JPH08500402A - 自動車をスペースを節約して駐車するための設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 自動車をスペースを節約して駐車するための本発明による機械的な設備は、少なくとも１つの入口及び出口（ＥＡ）と、多数の駐車スペース（ＥＰ）と、側方移動可能な並置された多数の積重ねキャリッジ（ＳＷ）とを有していて、この積重ねキャリッジのそれぞれが、駐車する自動車を受容するために対の並置する多数のパレットが積重ねキャリッジ上に互いに重ね合わされて配置されるように、構成されている。積重ねキャリッジ（ＳＷ）の側方移動によって任意に選ばれた２つの積重ねキャリッジ（ＳＷ）の間に持上げ通路（ＨＧＳ）が形成される。この持上げ通路に向けて持上げキャリッジ（ＨＷ）が走行可能であり、この持上げキャリッジが個々のパレット（ＰＬ）を持上げ通路（ＨＧＳ）に隣接する積重ねキャリッジ（ＳＷ）から取り出しかつ積重ねキャリッジ（ＳＷ）内に挿入するようになっている。前記持上げキャリッジ（ＨＷ）がそれぞれ任意のパレット（ＰＬ）を少なくとも１つの入口及び出口の平面に持ち上げるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車をスペースを節約して駐車するための設備 【技術分野】 本発明は、請求の範囲第１項の上位概念に記載の形式の、自動車をスペースを 節約して駐車するための機械的な設備に関する。 【背景技術】 このような設備は公知である。本発明は、安価にかつスペースを節約して実現 できるように、このような設備を改善することにある。 上記形式の設備はヨーロッパ特許公開第０１４３１３９号明細書から公知であ る。このような設備においては側方移動可能な積重ねキャリッジが設けられてい て、この積重ねキャリッジは、駐車する自動車を受容するために対の並置する多 数のパレットが積重ねキャリッジ上に重ね合わせて配置されるように、構成され ている。積重ねキャリッジの側方移動によって、持上げ装置が昇降できる持上げ 通路が形成される。前記持上げ装置は持上げ通路に隣接する積重ねキャリッジか ら個々のパレットを取り出しかつ積重ねキャリッジ内に挿入しかつそれぞれ任意 のパレットを少なくとも１つの入口及び出口の平面に持ち上げることができる。 この設備の欠点は、並置した２つの駐車スペースの 幅に相応した幅に亘って持上げ通路を必要とするということにある。これによっ て、使用される駐車スペースの設備の床面積に関連した密度が制限され、これに より、並置した２つの駐車スペース及びこのために必要な持上げ通路に相応する 面積に亘って、設備のそれぞれの階層において最大２台の自動車を駐車できるに 過ぎない。 【発明の開示】 本発明の課題は、駐車スペースの密度が高められ、これにより自動車を一層ス ペースを節約して駐車できるようにすることにある。 前記課題は本発明によれば、請求の範囲第１項の特徴部分に記載の、自動車を スペースを節約して駐車するための設備によって、解決された。 この場合、側方移動可能な並置された多数の積重ねキャリッジが設けられてい て、この積重ねキャリッジのそれぞれは、駐車する自動車を受容するために対の 並置する多数のパレットが積重ねキャリッジ上に重ね合わせて配置されるように 、構成されている。積重ねキャリッジの側方移動によって、任意に選ばれた２つ の積重ねキャリッジの間で持上げ通路が形成される。持上げ通路に向けて持上げ 装置が走行可能であり、この持上げ装置は持上げ通路に隣接する積重ねキャリッ ジから個々のパレットを取り出しかつ積重ねキャリッジ内に挿入することができ る。持上げ装置はそれぞれ 任意のパレットを持上げ通路を介して垂直方向に移動させかつ少なくとも１つの 入口及び出口の平面に持ち上げることができる。 本発明の設備は例えば過密地帯において極めて狭いスペースで自動車を駐車す るのに適する。この場合、搬入及び搬出のために持上げ通路をずらすことによっ て直接それぞれの駐車位置に到達することができる。 有利な構成はその他の請求項に記載されている。 【図面の簡単な説明】 次ぎに図示の実施例につき本発明を説明する。