することができる。
また、上記の構成において、前記係止部材はその中程に上下方向の揺動ピンを有して横方向に揺動自在であり、その係止部材の先端が前記ロック軸に向かって進退するようになっており、前記ストッパ部材は、前記親綱保持具を親綱に上下逆向きに装着した際に、前記係止部材の後端の進退空間に入り込むようにした構成を採用し得る。
このようにすれば、ストッパ部材は、ロック軸から離れた位置に設けることができるので、ロック軸近傍の構造を複雑化することなく、また、そのロック軸等の操作にも支障しない。
なお、上記上下方向の親綱は法面に沿って上下方向に傾斜して設けてもよい。この場合、安全器(親綱保持具)の水平方向に対する傾斜角度が、正規の装着方向に対して上下逆方向に0度以上の角度にならない限り、上記係止部材の進退を阻害しないようにし、そのストッパ部材の作動角度は、安全器のわずかな傾斜角度でもって前記係止部材の進退空間に入り込むように設定するようにすれば、緩やかな傾斜角度を有する法面に設置された親綱であっても対応可能である。
一実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。この実施例の墜落防止用安全器は、図6に示すように、作業者Mが身につけた安全帯の胴ベルト(ハーネス)HにD型断面を有する環状部材Dが取り付けられており、その環状部材Dに接続された安全ロープRを、作業現場の柱、あるいは外壁に沿って設けた垂直親綱Wに係脱可能に接続するために使用する墜落防止用安全器10である。
その主要な構成、及び基本的動作は、図7に示す従来例と同様であるので説明を省略し、係止部材17、及びストッパ部材20等の構成と作用について説明する。
前記係止部材17は、前述のように、その中程に上下方向の揺動ピン18を有して親綱保持具1に対して横方向に揺動自在であり、その揺動により、係止部材17の先端17aが前記ロック軸11に向かって進退するようになっている。また、その先端17aがロック軸11へ向かう方向へバネ18aで付勢されている。
一方、ストッパ部材20は、図1(a)に示すように、親綱保持具1の前記係止部材17のやや下方に回転軸21を介して上下方向に揺動自在となっており、そのストッパ部材20は、親綱保持具1の向きに応じて、その自重により揺動する。
図1(a)に示すように、親綱保持具1を上下方向正しい向きに保持している場合には、ストッパ部材20は、その自重で下方に揺動してその先端20aが前記係止部材17の後端17b進退空間から離脱している。このため、前記係止部材17は、揺動可能状態にあるので、図1(b)に矢印で示す方向へ、指で係止部材17の操作部19を押えれば、係止部材17は揺動して、前記先端17aは、ロック軸11から退去し、係止が解除される。
係止部材17の係止が解除されれば、ロック軸11を下方に引いて、前記揺動軸3及び押圧部材5を蝶番2周りに回動させ、前記溝7内に親綱Wを収納することができる。収納後、再度前記揺動軸3を逆方向へ回動させて、前記押圧爪部4を親綱保持部1内の親綱Wに押しつけるとともに、その揺動軸3の先端のロック孔8を前記軸受部15の切欠き15a内に進入させて、そのロック孔8にロック軸11を挿通する。このようにして、揺動軸3及び押圧部材5は、前記蝶番2周りに横方向へ動かないよう固定される。
この状態で、図2(a)に示すように、安全ロープRを上方へ引けば、また、前記押圧部材5が、時計回りに揺動することにより、その押圧爪部4が前記溝7内から出て前記親綱Wの圧接が弱まるので、親綱Wが溝7内に摺動可能となり、安全ロープRは親綱Wへの係合が解除される。安全器10は、親綱Wに摺動可能な状態である。
万が一、作業者Mが足を踏み外して転落し、図2(b)に示すように、その墜落を阻止する荷重Fが安全ロープRに作用すると、押圧部材5は反時計回りへと揺動し、押圧爪部4がより深く溝7内に入り込んで、図中矢印Gの方向へ親綱Wを強く圧接し、安全器10は強固に親綱Wに係合する。
一方、図4に示すように、前記親綱保持具1を親綱Wに上下逆向きに装着すると、ストッパ部材20は、その自重で揺動してその先端20aが前記係止部材17の後端17b進退空間に入り込む。ストッパ部材20の先端20aが、前記係止部材17の進退空間に入り込んだ状態を、図5(a)(b)に示す。
先端20aは、係止部材17の後端17bと親綱保持具1の外周面との間に入り込んでいるので、図5(a)に矢印で示す方向へ係止部材17の操作部19を押して、前記揺動ピン18回りに揺動させようとしても、係止部材17の揺動は阻止される。すなわち、前記係止部材17の先端17aをロック軸11から退去させることができず、その係止部材17によるロック軸11の係止解除は阻止される。
