JP2008304726A - 走査型画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
走査部としてのミラーの反射面の形状とミラーの反射面における光のスポット形状とを適合させることにより、ミラーを小型化するとともに、ミラーの共振周波数を向上させ、解像度が高い映像を表示することが可能な走査型画像表示装置を提供することにある。
【解決手段】
光ビームを出射するレーザ光源と、前記レーザ光源からの光ビームを、第1の方向と、前記第1の方向と略垂直である第2の方向に回動して走査する走査部とを備え、前記第1の方向の回動幅は、前記第2の方向の回動幅よりも大であって、前記走査部の近傍において、前記光ビームの断面形状は、前記第2の方向よりも前記第1の方向に長い辺を有する楕円状の断面形状を有し、前記辺は、前記走査部の第1の方向と略平行である。
【選択図】図1
走査部としてのミラーの反射面の形状とミラーの反射面における光のスポット形状とを適合させることにより、ミラーを小型化するとともに、ミラーの共振周波数を向上させ、解像度が高い映像を表示することが可能な走査型画像表示装置を提供することにある。
【解決手段】
光ビームを出射するレーザ光源と、前記レーザ光源からの光ビームを、第1の方向と、前記第1の方向と略垂直である第2の方向に回動して走査する走査部とを備え、前記第1の方向の回動幅は、前記第2の方向の回動幅よりも大であって、前記走査部の近傍において、前記光ビームの断面形状は、前記第2の方向よりも前記第1の方向に長い辺を有する楕円状の断面形状を有し、前記辺は、前記走査部の第1の方向と略平行である。
【選択図】図1
Description
本発明は画像信号に応じて光強度変調されたレーザ光を走査することで画像を得る走査型画像表示装置に関する。
特開平5−060989号公報の図1には、光源1からの円形ビーム光をXY方向偏向器2でマスク3上にラスタ照射するラスタ走査装置において、光源1とXY方向偏向器2との間の光路に、シリンドリカルレンズ5Aを、その長軸がラスタ走査方向と直交するように、配設した構成が開示されている。
しかしながら、特開平5−060989公報のラスタ走査装置では、XY方向偏向器のポリゴンミラースキャナの形状と、ポリゴンミラースキャナで反射する円形ビーム光のスポット形状との最適設計がなされていない。
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたもので、走査部としてのミラーの反射面の形状とミラーの反射面における光のスポット形状とを適合させることにより、ミラーを小型化するとともに、ミラーの共振周波数を向上させ、解像度が高い映像を表示することが可能な走査型画像表示装置を提供することにある。
本発明の一面は、光ビームを出射するレーザ光源と、前記レーザ光源からの光ビームを、第1の方向と、前記第1の方向と略垂直である第2の方向に回動して走査する走査部とを備え、前記第1の方向の回動幅は、前記第2の方向の回動幅よりも大であって、前記走査部の近傍において、前記光ビームの断面形状は、前記第2の方向よりも前記第1の方向に長い辺を有する楕円状の断面形状を有し、前記辺は、前記走査部の第1の方向と略平行である。
本発明によれば、走査部としてのミラーを小型化するとともに、ミラーの共振周波数を向上させ、解像度が高い映像を表示することが可能となる。
以下、図面を用いて、実施例について説明する。なお、各図において、共通な機能を有する要素には同一な符号を付して示し、一度説明したものについてはその説明を省略する。
尚、以下説明する実施例において、走査部としてのミラーには、Micro Electro Mechanical Systemである半導体製造技術を利用した微小電気機械システム(以下、MEMSと云う)を用いて説明するが、ポリゴンミラー又はガルバノミラーを用いても良いことは云うまでもない。
図1、図2、図3を用いて、実施例1を説明する。
図1は、実施例1の走査型画像表示装置の光学系の概略斜視図、図2は光源の一例を示す半導体レーザの概略図、図3は走査部の一例を示す微小ミラーを備えたMEMSの概略上面図である。
図1において、実施例1に係わる走査型画像表示装置は、光源としての半導体レーザ101と、半導体レーザ101からの出射する拡散光を平行化する平行化レンズ102と、半導体レーザ101からの出射した光ビーム103をミラー1051で反射させて2次元状に走査する走査部としてのMEMS105と、MEMS105の走査によって画像が描画される被照射体としてのスクリーン109とを含んでいる。
