JPH08511438A - 複数電極支持機構 - Google Patents
複数電極支持機構Info
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- JPH08511438A JPH08511438A JP6521184A JP52118494A JPH08511438A JP H08511438 A JPH08511438 A JP H08511438A JP 6521184 A JP6521184 A JP 6521184A JP 52118494 A JP52118494 A JP 52118494A JP H08511438 A JPH08511438 A JP H08511438A
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Abstract
(57)【要約】
電極支持機構であって、該電極支持機構は円周上に間隔の開けられた関係において、中央ハブから放射状に広がるスプライン要素を有している。スプライン要素は、基底部メンバに結合され電極を支持するための3次元の機構を形成するハブから離れた末端を具備している。中央ハブは、スプライン要素のエンベロープ内に実質的に位置し、使用中に組織をつついて外傷を負わせるような突起の全くない表面を提供している。
Description
【発明の詳細な説明】
複数電極支持機構発明の技術分野
本発明は、心臓病の治療のために心臓の内部領域をマッピングし、剥離するた
めのシステム及び方法に関する。発明の背景
医師は、今日の医学的処置においてカテーテルを利用し、体の内部領域にアク
セスして目的の組織部分を剥離している。医師にとり、組織剥離処理中に体内の
カテーテルの位置を正確に把握し、そのエネルギーの放射を制御することは重要
なことである。
カテーテルを正確に制御することの必要性は、心臓内の心内膜組織を剥離する
処理中に特に重要となる。これらの電気生理学的治療と呼ばれる処置は、心臓リ
ズム障害の治療に用いられる。
これらの処置において、医師はカテーテルを主静脈又は動脈から治療する心臓
の内部領域に移動させる。医師は、その後更に操縦機構を操作し、カテーテルの
遠位端に担持されている電極を、剥離される心内膜組織に直接接触させる。医師
は、電極からのエネルギーを組織を通じて不関電極(単極電極配列)又は隣接電
極(双極電極配列)に向け、組織を剥離し損傷を形成させる。
医師は、心臓組織の電気的インパルスの伝播を調べ、異常な導電性通路の位置
をつきとめ、剥離される病巣を確認する。これらの通路を分析し、病巣の位置を
つきとめるために使用される技術は通常「マッピング」と呼ばれる。
従来の心臓組織のマッピング技術は、複数の電極を使用し、電極は心外膜の心
臓組織に接触して複数の電位図を得ている。これらの従来のマッピング技術は、
電極を心臓の心外膜表面に位置付けるための侵襲の開心術的技術を必要とする。
複数の電極アレイを静脈又は動脈から心臓に送り、心内膜の組織をマッピング
する別の技術が知られている。従来の開心マッピング技術に比べ、心内膜のマッ
ピング技術は比較的非侵襲性で、非常に前途有望である。しかし、心内膜のマッ
ピング技術の使用を広く普及させることは、厳しいサイズの制限、要求される強
さと耐久性、及び製造の複雑性を伴う適切な心内膜電極支持機構を作ることが困
難なために妨げられてきた。
心内膜のマッピング機構は、心腔内に数千心拍数間そのまま留まっていられる
可能性を有している。この間、心筋の力強い収縮は常にその機構を曲げ、圧迫す
る。その機構は、各電極が故障したり部品を落とすことなく縦方向にも円周方向
にも間隔をあけて広がることのできるよう、強さと柔軟性を持っていなければな
らない。更に、複数の電極を外部の感知機器に電気的に連結させる、簡単ではあ
るが信頼のおける手段が必要となる。そして、強く耐久力があっても、その機構
は組織に接触した際、組織を傷つけたりするようなことがあってはならない。
以前の複数電極支持機構は、必要とされる強さと柔軟性を兼ね備える試みがな
されていたが、それらは先の尖った、不適合な輪郭のエンベロープを形成し、そ
れが心臓の収縮中組織に突き刺さり外傷を負わす危険があった。
経済的で耐久力があり、且つ安全な複数電極を、心臓内に展開できるほど小さ
なパッケージにおいて提供することは、しばしば相反する問題を投げかけるもの
である。発明の要旨
本発明は、その主要目的である、安全で有効な心内膜マッピング技術を実現し
ている。
本発明は、相反する問題をもちかける、心臓内の複数の電極アレイを支持する
ための機構を提供する。それは、組織の外傷を避ける一方で、構造上の圧迫や故
障を最少化する。同時に、それは最小限の構造部品と複雑性を維持し、実用的で
経済的な製造技術で製造できる。
これらの、そしてその他の利点を提供することにおいて、本発明は軸と、軸の
周りに位置する側壁からなるハブを具備する電極支持機構を提供する。少なくと
も2つの、直径上の両側で向かい合う、通常柔軟性のあるスプライン要素がハブ
に接続している。スプライン要素は、ハブの軸に対して45度から110度の間の角
度でハブの側壁から外側に広がっている。スプライン要素にはハブから離れた末
端がある。基底部は、
スプライン要素の末端に接続しており、スプライン要素を所定の3次元形状に曲
げる。一つの電極が少なくとも一つのスプライン要素に担持されている。
スプライン要素は、ハブ・メンバの軸から45度より大きく110度より小さい角
度で広がっているため、それらの曲がりは実質的に曲率が心内膜の曲率に近くな
る回転楕円体の構造を形成する。その構造は、カーブした一様な末端表面を有し
、それは心内膜の自然な輪郭に合致している。
望ましい実施例では、スプライン要素はハブ・メンバの遠位端の近くから広が
っており、そのためハブ・メンバは、その機構のエンベロープから最少の距離の
みが突き出ることになる。ハブ・メンバは、実質的に遠位表面内に位置し、心内
膜の組織に対して突き出したり、損傷を与えたりする危険性のある大きな突起が
本質的に存在しない表面を提供している。鋭い先端による組織の外傷はそれによ
り避けられる。この形状はまた、ハブの近くに担持されている電極を心内膜の組
織に密接に接触させることができる。
望ましい実施例では、ハブは電極としても機能する。この配置において、スプ
ライン要素の通常回転楕円体となる形状は、心尖内の心内膜組織の曲率に近いエ
ンベロープ内に収まる遠位表面となっている。ハブ電極は、このエンベロープ内
に位置し、心尖における電気的行動を感知することができる。本発明のこの態様
は、20%の梗塞心臓組織が最終的に見つけられるところの心尖をマッピングす
ることを可能にしてい
る。
望ましい実施例では、ハブはまたスプライン要素を支持し、故障モードの応力
が生成される最少の曲げ半径下での使用中の歪みを防ぐ。
望ましい実施例では、スプライン要素はハブに接続されている中間体により完
全に統合される。この配置において、ハブは中間体の周りに鋳造されることによ
り固定される。このようにする代わりに、ハブは構成要素体を担持する溝を含む
こともできる。更にこのようにする代わりに、スプライン要素とハブは一枚の薄
板の材料から統合的に形成することもできる。
望ましい実施例では、各スプライン要素はハブの近くに更に小さな幅及び/又
は更に小さな厚さの領域を含む。この領域においてスプライン要素の幅を狭める
ことは、複数の、近い間隔で位置するスプライン要素が折り畳められるようにな
るコンパクトな形状を提供する。この領域においてスプライン要素の厚さを狭め
ることは、応力による故障に対してより強い抵抗力を与える。幅及び/又は厚さ
の部分的な縮小はまた、その機構を折り畳んだ状態に内部に向かって曲げるため
に必要な力を削減する。
本発明の別の態様はまた、案内チューブを含むカテーテルを提供し、そのチュ
ーブの遠位端は上記の電極支持機構を担持している。望ましい実施例では、カテ
ーテルは電極支持機構上を案内チューブに沿って一方向にスライドするスリーブ
を含み、体内に進入できるよう電極支持機構を収める。スリーブは案内チューブ
に沿って反対方向にスライドし、それを電極支持機構から遠ざけ、電極支持機構
を体内で使用できるよう展開する。
本発明のその他の特徴及び利点は以下の説明と図、及び添付の請求の範囲で述
べられる。図面の簡単な説明
図1Aは、本発明の特徴を具現化した複数電極プローブの平面図であり、連携
する電極支持アセンブリを展開状態で示している。
図1Bは、同じく本発明の特徴を具現化した複数電極プローブの別の構成を示
す平面図である。
図2は、図1Aに示されたプローブの遠位端の拡大図で、連携する電極支持ア
センブリを、スライドする外側のスリーブ内に折り畳んだ状態で示している。
図3は、部分的な、輪状の本体の立面図で、本発明の特徴を具現化した電極支
持アセンブリを形成するために組み入れられる。
図4は、図3に示された輪状の本体の断面拡大図で、本体を連携するエンドキ
ャップに固定するために使用される戻り止めを示している。
図5は、図3に示された輪状の本体を電極支持アセンブリに組み入れるために
使用されるエンドキャップの側面図である。
図6は、図5の線6−6に沿って切断されたエンドキャップの横断面図である
。
図7は、図6の線7−7に沿って切断されたエンドキャップの縦断面図である
。
図8は、図5に示されたエンドキャップ内の定位置に固定される、図4に示さ
れる輪状の本体の中間断面を示す縦断面図である。
図9Aは、図5に示されたエンドキャップの側面図で、図3に示された複数の
輪状本体が電極支持アセンブリを形成するよう定位置に固定されている。
図9Bは、図5に示されたエンドキャップの線図で、スプライン要素とエンド
キャップの好ましい角度の関係を示している。
図10は、電極支持アセンブリの分解斜視図で、アセンブリは図5に示された
エンドキャップと基底部を使用して、図3に示された幾つかの輪状の本体から組
み立てられる。
図11は、図10に示された支持アセンブリのための、基底部に連携したロッ
クリングを示す、図10の線11−11に沿った断面図である。
図12は、図10に示された電極支持アセンブリのための、基底部のロックリ
