JP4108075B2 - 足場板用妻側幅木 - Google Patents

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Description

本発明は、建築作業現場等で仮設される足場板に、その妻側端部に沿って取り付けられる足場板用妻側幅木に関する。
建築作業現場等における足場板上での高所作業は、作業者の手にしたボルト・ナット、金具等の種々の施工用部品や工具類、足元に置いた各種資材や用具等を誤って落下させ、事故につながるという危険性が常に付きまとう。そこで、安全対策として、足場板の桁側端部に沿って幅木を取り付けることが行われている。このような桁側幅木については、特許文献1等に記載されている。
特開2004−11155号公報
従来の足場板用幅木は、特許文献1等からも明らかなように足場板の桁側端部に沿って取り付けられる桁側用の幅木であり、足場板の妻側端部に沿って取り付けられる足場板用幅木は未だ提供されていない。例えば、足場板をその長手方向に複数連続して配設される枠組足場においては、その連続する各足場板の桁側に幅木を取り付けていても、枠組足場の最端側にある足場板の妻側端部が開放されたままであれば、その妻側端部から各種工具類や資材等を落下させるおそれがあって、非常に危険である。
本発明は、上記の課題に鑑み、足場板の妻側端部に取り付けられる妻側幅木を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、本発明の請求項1に係る足場板用妻側幅木は、足場板1の妻側端部上に起立姿勢に載置される幅木本体5を有し、この幅木本体5は、幅木本体5の左右端部と、足場板1の桁側端部に沿って取り付けられる桁側幅木3の前後端部との間に構成される固定手段6によって、前記起立姿勢に固定されるようになっており、該固定手段6は、ピン基軸部7aが幅木本体5の端部に取り付けられていて、ピン先端部7cを桁側幅木3の先端部に開口した開口部10に突入させることにより、幅木本体5が内側へ倒れないように規制する略倒L字形のロックピン7と、桁側幅木3の端部に内側へ直角に突設された突出部Aの内側面に幅木本体5の端部を支持させることにより、幅木本体5が外側へ倒れないように規制する外側倒れ規制手段14と、幅木本体5の端部に設けた切欠凹部13に桁側幅木3の端部内側に設けられた係止部Bを係止させることにより、幅木本体5の上下動を規制する上下動規制手段15とからなることを特徴とする。
請求項は、請求項に記載の足場板用妻側幅木において、前記ロックピン7は、基軸部7aと、基軸部7aの先端部から直角に延びる腕部7bと、腕部7bの先端部に基軸部7aと平行で内向きに突出する係合突起7cとによって略倒L字形に形成されたもので、基軸部7aを幅木本体5の端部に軸心回りに軸支すると共に、常時はバネ8により腕部7bが幅木本体5の上端面5a上に引き付けられるように基軸部7aを付勢し、非使用時には係合突起7cを幅木本体5の上端面5aに設けた係止穴9に係止させておき、使用時にはロックピン7をコイルバネ8付勢力に抗して持ち上げ、先端部の係合突起7cを桁側用幅木3の先端部に開口する開口部10に突入させるようにしてなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の足場板用妻側幅木は、足場板1の妻側端部上に起立姿勢に載置される幅木本体5を有し、この幅木本体5は、幅木本体5の左右端部と、足場板1の桁側端部に沿って取り付けられる桁側幅木3の前後端部との間に構成される固定手段6によって起立姿勢に固定されるものであるから、例えば足場板1がその長手方向に複数連続して配設された枠組足場の最端側にある足場板1の妻側端部に、この発明の妻側幅木2を取り付けることによって、その妻側端部からの各種工具類や資材等の落下を防止でき、作業の安全を図ることができる。また、この妻側幅木2は、幅木本体5の左右端部と、足場板1の桁側端部に取り付けられる桁側幅木3の前後端部との間に構成される固定手段6によって起立姿勢にされるようになっているから、固定手段6の構造を簡素化でき、妻側幅木2の取付及び取り外しが簡単となる。