実施例1の走査型画像表示装置は、上記のように形成されているので、半導体レーザ101を出射した拡散光は、平行化レンズ102により平行光とされ、MEMS105に入射する。MEMS105に入射した光ビーム103は、MEMS105上のミラー1051により2次元走査され、スクリーン109上に画像が形成される。
ここで、以下の説明を簡単とするため、図1において、Z軸を基準としたXYZ直交座標系を導入する。すなわち、半導体レーザ101の中心からミラー1051の中心1051aに向かい、ミラー1051で折り返されてスクリーン109の中心109aに向かう光線をZ軸(光軸ともいう)とする。このZ軸はスクリーン109の中心109aでスクリーン109の面に直交する。また、Z軸に直交する面内で、スクリーン109の水平方向(左右方向、横方向)と平行な方向をX軸、X軸に直交する垂直方向(上下方向、縦方向)をY軸とする。
このように座標系を定めた場合、MEMS105のミラー1051は、スクリーン109上において、光ビーム103を水平方向(X軸に平行な方向、第1の方向)に偏向させて水平走査を行う回動軸である水平走査軸(以下、「H回動軸」という)105hと、光ビーム103を垂直方向(Y軸に平行な方向、第2の方向)に偏向させて垂直走査を行う回動軸である垂直走査軸(以下、「V回動軸」という)105vを有することになる。
なお、H回動軸105hの方向はY軸方向に平行となる。また、半導体レーザ101から出射する光ビーム103は、H回動軸105hに対して略直交する方向からミラー1051に斜めに入射することとなる。なお、以下では、表現を簡単とするために、X軸に平行な方向を「X軸方向」、Y軸に平行な方向を「Y軸方向」、H回動軸に平行な方向を「H回動軸方向」と省略する。
光源として半導体レーザ101を使用する。半導体レーザとしては、直進性が高く、低消費電力である、端面発光半導体レーザ、面発光半導体レーザ、半導体レーザ励起の固体レーザなどが主に用いられる。半導体レーザは、一般に、出射光の光強度分布は楕円形状を有する。そこで、実施例1では、レーザ光源から出射する光ビーム103の断面における断面スポット104の光強度分布の楕円の長軸1041を、MEMSのH回動軸105hの方向と略平行とする(詳細は後述)。なお、光強度分布の楕円の短軸を符号1042で示す。
ここで、図2を用いて、半導体レーザの強度分布特性について説明する。
図2から明らかなように、半導体レーザ101では、光が出射する方向のZ軸に直交する断面における縦方向(Y軸方向)と横方向(X軸方向)の構造が非対称であるため、ビームに非点収差が生じやすい。レーザの設計により、上記の非点収差を低減することは可能であるが、製造時のバラツキなどもあり、幾分かの非点収差は必然的に生じてしまう。
非点収差があると、縦横での光線の広がり角に差が生じ、光ビーム103のZ軸に対する断面における断面スポット104の光強度分布形状が楕円となってしまう。そして、レーザ光の偏向方向は、楕円光強度分布の短軸1042に平行となる。つまり、半導体レーザチップのPN接合面101jに対して垂直な方向(Y軸方向)は放射角が大きく、平行な方向(X軸方向)は放射角が狭い。なお、図示しないシリンドリカルレンズやプリズムなどの光学系を追加することで、非点収差を補正し円形スポットとすることができるが、コストアップや装置の大型化に繋がる為、好ましくない。
半導体レーザ101を出射した光ビーム103(その断面スポット104の楕円の長軸1041はY軸方向)は平行化レンズ102によりZ軸(光軸)に平行な光とされる。しかし、平行化された光ビーム103のZ軸に直交する断面における断面スポット104の光強度分布形状は、楕円形状のままである。そして、走査部としてのMEMS105に入射する。
MEMS105は、ミラー1051をH回動軸105hおよびV回動軸105vを用いて2次元方向に揺動させて、入射された光ビーム103をスクリーン109上で走査させるものである。
図3を用いて、実施例1におけるMEMSの形状について説明する。