ング及び固定メンバの分解斜視図である。
図13は、図10に示された電極支持アセンブリのための、基底部のロックリ
ング及び固定メンバが組み立てられたところを示す斜視図である。
図14から図18は、電極支持アセンブリの構造の平面図で、アセンブリは本
発明の特徴を具現化した一枚の薄板材料から加工されたスプライン要素及びウェ
ブからなっている。
図19は、図14から図18に示された構造の電極支持アセンブリのウェブの
拡大図である。
図20は、図18に示された電極支持アセンブリの斜視図で、3次元の電極支
持構造を形成するよう曲げられた状態を示している。
図21は、向かい合うスプライン要素とそれに接続しているウェブを有する部
分要素的なリーフの平面図で、リーフを使用して本発明の特徴を具現化した電極
支持アセンブリを形成するよう組み立てることができる。
図22は、図21に示された幾つかの部分要素的なリーフが、スエージ加工さ
れたピンの周りに組み立てられているところを示す分解斜視図である。
図23及び図24は、図22で組み立てられるリーフとスエージ加工されたピ
ンがエンドキャップ上に鋳造されたところの斜視図である。
図25は、本発明の特徴を具現化した電極回路アセンブリを形成するために使
用される連続する長さのリボンケーブルの平面図である。
図26は、図25の線26−26に沿って切断されたリボンケーブルの横断面
図である。
図27及び図28は、図25に示されたリボンケーブル内
の導電性ワイヤの露出領域を示す平面図で、ケーブルの遠位端に電極帯を形成す
るよう準備されている。
図29及び図30は、図27及び図28に示された露出領域上の電気伝導材の
付着を示す平面図で、リボンケーブルの遠位端に電極帯を形成するためのもので
ある。
図31から図34は、第1のリボンケーブルの遠位端が絶縁スリーブに通って
いる状態を示す側面図である。
図35及び図36は、第2のリボンケーブルが図31から図34に示されたス
リーブに通っている状態を示す側面図である。
図37は、2本のリボンケーブルと絶縁スリーブが本発明の特徴を具現化した
電極回路アセンブリの遠位端を形成するよう互い違いに組み合わされた状態を示
している。
図38は、図37に示された電極回路アセンブリの遠位端を図10に示された
電極支持アセンブリへ組み入れる状態を示す斜視図である。
図39は、図38の線39−39に沿った横断面図で、図37に示された電極
回路アセンブリの遠位端を図10に示された電極支持アセンブリに組み入れるス
テップ1を示している。
図40は、図38の線40−40に沿った横断面図で、図37に示された電極
回路アセンブリの遠位端を図10に示された電極支持アセンブリに組み入れるス
テップ2を示している。
図41は、図38の線41−41に沿った横断面図で、図37に示された電極
回路アセンブリの遠位端を図10に示された電極支持アセンブリに組み入れるス
テップ3を示している。
図41Aは、エンドキャップの拡大図で、電極として使用するための信号ワイ
ヤへの接続を示している。
図42は、図38に示された電極支持アセンブリ及びそれに連携する図37に
示された電極回路アセンブリの遠位端の横断面図で、電極回路アセンブリはカテ
ーテルチューブの遠位端に搭載されており、その中間部分がカテーテルチューブ
を覆っている。
図43は、本発明の特徴を具現化した電極回路アセンブリを形成するために使
用される柔軟性のある基板の表側表面の平面図である。
図44は、図43に示された基板の表側表面の一部の拡大図であり、それに付
着した1つの電極パッドの詳細を示している。
図45は、図43に示された柔軟性のある基板の裏側表面の平面図で、それに
付着した接続パッドとトレースを示している。
図46は、図45に示された基板の裏側表面の一部の拡大図で、それに付着し
た整列線マークの詳細を示している。
図47は、図45に示された基板の裏側表面の一部の拡大図で、それに付着し
た接続パッドとトレースの詳細を示して
いる。
図48は、図47に示された接続パッドに電気的に接続するために切断され準
備されたリボンケーブル・スカーフの平面図である。
図49は、図47に示された接続パッドに電気的に接続された、図48に示さ
れたリボンケーブルを示す平面図である。
図50及び図51は、電極を担持する基板とそれに付属するリボンケーブルが
絶縁スリーブ内に入っている状態を示す側面図である。
図52は、図51に示された、組み合わされた基板とスリーブが図10に示さ
れた電極支持機構に組み入れられた状態を示す側面斜視図である。
図53は、図52に示されたアセンブリの拡大側面斜視図で、アセンブリはカ
テーテルチューブの遠位端に搭載され、電極回路アセンブリの中間部分がカテー
テルのチューブの周りを覆っている。
図54は、図53に示されたカテーテルチューブの周りを電極回路アセンブリ
の中間部分が覆っているところを示す側面図である。
図55は、図1Bに示されたハンドルの内部の平面図で、それにマルチプレク
サが搭載されている。
図56は、図55に示されたハンドルに担持されたマルチプレクサの電気回路
のブロック図である。
図57は、図56にブロック図形式で示されたマルチプレ
クサに連携するトランスミッションゲートの略図である。
図58は、図57に示されたトランスミッションゲートに連携する変換器の略
図である。
図59は、図56にブロック図形式で示されたマルチプレクサに連携する増幅
器の略図である。
本発明は、その趣旨又は本質的な特徴から逸脱することなく幾つかの形式で具
現化することができる。本発明の範囲は、添付の請求の範囲にて定義されるもの
であり、それ以前の特定の記述にて定義されるものではない。本請求と同等の意
味と範囲内に入る全ての具体例は、従って本請求に含まれるよう意図されている
。望ましい具体例の記述
図1Aは、本発明の特徴を具現化する複数電極プローブ10を示している。
プローブ10は、近位端14及び遠位端16を有する柔軟性のあるカテーテル
チューブ12を具備している。近位端14はそれに付属するハンドル18を担持
している。遠位端16は、電極支持アセンブリ20を担持している。
電極支持アセンブリ20は、3次元の機構を形成するよう組み立てられる、柔
軟性のあるスプライン要素22のアレイを具備している。スプライン要素22の
遠位端は遠位のハブから放射状に広がっている。スプライン要素22の近位端は
基底部に接続されており、基底部はカテーテルチューブ12の遠位端16に担持
されている。
スプライン要素22は、弾力のある金属又はプラスチック材料の薄い、直線構
成の細片でできていることが望ましい。しかし、その他の横断面形状も使用する
ことができる。
図示されている実施例では、支持アセンブリ20は、スプライン要素22を3
次元のバスケット構造に展開している。もちろん、結果として生じる構造はその
他の形状をとることもできる。
プローブ10はまた、各スプライン22に1つずつの、対応する電極回路アセ
ンブリ28を具備している。各回路アセンブリ28は、1つ又はそれ以上の電極
38を含む遠位領域30を具備している。各回路アセンブリ28は、近位領域3
2及び中間領域34を包含している。
電極を含む遠位領域30は、それに連携するスプライン22に担持されている
。近位領域30は、ハンドル18内で、ハンドル18の外部にある一つ又はそれ
以上のコネクタ36に電気的に接続されている。中間領域34は、カテーテルチ
ューブ12の周りを覆っている。
使用のために、例えば心腔内で展開された際(図1A参照)、支持アセンブリ
20は体内の組織に密接に接触している遠位領域30の電極38を支える。
図示されている望ましい実施例では、プローブ10はカテーテルチューブ12
の周りにある外側のシース40を具備している。図2に最も良く示されているよ
うに、シース40は、カテーテルチューブ12の外径より大きい内径を持ってい
る。
結果として、シース40は、カテーテルチューブ12に沿ってスライドする。
図2に示されるように、前方への移動はスライドするシース40を支持アセン
ブリ20上に進める。この位置において、スライドするシース40は、静脈又は
動脈を通じて体内の所望の治療域まて進入するために支持アセンブリ20を押し
曲げる。
図1Aが示すように、後方への移動は、スライドするシース40を支持アセン
ブリ20から引っ込める。これは圧迫力を取り除く。自由になった支持アセンブ
リ20は、広がり、3次元の形状を形成する。
A.支持アセンブリ
電極支持アセンブリ20は、異なる方法で組み立てることができる。図は3種
類の実施例を具現化している。
(1)輪状スプラインアセンブリ
図3から図13は、参照番号20(1)のつけられた支持アセンブリの望まし
い具体例を示している。
アセンブリ20(1)では、2つのスプライン要素22が部分要素的本体42
において一対になっている。2つ又はそれ以上のスプライン本体22が一体とな
り、アセンブリ20(1)を形成している。
各本体42は、スプライン要素22が向かい合った一対の足として延長してい
るところの中央部44を具備している。この配置において、本体42は、一般的
に輪のような形状を
なしている(図3参照)。図3及び図4が示すように、中央部44は、あらかじ
め形成されたくぼみ、すなわち戻り止めを具備しているが、その機能は後に記述
される。
輪状の本体42は、ニッケル・チタン合金(ニチノール材料として市販されて
いる)のような弾力のある不活性ワイヤでできていることが望ましい。しかし、
弾力のある、射出形成された不活性プラスチック又はステンレス鋼を使用するこ
ともできる。
この配置において、遠位のハブ24は、エンドキャップ48を具備している(
図10参照)。図5から図7が示すように、エンドキャップ48は、一般的に筒
状の側壁50と丸くなった端壁52を具備している。縦方向の穴54はキャップ
48の中央を通っている。
溝56A、56B、56C、及び56Dは、中央穴54を中心として直径方向
にキャップ48内を貫通している。溝の数は変化できる。図示されている実施例
では、4つの貫通溝56Aから56Dが存在する。
溝56Aから56Dは、穴54の軸58を中心として円周上に間隔をおいて存
