JPH08509067A - イメージ投射方法及び装置 - Google Patents

イメージ投射方法及び装置

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JPH08509067A JP6518158A JP51815894A JPH08509067A JP H08509067 A JPH08509067 A JP H08509067A JP 6518158 A JP6518158 A JP 6518158A JP 51815894 A JP51815894 A JP 51815894A JP H08509067 A JPH08509067 A JP H08509067A
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ジボー、フランク・シー
ベスラー、ロジャー・フランク
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Abstract

(57)【要約】 レーザーアレイをベースとした広く応用されるイメージ装置(10)及び方法を開示する。発明の好ましい実施例においては、3つのリニアレーザーアレイ(104,106,108)を使用する。各リニアアレイは、3つの原色(赤、緑、青)(110,112,114)のうちの1つにおいて多数(N>1)の平行な出力ビームを発生させる。3つのリニアアレイの相当1−N出力ビーム−各々のビームは、見るスクリーン(400)上に投射されるビデオイメージを代表する特定のエンコーディング計画に従って輝度の変調がなされる一は1つの白色光リニアアレイソース(100)を形成するために空間にて結合される。投射・走査光学装置を介して、白色光ソースのN個の出力ビームは、同時に離れた位置にある見るためのスクリーン(400)の方へ向けられ、かつ、該スクリーンを水平に横切って掃くようにされる。この結果、N本のラインのグラッフィクビデオイメージの帯が生じる。スクリーンを垂直方向に下がるM個の隣接帯を生じさせることで、MxNラインのフルイメージが作られる。赤、緑及び青のリニアレーザーアレイは、赤、緑及び青色にそれぞれ相当する波長において直接的に放射線を放射するように適当な半導体材料で作られた半導体レーザーダイオードのアレイとすることができる。これに代えて、赤、緑及び青色のアレイは、所望の、赤、緑及び青の波長の2倍の波長で放射線を放射する−この放射線は第2の協働発生クリスタル要素に結合される−半導体レーザーダイオードとすることができる。本発明においては、(従来技術のレーザー投射装置の場合のN=1に代えて)グラッフィクビデオ情報のN>1のラインと書くことで、光学投射・イメージ形成副装置、ビデオ輝度及びクロミナンスエンコーディング計画、並びにビデオ情報処理電子装置における実行に十分な改善を与える。

Description

【発明の詳細な説明】 イメージ投射方法及び装置 発明の背景 本発明は一般に高分解能のイメージ(映像)投射装置に関する。このイメージ 投射装置は、少なくとも一直線状に配列されたレーザ源を用い、TVビデオ又は スクリーン上への投射によるコンピュータ生成テキスト及びグラフィックのよう な、ラスター走査の単色、2色及び全色のイメージに適する。 従来の陰極管(CRT)によるディスプレー装置は大型スクリーンに対しては 実用的でなくなった。現在のグラフィックイメージの最大限度は45インチ(1 14cm)平方である。家庭用の最も大きいTVディスプレーはスクリーンを対角 線で測定して、一般に40インチ(101cm)を越えない。 クラフィックイメージディスプレーについては、陰極管(CRT)の大きさが 大きくなるにつれて単位スクリーン面積に対して比例する数のピクセル生成する モニター内の陰極管能力は低下する。これは近距離からグラフィックディスプレ ーを見る場合に必要とされる鮮明さを得るための大型陰極管の能力を制限する。 これは製造工程中の誤差なしに大きい映像面積全体に亘って極繊細な赤、緑及び 青(RGB)の3つの又は3層の燐光体を精密に再現させる点に困難があるから である。加えて電子ビームの偏向によっもたらされる誤差は大型陰極管と関連す る距離によって増幅され、スクリーン上のピクセル情報の空間的な歪の原因とな る。 グラフィックイディスプレーとは対照的に、家庭用のテレビ画面は明るくてコ ントラストも高くなければならない。家庭用のTVディスプレーはグラフィック ディスプレーの場合よりも遥かに遠い距離から見るので、分解能は主要な要因に はならない。加えて、CRTは低周波数の電磁場及びX線を発生させる。高輝度 を実現しようとする方法は、イレクトロンビームのスポットサイズを著しく大き くする原因になる。従ってこの大きいスポットはイメージの鮮明度を大きく減少 させ、その結果、コントラストが弱くなり、不鮮明なイメージを生ずることにな る。更に、大型のTVスクリーンは陰極管の長さが過度に長くならないように、 大きい偏向角度が要求される。大きい偏向角度(90°を越える)は、大型のス クリーンの関係で直線度と色彩の純粋性の点で著しい誤差を生ずる。現代のテレ ビの陰極管は決して大きいものであることは意図されなかった。大きさ、重量及 び電力上の兼合いは大型CRT装置にとって経済的に釣り合わない。 従って白色光線による三原色(基本色)、すなわち赤、緑、青(RGB)のた めに三つのCRT光線源を重ね合わせる方法を用いたビデオ投射装置が用いられ ている。標準的な装置では、三つの色をスクリーンイメージに収斂させるために 3個の小直径の原色陰極管及びレンズを用いる。この方法によれば、CRTを用 いた場合に得られる投射スクリーンの大きさよりも大きい投射スクリーンの大き さが得られるが、家庭用のTVビデオに使用されるCRTの輝度及びコントラス トと比較するとその輝度とコントラストは劣る。 別の方法によれば、単一の白色光源を用いて原色を発生させてLCD(液晶) パネルを照明する。RGBピクセルは液晶ディスプレー(LCD)選択マトリッ クスによって個別に変調され、ラスタリングをも発生させる。これらの投射装置 は良好な分解能をもっているが、この方法に関してはその他の避けがたい問題が ある。白色光源は比較的に寿命が短く、比較的に多量の熱を発生する。LCD装 置は幾つかの欠点を伴わずには製造できず、それが又グラフィックやビデオ源を 問わずスクリーン上に恒久的な人為的イメージを表す。ラスターを発生させるた めにLCD装置を用いると、ディスプレー装置に固定的で恒久的な分解能をもた らし、電子装置をグラフィックやテキストの情報をディスプレーするための他の 分解能に適合させることが非常に困難になる。 レーザーを用いてより輝度の高いビデォ投射装置が製造されている。典型的な 例として、緑色及び青色ビームは、直接緑と青を発光するアルゴンイオン・ガス レーザーによって発生され、赤色ビームは、一般にリキッドダイレーザーによっ て発生される(強力な青及び緑のガスレーザーの一部で励起されて)。一般に三 色のビームの各々は、入力ビデオ信号によって代表される同一の輝度(ルミナン ス)及びクロミナンス(色光度)を生じさせるために個別に変調される。これら の変調された三つのビームは続いて光学装置によって空間的に結合されて単一の いわゆる「白色光」を生じ、白色光は適当なラスター・スキャナ光学装置によっ てスクリーンに向けられる。現在のガスーレーザに依拠した投射装置では、単一 白色ビームのみがスクリーンに投射されるので、この装置はN=1型である。数 字Nは白色ビームの数量である。一般にこのような装置では、全色イメージ(フ レーム)は、回転、偏向ミラーを結合して用いた一連のピクセルを投射すること によってスクリーン上に写し出される。適切に同期させると、回転ミラーはスク リーン上で白色光を水平に走査し、続いて一列のピクセルを描き出す。同時に偏 向ミラーは白色ビームをスクリーン上で垂直に下方に移動させ、イメージフレー ムを一時に1ラインのピクセルだけ満たしていく。いつの瞬間でも白色ビームは フレーム内の所与のピクセルを適当なルミナンスとクロミナンスで照射する。 現在のレーザーをベースにしたN=1型のビデオ投射装置は、レーザーに依拠 しないタイプの投射装置よりも輝度の高いイメージを写し出す能力をもっており 、100%に近い色彩度を達成することができる。N=1型のビデオ投射装置は 、ピクセルの大きさは白色ビームの強さとは関わりがないので、ピクセルの大き さに安定性をも有している。40インチ(101cm)よりも大きいスクリーン上 に手頃な輝度をもったイメージを写し出すためには、スクリーン上での白色ビー ムの強さは1ワット以上でなければならない。現在のN=1型の投射装置に使用 されているガスレーザーは典型的には0.1%以下の電力効率をもっている。従 って現在のレーザーをベースにしたビデオ投射装置は、数キロワットの浪費熱を 除去するに足りる数キロワットの調節された電力と、調節された冷却水を必要と する。従ってこのような装置は比較的に大きく、携帯性に乏しく、しかも高価で ある。現在のレーザーをベースにしたN=1型の投射装置では、3個の独立した 音響−光学(AO)光変調器を用いて、単一の白色出力ビームを形成する3個の RGBビームの夫々に対してビデオ変調情報を付与するようになっている。これ らの変調器には問題点があり、コストも高い。明るい大型スクリーンのディスプ レーに必要な電力レベルでは、変調による非直線性やその他の望ましくない影響 によってイメージの品質が低下する。 レーザーをベースにした従来のビデオ投射装置では、標準的なテレビイメージ を得るために機械的走査と電子的変調を行うために、高速作動の諸要素を使用し なければならなかった。現在のNTSCテレビイメージは、1秒間に1/30の 速度で再生され、各フレームは525本の水平走査線で満たされる。レーザビデ オ投射器では単一白光レーザビームをスクリーン上へ走査するために多面ポリゴ ン(多面体)ミラーが概して用いられる。48面体のミラーでも50,000rp mの角速度を要求される。このような作動に耐え得る軸受けは非常に高価である 。ピクセルの密度が増大するとポリゴンミラーの角速度を更に速くしなければな らないので、高精細度テレビ(HDTV)や高分解能グラフィックの場合には走 査上の問題は一層重要になってくる。 NTSCのような種々のビデオ標準、HDTVの改変型及びコンピュータ標準 はすでに存在しており、新しい標準も早晩開発されるであろう。中でもこれらの ビデオ標準は分解能、画面横縦比、フレーム速度、インターレーシング方法にお いて相違するかもしれない。従って、イメージ投射装置を、現存の、又は将来の ビデオ装置に一致してビデオイメージをディスプレーすることができるように、 又は容易にそれらのビデオ装置に適合し得るようにしておくことが望ましい。 従って、例えばNTSC、HDTVや、高分解能グラフィックイメージのよう な多分解能のビデオイメージをディスプレーすることが可能な、輝度が高くて低 コストにしてコンパクトなビデオ及びグラフィックイメージ投射装置に対しては 計り知れない期待がよせられている。加えて、グラフィック及びTVビデオのデ ィスプレー上の要件は異なるので、両方のイメージの形態のディスプレー機能を 結合して単一のポータブル投射装置にまとめあげることが非常に望まれている。 発明の概要 従って、本発明の一つの目的は、ビデオとグラフィックイメージ投射の方法及 び装置であって、例えばNTSC、HDTV、コンピュータグラフィック、その 他高分解能のビデオイメージのような、種々のビデオ標準を再生することが可能 なビデオとグラフィックイメージ投射の方法と装置を提供する点にある。 本発明の今一つの目的は、量産可能なモノクローム、2色彩、及び全色彩のイ メージを投射する低コストで可能な方法と装置を提供する点にある。 本発明の更に今一つの目的は、電力的に効率が良くコンパクトなイメージを投 射する方法と装置を提供する点にある。 本発明の更に今一つの目的は、量産可能なレーザーの白色光源のアレーを提供 する点にある。 本発明の付加的な目的は、比較的に遅い回転速度で作動する光学スキャナを用 いてイメージを投射する方法と装置を提供する点にある。 本発明のその他の目的は、高コントラストのビデオイメージを生じさせるため に、パルス幅変調技術を用いたイメージの投射方法と装置を提供する点にある。 これらの目的やその他の付加的な目的は三つの主要なサブシステムを有する改 良型イメージ投射装置によって達成される。その三つの主要なサブシステムとは 、1)レーザーをベースにした直線アレイ、すなわち、配列の白色光源、2)デ ジタル2次元処理に適した入力ビデオイメージデータをフォーマットする装置及 び3)直線アレイの白色光源の多ビームを遠くのディスプレー・スクリーンに指 向させる光学的な走査・投射装置である。 本発明の一つの特徴によれば、レーザーをベースにした直線アレイの単色、2 色、又は全色(本明細書では「白色光」とも称する)の光源からの平行した複数 (N>1)の出力ビームレットがスクリーン上で回転多面体ミラーによって水平 に走査され、Nラインの帯状体、すなわち、幅でスクリーンを照射する。イメー ジのリサイジングプロセッサが、入力イメージデータを、白色光源を有するRG B直線レーザーアレイを駆動するのに適したフォームにリフォーマットする。こ のフォーマットをする過程の一部分として、イメージリサイジングプロセッサは 入力イメージデータをビデオフレームに変換する。光学走査・投射装置は白色光 アレイ源からの平行するN数の出力ビームレットをスクリーン上に投射し、スク リーンを帯ごとに及びフレームごとに照射されたピクセルで満たしていく。イメ ージ投射装置全体は装置制御マイクロプロセサによって制御される。このマイク ロプロセサは、ビデオ入力コンバータ及び区域制御パネル又は外部コンピュータ からの入力を受ける。 本発明の今一つの特徴によれば、レーザーをベースとした白色光源は、各々が 赤、緑、青の波長でN数の平行な出力ビームレットを供給する。三原色の直線ア レイによる対応するN数の平行出力ビームレットを空間的に結合することによっ て得られる。 一実施例では三原色の直線アレイと、二色ミラーを含む結合光学系は共通の基 板に取付けられる。この三原色である赤、緑、青のビームはいくつかの異なった 方法で形成される。対応するN出力ビームレットは、いくつかの異なった情報フ ォーマットからいくつかの異なった方法によって変調される。 別の実施例では、各原色直線アレイは、半導体材料とともに生成された、N数 の直接アドレス可能な半導体ストライプ・レーザー・ダイオードの直線アレイを 含む。この半導体材料の構成は望ましい赤、緑、青の波長でレーザー・ダイオー ドを放出する。N数の平行に指向される出力ビームレットの各々の光強度は、各 半導体ストライプ・レーザー・ダイオードに供給される駆動電流を直接変調され る。このN数の平行に指向された、各原色アレイの変調された出力ビームレット は、直線状のレンズアレイ内に収容された対応するN数のマイクロ光学レンズに よって平行化される。この直線状のレンズアレイはそれに対応する原色レーザー ・ダイオードアレイと一体的に取付けられる。 更に別の実施例では、各原色アレイの各N数の平行指向出力ビームレットに対 して、ビームレッドを対応する光学結合レンズ、及び対応するソリッド・ステー ト、すなわち、固体の原子光学変調器を経て、変調操作を行うようになっている 。この結合レンズとソリッド・ステート変調器は直線アレイ内に収容されており 、直線アレイは半導体レーザー・ダイオードアレイと出力規準レンズアレイと一 体に取付けられる。 更に別の実施例では、各原色直線アレイにN数の個別にアドレス可能な半導体 ストライプ・レーザー・ダイオードからなり、このレーザー・ダイオードは、望 まれる赤、緑、青の波長の2倍に相当する赤外線波長で平行なビームレットを放 出する。このような各アレイの赤外線出力は、各ビームレットを対応する光学結 合レンズと、適当な結晶材料から形成されたストライプ波長案内とを通して赤、 緑、青の出力ビームレットアレイに変換される。このN数の結合レンズと非直線 状の波長案内は、半導体レーザー・ダイオードアレイと出力規準化レンズアレイ に一体的に取付けられた直線レンズアレイと波長案内アレイ内にそれぞれ取付け られる。イメージ情報は、アレイ内の個別の半導体ストライプ・レーザー・ダイ オードの駆動電流を直接変調するが、或いは非直線波長案内に続いて、かつ出力 規準化レンズアレイよりも前に、ソリッド・ステート原子光学変調器のアレイを 構成内に組入れることによって、各原色アレイのN数の平行指向出力ビームレッ トを変調する。場合によっては、非直線結晶材料からなる調和ゼネレータを用い ることなく、適当な半導体材料を使用して赤色ビームレットを直接発生させても よい。 本発明の更に別の特長によれば、各三原色アレイのNビームレットに付与され たビデオ情報は、いくつかの異なった形態をとることができる。 一つの実施例では、変調操作は、個別にアドレス可能な半導体ストライプ・レ ーザー・ダイオードとの駆動電流を変調することによって行われる。これは半導 体レーザー・ダイオードを高速度で激しくオン・オフ操作を行なうことができる ので、従来の(N=1)型のレーザー投射装置に用いられている音響−光学変調 の態様と異なる。本発明では、ビデオイメージのN数の走査線を同時に走査する と、所与のフレーム速度でスクリーンを横切る所与の走査線を走査するのに要す る時間を著しく増大するので、高価な高速・高バンド幅の電子系を用いることな く、パルス幅変調器(PWM)を使用している。N線は平行に処理されるので、 データ処理速度はNの因数によって減少される。例えば、27=128の緑色レ ベルは、データ処理速度を128の因数に増大させなければならない。この増加 分は、各ピクセルを処理する時間がこれによって対応するN=128の因数だけ 減少するので、もしN=128の走査線が平行に走査できれば相殺することが可 能になる。 本発明の更に別の特徴によれば、光学走査・投射装置は、回転多面体ミラーを 有し、このミラーは、白色光アレイ出力をスクリーン上で水平に走査するととも に、スクリーン上の走査線を垂直方向下方に向けてラスターする、漸進的に傾斜 する複数の面を具えている。このミラーのことを本明細書では「不規則多面ミラ ー」とも称している。回転多面体ミラーは、少なくともイメージフレームを満た すに要する走査線数と同数の面Mを有する。第1面から出発すると、イメージフ レーム頂部から最初の走査線が「着色」される。後続の各面は順次傾斜して先行 する走査線の直下の走査線を直接連続的に着色し、その後再び第1面が次のフレ ームの頂部の走査線を着色し始める。傾斜型の多面体ミラーを用いてフレーム 全体を着色するので、連続する各走査線をスクリーン上で垂直方向下方にラスタ ーするための検流計、すなわち、ガルバノメータを必要としない。 別の実施例では、回転多面体走査ミラーはM数の面を具えていて、これらの面 の法線はミラー(以下では「規則多面体ミラー」とも称する)の回転軸線に関し て一定角度で傾斜している。スクリーン上の連続する各走査線を垂直方向下方に 向けてラスターするために、回転多面体走査ミラーとレーザーアレイの間に検流 計を配置する。 本発明の重要な特徴は、Nピクセル走査線を同時に平行に走査する点にある。 先にPWMに関して述べたように、この平行走査は関連する電子系に要する速度 を減少させる。同様に機械的利点もこの光学走査・投射装置によって得られる。 本発明では、多面体ミラーの各面は、単一走査線を走査するのではなく、Nラ インの帯を走査するようになっている。所与の固定フレーム時間についてみれば 、走査線走査多面体ミラーの角速度(以下では「回転速度」とも称する)は、単 一走査多面体ミラーに要した速度に比較してNの因数だけ減少する。例えば、1 28の走査線を走査する場合、1280の水平走査線のイメージフレームを走査 しラスターするためには、10面の多面体ミラーが必要とされる。