JP3197228B2 - 多層箱型循環式駐車装置 - Google Patents
多層箱型循環式駐車装置Info
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Description
車装置に関し、装置の有効高さ(機械高さ)を低くする
ことができると共に、操作が簡単になるように工夫した
ものである。
ば実公平4−3089号公報に示す「多層箱型循環式駐
車装置」がある。ここでは従来技術として、この公報に
示す多層箱型循環式駐車装置の概要を、図9を参照して
説明する。この装置では、(左側)昇降装置03に隣接
して、順次、手前側(左側)駐車装置ユニット0U1
と、中間昇降装置02と、奥側(右側)駐車装置ユニッ
ト0U2と、奥側(右側)昇降装置04を配置してい
る。
と地下床(機械据付床)016との間に無端状の昇降チ
ェーン011が配置されており、この昇降チェーン01
1には複数本の昇降移動レール015が取り付けられて
いる。この昇降チェーン011は、(左側)昇降駆動装
置05により駆動されて循環移動する。このため、自動
車017が載置されるパレット01(レール015に係
合する車輪を有している)が、昇降移動レール015に
乗り込むと、パレット01は乗入階021と地下床01
6との間で循環移動することができる。そして、入庫の
場合には、自動車017が載置されたパレット01が、
(左側)昇降装置03から手前側(左側)駐車装置ユニ
ット0U1側に移動し、出庫の場合には、自動車017
が載置されたパレット01が、手前側(左側)駐車装置
ユニット0U1から(左側)昇降装置03側に移動す
る。
のパレット連結金物が、他方の端部には雌型のパレット
連結金物が備えられている。前記駐車装置ユニット0U
1,0U2では、上下2段にパレット走行列が備えられ
ており、各パレット走行列においては、隣接するパレッ
ト01相互は、パレット連結金物により連結された状態
で横送り移動することができる。なお、パレット連結金
物は、上下方向にスライド移動することにより相互に係
合したり、係合状態を解除したりすることができる。そ
して、連結状態となっているパレット連結金物は、連結
金物離脱距離Sだけ垂直方向にスライド移動することに
より、連結状態を解除することができる。
6の駆動により、昇降移動レール015が取り付けられ
た昇降チェーン011が循環移動する。同様に、奥側
(右側)昇降装置04は、奥側(右側)昇降駆動装置0
7の駆動により、昇降移動レール015が取り付けられ
た昇降チェーン011が循環移動する。
おいては、相互に連結したパレット01を上下のパレッ
ト走行列に沿い横送り移動させ、両端部では、昇降装置
03,02により、パレット01を1個づつ昇降移動さ
せる。同様に、奥側(右側)駐車装置ユニット0U2に
おいては、相互に連結したパレット01を上下のパレッ
ト走行列に沿い横送り移動させ、両端部では、昇降装置
02,04により、パレット01を1個づつ昇降移動さ
せる。
金物による係合や係合解除を行いつつ、自動車017が
載置されたパレット01を、昇降装置03と手前側(左
側)駐車装置ユニット0U1との間で移送したり、手前
側(左側)駐車装置ユニット0U1と中間昇降装置02
との間で移送したり、中間昇降装置02と奥側(右側)
駐車装置ユニット0U2との間で移送したり、奥側(右
側)駐車装置ユニット0U2と奥側(右側)昇降装置0
4との間で移送することができ、しかも、両駐車装置ユ
ニット0U1, 0U2がそれぞれ独立して循環移動する
ことができるようにするために、各装置03,0U1,
02,0U2,04の高さ(垂直方向の位置)を、次の
ようにしている。
2のパレット走行列を、手前側(左側)駐車装置ユニッ
ト0U1のパレット走行列の高さレベルよりも、連結金
物離脱距離Sの分だけ高くしている。また、中間昇降装
置02及び奥側(右側)昇降装置04の高さを、奥側
(右側)駐車装置ユニット0U2の上部パレットの高さ
レベルに対応したレベルにしている。
駐車装置による入庫動作の一例を説明する。自動車01
7が乗り込んだパレット01は、このパレット01に設
けた車輪を介して、昇降装置03の昇降移動レール01
5の上に乗る
17を乗せた昇降移動レール015は、手前側(左側)
駐車装置ユニット0U1の上層部022に設けてある横
行レール(図示省略)の配置位置まで下降する。このと
き下降してきたパレット01は該パレット01に設けた
パレット連結金物により、上層部022にあるパレット
01Aのパレット連結金物と連結する。次に手前側(左
側)駐車装置ユニット0U1の横行装置(図示省略)を
作動し、自動車017を乗せたパレット01を横送り移
動して手前側(左側)駐車装置ユニット0U1の横方向
に引き込むことにより入庫が行われる。自動車017が
搭載された先に入庫したパレット01は、他の自動車0
17が搭載された他のパレット01が入出庫する度に適
当な場所に移動させられる。
術では、2つの駐車装置ユニット0U1, 0U2がそれ
ぞれ独立して循環移動することができるようにするた
め、奥側(右側)駐車装置ユニット0U2のパレット走
行列を、手前側(左側)駐車装置ユニット0U1のパレ
ット走行列のレベルよりも、連結金物離脱距離Sの分だ
け高くしている。また、中間昇降装置02及び奥側(右
側)昇降装置04の高さを、奥側(右側)駐車装置ユニ
