JP5399796B2 - 足場板用の幅木付き隙間塞ぎプレート - Google Patents

足場板用の幅木付き隙間塞ぎプレート Download PDF

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Description

本発明は、建設作業現場で枠組みされる仮設枠組足場において、対向する一対の足場用建枠の横材間に架け渡された足場板の一側端部と足場用建枠の縦材側との間に形成される隙間を塞ぐための幅木付き隙間塞ぎプレートに関する。
図1は門形の足場用建枠1を示しているが、このタイプの建枠1では、縦材2,2間のスパンが914mmのものと1219mmのものが多く使用され、そしてこの建枠1に使用される足場板4は、板幅が500mmのものと240mmのものとが多く使用される。いま図1に示すように、例えば、スパンが914mmの建枠1を使用して、対向する一対の建枠1,1の横材3,3間に、500mm幅の足場板4aと240mm幅の足場板4bとを並列に架け渡し、そして両足場板4a,4bを互いに接する状態で一方の縦材2側へ寄せると、建枠の縦材である鋼管径43mmを引くと、図示のように足場板4bの一側端部と、もう一方の縦材2側との間には、約130mm程度の隙間Sができる。又、スパンが1219mmの建枠1を使用して、対向する一対の建枠1,1の横材3,3間に、500mm幅の足場板4aを2枚並列に架け渡し、そして両足場板4a,4bを互いに接する状態で一方の縦材2側へ寄せると、建枠の縦材である鋼管径43mmを引くと、図示のように足場板4bの一側端部と、もう一方の縦材2側との間には、約170mm程度の隙間Sができる。
このように足場板4bの一側端部と建枠1の縦材2側との間に130mm又は170mm程度の隙間Sができると、作業者が足を踏み外したりして非常に危険であるため、従来では、各種工具類や資材等の落下防止のために足場板の側端部上に設置される幅木を、足場板4bの一側端部上に取り付けて、足を踏み外したりすることがないようにしている。尚、図1には、幅広足場板4aの側端部上に取り付けた周知の幅木16を仮想線で示している。
上記のように足場板4bの一側端部と建枠1の縦材2側との間に隙間Sができる場合に足場板4bの一側端部上に幅木を取り付けることにより、一応の安全性は確保できるが、その隙間S分だけ作業床面積が狭くなるという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑み、足場板の一側端部と建枠の縦材側との間に隙間ができる場合に、その隙間をプレートによって塞ぐようにすると共に、そのプレートの建枠縦材側端部に幅木を取付けるようにした足場板用の幅木付き隙間塞ぎプレートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の足場板用の幅木付き隙間塞ぎプレートは、対向する一対の足場用建枠1,1の横材3,3間に架け渡された足場板4の一側端部と足場用建枠1の縦材2側との間の隙間Sを塞ぐための、前記隙間Sより幅の広いプレート本体7と、プレート本体7の一側端部上に起立される起立位置とプレート本体7上に折り畳まれる折畳位置との間で回転可能にプレート本体7に蝶着されていて、固定手段8によって起立位置に固定される幅木6と、プレート本体7の両端に夫々突設されて足場用建枠1の横材3に掛止される掛止フック9とからなるもので、取付けにあたって、プレート本体7の掛止フック9を足場用建枠1の横材3に掛止すると共に、プレート本体7の他側端部を足場板4の一側端部上に載置するようにしたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の足場板用の幅木付き隙間塞ぎプレートにおいて、前記プレート本体7には、足場板4の一側端部に係合する係合部材18をプレート本体7の幅方向に移動調整可能に設けてなることを特徴とする。