比較してみる と、もし一時に1本の走査線だけを走査する場合(従来のレーザー投射装置に見 られるようにN=1である)128倍高速の角速度で回転する10面の多面体ミ ラーが要求される。 一実施例では、漸次的に傾斜した面をもった回転多面体ミラー(不規則型多面 体ミラー)と連携して、インターレス検流計が任意に用いられる。この回転多面 体ミラーはそれ自体では各イメージフレームに対して漸進的に一本の走査線を走 査するだけである。インターレースのビデオ装置を支持するためには、別のフィ ールドに対して付加的な偏向オフセット装置が必要となり、このオフセット装置 はインターレース検流計によって実施される。例えば、2:1のインターレース の場合には、シフトは全体走査線の水平間隔の半分に相当する。続いてイメージ フレームは「フィールド」の2つの部分フレームをインターレースすることによ って形成され、「フィールド」では速度の2倍のフィールド速度となる。 別の実施例では、規則型多面体ミラーと、連続する各走査線を垂直方向下方に 向けてラスターする検流計との結合体とともに、インターレース検流計が用いら れる。 本発明の別の特徴によれば、平行方向にされたN出力ビームレットの数をセス ター走査線に望まれる数に増大することによって、回転多面体ミラーとインター レース検流計を省略することができるので、回転ミラー、それに関連するモータ 、及び駆動電子装置に帰属するノイズ振動、熱、及び投射誤差が減少する。この 実施例では、平行偏向を得るために、少なくともNの走査線数の高さに等しい高 さをもった単一ミラーが使用される。必要があればインターレシングには別個の インターレース検流計を付与してもよい。 本発明の別の特徴によれば、データ処理装置はイメージ再寸法処理装置とフレ ーム貯蔵ユニットを有する。イメージ再寸法処理装置は、種々の形態のビデオ装 置からの入力イメージデータを、本発明のイメージ投射装置に適合したフォーマ ットに変換する。イメージ投射装置は基本的には予め選択された分解能を有する ように設計される。イメージ再寸法処理装置は、所与のビデオ装置のイメージを イメージ投射装置の予め選択した分解能にマップ(map)する(例えば、イメー ジをレーザー投射装置の一定のピクセル数に表示させる)。イメージ再寸法処理 装置は低い分解能のビデオ装置からのイメージを高分解能ビデオ装置のイメージ にマップする。 種々のビデオ装置からのイメージを電子的に予め選択した分解能装置内にリマ ップ(remapp)させる点は本発明の重要な特徴である。このようなリマッピング は内挿法を用いたハードウェア加速器によって実施される。デジタル方法は従来 の光学的方法よりも優れており、種々の分解能、横縦比及びフレーム速度をもっ た種々のビデオ装置からのイメージを表示するイメージ投射装置の電子系を大幅 に簡略化する。 例えば本発明の好ましい実施例では、16:9のスクリーン横縦比をもってい るフレーム内で1280×1280ピクセルによって形成される分解能をもって いる。多くのビデオ装置からのイメージはその分解能で標示される。従ってHD TVのイメージは同様のスクリーン比をもつようになり、イメージリサイジ ングモジュールは、デジタル化された入力ビデオ源のイメージをレーザー投射装 置の1280×1280ピクセル内に基本的にマップする。 NTSCイメージを再マップする場合には、イメージは4:3(12・9)の スクリーン横縦比をもっているので、実際上の標示イメージは左右のマージンに よって形成される中央バンド内に納まるようになる。左右マージン(各々は水平 寸法の1・6を占有している)内のピクセルは使用されない。従って、イメージ はイメージリサイジング処理装置によって中央バンド内のピクセル(960×1 280)にマップされる。 フレーム速度の異なる垂直走査速度をもったビデオ装置は、多面体ミラーの角 速度(回転速度)を変えることによって容易に許容される。従って、多面体ミラ ーの角速度は増大すると、フィールドとフレームの速度が速くなる。 本発明は電力効率がよく、高性能を遂行し、低コストで量産するのに適し、か つ種々のビデオ装置に適合可能なイメージ投射装置を提供する。 本発明の付加的な目的、特徴と利点は図面を参照しながら以下の好ましい実施 例の説明を読むことによって理解されよう。 図面の簡単な説明 図1は本発明のカラーイメージ投射装置を示すブロック図、 図2AはCRTのような従来の単一ビーム(N=1)イメージ投射装置の走査 線毎にラスター走査する方法を示す図、 図2Bは本発明のカラーイメージ投射装置の走査線を連続的にラスター走査を する方法を示す図、 図3AはNラインの第1帯を投射するための漸進的に傾斜される隣接面を有す る多面体ミラーの用法を示す傾斜図、 図3BはNライン中の第2帯を投射する、漸進的に傾斜される隣接面を有する 多面体ミラーの用法を示す図、 図4は図1に示す光学走査・投射装置の別の第1実施例を示すブロック図、 図5は図1に示す光学走査・投射装置の別の第2実施例を示すブロック図、 図6Aは本発明の原色直線レーザアレイ源の斜視図、 図6Bは図6Aの線6B−6Bに見た区域の拡大図、 図6Cは図6Aの線6C−6Cに見た区域の拡大図、 図7Aは図1の白色光レーザーアレイ源の一実施例を示す平面図、 図7Bは図7Aの白色光レーザーアレイ源の前部平面図、 図7Cは図7Bの線7C−7Cによって示される区域の拡大図であって、集積 された電子−光学変調器の直線アレイを示す図、 図8A乃至8Dは本発明のイメージ投射装置のダイアグラム図であって図1の データ処理装置の詳細を示す図、 図9は同一のアスペクト速度であるが一層高い分解能をもった別のイメージフ レームにイメージリサイジングモジュールによってイメージフレームがマップさ れた状態を示すダイアグラム図、 図10AはHDTV:SMTE240m(1125)標準装置のディスプレー のパラメータを示す図、 図10BはHDTV:1050NBC標準装置のディスプレーのパラメータを 示す図、 図10CはNTSC:RS−170A標準装置のディスプレーのパラメータを 示す図、 図10DはVGA(モノクローム・カラー)標準装置のディスプレーのパラメ ータを示す図、 図11は本発明の一実施例によるパルス幅変調方法を示すタイミング・ダイア グラム図、 図12は図1の光学走査・投射装置の一実施例を更に詳細に示す概略斜視図、 及び 図13は図1の光学走査・投射装置の今一つの一実施例を更に詳細に示す概略 斜視斜視図である。 発明の詳細な説明 図1にはイメージ投射装置、すなわち、プロジェクションシステム10が示さ れている。カラーイメージ投射装置は、白色光直線アレイ100、入力イメージ やイメージデータを適当な形態にフォーマットして、白色光直線レーザーアレイ 源を変調するデータ処理装置200、及び白色光直線レーザアレイ源100の 出力ビームを走査してこれをスクリーン400に投影する光学走査・投射装置3 00を有する。白色直線レーザアレイ源100の出力ビームは、その他のフォト レセプター、例えばアイ、すなわち、眼状体、紙、感光フィルム、その他の感光 材料に投影することもできる。 白色光直線レーザーアレイ源100は複数個Nの白色光の平行移動するビーム レット102を生成する。独立した各ビームレットは三原色の直線アレイ源すな わち赤色直線アレイ104、緑色直線アレイ106、及び青色直線アレイ108 のN数の平行移動出力ビームレットを空間的に結合することによって形成される 。三原色直線アレイ源104,106,108の単色のN数の移動直線アレイ出 力の各平行移動直線アレイの出力は、続いて光学素子116をN数の平行移動白 色光ビームレッド102に結合することによって結合される。用語「白色光ビー ムレット」は文字通り白色光の外観を意味するばかりでなく、赤、緑、青色の光 を種々結合することによって得られるカラーをも意味する。ビームレットNの数 は2と、2を含む任意の整数電力との間にある。 後に詳述するように、N平行移動出力ビームレット102の直線アレイは、光 学走査・投射装置300によって反射、屈折されて同時に投影スクリーン400 を横切ってN走査線の帯を走査し、投影スクリーン400上を下方にMの連続す る帯走査線をラスターする。従って、図2に示すような従来の単一ビームCRT に見られるような走査線毎にラスター走査をするのとは対照的に、カラーイメー ジ投射装置10は、図3に示すように投影スクリーン400上のN走査線の帯を 同時に走査する。 データ処理装置200は入力ビデオ信号やグラフィック信号201(以下「ビ デオ」と称する)を走査線にリフォーマットする。この場合の走査線の総数はス クリーン一杯のピクセルを生ずる。各三原色直線アレイ源104,106,10 8の個別にアドレス可能なビームレット110,112,114のセットは、白 色光直線アレイ源の結合されたN数の白色光ビームレットが、投影スクリーン4 00を走査線−走査線、フレームーフレームの関係で照射されたピクセルで満た すことによって、入力イメージを再生する。 データ処理装置200は、ビデオ入力コンバータ202を有し、同コンバータ は複合ビデオ、アナログRGB、又はコンピュータ・グラフィックのような共通 形式のイメージ信号をデジタルの赤、緑、青(RGB)データに変換する。この ような変換を行うためのチップのセットは、後に図8Aに関して詳述するように 、カリフォルニア州サニーベールのフィリップス・セミコンダクターズ社のシグ ネティック ディビジョンから商業的に入手できる。 本発明の好ましい実施例では、母線208を経てビデオ入力コンバータ202 を制御するために、メモリ206に関してマイクロプロセッサをベースにした制 御装置204を使用している。このようにすると、ビデオ信号のデコードとフォ ーマット操作はマイクロプロセッサの制御下におかれる。母線、すなわち、バス 208はサンプル・クロック(水平シンク)やフレーム情報のようなデコードさ れたタイミング情報をカラーイメージ投射装置10の他の部分に伝達する。加え て、母線208は制御信号を外部コンピュータや制御器と、イメージ投射装置1 0との間に搬送するために使用してもよい。例えば、母線208に接続された外 部のホスト・コンピュータで色相、彩度、色合い、その他の複合NTSC特性の 量を制御することもできる。 ビデオ入力コンバータ202は、赤色のデジタル・データ・ストリーム210 、緑色のデジタル・データ・ストリーム212、及び青色のデジタル・データ・ ストリーム214を提供する。各ストリーム110,212,214は8ビット 幅の連続したピクセル・ストリームで、このストリームは各カラー・データ・ス トリームに28=256のグレー・スケールを提供する。各ストリームはフレー ムを走査線で満たすラスター・フォーマットを有する、カラーイメージ投射装置 10はフレームを1本、又はそれ以上の走査線で満たすので、単一の連続ピクセ ル・ストリームを複数(N)の連続したピクセル・ストリームにリフォーマット しなければならない。そうしてたリフォーマットされたストリームの一つは白色 光直線アレイ源100のN数の出力ビームレットに与えられる。換言すれば、デ ジタル・データ・ストリーム210,212,214は、図2Aに示す単一ラス ター走査フォーマットから、図3Bに示すN−ビームレットのラスター走査フォ ーマットに変換しなければならない。Nの値は、例えば64、128、或いはそ れ以上というように非常に大きいので、ピクセル・ストリーム内の各N走査 線に関するグレー・スケール・ピクセル情報に対して8ビットの平行通路をマル チプレックスするのが望ましい。本発明の好ましい実施例では、8ビットのグレ ー・スケール・ピクセル情報は1組のデジタル・プロセッサ216,218,2 20によってマルチプレック形態に変換される。例えば、デジタル赤色データ2 10の一連のピクセル・ストリーム(8ビット幅は一つの走査線に対して1から Nの最初のピクセルのすべてを表し、続いて2番目のすべてのピクセルの走査線 を表す)がデジタル・プロセッサ216によって処理されて、単一のマルチプレ ックスされたピクセル・ストリームとなって現れる。同様にデジタルの緑色デー タ212と青色データ214の連続したピクセル・ストリームはデジタル・プロ セッサ218とデジタル・プロッサ220によってそれぞれ処理される。 デジタル・プロセッサ216,218、220は選択したビデオ装置から得た データ(例えば、分解能、アスペクト速度)をカラーイメージ投射装置10のデ ータに変換する。この点については殊に図8A乃至図10Dに関して詳細に説明 する。しかし、イメージ投射装置10は、イメージ投射装置10の予め選定した イメージフォーマットと一致する、或いはそれに相当するイメージフォーマット をディスプレーする場合には、上述のようなデータ変換をすることなく用いられ る。 デジタル・プロセッサ216からのマルチプレックスされた赤色ピクセル・ス トリーム222は、続いて対応する赤色直線アレイ源104の個別にアドレス可 能な出力ビームレットを変調するために連続的に使用される。同様に、緑色と青 色のマルチプレックスされた各ピクセル・ストリーム224,226は、対応す る各緑色と青色の直線アレイ源106,108の出力ビームレットを変調する。 本発明の好ましい実施例では、このような変調操作は、赤色要素に対するパルス 幅変調器(PWM)228を用いて行われる。パルス幅変調器228とその利点 は図10に関して一層詳細に説明する。同様に、パルス幅変調器230は緑色要 素に対して作用し、パルス幅変調器232は青色要素に対して作用する。 白色光直線アレイ源100が1組のNピクセル・ストリーム234,236, 238によって変調されると、出現するN平行移動変調白色光ビームレット10 2の直線アレイは、光学走査・投射装置300によって、スクリーン400 上に1本、或いはそれ以上の本数をもったラスター走査を発生する。 本発明の一つの好ましい実施例によれば、光学走査・投射装置300は検流計 304と一体のミラー302、及びモータ308によって駆動される回転規則型 多面体ミラー360を含有する。検流計304とモータ308はそれぞれラスタ ー発生サーボ310によって制御される。回転規則型多面体ミラー306は少な くとも全イメージフレームを発生するのに必要な走査線数Mと同数の面を具えて いる。詳述すると、N数のビームレット102の平行する1組がミラー302を 照射する。ビームレット102はミラー302によって反射され、再び多面体ミ ラー306によって反射され、続いて1組の投影光学素子312によって屈折さ れて、イメージフレームの左側頂部から出発してスクリーン400上の最初の走 査線を走査する。本実施例では直径約3インチ7.6cm)で、9個の面をもった 規則型多面体ミラーが用いられている。このようにすれば多面体走査効率が0. 675になる。垂直方向の走査効率は検流計の遂行能力と、フィールド・サイク ル中の非作動面の数によって設定される。非作動面は新たなフィードを開始する のに備えて検流計を対応させるために用いられる。検流計に対する合理的な走査 効率は70%(80%以下)である。従って、検流計による0.727(8・8 +3)の走査効率の一走査サイクル中には、少なくとも3個の非活動面が必要と される。従って、全体的な走査効率は0.49(0.675と0.727の積) で、0.60の伝導性をもつ本装置の全体的な効率は、0.294(0.60と 0.49の積)である。72.7%の垂直走査効率をもった9面体の1・3イン チ(0.85cm)装置では、8走査線フィールドで60Hzフィールド速度を得る ためには4400RPMの回転速度が要求される。 その結果、レーザー・ダイオードアレイ(1要素につき26.6mW)に対して 3.4ワットの総電力をもったレーザー要素128は、スクリーンに3ワットの 電力(3、3.4、0.294の積)を与える。 本発明の重要な特徴は、垂直ラスターを行うために傾斜面を用いている点にあ る。従来の典型的な投射装置は、水平走査を行うために回転規則型多面体(すべ ての面の法線は回転軸線に関して垂直である)、及びビームをスクリーン上で垂 直方向下方にラスターする今一つの回転ミラー(通常は検流計)を用いている。 この方法は装置を複雑にし、費用が増大する。 図1に示す光学走査・投射装置300の今一つの好ましい実施例によれば、検 流計304は、これに一体に設けられたミラー302とともに回転不規則型多面 体ミラー306に用いられている。 図3A、3Bに関して説明されているように、第2面に関して垂直な面は、第 1面の垂直面に関して傾斜していて第2の走査線の走査をスクリーン上で垂直方 向下方に走査するようになっているので、最初の走査線の走査は次の頂部の水平 な走査線とつながるようになっている。連続する各面は同様に先行する面に関し て連続的にスクリーンを垂直方向下方にラスターして、M走査線が形成されて、 イメージフレーム全体が満されると、最初の面が再び後続のフレームを生じさせ るように動き始める。1個又はそれ以上の面(M数を超えた数)をもった多面体 ミラー306を用いて、ビデオ信号201内のどのような垂直ブランク空間信号 を受容するようにしてもよい。 しかしながら、回転不規則型多面体ミラー306は、それ自体各イメージフレ ームに対してMの連続した走査線を生ずるに過ぎない。検流計304とそれに一 体のミラー302はインターレースされた走査線をもたらし、それによってイン ターレースされたビデオ信号が表示される。検流計304はミラー302の傾斜 角度を僅かばかり変え、これによって連続する後続のフィールドを相殺する。例 えば、2:1のインターレースの場合、このような間隔は水平線の間隔の半分に 相当する。2:1のインターレース装置では、イメージは「フィールド」と一体 のアイによって形成される。フィールド速度はフレーム速度の2倍である。 図1に示す本発明の好ましい実施例によれば、ピラミッド状に傾斜した不規則 型ミラー面により生ずる帯の不釣合誤差を防ぐために18°走査方法が用いられ ている。1.8:1の横縦比の8帯18°走査の公称の不整合誤差は1走査線ピ ッチにつき約±1・5である。ピラミッド状の傾斜を形成する場合のエラーを1 走査線ピッチつき±1・5よりも低い値にするためには、±3のアーク秒よりも 厳しい許容条件が求められる。多面体の揺れ及び面対面のタイミングの動的誤差 は、ラスターの悪化に対する寄与を無視できるようにするために約±1アーク秒 の正確さが要求される。帯の不整合とピラミッド状誤差は、1走査線ピッチの ±2・5ピーク・ピーク誤差になる。 8帯フィールドは8の倍数面の不規則型多面体ミラーを必要となる。18°の 水平走で直径が約2インチ(5cm)の8面ポリゴンミラーの走査効率は0.2で ある。16面体で走査効率を0.4に倍増するためには約6インチ(15.2cm )の直径が必要となる。しかし、このように直径を増大すると、ミラー全体の質 量を約50%増加させることになる。 本発明のイメージ投射装置10の重要な特徴は、イメージフレームのNピクセ ル走査線を同時に走査する点にある。この方法によれば、特定のフレーム速度で イメージフレームを完全に照射するのに必要とされる多面体ミラーの角速度を著 しく減少することができる。各多面体ミラーは、走査線の走査線ごとに走査する のでなく、帯ごとに走査するように用いられている。このようにすれば、面の数 と角速度の商をN=1装置に比較して線Nの数に等しい因数まで減少することが できる。例えば、一時に128走査線の帯を走査するとしたら、1280の水平 走査線のイメージフレームを得るためには10面の多面体ミラーが必要となる。 しかし所望に応じて、独立した垂直偏向ミラーを用いることなく、ミラー306 の連続した傾斜反射面の数に等しい走査線数をもったフレームを生成するために 、N=1の白色光源とともに多面体ミラー302を用いてもよい。 種々の垂直走査速度、フレーム速度をもったビデオ標準は、多面体ミラー30 6の角速度を変更することによって容易に許容することができる。この方法によ れば、走査速度の変更には別構成のヨーク巻線及びその結果生じるヨークインダ クタンスの変化のための補償手段を必要とする、磁気的偏向装置よりもはるかに 優れた利点をもたらす。