また本発明によれば、固定手段6の外側倒れ規制手段14によって妻側幅木2の外側倒れを規制し、ロックピン7によって妻側幅木2の内側倒れを規制し、更に上下動規制手段15によって妻側幅木2の上下動を規制するから、妻側幅木2を足場板1の妻側端部上に起立姿勢で確実に安定状態で固定することができる。
請求項に係る発明の足場板用妻側幅木によれば、妻側幅木2の内側倒れ規制操作を簡単且つ容易に行うことができる。
以下に本発明の好適実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明に係る足場板用妻側幅木2を、既に桁側用幅木3が取り付けられた足場板1の妻側端部に取り付けようとしている状態を示す斜視図であり、図2の(a) は妻側幅木2の正面図、(b) は平面図、(c) は端面図である。図3の(a) は足場板1に妻側幅木2及び桁側用幅木3が取り付けられた状態の平面図、(b) は正面図、(c) は側面図である。図4の(a) は図3の(a) の矢印イで囲まれた部分の拡大図、(b) は図3の(b) の矢印ロで囲まれた部分の拡大図、(c) は図3の(c) の矢印ハで囲まれた部分の拡大図である。図5は足場板1に桁側用幅木3が取り付けられ、妻側幅木2は未だ取り付けられていない状態での足場板1の端部側を拡大して詳細に示す斜視図である。図6は桁側用幅木3を足場板1に取り付けた状態を幅木3の外側から見た正面図であり、図7の(a) は桁側用幅木3の端部をその内側面側から見た拡大正面図、(b) は平面図、(c) は端面図である。
足場板1には図5,図6に示すように足場板本体1aの前後各端面17の左右両端部に足場板係止用フック18,18が突設され、各端面17の両係止用フック18,18は、足場用建枠T(図3参照)の横架材19に係止されるようになっている。
本発明に係る妻側幅木2は、図1に示すように足場板1の妻側端部上面4に起立姿勢で載置される幅木本体5を有し、この幅木本体5は、幅木本体5の左右端部と、足場板1の桁側端部に沿って取り付けられる桁側用幅木3の前後端部との間に構成される固定手段6によって、起立姿勢に固定されるようになっている。
妻側幅木2を足場板1の妻側端部上に起立姿勢に固定する固定手段6は、幅木本体5が内側へ倒れないように規制する略倒L字形のロックピン7を含む。このロックピン7は、図2から分かるように、基軸部7aと、この基軸部7aの先端部から直角に一体に延びる腕部7bと、この腕部7bの先端部に基軸部7aと平行で内向きに突出する係合突起7cとによって略倒L字形に形成されたもので、基軸部7aを幅木本体5の左右各端部にその上端面5aから垂直に突入させて軸受部材11により軸心回りに回転可能に軸支すると共に、常時はコイルバネ8によって腕部7bが幅木本体5の上端面5a上に引き付けられるように基軸部7aを付勢し、而して妻側幅木2の非使用時には図2に示すように係合突起7cを幅木本体5の上端面5aに設けた係止穴9に係止させておいて、妻側幅木2の使用時にロックピン7を図2に示す収納状態からコイルバネ8付勢力に抗して持ち上げ、その先端部の係合突起7cを、足場板1の桁側端部に取り付けられた桁側用幅木3の先端部に開口する開口部10に突入させる(図4の(a) 及び(b) 参照)ことによって、幅木本体が内側へ倒れないように規制するものである。
また図2の(b) に示すように、妻側幅木2の幅木本体5には左右各端部に断面コ字形の補強ブラケット12が取り付けられ、この補強ブラケット12の幅木高さ方向中間部に切欠凹部13が形成されている。ロックピン7の基軸部7aを軸支する軸受部材11は、この補強ブラケット12に取り付け固定されている。
固定手段6は、上記のように幅木本体5が内側へ倒れないように規制するためのロックピン7の他に、図4の(a) 及び図5に示すように桁側用幅木3の端部に内側へ直角に突設された突出部Aの内側面に幅木本体5の端部を支持させることにより、幅木本体5が足場板1の外側へ倒れないように規制する外側倒れ規制手段14と、図4の(a) ,(d) 及び図5に示すように幅木本体5の端部に設けた前記切欠凹部13に桁側用幅木3の端部内側に設けられた係止部Bを係止させることにより、幅木本体5の上下動を規制する上下動規制手段15を含むものである。