請求項3は、請求項2に記載の足場板用の幅木付き隙間塞ぎプレートにおいて、前記係合部材18は、プレート本体7の幅方向に長く形成されたボルト挿通用長孔21に挿通されて係合部材18の取付け用基端部18bに螺着される固定ボルト23を備え、このボルト23を緩めて前記長孔21に沿って移動させることにより移動調整可能となっていることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の足場板用の幅木付き隙間塞ぎプレートにおいて、前記固定手段8は、プレート本体7に蝶着されている幅木6の外面側に取り付けられたロック金具11からなり、各ロック金具11は、プレート本体7の一側端部に下向きに突出する端部折り曲げ部7aを掴むツカミ部12aを下端部に形成したレバー12を、幅木6の外面側に枢着すると共に、レバー12と幅木6との間に、幅木6が起立位置にある時にレバー12下端部のツカミ部12aがプレート本体7の端部折り曲げ部7aを掴んでその位置に幅木6を固定するように付勢するバネ14を介装してなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の幅木6付き隙間塞ぎプレート5によれば、例えば図1に示すように、対向する一対の足場用建枠1,1の横材3,3間に架け渡された足場板4a,4bにおいて足場板4bの一側端部と建枠1の縦材2側との間に形成される隙間Sを、プレート本体7によって塞ぐことができ、それにより作業床面積を広くとることができ、またプレート本体7に取り付けた幅木6を起立させることによって、プレート本体7側からの各種工具類や資材等の落下防止を図ることができる。
そして、隙間塞ぎプレート5の取付けにあたっては、プレート本体7の掛止フック9を足場用建枠1の横材3に掛止させ、プレート本体7の他側端部を足場板4bの一側端部上に載置するだけでよいから、簡単容易に取り付けることができる。また、幅木6は、使用時は固定手段8によって起立位置に安定状態に固定させることができ、使用しない時にはプレート本体7上に折り畳むことによって、嵩張らず、運搬や保管に便利となる。
請求項2に係る発明によれば、プレート本体7に設けた係合部材18を、足場板4の一側端部に係合させることによって、プレート本体7の風圧等による浮き上がりを防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、固定ボルト23を緩めることによって係合部材18をプレート本体7の幅方向に簡単に移動調整でき、またボルト23を締め付けることによって係合部材18をプレート本体7に簡単に固定することができる。
請求項4に係る発明によれば、固定手段8はロック金具11からなり、各ロック金具11は、プレート本体7の一側端部に下向きに突出する端部折り曲げ部7aを掴むツカミ部12aを下端部に形成したレバー12を幅木6の外面側に枢着すると共に、レバー12と幅木6との間に、幅木6が起立位置にある時にレバー12下端部のツカミ部12aがプレート本体7の端部折り曲げ部7aを掴んでその位置に幅木6を固定するように付勢するバネ14を介装してなるもので、レバー12の下端部のツカミ部12aをプレート本体7の端部折り曲げ部7aを係合させるだけで、幅木6を起立姿勢に簡単に固定することができ、また幅木6をプレート本体7上に折り畳む時は、レバー12の上端部を幅木6の内側へ押せば、ツカミ部12aをプレート本体7の端部折り曲げ部7aから離脱するから、簡単にロック解除することができる。
本発明に係る幅木付き隙間塞ぎプレートの取付状態を示す側面図である。 (a) は幅木付き隙間塞ぎプレートの取付状態を示す正面図、(b) は平面図である。 (a) は幅木付き隙間塞ぎプレートの正面図、(b) は平面図、(c) は側面図、(d) は背面図である。 (a) は図3の(a) のA−A線拡大断面図、(b) は(a) の矢印Bから見た図面である。 図3の(b) の矢印Cで示す部分の拡大図である。 (a) は図3の(c) の拡大詳細図、(b) は図4の(c) のD−D線拡大断面図、(c) は足場板の一側端部に係合する係合部材の拡大図である。 幅木を起立姿勢に固定する固定手段の作用を示す説明図である。
以下に本発明の好適な一実施形態を図面にもとづいて説明すると、本発明に係る隙間塞ぎプレート5は、図1及び図2に示すように、対向する一対の足場用建枠1,1の横材3,3間に架け渡された板幅の異なる2枚足場板4a,4bにおいて幅の狭い足場板4bの一側端部と建枠1の縦材2側との間に形成される隙間Sを塞ぐように構成されたもので、幅木6を備えている。尚、ここに例示する建枠1は縦材2,2のスパンが914mmで、対向する一対の建枠1,1の横材3,3間に、500mm幅の足場板4aと240mm幅の足場板4bとを並列に架け渡し、そして両足場板4a,4bを互いに接する状態で一方の縦材2側へ寄せた時に、建枠の縦材である鋼管径43mmを引くと、足場板4bの一側端部と、もう一方の縦材2側との間に形成される約130mm程度の隙間Sが発生する。又、建枠1は縦材2,2のスパンが1219mmで、対向する一対の建枠1,1の横材3,3間に、500mm幅の足場板4aを2枚並列に架け渡し、そして両足場板4a,4bを互いに接する状態で一方の縦材2側へ寄せた時に、建枠の縦材である鋼管径43mmを引くと、足場板4bの一側端部と、もう一方の縦材2側との間に形成される約170mm程度の隙間Sが発生する。これらの隙間Sを、隙間塞ぎプレート5によって塞ぐことができるようになっている。尚、図1において、幅広足場板4aの外側端部上には従来周知の幅木16が取り付けられる。