この場合、第１図は、本発明の 設備において使用されるパレットの第１実施例図、第２図は、本発明の設備にお いて使用されるパレットの第２実施例図、第３図は、パレット上で自動車を位置 決めするための持上げ格子体の作業形式を示す図、第４図は、本発明の設備を構 成する積重ねキャリッジを示す図、第５図は、本発明の設備の有利な実施例の横 断面図、第６図は、本発明の設備の別の有利な実施例の横断面図、第７図は、本 発明の設備の別の有利な実施例の横断面図、第８図は、本発明の設備の別の有利 な実施例の横断面図、第９図は、本発明の設備の持上げキャリッジを詳細に示し た図、第１０図は、本発明の設備の持上げ装置の別の有利な実施例を詳細に示し た図、第１１図は、本発明の設備の通行レベルへの自動車の引渡し形式を概略的 に示した図、第１２ａ，第１２ｂ及び第１２ｃ図は、水 平な搬送平面へのパレットの引渡し形式を概略的に示した図、第１３図は、搬送 チェーンを用いたパレットの水平方向搬送形式を概略的に示した図、第１４図は 、本発明の設備の有利な実施例の概略的な平面図、第１５図は、本発明の設備の 側部範囲における持上げキャリッジからシフト装置へのパレットの引渡し形式を 概略的に示した図、第１６図、第１７図及び第１８図は、本発明の設備の稼働時 のパレットシフト形式を概略的に示した図、第１９図は、本発明の設備の有利な 実施例の概略的な平面図、第２０図は、入口位置及び出口位置の下での持上げテ ーブル上でのパレットの配置形式を概略的に示した図、第２１図は、本発明によ る設備の有利な実施例の積層されたパレットを概略的に図示した図、第２２図は 、長手方向搬送機構を有する設備において閉じられた回路としてのパレット用の 搬送経路を概略的に図示した図である。 【発明を実施するための最良の形態】 自動車をスペースを節約して駐車するための本発明による設備は少なくとも１ つの入口及び出口ＥＡ、多数の駐車スペースＥＰ、並びに、側方移動可能な並置 された多数の積重ねキャリッジＳＷを有していて、この積重ねキャリッジＳＷの それぞれは、駐車する自動車を受容するために対の並置する多数のパレットＰＬ を積重ねキャリッジに重ね合わせて配置できるように、構成されている。積重ね キャリッジＳＷの側方移動に よって任意に選ばれた２つの積重ねキャリッジＳＷの間で持上げ通路ＨＧＳを形 成することができる。この持上げ通路に向けて持上げキャリッジＨＷが走行可能 であり、この持上げキャリッジＨＷは個々のパレットＰＬを持上げ通路ＨＧＳに 隣接する積重ねキャリッジＳＷから取り出しかつ積重ねキャリッジＳＷ内に挿入 することができる。前記持上げキャリッジＨＷはそれぞれ任意のパレットＰＬを 少なくとも１つの入口及び出口ＥＡの平面に持ち上げる。 本発明の有利な構成によれば積重ねキャリッジＳＷの上方にパレットＰＬを側 方に搬送するための少なくとも１つの搬送装置ＦＥが設けられていて、この搬送 装置ＦＥによってパレットは持上げキャリッジＨＷから入口及び出口ＥＡにかつ 入口及び出口ＥＡから持上げキャリッジＨＷに搬送することができる。 搬送装置ＦＥは本発明の別の構成では積重ねキャリッジＳＷの下に配置するこ ともできる。 本発明の有利な構成では、パレットＰＬは車軸範囲の前方及び後方で側方に移 動可能な持上げ格子体ＨＲを有していて、この持上げ格子体ＨＲはパレット平面 に対して昇降可能でありかつ持上げ格子体を介してパレット横方向での駐車する 自動車のセンタ位置を持上げ格子体の移動により得ることができる。 本発明の有利な構成では、積重ねキャリッジＳＷは、センタコラムＭＳの両側 で伸長アームＡＬ上にパレッ トＰＬを受容できる鋼構造体として構成されている。 この場合、積重ねキャリッジＳＷがレール上を走行できると、特に有利である 。 更に、積重ねキャリッジＳＷがマグネットクラッチＭＫを介して互いに結合さ れていると、特に有利である。更に本発明の有利な構成では、本発明による設備 の端面に、積重ねキャリッジＳＷを側方に移動させることのできるプッシュ及び プルロッドＳＺが設けられている。 本発明の別の有利な構成によれば、持上げキャリッジは積重ねキャリッジＳＷ の両側で設備の全長に亘って自動的にレール上を走行可能である。この場合、持 上げキャリッジＨＷが旋回可能な伸長アームＡＬＳを有する持上げフォークＨＧ Ｂを備えていると、特に有利である。 