在する。各溝56Aから56Dの軸60は、中央軸58及び中央穴54を通り、
直径線上を貫通している(図6及び7参照)。
溝の軸60はまた、穴の軸54に沿って縦方向に間隔をあけて存在する。その
結果として得られる溝56Aから56Dの交互にずれた配列パターンは、ハブ4
8の各180度の範
囲において円周に沿った、そして縦方向に沿った間隔を保っている(図9及び1
0参照)。図10に最も良く示されるように、溝56Aは端壁52に最も近くな
っている。溝56Dは、端壁52から最も遠いところに位置する。中間の溝56
B及び56Cは、溝56A及び56Dの間に続いて間隔をおいて位置している。
図示されている望ましい実施例では、キャップ48は、ステンレス鋼のような
、不活性な加工金属でできている。穴54及び溝56Aから56Dは、従来の放
電加工技術で形成されることが望ましい。しかし、不活性の、鋳造されたプラス
チック材料を使用してキャップ48及びそれに連携する開口部を形成することも
できる。
輪状の本体42のスプラインの足22は、溝56Aから56Dを通じて、中央
部44が穴54に届くまで挿入させることができる。戻り止め46は穴54に留
まり、本体42を個々の溝56A〜56Dから放射状に広がっている、本体42
上の向かい合う対のスプラインの足22とともに、エンドキャップ48に固定す
る。4つの輪状本体42を順に4つの溝56A〜56Dに挿入することにより、
スプライン要素22を図10に示された放射状パターンに配置し、固定する。結
果として、図10に示された3次元の支持アセンブリ20(1)が得られる。
支持アセンブリ20(1)では、基底部26は固定メンバ62及びつがいのロ
ックリング64を具備している(図10
〜13参照)。固定メンバ62は、カテーテルチューブ12の遠位端16に摩擦
しまりばめとともにはまる。ロックリング64は、円周に沿って間隔のあいた連
続する溝66を具備し、そこにはスプラインの足22の自由になっている端がは
められる。ロックリング64は、固定メンバ62の周りにはまり、溝66の内側
表面と固定メンバ62の外側表面の間にスプラインの足22の自由になっている
端をしまりばめとともに固定する(図13参照)。固定メンバ62/ロックリン
グ64アセンブリはスプライン要素22を所望の曲げられた状態に保つ。
輪状の本体42、溝のあるエンドキャップ48、及び固定メンバ62/ロック
リング64アセンブリは、支持アセンブリ20(1)を形成するために必要な構
成部品の数を最少化している。溝のついたキャップ48は、円周上にスプライン
要素22を整列させ、それらを円周方向および縦方向の両方で固定させる。本体
42を溝のついたキャップ48に接続させる連続する挿入・固定プロセスはまた
、組立プロセスをも飛躍的に簡潔化する。
スプライン要素22は、キャップ48の軸を通じて約45度より大きいが(図
9Bの仮想線のスプライン要素22a参照)、約110度より小さい(図9Bの
仮想線のスプライン要素22c参照)角度x(図9B参照)で延長している。そ
の角度xは、80度から100度の間であることが望ましい。図示されている望
ましい実施例では(図9Bのスプライン要
素22b参照)、角度xは約90度である(すなわち、スプライン要素22cは
通常キャップ48の軸に直角に伸びている)。
図10が示すように、キャップ48が設定する角度xは楕円形の支持機構20
(1)を形成し、その曲率は心内膜の心臓組織の輪郭に最も良く近づくものであ
る。この楕円形の機構20(1)は、広がった、丸屋根状の遠位表面部66を具
備している(図1及び図10参照)。表面部66は、心臓が鼓動する際、心内膜
の組織の形状に密接に合致する。溝のあるキャップ48は、スプライン22を心
臓の組織の自然な輪郭とはかけ離れて内側に逆に、又は複雑に曲げることなくス
プライン22の遠位端を支持する。
キャップ48の溝のある構造は、最も離れたスプライン要素22の位置をキャ
ップ48の遠位端に非常に近くすることができる。図示されている望ましい実施
例では、最も離れたスプライン要素22が通っている最も遠位の溝56Aは、キ
ャップ48の遠位端から0.040インチ(1.016mm)以内の距離だけ離れた中心線を
具備している。
結果として(図10参照)、機構20(1)が使用のために完全に展開されて
いる際、キャップ48は、結果として得られる機構20(1)のエンベロープか
ら最小限の距離のみが突き出ることになる。実際には、キャップ48は実質的に
遠位表面部66のエンベロープ内に位置する。
キャップ48の形状は、比較的スムーズな表面部66を形
成し、それは心内膜の組織に著しく突き出るような主要な突起が実質的に全くな
いものである。表面66の輪郭は1つのスプライン22から実質的に一定の弧に
沿ってエンドキャップを通り、反対側のスプライン22に伸びている。エンドキ
ャップ48は、外側に生理学的に目立つ突起が全く無く、そのため心内膜の組織
をつついて尖った先で組織の外傷を負わせることがない。キャップ48の周りに
延長している輪郭を形成する表面66は従って使用中に心内膜の組織へ損傷を与
える可能性を最少にしている。
輪郭を形成する表面66は、心室の基底部で、心尖にある組織にアクセスし、
密接に接触する。梗塞された心臓組織の約20%は心尖に位置している。従って
、この領域へ非外傷性のアクセスを提供することによりかなりの治療恩恵が得ら
れることになる。
更に、この輪郭を形成する表面66に沿ったエンドキャップ48の配置はエン
ドキャップ48そのものを電極として使用できるようにしている。輪郭を形成す
る表面66と突起の無いエンドキャップ48は、医師が機構20(1)を展開し
、電極としてのエンドキャップを使用して心尖から電気図の信号を得ることを可
能にしている。ここでも、かなりの治療恩恵が得られることになる。
図示されている望ましい実施例では、エンドキャップ溝56の下方表面61は
カーブしている(図7及び8参照)。カーブしている下方表面61は、スプライ
ン要素22が所定の
量だけ曲っている時、又は下方を向いている時、スプライン要素22に接触する
(図8参照)。下方の溝表面の曲率は、スプライン要素22が図8に示されるよ
うにこの量だけ曲っている時、確実に支持できるよう選択される。表面61の確
実な支持は、最少の曲げ半径を越えてスプラインが曲げられることを防ぐ。曲げ
半径は、故障モードの応力がスプライン要素22において最も生じやすい値を越
えるように選択される。
図示されている実施例では、故障モードの応力はスライドするシース40がス
プライン要素22を押し曲げる際に、最も起こりやすい。キャップ48が提供す
る最少の曲げ半径を保つことは、スプライン要素22が最も圧力のかかる位置に
折り曲げられる際、鋭い曲がりや故障モードの応力が発生するのを防ぐ。
選択される特定の最少曲げ半径は、スプライン要素22の材料及びスプライン
要素22の厚さにより異なる。望ましい実施例では、スプライン要素22はニチ
ノールからなり、約0.007インチ(0.178mm)の厚さを有しており、表面61によ
り設定される最少曲げ半径(図7の半径R)は約0.025インチ(0.635mm)である
。
支持機構20(1)の物理的特徴は、連携するスプライン要素22の幅及び/
厚さを変更することにより変化できる。
スプライン要素22の幅は、その機構20(1)が、特に折り曲げられている
際対応できるスプライン要素22の数に
影響を与える。個々のスプライン要素22の幅を削減することにより、曲げられ
る機構20(1)はより多くのスプライン要素22を使用することができる。ス
プライン要素22の円周上の間隔はキャップ48の近くで最少となるため、スプ
ライン要素22は、所望される場合、この領域において部分的に幅を狭め、複数
の密接な間隔のスプライン要素22が折り曲げられるような密な形状を提供する
ことができる。
スプライン要素22の厚さは、柔軟性と、曲げられる際にかかる応力の程度に
影響を及ぼす。スプライン要素22をより薄くすることは、柔軟性を高め、同時
に曲げられる際にかかる応力の程度をも削減する。曲げにかかる最大の応力はキ
ャップ48の近くで(最も大きな曲げが起こる場所)発生するので、スプライン
要素22は、所望される場合、この領域において部分的に厚さを減少させ、応力
故障に対して更に大きな抵抗力を与えることもできる。
幅及び/又は厚さの部分的削減はまた、機構20(1)を折り曲げるのに要求
される力を削減することにもなる。
(2)統合されたスプラインアセンブリ
図20は、参照番号20(2)として定義づけられる、支持アセンブリの別の
実施例を示している。
支持アセンブリ20(2)は、ハブ24を形成する中央ウェブ68から円周上
に間隔を保って放射状に広がるスプライン要素22を具備している。図14から
図19が示すように、スプライン要素22及びウエブ68は、1枚の薄板70か
ら
加工される。
図14が示すように、薄板70は、約0.004インチ(0.102mm)の厚さを有する
ニッケル・チタニウム合金材料からできている。その他の材料、例えば、押し出
しされた、又は鋳造されたプラスチック、あるいはステンレス鋼なども薄板に使
用することができる。
図14及び図15が示すように、円周上に間隔のあけられたパイ型の部分72
は、最初に薄板70から切断され、所望の幅と円周上の間隔を有するスプライン
要素22を後に残す。スプライン要素22の一方の端はウェブ68に接続してお
り、そこからスポークのように放射状に広がっている。スプライン要素22のも
う一方の端は、残っている材料の縁64に接続している。
次に、図16及び17が示すように、材料の縁74はスプライン要素22から
切断され、スプライン要素22及びウェブ68(図18参照)のみを残す。
レーザー切断、又は別の正確な機械化された切断技術、例えば放電加工などを
この目的に使用することができる。
図19が示すように、各スプライン22は、ウェブ68の近くに幅の次第に細
くなる領域76を含むよう切断される。この領域76を有することにより、より
多くのスプライン要素22を具備することができる。所望される場合、領域76
はまた、より薄い厚さを有し、ウェブ68の近くのスプライン要素22に、残り
のスプライン要素22の機械的強度を減