上記隙間塞ぎプレート5は、前記隙間Sよりも幅の広い金属板製のプレート本体7と、このプレート本体7の一側端部上に起立される起立位置とプレート本体7上に折り畳まれる折畳位置との間で折り畳み可能にプレート本体7に蝶着されていて、固定手段8によって起立位置に固定可能な金属板製の幅木6と、プレート本体7の両端に夫々突設されて足場用建枠1の横材3に掛止される金属製の掛止フック9とからなるもので、この隙間塞ぎプレート5の取付けにあたっては、プレート本体7の一側端部の両端に突出する掛止フック9,9を足場用建枠1,1の横材3,3に掛止すると共に、プレート本体7の他側端部を足場板4bの一側端部上に載置するようになっている。尚、足場板4a,4bは、その両端に足場用建枠1の横材3に掛止される掛止フック19を有する。
各掛止フック9は、図3に概略示すように、足場板4に設けられている掛止フック19と同様に、フック本体9aと、このフック本体9aに上下スライド自在に取り付けられた落下錠9bとからなるもので、使用にあたっては、落下錠9bをフック本体9aに対し手で引き上げた状態で、フック本体9aを足場用建枠1の横材3に掛止した後、落下錠9bを放せば、落下錠9bが自重で落下してフック本体9aを横材3に対し施錠した状態となる。
プレート本体7は、足場板4a,4bと同じ長さに形成されたもので、図4及び図6に示すように、プレート本体7の一側端部には下向きに突出する断面L字状の端部折り曲げ部7aが設けられ、またプレート本体7の他側端部は、足場板4bに対し密接し易いように下向き傾斜した傾斜部片7bを形成している。
また図4及び図6に示すように、幅木6は、内側壁6aと、上壁部6bと、下壁部6cと、上下壁部6b,6cから対向突出するフランジ部6d,6dとによって断面略々C字状に形成されていて、内側壁6aの下端部が複数箇所(例えば3箇所)で蝶番10によってプレート本体7の一側端部上面に蝶着され、それによって幅木6は、図7の(a) に示すような起立位置と(d) に示すような折畳位置との間で回転可能となっている。
幅木6をプレート本体7の一側端部上で起立位置に固定する固定手段8は、プレート本体7に蝶着された幅木6の内側壁6a外面側に取り付けられた複数、例えば2つのロック金具11からなる。各ロック金具11は、図4の(a) ,(b) に示すように、プレート本体7の一側端部に下向きに突出する断面L字状端部折り曲げ部7aを掴むツカミ部12aを下端部に形成したレバー12を、幅木6の内側壁6a外面側にピン13で枢着すると共に、レバー12と幅木6との間に、幅木6が起立位置にある時にレバー下端部のツカミ部12aがプレート本体7の端部折り曲げ部7aを掴んでその起立位置に幅木6を固定するように付勢するコイルバネ14を介装してなるものである。
上記ロック金具11のレバー12を幅木6に枢着するにあたっては、図4の(a) ,(b) に示すように、幅木6の内側壁6a外面に取付板15をリベット17で固定し、この取付板15の両端から突出した耳片15o,15oと、レバー12の上部側両端から突出した耳片12o,12oとを互いに嵌合した状態で、これら耳片12o,15oにピン13を挿通させると共に、このピン13とレバー12と幅木6の内側壁6aとの間にコイルバネ14を介装し、このコイルバネ14によって図4の(a) に示すようにレバー12の下部側を幅木6の下部側フランジ部6d外面に弾接させるようにしたもので、常時は同図の実線図示のようにレバー12下端部のツカミ部12aがプレート本体7の端部折り曲げ部7aを掴み得る状態にあるから、レバー12の下端部のツカミ部12aをプレート本体7の端部折り曲げ部7aを係合させるだけで、幅木6を起立姿勢に簡単に固定することができ、また幅木6をプレート本体7上に折り畳む時は、レバー12の上端部を幅木6の内側へ押せば、ツカミ部12aをプレート本体7の端部折り曲げ部7aから離脱するから、簡単にロック解除することができる。なお、この実施形態では、固定手段8として、2つのロック金具11を使用しているが、幅木6の全長が短い場合には、幅木6の長手方向中央部に1つのロック金具11を設けるだけで充分にロック作用を果たすことができる。