ラスター発生サーボ310は、母線208からタイミン グ信号得て、ラスター走査と同期して確実にミラー306を回転させ、望ましい 速度でミラー302を偏向させる。 図4は図1の光学走査・投射装置300の別の実施例500を示す。特に、こ こでは望まれるフレームに投射される走査線の数はNに等しく、ミラー302を 一体にもった検流計、すなわち、ガルバノメータ304は白色光の走査線Nを単 に反射してスクリーン400上の走査線Nを走査する。インターレースに必要で なければ、本実施例では垂直なラスタリングを必要としない。この構造によれば モータ308と回転多面体ミラー306が生ずるノイズ、振動、熱を相当程度減 少することができる。加えて、ひとえに多面体ミラー306がもたらす不整合、 すなわち、不釣合誤差も除去される。 図5を参照すると、図1の光学走査・投射装置300の更に別の実施例600 が示されている。本実施例600では多面体ミラー602は、図4に示したミラ ー502とは対照的に、各面の表面がミラー602の回転軸線に平行しているミ ラーからなっている。 図5に示す実施例では、フレームとして投射すべき走査線の所望数はNに等し く、インターレーシングを必要とせず、垂直ラスター装置もいらない。しかし、 もしフレーム内の走査走査線の所望数がNよりも少なくともない場合には、ミラ ー602は垂直検出用の検流計(図示せず)とともにフレーム内に所望数の走査 線を与える。 従って、この第3の実施例は、検流計302とミラー302の結合体が単にイ ンターレースされる代わりに垂直偏向をもたらす点、及び多面体ミラーの面が相 互に傾斜していないので、多面体ミラー306単に水平に偏向するようになって いる点を除いては、図1に示す光学走査・投射装置300と同じである。この第 3の実施例では、光学走査投射装置はミラー602の角速度はN=1の装置の場 合よりもNの因数だけ減じることができる。白色光レーザー直線アレイ源 図6A、6B、6Cは図1の赤色レーザーアレイ104を詳細に示す。アレイ 104から放射される光線の周波数を除いては、アレイ104は緑色レーザーア レイ106、青色レーザーアレイ103としても用いてよい。基板サブストレー ト700にこれと整合して取り付けられているものは以下の諸要素である。すな わち、1)個別にアドレス可能なストライプ半導体レーザー・ダイオードの直線 状の集積回路のアレイ702、2)マイクロ−光学レンズの直線状のアレイ70 4、3)モノリシックな電子−光学変調器の直線状のアレイ706、4)マイク ロ−光学レンズの直線状のアレイ708、5)非直線状の調和コンバータの直線 状のアレイ710、及び6)出力ビームレット視準マイクロ−光学レンズの直線 状のアレイ712である。直線状のモノリシックなアレイ702は個別にア ドレス可能な半導体ストライプ・レーザー・ダイオード714をN組(例えば、 64,128,...)もっている。基板サブストレート700はレーザー・ダ イオード702、レンズ704、変調器706、レンズ708、調和コンバータ 710、及びマイクロ−光学レンズ712を整合させて機械的に支持する。 赤色レーザーアレイ104の第1実施例では、半導体のストライプ・レーザー ・ダイオード714は、望ましい赤色を直接放射し得るように、アルガインプ( AlGaInp)四元III−V半導体材料系から育成されたものである。本実施例では、 各ストライプ・ダイオードの出力レーザー・ビームは、各ダイオードでの駆動電 流を直接変調することによって行われる。直線アレイ702の半導体のストライ プ・レーザー・ダイオードのそれぞれからの偏重された放射は、続いて直ちにマ イクロ−光学レンズ712によって視準されて、赤の原色アレイ源の赤の出力に よる直線アレイを形成する。この好ましい実施例では、マイクロ−光学レンズ7 04、変調器706、電子−光学マイクロ光学レンズ708、及び調和コンバー タ710は省略される。 赤色レーザーアレイ104の第2実施例では、アルガインプ(AlGaInp)の赤 色ストライプ・ダイオード714からの放射は、電子−光学変調器706の直線 アレイを経て変調され、直線レンズアレイ712を用いて変調した出力ビームレ ットの直線アレイを直ちに視準する。この場合も第1実施例の場合と同様にマイ クロ−光学レンズ708と調和コンバータ710は省略される。 赤色レーザーアレイ104の第3実施例では、半導体のストライプ・レーザー ・ダイオード702は、光線を望ましい赤(緑、青)の原色の波長の倍で、例え ば、赤に関しては1300nmの赤外線波長(緑に関しては1040nm、青に 関しては960nm)で、放射する。本実施例では、各ストライプ・ダイオード の出力の変調は各ダイオード714でダイオード駆動電力を直接変調することに よって行われる。各半導体ストライプ・ダイオード714からの変調放射はマイ クロ−光学・カプリング・レンズ708の直線アレイを経て、直ちにストライプ の非直線調和コンバータ710直線アレイに連結される。赤、緑、青の原色アレ イ源に対するストライプ非直線調和コンバータの直線アレイは、例えばLiTa O3、LiNbO3、KTP材料系から育成され、準位相マッチされた波 長を含む。非直線のコンバータアレイからの赤(緑、青)の変調された出力ビー ムレットの直線アレイは次に直線レンズアレイ712によって視準される。 好ましい第4実施例では、好ましい第3実施例とは異なり、半導体のストライ プ・レーザー・ダイオード714からの赤外線放射の変調は、赤外線放射をスト ライプ非直線調和コンバータ710の直線アレイと、出力視準レンズ712とに 通す前に赤外線放射を電子−光学変調器706に通すことによって達成される。 電子−光学変調器706の直線アレイは、例えばLiTaO3、LiNbO3、K TP材料系から育成されたNマッチ−ゼンダー(Mach-Zehnder)インターフェロ メーターからなる。詳述すると、図6Bは1組の集積された電子−光学変調器7 14,716,718を示しており、これらの電子−光学変調器はそれぞれ非直 線調和コンバータ720,722,724に接続される。図6Aには示されてい ないが、かくレーザー・ダイオード702に対して1個の電子−光学変調器が与 えられている。 図6Cを参照すると、各レザー・ダイオードをそれらに与える電流を直接変え て変調する場合には、電子−光学変調器706を必要としない点が示されている 。その代わり、図6Cに詳細に示されているように、調和コンバータ710が用 いられている。特に、これらのコンバータ710は非一体型アレイからなってい る。 図7A、7B、7Cを参照すると、図1の白色光直線アレイ源100の一つの 好ましい実施例が一層詳細に示されている。各赤、緑、青のレーザー直線アレイ 104,106,108が、アルミやマグネシゥムのような軽量の材料から鋳造 されて形成された基板800上に取り付けられた光学結合ミラー804,806 ,808とともに図示されている。基板800はレーザーアレイ104,106 ,108のヒート・シンクとして機能する。更に基板800は基板800に対す るアレイ104,106,108を整合させるデータを提供する。光学結合素子 802はミラー804、及び一対の二色性のミラー806,808を有する。光 学結合素子802は、各直線アレイ104,106,108からの対応する1か らNの視準されたビームレット110,112,114をN平行−移動の視準さ れた白色光ビームレット102の単一直線アレイに結合する。各三原色直線アレ イ源104,106,108は図7A、7B、7C、7Dに示すように、集積直 線アレイサブアセンブリとして組立てられる。 図7Bを参照すると、図1に示した白色光レーザーアレイ源100の正面図が 示されている。図7Cは1組のマッチ−ゼンダー(Mach-Zehnder)インターフェ ロメーター)型の電子−光学変調器810,812,814と、それに関連する 各集積調和コンバータ816,818,820とを示す。 図7Cは図6Bに対応する。 図7Dを参照は、図6Aの調和コンバータ710の端面図を示す。 図7Dは、図6Cに対応する。 白色光レーザーアレイの好ましい第2実施例を図8Cに関して更に説明する。データ処理システム 図8A、8B、8C及び8Dは、イメージ投射装置、すなわち、イメージプロ ジェクションシステム10内における全体のデータの流れと図1のデータ処理シ ステム200の基本ラスタの発生を図示する。ビデオ信号201はビデオ入力コ ンバータ202へ入り、ビデオ信号が、標準NTSC、RGB成分、あるいはV GAコンピュータの何れであれ、すべての場合において、該信号は3つの分離し たデータストリームとして、8ビットデジタルRGBビデオへ変換される。ビデ オ入力コンバータ202は、アナログ・デジタルコンバータ900、フェーズロ ックループ902及び複合成分デコーダ904を含む。そういったビデオコンバ ータは当該技術分野においてよく知られるものであり、市場で入手可能なチップ セットから組み立てることができる。特にフィリップス・セミコンダクタ(Phil ips Semiconductor)TDA8708アナログ・デジタルコンバータをフィリッ プス・セミコンダクタSAA7191ルマ(luma)、クロマ(chroma)プロセッ サ・シンク・クロックプロセッサ及びフィリップスSAA7197クロック発生 回路と共に用いることにより、アナログ複合ビデオ信号をデジタル輝度、クロミ ナンス並びに水平及び垂直信号に分離することができる。TRW TMC227 2デジタルカラースペースコンバータ・コレクタはこれらのデジタル信号を変換 し別個のred(赤)、green(緑)、及びblue(緑)デジタル出力を 与える。ここで、図8A及び8Bを参照すれば、この赤、緑、青はメモリ906 へ記憶される。このメモリは、水平時間ベース補正のために使用さ れ、また、ズームモードで作動するリサイジングプロセッサに必要な入力メモリ (いくつかの走査線に必要なだけである)として使用される。安定した赤、緑、 及び青のデジタルデータは、1セットのメモリ908,910及び912の要求 に応じて時間の記録がなされ、かつ、白色光レーザアレイソース100及び光学 走査・投射装置300の固定解像度を一致させるようにデータ解像度翻訳のため のイメージリサイジングプロセッサ914へ入力される。このイメージリサイジ ングプロセッサ914は、それぞれ赤、緑、青成分に関する別個のプロセッサ9 16,918,920を有する。 リサイズされ、リマップされた後、赤、緑、青のビデオ信号は、メモリバンク 922へ入力され、ここにおいて、128ラインの帯にリラスタ化される。メモ リバンク922は、それぞれ赤、緑及び青用の1セットの別個の帯メモリバンク 924,926,928を有する。ここで図8B及び8Cに言及すれば、走査線 データ(帯)のリラスタ化グループがメモリバンク922からパラレルマルチプ レックスフォーマットで呼び出されパルス変調器ICバンク930へ与えられて 、該ビデオ信号の強さを表わすパルス幅変調信号を形成する。走査上のRGB成 分の照度を表わす各バイナリパルス信号はレーザに与えられる。パルス変調器I Cバンク930は、各8ビット流を相当レーザ強さに変換するデータを記憶する ROMを含む。パルス変調器ICバンク930は、赤ビデオ成分用の1セットの 4つのパルス幅変調器932,934,936,938と、緑ビデオ成分用の1 セットの4つのパルス幅変調器940,942,944,948と、青ビデオ成 分用の1セットの4つのパルス幅変調器950,952,954,956とを含 む。各レーザダイオードは同じパワー入力で異なる出力を得ることができるので 、前記ROMは、各レーザダイオードが所定の強さ範囲内で作動するように変更 可能である。ポリゴンミラー30及びフラットミラー958はそれぞれ各帯の水 平及び垂直の偏向を与える。シンクタイミング分析 種々の入力モジュールによって発生させられかつイメージ投射装置10へ渡さ れるその他の標準信号が存在する。これらは、水平シンクから生じるサンプリン グクロック、及びFREF(Frame Reference、フレームリフアレンス)と呼ば れる信号である。これは、通常、第1フィールドの第1走査線の活動ビデオの第 1ピクセル上の能動低行エッジ(active-low-going edge)である1信号である 。水平シンク、垂直シンク、帰線、及びクロミナンスフィールドリファレンスを 含むその他の同期信号はこの1つのエッジから派生する。 システム制御バス960は、制御及びセットアップ選択データがシステム制御 マイクロプロセッサ962とイメージ投射装置10の種々のサブシステムとの間 へ行くように転送されることを許容する双方向コンピュータバスインターフェー スである。特に、システム制御マイクロプロセッサ962は、入力装置(例えば 、外部コンピュータ)からの割り込みに応答し、対応入力値を読み、それをRA M964へ記憶させ、値の変化を正確に実行するために必要なすべての正確な目 的地に関する情報に関してROM966をチェックし、そしてすべての目的地に 対して順番に書込み動作を実行する。 システムタイミングゼネレータ968は、データ変換、すべてのサブシステム 間の同期、フェーズロック、マルチプレックスド信号のエンコード及びデーコー ド、及び直接変調サブピクセル高速クロックリファレンスに関してイメージ投射 装置10によって必要とされるすべての同期信号を発生させる。システム制御バス 更に詳細に説明すると、システム制御バス960は双方向コンピュータバスイ ンターフェースである。1例としてNTSCビデオ信号を用いると、イメージ投 射装置10は、家庭においてユーザーがCRTビデオモニターを調整して映りを 正しくするのと同じ方法で、色相、彩度、明るさ、コントラストの量を制御可能 でなければならない。本発明の1実施例においては、色相、彩度、明るさ、コン トラストの特定の量に相当する値はすべてROM・RAM961に記憶される事 前設定値とすることができ、オペレータが外部より又はイメージ投射装置10の フロントパネルからセットアップすることが可能である。ユーザーから与えられ た情報はシステムを通り、制御バス960を通じて適当なサブシステムに転送さ れる。 発明の好ましい実施例においては、イメージ投射装置10のすべてのサブシス テムは同一特性のバスインターフェースを有しており、故に、接続すれば、同一 タイプのデータの送受が可能である。各サブシステムは唯一の目的地アドレスを 有しており、故に、ユーザーはリモートコントロール装置から、あるいはプロジ ェクターフロントパネルからいずれのサブシステムをソースとして選択できる。 システム制御バス960は、外部ホストコンピュータとの接続はもとより、イメ ージ投射装置10のすべての異なる部分同士を接続する操作情報バスである。発 明の好ましい実施例においては、ホストコンピュータはシリアルI・Oポート( RS232ポート)を備えたIBMのATタイプである。ビデオ入力コンバーター NTSC RS−170A ここで、ビデオ入力コンバータ202に言及すれば、NTSC RS−170 Aは、家庭に放送伝達されるものであり、あるいはVHSテープレコーダあるい はビデオディスクプレーヤから出力されるものである。図10C規定されるよう に、NTSCビデオのための重要な仕様は横縦比が4:3であるということであ り、この比はワイドスクリーンの横縦比ではない。発明の好ましい実施例におい ては、NTSCインターレースビデオ信号はライン、すなわち、走査線を水平に 横切る768ピクセルの高品位表示用にデジタル化され、480から484本の 能動垂直線間にある。クロミナンス信号は、輝度信号から個別にエンコードされ 、解像度は低い。デジタル化されたビデオ信号に関する公知の製品が存在し、デ ジタルイメージの高品位化技術−これは当該技術分野においてよく知られている −は投射された大イメージの映像品位を改善するために利用される。代替的に、 デジタル信号は複合・成分でコーダ904に直接的に与えられる。その様な場合 、イメージ投射装置10にたいするすべての信号経路はデジタルである。 ここでビデオ入力コンバータ202について言及すれば、放送NTSC信号の ための一般的なビデオでコーダは入力端子を有し、この入力端子はシンク信号と 共にエンコードされたカラー及び輝度情報を含む複合信号を受け取る。デコード が成される前に、このシンク信号は複合アナログ信号から最初に分離される。水 平シンク信号は、サンプリングクロックが各水平ラインが生じるたびにサンプリ ングクロックをフェーズロックループ902のための基準パルスとして合成する 。次に、複合ビデオ(ルマ及びクロマ)はアナログ・デジタルコンバータ900 に よってデジタル化され、そして、クロマ−輝度分離が複合・成分デコーダ904 によってデジタル的になされる。デジタル的にデコードを行なうことはアナログ デコードよりはるかに鮮明であり、現在TV受信機に用いられている。アナログ 法と共に、フィルタを用いて複合信号からクロミナンス成分を分離する。このよ うなアナログフィルタは歪みを生じさせ、全体の信号バンド幅を減少させる。複 合デジタル信号からデコードされた輝度及びクロミナンスは(TRW TMC2 272デジタルカラースペースコンバータ・コレクタのような)デジタルマトリ ックスに与えられ、RGBカラースペース信号を得る。ビデオはRGBの形とし てイメージ投射装置10を通過する。 発明の好ましい実施例においては、NTSCアナログ複合ビデオ信号はビデオ 入力コンバータ202へ与えられ、そして、イメージデータはビデオ入力コンバ ータ202の出力によりイメージ投射装置10のサブシステムへRGBカラース ペース信号で与えられる。RGBは等しい輝度・クロミナンス解像度フォーマッ トであり、輝度変化及びカラー変化の両方がバンド幅に関して同じ割合で生じる ことを意味する。1つのNTSCアナログ複合信号は、輝度(Y)及び色差信号 (U及びV)を有するが、NTSCは1つの等しい解像度フォーマットではない 。輝度(Y)は通常4MHzの解像度であり、色差信号UとVは、それぞれ1. 5と、約0.5MHzの解像度である。従って、NTSC少ないカラー情報を伝 達することでバンド幅を節約する。しかし、グラフィック及び高解像度テキスト の形態のビデオはすべて等しい解像度である。等しい解像度のビデオソースをよ り簡単に表示するために、ビデオ入力コネクタ202内でルナ差及び色差信号は RGBに変換される。 1050・29.9及びHDTV1125・30 ここで図8A−8D、10A及び10Bに言及し、ビデオ入力コンバータ20 2の第2の好ましい実施態様を説明する。ビデオ入力コンバータ202の第2の 好ましい実施態様は、図10Bに詳細に示す1050 2:1 NBC提示標準 及び図10Aに詳細に示す1125 SMPTE 240M標準のようなHDT Vビデオ信号を処理するように構成されている。これらの標準の何れかに適合す るビデオ信号は既にRGBの形であり、通常3本の別個のケーブルに乗せ られる。従って、アナログ・デジタルコンバータ900は3つの別個のアナログ ・デジタルコンバータを含む。別個のアナログ・デジタルコンバータを用いるこ とにより、相互干渉が最小にされる。これは、R、G及びBの各8ビットの3つ の経路となる。シンク及びクロック信号はNTSC信号の場合と同じ様にすべて の標準に対して同じ方法で発生させられる。 通常、HDTV標準信号は、時には複合ワイヤにより、そしてしばしば別個の ワイヤによりHとVとを別々に運ぶ。図10AのHDTV標準は「3重レベルシ ンク」を用いる。検出が困難であり、また、ノイズを受けやすいが、それは、当 該技術分野において良く知られるように通常の条件下で容易にデコードされる2 重レベルタイプの標準である。ビデオ入力コンバータ202の第1の実施例と比 較して、(HDTVに対する)第2の実施例は実際にシンプルである。