少させることなく、より大きな柔軟性を与えることができる。幅及び/又は厚さ
の部分的削減はまた、機構20(2)を折り曲げるために要求される力を削減す
る。
図20が示すように、スプライン要素22は、ウェブ68に対して曲がってお
り、アセンブリ20(2)の所望の3次元形状を形成する。スプライン要素22
の自由になっている端は、前述のように固定メンバ62/ロックリング64アセ
ンブリに接合され得る。
図20が示すように、スプライン要素22は一般的にウェブ68の軸に直角に
ウェブ68から伸びている。支持機構20(2)は、機構20(1)と同様に、
心内膜の心臓組織の輪郭に近づく楕円形の曲率を保つ。
機構20(1)と同様に、楕円形の機構20(2)は、広がった、丸天丼型の
遠位表面部66(図20参照)を具備し、それは心臓が鼓動する際、心内膜の組
織に密接に適合する。ウェブ68の部分的要素であるスプライン要素22は、ウ
ェブ68との接合部において、逆の、あるいは複雑な曲がりを一切含まない。
統合された機構20(2)が使用のために完全に展開されている際(図20参
照)、ウェブ68は、遠位表面部66のエンベロープ内に位置する。表面66の
輪郭は、1つのスプライン要素22から実質的に一定の弧に沿って、ウェブ68
を通り反対側のスプライン要素22に伸びている。表面66には、外側に向かう
、生理学的に目立つ突起が全く無く、そ
のため心内膜の組織をつついて尖った先で組織に外傷を負わせることがない。統
合された機構20(2)の輪郭を形成している表面66は、従って使用中に心内
膜の組織へ損傷を与える可能性を最少にしている。輪郭を形成している表面66
はまた、心室の基底部において、心尖内の組織にアクセスし、密接に接触するこ
とを可能にしている。
統合されたアセンブリ20(2)はまた、正確に加工できる精密な形状を提供
している。それは複数のスプライン要素22を有する支持アセンブリ20の製造
を簡潔化している。
(3)ピンで留めたスプラインアセンブリ
図21から図24は、参照番号20(3)として定義された更に別の支持アセ
ンブリの実施例を示している。
アセンブリ20(3)では、2つのスプライン要素22が部分要素的なリーフ
78内で対になっている(図21参照)。2つ又はそれ以上のリーフ78が一体
になり、アセンブリ20(3)を形成している(図22及び図24参照)。
各リーフ78は、スプライン要素22を直径上で向かい合う一対に一体化する
中央ウェブ80を具備している。ウェブ80は、中心線に沿って、各リーフ78
の端から等距離の位置にあけられた穴84を含む。
図22が示すように、リーフ78は、ウェブの穴84を通って延長している中
央ピン86を軸として重ねられるように組み立てられる。図示されている実施例
では、ピン86は、5つのリーフ78を留めている。リーフ78は、ピン86に
、
円周上に等間隔で10個のスプライン要素を有するアレイとして整列されている
。リーフ78は、2つのワッシャー88の間のこのアレイにおいて、一緒にスエ
ージ加工される。
次に、不活性のプラスチック、又はシリコーン(Silicone)のようなエラスト
マー材料のハブ90が、スエージ加工されたピン86及びワッシャー88の周り
に上から鋳造される。上から鋳造されるハブ90は、リーフ78の所望の角度の
アレイを固定し、維持する。
図24が示すように、ハブ90が上から鋳造された後、スプライン要素22は
所望の3次元形状に弾性的に曲がることができる。図21が示すように、ウェブ
80はハブ90の近くでより細い幅の領域82を有することが望ましい。この領
域82により、より多くのスプライン要素22を含めることができる。望まれれ
ば、領域82はまた、より薄い厚さを有し、ハブ90の近くのスプライン要素2
2に、スプライン要素22の残りの機械的強度を減少させることなくより大きな
柔軟性を与えることができる。幅及び/厚さの部分的削減はまた、機構20(3
)を折り畳むために必要な力を削減する。
いったん所望の形状になると、機構20(3)のスプライン要素22の自由に
なっている端は、以前に記述されたように、固定メンバ62/ロックリング64
アセンブリに接続することができる。
図23及び図24が示すように、スプライン要素22は、ハブ90の軸となる
、スエージ加工されたピン86及びワッ
シャー88から通常直角に延長している。ハブ90は従って機構20(1)及び
20(2)のような楕円形の支持機構20(3)を形成し、心内膜の心臓組織の
輪郭に適合する。機構20(1)及び20(2)のように、機構20(3)は広
がった、丸天井型の遠位表面部66(図22及び図24参照)を具備し、それは
心臓が鼓動する際、心内膜の組織に密接に適合する。溝のあるキャップ48のよ
うに、上から鋳造されたハブ90は、スプライン要素22が心臓組織の自然な輪
郭から離れて内側に向かって逆に、又は複雑に曲がることなくスプライン要素2
2の遠位端を支持する。
溝のあるキャップ48のように、上から鋳造されたハブ90の構造は、最も遠
いスプライン要素22の位置をキャップ48の遠位端のごく近くに接近させ、例
えばその距離は約0.040インチ(1.016mm)以内となる。結果として(図24参照
)、構造20(3)が使用のために完全に展開される際、ハブ90は得られる構
造20(3)のエンベロープから最少の距離だけ突き出ることになる。
溝のあるキャップ48のように、上から鋳造されたハブ90が作り上げる形状
は、比較的スムーズな表面部66になり、心内膜の組織にかなり突き出すような
大きな突起が実質的に全くないものである。表面66の輪郭は、実質的に一定の
弧に沿って、一つのスプライン要素22からハブ90を通り、反対側のスプライ
ン要素22に延長している。ハブ90は、エンドキャップ48のように、心内膜
の組織をつつき、その
先端で組織に外傷を与えるような外側への生理学的に目立つ突起が全くない表面
66を提供している。ハブ90の周りに広がる、輪郭を形成している表面66は
、従って使用中に心内膜の組織を傷つける可能性を最少にしている。輪郭を形成
する表面66はまた、心室の基底部において、心尖の組織にアクセスし、密接に
接触することを可能にしている。
上から鋳造されたハブ90はまた、スプライン要素22が折り畳まれた位置に
曲げられる際、それらに確実な支持を提供し、スプラインのたわみが最少の曲げ
半径を越えることを防ぐ。曲げ半径は、故障モードの応力がスプライン要素22
に最も発生しやすい値より高くなるよう選択される。
上から鋳造されるハブ90は、より幅の広いスプライン要素22の使用を可能
にし、結果として得られるバスケット機構の表面積を最大化する。
B.電極アセンブリ
その構造がどのようなものであれ、支持アセンブリ20(1)、20(2)及
び20(3)は、様々な方法で組み立てることのできる電極回路アセンブリ28
を担持するのに適している。
(1)リボンケーブル電極回路
図25から図37は、図38で参照番号28(1)として示されている電極回
路アセンブリの望ましい実施例を示している。
アセンブリ28(1)は、1本又はそれ以上の、つながっ
た、小型の複数導体リボンケーブル92を具備している(図25及び図26参照
)。リボンケーブル92は、導電性のワイヤの並列トラックを具備し、それらは
図25及び図26でT1からT6として示されている。導電性ワイヤT1からT
6は、電気絶縁材料94で(図26参照)覆われており、それによりトラックT
1からT6は、通常互いに絶縁されている。
小型の、複数導体リボンケーブル92は、マサチューセッツ州にある、サウス
・グラフトン市のテンプ・フレックス・ケーブル(Temp-Flex Cable)社が市販
している。望ましい実施例で示されているケーブルは(図25及び図26参照)
、6本のトラックの46AWG露出銅ワイヤ(CT37合金)を具備し、それら
は電気絶縁PFE材料により覆われている。絶縁体を含んだ、各トラックの外径
は約0.0037インチ(0.094mm)で、各トラックの中心から中心までの距離は、約0
.0039インチ(0.099mm)である。6本のトラックを総合した幅は、約0.025イン
チ(0.635mm)である。ケーブルは1フィート(約30cm)につき約6オームの直
流抵抗、約100ボルトの定格電圧、及び約-65℃から約150℃の間の温度定格を有
している。
電気回路28(1)は、2本のリボンケーブル92を使用し、各ケーブルは6
本の導電性トラックT1からT6を有している。もちろん、全体のサイズ制限に
応じて、より多くの、又はより少ないトラックを使用することもできる。
リボンケーブル92そのものは、回路アセンブリ28(1)
の遠位領域30、近位領域32、及び中間領域34を占めている。
図27及び図28が示すように、アセンブリ28(1)で使用される各ケーブ
ル92の遠位領域30は、焦点の合わせられたレーザー・エネルギー又は同様の
技術に初めにさらされ、図27及び図28でR1からR6として示されている、
トラックT1からT6までの小さな領域に沿った絶縁材料領域を選択的に取り除
く。露出された領域R1からR6は、一つのトラックから別の隣り合うトラック
へとお互いに軸方向に間隔を開けて存在する。
図示されている実施例では、R1からR6の各領域の軸方向の長さは約0.035
インチ(0.889mm)である。各領域間の軸方向の間隔は、約0.177インチ(4.496m
m)である。各領域から絶縁材料を取り除くことにより、その下の導電性ワイヤ
T1からT6の一部が露出する。
次に、図29及び図30が示すように、導電性材料のバンド96が各露出され
た領域、R1からR6上のリボンケーブル92の端から端までに付着される。バ
ンド96は、スパッタリング、蒸気蒸着、又はその他の適当な技術により付着さ
れる。
望ましい実施例では、各電極バンド96は、チタニウムの下塗り付着物と、白
金の上塗り付着物からなっている。チタニウムの下塗りは、白金の上塗りにより
良く密着する。
別の実施例では、白金とイリジウム(90%白金/10%イリジウ
ム)の合金が付着され、各電極バンド96を形成している。
どちらの実施例においても、各電極バンド96は、幅が約0.045インチ(1.143