また、プレート本体7の両端部には、前記隙間Sに臨む足場板4bの一側端部に係合する係合部材18がプレート本体7の幅方向に移動調整可能に設けられている。
上記係合部材18について図5及び図6の(a) 〜(c) を参照して説明すると、この係合部材18は、図6の(a) ,(c) に示すように、前記隙間Sに臨む足場板4bの側面折り曲げ部20に係合するように形成された側面視L字状の本体部18aと、この本体部18aの上端部から直角に折曲延設された平面視矩形状の取付用基端部18bとからなる。そして、この係合部材18は、プレート本体7にその幅方向に長く形成されたボルト挿通孔長孔21に挿通されて、取付用基端部18bのネジ孔22に螺着される固定用ボルト23を備えていて、このボルト23を緩めて長孔21に沿って移動させることにより、係合部材18をプレート本体7の幅方向に移動調整することができる。
また図5及び図6の(b) に示すように、プレート本体7側には、このプレート本体7に前記ボルト挿通孔長孔21と平行に切り込み24を入れて下向きに切り起こしたガイド片25を設けて、係合部材18をプレート本体7の幅方向に移動調整する際に、そのガイド片25によって係合部材18の取付用基端部18bの一端面を摺接案内するようにしている。
上述したように構成される幅木6付き隙間塞ぎプレート5の使用にあたっては、図1及び図2に示すように、対向する一対の足場用建枠1,1の横材3,3間に架け渡された足場板4a,4bにおいて足場板4bの一側端部と建枠1の縦材2側との間に形成される隙間Sを塞ぐように幅木6付き隙間塞ぎプレート5を取り付ける。即ち、プレート本体7の一側端部の両端に突出する掛止フック9,9を、足場用建枠1,1の横材3,3に掛止すると共に、プレート本体7の他側端部の傾斜部片7bを図6の(a) に示すように足場板4bの一側端部上に載置する。そして、プレート本体7の一側端部上に蝶着されている幅木6を起立させて、固定手段8のロック金具11により固定する。
また、各係合部材18の取付用基端部18bに螺着されている固定用ボルト23を緩めて、プレート本体7の長孔24に沿って移動させ、各係合部材18の側面視L字状の本体部18aを、図6の(a) ,(c) に示すように、隙間Sに臨む足場板4bの側面折り曲げ部20に係合させた後、固定用ボルト23を締め付けて、各係合部材18をプレート本体7に固定し、これによって幅木6付き隙間塞ぎプレート5の取付けを終了する。この幅木6付き隙間塞ぎプレート5の取付状態は、図2の(a) ,(b) に示す通りである。
図7の(a) 〜(d) は固定手段8のロック金具11によってプレート本体7上に起立姿勢に固定した幅木6を、ロック解除してプレート本体7上に折り畳む状態を示したもので、(a) は幅木6がロック金具11で起立姿勢に固定された状態にあり、この状態からレバー12上端部の把手12bをバネ14に抗して幅木6の内側へ押し込むようにすれば、(b) に示すようにツカミ部12がをプレート本体7の端部折り曲げ部7aから離脱するから、(c) に示す状態から幅木6を押し倒すと、幅木6は(d) に示すようにプレート本体7上に重なり合った状態に折り畳まれる。
プレート本体7上に折り畳まれた幅木6を起立させる時には、幅木6の上端部側を持ち上げれば、幅木6は、折り畳み時とは逆の動作を行い、つまり図7の(d) に示す状態から(a) に示す状態へと瞬時に回転して起立すると同時に、固定手段8のロック金具11によって起立位置に固定される。
以上説明したように、本発明に係る隙間塞ぎプレート5を使用することによって、対向する一対の足場用建枠1,1の横材3,3間に架け渡された足場板4a,4bにおいて足場板4bの一側端部と建枠1の縦材2側との間に形成される隙間Sを、プレート本体7によって塞ぐことができ、それにより作業床を広く有効に使用することができ、またプレート本体7に取り付けた幅木6を起立させることによって、プレート本体7側からの各種工具類や資材等の落下防止を図ることができる。
また、隙間塞ぎプレート5の取付けにあたっては、プレート本体7の両端部に突設した掛止フック9を足場用建枠1の横材3に掛止させ、プレート本体7の他側端部を足場板4bの一側端部上に載置するだけでよいから、簡単容易に取り付けることができる。この場合、各掛止フック9は、フック本体9aと落下錠9bとからなるもので、足場用建枠1の横材3に取り付ける際に、落下錠9bをフック部10に対し引き上げた状態で、フック本体9aを横材3に上方より掛止した後、落下錠9bを放せば、落下錠9bが自重落下してフック本体9aを施錠するから、プレート本体7の幅方向移動及び浮き上がりが阻止される。また、幅木6は、使用時は固定手段8によって起立位置に安定状態に固定させることができると共に、使用しない時にはプレート本体7上に折り畳むことによって、運搬や保管に便利となる。