なぜなら 、成分は別の形態になっていて、複数のアナログ・デジタルコンバータは単に高 いクロック周波数で作動する必要があるからである。 ビデオ入力コンバータ202の第3の実施例は、VGAコンピュータグラフィ ック信号を処理するように構成されている。VGAグラフィック情報は、典型的 にコンピュータのディスプレイカード上のRAMにルックアップテーブルモード で記憶される。このことは、(コンピュータ内の)デジタル信号バス上で8乃至 16ビット、最大で24ビットがRAM内の位置アドレスとして用いられること を意味する。RAMのアドレスは数百万色のカラーのいずれに対してもプログラ ムされるが、一時にはいくつかの限られた数のアドレスのみが使用可能である。 グラフィックに関するこの種の計画はカラーパレットのセットを得るために用い られる。 1つの特定カラーパレット内に限られた数のカラー数しか与えられないので、 ディスプレイが不自然に見えることを防止するため、メモリに割り当てられるカ ラーは注意して選択する必要がある。ビデオコンバータ202への入力としてア ナログVGAを使用することは、オリジナルのデジタル信号の劣化という以前の デジタル信号(データ)のリデジタル化を行なう必要がある。従って、この第3 の好ましい実施態様においては、コンピュータのVGAフィチャーバスコネクタ からのビット流はクリーンソースとして用いられる。ルックアップテーブル−こ れはVGAカード上に通常見出されるカラーテーブルデータの逆となる−のアド レスとしてこの信号を用いることは、RGBを直接デジタルとして与え、かつ、 イメージ投射装置10によって利用されるRGBフォーマットと互換とする。 更に詳細に言えば、ルックアップテーブル、すなわち、索引はコンピュータ内 のVGAカードと同じ値が割り当てられる。VGAフィチャーバスコネクタ及び コンピュータのシリアルインターフェースは、カラーテーブルデータをコンピュ ータからイメージ投射装置10にダウンロードするために、ソフトウェアインタ ーフェースルーチンと共に用いられる。発明の本好ましい実施態様にあっては、 イメージ投射装置10において、シリアルアウトプットのための一対のD9タイ プのコネクタを備える標準的なケーブルはVGAインターフェースカードを備え るATタイプのコンピュータに接続される。これによって、コンピュータに接続 されたディスプレイとイメージ投射装置10のスクリーン400との両方に同一 のカラーが表示される。クロック、水平及び垂直駆動(シンク)信号は、デジタ ルの形態で直接にVGAフィチャーコネクタ上に生じる。これらの信号は入力ク ロック信号及びFREFを発生させるために利用される。タイムベースコレクタメモリ 発明の好ましい実施態様は、ビデオテープその他のビデオソースから生じるデ ィスプレイビデオ信号を正確に移動させるためにタイムベース補正を利用する。 そういった信号のタイムベースは信号の特定再生システムによって変更される。 なぜなら、再生されたビデオ信号は、テープがヘッドを通過するときに発生する ジッタを有するし、また、テープ速度に僅かな変化が存在するからである。更に 、テープヘッドは完全な丸ではなく、テープは均一に緊張されていないので各水 平ラインにおいて僅かなずれが生じている。そして、シングルラインの間でさえ 、ビデオ信号のクロマ及びルマ特性に悪影響を与えるに十分なほど大きなテープ 速度の変化が存在するからである。家庭用TV受信機において、偏向は管のサイ ズよりも大きなビデオラスタをオバースキャンするように設計されている。その 結果、ユーザーはビデオのぼろぼろになった縁を見ることは決してない。その一 部は実際にはプラスチックベゼルプレートによってスクリーンから隠される。水 平ラインにミラーシフトがあるならば、そのぼろぼろの縁は隠される。このシフ ト は全体イメージ及び垂直解像度の品位を落し、かつ、不適当なカラー信号デコー ディングを生じさせる。しかしながら、テレビを見ている多くの人はそのような 忠実度問題に気付いている。 しかしながら、大きなイメージ(映像)を表示するプロジェクタの場合、水平 ラインのそういった僅かなシフトに対して注意を払わなければならない。例えば 、大きな正方形のスクリーンに全体イメージを示すために、ラスタをオーバース キャンさせることはできない。実際、そのイメージは水平にリアライン(再整列 )される。最新のテレビは、(旧式のテレビに見られる5−7ミリ秒と比較して )0.5ミリ秒という「速い水平AFC」として知られるものを使用している。 水平発振器フェーズロックループにおいて小さなタイム(時間)定数を使用する ことで、水平タイミングの僅かな変化に対して走査システムを「瞬時に」補正す ることができ、故に、ぼろぼろの縁は部分的に補正される。しかしながら、その 様な技術は、(電磁式走査システムとは異なり)電子機械式の走査システムに対 しては使用されない。なぜなら、電子機械式走査システムは、そのような補正に よって変化させることが難しい大きな質量を有するからである。 タイムベースを妨げる類似の方法は、家庭における違法なVCR記録に対する コピー防止方法として良く用いられる。VCRにおけるヘッドホイールは走査ポ リゴンミラーに極めて類似するものである。コピー防止を含む記録済ビデオは、 少量の水平及び垂直ジッタによりしばしば事前に歪ませており、それでTV受信 機シンク走査回路は誤差をすばやく追跡できるが、VCRのヘッドホイールはで きない。従って、ビデオタイムベースコレクタは本発明の好ましい実施態様に用 いられる。 ここで図8Bに言及すれば、タイムベースコレクタ(TBC)及びバッファメ モリ906はいくつかの走査ラインをテストしそれらを制御情報と共に目盛り内 へ読み込む。タイムベースコレクタ及びバッファメモリ906に含まれるデジタ ルロジックは、水平シンクが標準合成内部水平シンクからずれたことを決定し、 それに応答してタイムベースコレクタ部はラインが再び整列するように微小な量 だけラインを再シフトさせる。ラインは次にバッファメモリ部から完全に同期し て読みだされ完全なラスタとして表示される。イメージリサイジング 本発明のイメージ投射装置10は、多様なイメージフォーマットを表示する。 これは走査電子工学に多くの負担を課す。なぜなら、各ラインには異なる数のピ クセルが存在し、異なる数のラインが存在し、帰線間には異なる消去時間が存在 するからである。レーザー光源の決定により課される制限に対してすべてのラス タフォーマットを表示することは実現できない。完全にともされたラスタを得る ために異なる組み合わせのラスタ光源を消灯すると不均一なライン間隔を生じる 。周波数や走査ラインが常に数倍となることになり、光学走査システムが対応で きない。 この問題を克服するため、本発明のイメージ投射装置は、ライン毎に異なる数 のピクセルと異なる数の走査ラインを変換し、かつ、これらを1つの共通の解像 度に変換する。図9に図示するように、この方法でもって、イメージ投射装置1 0を所定のイメージサイズに関して最適化することが可能になる。更に、本発明 で用いられる変換方法は、異なる横縦比のイメージを補正する。光学走査投射装 置が特定の横縦比、ビデオの場合通常16:3と4:3の間、を造るように構成 される場合、横縦比ラスタを補正するためにどの操作を必要とするかに依存する が、追加的に水平縮小及び拡大を必要とする。 更に詳細に説明すると、イメージリサイジングプロセッサ914は2つのイメ ージ解像度翻訳を行なう。1つは解像度を一致させることであり、もう1つは横 縦比補正である。 イメージリサイジングプロセッサ914は、1ラインのどのような数のピクセ ルの、そしていかなるライン数のイメージ入力を受け取り、かつ、デジタルドメ インに関する補間動作を行なって1ラインにつき多少の(多い又は少ない)ピク セルを生じさせ、1フレームにつき多少のラインを生じさせる。入力イメージは 、操作・表示発生用の、かつアレイ内の固定数のレーザ及び固定数の面を備える ミラーに対する1つの共通のフォーマットに変換される。発明の好ましい実施態 様においては、イメージリサイジングプロセッサ914はすべての入力を128 0ピクセルx1280ラインの1つの共通のフォーマットに変換させる。このフ ォーマットは各レーザーアレイ内の128個のレーザーダイオードに基づくも のである。 発明の好ましい実施態様においては、イメージリサイジングプロセッサ914 は、水平に、あるいは垂直にいずれかの方向に独立してなされる水平、垂直の分 別リスケーリングを行なう。どのイメージ信号も1280x1280の固定フォ ーマット一致させられる。操作において、複合補間及び可変バンド幅フィルタア ルゴリズムは実時間で高速にイメージをリサイズする。 イメージリサイジングプロセッサ914は、ビデオ入力コンバータ202及び イメージ投射装置10に関して説明されたシステム制御バス960からの制御を 受ける。イメージリサイジングプロセッサ914は、各種々の標準に相当する値 を含む内部テーブルから得られる必要なリサイズ係数に基づき、ライン及びピク セルパラメータを与える。これにより、正しいライン数及びライン当たりの正し いピクセル数と共に正しい横縦比となる。発明の好ましい実施態様において使用 することに適するイメージのリサイズ技術は、マサチューセッツ、ボストンのハ インズコンベンションセンタ(Hynes Convention center)刊の文献、Electroni c Imaging International 会報1992年9月29日−10月2日のジェイム ス・H・アルベイターによる、題目「ビデオリサイジング−大きな又は小さなイ メージを造る方法、最良のもの」(“Video Resizing−how to make bigger/sma ller image the best it can be!")に開示されている。この文献に言及するこ とでこれを本明細書に組入れる。 ビデオ信号には多様な垂直周波数がある。NTSC及び提案の1050-HD 標準については59.9があり、1125・60−これは実際には1125・3 0である。なぜならそれは30Hzフレームレートであるからである−があり、 そして40から70Hzの間で垂直に変化するVGAコンピュータグラフィック がある。 種々の垂直スキャンレートに適合するイメージ投射装置10の場合、ポリゴン モータを異なる速度で回転させ、この平坦なミラーが入力ビデオ信号の垂直偏向 と同じ割合で垂直偏向を与えるように該ミラーを偏向させる。どのようなイメー ジ信号が表示されるにせよ、走査光学装置は同じままである。なぜなら、イメー ジ信号はいつも同じ量のデータでありあり、入力は固定走査解像度にリサイズさ れ、異なることはデータレートのみであるからである。異なる垂直走査レート( 速度)は全体フィールドまたはフレームをより早く又は遅く走査することに関係 する。それはスクリーン上に行く同じラスタであると考えられ、それは、フィー ルドあるいはフレームの更新レートである垂直レートに基づいて、ただ、やや速 くあるいは遅く走査される。 変速ポリゴン駆動モータ、垂直偏向検流形及びその関連電子装置310を組込 んだイメージリサイジングプロセスは、イメージ投射装置10に入力されたイメ ージフォーマットを処理する方法を与える。すべての必要なパラメータは、この パラメータを得るために必要な計算を行なう負担をシステムに与えないようにす るためROMテーブルに事前にコーディングされる。帯メモリバンク 発明の好ましい実施例においては、多くのラインを平行走査することにより十 分な明るさが得られる。 すべての現在のビデオ標準はCRTラスタフォーマットであり、前後走査する 単一のビームに関する単一質データ流を意味するので、本発明は、単一ビーム入 力フォーマットを同時走査する複合レーザベームのラスタ走査に変換する。 本発明によれば、水平走査に必要なすべてのラインはメモリ924,926, 928に記憶され、そして平行走査されるラインを与えるために読みだされる。 すべてのラインの第1のピクセルはそのメモリから最初に読みだされ、次にすべ てのラインの第2ピクセルその他が1・Nの速度(Nは平行ラインの数)で読み だされる。すべてのラスタダイオードは同時にアクティブ状態である。この機能 を行なう1つの好ましい方法は、2つのメモリを使用することである。第1のメ モリはN個のラインのグループを記憶し、第2のメモリはN個のラインのグルー プを平行出力する。次に、これらは「ピンポン」のように行き来する。ビデオは いずれかのメモリに読み込まれ、そのアドレスは順次大きくなり、そして出力の 際、ビデオは平行状態で読みだされる。 メモリから出る128個の8ビット経路を用いることは実行不可能である。こ の問題を軽減する方法は、該メモリから異なる順番で読みだす、つまりN個のラ インのN個のピクセルを読みだし、次にN+1個のラインのNピクセルを読みだ すことである。これはマルチプレックスドフォーマットと呼ばれ、データが単一 ワイヤ上に順番に現れ、そのシーケンスのオーダーが知られそして目的地でデコ ーディングされる。データがゆっくりとN回出ているので、N個のピクセル同じ 時間内に読みだされ、それぞれはすべての平行ソース上に第1のピクセルとして 示される。いずれかのメモリに行くデータレートは出ていくデータレートと同じ である。もし我々が異なるデータレートを有しているなら、メモリはオーバーフ ローするかあるいは空になる。パルス幅変調 発明の好ましい実施態様いては、イメージ投射装置10は、平行走査される1 8ラインを用いる。1ピクセルにつき3つ(R、G、B)のダイオードを用いる ことにより、合計で384のアクティブビデオチャンネルを生じる。これらのチ ャンネルは、走査変換フレーム記憶装置924,926,928から384の同 等な(マルチプレックスド)データ流として始まる。発明の好ましい実施態様に おいては、各チャンネルは8ビットの同等な解像度を用いる。そういったデジタ ル信号の各々は、ラスタダイオードを作動させて128本の各走査ラインに関す る時間変化するピクセルの振幅(及びカラー)を再生するために、アナログ信号 に変換される。どのシステムにおける384個のデジタル・アナログ変換器は極 めて多くの数の装置であり、多数のPCボードの場所、面倒なキャリブレーショ ン、及び十分な動力及びバンド幅の線形化された駆動電子装置を必要とする。 発明の好ましい実施態様においては、時間変化パルス列(動作周期)を備える 各レーザに対して十分な容量の電源を与えるためパルス幅変調を用いるので、ピ クセルタイム渡って何れのダイオードに与えられる平均電力はそのダイオードを 特定の振幅強さで照らすことに相当する。図11に図示するように、このことは 、D・Aコンバータが任意の8ビット値に対して生じさせるまったく同じ振幅と なり、これは、実際には、任意のピクセルに関するビデオのR、G、Bの強さで ある。これはいくつかの理由により利点を有する。スイッチモード電子装置は、 D・Aコンバータ、高度にフィルタされた電力供給、線形化された駆動電子装置 、並びにコストの係るセットアップ及びキャリブレーションを必要としない。ス イッチモードロジックは、アナログのものに比べて使用する電力が少ない。な ぜなら、出力トランジスタは完全にオン又はOFFのいずれかにされて消費電力 が少ないからである。特定の強さレベルを発生させるためのパルスの特定の例を 図11に示すが、各パルスの異なる数、タイミング及び振幅は、所定量エネルギ を各レーザーダイオードに所定時間に渡って与え、これによりそういったレーザ ーダイオードの(検知される)出力強さを確立するために用いられる。代替的に 、そういったパルスは、各ビームの強さを制御するためにマッハ・ツェンダ(Ma ch-Zehnder)干渉計変調器を駆動することができる。 スイッチモードパルスコード変調(PCM)は、通常、デジタルビデオシステ ムには適用されない。その理由は、8ビット解像度(強さが256レベル)およ び4MHzビデオバンド幅の場合、スイッチング率が極めて速くなければならな いからである。例えば、ピクセルが最低の強さ、あるいは全強さ(256レベル )の1・256の明るさであり、かつ、応答が線形であったならば、全ピクセル 時間の1・256の間最大であったパルスが必要であったであろうと想定できる 。それは、入力ビデオデータ流をデジタル化するために用いられるピクセルクロ ックの256倍の速さのクロックを必要とするであろう。多くの駆動装置はこの 応用の場合十分に速くスイッチ切り替えをすることができず、限られた遅い割合 となるであろう。更に、そういった速いパルス列を発生させるデジタルロジック は、在庫のある、あるいはコストが割安となる形では存在しない。 しかしながら、本発明のイメージ投射装置10は、ラインスロ−ダウンビデオ 帯を走査する。128帯の場合、ライン時間は128倍長くなる。スイッチレー トは、CMOSタイプのICロジックの通常の操作範囲である係数128によっ てほとんど落ちる。この範囲はスイッチモード駆動装置の操作に対してはまった く納得できるものである。パルス幅変調の場合、ある数のパルスの間に生じる光 エネルギの量は、各ビデオサンプル(ピクセル)の振幅に比例する。 多くの視聴者に受け入れられるものを達成するため、高品位イメージ再生のた めの最少の強さ値を発生する1ピクセル時間の間に十二分のON−OFFサイク ルを持つことが必要である。なぜなら、イメージプロダクションシステム10は そういった大きなディスプレイ及び優れたビーム光学装置を有しており、人間の 目はグレイレベル解像度には極めて敏感であり、そして、発明の好ましい実施態 様においては、図11に示す128レベルに代えて256のグレイレベルが用い られる。使用される変調は、どのサンプリングの際も、ベースバンド信号の振幅 値を発生させるために、8ビット強さコードを基本にして特定のパルス時間を発 生させる。いかなるアナログ信号の場合にもパルス幅変調(PWM)は、強さゼ ロと、強さが最大(全強さ)であるこの2つの間を線形に変化する。最も幅の広 い累積パルス時間は配送される最大のエネルギを表わし、最も狭い累積パルス時 間は最少エネルギ、又は最少強さを表わす。 パルスの時間はイメージ信号の振幅の関数として変化する。アイ(フォトセル のような作用をする光学装置)は、集積変調された光パルスを平均化された検出 される値に変換する能力を有する。しかしながら、鋭いステップをならしてより 平均化された値に変換出力する集積装置を用いることが好ましい。代替的に、細 かなパルスステップ増幅器を用いることにより、後のフィルタを省略できる。こ の計画は、アナログ積分器に比べて少ない成分を必要とする。また、パルス変調 計画は、広い周波数域を測定でき、ここではアナログ成分はただ1つのサンプル 周波数に対して一般的に規定される。 このパルス変調方法を用いることでアナログ電子装置及びイメージ投射装置1 0における接続ワイヤの量を減らすことができる。更に、多くのPCMユニット (典型的には32個のモジュール)を1つのIC駆動装置上に備えることができ る。 図8Cに示す実施例においては、赤レーザーアレイ104、緑レーザーアレイ 106及び青レーザーアレイ108からの出力は、図7A−7Dに示す実施例の 場合と異なる結合光学装置を用いることにより結合される。。特に、原色の平行 ビームはミラー951により反射され、第2の原色の平行ビームはミラー953 により反射され、第3の原色は、各プライムの相当平行ビームを結合するように 作動する結合キューブ955へ向けられる。ラスタ発生及びサーボ装置 水平反射 発明の好ましい実施態様においては、ラスタ帯の水平反射はポリゴンミラー3 06を回転させることにより与えられる。駆動モータ3000は、帯メモリバ ンク922の制御の下に読みだされた各帯(水平ライングループ)のスタートと 同期するやってくる水平駆動信号にロックされる。制御システムに対する光学的 フィードバックは、面の縁を整合させるポリゴンミラー306の上面にけがかれ た直線972によって与えられる。各面は1つの帯を反射させることに用いられ る。