図3において、MEMS105は、シリコン基板1050の内側に、円環状のジンバル1054が設けられ、さらに、ジンバル1054の内側にミラー1051が設けられている。シリコン基板1050とジンバル1054とは、Y軸に直交する軸方向において対向するよう配置された2つの対をなす捻りバネ1053により連結され、同様に、ジンバル1054とミラー1051とは、Y軸方向において対向するよう配置された2つの対をなす捻りバネ1052により連結されている。そして、ミラー1051は、対向する2つの捻りバネ1052を結ぶY軸方向をH回動軸105hとして回動し、また、対向する2つの捻りバネ1053を結ぶ方向をV回動軸105vとして回動する。なお、H回動軸105hとV回動軸105vとは直交することは言うまでもない。
対向する対を成す捻りバネ1052,1053は、図示しない静電力,電磁力,圧電力などの駆動力によって回転方向に捻られ、共振運動を行う。ここで共振周波数は数1で表される。
高解像度化に向けては共振周波数を高める必要があり、それにはミラー1051の質量を下げることが有効である。よって画像表示装置の高解像度化には、ミラー1051の面積を最小化することが望ましい。
また、製造時のバラツキにより、ミラー1051の質量がばらつき、引いては共振周波数に個体差が生じることが考えられる。ミラー1051の質量がばらつく要因としては、エッチングのバラツキによるミラー周辺部の寸法変化が挙げられる。この影響を抑え、解像度のバラツキを低減するには、ミラー1051の周辺長が最小となる形状とすることが有効である。このため、実施例1では、高解像度化に向けてミラー1051の形状を、面積/周辺長の比率が最も大きい円形としている。
以上のように形成されたMEMS105は、偏向駆動されない場合、反射した光がスクリーン109の中心109aに入射するように、H回動軸105h(つまり、Y軸)廻りに、所定角度傾斜して保持されている。そして、このときのミラー1051の面位置を基準にして、ミラー1051は、H回動軸105h廻り、およびV回動軸105v廻りに揺動する。
ここで、説明を簡単とするため、光ビーム103がH回動軸105hに直交する方向から斜めに入射し、H回動軸105h廻りの偏向のみを受けて、スクリーン109のX軸上に照射されるものとする。この理由として、アスペクト比(横:縦)が4:3又は16:9で表示する場合に、H回動軸105hは、V回動軸105vよりも振動幅が大きく、ミラー1051に入射する光のスポット形状の幅が大きいためである。さらに、通常ミラー1051をプリセットする際に、H回動軸105hを軸としてプリセットするため、同様に、H回動軸105hの振動幅は、V回動軸105vよりも振動幅が大きく、光のスポット形状の幅が大きいためである。また、このときのミラー1051の法線1056に対する光ビーム103の入射角をθとする。この場合におけるミラー1051に入射する光ビーム103をH回動軸(Y軸)方向から見た上面視図を図4に示す。図4に示すように、ミラー1051上における光ビーム103のスポットのH回動軸105hに直交する方向(つまり、V回動軸105v方向)の長さQは、スポットの入射方向に直交する断面の長さをqとすると数2で示される。
Q=q/cosθ…(数2)
つまり、スポットの断面長さqは、ミラー1051上ではH回動軸105hに直交する方向に伸びることになる。その伸び倍率は数3で示される。
つまり、スポットの断面長さqは、ミラー1051上ではH回動軸105hに直交する方向に伸びることになる。その伸び倍率は数3で示される。
(伸び倍率)=1/cosθ…(数3)
そこで、半導体レーザから出射する光ビーム103の断面スポット104における楕円光強度分布の長軸1041をH回動軸105hに平行とする。これにより、ミラー1051上において、光ビーム103の長軸1041方向の長さは変化しないが、短軸1042方向の長さが数3で示される倍率で拡大される。従って、ミラー1051上での光ビームのスポット形状は略円形となる。
そこで、半導体レーザから出射する光ビーム103の断面スポット104における楕円光強度分布の長軸1041をH回動軸105hに平行とする。これにより、ミラー1051上において、光ビーム103の長軸1041方向の長さは変化しないが、短軸1042方向の長さが数3で示される倍率で拡大される。従って、ミラー1051上での光ビームのスポット形状は略円形となる。