また、プレート本体7には、足場板4の一側端部に係合する係合部材18がプレート本体7の幅方向に移動調整可能に設けてあるため、係合部材18を、足場板4bの一側端部に係合させることによって、プレート本体7の風圧等による浮き上がりを防止することができ、また係合部材18を適宜に移動調整することにより、前記隙間Sの幅が多少変わっても、プレート本体7をその隙間Sに適切に取り付けることができる。この場合、プレート本体7側にはボルト挿通孔長孔21と平行にガイド片25が設けてあるから、係合部材18をプレート本体7の幅方向に移動調整する際に、係合部材18は、固定用ボルト23周りに回転することがなく、足場板4bに対する係合位置を保持したまま移動でき、従って係合部材18の移動操作及び足場板4bに対する係合操作が容易となる。
また、この実施形態においては、固定手段8は幅木6の外面側に取り付けられた複数のロック金具11からなり、各ロック金具11は、プレート本体7の一側端部に下向きに突出する端部折り曲げ部7aを掴むツカミ部12aを下端部に形成したレバー12を、幅木6の外面側に枢着すると共に、レバー12と幅木6との間に、幅木6が起立位置の時にレバー12下端部のツカミ部12aがプレート本体7の端部折り曲げ部7aを掴んでその位置に幅木6を固定するように付勢するバネ14を介装することにより構成されるもので、レバー12の下端部のツカミ部12aをプレート本体7の端部折り曲げ部7aを係合させるだけで、幅木6を起立姿勢に簡単に固定することができ、また幅木6をプレート本体7上に折り畳む時は、レバー12の上端部を幅木6の内側へ押せば、ツカミ部12aをプレート本体7の端部折り曲げ部7aから離脱するから、簡単にロック解除することができる。尚、固定手段8としては、上記のような構成のロック金具11に限らず、幅木6をプレート本体7上の一側端部上で起立姿勢に固定するものであれば、どのような構造のものでもよい。又、ロック金具11は、前述のように幅木6の全長が短い場合には、1つだけで足る場合がある。
1 足場用建枠
2 足場用建枠の縦材
3 足場用建枠の横材
4 足場板
4a 幅広の足場板
4b 幅狭の足場板
S 隙間
5 隙間塞ぎプレート
6 幅木
7 幅木のプレート本体
7a 端部折り曲げ部
8 固定手段
9 掛止フック
10 蝶番
11 ロック金具
12 レバー
12a ツカミ部

Claims (4)

  1. 対向する一対の足場用建枠の横材間に架け渡された足場板の一側端部と足場用建枠の縦材側との間の隙間を塞ぐための、前記隙間より幅の広いプレート本体と、プレート本体の一側端部上に起立される起立位置とプレート本体上に折り畳まれる折畳位置との間で回転可能にプレート本体に蝶着されていて、固定手段によって起立位置に固定される幅木と、プレート本体の両端に夫々突設されて足場用建枠の横材に掛止される掛止フックとからなるもので、取付けにあたって、プレート本体の掛止フックを足場用建枠の横材に掛止すると共に、プレート本体の他側端部を足場板の一側端部上に載置するようにした足場板用の幅木付き隙間塞ぎプレート。
  2. 前記プレート本体には、足場板の一側端部に係合する係合部材をプレート本体の幅方向に移動調整可能に設けてなる請求項1に記載の足場板用の幅木付き隙間塞ぎプレート。
  3. 前記係合部材は、プレート本体の幅方向に長く形成されたボルト挿通用長孔に挿通されて係合部材の取付け用基端部に螺着される固定ボルトを備え、このボルトを緩めて前記長孔に沿って移動させることにより移動調整可能となっている請求項2に記載の足場板用の幅木付き隙間塞ぎプレート。
  4. 前記固定手段は、プレート本体に蝶着されている幅木の外面側に取り付けられたロック金具からなり、各ロック金具は、プレート本体の一側端部に下向きに突出する端部折り曲げ部を掴むツカミ部を下端部に形成したレバーを、幅木の外面側に枢着すると共に、レバーと幅木との間に、幅木が起立位置にある時にレバー下端部のツカミ部がプレート本体の端部折り曲げ部を掴んでその位置に幅木を固定するように付勢するバネを介装してなる請求項1〜3の何れかに記載の足場板用の幅木付き隙間塞ぎプレート。
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