上記のように構成される妻側幅木2の取付方法を説明する前に、桁側幅木3の構成について図5〜図7を参照して説明すると、この桁側幅木3は、図1及び図5に示すように、足場板1の桁側端部上面16に起立姿勢で載置される幅木本体3aを有する。この幅木本体3aの前後各端部には、端部キャップ20と、幅木本体3aが足場板1の桁側端部上面16上に起立姿勢に載置された状態で足場板1の外側端面40に当接支持されるアウトガイド21と、足場用建枠Tの横架材19に掛合されるキャッチガイド22と、このキャッチガイド22を足場用建枠Tの横架材19に掛合させてロックするロック部片23とが設けられている。キャッチガイド22は、端部キャップ20内で上端部を枢着されて前後方向揺動可能に垂下され、その下端掛合部22aが足場板係止用フック18の内側面18aに近接した位置で足場板1の前後端面17と足場用建枠Tの横架材19との間に突入し、ロック部片23は、幅木本体3aの内側面に上下方向揺動可能に枢着されて、一端側を押し下げることにより、キャッチガイド22を前方へ押動して、その下端掛合部22aを足場用建枠Tの横架材19に掛合させるようになっている。
端部キャップ20は、幅木本体3aの前後各端部に取り付け固定されるもので、一枚の金属板を二つ折りにしてその折曲端部と反対側の端部を平面視略々L字状に折曲したような形状のもので、平面視略々U字状のキャップ本体20aと、平面視略々L字状の取付基部20bとからなる。この端部キャップ20の上端開口端面には、先端部を除いてカバー50が取り付けられ、その先端部はロックピン7の先端係合突起7cが係合突入する開口部10を形成している。また、端部キャップ20の取付基部20bの内側面は、妻側幅木2の取付時に幅木本体3aの端部を支持するための突出部Aを形成し、この突出部Aと、幅木本体3aの端部とによって前記外側倒れ規制手段14が構成されることになる。尚、カバー50については、図4及び図5には図示しているが、図6及び図7では図示を省略している。
またキャップ本体20aの下端部は、その前端側が側面視円弧状に形成されて、桁側用幅木3の取付に足場用建枠Tの横架材19に係合可能な位置決め用の横架材係合部24を形成し、且つキャップ本体20a下端部の後端側が足場板1の前後端部に余裕をもって係合可能な足場板係合段部25を形成し、而してこれら横架材係合部24と足場板係合段部25の間に形成される突片26が、幅木取付時に足場板1の前後端面7と足場用建枠Tの横架材19との間に突入するようになっている。
キャッチガイド22は、端部キャップ20のキャップ本体20a内に挿入されて、その上端部が枢支軸27によりキャップ本体20aに枢着されて前後方向に揺動可能に垂下され、その下端掛合部22aが足場板1の前後端面17と足場用建枠Tの横架材19との間に前後移動自在に突入する。このキャッチガイド22の下端掛合部22aの先端面は、足場用建枠Tの横架材19に掛合する掛合凹部22oを形成している。またキャッチガイド22は、ロック部片23の先端部23aが当接する後端部をテーパtに形成しているから、ロック部片23の先端側を押し下げてキャッチガイド22を押動する時、そのテーパtの楔効果によりキャッチガイド22を横架材19に強固に押し込むことができる。
またキャッチガイド22は、ロック部片23によってロックされていない状態では、その下端掛合部22aが足場板1の前後端面17と足場用建枠Tの横架材19との中間に位置して横架材19に係合しないように、枢支軸27により端部キャップ20に枢着されている。また、キャッチガイド22の中間部にはその前端側に切欠開口する一定長さのガイド溝28(図7の(a) 参照)が形成されていて、このガイド溝28にキャッチガイド22側からガイド軸29を挿通させ、それによってキャッチガイド22の揺動をスムーズに行なわせるようにしている。