実施例1では、ミラー1051の形状を、高解像度化に対応させて共振周波数を高めるために略円形状としている。また、ミラー1051上でのスポット形状をミラー1051の形状に適合した略形状とする。従来では、ミラーの回動軸方向(H回動軸方向)で光が当たらない部分が生じていた。これに対し、実施例1によれば、ミラーの形状と、ミラー上のスポット形状を適切に適合させることができるので、ミラーのH回動軸105hに直交する方向におけるケラレが生じず、またミラーのH回動軸方向における光が当たらない部分を低減することができることになる。従って、効率よく光ビーム103を反射させることが可能となる。また、H回動軸方向ではスポットが伸びないので、MEMSのミラー形状を極力小さくでき、共振周波数を上げることも可能となる。また、MEMSのミラー形状とミラー上における入射光のスポット形状とを適合させることにより、MEMSを最適形状に設計できるので、小さくでき、ミラーの駆動力を低減できる。従って、MEMSの更なる小型化が可能となる。
ところで、一般的な半導体レーザの楕円率は、短軸の長さを1とすると、長軸の長さは1.1〜1.5である。そこで、光ビーム103のMEMS105への水平走査方向における入射角(傾斜角度ともいう)θを20度から45度の範囲とすることで、最も効率を高めることが出来る。
実施例2では、2つのレーザ光源を1つの光軸上に合成する走査型画像表示装置について、図5を用いて説明する。
図5は、実施例2の走査型画像表示装置の光学系を、MEMSのH回動軸に平行なY軸方向から見た上面視概略図である。
ここで、図5においても、図1で導入したZ軸を基準としたXYZ直交座標系を使用するものとする。また、実施例2においても、楕円光強度分布の長軸方向をMEMSのH回動軸方向に設定するものとする。既に述べたが、半導体レーザの偏光方向は、レーザ光の楕円光強度分布の短軸に平行である。従って、第1の光源としての半導体レーザ101A及び第2の光源としての半導体レーザ101Bの短軸は、それぞれの直交座標系において、X軸方向となる。
図5において、201は1/2波長板、202は2つのレーザ光を合成する合成部としての偏光ビームスプリッタである。尚、以下の説明では、記号Aは第1の光源側の要素を示し、記号Bは第2の光源側の要素を示すもので、疑義が生じない場合には、説明を簡単とするために、記号A,Bを省略する。
第1の光源である半導体レーザ101Aから出射した光ビーム103A(その偏光方向はX軸方向)は、平行化レンズ102Aによって平行光とされ、1/2波長板201で偏光方向がY軸方向とされて偏光ビームスプリッタ202に入射する。もう一方の第2の光源である101Bから出射した光ビーム103B(その偏光方向はX軸方向)も、平行化レンズ102Bによって平行光とされ、偏光ビームスプリッタ202に入射する。
偏光ビームスプリッタ202は、その偏光分離膜202aが半導体レーザ101A,101BのXZ面に直交し、かつ、半導体レーザ101A,101Bの各Z軸(光軸)に対して略45°傾斜するように配置されている。従って、偏光ビームスプリッタ202に入射する光ビーム103Aの偏光方向は、偏光分離膜202aに対してS偏光光となり、偏光ビームスプリッタ202に入射する光ビーム103Bの偏光方向は、偏光分離膜202aに対してP偏光光となる。
すなわち、光ビーム103Aは偏光ビームスプリッタ202の偏光分離膜202aで反射され、光ビーム103Bは偏光分離膜202aをそのまま透過して、同一の光ビーム103に合成される。なお、合成された光ビーム103の断面スポット104は、その長軸方向がMEMS105のH回動軸方向である楕円形状が保持されている。
MEMS105は、合成された光ビーム103をスクリーン側に反射させるため、実施例1と同様に、光ビーム103の入射方向に対して正対して配置されてなく、傾斜して保持されている。従って、偏光ビームスプリッタ202で同一の光軸上に合成された光ビーム103は、MEMS105上のミラー1051の2次元方向の揺動によって反射され、スクリーン109上に走査画像が形成される。
なお、偏光ビームスプリッタ202で光ビーム103Aおよび103Bを合成するには、半導体レーザ101A自体を光ビームの光軸を中心として90度回転させ、偏光方向を回転させる方法も考えられる。しかし、この場合には、光ビーム103Aの断面スポット104Aの形状が、他方の光ビーム103Bの断面スポット104Bに対して90度回転してしまう。この為、合成後の断面スポット103が肥大してしまい、ミラー1051を反射する際の効率が低下してしまい好ましくない。
以上、実施例2によると、2つの光ビームを効率よく同時に走査できるため、実施例1の効果に加えて、高輝度化が可能な走査型画像表示装置を提供できる。
次に、実施例3について、図6を用いて説明する。