従って、けがかれた直線からのポリゴンミラーの面の縁の信号及びやってく る水平駆動は、モータサーボフェーズロックループ970への入力として作用す る。図8Dは合計で9つの面を備えるポリゴンミラー306を示すが、このポリ ゴンミラーはただ水平反射のみを与えるだけなので、面の数はシステムの設計に クリティカルではない。特に、完全な1024ラインのラスタをなすために8つ の帯を必要とするとき、それは、従って、1フレームをなすために8つの面を必 要とする。垂直帰線時間(インタレース検流計がリセットするための時間)は整 数の面をスキップすることによって得られる。 垂直反射 発明の好ましい実施態様においては、垂直反射は、ミラー302を備える検流 計304によって与えられる。ミラー302は各アクティブフレーム時間の間に 連続的にかつ線形的に動く。ミラー302は即時にあるいは個別のステップで動 くことはできないので、全体のアクティブ帯時間の間に動く。1つの帯の最後に 、かつ、水平帰線の後に、水平反射の量は、帯番号2のライン1が帯番号1のラ イン128の下に始まるように十分に正確である。これにより、1つの帯の高さ の量、あるいは128走査ラインによってラスタを回転させる。個の回転は、ラ スタがスクリーンに投射される前に光学的に取り除かれる。垂直リトレースに必 要な時間量は合計フレーム時間の10から30%であると見積もられる。ビデオ 入力及びグラフィックソースのシンク帰線時間は該ソースが従う表示標準に依存 して変化する。ポリゴンミラー306を回転させるいかなるシステムにおいて、 1フレーム時間スキップさせるいくつかの個別の数の面が常に存在し、故に、シ ンク帰線比が確立される。入力ビデオのフレーム時間がそのビデオが走査された ときのイメージのものと同じならば、そのデータは整数基準に適合するようにフ レームの記録から僅かに遅くあるいは速く読みだされる。図1、4及び5に関し て以前に説明したように、検流計は、インタレースのフォーマットを表示する可 能性を与えるために用いられうる。光学走査・投射装置 図12は、図1の光学的走査投射装置300の1実施例1200の概略レイア ウトを示す。この実施例1200は、スクリーンを垂直下方向に連続的なラスタ 帯走査を行なうための、従来技術の回転ポリゴンミラー1202及び検流計ミラ ー302を用いる。適当な事前走査(プリスキャン)コリメータ1204、垂直 折り返しミラー1206、水平折り返しミラー1208及び1:1リレーシステ ム1210が、図1の白色光レーザアレイソース100の出力をイメージするた めに用いられる。投射光学装置312はこのイメージを投射スクリーン400に 中継する。発明の好ましい実施態様においては、事前走査コリメータ1204は 球形ミラーである。1:1リレー1210は、同心円上の第1及び第2の球形ミ ラー1212,1214を含む。これらのミラーはほぼ同心円上にある。このリ レー1210の機能はインバートされ、これにより、統一された拡大率で1つの 投射された像から別の投射された像へとコリメーションが行われたフィールドを イメージ化する。 ここで、図13において、図1に示す光学的走査投射システム300の別の実 施態様1300を示す。この実施態様1300は、図12のまっすぐに回転する ポリゴンミラー1202を傾斜面回転ポリゴンミラー1302に代え、検流計ミ ラー302を固定折り返しミラー1302に代えた点で図12の実施態様120 0と異なる。この実施態様1300においては、回転ポリゴンミラー1302の 連続的に傾斜した面は、図1の白色光レーザーアレーソース100からの出力の 連続的帯走査を制御する。回転するポリゴンミラー1302の連続的に傾斜した 面により、連続する帯はスクリーン400を垂直下方向へラスタ処理され、これ により、図1に示すような検流計ミラー302とそれと結合された検流計304 の必要性をなくす。 図13において、白色光レーザーアレイソース100からのコリメーションが 行われた出力は、プリスキャンコリメータ1301、固定フォールド(折り返し )ミラー1304、垂直折り返しミラー1305、偏光分割器1306(反射に 用いられる)、1/4波長板1308及び水平折り返しミラー1309を介して ポリゴンミラー1302へ向けられる。傾斜したポリゴンミラー1302は、1 28ラインアレイの10の帯を走査し、これにより、1280ラインフィールド を与える。この走査フィールドは、1/4波長板1308を1秒間通過させ(偏 光の90°回転を成し遂げるため)、かつ偏光分割器1306に伝達することに より入力からポリゴンミラー1302へ分割される。F−Θスキャンレンズ13 10は、投射レンズ1312によってスクリーン400上に表示される中間イメ ージを造りだす。傾斜ポリゴンミラー1302の幾何学的な形状は、2つの競合 するラスタエラーをのバランスをとるように選択されなければならない。1つの 面によって生じる光学的走査角度は帯のミスマッチを最少にするために十分小さ くなくてはならないが、面のピラミット状の角度の誤差及び傾斜したポリゴンミ ラーのぐらつきによって生じるラスタ交差走査歪みを最少にするために十分大き くなければならない。 以上述べた本発明の種々の態様は好ましい態様であり、その他の変形例も可能 なことは当業者に理解されるところである。従って、本発明は添付の請求の範囲 に対して保護される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月24日 【補正内容】 明細書 イメージ投射方法及び装置 発明の背景 本発明は一般に高分解能のイメージ(映像)投射装置に関する。このイメージ 投射装置は、少なくとも一直線状に配列されたレーザ源を用い、TVビデオ又は スクリーン上への投射によるコンピュータ生成テキスト及びグラフィックのよう な、ラスター走査の単色、2色及び全色のイメージに適する。 従来の陰極管(CRT)によるディスプレー装置は大型スクリーンに対しては 実用的でなくなった。家庭用の最も大きいTVディスプレーはスクリーンを対角 線で測定して、一般に40インチ(101cm)を越えない。 クラフィックイメージディスプレーについては、陰極管(CRT)の大きさが 大きくなるにつれて単位スクリーン面積に対して比例する数のピクセル生成する モニター内の陰極管能力は低下する。これは近距離からグラフィックディスプレ ーを見る場合に必要とされる鮮明さを得るための大型陰極管の能力を制限する。 これは製造工程中の誤差なしに大きい映像面積全体に亘って極繊細な赤、緑及び 青(RGB)の3つの又は3層の燐光体を精密に再現させる点に困難があるから である。加えて電子ビームの偏向によっもたらされる誤差は大型陰極管と関連す る距離によって増幅され、スクリーン上のピクセル情報の空間的な歪の原因とな る。 グラフィックイディスプレーとは対照的に、家庭用のテレビ画面は明るくてコ ントラストも高くなければならない。家庭用のTVディスプレーはグラフィック ディスプレーの場合よりも遥かに遠い距離から見るので、分解能は主要な要因に はならない。加えて、CRTは低周波数の電磁場及びX線を発生させる。高輝度 を実現しようとする方法は、イレクトロンビームのスポットサイズを著しく大き くする原因になる。従ってこの大きいスポットはイメージの鮮明度を大きく減少 させ、その結果、コントラストが弱くなり、不鮮明なイメージを生ずることにな る。更に、大型のTVスクリーンは陰極管の長さが過度に長くならないように、 てスクリーンに向けられる。現在のガスーレーザに依拠した投射装置では、単一 白色ビームのみがスクリーンに投射されるので、この装置はN=1型である。数 字Nは白色ビームの数量である。一般にこのような装置では、全色イメージ(フ レーム)は、回転、偏向ミラーを結合して用いた一連のピクセルを投射すること によってスクリーン上に写し出される。適切に同期させると、回転ミラーはスク リーン上で白色光を水平に走査し、続いて一列のピクセルを描き出す。同時に偏 向ミラーは白色ビームをスクリーン上で垂直に下方に移動させ、イメージフレー ムを一時に1ラインのピクセルだけ満たしていく。いつの瞬間でも白色ビームは フレーム内の所与のピクセルを適当なルミナンスとクロミナンスで照射する。 現在のレーザーをベースにしたN=1型のビデオ投射装置は、レーザーに依拠 しないタイプの投射装置よりも輝度の高いイメージを写し出す能力をもっており 、100%に近い色彩度を達成することができる。N=1型のビデオ投射装置は 、ピクセルの大きさは白色ビームの強さとは関わりがないので、ピクセルの大き さに安定性をも有している。40インチ(101cm)よりも大きいスクリーン上 に手頃な輝度をもったイメージを写し出すためには、スクリーン上での白色ビー ムの強さは3ワット以上でなければならない。現在のN=1型の投射装置に使用 されているガスレーザーは典型的には0.1%以下の電力効率をもっている。従 って現在のレーザーをベースにしたビデオ投射装置は、数キロワットの浪費熱を 除去するに足りる数キロワットの調節された電力と、調節された冷却水を必要と する。従ってこのような装置は比較的に大きく、携帯性に乏しく、しかも高価で ある。現在のレーザーをベースにしたN=1型の投射装置では、3個の独立した 音響−光学(AO)光変調器を用いて、単一の白色出力ビームを形成する3個の RGBビームの夫々に対してビデオ変調情報を付与するようになっている。これ らの変調器には問題点があり、コストも高い。明るい大型スクリーンのディスプ レーに必要な電力レベルでは、変調による非直線性やその他の望ましくない影響 によってイメージの品質が低下する。 レーザーをベースにした従来のビデオ投射装置では、標準的なテレビイメージ を得るために機械的走査と電子的変調を行うために、高速作動の諸要素を使用し なければならなかった。現在のNTSCテレビイメージは、1秒間に1/30の 速度で再生され、各フレームは525本の水平走査線で満たされる。レーザビデ オ投射器では単一白光レーザビームをスクリーンを横切って走査するために多面 ポリゴン(多面体)右ミラーが概して用いられる。48面体のミラーでも50, 000rpmの角速度を要求される。このような作動に耐え得る軸受けは非常に高 価である。ピクセルの密度が増大するとポリゴンミラーの角速度を更に速くしな ければならないので、高精細度テレビ(HDTV)や高分解能グラフィックの場 合には走査上の問題は一層重要になってくる。 NTSCのような種々のビデオ標準、HDTVの改変型及びコンピュータ標準 はすでに存在しており、新しい標準も早晩開発されるであろう。中でもこれらの ビデオ標準は分解能、画面横縦比、フレーム速度、インターレーシング方法にお いて相違するかもしれない。従って、イメージ投射装置を、現存の、又は将来の ビデオ装置に一致してビデオイメージをディスプレーすることができるように、 又は容易にそれらのビデオ装置に適合し得るようにしておくことが望ましい。 従って、例えばNTSC、HDTVや、高分解能グラフィックイメージのよう な多分解能のビデオイメージをディスプレーすることが可能な、輝度が高くて低 コストにしてコンパクトなビデオ及びグラフィックイメージ投射装置に対しては 計り知れない期待がよせられている。加えて、グラフィック及びTVビデオのデ ィスプレー上の要件は異なるので、両方のイメージの形態のディスプレー機能を 結合して単一のポータブル投射装置にまとめあげることが非常に望まれている。 発明の概要 従って、本発明の一つの目的は、ビデオとグラフィックイメージ投射の方法及 び装置であって、例えばNTSC、HDTV、コンピュータグラフィック、その 他高分解能のビデオイメージのような、種々のビデオ標準を再生することが可能 なビデオとグラフィックイメージ投射の方法と装置を提供する点にある。 本発明の今一つの目的は、量産可能なモノクローム、2色彩、及び全色彩のイ メージを投射する低コストで可能な方法と装置を提供する点にある。 本発明の更に今一つの目的は、電力的に効率が良くコンパクトなイメージを投 射する方法と装置を提供する点にある。 規準化レンズアレイよりも前に、ソリッド・ステート原子光学変調器のアレイを 構成内に組入れることによって、各原色アレイのN数の平行指向出力ビームレッ トを変調する。場合によっては、非直線結晶材料からなる調和ジュネレータを用 いることなく、適当な半導体材料を使用して赤色ビームレットを直接発生させて もよい。 本発明の更に別の特長によれば、各三原色アレイのNビームレットに付与され たビデオ情報は、いくつかの異なった形態をとることができる。 一つの実施例では、変調操作は、個別にアドレス可能な半導体ストライプ・レ ーザー・ダイオードとの駆動電流を変調することによって行われる。これは半導 体レーザー・ダイオードを高速度で激しくオン・オフ操作を行なうことができる ので、従来の(N=1)型のレーザー投射装置に用いられている音響−光学変調 の態様と異なる。本発明では、ビデオイメージのN数の走査線を同時に走査する と、所与のフレーム速度でスクリーンを横切る所与の走査線を走査するのに要す る時間を著しく増大するので、高価な高速・高バンド幅の電子系を用いることな く、パルス幅変調器(PWM)を使用している。N線は平行に処理されるので、 データ処理速度はNの因数によって減少される。例えば、27=128の緑色レ ベルは、データ処理速度を128の因数に増大させなければならない。この増加 分は、各ピクセルを処理する時間がこれによって対応するN=128の因数だけ 減少するので、もしN=128の走査線が平行に走査できれば相殺することが可 能になる。 本発明の更に別の特徴によれば、光学走査・投射装置は、回転多面体ミラーを 有し、このミラーは、白色光アレイ出力をスクリーン上で水平に走査するととも に、スクリーン上の走査線を垂直方向下方に向けてラスターする、漸進的に傾斜 する複数の面を具えている。このミラーのことを本明細書では「不規則多面ミラ ー」とも称している。回転多面体ミラーは、少なくともイメージフレームを満た すに要する走査線数と同数の面Mを有する。第1面から出発すると、イメージフ レーム頂部から最初の帯が「着色」される。後続の各面は順次傾斜して先行する 帯の直下の帯を直接連続的に着色し、その後再び第1面が次のフレームの頂部の 走査線を着色し始める。傾斜型の多面体ミラーを用いてフレーム ングモジュールは、デジタル化された入力ビデオ源のイメージをレーザー投射装 置の1280×1280ピクセル内に基本的にマップする。 NTSCイメージを再マップする場合には、イメージは4:3(12・9)の スクリーン横縦比をもっているので、実際上の標示イメージは左右のマージンに よって形成される中央バンド内に納まるようになる。左右マージン(各々は水平 寸法の1・6を占有している)内のピクセルは使用されない。従って、イメージ はイメージリサイジング処理装置によって中央バンド内のピクセル(960×1 280)にマップされる。 フレーム速度の異なる垂直走査速度をもったビデオ装置は、多面体ミラーの角 速度(回転速度)を変えることによって容易に許容される。従って、多面体ミラ ーの角速度は増大すると、フィールドとフレームの速度が速くなる。 本発明は電力効率がよく、高性能を遂行し、低コストで量産するのに適し、か つ種々のビデオ装置に適合可能なイメージ投射装置を提供する。 本発明の付加的な目的、特徴と利点は図面を参照しながら以下の好ましい実施 例の説明を読むことによって理解されよう。図面の簡単な説明 図1は本発明のカラーイメージ投射装置を示すブロック図、 図2AはCRTのような従来の単一ビーム(N=1)イメージ投射装置の走査 線毎にラスター走査する方法を示す図、 図2Bは本発明のカラーイメージ投射装置の走査線を連続的にラスター走査を する方法を示す図、 図3AはNラインの第1帯を投射するための漸進的に傾斜される隣接面を有す る多面体ミラーの用法を示す傾斜図、 図3BはNライン中の第2帯を投射する、漸進的に傾斜される隣接面を有する 多面体ミラーの用法を示す図、 図4は図1に示す光学走査・投射装置の別の第1実施例を示すブロック図、 図5は図1に示す光学走査・投射装置の別の第2実施例を示すブロック図、 図6Aは本発明の原色直線レーザアレイ源の斜視図、 図6Bは図6Aの線6B−6Bに見た区域の拡大図、 出力ビームを走査してこれをスクリーン400に投影する光学走査・投射装置3 00を有する。白色直線レーザアレイ源100の出力ビームは、その他のフォト レセプター、例えばアイ、すなわち、眼状体、紙、感光フィルム、その他の感光 材料に投影することもできる。 白色光直線レーザーアレイ源100は複数個Nの白色光の平行移動するビーム レット102を生成する。独立した各ビームレットは三原色の直線アレイ源すな わち赤色直線アレイ104、緑色直線アレイ106、及び青色直線アレイ108 のN数の平行移動出力ビームレットを空間的に結合することによって形成される 。三原色直線アレイ源104,106,108の単色のN数の移動直線アレイ出 力の各平行移動直線アレイの出力は、続いて光学素子116をN数の平行移動白 色光ビームレッド102に結合することによって結合される。用語「白色光ビー ムレット」は文字通り白色光の外観を意味するばかりでなく、赤、緑、青色光の 強度を種々結合することによって得られるカラーをも意味する。ビームレットN の数は2と、任意の2の累乗整数との間にある。 後に詳述するように、N平行移動出力ビームレット102の直線アレイは、光 学走査・投射装置300によって反射、屈折されて同時に投影スクリーン400 を横切ってN走査線の帯を走査し、投影スクリーン400上を下方にMの連続す る帯走査線をラスターする。従って、図2に示すような従来の単一ビームCRT に見られるような走査線毎にラスター走査をするのとは対照的に、カラーイメー ジ投射装置10は、図3に示すように投影スクリーン400上のN走査線の帯を 同時に走査する。 データ処理装置200は入力ビデオ信号やグラフィック信号201(以下「ビ デオ」と称する)を走査線にリフォーマットする。この場合の走査線の総数はス クリーン一杯のピクセルを生ずる。各三原色直線アレイ源104,106,10 8の個別にアドレス可能なビームレット110,112,114のセットは、白 色光直線アレイ源の結合されたN数の白色光ビームレットが、投影スクリーン4 00を走査線−走査線、フレーム−フレームの関係で照射されたピクセルで満た すことによって、入力イメージを再生する。 データ処理装置200は、ビデオ入力コンバータ202を有し、同コンバータ は複合ビデオ、アナログRGB、又はコンピュータ・グラフィックのような共通 形式のイメージ信号をデジタルの赤、緑、青(RGB)データに変換する。この ような変換を行うためのチップのセットは、後に図8Aに関して詳述するように 、カリフォルニア州サニーベールのフィリップス・セミコンダクターズ社のシグ ネティック ディビジョンから商業的に入手できる。 本発明の好ましい実施例では、母線208を経てビデオ入力コンバータ202 を制御するために、メモリ206に関してマイクロプロセッサをベースにした制 御装置204を使用している。このようにすると、ビデオ信号のデコードとフォ ーマット操作はマイクロプロセッサの制御下におかれる。母線、すなわち、バス 208はサンプル・クロック(水平シンク)やフレーム情報のようなデコードさ れたタイミング情報をカラーイメージ投射装置10の他の部分に伝達する。加え て、母線208は制御信号を外部コンピュータや制御器と、イメージ投射装置1 0との間に搬送するために使用してもよい。例えば、母線208に接続された外 部のホスト・コンピュータで色相、彩度、色合い、その他の複合NTSC特性の 量を制御することもできる。 ビデオ入力コンバータ202は、赤色のデジタル・データ・ストリーム210 、緑色のデジタル・データ・ストリーム212、及び青色のデジタル・データ・ ストリーム214を提供する。各ストリーム110,212,214は8ビット 幅の連続したピクセル・ストリームで、このストリームは各カラー・データ・ス トリームに28=256のグレー・スケールを提供する。