ロック部片23は、金属帯板材をプレス加工して形成されたもので、図4及び図5から分かるように、その板面を幅木本体3aの内側面と平行にした横長形状でその長手方向中間部が幅木本体3aに枢支軸30により枢着され、この枢着部より後方側には、ロック部片23の先端側を押し下げ操作するために番線の結着作業等に使用される「しの」等の棒状金具を挿入する円筒状の棒状金具挿入部31が設けられ、またこの枢着部と先端部との中間部前方側には、同様にロック部片23の先端側を押し下げ操作するためにハンマー等で上から叩く叩き部32が設けられている。
また、ロック部片23の枢着部より後方側は幅木本体3aの内側面に接触した状態にあり、枢着部より前方側は屈曲して幅木本体3aの内側面から離れ、このロック部片23の先端部23aは、幅木本体3aの内側面と平行に延びて、端部キャップ20の取付基部20bに設けられたスリット33に突入し、キャッチガイド22の後端テーパtに当接するようになっている。前記叩き部32は、ロック部片23が枢着部から前方側で平面視略くの字状に屈曲した部分の上端面部とされる。またロック部片23が図5及び図6に示すようなロック位置にある時にこのロック部片23の先端部23a側部分は、妻側幅木2の取付時に幅木本体5の端部の切欠凹部13に係止する係止部Bを形成し、この係止部Bと、幅木本体5端部の切欠凹部13とによって、幅木本体5の上下動を規制する上下動規制手段15が構成されることになる。
また、ロック部片23を幅木本体3aに枢着するための枢支軸30は、図7の(b)に示すように先端部にねじ部30aを有するボルトからなるもので、幅木本体3aの外側面に取り付けられるアウトガイド21を挿通し且つ幅木本体3aを挿通して幅木本体3aの内側面側にねじ部30aを突出させ、そのねじ部30aをロック部片23のねじ孔34に螺合固定している。
この場合、ボルトのねじ部30aに緩み止めのために樹脂が塗布されていて、このねじ部30aをロック部片23のねじ孔34にねじ込むことによって、枢支軸30がロック部片23に対し緩むことなく一体化するようにしてある。従って、枢支軸30は、幅木本体3aに対して回転可能で、ロック部片23とは一体に回転することになる。尚、このロック部片23は、前記棒状金具を棒状金具挿入部31に挿入して操作したり、叩き部32をハンマー等で叩かないと簡単には揺動回転できないように、枢着部より後方側が幅木本体3aの内側面に適当な接触摩擦力で圧接した状態に取り付けられるから、キャッチガイド22のロック状態及びロック解除状態を確実に保持することができる。
而して、ロック部片23の先端部23a側が図7の(a) に示す水平姿勢から持ち上がった前上がりの状態にある時、キャッチガイド22は、その下端掛合部22aが足場板1の前後端面17と足場用建枠Tの横架材19との中間に位置して、横架材19に掛合しないロック解除状態にあるが、この前上がりの状態からロック部片23の棒状金具挿入部31に「しの」等の棒状金具を挿入してこじることによりロック部片23の先端部23a側を押し下げ操作したり、又はロック部片23の叩き部32をハンマーで上から叩いてロック部片23の先端部を押し下げ操作して、ロック部片23を水平姿勢にすると、ロック部片23の先端部23aがキャッチガイド22を前方へ押し込んで、その下端掛合部22aを横架材19に掛合させ、これによりキャッチガイド22はロック状態となる。
このキャッチガイド22のロック状態を解除する時は、ロック部片23の棒状金具挿入部31に再び棒状金具を挿入してこじながらロック部片23の先端側を押し上げるか、あるいは棒状金具挿入部31をハンマー等で上から叩いてロック部片23の先端側を押し上げることによって、キャッチガイド22の下端掛合部22aが足場用建枠Tの横架材19から離脱し、ロック解除状態となる。
アウトガイド21は、図6及び図7から分かるように、幅木本体3aの外側面にリベットで取り付けられる取付板部21bと、この取付板部21bの下端から一体に突出して足場板1の外側端面40に当接支持される支持板部21aとからなるもので、取付板部21bには、桁側幅木3の梱包等に際して幅木同士を積み重ねる時にロック部片23との干渉を避けるための切除部35が形成されている。