図6は、実施例3における光源の駆動信号の一例を示す説明図である。
実施例3では、実施例2において、半導体レーザ101AがONとなっている期間、半導体レーザ101BはOFFされ、逆に半導体レーザ101AがOFFとなっている期間、半導体レーザ101BはONされるように、交互にパルス発光制御される。実施例3では2つの光源を同時に発光させた場合に比べて輝度は落ちるが、光源の発熱量を連続発光の場合に比べて半減できる為、光源の長寿命化が可能となる。
次に、実施例4について、図7を用いて説明する。
図7は、実施例4の走査型画像表示装置の光学系を、MEMSのH回動軸に平行なY軸方向から見た上面概略図である。なお、図7において、MEMS105,スクリーン109の図示は省略されている。また、図1で導入したZ軸を基準としたXYZ直交座標系を使用するものとする。また、実施例4でも、半導体レーザの楕円光強度分布の長軸方向をMEMSのH回動軸方向に設定するものとする。
実施例4は、実施例2において、図7に示すように、直角プリズムである偏光ビームスプリッタ202に代えて、光ビーム103A,103Bの各Z軸(光軸)に対してそれぞれ傾斜する入射面2031A,2031Bを有する偏光ビームスプリッタ203を用いる。また、偏光ビームスプリッタ203の各入射面で反射された光強度をそれぞれ検出する検出部401Aと検出部401Bを備える。
偏光ビームスプリッタ203の入射面2031A,2031Bを、各光ビーム103A,103Bに対して僅かに傾斜させることで、偏光ビームスプリッタ203の入射面2031A,2031Bでそれぞれ反射した光ビーム303A,303Bが、再度半導体レーザ101に入射することを防ぐことができる。これにより、半導体レーザの余分な発熱を抑え、半導体レーザの長寿命化が可能となる。
また、偏光ビームスプリッタ203の入射面2031A,2031Bでそれぞれ反射した光ビーム303A,303Bの光強度を、検出部401A,401Bで検出することで、光ビーム103A,103Bの強度変化をモニターできる。これにより、長時間の使用などにより光ビーム103A,103Bの強度が低下した場合などは、半導体レーザの出力を高めるなどのフィードバック制御が可能となり、長時間使用時の性能変化が小さい走査型画像表示装置を提供できる。
以上により、半導体レーザの長寿命化及び長時間使用時の性能変化が小さい走査型画像表示装置を提供できる。
次に、図8を用いて実施例に5ついて説明する。
図8は、実施例5を示す走査型画像表示装置の光学系を、MEMSのH回動軸に平行なY軸方向から見た上面概略図である。なお、図8において、MEMS105,スクリーン109の図示は省略する。また、図1で導入したZ軸を基準としたXYZ直交座標系を用いて説明する。また、実施例5でも、半導体レーザの楕円光強度分布の長軸方向をMEMSのH回動軸方向に設定するものとする。また、以下の説明では、記号R,G,Bはそれぞれ赤色(以下R),緑色(以下G),青色(以下B)の各光源に関する要素であることを意味し、記号A,Bは各色の光源の内、それぞれ第1の光源、第2の光源に関する要素であることを意味する。また疑義が生じない場合には、説明を簡単とするために記号を省略する。
実施例5は、図8から明らかなように、2つの赤色半導体レーザ101RA,101RBと、2つの緑色半導体レーザ101GA,101GBと、2つの青色半導体レーザ101BA,101BBとを合成部で合成した後、合成した光ビームをMEMS105のミラー1051に入射させることに特徴がある。
合成部は、3つの入射面と1つの出射面を有するダイクロイックプリズム301と、ダイクロイックプリズム301の3つの入射面にそれぞれ装着された偏光ビームスプリッタ202R,202G,202Bとからなる。
偏光ビームスプリッタ202Rは、光ビーム103RAが入射する入射面と、光ビーム103RBが入射する入射面を有し、それぞれの入射面には赤色光(R光)を透過させるダイクロイックコート302Rが設けられている(ダイクロイックコート302を設ける目的は後述)。また、偏光ビームスプリッタ202Gは、光ビーム103GAが入射する入射面と、光ビーム103GBが入射する入射面を有し、それぞれの入射面には緑色光(G光)を透過させるダイクロイックコート302Gが設けられている。また、偏光ビームスプリッタ202Bは、光ビーム103BAが入射する入射面と、光ビーム103BBが入射する入射面を有し、それぞれの入射面には青色光(B光)を透過させるダイクロイックコート302Bが設けられている。