mm)で厚さが約5から200マイクロインチ(0.127μmから5.08μm)である。付着
物がより薄くなると、生成される応力も少なくなるが、より薄い付着は、より大
きなオーム抵抗を招く。厚さを選択するには、応力の生成とオーム抵抗のバラン
スを取らなければならない。望ましい実施例では、各電極バンド96は、約100
マイクロインチ(2.54μm)の厚さを持っている。
バンド96を付着させることにより、各領域R1からR6で露出している導電
性ワイヤT1からT6が電気的にバンド96に連結する。付着されたバンド96
は、間隔のおかれた複数の電極を形成し、一つの電極がケーブル92の各導電性
トラックT1からT6に電気的に連結している。
電極バンド96のリボンケーブル92への付着は、非常に信頼のおけるアセン
ブリプロセスである。付着された電極バンド96を有するリボンケーブル92は
、最少の手作業を要する効率の高い大量生産技術によりあらかじめ作成すること
ができる。電気的接続は個別に手作業でなされるものではないので、人間による
誤りや不注意により起こる変動を防ぐことができる。結果として、製造と品質の
両面において顕著な改善がなされる。
電極バンド96は、リボンケーブル92上に直接付着されているため、結果と
して得られる電気接続部は強健である。
従来のはんだ付け、スポット溶接、又はその他の機械的接続技術を使用した場合
に遭遇する機械的性状における不連続性はない。
付着された電極バンド96は、電気的接続部において非常に薄くなっているた
め(マイクロメーターの単位で測られる)、曲げに対して意識しなければならな
いほどの応力は生成されない。電極バンド96及び連携する電気接続部は、その
扱い、操作、及び使用中において実質的に応力を生成することなく曲がる。
電極バンド96のリボンケーブル92上への直接の付着は、高密度の、非常に
信頼性の高い電気接続を提供し、カテーテルチューブの遠位端において、機械的
電気接続部の数を削減するための多重化やその他の高価な技術を使用する必要を
なくしている。電極バンド96のリボンケーブル92への直接の付着は、電極と
導電性ワイヤの間に全く機械的な接続がない電極アセンブリ28(1)を提供し
ている。
図38が示すように、回路アセンブリ28(1)は、電気絶縁スリーブ98を
具備している。スリーブ98は、2つのリボンケーブル92の上に付着した電極
バンド96以外の遠位領域30を取り囲む。電極バンド96(図38では総合し
て12個存在する)は、スリーブ98内の窓100を通じて露出している。
図示されている望ましい実施例では(図31から図37参照)、2つのリボン
ケーブル92の遠位端30はスリーブの
窓100にリボンケーブル92を通すことにより、スリーブ98内に配置される
。これは、ケーブル92をスリーブ98に結合させ、その一方で電極バンド92
を露出させる。
記述の都合上、図31から図37においてスリーブ98に通される2つのリボ
ンケーブルの遠位端はC1及びC2と定義されている。スリーブの窓100はま
た、スリーブ98の最遠位端から最近位端に向かって連続してW1からW12と
番号付けされている。
アセンブリでは(図31参照)、スリーブ98は心棒で支えられ(図省略)刃
で切削され(図省略)、スリーブ98の周囲面に一連の間隔を置いたスリット1
02を形成している。スリット102は、近い間隔を有する対のパターンでスリ
ーブ98の周囲面の約40%から50%の長さでスリーブ98の軸上に付けられてい
る。窓100(W1からW12)は隣り合うスリット102の間の空間を占めて
いる。図31が示すように、各窓100(W1からW12)内のスリーブ材は除
かれない。
各窓100(W1からW12)の長さは、各電極バンド92の長さに対応して
いる。窓100の間隔は、各電極バンド92の間の距離に対応している。
図31及び図32が示すように、案内ワイヤ104は第1のリボンケーブルC
1の端に着いている。案内ワイヤは、スリーブ98の穴に通されている。6番目
の窓W6を構成する一対のスリット102から始まり、ワイヤ104はスリット
102間のスリーブ材をつたって上に向かい、各スリット102を通り抜けてい
る。リボンケーブルC1がそれに続いている(図32参照)。
この構成は、第1のリボンケーブルC1の遠位端30をスリーブ98の6つの
最遠位の窓W1からW6に通す(図34参照)。第1のリボンケーブルC1の6
つの電極バンド92は、これらの6つの最遠位の窓W1〜W6から露出している
(図33及び図34参照)。第1のリボンケーブルC1の残りはスリーブ98の
穴を通り、その近位端に出ている(図34参照)。
第1のリボンケーブルC1をスリーブ98に通した後、案内ワイヤ106が第
2のリボンケーブルの端に付着される。案内ワイヤ106は、第1のリボンケー
ブルC1の上から、スリーブ98の穴に通される。最近位の窓W12を形成する
一対のスリット102から始まり、ワイヤ106は、一対のスリット102の間
のスリーブ材をつたってスリット102に次々と通される。ワイヤ106が窓W
12からW7のスリット102に通される際(図35から図37参照)、リボン
ケーブルC2がそれに続く(図35参照)。
この構成は第2のリボンケーブルC2の遠位端30をスリーブ98の6つの最
近位の窓W12からW7に通す(図37参照)。第2のリボンケーブルC2の6
つの電極バンド92は、これらの6つの最近位の窓W12〜W7から露出してい
る。第2のリボンケーブルC2の残りはスリーブの穴を通り、
その近位端に出ている(図37参照)。
図38が示すように、スリーブ98の交差する遠位領域30並びにリボンケー
ブルC1及びC2は、連携する支持アセンブリ20(1)のスプライン要素22
上にスライドする。交差した遠位領域30をスプライン要素22上にスライドさ
せる構成は、図38でステップ1、ステップ2、及びステップ3として示されて
いる。この構成はそれぞれ図39、図40、及び図41の横断面図でも示されて
いる。
ステップ1、2及び3は、スプライン要素22の自由になっている端が固定メ
ンバ62/ロックリング64アセンブリに固定される以前に行われる。組立ての
際、電極バンド96は、スプライン要素上に外を向いて整列される(図38参照
)。これらのステップは、全てのスプライン要素が交差する遠位領域30を含む
まで繰り返される。
スリーブ98は、図41が示すように、ステップ3の終わりでスプライン22
の周りの本来の場所に熱収縮する材料でできている。スリーブ98は、加熱され
るとスプライン22の周りに収縮し、交差した遠位領域30をそれぞれスプライ
ン要素22に固定する。
図41Aが示すように、追加の絶縁信号ワイヤ212を、熱収縮が起こり、エ
ンドキャップ48に電気接続される以前にスリーブ98の一つに通すことができ
る。熱収縮の際、スリーブ98は信号ワイヤ212に付着し、それをスプライン
要素22に固定させる。これにより、以前に記述されたよう
に、エンドキャップ48を追加の電極として使用する恩恵が得られる。
この時、スプライン要素22の自由になっている端は、以前に記述された方法
で固定メンバ62/ロックリング64アセンブリに固定される。固定メンバ62
は次にカテーテルチューブ12の遠位端16に固定される(図42参照)。
回路アセンブリ28(1)の中間領域34は、リボンケーブル92(例えば、
C1及びC2)を具備し、それは交差した各スリーブ98から延長している(エ
ンドキャップ48につながる信号ワイヤ212が、それに沿った特定のスプライ
ン要素22に連携するリボンケーブル92に伴う)。図示されている実施例では
、8組みのリボンケーブル92があり、2つが各スリーブ98と交差している。
図42が示すように、リボンケーブル92は対になってカテーテルチューブ12
の遠位端16から近位端14までの外部を螺旋状に覆っている。
チューブ12の周りのリボンケーブル92の8つの対の螺旋状の包囲は、カテ
ーテルチューブ12の柔軟性を維持する。螺旋状の包囲はまた、カテーテルチュ
ーブ12が使用中曲げられる際、リボンケーブル92にかかる応力を最少化する
。
リボンケーブル92の螺旋状の包囲は更に、薄い断面を形成し、比較的小さい
直径のカテーテルチューブ12の使用を可能にしている。代表的な実施例では、
外径が約0.078インチ(1.981mm)のカテーテルチューブ12は8から10対の二重
に覆われた、上記のタイプのリボンケーブル92を収容できる。
リボンケーブル92の螺旋状の包囲はまた、カテーテルチューブ12の内部穴
を開放している。開放されている内部穴は、液体を通したり、剥離などの目的の
ために別のプローブを収容することもできる。
電極回路28(1)の中間領域34がいったんチューブ12の周りを覆うと、
熱収縮材でできた外側のスリーブ108が、巻かれたリボンケーブル92及びチ
ューブ12アセンブリ上にスライドする。熱を与えると、外側のスリーブ108
が本来の場所に収縮する。図42が示すように、スリーブ108は巻かれたリボ
ンケーブル92をカテーテルチューブ12の周りに固定する。
回路アセンブリ28(1)の近位領域32は、チューブ12からハンドル18
に延長している(図1A参照)リボンケーブル92を具備している。そこで、近
位領域32は2つの市販の、外部高密度コネクタ36a及び36bに接続してい
る。
図1Aが示すように、リボンケーブル92の半分はコネクタ36aに接続し、
リボンケーブル92のもう一方の半分はコネクタ36bに接続している。図示さ
れている実施例では、コネクタ36a及び36bは、リボンケーブル92が電気
的に接続されているピンアセンブリの周りに鋳造される。コネクタ36a及び3
6bは、適切な信号処理装置に接続される(図示省略)。
図1Bは、別の実施例を示している。この実施例では、近
位領域32はハンドル18内に担持されるマルチプレクサ150に接続している
。全てのリボンケーブル32は、マルチプレクサ150の入力装置に電気的に接
続している。マルチプレクサ150は、1つの低密度コネクタ152に付属して
いる。マルチプレクサ150は、コネクタ152が担持する接続ピンの数を削減
させ、それによりコネクタ152は、図1Aに示される高密度コネクタ36a及