上記のように構成される桁側幅木3は、前述した妻側幅木2より先に足場板1に取り付けられるようになっている。而して、桁側幅木3の取付けにあたっては、幅木本体3aを足場板1の桁側端部上面16の上方に持ち来たして、そのまま降ろし、足場板1の桁側端部上面16に載置し、幅木本体3aの前後両端部に夫々設けてあるアウトガイド21の支持板部21aを足場板1の外側端面40に当接支持させると共に、キャッチガイド22の下端掛合部22aを足場板1の前後端面17と足場用建枠Tの横架材19との間に突入させる。
この後、前上がり姿勢にあるロック部片23の棒状金具挿入部31に「しの」等の棒状金具を挿入してこじることによりロック部片23の先端部を押し下げ、あるいはロック部片23の叩き部32をハンマーで上から叩いてロック部片23の先端部を押し下げ、それによりロック部片23の先端部23aがキャッチガイド22を前方へ押動して、その下端掛合部22aを足場用建枠Tの横架材19に掛合させることにより、キャッチガイド22をロックする。
こうして桁側幅木3の幅木本体3aを足場板1の桁側端部上面16に載せて、アウトガイド21の支持板部21aを足場板1の外側端面40に当接支持させ、キャッチガイド22の下端掛合部22aを足場板1の前後端面17と足場用建枠Tの横架材19との間に突入させることによって、幅木本体3aの左右方向の移動及び倒れが阻止される。そしてキャッチガイド22の下端掛合部22aを足場用建枠Tの横架材19に掛合させることにより、幅木本体3aの前後方向の移動が阻止され、これによって幅木本体3aは起立姿勢に保持固定される。
次に、本発明に係る妻側幅木2を取付方法について説明すると、図1に示すように、足場板1の左右両桁側端部に桁側幅木3,3が取り付けられた状態で、両桁側幅木3,3の端部間に、同図に示すように上方から妻側幅木2を足場板1の妻側端部上面4の上に降ろして載置し、この妻側幅木2を、桁側幅木3の端部との間に構成される固定手段6であるロックピン7と外側倒れ規制手段14と上下動規制手段15とによって起立姿勢に固定する。
妻側幅木2を固定手段6によって起立姿勢に固定するには、図4の(a) に示すように、妻側幅木2の幅木本体5の左右各端部を、桁側幅木3の端部キャップ20の取付基部20bの内側面(外側倒れ規制手段14の突出部A)に当接支持させて、妻側幅木2が足場板1の外側へ倒れないように規制すると共に、桁側幅木3の端部側にあるロック部片23の先端部23a側部分(上下動規制手段15の係止部B)を幅木本体5の端部の切欠凹部13に係止させて幅木本体5の上下動を規制し、そしてロックピン7を収納状態からコイルバネ8付勢力に抗して持ち上げ、その先端部の係合突起7cを、足場板1の桁側端部に取り付けられた桁側用幅木3の先端部にある開口部10に突入させて、幅木本体が内側へ倒れないように規制する。
このように外側倒れ規制手段14により妻側幅木2の外側倒れを規制し、ロックピン7により妻側幅木2の内側倒れを規制し、更に上下動規制手段15により妻側幅木2の上下動を規制することによって、妻側幅木2を足場板1の妻側端部上に起立姿勢で確実に固定することができる。
以上説明したように、この発明の妻側幅木2は、足場板1の妻側端部上面4に起立姿勢に載置される幅木本体5からなるもので、この幅木本体5は、幅木本体5の左右端部と、足場板1の桁側端部に沿って取り付けられる桁側幅木3の前後端部との間に構成される固定手段6によって起立姿勢に固定されるから、例えば足場板1がその長手方向に複数連続して配設された枠組足場の最端側にある足場板1の妻側端部に、この発明の妻側幅木2を取り付けることにより、その妻側端部から各種工具類や資材等を誤って落下させるおそれがなくなり、作業の安全を図ることができる。また、この妻側幅木2は、幅木本体5の左右端部と、足場板1の桁側端部に取り付けられる桁側幅木3の前後端部との間に構成される固定手段6によって起立姿勢にされるようになっているから、固定手段6の構造を簡素化でき、妻側幅木2の取付及び取り外しを簡単に行うことができる。
また固定手段6は、上述したようにロックピン7と外側倒れ規制手段14と上下動規制手段15とからなるもので、外側倒れ規制手段14によって妻側幅木2の外側倒れを規制し、ロックピン7によって妻側幅木2の内側倒れを規制し、更に上下動規制手段15によって妻側幅木2の上下動を規制するから、妻側幅木2を足場板1の妻側端部上に起立姿勢で確実に安定状態で固定することができる。