まず、偏光ビームスプリッタ202による第1の光源からの光と第2の光源からの光を合成する場合について説明するが、合成の動作は、R,G,B光ともに同じなので、代表としてR光を用いて説明し、G,B光の合成については、その説明を省略する。
第1の光源である半導体レーザ101RAから出射した光ビーム103RA(その偏光方向はX軸方向)は平行化レンズ102RAによって平行光とされ、1/2波長板201Rで偏光方向がY軸方向とされて偏光ビームスプリッタ202Rに入射する。もう一方の第2の光源である101RBから出射した光ビーム103RB(その偏光方向はX軸方向)も、平行化レンズ102RBによって平行光とされ、偏光ビームスプリッタ202Rに入射する。
偏光ビームスプリッタ202Rは、その偏光分離膜202Raが半導体レーザ101RA,101RBの各Z軸に対して略45°傾斜するように配置されている。従って、偏光ビームスプリッタ202Rに入射する光ビーム103RAの偏光方向は、偏光分離膜202Raに対してS偏光光となり、偏光ビームスプリッタ202Rに入射する光ビーム103RBの偏光方向は、偏光分離膜202aに対してP偏光光となる。
すなわち、光ビーム103RAは偏光ビームスプリッタ202Rの偏光分離膜202Raで反射し、光ビーム103RBは偏光分離膜202Raを透過して、R光の同一の光ビームに合成される。なお、合成された光ビーム103の断面スポット104は、その長軸方向がMEMS105のH回動軸方向である楕円形状が保持されている。
次に、R光の光ビームと、G光の光ビームと、B光の光ビームとの合成について説明する。
ダイクロイックプリズム301は、内部にクロスするように形成されたR反射膜301rとB反射膜301bを有する。R反射膜301rは、R光を反射し、その他の色光を透過させる作用を有する。また、B反射膜301bは、B光を反射し、その他の色光を透過させる作用を有する。
偏光ビームスプリッタ202Rで合成された光ビーム103Rは、ダイクロイックプリズム301に入射すると、ダイクロイックプリズム301のR反射面301rで反射して、MEMS105に向かう。また、同様に偏光ビームスプリッタ202Bで合成された光ビーム103Bは、ダイクロイックプリズム301のB反射面301bで反射し、MEMS105に向かう。また、偏光ビームスプリッタ202Gで合成された光ビーム103Gは、ダイクロイックプリズム301のR反射膜301r,B反射膜301bを透過して、MEMS105に向かう。これにより、3色の光ビーム103R,103G,103Bが合成され、単一の光ビーム103が形成される。なお、合成された光ビーム103の断面スポット104は、その長軸方向がMEMS105のH回動軸方向である楕円形状が保持されている。
MEMS105は、合成された光ビーム103をスクリーン側に反射させるため、実施例1と同様に、光ビーム103の入射方向に対して正対して配置されてなく、傾斜して保持されている。従って、ダイクロイックプリズム301で同一の光軸上に合成され、MEMS105に入射した光ビーム103は、MEMS105上のミラー1051の2次元方向の揺動によって反射されて、スクリーン109上に走査画像が形成される。
ところで、ダイクロイックプリズム301に入射したR光の光ビーム103Rは、一部はR反射膜301rを透過し、あるいはB反射膜301bで反射される。R反射膜301rを透過して偏光ビームスプリッタ202Bに漏れ込んだ迷光は、偏光分離膜203Baで反射または透過して半導体レーザ101BA,101BBに入射する。これにより、半導体レーザ101BA,101BBが熱せられ、寿命が低下する懸念がある。同様に、B反射膜301bで反射して偏光ビームスプリッタ202Gに漏れ込んだ迷光は、偏光分離膜203Gaで反射または透過して半導体レーザ101GA,101GBに入射し、半導体レーザ101GA,101GBが熱せられ、寿命が低下する懸念がある。このような迷光は、G光の光ビーム103GやB光の光ビーム103Bについてもダイクロイックプリズム301で生じる。
そこで、実施例5では、偏光ビームスプリッタ202の入射面に、対応した光源からの色光のみを透過させるダイクロイックコート302を設けることで、他色の光ビームの迷光を除去し、半導体レーザ101の余分な発熱を低減することができ、光源の長寿命化を実現する。