本発明の別の有利な構成では、搬送装置ＦＥはレールエレメントＳＥから成る レール機構ＳＳＹと、チェーンＫＮを備えた平行に延びる２つのチェーン機構Ｋ Ｓから成るチェーンコンベヤＫＦとから構成されている。前記チェーンにはパレ ットプッシュロッドＰＳＳが設けられていて、このパレットプッシュロッドＰＳ Ｓはパレットのプッシュ凹所ＰＳＮ内に係合して、パレットＰＬを搬送する。 本発明の有利な構成では、持上げ格子体は液力式シリンダ上に取り付けられて いてかつこの液力式シリン ダを介して昇降可能である。水平方向の移動は液力式シリンダを介して転動及び 摺動平面上で行なわれる。パレット毎すべてて４つの持上げ格子体（自動車車輪 毎１つの持上げ格子体）は互いに無関係に運動可能である。 本発明の別の有利な構成ではマグネットクラッチが設けられている。このマグ ネットクラッチは互いに向い合って位置する２つの鋼板として構成されていて、 この鋼板は力伝達のために適当な電磁石を介して磁化される。 本発明の有利な構成では、パレットを水平方向で継続搬送するのに用いられる チェーンコンベヤは平行に延びる２本のチェーンとして（例えば自転車チェーン のチェーン原理に従って）構成されていて、このチェンは搬送ロッドから生ぜし められるモーメントを吸収する。 この場合、パレットプッシュロッド（連行ロッド）はチェーンに取り付けられ る。プッシュ凹所はパレットフレーム内の切欠きとして形成されている。プッシ ュ凹所を介して連行ロッドからパレットに力が伝達される。 本発明による設備の別の有利な構成によれば、一時的に不要なパレットを中間 ストックするための手段がラックキャリッジの外部に設けられている。この手段 は有利にはパレットを受容もしくは解放するための持 上げテーブルＨＴを備えた積重ね貯蔵部材として構成されている。この措置によ って一時的に不要のパレットをストック機構（ラックキャリッジ）内に戻す必要 はなく、むしろストック機構の外部でストックされる。 第１図ではパレットの第１の実施例を図示しており、このパレットは本発明に よる設備と関連して使用されかつ本発明による設備の主要構成部材を成している 。本発明の設備の有利な実施例によれば、パレットは例えば２．１０ｍ×５．１ ０ｍの寸法を有している。この場合、本発明による設備の構成に基づいて積込み 及び積降し用の側方スペースが省かれる。 第１図による第１実施例のパレットは有利には（例えばカラーマークによって 規定された）所定の走行軌道を有する溝付き薄板として又は走行軌道を沈下させ た溝付き薄板として構成されている。横方向でのパレット上での自動車の正確な 位置は重要なことではないが、所望されることである。 長手方向では乗上げ時に自動車の長さがフォトセルを介して検出される。長手 方向での所望の駐車位置は光学的に表示される。自動車は駐車ブレーキによって 駐車されるので、駐車後ドライバは自動車から離れることができる。 第２図では、第１実施例のような原理で構成されているが、車軸範囲で前方及 び後方の持上げ格子体を備えたパレットの第２実施例を図示している。自動車を 駐車した後では横方向での自動車のセンタ位置は本発明による設備によって自動 的に得られる。この場合自動車がセンタリングされかつ次いで自動車を固定する ために持上げ格子体が下げられるまで、持上げ格子体は水平方向に移動させられ る。この措置に基づきパレット幅は第１実施例のパレット幅に比して減少される 。この場合、パレット上への乗上げは全く問題なく行なうことができる。 第１図で概略的に図示されているように、すべてのパレットはコーナ部にロー ラを備えている。第３図で図示されているように、パレットは積重ねキャリッジ 内に置かれる。この積重ねキャリッジＳＷはセンタコラムＭＳの両側で伸長アー ムＡＬ上にパレットＰＬを受容できる鋼構造体である。この場合、上下方向に位 置する伸長アームの間隔は有利には２．２０ｍである。積重ねキャリッジＳＷは レール上を走行する。階層の数は本発明の設備の全体構成によって得られるが、 有利には最大６乃至８階である。 第５図で図示されているように、本発明による設備は、マグネットクラッチＭ Ｋを介して結合された並置された多数の積重ねキャリッジＳＷ（例えば１０個） を有している。ほぼ５１ｍ×７ｍ、つまり３５７ｍ²の床面積上には例えば階層 毎２０台の自動車、例えば７階層の場合ほぼ１４０台の自動車が収容される。 １０個の積重ねキャリッジ毎１つの持上げ通路ＨＧ Ｓが設けられている。持上げ通路ＨＧＳの数によって設備の搬送能力が規定され る。従って設備の搬送能力を変えるために別の数の持上げ通路を設けることがで きる。設備の端面ＳＳにはプッシュ及びプルロッドＳＺが設けられていて、この プッシュ及びプルロッドＳＺによって積重ねキャリッジＳＷをレール上で移動さ せることができる。第５図、第６図、第７図及び第８図から明らかなように、積 重ねキャリッジ相互の押しずらし、マグネットクラッチの閉鎖、所望の持上げ通 路範囲でのマグネットクラッチの開放及び積重ねキャリッジの引張りによる持上 げ通路の開放によって、持上げ通路をそれぞれ所望の個所で、即ち、任意の対の 積重ねキャリッジの間で開放することができる。 自動車と共にパレットを持ち上げるために持上げ装置が使用される。この持上 げ装置は積重ねキャリッジの両側でレール上を走行しかつ自動的に設備長さ全体 に亘って走行可能である。第９図及び第１０図で図示されているように、持上げ キャリッジは、持上げキャリッジを積重ねキャリッジの前方に走行させるために 、旋回可能な伸長アームを備えた持上げフォークを有するチェーン伝動駆動され る持上げ装置を有している。階層の数に応じて持上げキャリッジは上側範囲で付 加的にローラを介して案内されるか又は自動的に走行するユニットとして構成さ れる。 持上げ装置の作業形式は第１１図並びに第１２ａ図、 第１２ｂ図及び１２ｃ図で概略的に図示されている。持上げ通路を形成する間、 持上げキャリッジは選ばれたパレットの位置に走行する。持上げフォークの伸長 アームは旋回し、かつ、持上げフォークはパレットに下側から係合する。パレッ トはラックから側方に移動し、同時に持上げ通路を形成しかつパレットは持上げ 通路を介して通行レベル（＋−０．０平面）に移動する。 第１１図では通行レベル（＋−０．０平面）内へのパレット上の自動車の引渡 し形式を概略的に図示している。＋−０．０平面上のレール機構ＳＳＹはほぼ２ ．４０ｍ長さの個々の部片から形成される。引渡しのためにレール機構は持上げ 通路の範囲で外向きに移動する。パレットはレール上縁から持ち上げられる（第 １２ｂ図参照）。レール機構は出発位置に戻される（第１２ｃ図参照）。パレッ トはローラを介してのみレール機構上に置かれる。 引渡し後にはパレットはレール上で水平方向に設備の端部に向けて、有利には 側方で延びるチェーンコンベヤを介して（第１３図参照）、搬送される。チェー ンコンベヤは水平な移動軌道の両側で平行に延びる２つのチェーン機構から形成 されている。チェーン上にはプッシュロッドＰＳＳが設けられていて、このプッ シュロッドはパレットＰＬのプッシュ凹所ＰＳＮ内に係合して、パレットを搬送 する。ストック機構から取 り出されるパレット及びストック機構内に挿入されるパレットはルート上を走行 する。 ストック機構内に挿入されるパレットを停止して降下させる場合には、プッシ ュロッドがパレットから解離されかつ別のパレットの継続搬送が続けられる。 パレットを中央範囲から側方範囲に移動させるために、パレットは＋−０．０ 平面（通行レベル）を越えて持ち上げられる。第１５図で図示されているように 、レール機構を有する支持体はパレットローラの下を移動する。次いでパレット はレール機構上に置かれる。更にパレットはチェーン伝動駆動されるシフトユニ ットによってシフトされ、このシフトユニットは有利にはマグネットクラッチに よって連結される。 ストック機構用の入口又は出口を配置する場合には、一時的に不要なパレット がストック機構内に戻されるのではなく、必要になるまで他の場所にストックさ れると、有利である。このような措置によって駐車設備におけるアクセス速度が 一層改善される。 このために本発明の有利な構成では、入口及び出口ＥＡの下に持上げテーブル ＨＴが配置されている。この持上げテーブルはパレットが多数の場合下げられひ いてはパレットをストックするかもしくはパレットが不足している場合ストック 機構に再びパレットを供給することができる。このような持上げテーブルは、電 気的な駆動装置を使用するとは言え、当業者にとって 公知である。 