び36bよりもかなり安価になる。
図1Bに示される実施例では、コネクタ152は、信号処理装置154に接続
され、これはプローブハンドルが担持するマルチプレクサ150からの信号を受
け取るデマルチプレクサ(DMUX)156を具備している。このようにする代
わりに、多重伝送された信号は、DMUXを使用することなく信号処理器154
により直接デジタル化することもできる。
図1Bに示される、ハンドルに搭載されたマルチプレクサ150は、たいてい
デジタル信号を伝送する。それは、従って比較的シンプルな回路で実施できる。
それは、プローブの近位端の電気接続部の数を削減し、それによりデータを獲得
する品質を改善するための、実用的で費用効率の高い解決策となる。
図55から図59は、プローブハンドル18内にマルチプレクサ150を搭載
している望ましい例の詳細を示している。
図55が示すように、ハンドル18は印刷回路板(PCB)160を担持して
いる。ネジのボスがハンドル18内のPC
B160の位置を固定する。マルチプレクサ150は、PCB160上に搭載さ
れたチップ162表面を具備している。チップ162の導線は、接触パッドアレ
イ164を通してリボンケーブル92に接続されている(図示の便宜を図るため
ここでは3本のケーブル92が示されている)。歪み緩和装置163がハンドル
18のついた近位のカテーテルチューブ14の接合部を囲んでいることが望まし
い。
デカップリングコンデンサ166が取付けられ、供給電圧の変動によるチップ
162の誤動作を防ぐことが望ましい。チップ162の出力装置176に接続さ
れている信号ライン168は、低密度コネクタ152につながっている。
図56は、マルチプレクサ・チップ162そのもののブロック図である。チッ
プ162は、アドレスバス170及び制御バス172を具備している。アドレス
バス170は、約log2N(e)ビットを有しており、N(e)は支持アセンブリ20に担
持される電極38の数である。アドレスバス170及び制御バス172は、信号
処理装置154のデータ獲得構成部品に電気的に接続している。バス170及び
172は、処理装置154が作動して電極38から送られる信号を分析する際に
、チップ162を介してデータの流れを制御する。制御バス172はまた、信号
制御装置154からの電圧供給ラインV+、V−、及び時計信号を担持する。
チップ出力装置176は、増幅器174を具備していることが望ましい。増幅
器174は、処理装置154に送られる
信号をあらかじめ増幅し、SN比を改善する。増幅器174はまた、チップ16
2と同じダイの上に乗せることができる。このようにする代わりに、増幅器17
4は異なるダイの上に乗せることもできるし、プローブハンドル18内に搭載さ
れる別の構成部品とすることもできる。
図57は更に、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)技術により提供される、
チップ162の多重伝送回路178の詳細を示している。回路178は、伝送ゲ
ート180を具備し、一つのゲートは支持機構20(1)により担持される電極
38に連携している。図示の関係で、ここでは2つの電極E1及びE2並びにゲ
ート180(1)及び180(2)が示されている。
ゲート180(1)及び180(2)それぞれは、対になったpチャンネルM
OSFET182及び184並びにnチャンネルMOSFET186及び188
により形成されている。MOSFETとは、金属酸化物半導体電界効果トランジ
スタである。
各ゲート180(1)及び180(2)は、インバータ190(1)及び19
0(2)により駆動される。図58が更に示すように、各インバータ190は、
入力導線193及び出力導線195の間に平行に接続されているpチャンネルト
ランジスタ192及びnチャンネルトランジスタ194を具備している。トラン
ジスタ192及び194は、入力導線193からの任意の信号(図58のS)を
受け取り、それを出
力(SREV)として逆転し、出力導線195に送る。すなわち、Sが1であれば
、SREVは0になり、その反対もありうる。図57はまた、インバータ190(
1)及び190(2)の入力導線193及び出力導線195を示している。イン
バータ190(1)により処理される信号は、インバータ190(2)により処
理される信号とは異なることに留意する必要がある。それは、それぞれのゲート
180(1)及び180(2)が異なる電極E1及びE2に対応しているのと同
じである。
図57が示すように、インバータ190そのものはアドレスデコーダ196の
出力により駆動される。望ましい実施例では、デコーダ196は、プログラマブ
ル論理アレイ(PLA)を具備している。デコーダ196は、電圧供給源及び時
計から(制御バス172を通じて)入力を受け取り、更にアドレスバス170か
らその他の入力を受け取る。
各ゲート180(1)及び180(2)の出力は増幅器174を通じて信号処
理装置154に伝達される。
図59は、増幅器174のCMOS(相補型金属酸化膜半導体)の使用例を示
している。nチャンネルトランジスタ198及び200は、信号処理装置154
の電源202によりバイアスされる差動入力増幅器を形成している。pチャンネ
ルトランジスタ204及び206は、電流ミラーを形成し、それはトランジスタ
198及び200の能動負荷として作動し、それにより電圧ゲインを増加させる
。pチャンネルトラ
ンジスタ208及びnチャンネルトランジスタ210は、増幅器174の出力段
を形成し、それは信号処理装置154に電気的に結合している。
マルチプレクサ150をプローブハンドル18に搭載することにより、電気接
続部の数はかなり削減される。支持機構20上の電極34から送られる2N個の
信号があるとすると、マルチプレクサ150はN個の信号をアドレスバス170
から伝送し、更に4つの信号(例えば、制御バス172からのV+、V−及び時
計信号、並びに増幅器174への出力)を伝送する。マルチプレクサ150は従
ってコネクタ152内に合計してN+4個のみのピンを必要とする。
ハンドル18は、技術的に効率の良い方法で、マルチプレクサ150の回路を
搭載できる。それは、この全ての回路をチューブ12の遠位端16の非常に小さ
な領域に確実に収めることにおいて、技術的に非常に困難な問題を避けている。
(2)柔軟な電極回路
図43から図54は、図52において参照番号28(2)として定義されて
いる、電極回路アセンブリの望ましい実施例を示している。
電極回路アセンブリ28(2)の遠位部30は、柔軟な基板110(図43参
照)を具備している。基板は、柔軟な非導電性の材料でできた薄板である。KA
PTONTMプラスチックや同様の材料をこの目的に使用することができる。
図43が示すように、基板110は本体112及び本体1
12から所定の角度で延長している尾部114を具備している。後に詳細が述べ
られるが、犬の足の形をした基板110は、プローブ10に電極回路アセンブリ
28(2)を搭載し、整列させることをより簡単にしている。
図示されている実施例では、中心的な基板本体112は長さが約3インチ(76
.2mm)で、幅が約0.027インチ(0.686mm)である。基板の尾部114は、長さが
約0.6インチ(15.24mm)で幅が約0.48インチ(12.192mm)である。図示されてい
る実施例では、本体112と尾部114の間の角度(図43の角度θ)は約160
度である。
図43及び図44が示すように、基板110は本体112の表側表面118に
間隔をあけて電極パッド116のアレイを担持している。電極パッド116は、
表側表面118にスパッタリング、蒸気蒸着、又はその他の適切な技術で付着さ
れることが望ましい。
図示されている実施例は、8つの等間隔の電極パッド116を示しており、そ
れらは図43においてE1からE8としても定義されている。これらのパッド1
16は、単極操作のために間隔があけられている。もちろん、より多くの、又は
より少ないパッドを使用することもでき、パッド116は双極操作のためにより
間隔の狭い対にまとめることもできる。
図示されている実施例では、各単極電極パッドの長さは約0.78インチ(19.812
mm)である。パッドには約0.164インチ(4.166mm)の間隔があけられている。
各パッド116は、メッキされた貫通穴、すなわち通路120を具備している
。通路120は、表の表面118及び裏側の表面122の間で中心の基板本体1
12を通って延長している(図43及び図45参照)。図示されている実施例で
は、各通路は約0.004インチ(0.102mm)の直径を持っている。
図43が示すように、通路120は一般的に各パッド116の中心線に沿って
存在するが、基板110の縦方向の端124からの距離は徐々に広がっている。
最遠位のパッドE1の通路120は、端124に最も近く位置しており、最近位
のパッドE8の通路120は、端124から最も遠くなっている。中間のパッド
E2からE7は、これらの両極端の間で段々に距離を広げている。
図45及び図46が更に示すように、基板110はまた尾部114の裏側表面
122に接続パッド126のアレイを担持している。接続パッド126の数は、
電極パッド116の数に等しくなっている。図示されている実施例では、8つの
接続パッド126があり、8つの電極パッド116に対応している。接続パッド
126はまた、図45及び図47においてCP1からCP8としても定義されて
いる。
接続パッドCP1からCP8は、電極パッドE1からE8と同様に、基板の裏
側表面122にスパッタリング、蒸気蒸着、又はその他の適切な技術で付着され
ることが望ましい。
図47が示すように、接続パッドCP1からCP8は、横に並んで、尾部11
4の裏側の表面122上に等間隔のアレ
イで付加される。通路120のように、接続パッドCP1からCP8は、縦方向
の基板の端124から徐々に離れて位置している。最近位の接続パッド(CP1
)は、端124に最も近く位置し、最遠位の接続パッド(CP8)は端124か
ら最も遠い距離に位置している。中間のパッドCP2からCP7は、これらの両
極端の間で徐々に広がっている。