各ストリームはフレー ムを走査線で満たすラスター・フォーマットを有する、カラーイメージ投射装置 10はフレームを1本、又はそれ以上のN走査線の帯で満たすので、単一の連続 ピクセル・ストリームを複数(N)の連続したピクセル・ストリームにリフォー マットしなければならない。そうしてたリフォーマットされたストリームの一つ は白色光直線アレイ源100のN数の出力ビームレットに与えられる。換言すれ ば、デジタル・データ・ストリーム210,212,214は、図2Aに示す単 一ラスター走査フォーマットから、図3Bに示すN−ビームレットのラスター走 査フォーマットに変換しなければならない。Nの値は、例えば64、128、又 はそれ以上というように非常に大きいので、ピクセル・ストリーム内の各N走査 上に1本、或いはそれ以上の本数をもったラスター走査を発生する。 本発明の一つの好ましい実施例によれば、光学走査・投射装置300は検流計 304と一体のミラー302、及びモータ308によって駆動される回転規則型 多面体ミラー360を含有する。検流計304とモータ308はそれぞれラスタ ー発生サーボ310によって制御される。回転規則型多面体ミラー306は少な くとも全イメージフレームを発生するのに必要な走査線数Mと同数の面を具えて いる。詳述すると、N数のビームレット102の平行移動する1組がミラー30 2を照射する。ビームレット102はミラー302によって反射され、再び多面 体ミラー306によって反射され、続いて1組の投影光学素子312によって屈 折されて、イメージフレームの左側頂部から出発してスクリーン400上の最初 の走査線を走査する。本実施例では直径約3インチ7.6cm)で、9個の面をも った規則型多面体ミラーが用いられている。このようにすれば多面体走査効率が 0.675になる。垂直方向の走査効率は検流計の遂行能力と、フィールド・サ イクル中の非作動面の数によって設定される。非作動面は新たなフィードを開始 するのに備えて検流計を対応させるために用いられる。検流計に対する合理的な 走査効率は70%(80%以下)である。従って、検流計による0.727(8 ・8+3)の走査効率の一走査サイクル中には、少なくとも3個の非活動面が必 要とされる。従って、全体的な走査効率は0.49.0.675と0.727の 積)で、0.60の伝導性をもつ本装置の全体的な効率は、0.294(0.6 0と0.49の積)である。72.7%の垂直走査効率をもった9面体の1・3 インチ(0.85cm)装置では、8走査線フィールドで60Hzフィールド速度を 得るためには4400RPMの回転速度が要求される。 その結果、レーザー・ダイオードアレイ(1要素につき26.6mW)に対して 3.4ワットの総電力をもったレーザー要素128は、スクリーンに3ワットの 電力(3、3.4、0.294の積)を与える。 本発明の重要な特徴は、垂直ラスターを行うために傾斜面を用いている点にあ る。従来の典型的な投射装置は、水平走査を行うために回転規則型多面体(すベ ての面の法線は回転軸線に関して垂直である)、及びビームをスクリーン上で垂 直方向下方にラスターする今一つの回転ミラー(通常は検流計)を用いている。 ±2・5ピーク・ピーク誤差になる。 8帯フィールドは8の倍数面の不規則型多面体ミラーを必要となる。18°の 水平走で直径が約2インチ(5cm)の8面ポリゴンミラーの走査効率は0.2で ある。16面体で走査効率を0.4に倍増するためには約6インチ(15.2cm )の直径が必要となる。しかし、このように直径を増大すると、ミラー全体の質 量を約50%増加させることになる。 本発明のイメージ投射装置10の重要な特徴は、イメージフレームのNピクセ ル走査線を同時に走査する点にある。この方法によれば、特定のフレーム速度で イメージフレームを完全に照射するのに必要とされる多面体ミラーの角速度を著 しく減少することができる。各多面体ミラーは、走査線の走査線ごとに走査する のでなく、帯ごとに走査するように用いられている。このようにすれば、面の数 と角速度の商をN=1装置に比較して線Nの数に等しい因数まで減少することが できる。例えば、一時に128走査線の帯を走査するとしたら、1280の水平 走査線のイメージフレームを得るためには10面の多面体ミラーが必要となる。 しかし所望に応じて、独立した垂直偏向ミラーを用いることなく、ミラー306 の連続した傾斜反射面の数に等しい走査線数をもったフレームを生成するために 、N=1の白色光源とともに多面体ミラー302を用いてもよい。 種々の垂直走査速度、フレーム速度をもったビデオ標準は、多面体ミラー30 6の角速度を変更することによって容易に許容することができる。この方法によ れば、走査速度の変更には別構成のヨーク巻線及びその結果生じるヨークインダ クタンスの変化のための補償手段を必要とする、磁気的偏向装置よりもはるかに 優れた利点をもたらす。ラスター発生サーボ310は、母線208からタイミン グ信号得て、ラスター走査と同期して確実にミラー306を回転させ、望ましい 速度でミラー302を偏向させる。 図4は図1の光学走査・投射装置300の別の実施例500を示す。特に、こ こでは望まれるフレームに投射される走査線の全数はNに等しく、ミラー302 を一体にもった検流計、すなわち、ガルバノメータ304は白色光の走査線Nを 単に反射してスクリーン400上の走査線Nを走査する。インターレースに必要 でなければ、本実施例では垂直なラスタリングを必要としない。この構造によれ ばモータ308と回転多面体ミラー306が生ずるノイズ、振動、熱を相当程度 減少することができる。加えて、ひとえに多面体ミラー306がもたらす不整合 、すなわち、不釣合誤差も除去される。 図5を参照すると、図1の光学走査・投射装置300の更に別の実施例600 が示されている。本実施例600では多面体ミラー602は、図4に示したミラ ー502とは対照的に、各面の表面がミラー602の回転軸線に平行しているミ ラーからなっている。 図5に示す実施例では、フレームとして投射すべき走査線の所望数はNに等し く、インターレーシングを必要とせず、垂直ラスター装置もいらない。しかし、 もしフレーム内の走査走査線の所望数がNよりも少なくともない場合には、ミラ ー602は垂直検出用の検流計(図示せず)とともにフレーム内に所望数の走査 線を与える。 従って、この第3の実施例は、検流計302とミラー302の結合体が単にイ ンターレースされる代わりに垂直偏向をもたらす点、及び多面体ミラーの面が相 互に傾斜していないので、多面体ミラー306単に水平に偏向するようになって いる点を除いては、図1に示す光学走査・投射装置300と同じである。この第 3の実施例では、光学走査投射装置はミラー602の角速度はN=1の装置の場 合よりもNの因数だけ減じることができる。白色光レーザー直線アレイ源 図6A、6B、6Cは図1の赤色レーザーアレイ104を詳細に示す。アレイ 104から放射される光線の周波数を除いては、アレイ104は緑色レーザーア レイ106、青色レーザーアレイ108としても用いてよい。基板サブストレー ト700にこれと整合して取り付けられているものは以下の諸要素である。すな わち、1)個別にアドレス可能なストライプ半導体レーザー・ダイオード702 の直線状の集積回路のアレイ、2)マイクロ−光学レンズ704の直線状のアレ イ、3)モノリシックな電子−光学変調器706の直線状のアレイ、4)マイク ロ−光学レンズ708の直線状のアレイ、5)非直線状の調和コンバータ710 の直線状のアレイ、及び6)出力ビームレット視準マイクロ−光学レンズ712 の直線状のアレイである。直線状のモノリシックなアレイ702は個別に アドレス可能な半導体ストライプ・レーザー・ダイオード702をN組(例えば 、64,128,...)もっている。基板サブストレート700はレーザー・ ダイオード702、レンズ704、変調器706、レンズ708、調和コンバー タ710、及びマイクロ−光学レンズ712を整合させて機械的に支持する。 赤色レーザーアレイ104の第1実施例では、半導体のストライプ・レーザー ・ダイオード702は、望ましい赤色を直接放射し得るように、アルガインプ( AlGaInp)四元III−V半導体材料系から育成されたものである。本実施例では、 各ストライプ・ダイオードの出力レーザー・ビームは、各ダイオードでの駆動電 流を直接変調することによって行われる。直線アレイ702の半導体のストライ プ・レーザー・ダイオードのそれぞれからの偏重された放射は、続いて直ちにマ イクロ−光学レンズ702によって視準されて、赤の原色アレイ源の赤の出力に よる直線アレイを形成する。この好ましい実施例では、マイクロ−光学レンズ7 04、変調器706、電子−光学マイクロ光学レンズ708、及び調和コンバー タ710は省略される。 赤色レーザーアレイ104の第2実施例では、アルガインプ(AlGaInp)の赤 色ストライプ・ダイオード702からの放射は、電子−光学変調器706の直線 アレイを経て変調され、直線レンズアレイ712を用いて変調した出力ビームレ ットの直線アレイを直ちに視準する。この場合も第1実施例の場合と同様にマイ クロ−光学レンズ708と調和コンバータ710は省略される。 赤色レーザーアレイ104の第3実施例では、半導体のストライプ・レーザー ・ダイオード702は、光線を望ましい赤(緑、青)の原色の波長の倍で、例え ば、赤に関しては1300nmの赤外線波長(緑に関しては1040nm、青に 関しては960nm)で、放射する。本実施例では、各ストライプ・ダイオード の出力の変調は各ダイオード702でダイオード駆動電力を直接変調することに よって行われる。各半導体ストライプ・ダイオード702からの変調放射はマイ クロ−光学・カプリング・レンズ708の直線アレイを経て、直ちにストライプ の非直線調和コンバータ710直線アレイに連結される。赤、緑、青の原色アレ イ源に対するストライプ非直線調和コンバータの直線アレイは、例えばLiTa O3、LiNbO3、KTP材料系から育成され、準位相マッチされた波 長を含む。非直線のコンバータアレイからの赤(緑、青)の変調された出力ビー ムレットの直線アレイは次に直線レンズアレイ712によって視準される。 好ましい第4実施例では、好ましい第3実施例とは異なり、半導体のストライ プ・レーザー・ダイオード702からの赤外線放射の変調は、赤外線放射をスト ライプ非直線調和コンバータ710の直線アレイと、出力視準レンズ712とに 通す前に赤外線放射を電子−光学変調器706に通すことによって達成される。 電子−光学変調器706の直線アレイは、例えばLiTaO3、LiNbO3、K TP材料系から育成されたNマッチ−ゼンダー(Mach-Zehnder)インターフェロ メーターからなる。詳述すると、図6Bは1組の集積された電子−光学変調器7 14,716,718を示しており、これらの電子−光学変調器はそれぞれ非直 線調和コンバータ720,722,724に接続される。図6Aには示されてい ないが、かくレーザー・ダイオード702に対して1個の電子−光学変調器が与 えられている。 図6Cを参照すると、各レザー・ダイオードをそれらに与える電流を直接変え て変調する場合には、電子−光学変調器706を必要としない点が示されている 。その代わり、図6Cに詳細に示されているように、調和コンバータ710が用 いられている。特に、これらのコンバータ710は非一体型アレイからなってい る。 図7A、7B、7Cを参照すると、図1の白色光直線アレイ源100の一つの 好ましい実施例が一層詳細に示されている。各赤、緑、青のレーザー直線アレイ 104,106,108が、アルミやマグネシゥムのような軽量の材料から鋳造 されて形成された基板800上に取り付けられた光学結合ミラー804,806 ,808とともに図示されている。基板800はレーザーアレイ104,106 ,108のヒート・シンクとして機能する。更に基板800は基板800に対す るアレイ104,106,108を整合させるデータを提供する。光学結合素子 802はミラー804、及び一対の二色性のミラー806,808を有する。光 学結合素子802は、各直線アレイ104,106,108からの対応する1か らNの視準されたビームレット110,112,114をN平行−移動の視準さ れた白色光ビームレット102の単一直線アレイ源に結合する。各三原色直線ア レイ源104,106,108は図7A、7B、7C、7Dに示すように、集積 直線アレイサブアセンブリとして組立てられる。 図7Bを参照すると、図1に示した白色光レーザーアレイ源100の正面図が 示されている。図7Cは1組のマッチ−ゼンダー(Mach-Zehnder)インターフェ ロメーター)型の電子−光学変調器810,812,814と、それに関連する 各集積調和コンバータ816,818,820とを示す。 図7Cは図6Bに対応する。 図7Dを参照は、図6Aの調和コンバータ710の端面図を示す。 図7Dは、図6Cに対応する。 白色光レーザーアレイの好ましい第2実施例を図8Cに関して更に説明する。データ処理システム 図8A、8B、8C及び8Dは、イメージ投射装置、すなわち、イメージプロ ジェクションシステム10内における全体のデータの流れと図1のデータ処理シ ステム200の基本ラスタの発生を図示する。ビデオ信号201はビデオ入力コ ンバータ202へ入り、ビデオ信号が、標準NTSC、RGB成分、あるいはV GAコンピュータの何れであれ、すべての場合において、該信号は3つの分離し たデータストリームとして、8ビットデジタルRGBビデオへ変換される。ビデ オ入力コンバータ202は、アナログ・デジタルコンバータ900、フェーズロ ックループ902及び複合成分デコーダ904を含む。そういったビデオコンバ ータは当該技術分野においてよく知られるものであり、市場で入手可能なチップ セットから組み立てることができる。特にフィリップス・セミコンダクタ(Phil ips Semiconductor)TDA8708アナログ・デジタルコンバータをフィリッ プス・セミコンダクタSAA7191ルマ(luma)、クロマ(chroma)プロセッ サ・シンク・クロックプロセッサ及びフィリップスSAA7197クロック発生 回路と共に用いることにより、アナログ複合ビデオ信号をデジタル輝度、クロミ ナンス並びに水平及び垂直信号に分離することができる。TRWTMC2272 デジタルカラースペースコンバータ・コレクタはこれらのデジタル信号を変換し 別個のred(赤)、green(緑)、及びblue(緑)デジタル出力を与 える。ここで、図8A及び8Bを参照すれば、赤、緑、青デジタル信号はメモリ 906へ送られる。このメモリは、水平時間ベース補正のために 使用され、また、ズームモードで作動するリサイジングプロセッサに必要な入力 メモリ(いくつかの走査線に必要なだけである)として使用される。安定した赤 、緑、及び青のデジタルデータは、1セットのメモリ908,910及び912 の要求に応じて時間の記録がなされ、かつ、白色光レーザアレイソース100及 び光学走査・投射装置300の固定解像度を一致させるようにデータ解像度翻訳 のためのイメージリサイジングプロセッサ914へ入力される。このイメージリ サイジングプロセッサ914は、それぞれ赤、緑、青成分に関する別個のプロセ ッサ916,918,920を有する。 リサイズされ、リマップされた後、赤、緑、青のビデオ信号は、メモリバンク 922へ入力され、ここにおいて、128ラインの帯にリラスタ化される。メモ リバンク922は、それぞれ赤、緑及び青用の1セットの別個の帯メモリバンク 924,926,928を有する。ここで図8B及び8Cに言及すれば、走査線 データ(帯)のリラスタ化グループがメモリバンク922からパラレルマルチプ レックスフォーマットで呼び出されパルス変調器ICバンク930へ与えられて 、該ビデオ信号の強さを表わすパルス幅変調信号を形成する。走査上のRGB成 分の照度を表わす各バイナリパルス信号はレーザに与えられる。パルス変調器I Cバンク930は、各8ビット流を相当するレーザ強さに変換するデータを記憶 する、読出し専用記憶素子ROMを含む。パルス変調器ICバンク930は、赤 ビデオ成分用の1セットの4つのパルス幅変調器932,934,936,93 8と、緑ビデオ成分用の1セットの4つのパルス幅変調器940,942,94 4,948と、青ビデオ成分用の1セットの4つのパルス幅変調器950,95 2,954,956とを含む。各レーザダイオードは同じパワー入力で異なる出 力強度を得ることができるので、前記ROMは、各レーザダイオードが所定の強 さ範囲内で作動するように変更可能である。ポリゴンミラー306及びフラット ミラー302はそれぞれ各帯の水平及び垂直の偏向を与える。シンクタイミング分析 種々の入力モジュールによって発生させられかつイメージ投射装置10へ渡さ れるその他の標準信号が存在する。これらは、水平シンクから生じるサンプリン グクロック、及びFREF(Frame Reference、フレームリファレンス)と呼ば タイプのデータの送受が可能である。各サブシステムは唯一の目的地アドレスを 有しており、故に、ユーザーはリモートコントロール装置から、あるいはプロジ ェクターフロントパネルからいずれのサブシステムをソースとして選択できる。 システム制御バス960は、外部ホストコンピュータとの接続はもとより、イメ ージ投射装置10のすべての異なる部分同士を接続する操作情報バスである。発 明の好ましい実施例においては、ホストコンピュータはシリアルI・Oポート( RS232ポート)を備えたIBMのATタイプである。ビデオ入力コンバーター NTSC RS−170A ここで、ビデオ入力コンバータ202に言及すれば、NTSC RS−170 Aは、家庭に放送伝達されるものであり、あるいはVHSテープレコーダあるい はビデオディスクプレーヤから出力されるものである。図10C規定されるよう に、NTSCビデオのための重要な仕様は横縦比が4:3であるということであ り、この比はワイドスクリーンの横縦比ではない。発明の好ましい実施例におい ては、NTSCインターレースビデオ信号はライン、すなわち、走査線を水平に 横切る768ピクセルの高品位表示用にデジタル化され、480から484本の 能動垂直線間にある。クロミナンス信号は、輝度信号から個別にエンコードされ 、解像度は低い。デジタル化されたビデオ信号に関する公知の製品が存在し、デ ジタルイメージの高品位化技術一これは当該技術分野においてよく知られている −は投射された大イメージの映像品位を改善するために利用される。代替的に、 デジタル信号は複合・成分でコーダ904に直接的に与えられる。その様な場合 、イメージ投射装置10にたいするすべての信号経路はデジタルである。 ここでビデオ入力コンバータ202について言及すれば、放送NTSC信号の ための一般的なビデオでコーダは入力端子を有し、この入力端子はシンク信号と 共にエンコードされたカラー及び輝度情報を含む複合信号を受け取る。デコード が成される前に、このシンク信号は複合アナログ信号から最初に分離される。水 平シンク信号は、サンプリングクロックが各水平ラインが生じるたびにサンプリ ングクロックをフェーズロックループ902のための基準パルスとして合成する 。次に、複合ビデオ信号(ルマ及びクロマ)はアナログ・デジタルコンバー タ900によってデジタル化され、そして、クロマー輝度分離が複合・成分デコ ーダ904によってデジタル的になされる。デジタル的にデコードを行なうこと はアナログデコードよりはるかに鮮明であり、現在TV受信機に用いられている 。アナログ法と共に、フィルタを用いて複合信号からクロミナンス成分を分離す る。このようなアナログフィルタは歪みを生じさせ、全体の信号バンド幅を減少 させる。複合デジタル信号からデコードされた輝度及びクロミナンスは(TRW TMC2272デジタルカラースペースコンバータ・コレクタのような)デジ タルマトリックスに与えられ、RGBカラースペース信号を得る。