パレットを長手方向で搬送する場合（第１４図参照）、パレットが入口ステー ションから出口ステーシヨンに戻されるかもしくは供給されると、有利である（ 第２２図参照）。この場合、パレットは例えば垂直な及び水平なチェーンコンベ ヤを介して移動させられる。この場合パレットの積重ね（ストック）は有利には チェーンコンベヤ機構内部で行なわれる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも１つの入口及び出口（ＥＡ）と多数の駐車スペース（ＥＰ）とを 有する、自動車をスペースを節約して駐車するための設備において、 イ）側方移動可能な並置された多数の積重ねキャリッジ（ＳＷ）が設けられて いて、 ロ）それぞれの積重ねキャリッジ（ＳＷ）が、駐車する自動車を受容するため に対の並置する多数のパレットが積重ねキャリッジ上に互いに重ね合わされて配 置されるように、構成されていて、 ハ）積重ねキャリッジ（ＳＷ）の側方移動によって任意に選ばれた２つの積重 ねキャリッジ（ＳＷ）の間に持上げ通路（ＨＧＳ）が形成されるようになってお り、 ニ）前記持上げ通路に向けて持上げキャリッジ（ＨＷ）が走行可能であり、こ の持上げキャリッジが個々のパレット（ＰＬ）を持上げ通路（ＨＧＳ）に隣接す る積重ねキャリッジ（ＳＷ）から取り出しかつ垂直方向で持上げ通路（ＨＧＳ） を介して移動させかつこのような積重ねキャリッジ（ＳＷ）内に挿入するように なっており、 ホ）前記持上げキャリッジ（ＨＷ）がそれぞれ任意のパレット（ＰＬ）を少な くとも１つの入口及び出口の平面に持ち上げるようになっていることを特 徴とする、自動車をスペースを節約して駐車するための設備。 ２．積重ねキャリッジ（ＳＷ）の上側及び下側に、パレット（ＰＬ）を側方に搬 送するための少なくとも１つの搬送装置（ＦＥ）が設けられていて、この搬送装 置によってパレット（ＰＬ）が持上げ通路（ＨＧＳ）から入口及び出口（ＥＡ） に向けてかつ入口及び出口（ＥＡ）から持上げ通路（ＨＧＳ）向けて搬送される ようになっている、請求項１記載の設備。 ３．搬送装置（ＦＥ）がレールエレメント（ＳＥ）から成るレール機構（ＳＳＹ ）と、チェーン（ＫＮ）を備えた平行に延びる２つのチェーン機構（ＫＳ）から 成るチェーンコンベヤ（ＫＦ）とを有していて、前記チェーンにパレットプッシ ュロッド（ＰＳＳ）が設けられていて、このパレットプッシュロッドがパレット のプッシュ凹所（ＰＳＮ）に係合して、パレットを搬送するようになっている、 請求項２記載の設備。 ４．パレット（ＰＬ）が車軸範囲で前方及び後方に側方に移動可能な持上げ格子 体（ＨＲ）を有していて、この持上げ格子体がパレット平面に対して昇降可能で あり、かつ、持上げ格子体によって、パレット横方向での駐車する自動車のセン タ位置が持上げ格子体の移動により得られるようになっている、請求項１から３ までのいずれか１項記載の設備。 ５．積重ねキャリッジ（ＳＷ）が、センタコラム（ＭＳ）の両側で伸長アーム（ ＡＬ）上にパレット（ＰＬ）を受容する鋼構造体として構成されている、請求項 １から４までのいずれか１項記載の設備。 ６．積重ねキャリッジ（ＳＷ）がレール上を走行する、請求項１から５までのい ずれか１項記載の設備。 ７．積重ねキャリッジ（ＳＷ）がマグネットクラッチ（ＭＫ）を介して互いに結 合されている、請求項１から６までのいずれか１項記載の設備。 ８．設備の端面（ＳＳ）に、積重ねキャリッジ（ＳＷ）を側方に移動させるプッ シュ及びプルロッド（ＳＺ）が設けられている、請求項１から７までのいずれか １項記載の設備。 ９．持上げキャリッジ（ＨＷ）が積重ねキャリッジ（ＳＷ）の両側で設備の全長 に亘って自動的にレール上を走行可能である、請求項１から８までのいずれか１ 項記載の設備。 10．持上げキャリッジ（ＨＷ）が旋回可能な伸長アーム（ＡＬＳ）を有する持上 げフォーク（ＨＧＢ）を備えている、請求項１から９までのいずれか１項記載の 設備。 11．一時的に不要なパレットを中間ストックするための手段がラックキャリッジ の外部に設けられている、請求項１から１０までのいずれか１項記載の設備。 12．一時的に不要なパレットを中間ストックするため の手段が、パレットを受容もしくは解放するための持上げテーブル（ＨＴ）を備 えた積重ね貯蔵部材として構成されている、請求項１１記載の設備。