そして、この場合、妻側幅木2の内側倒れを規制するロックピン7は、基軸部7aと、これの先端部から直角に延びる腕部7bと、この腕部7bの先端部に基軸部7aと平行で内向きに突出する係合突起7cとによって略倒L字形に形成されたもので、基軸部7aを幅木本体5の端部に軸心回りに軸支すると共に、常時はコイルバネ8により腕部7bが幅木本体5の上端面5a上に引き付けられるように基軸部7aを付勢し、妻側幅木2の非使用時には係合突起7cを幅木本体5の上端面5aに設けた係止穴9に係止させておき、妻側幅木2の使用時にはロックピン7をコイルバネ8にの付勢力に抗して持ち上げ、先端部の係合突起7cを桁側用幅木3の先端部に開口する開口部10に突入させるようにしているから、妻側幅木2の内側倒れ規制操作を簡単且つ容易に行うことができる。
この実施形態では、外側倒れ規制手段14の突出部Aとして、桁側幅木3に取り付けられる端部キャップ20の取付基部20bの内側面を使用し、上下動規制手段15の係止部Bとして、桁側幅木3の端部側に設けられくるック部片23の先端部23a側部分を使用しているが、これらは夫々一使用例であって、桁側幅木3の端部の構造に応じて適当な部材を使用することができる。
本発明に係る足場板用妻側幅木を既に桁側用幅木が取り付けられた足場板の妻側端部に上から落とし込んで取り付けようとしている状態を示す斜視図である。 の(a) は妻側幅木の正面図、(b) は平面図、(c) は端面図である。 (a) は足場板に妻側幅木及び桁側用幅木を取り付けらた状態の平面図、(b)は正面図、(c) は側面図である。 (a) は図3の(a) の矢印イで囲まれた部分の拡大図、(b) は図3の(b) の矢印ロで囲まれた部分の拡大図、(c) は図3の(c) の矢印ハで囲まれた部分の拡大図である。 足場板に桁側用幅木が取り付けられ、妻側幅木は未だ取り付けられていない状態での足場板の端部側を拡大して詳細に示す斜視図である。 足場板に桁側用幅木を取り付けた状態を外側から見た正面図である。 (a) は桁側用幅木の端部をその内側面側から見た拡大正面図、(b) は平面図、(c) は端面図である。
符号の説明
1 足場板
2 妻側幅木
3 桁側幅木
5 妻側幅木の幅木本体
6 固定手段
7 ロックピン
8 コイルバネ
10 桁側幅木の先端部に開口する開口部
13 幅木本体の端部の切欠凹部
14 外側倒れ規制手段
15 上下動規制手段

Claims (2)

  1. 足場板の妻側端部上に起立姿勢に載置される幅木本体を有し、この幅木本体は、幅木本体の左右端部と、足場板の桁側端部に沿って取り付けられる桁側幅木の前後端部との間に構成される固定手段によって、前記起立姿勢に固定されるようになっており、該固定手段は、ピン基軸部が幅木本体の端部に取り付けられていて、ピン先端部を桁側幅木の先端部に開口した開口部に突入させることにより、幅木本体が内側へ倒れないように規制する略倒L字形のロックピンと、桁側幅木の端部に内側へ直角に突設された突出部の内側面に幅木本体の端部を支持させることにより、幅木本体が外側へ倒れないように規制する外側倒れ規制手段と、幅木本体の端部に設けた切欠凹部に桁側幅木の端部内側に設けられた係止部を係止させることにより、幅木本体の上下動を規制する上下動規制手段とからなる足場板用妻側幅木。
  2. 前記ロックピンは、基軸部と、基軸部の先端部から直角に延びる腕部と、腕部の先端部に基軸部と平行で内向きに突出する係合突起とによって略倒L字形に形成されたもので、基軸部を幅木本体5の端部に軸心回りに軸支すると共に、常時はバネにより腕部が幅木本体の上端面に引き付けられるように基軸部を付勢し、非使用時には係合突起を幅木本体の上端面に設けた係止穴に係止させておき、使用時にはロックピンをコイルバネの付勢力に抗して持ち上げ、先端部の係合突起を桁側用幅木の先端部に開口する開口部に突入させるようにしてなる請求項に記載の足場板用妻側幅木。
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