したがって、作業者は、親綱保持具1を親綱Wに装着することができず、上下装着方向の誤りを認識することができる。
なお、安全器10は、上記上下方向の親綱Wが、法面に沿って上下方向に傾斜して設けられている場合にも対応可能となっており、安全器10の水平方向に対する傾斜角度、すなわち親綱保持具1の溝7の方向が、その親綱Wに対する正しい装着方向に対して上下逆方向に0度以上の角度にならない限り、上記係止部材17の進退を阻害しないようになっている。且つ、そのストッパ部材20の作動角度、すなわち、ストッパ部材20が揺動してその先端20aが係止部材17の進退空間に入り込む際の安全器10の装着角度は、水平方向に対してわずかな傾斜角度に設定されている。
これは、前記先端20aが、ストッパ部材20を支持する回転軸21の軸中心と、そのストッパ部材20の重心とを通る中心線よりも、やや係止部材17の進退空間側に突出して設けられていることによるものである。このように設定すれば、安全器10のわずかな傾斜であっても先端20aが前記進退空間に入り込んで、ロック軸11への係止解除を阻止することができる。したがって、緩やかな傾斜角度を有する法面に設置された親綱Wであっても対応可能となる。
なお、この実施例では、揺動軸3にロック孔8を形成して、そのロック孔8にロック軸11を挿通するようにして揺動軸3を固定したが、この固定方法には限定されず、例えば、特許文献2のように、ロック軸を揺動軸の周面に当接させて、その当接により揺動軸を横方向に拘束するようにしてもよい。また、係止部材17の態様は、この実施例のように、ロック軸11の周面のスリット11a,11bに係止するようにした構成のほか、ロック軸11の端面を係止するようにした構成であってもよい。
一実施例の斜視図 同実施例の墜落防止用安全器の作用を示し、(a)は親綱との係合が完全に外れた状態、(b)は親綱と係合した状態を示す正面図 同実施例の平面図 同実施例の正面図で、親綱保持具を上下逆向きに装着した状態を示す 同実施例の要部拡大図で、(a)はストッパ部材が係止部材の進退空間に入り込んだ状態を示す斜視図、(b)はその平面図 墜落防止用安全器の使用状態を示す説明図 従来例の斜視図
符号の説明
1 親綱保持具
2 蝶番
3 揺動軸
4 押圧爪部
5 押圧部材
6 接続部
6a ピン
7 溝
8 ロック孔
10 墜落防止用安全器
11 ロック軸
11a,11b スリット
12,18a ばね
13 支持部
14 把持部
15 軸受部
17 係止部材
17a 先端
17b 後端
18 揺動ピン
19 操作部
20 ストッパ部材
20a 先端
21 回転軸
R 安全ロープ
W 親綱

Claims (2)

  1. 上下方向の親綱Wを溝7を介してその長さ方向に摺動自在に収納した親綱保持具1に、安全ロープRが接続される押圧部材5をその溝7の長さ方向に沿って揺動自在に設け、その押圧部材5の揺動軸3は前記溝7を跨いでその一端でもって親綱保持具1に回動自在で、その揺動軸3の他端は、前記親綱保持具1に設けたロック軸11を介して親綱保持具1に固定可能となっており、そのロック軸11は軸方向に進退可能でその進退によって前記揺動軸3に係止又は離脱して揺動軸3を固定又は回動可能とし、前記親綱Wは溝7内に嵌って、前記安全ロープRを下方へ引くことにより、押圧部材5が溝7内に入り込んで親綱Wに圧接することによって親綱Wを溝7内に固定し、押圧部材5が溝7内から出る方向に揺動することにより親綱Wは溝7内を摺動可能となっており、
    前記親綱保持具1に前記ロック軸11に向かって進退する係止部材17を設け、その係止部材17は、前記ロック軸11の周面又は端面に係止することにより、前記ロック軸11の前記揺動軸3との固定状態、又は前記ロック軸11の前記揺動軸3の回動可能状態を維持する墜落防止用安全器において、
    前記親綱保持具1に、ストッパ部材20を上下方向に揺動自在に設け、そのストッパ部材20は、前記親綱保持具1を前記親綱Wに正常な向きに装着するとその自重で揺動して前記係止部材17の進退空間から離脱し、前記親綱保持具1を親綱Wに上下逆向きに装着するとその自重で揺動して前記係止部材17の進退空間に入り込んで前記係止部材17のロック軸11の係止解除を阻止することを特徴とする墜落防止用安全器。
  2. 前記係止部材17はその中程に上下方向の揺動ピン18を有して横方向に揺動自在であり、その係止部材17の先端17aが前記ロック軸11に向かって進退するようになっており、前記ストッパ部材20は、前記親綱保持具1を親綱Wに上下逆向きに装着した際に、前記係止部材17の後端17bの進退空間に入り込むことを特徴とする請求項1に記載の墜落防止用安全器。
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