図47が更に最も良く示すように、接続パッドCP1からCP8は、端128
からある角度(図47の角度β)で延長している。図示されている実施例では、
接続パッドは尾部114の端128から約10度の角度で延長している。接続パッ
ドに角度を付ける目的は、後でより詳細が述べられる。
図示されている実施例では、各接続パッド126は幅が約0.010インチ(0.254
mm)で、長さが約0.050インチ(1.27mm)である。それらには約0.3インチ(7.62
mm)の間隔があいている。
基板110は更に、1つの接続パッド126を1つの電極パッド116に電気
的に結合させるトレース130(図45及び図47参照)を担持している。トレ
ースはまた、図47でT1からT8としても定義されている。
トレースT1からT8はまた、スパッタリング、蒸気蒸着、又はその他の適切
な技術で尾部114及び本体112の裏面122に付着されることが望ましい。
トレースT1からT8は、端124に平行に延長しており、端124から徐々に
広がる間隔で横に並べられている。
この配置において、端124に最も近いトレースT1は、
連携する通路120を通じて、最近位の接続パッド(CP1)を最遠位の電極(
E1)に電気的に結合させている。次のトレースT2は、連携する通路120を
通じて、2番目に近位の接続パッド(CP2)を2番目に遠位の電極(E2)に
電気的に結合させており、以下同様となる。
図示されている実施例では、各トレース130の幅は約0.0017インチ(0.043m
m)である。各トレース130の間隔は、約0.002インチ(0.051mm)である。
電極回路アセンブリ28(2)の近位領域32及び中間領域34は、以前に記
述されたケーブル92のような、連続する長さの、小型のマルチコンダクタ・リ
ボンケーブル132を具備している(図48参照)。回路アセンブリ28(2)
では、リボンケーブル132は電極パッド116の数に等しい導電性ワイヤの並
列トラックを具備している。図示されている実施例では、ケーブル132は、8
本のトラックを持っている。ケーブル92のように、トラックの導電性ワイヤは
電気絶縁材料134とともに敷かれている。
図49が示すように、(アセンブリ28(2)の中間領域34の一部を形成し
ているところの)ケーブル132の最遠位端136は、基板110に担持されて
いる接続パッド126に電気的に結合している。
図48が示すように、接続パッド126に接続される前に、最遠位のケーブル
の端136は、鋭角(図48の角φ)でスカーフ切削される。スカーフ切削され
た端136は絶縁材料
134がはぎ取られ、図48及び図49でT1からT8として定義されている個
別の導電性ワイヤのトラックを露出させている。
個別のトラックT1からT8はまた、ある角度(図48の角α)で上に向かっ
て曲げられている。角度αは、通常接続パッドが基板110の端124から延長
しているところの角βに等しい。従って、図示されている実施例では、角αは約
10度である。
角φ、β、及びαは、それぞれスカーフ切削、接続パッドCP1からCP8、
及び露出されたトラックT1からT8のために選択され、リボンケーブルの物理
的寸法(例えば、ピッチ、幅、及び厚さ)、アセンブリ28(2)に生理学的に
課されるサイズの制限、及び電極の数と配置を決めるプローブ10の望まれる治
療能力が考慮に入れられる。角φ、β、及びαは、これらの複数の考慮事項を基
に選択され、リボンケーブル132のトラックT1からT8を、個別の接続パッ
ドCP1からCP8への溶接に耐えられる、技術的に可能な方法で整列させる。
図示されている実施例では、リボンケーブル132上のワイヤトラックT1か
らT8の間隔(ピッチ)は約0.0039インチ(0.099mm)である。8本のトラック
からなるリボンケーブル132は、幅が約0.032インチ(0.813mm)で厚さが約0.
004インチ(0.102mm)である。基板110上の8つの接続パッドCP1からCP
8の互い違いのパターンは、横の長さが約0.6インチ
(15.24mm)で、縦幅が約0.048インチ(1.219mm)である。この配置において、
スカーフ切削角φは、約3.5度である。このスカーフ切削は、約10度の接続パッ
ド角α及び接続ワイヤ角βとともに、図49が示すように、実行可能な配列を提
供している。
一旦リボンケールブル132のトラックT1からT8と基板110間の電気的
接続がなされると、基板110は、遠位端から(図50参照)8つの電極パッド
E1からE8に対応する8つの窓100(W1からW8)を形成しているスリッ
ト102を含むスリーブ138に通される。基板110の本体112は、最近位
の窓W8から始まり、最遠位の窓W1に向かって、リボンケーブルC1又はC2
が個別にスリーブ98内に通された方法(図31から図37参照)と同様の方法
で、スリーブ138に通される。
基板の本体112がスリーブ138の8つの窓W1からW8に通されると(図
51参照)、基板110上の8つの電極パッド116(E1からE8)が8つの
窓100(W1からW8)から露出するようになる。基板110の尾部114及
び付属しているリボンケーブル132は、スリーブ138の近位端から外側に延
びている(図51参照)。
図52が示すように、交互に通されたスリーブ138及び基板110は、連携
する支持アセンブリ20(1)のスプライン要素22上にスライドする。交互に
通された遠位端30は、以前に述べられた方法でスプライン要素22の周りに熱
収縮する。
図53が示すように、スプライン要素22(及び連携する基板本体112)の
自由になっている端は、以前に述べられた方法(図10から13参照)で、基底
部26を形成する固定メンバ62/ロックリング64アセンブリに固定される。
基板本体112は、尾部114との接合部の近くに整列線マーク140を含む
ことが望ましい(図46、図50及び図51参照)。整列線マーク140は、固
定メンバ62/ロックリング64アセンブリが各基板110を留めるべき位置を
示している。マーク140は、全ての基板110及び連携するスプライン要素2
2が基底部26の周りにお互いに相互依存して整列されることを保証している(
図53参照)。マーク140はまた、基板本体112の同じ部分及び尾部114
全体が、後に説明される理由のために基底部26から延長していることを確実に
している。接合された基底部26及び支持アセンブリ20(1)は、次にカテー
テルチューブ12の遠位端16に固定される(図53参照)。
支持アセンブリ20(1)上の8つの回路アセンブリ28(2)の中間領域3
4(尾部114に接続する8本のリボンケーブル132を含む)は、カテーテル
チューブ12の外側に螺旋状に巻き付けられる(図53及び図54参照)。
図53及び図54が示すように、基板110の角度のつけられた尾部114は
、接続されているリボンケーブル132がカテーテルチューブ12の周りに螺旋
状に巻き付けられる
ようその方向を直接定めている。図示されている実施例では、160度の角θはリ
ボンケーブル132を20度で螺旋状に巻き付けるようにする(つまり、螺旋状の
巻き付けの角度と尾部114の角θは補角である)。
カテーテルチューブ12の直径が与えられ(図示されている実施例では約6フ
レンチ、すなわち、0.078インチ(1.981mm))、8本のリボンケーブル132が
2層になって20度の螺旋状巻き付け角度でチューブ12の周りに巻き付けられる
。奇数番号の付けられたスプライン要素(図53及び図54のS1、S3及びS
5)用のリボンケーブル132は、下層として巻き付けられ、偶数番号のスプラ
イン要素(S2及びS4)用のリボンケーブル132は、上層として巻き付けら
れる。また、その反対もありうる。
一旦リボンケーブル132がチューブ12に巻き付けられると、熱で収縮する
材料でできている外側のスリーブ108が、既に述べられた方法で(図42参照
)チューブ12及び巻かれたリボンケーブル132の上にスライドする。ここで
熱を与えると、外側のスリーブ108が収縮し、既に述べられたように、巻かれ
たリボンケールブル132をカテーテルチューブ12の周りに固定する。
外側のスリーブ108が本来の位置に収められると、カテーテルチューブ12
の直径は約8フレンチになる。そして、以前に記述されたように、カテーテルチ
ューブ12の中央穴は完全に開放された状態で維持され、剥離カテーテル等のた
めに使用することができる。
更に以前に述べられたように、電極回路28(2)の近位領域32はプローブ
ハンドル18内で、1つ又はそれ以上の、市販の外部高密度コネクタ36a及び
36b(図1A参照)又はプローブハンドル18内のマルチプレクサ152を介
して1つの低密度コネクタ154(図1B参照)に接続される。
全ての実施例で述べられたように、スリーブ98は複数の電極38及び隣接す
る、電極回路アセンブリ28の遠位領域30に連携する導電性ワイヤを支持する
。スリーブ98そのものは、補強メンバ(例えば、スプライン要素22)の周り
に結合している。複数の、スリーブを有する補強メンバ22そのものは、反対側
の端に機械的に接続され固定されており、電極28のために3次元の支持機構2
0を形成している。補強メンバ22は、電極を所定の円周上の配置に向けさせ、
一方でスリーブは電極を補強メンバ22上の露出した、縦方向に離れた状態で保
つ。この機構20は、カテーテルチューブ12上に支持される。スリーブ98は
、カテーテルチューブ12の短絡を止め、そのため電極回路アセンブリ28の近
位領域32及び中間領域34の導電性ワイヤがスリーブ98の外に露出している
。この中間領域34は、カテーテルチューブ12に沿ってスリーブ98の外部に
おいて固定されている。近位領域32は、外部のコネクタに接続できるようハン
ドル18内に含まれている。
本発明の特徴は以下の請求の範囲にて述べられる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),CA,JP
(72)発明者 パネスク,ドーリン
アメリカ合衆国 カリフォルニア 94086,
サニーベイル,ノース フェアー オーク
ス 382,アパートメント 4
(72)発明者 フェイン,ジェイムス ジー.