また、実施例5では、ダイクロイックプリズム301に偏光ビームスプリッタ202を接着することが可能となる。これにより、偏光ビームスプリッタ202とダイクロイックプリズム301との界面における反射損失を低減でき、高輝度化に有利となる。また、組立て時における、偏光ビームスプリッタ202、およびダイクロイックプリズム301の反射面の角度ずれを低減でき、光ビームをより効率よくミラー1051上に入射させることができる。
また、実施例5では、それぞれの光源を分離して配置できる為、他の光源からの放射熱の影響による、光源の発熱を低減することができる。
以上、解像度および輝度に優れた、カラー画像が表示可能な走査型画像表示装置を提供できる。
101 半導体レーザ、101j PN接合面、102 平行化レンズ、103 光ビーム、104 断面スポット、1041 長軸、1042 短軸、105 MEMS、105h H回動軸、105v V回動軸、1050 シリコン基板、1051 ミラー、1051a 中心、1052 捻りバネ、1053 捻りバネ、1054 ジンバル、1056 法線、109 スクリーン、109a 中心、201 1/2波長板、202 偏光ビームスプリッタ、202a 偏光分離膜、203 偏光ビームスプリッタ、203a 偏光分離膜、2031 入射面、301 ダイクロイックプリズム、301r R反射面、301b B反射面、302 ダイクロイックコート、303 光ビーム、401 検出部。
Claims (9)
- 光ビームを出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源からの光ビームを、第1の方向と、前記第1の方向と略垂直である第2の方向に回動して走査する走査部とを備え、
前記第1の方向の回動幅は、前記第2の方向の回動幅よりも大であって、
前記走査部の近傍において、前記光ビームの断面形状は、前記第2の方向よりも前記第1の方向に長い辺を有する楕円状の断面形状を有し、
前記辺は、前記走査部の第1の方向と略平行であることを特徴とする走査型画像表示装置。 - 請求項1に記載の走査型画像表示装置であって、
前記走査部は、略円形状のミラーであることを特徴とする走査型画像表示装置。 - 請求項1に記載の走査型画像表示装置であって、
前記走査部は、MEMSであることを特徴とする走査型画像表示装置。 - 請求項1に記載の走査型画像表示装置であって、
前記レーザ光源と前記走査部との間に設けられ、前記レーザ光源からの光ビームを平行化する平行化レンズを備えたことを特徴とする走査型画像表示装置。 - 偏光方向が異なり、光ビームの出射方向が略直交するように配置された第1及び第2のレーザ光源と、
前記第1及び第2のレーザ光源から出射された光ビームを合成する偏光ビームスプリッタと、
前記第1又は第2のレーザ光源と前記偏光ビームスプリッタとの間に設けられ、前記第1又は前記第2のレーザ光源からの光ビームの偏光方向を変換する1/2波長板と、
前記偏光ビームスプリッタからの光ビームを第1の方向と、前記第1の方向と略垂直である第2の方向に回動して走査する走査部とを備え、
前記第1の方向の回動幅は、前記第2の方向の回動幅よりも大であって、
前記走査部の近傍において、前記光ビームの断面形状は、前記第2の方向よりも前記第1の方向に長い辺を有する楕円状の断面形状を有し、
前記辺は、前記走査部の第1の方向と略平行であることを特徴とする走査型画像表示装置。 - 請求項5に記載の走査型画像表示装置であって、
第1及び第2のレーザ光源をパルス発光制御することにより駆動する駆動部を備えたことを特徴とする走査型画像表示装置。 - 請求項6に記載の走査型画像表示装置であって、
前記駆動部は、前記第1及び第2のレーザ光源の発光期間を異ならせるように、前記第1及び第2のレーザ光源を駆動することを特徴とする走査型画像表示装置。 - 請求項5から7の何れかに記載の走査型画像表示装置であって、
前記偏光ビームスプリッタの前記第1及び第2のレーザ光源からの各々の光ビームが入射する面の少なくとも何れか一方の面には、特定の偏光方向を有する光ビームを反射する面が形成され、
前記面は、前記光ビームの光軸に対して傾斜していることを特徴とする走査型画像表示装置。 - 請求項8に記載の走査型画像表示装置であって、
前記面で反射した光ビームの光量を検出する検出部を備えたことを特徴とする走査型画像表示装置。
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