ビデオはRG Bオフーマットの形でイメージ投射装置10を通過する。 発明の好ましい実施例においては、NTSCアナログ複合ビデオ信号はビデオ 入力コンバータ202へ与えられ、そして、イメージデータはビデオ入力コンバ ータ202の出力によりイメージ投射装置10のサブシステムへRGBカラース ペース信号で与えられる。RGBは等しい輝度・クロミナンス解像度フォーマッ トであり、輝度変化及びカラー変化の両方がバンド幅に関して同じ割合で生じる ことを意味する。1つのNTSCアナログ複合信号は、輝度(Y)及び色差信号 (U及びV)を有するが、NTSCは1つの等しい解像度フォーマットではない 。輝度(Y)は通常4MHzの解像度であり、色差信号UとVは、それぞれ1. 5と、約0.5MHzの解像度である。従って、NTSC少ないカラー情報を伝 達することでバンド幅を節約する。しかし、グラフィック及び高解像度テキスト の形態のビデオはすべて等しい解像度である。等しい解像度のビデオソースをよ り簡単に表示するために、ビデオ力カコネクタ202内でルナ差及び色差信号は RGBに変換される。 1050・29.9及びHDTV1125・30 ここで図8A−8D、10A及び10Bに言及し、ビデオ入力コンバータ20 2の第2の好ましい実施態様を説明する。ビデオ入力コンバータ202の第2の 好ましい実施態様は、図10Bに詳細に示す1050 2:1 NBC提示標準 及び図10Aに詳細に示す1125 SMPTE 240M標準のようなHDT Vビデオ信号を処理するように構成されている。これらの標準の何れかに適合す るビデオ信号は既にRGBの形であり、通常3本の別個のケーブルに乗せ れはVGAカード上に通常見出されるカラーテーブルデータの逆となる−のアド レスとしてこの信号を用いることは、RGBを直接デジタル形で与え、かつ、イ メージ投射装置10によって利用されるRGBフォーマットと互換とする。 更に詳細に言えば、ルックアップテーブル、すなわち、索引はコンピュータ内 のVGAカードと同じ値が割り当てられる。VGAフィチャーバスコネクタ及び コンピュータのシリアルインターフェースは、カラーテーブルデータをコンピュ ータからイメージ投射装置10にダウンロードするために、ソフトウェアインタ ーフェースルーチンと共に用いられる。発明の本好ましい実施態様にあっては、 イメージ投射装置10において、シリアルアウトプットのための一対のD9タイ プのコネクタを備える標準的なケーブルはVGAインターフェースカードを備え るATタイプのコンピュータに接続される。これによって、コンピュータに接続 されたディスプレイとイメージ投射装置10のスクリーン400との両方に同一 のカラーが表示される。クロック、水平及び垂直駆動(シンク)信号は、デジタ ルの形態で直接にVGAフィチャーコネクタ上に生じる。これらの信号は入力ク ロック信号及びFREFを発生させるために利用される。タイムベースコレクタメモリ 発明の好ましい実施態様は、ビデオテープその他のビデオソースから生じるビ デオ信号をより正確にディスプレイするためにタイムベース補正を利用する。そ ういった信号のタイムベースは信号の特定再生システムによって変更される。な ぜなら、再生されたビデオ信号は、テープがヘッドを通過するときに発生するジ ッタを有するし、また、テープ速度に僅かな変化が存在するからである。更に、 テープヘッドは完全な丸ではなく、テープは均一に緊張されていないので各水平 ラインにおいて僅かなずれが生じている。そして、シングルラインの間でさえ、 ビデオ信号のクロマ及びルマ特性に悪影響を与えるに十分なほど大きなテープ速 度の変化が存在するからである。家庭用TV受信機において、偏向は管のサイズ よりも大きなビデオラスタをオバースキャンするように設計されている。その結 果、ユーザーはビデオのぼろぼろになった縁を見ることは決してない。その一部 は実際にはスクリーンを覆って設けたプラスチックベゼルプレートによってスク リーンから隠される。水平ラインにミラーシフトがあるならば、そのぼろぼろの 縁は隠される。このシフトは全体イメージ及び垂直解像度の品位を落し、かつ、 不適当なカラー信号デコーディングを生じさせる。しかしながら、テレビを見て いる多くの人はそのような忠実度問題に気付いている。 しかしながら、大きなイメージ(映像)を表示するプロジェクタの場合、水平 ラインのそういった僅かなシフトに対して注意を払わなければならない。例えば 、大きな正方形のスクリーンに全体イメージを示すために、ラスタをオーバース キャンさせることはできない。実際、そのイメージは水平にリアライン(再整列 )される。最新のテレビは、(旧式のテレビに見られる5−7ミリ秒と比較して )0.5ミリ秒という「速い水平AFC」として知られるものを使用している。 水平発振器フェーズロックループにおいて小さなタイム(時間)定数を使用する ことで、水平タイミングの僅かな変化に対して走査システムを「瞬時に」補正す ることができ、従って、ぼろぼろの縁は部分的に補正される。しかしながら、そ の様な技術は、(電磁式走査システムとは異なり)電子機械式の走査システムに 対しては使用されない。なぜなら、電子機械式走査システムは、そのような補正 を行うように変化させることが難しい大きな質量を有するからである。 タイムベースを妨げる類似の方法は、家庭における違法なVCR記録に対する コピー防止方法として良く用いられる。VCRにおけるヘッドホイールは走査ポ リゴンミラーに極めて類似するものである。コピー防止を含む記録済ビデオは、 少量の水平及び垂直ジッタによりしばしば事前に歪ませており、それでTV受信 機シンク走査回路は誤差をすばやく追跡できるが、VCRのヘッドホイールはで きない。従って、ビデオタイムベースコレクタは本発明の好ましい実施態様に用 いられる。 ここで図8Bに言及すれば、タイムベースコレクタ(TBC)及びバッファメ モリ906はいくつかの走査ラインをテストしそれらを制御情報と共に目盛り内 へ読み込む。タイムベースコレクタ及びバッファメモリ906に含まれるデジタ ルロジックは、水平シンクが標準合成内部水平シンクからずれたことを決定し、 それに応答してタイムベースコレクタ部はラインが再び整列するように微小な量 だけラインを再シフトさせる。ラインは次にバッファメモリ部から完全に同期し て読みだされ完全なラスタとして表示される。イメージリサイジング 本発明のイメージ投射装置10は、多様なイメージフォーマットを表示する。 これは走査電子工学に多くの負担を課す。なぜなら、各ラインには異なる数のピ クセル、異なる数のライン及び帰線間には異なる消去時間が存在するからである 。レーザー光源の決定の数により課される制限に対してすべてのラスタフォーマ ットを表示することは実現できない。完全にともされたラスタを得るために異な る組み合わせのラスタ光源を消灯すると不均一なライン間隔を生じる。周波数や 走査ラインが常に数倍となることになり、光学走査システムが対応できない。 この問題を克服するため、本発明のイメージ投射装置は、ライン毎に異なる数 のピクセルと異なる数の走査ラインを変換し、かつ、これらを1つの共通の解像 度に変換する。図9に図示するように、この方法でもって、イメージ投射装置1 0を所定のイメージサイズに関して最適化することが可能になる。更に、本発明 で用いられる変換方法は、異なる横縦比のイメージを補正する。光学走査投射装 置が特定の横縦比、ビデオの場合通常16:3と4:3の間、を造るように構成 される場合、横縦比ラスタを補正するためにどの操作を必要とするかに依存する が、追加的に水平縮小及び拡大を必要とする。 更に詳細に説明すると、イメージリサイジングプロセッサ914は2つのイメ ージ解像度翻訳を行なう。1つは解像度を一致させることであり、もう1つは横 縦比補正である。 イメージリサイジングプロセッサ914は、1ラインのどのような数のピクセ ルの、そしていかなるライン数のイメージ入力を受け取り、かつ、デジタルドメ インに関する補間動作を行なって1ラインにつき多少の(多い又は少ない)ピク セルを生じさせ、1フレームにつき多少のラインを生じさせる。入力イメージは 、アレイ内の固定数のレーザ及び固定数の面を備えるミラーに対する操作・表示 発生用の、1つの共通のフォーマットに変換される。発明の好ましい実施態様に おいては、イメージリサイジングプロセッサ914はすべての入力を1280ピ クセルx1280ラインの1つの共通のフォーマットに変換させる。このフォー マットは各レーザーアレイ内の128個のレーザーダイオードに基づくものであ る。 発明の好ましい実施態様においては、イメージリサイジングプロセッサ914 は、水平に、あるいは垂直にいずれかの方向に独立してなされる水平、垂直の分 別リスケーリングを行なう。どのイメージ信号も1280x1280の固定フォ ーマット一致させられる。操作において、複合補間及び可変バンド幅フィルタア ルゴリズムは実時間で高速にイメージをリサイズする。 イメージリサイジングプロセッサ914は、ビデオ入力コンバータ202及び イメージ投射装置10に関して説明されたシステム制御バス960からの制御を 受ける。イメージリサイジングプロセッサ914は、各種々の標準に相当する値 を含む内部テーブルから得られる必要なリサイズ係数に基づき、ライン及びピク セルパラメータを与える。これにより、正しいライン数及びライン当たりの正し いピクセル数と共に正しい横縦比となる。発明の好ましい実施態様において使用 することに適するイメージのリサイズ技術は、マサチューセッツ、ボストンのハ インズコンベンションセンタ(Hynes Convention center)刊の文献、Electroni c Imaging International 会報1992年9月29日−10月2日のジェイム ス・H・アルベイターによる、題目「ビデオリサイジング−大きな又は小さなイ メージを造る方法、最良のもの」(“Video Resizing-how to make bigger/smal ler image the best it can be!”)に開示されている。この文献に言及するこ とでこれを本明細書に組入れる。 ビデオ信号には多様な垂直周波数がある。NTSC及び提案の1050-HD 標準については59.9Hzがあり、1125・60−これは実際には1125・30 である。なぜならそれは30Hzフレームレートであるからである−があり、そ して40から70Hzの間で垂直に変化するVGAコンピュータグラフィックが ある。 種々の垂直スキャンレートに適合するイメージ投射装置10の場合、ポリゴン モータを異なる速度で回転させ、この平坦なミラーが入力ビデオ信号の垂直偏向 と同じ割合で垂直偏向を与えるように該ミラーを偏向させる。どのようなイメー ジ信号が表示されるにせよ、走査光学装置は同じままである。なぜなら、イメー ジ信号はいつも同じ量のデータでありあり、入力は固定走査解像度にリサイズさ れ、異なることはデータレートのみであるからである。異なる垂直走査レート (速度)は全体フィールドまたはフレームをより早く又は遅く走査することに関 係する。それはスクリーン上に行く同じラスタであると考えられ、この概念はフ ィールドあるいはフレームの更新レートである垂直レートに基づいて、ただ、や や速くあるいは遅く走査される。 変速ポリゴン駆動モータ、垂直偏向検流形及びその関連電子装置310を組込 んだイメージリサイジングプロセスは、イメージ投射装置10に入力されたイメ ージフォーマットを処理する方法を与える。すべての必要なパラメータは、この パラメータを得るために必要な計算を行なう負担をシステムに与えないようにす るためROMテーブルに事前にコーディングされる。帯メモリバンク 発明の好ましい実施例においては、多くのラインを平行走査することにより十 分な明るさが得られる。 すべての現在のビデオ標準はCRTラスタフォーマットであり、前後走査する 単一のビームに関する単一質データ流を意味するので、本発明は、単一ビーム入 力フォーマットを同時走査する複合レーザベームのラスタ走査に変換する。 本発明によれば、水平走査に必要なすべてのラインはメモリ924,926, 928に記憶され、そして平行走査されるラインを与えるために読みだされる。 すべてのラインに対する第1のピクセルはそのメモリから最初に読みだされ、次 にすべてのラインの第2ピクセルその他が1・Nの速度(Nは平行ラインの数) で読みだされる。すべてのラスタダイオードは同時にアクティブ状態である。こ の機能を行なう1つの好ましい方法は、2つのメモリを使用することである。第 1のメモリはN個のラインのグループを記憶し、第2のメモリはN個のラインの グループを平行出力する。次に、これらは「ピンポン」のように行き来する。ビ デオはいずれかのメモリに読み込まれ、そのアドレスは順次大きくなり、そして 出力の際、ビデオは平行状態で読みだされる。 メモリから出る128個の8ビット経路を用いることは実行不可能である。こ の問題を軽減する方法は、該メモリから異なる順番で読みだす、つまりN個のラ インのN個のピクセルを読みだし、次にN+1個のラインのNピクセルを読みだ すことである。これはマルチプレックスドフォーマットと呼ばれ、データが単一 ワイヤ上に順番に現れ、そのシーケンスのオーダーが知られそして目的地でデコ ーディングされる。データがゆっくりとN回出ているので、N個のピクセル同じ 時間内に読みだされ、それぞれはすべての平行ソース上に第1のピクセルとして 示される。いずれかのメモリに行くデータレートは出ていくデータレートと同じ である。もし我々が異なるデータレートを有しているなら、メモリはオーバーフ ローするかあるいは空になる。パルス幅変調 発明の好ましい実施態様いては、イメージ投射装置10は、平行走査される1 8ラインを用いる。1ピクセルにつき3つ(R、G、B)のダイオードを用いる ことにより、合計で384のアクティブビデオチャンネルを生じる。これらのチ ャンネルは、走査変換フレーム記憶装置924,926,928から384の同 等な(マルチプレックスド)データ流として始まる。発明の好ましい実施態様に おいては、各チャンネルは8ビットの同等な解像度を用いる。そういったデジタ ル信号の各々は、ラスタダイオードを作動させて128本の各走査ラインに関す る時間変化するピクセルの振幅(及びカラー)を再生するために、アナログ信号 に変換される。どのシステムにおける384個のデジタル・アナログ変換器は極 めて多くの数の装置であり、多数のPCボードの場所、面倒なキャリブレーショ ン、及び十分な動力及びバンド幅の線形化された駆動電子装置を必要とする。 発明の好ましい実施態様においては、時間変化パルス列(動作周期)を備える 各レーザに対して十分な容量の電源を与えるためパルス幅変調を用いるので、ピ クセルタイム渡って何れのダイオードに与えられる平均電力は特定の強さのダイ オードの光に相当する。図11に図示するように、このことは、D・Aコンバー タが任意の8ビット値に対して生じさせるまったく同じ振幅となり、これは、実 際には、任意のピクセルに関するビデオ用R、G、Bの強さである。これはいく つかの理由により利点を有する。スイッチモード電子装置は、D・Aコンバータ 、高度にフィルタされた電力供給、線形化された駆動電子装置、並びにコストの 係るセットアップ及びキャリブレーションを必要としない。スイッチモードロジ ックは、アナログのものに比べて使用する電力が少ない。なぜなら、出力トラン ジ スタは完全にオン又はOFFのいずれかにされて消費電力が少ないからである。 特定の強さレベルを発生させるためのパルスの特定の例を図11に示すが、各パ ルスの異なる数、タイミング及び振幅は、所定量エネルギを各レーザーダイオー ドに所定時間に渡って与え、これによりそういったレーザーダイオードの(検知 される)出力強さを確立するために用いられる。代替的に、そういったパルスは 、各ビームの強さを制御するためにマッハ・ツェンダ(Mach-Zehnder)干渉計変 調器を駆動することができる。 スイッチモードパルスコード変調(PCM)は、通常、デジタルビデオシステ ムには適用されない。その理由は、8ビット解像度(強さが256レベル)およ び4MHzビデオバンド幅の場合、スイッチング率が極めて速くなければならな いからである。例えば、ピクセルが最低の強さ、あるいは全強さ(256レベル )の1・256の明るさであり、かつ、応答が線形であったならば、全ピクセル 時間の1・256の間最大であったパルスが必要であったであろうと想定できる 。それは、入力ビデオデータ流をデジタル化するために用いられるピクセルクロ ックの256倍の速さのクロックを必要とするであろう。多くの駆動装置はこの 応用の場合十分に速くスイッチ切り替えをすることができず、限られた遅い割合 となるであろう。更に、そういった速いパルス列を発生させるデジタルロジック は、在庫のある、あるいはコストが割安となる形では存在しない。 しかしながら、本発明のイメージ投射装置10は、ラインスロ−ダウンビデオ 帯を走査する。128帯の場合、ライン時間は128倍長くなる。スイッチレー トは、CMOSタイプのICロジックの通常の操作範囲であるほとんど係数12 8だけ落ちる。この範囲はスイッチモード駆動装置の操作に対してはまったく納 得できるものである。パルス幅変調の場合、ある数のパルスの間に生じる光エネ ルギの量は、各ビデオサンプル(ピクセル)の振幅に比例する。 多くの視聴者に受け入れられるものを達成するため、高品位イメージ再生のた めの最少の強さ値を発生する1ピクセル時間の間に十二分のON−OFFサイク ルを持つことが必要である。なぜなら、イメージプロダクションシステム10は そういった大きなディスプレイ及び優れたビーム光学装置を有しており、人間の 目はグレイレベル解像度には極めて敏感であり、そして、発明の好ましい実施態 様においては、図11に示す128レベルに代えて256のグレイレベルが用い られる。使用される変調は、どのサンプリングの際も、ベースバンド信号の振幅 値を発生させるために、8ビット強さコードを基本にして特定のパルス時間を発 生させる。いかなるアナログ信号の場合にもパルス幅変調(PWM)は、強さゼ ロと、強さが最大(全強さ)であるこの2つの間を線形に変化する。最も幅の広 い累積パルス時間は配送される最大のエネルギを表わし、最も狭い累積パルス時 間は最少エネルギ、又は最少強さを表わす。 パルスの時間はイメージ信号の振幅の関数として変化する。アイ(フォトセル のような作用をする光学装置)は、集積変調された光パルスを平均化された検出 される値に変換する能力を有する。しかしながら、鋭いステップをならしてより 平均化された値に変換出力する集積装置を用いることが好ましい。代替的に、細 かなパルスステップ増幅器を用いることにより、後のフィルタを省略できる。こ の計画は、アナログ積分器に比べて少ない成分を必要とする。また、パルス変調 計画は、広い周波数域を測定できるが、反対にアナログ成分はただ1つのサンプ ル周波数に対して一般的に規定される。 このバルス変調方法を用いることでアナログ電子装置及びイメージ投射装置1 0における接続ワイヤの量を減らすことができる。更に、多くのPCMユニット (典型的には32個のモジュール)を1つのIC駆動装置上に備えることができ る。 図8Cに示す実施例においては、赤レーザーアレイ104、緑レーザーアレイ 106及び青レーザーアレイ108からの出力は、図7A−7Dに示す実施例の 場合と異なる結合光学装置を用いることにより結合される。。特に、原色の平行 ビームはミラー951により反射され、第2の原色の平行ビームはミラー953 により反射され、第3の原色は、各プライムの相当平行ビームを結合するように 作動する結合キューブ955へ向けられる。ラスタ発生及びサーボ装置 水平反射 発明の好ましい実施態様においては、ラスタ帯の水平反射はポリゴンミラー3 06を回転させることにより与えられる。