アメリカ合衆国 カリフォルニア 95070,
サラトガ,ロス フェリス ロード
17930
(72)発明者 スワンソン,デイビッド ケイ.
アメリカ合衆国 カリフォルニア 94040,
マウンテン ビュー,ヘザーストーン ウ
ェイ 877
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.電極支持機構において、 軸と、軸の周りに位置する側壁を有するハブと、 少なくとも2つの、直径線上で向かい合った、ハブに接続している通常柔軟性 のあるスプライン要素であって、ハブの側壁からハブの軸と相対して45度及び11 0度の間の角度で外側に放射状に広がり、ハブから離れた末端を有するスプライ ン要素と、 スプライン要素の末端に接続され、スプライン要素を所定の3次元の形状に曲 げる基底部と、 少なくとも1つのスプライン要素に担持される電極と を有することを特徴とする電極支持機構。 2.心臓内に展開される複数電極支持機構において、 軸と、軸の周りに位置する側壁と、遠位端を有するハブと、 直径線上で向かい合った、ハブに接続している通常柔軟性のあるスプライン要 素のアレイであって、スプライン要素がその遠位端の近くのハブの側壁からハブ の軸と相対して45度及び110度の間の角度で放射状に広がり、ハブから離れた末 端を有するスプライン要素のアレイと、 少なくとも幾つかのスプライン要素に担持される電極と、 スプライン要素を3次元の、通常は回転楕円体に曲げるための、スプライン要 素の末端に接続される基底部であって、その回転楕円体が心内膜組織の輪郭に近 づき、ハブの遠位端が収まっているエンベロープ内に位置する遠位表面を有する 基底部と を有することを特徴とする複数電極支持機構。 3.請求項1又は2記載の支持機構において、 放射状に広がる角度が約80度と約100度の間である ことを特徴とする支持機構。 4.請求項1又は2記載の支持機構において、 放射状に広がる角度が約90度である ことを特徴とする支持機構。 5.請求項1又は2記載の支持機構において、 3次元の形状がハブの周りにカーブした遠位表面を含み、 ハブが通常カーブした遠位表面のエンベロープ内に収まる ことを特徴とする支持機構。 6.請求項1又は2記載の支持機構において、 ハブが基底部に向いている近位端と基底部の反対を向いている遠位端を含み、 スプライン要素のハブへの接続がハブの近位端よりもハブの遠位端に近い ことを特徴とする支持機構。 7.請求項1又は2記載の支持機構において、 スプライン要素が、ハブに相対する所定の距離だけ曲げられ、スプライン要素 に対して最少の曲げ半径を形成する際、スプライン要素に接触するカーブした内 部表面を含む ことを特徴とする支持機構。 8.請求項1又は2記載の支持機構において、 スプラィン要素がハブに接続されている中間体により完全に接合される ことを特徴とする支持機構。 9.請求項8記載の支持機構において、 ハブが中間体の周りに鋳造される ことを特徴とする支持機構。 10.請求項8記載の支持機構において、 ハブがハブを通る軸を通って延長している溝を具備し、 中間体が溝の中に収められ、その一方で向かい合うスプライン要素が溝から離 れて放射状に広がる ことを特徴とする支持機構。 11.請求項1又は2記載の支持機構において、 スプライン要素及びハブが一枚の薄板材料から一体となって形成される ことを特徴とする支持機構。 12.請求項1又は2記載の支持機構において、 各スプライン要素がハブの近くにより幅の狭まった領域を含む ことを特徴とする支持機構。 13.請求項1又は2記載の支持機構において、 各スプライン要素がハブの近くにより厚さの薄くなった領域を含む ことを特徴とする支持機構。 14.請求項1又は2記載の支持機構において、 ハブが電極としても機能する ことを特徴とする支持機構。 15.カテーテルにおいて、 遠位端を有する案内チューブと、 案内チューブの遠位端に担持される、以上の請求項のいずれにもあてはまる支 持機構と を有することを特徴とするカテーテル。 16.請求項15記載のカテーテルにおいて、 更に支持機構から離れた第1の位置と、支持機構を囲み、折り畳む第2の位置 の間で案内チューブに沿ってスライドできるスリーブを 含むことを特徴とするカテーテル。 17.カテーテルのための電極アセンブリにおいて、 2つ又はそれ以上の導電性ワイヤの隣り合ったトラック及びそれに隣接する電 気絶縁材料を含むある長さの柔軟なリボンケーブルと、 導電性ワイヤが露出しているところの少なくとも1つのトラック上の領域と、 その領域に敷かれ、露出された導電性ワイヤに電気的に結合している導電性材 料を具備する電極と を含むことを特徴とする電極アセンブリ。 18.請求項17記載の電極アセンブリにおいて、 リボンケーブルが隣り合ったトラックとそれに隣接する電気絶縁材にて形成さ れる幅を有し、 電極がリボンケーブルの端から端までの、上記の領域及び隣り合ったトラック のその近隣部分上に広がっている ことを特徴とする電極アセンブリ。 19.請求項17記載の電極アセンブリにおいて、 電極が上記の領域上に付着される ことを特徴とする電極アセンブリ。 20.請求項19記載の電極アセンブリにおいて、 リボンケーブルが隣り合ったトラック及びそれに隣接する電気絶縁材にて形成 される幅を有し、 電極がリボンケーブルの端から端までの、上記の領域及び隣り合ったトラック のその近隣部分上に広がっている ことを特徴とする電極アセンブリ。 21.請求項19記載の電極アセンブリにおいて、 電極がチタニウムの下塗り付着物と白金の上塗り付着物とを含むことを特徴と する電極アセンブリ。 22.請求項19記載の電極アセンブリにおいて、 電極が白金とイリジウムの合金の付着物 を含むことを特徴とする電極アセンブリ。 23.請求項19記載の電極アセンブリにおいて、 電極が約5から200マイクロインチ(0.127μmから5.08μm)の厚さ であることを特徴とする電極アセンブリ。 24.請求項17記載の電極アセンブリにおいて、 更にある長さのリボンケーブル及びその上の電極を支持す る補強メンバ を含むことを特徴とする電極アセンブリ。 25.カテーテルのための電極アセンブリにおいて、 導電性ワイヤの第1と第2の隣り合ったトラックと、それに隣接する電気絶縁 材を含むある長さの柔軟なリボンケーブルと、 導電性ワイヤが露出しているところの第1のトラック上の第1の領域と、 導電性ワイヤが露出しているところの第2のトラック上の第2の領域であって 、隣接する電気絶縁材によりリボンケーブルの長さに沿って縦方向に間隔のあけ られている第1と第2の領域と、 第1の領域上に敷かれ、第1のトラック内の露出された導電性ワイヤに電気的 に結合しているが、第2のトラック内の露出された導電性ワイヤには結合してい ない電気伝導材を含む第1の電極と、 第2の領域上に敷かれ、第2のトラック内の露出された導電性ワイヤに電気的 に結合しているが、第1のトラック内の露出された導電性ワイヤには結合してい ない電気伝導材を含む第2の電極と を有することを特徴とする電極アセンブリ。 26.請求項25記載の電極アセンブリにおいて、 リボンケーブルが隣り合った第1と第2のトラックと、それに隣接する電気絶 縁材により形成されている幅を有し、 第1の電極がリボンケーブルの端から端までの、第1の領域及び隣り合った第 2のトラック上に延長し、 第2の電極がリボンケーブルの端から端までの、第2の領域及び隣り合った第 1のトラックのその近隣部分上に延長する ことを特徴とする電極アセンブリ。 27.請求項25記載の電極アセンブリにおいて、 リボンケーブルが隣り合ったトラック及びそれに隣接する電気絶縁材により形 成されている幅を有し、 第1の電極がリボンケーブルの端から端までの、第1の領域及び隣り合った第 2のトラックのその近隣部分上に付着され、 第2の電極がリボンケーブルの端から端までの、第2の領域及び隣り合った第 1のトラックのその近隣部分上に付着される ことを特徴とする電極アセンブリ。 28.請求項25記載の電極アセンブリにおいて、 更にある長さのリボンケーブルとその上の第1と第2の電極を支持する補強メ ンバを含む ことを特徴とする電極アセンブリ。 29.カテーテルにおいて、 近位端と遠位端を有する案内体と、 案内体の近位端に接続されているハンドルと、 案内体の遠位端に接続されている少なくとも1つの電極を 担持する遠位領域と、遠位領域から延長し、案内体の遠位端と近位端の間で案内 体に担持される中間領域と、中間領域から延長し、ハンドルに担持される近位領 域とを含む電極アセンブリと、 ハンドル内で電極アセンブリの近位端に電気的に結合される入力装置と、ハン ドルの外でコネクタ・メンバに電気的に結合される出力装置を含む、ハンドルに 担持されるマルチプレクサと を有することを特徴とするカテーテル。
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