駆動モータ308は、帯メモリバ 請求の範囲 1 複数の平行移動する光ビームレットを発生させる複数の基本波長光ソースと 、 各平行に移動する光ビームレットを変調する装置と、 前記変調された平行移動光ビームレットを走査して該ビームレットをイメー ジ受信装置上に投射させる複数の回転反射面であって、各連続する回転反射面は 先行する回転反射面に近接すると共に傾斜して配置され、該複数の回転反射面の すべてが同一角速度で駆動され、該連続する回転反射面は先行する回転反射面か ら反射された該、変調された平行移動光ビームレットを垂直に移動させるように 作動する回転反射面とからなるイメージ投射装置。 2 複数の平行移動する光ビームレットを発生させる複数の基本波長光ソースで あって、各基本波長光ソースは複数の平行に移動する光ビームレットを発生させ るための半導体レーザーダイオードの線形アレイを含み、該複数の基本波長光ソ ースは少なくとも1つの、半導体レーザーダイオードの線形アレイにより発生さ れた光ビームレットの周波数を倍増させる、非線形調和コンバータを含む基本波 長光ソースと、 各平行に移動する光ビームレットを変調する装置と、 イメージ受信装置上にピクセルを発生させるために、前記変調された平行移 動する光ビームレットを走査して投射する装置とから成るイメージ投射装置。 3 複数の平行移動する光ビームレットを発生させる複数の基本波長光ソースで あって、各基本波長光ソースは複数の平行に移動する光ビームレットを発生させ るための半導体レーザーダイオードの線形アレイを含み、前記複数の基本波長光 ソースは、複数の赤光ビームレットを発生させる赤光線形アレイ、複数の青光ビ ームレットを発生させる青光線形アレイ、複数の緑光ビームレットを発生させる 緑光線形アレイ及び前記赤、青及び緑ビームレットを平行に移動する光ビームに 結合する装置を含む基本波長光ソースと、 各平行に移動する光ビームレットを変調する装置と、 イメージ受信装置上にピクセルを発生させるために、前記変調された平行移 動する光ビームレットを走査して投射する装置とから成るイメージ投射装置。 4 前記結合装置は、 前記複数の赤色、緑色及び青色光ビームレットの1つを反射するミラーと、 前記ミラーによって反射された複数の光ビームレットの各々を送波しかつ各 ビームレットを、前記残りの2つの複数の光ビームレットの1つの各対応するビ ームレットと空間的に結合する第1の2色フィルタと、 前記第12色フィルタからの各結合されたビームレットを、前記1つの残り の複数の光ビームレットの1つの各対応するビームレットと空間的に結合する第 2の2色フィルタとをさらに含む、請求項3のイメージ投射装置。 5 前記複数の基本波長光ビームソースは、前記半導体レーザーダイオードの線 形アレイによって発生された光ビームレットの周波数を倍増する少なくとも1つ の非線形の調和コンバータをさらに含む、請求項3の装置。 6 複数の平行移動する光ビームレットを発生させる複数の基本波長光ソースと 、 各基本波長光ソースから放射されるエネルギの量を変えるパルス幅変調器と 、 イメージ受信装置上にピクセルを発生させるために、前記変調された平行移 動する光ビームレットを走査して投射する装置とから成るイメージ投射装置。 7 前記変調された平行移動する光ビームレットの単一走査により、前記イメー ジ受信装置上に投射された完全なイメージが形成される、請求項3の装置。 8 前記変調された平行移動する光ビームレットを走査して投射する装置は、一 定の予め選択された数のピクセルを走査して該ピクセルをイメージフォーマット とは独立した前記イメージ受信装置上に投射し、 第1のフォーマットで信号を受信する装置であって、前記信号がイメージデ ータを含み、前記イメージデータが第1の数のピクセルに相当する信号受信装置 と、 前記第1の数のピクセルから、走査及び投射のための前記一定の予め選択さ れた数のピクセルの少なくとも一部分として、第2の数のピクセルを選択するリ マップ装置であって、該一定の予め選択された数のピクセルが前記第1の数のピ クセルを越える場合には、該イメージデータから追加のピクセルを発生させる装 置を含むリマップ装置とをさらに含む、請求項3の装置。 9 前記リマップ装置がシリアル・パラレルコンバータを含む、請求項8の装置 。 10 前記走査及び投射装置が、 少なくとも1つのレンズと、 少なくとも1つのミラーとをさらに含む、請求項3の装置。 11 前記変調された平行に移動する光ビームレットを偏向させるように作動する 検流計をさらに含む、請求項3の装置。 12 1フレーム内に少くとも1つのインタレースされたフィールドを与えるため に、前記平行に移動する光ビームレットの各々を偏向させるように作動する検流 計をさらに含む、請求項1の装置。 13 第1の原色の複数の平行に移動する光ビームレットを与え、 第2の原色の複数の平行に移動する光ビームレットを与え、 第3の原色の複数の平行に移動する光ビームレットを与え、 前記複数の平行に移動する光ビームレットを変調し、 前記変調された各平行に移動する光ビームレットを結合し、複数の変調され た平行白色光ビームレットを形成するようにし、 前記変調された平行白色光ビームレットを複数の回転反射面からイメージ受 信装置上に反射させ、各連続する回転反射面は先行する回転反射面に近接すると 共に傾斜して配置され、該連続する回転反射面は先行する回転反射面から反射さ れた該変調された平行移動光ビームレットを垂直に移動させるようにし、 該複数の回転反射面のすべてを同一角速度で回転駆動することから成るイメ ージ投射方法。 14 前記イメージ受信装置はアイであり、 前記変調された平行白色光ビームレットを前記複数の回転反射面から直接前 記アイ内へ反射させることをさらに含む、請求項14の方法。 15 イメージデータを受信して、イメージデータを表すデジタル赤信号、デジタ ル緑信号、デジタル青信号及びタイミング信号を発生させるビデオ処理装置と、 第1原色の複数の平行に移動するビームレットを発生させる第1のレーザー アレイと、 第2原色の複数の平行に移動するビームレットを発生させる第2のレーザー アレイと、 第3原色の複数の平行に移動するビームレットを発生させる第3のレーザー アレイと、 前記第1、第2及び第3原色の前記複数の平行移動ビームレットを結合して 複数の平行に移動する白色光ビームレットを発生させるようにする装置と、 前記第1、第2及び第3の原色の各ビームレットの強度をデジタル信号に応 答してデジタル変調する装置と、 前記複数の平行白色光ビームを走査して該ビームをスクリーンを横切って投 射させる装置とを含むイメージ投射装置。 16 イメージデータを受信して、該イメージデータを表すデジタル輝度信号及び タイミング信号を発生させる装置と、 複数の平行に移動する光ビームレットを発生させるレーザーアレイと、 前記輝度信号に応答して前記各ビームレットの強度をパルス幅変調する装置 と、 前記複数の平行移動光ビームレットを走査して、該ビームレットをイメージ 受信装置に投射する装置とから成るイメージ投射装置。 17 イメージを表すイメージデータを受信し、 第1の複数の平行に移動する光ビームレットをスクリーンの第1領域を横切 って投射し、 第2の複数の平行に移動する光ビームレットをスクリーンの第2領域を横切 って投射し、 前記第1及び第2の複数の平行移動光ビームレットを前記イメージデータで パルス幅変調することから成るスクリーン上にイメージを形成する方法。 18 複数の平行に移動する光ビームレットをスクリーンを横切って走査する方法 であって、 前記複数の平行に移動する光ビームレットを複数の回転反射面からイメージ 受信装置上に反射させ、各連続する回転反射面は先行する回転反射面に近接する と共に傾斜して配置され、該連続する回転反射面は先行する回転反射面から 反射された該変調された平行移動光ビームレットを垂直に移動させるようにし、 該複数の回転反射面のすべてを同一角速度で回転駆動することから成る走査 方法。 19 ベース上に設けられる、平行に移動する光ビームレットを放射するように作 動する、レーザーダイオードの線形アレイと、 前記ベース上に設けられる、前記平行移動光ビームレットのコリメーション を行なうように作動するレンズとから成る複数の平行に移動する光ビームレット を発生させる装置。 20 第1原色の第1の複数の平行に移動するビームレットを発生させる第1のア レイと、 第2原色の第2の複数の平行に移動するビームレットを発生させる第2のア レイと、 第3原色の第3の複数の平行に移動するビームレットを発生させる第3のア レイと、 前記第1の複数の平行移動ビームレットを反射するミラーと、 前記第1の複数の平行移動ビームレットの各1つを前記第2の複数の平行移 動ビームレットの対応するビームレットと空間的に結合させる第1の2色フィル タと、 前記第3の複数の平行移動ビームレットの各1つを前記第1及び第2の複数 の平行移動ビームレットの前記空間的に結合された対応するビームレットと空間 的に結合させる第2の2色フィルタとから成る平行に移動する白色光ビームレッ トを発生させる装置。 21 カラーイメージを表すビデオ信号に応答して赤デジタル信号、緑デジタル信 号及び青デジタル信号を出力するコンバータ装置と、 前記赤デジタル信号、緑デジタル信号及び青デジタル信号のタイミング誤差 を補正するタイムベース補正装置と、 前記カラーイメージを表す平行データ対を発生させるシリアル・パラレル変 換装置と、 複数の平行に移動するビームレットを発生させる複数の基本波長光ビームレ ットソースと、 前記平行データに応答して前記複数の平行移動ビームレットを変調させる変 調装置と、 前記変調された平行移動ビームレットを走査して投射させる装置とから成る イメージ投射装置。 22 前記赤デジタル信号、緑デジタル信号及び青デジタル信号を第1のフォーマ ットから第2のフォーマットへ空間的にリマップするイメージリサイジング装置 をさらに含む、請求項21の装置。 23 反射スクリーンをさらに含む、請求項21の装置。 24 前記変調装置が、パルス群を発生させるパルス幅変調器であって、各パルス 群が、前記カラーイメージの1つのピクセル内の第1、第2及び第3の原色の1 つの輝度及び色光度に相当する合計エネルギ容量を有するパルス幅変調器を含む 、請求項21の装置。 25 前記変調装置が、ビームレットごとに少なくとも1つのマッハ・ツェンダ干 渉計を含む、請求項22の装置。 26 複数の平行に移動する光ビームレットを発生させる複数の光ソースと、 各平行移動光ビームレットをパルス幅変調する装置と、 イメージ受信装置にピクセルを発生させるために、前記変調された平行光ビ ームレットを走査してラスタする装置とから成るイメージ投射装置。 27 ベース上に設けられる、平行光ビームを放射するように作動する半導体レー ザーダイオードの線形アレイと、 前記平行光ビームを平行にするように作動する、ベース上に設けられるレン ズの線形アレイとから成る複数の平行光ビーム発生装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN (72)発明者 アーベイター、ジェイムズ・ヘンリー アメリカ合衆国、ニュー・ジャージー州 08525、ホープウェル、ノース・スター・ アベニュー 118 【要約の続き】 赤、緑及び青色にそれぞれ相当する波長において直接的 に放射線を放射するように適当な半導体材料で作られた 半導体レーザーダイオードのアレイとすることができ る。これに代えて、赤、緑及び青色のアレイは、所望 の、赤、緑及び青の波長の2倍の波長で放射線を放射す る−この放射線は第2の協働発生クリスタル要素に結合 される−半導体レーザーダイオードとすることができ る。本発明においては、(従来技術のレーザー投射装置 の場合のN=1に代えて)グラッフィクビデオ情報のN >1のラインと書くことで、光学投射・イメージ形成副 装置、ビデオ輝度及びクロミナンスエンコーディング計 画、並びにビデオ情報処理電子装置における実行に十分 な改善を与える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数の平行な光ビームを発生させる複数のプライマリ波長光ビームソースと 、 各平行な光ビームを変調する手段と、 前記変調された平行な光ビームを反射投射させてイメージ受信装置にピクセ ルを発生させる手段とを、 含んでなるイメージ投射装置。 2.請求項1のイメージ投射装置であって、前記複数のプライマリ波長光ビーム ソースは、ソリッドステートレーザーダイオードの線形アレイを含んでなる装置 。 3.請求項1のイメージ投射装置であって、前記複数のプライマリ波長光ビーム ソースは、 複数の赤色光ビームを発生させる赤色光線形アレイと、 複数の青色光ビームを発生させる青色光線形アレイと、 複数の緑色光ビームを発生させる緑色光線形アレイと、 前記赤色、緑色、青色光ビームを平行な光ビームに結合する手段とを、 更に含んでなる装置。 4.請求項3のイメージ投射装置であって、前記結合する手段は、 前記複数の赤色、緑色、及び青色光ビームの1つを反射するミラーと、 前記複数の赤色、緑色、及び青色光ビームの1つを反射しかつ前記ミラーに よって反射された複数の光ビームを搬送する第1のダイクロイックフィルタと、 前記複数の赤色、緑色、及び青色光ビームの1つを反射しかつ前記第1のダ イクロイックフィルタによって反射され搬送された各複数の光ビームを搬送する 第2のダイクロイックフィルタとを、 更に含んでなる装置。 5.請求項2の装置であって、前記複数のプライマリ波長光ビームソースは、前 記ソリッドステートレーザーダイオードの線形アレイによって発生された光ビー ムの周波数を複数倍する少なくとも1つの非線形の調和コンバータを含んでなる 装置。 6.請求項1の装置であって、各平行な光ビームを変調する前記手段は、各プラ イマリ波長光ビームソースから放出されるエネルギ量を変化させるために作動す るパルス幅変調器を含んでなる装置。 7.請求項1の装置であって、前記平行な光ビームの数は、前記スクリーンを横 切って投射されるライン数に実質的に等しい装置。 8.請求項1の装置であって、 イメージデータを含む信号を第1のフォーマットにて受信する手段と、 前記各平行な光ビームを変調する第2のフォーマットにて前記イメージデー タをリマップする手段とを、 含んでなる装置。 9.請求項1の装置であって、前記リマップする手段は、シリアル/パラレルコ ンバータを含んでなる装置。 10.請求項1の装置であって、前記反射させ投射させる手段は、更に、 少なくとも1つのレンズと、 少なくとも1つのミラーとを、 含んでなる装置。 11.請求項1のイメージ投射装置であって、更に、変調された平行な光ビームを 偏向させるように作動する検流計を含んでなる装置。 12.複数の平行な白色光ビームを発生させるための複数の原色光ビームソースと 、 前記各平行な白色光ビームを変調する手段と、 前記変調された平行な白色光ビームを連続的に反射する手段であって、前記 連続する反射は、各連続する平行な白色ビームをその前に反射された平行な白色 光ビームに平行にかつ隣接するように位置させるために角度付ける、手段とを、 含んでなるイメージ投射装置。 13.請求項12の装置であって、前記平行な白色光ビームを反射し、これにより フレーム内に少なくとも1つのオフセットフィールドを与えるように作動する検 流計を更に含む装置。 14.第1のプライムカラーの複数の平行な光ビームを与え、 第2のプライムカラーの複数の平行な光ビームを与え、 第3のプライムカラーの複数の平行な光ビームを与え、 前記各複数の平行な光ビームを変調させ、 前記変調された各複数の平行な光ビームを結合して複数の変調された平行な 白色光ビームを形成し、 前記変調された平行な白色光ビーム反射させ、かつ、 前記変調され反射された白色光ビームをイメージ受信装置に投射する、 ことを含んでなるイメージ投射方法。 15.請求項14の方法であって、前記イメージ受信装置は、アイを含んでなる方 法。 16.イメージデータを受け取り、イメージデータを代表するデジタル赤信号、デ ジタル緑信号、デジタル青信号及びタイミング信号を発生させるビデオ処理手段 と、 第1の原色の複数の平行なビームを発生させる第1のレーザーアレイと、 第2の原色の複数の平行なビームを発生させる第2のレーザーアレイと、 第3の原色の複数の平行なビームを発生させる第3のレーザーアレイと、 前記第1、第2及び第3の原色の前記複数の平行なビームを結合して複数の 平行な白色光ビームを発生させる手段と、 前記第1、第2及び第3の原色の各ビームの強さをデジタル信号に応答して 変調する手段と、 前記複数の平行な白色光ビームを反射させてスクリーンを横切るように投射 させる手段とを、 含んでなるイメージ投射装置。 17.イメージデータを受け取り該イメージデータを代表するデジタル輝度信号及 びタイミング信号を発生させる装置と、 複数の平行な光ビームを発生させるレーザーアレイと、 前記各ビームの強さを前記輝度信号に応じて変調させる手段と、 前記複数の平行な光ビームを反射させてイメージ受取り装置に投射させる手 段とを、 含んでなるイメージ投射装置。 18.イメージを代表するイメージデータを受け取り、 第1の複数の平行な光ビームをスクリーンの第1の領域を横切るように投射 させ、 第2の複数の平行な光ビームを前記スクリーンの第2の領域を横切るように 投射させ、 前記第1及び第2の複数の平行な光ビームを前記イメージデータに対して変 調する、 ことを含んでなるスクリーン上にイメージを形成する方法。 19.複数の平行な光ビームを第1の回転反射面から反射させ、 前記第1の回転反射面に隣接しかつ前記第1の回転反射面に対して斜めにな った第2の回転反射面から前記複数の平行な光ビームを反射する、 ことを含んでなる複数の平行な光ビームをスクリーンを横切るように反射させ る方法。 20.ベース上に設けられ、平行な光ビームを放射する光放射ダイオードの線形ア レイと、 前記ベース上に設けられ、前記平行な光ビームのコリメーションを行なうレ ンズとを、 含んでなる複数の平行な光ビームを発生させる装置。 21.第1の原色の第1の複数の平行なビームを発生させる第1のアレイと、 第2の原色の第2の複数の平行なビームを発生させる第2のアレイと、 第3の原色の第3の複数の平行なビームを発生させる第3のアレイと、 前記第1の複数の平行なビームを反射するミラーと 前記第1の複数の平行なビームと前記第2の複数の平行なビームとを結合す る第1のダイクロイックフィルタと、 前記結合された複数の第1及び第2の平行なビームに前記第3の複数の平行 なビームを結合する第2のダイクロイックフィルタとを、 含んでなる平行な白色光ビームを発生させる装置。 22.カラーイメージを代表するビデオ信号に応答して赤デジタル信号、緑デジタ ル信号及び青デジタル信号を出力するコンバータ手段と、 前記赤デジタル信号、緑デジタル信号及び青デジタル信号のタイミング誤差 を補正するタイムベース補正手段と、 前記カラーイメージを代表するパラレルデータセットを発生させるシリアル /パラレル変換手段と、 複数の平行なビームを発生させる複数の1次波長光ビームソースと、 前記パラレルデータに応答して前記複数の平行なビームを変調させる変調手 段と、 前記変調された平行なビームを反射投射させる手段とを、 含んでなるイメージ投射装置。 23.請求項22の装置であって、さらに、前記赤デジタル信号、緑デジタル信号 及び青デジタル信号を第1のフォーマットから第2のフォーマットにリマップす るイメージリサイジング手段を含んでなる装置。 24.請求項22の装置であって、さらに、反射スクリーンを含んでなる装置。 25.請求項22の装置であって、前記変調手段は、さらに、前記カラーイメージ の少なくとも1つのピクセルの輝度に相当する合計エネルギ量を有するパルスを 発生させるパルス幅変調器を含んでなる装置。 26.請求項22の装置であって、前記変調手段は、少なくとも1つのマッハ・ツ ェンダ干渉計を含んでなる装置。
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