ット0U2の上部パレットのレベルに対応したレベルに
している。このため、減速距離(有効高さH)が、連結
金物離脱距離Sの分だけ長くなる。つまり、地下床(機
械据付床)016からの機械装置高さ(有効高さ)Hが
高くなってしまう。このように有効高さHが高いと、特
に、地下式の駐車装置では、設置スペースに制限がある
ため、大きな問題となる。また上記従来技術では、運転
動作が複雑なため入出庫に要する時間が長くかかる。
(機械装置高さ)Hを低くして省スペースを達成するこ
とができると共に、運転動作を簡単にすることのできる
多層箱型循環式駐車装置を提供することを目的とする。
明の構成は、自動車が載置されるパレットを乗入階から
機械据付床との間で昇降移動させる中間昇降装置と、前
記中間昇降装置の左側に配置されると共に、複数層のパ
レット走行列を備えており、上下方向にスライド移動す
ることにより係合したり係合状態を解除したりすること
のできるパレット連結金物により相互に連結された複数
のパレットを、前記パレット走行列に沿い横送り移動す
る左側駐車装置ユニットと、前記左側駐車装置ユニット
の左端に配置されており、前記左側駐車装置ユニットの
左端に横送りされてきたパレットを1個づつ、前記左側
駐車装置ユニットのパレット走行路間で昇降移動させる
左側昇降装置と、前記中間昇降装置の右側に配置される
と共に、複数層のパレット走行列を備えており、パレッ
ト連結金物により相互に連結された複数のパレットを前
記パレット走行列に沿い横送り移動する右側駐車装置ユ
ニットと、前記右側駐車装置ユニットの右端に配置され
ており、前記右側駐車装置ユニットの右端に横送りされ
てきたパレットを1個づつ、前記右側駐車装置ユニット
のパレット走行路間で昇降移動させる左側昇降装置とを
有し、しかも前記中間昇降装置は、前記左側駐車装置ユ
ニットの右端に横送りされてきたパレットを1個づつ、
前記左側駐車装置ユニットのパレット走行路間で昇降移
動させる機能と、右側駐車装置ユニットの左端に横送り
されてきたパレットを1個づつ、前記右側駐車装置ユニ
ットのパレット走行路間で昇降移動させる機能を兼用し
ている多層箱型循環式駐車装置において、前記中間昇降
装置には、前記乗入階から、前記乗入階と前記左側及び
右側の駐車装置ユニットの最上階との間の位置までの間
では、昇降移動される前記パレットを、上下に延在する
1本の軌道に沿いガイドするとともに、前記乗入階と前
記最上階との間の位置より下方位置では、昇降移動され
る前記パレットを、左右に分岐し且つ上下に延在する2
本の軌道に沿いガイドするガイド・切換機構を備えたこ
とを特徴とする。
パレットを乗入階から機械据付床との間で昇降移動させ
る中間昇降装置と、前記中間昇降装置の左側に配置され
ると共に、複数層のパレット走行列を備えており、上下
方向にスライド移動することにより係合したり係合状態
を解除したりすることのできるパレット連結金物により
相互に連結された複数のパレットを、前記パレット走行
列に沿い横送り移動する左側駐車装置ユニットと、前記
左側駐車装置ユニットの左端に配置されており、前記左
側駐車装置ユニットの左端に横送りされてきたパレット
を1個づつ、前記左側駐車装置ユニットのパレット走行
路間で昇降移動させる左側昇降装置と、前記中間昇降装
置の右側に配置されると共に、複数層のパレット走行列
を備えており、パレット連結金物により相互に連結され
た複数のパレットを前記パレット走行列に沿い横送り移
動する右側駐車装置ユニットと、前記右側駐車装置ユニ
ットの右端に配置されており、前記右側駐車装置ユニッ
トの右端に横送りされてきたパレットを1個づつ、前記
右側駐車装置ユニットのパレット走行路間で昇降移動さ
せる左側昇降装置とを有し、しかも前記中間昇降装置
は、前記左側駐車装置ユニットの右端に横送りされてき
たパレットを1個づつ、前記左側駐車装置ユニットのパ
レット走行路間で昇降移動させる機能と、右側駐車装置
ユニットの左端に横送りされてきたパレットを1個づ
つ、前記右側駐車装置ユニットのパレット走行路間で昇
降移動させる機能を兼用している多層箱型循環式駐車装
置において、前記中間昇降装置には、前記乗入階から、
前記乗入階と前記左側及び右側の駐車装置ユニットの最
上階との間の位置までの間では、上下方向に延びる1本
の軌道となっており、前記乗入階と前記最上階との間の
位置で左右に分岐し、前記乗入階と前記最上階との間の
位置より下方位置では左右に分岐しかつ上下方向に延び
る2本の軌道となっているガイドレールを備え、各パレ
ットには、前記ガイドレールに嵌合してこのガイドレー
ルに沿い移動するパレットガイドローラを備え、前記ガ
イドレールの分岐部には、上方から下降してきた前記パ
レットガイドローラを右または左に振り分ける切換レバ
ーを備えたことを特徴とする。
において、前記切換レバーを左右に移動させる駆動装置
を備えたことを特徴とする。
面に基づき詳細に説明する。なお、図1は本発明の実施
の形態に係る多層箱型循環式駐車装置を示す全体側面
図、図2はその中間昇降装置を示す側面図、図3は実施
の形態に係る多層箱型循環式駐車装置を示す側面図、図
4は図3のA部を拡大して示す構成図、図5は実施の形
態に係る多層箱型循環式駐車装置を示す側面図、図6は
図5のA部を拡大して示す構成図、図7は切換装置を示
す側面図、図8は図7のC−C矢視図である。
装置では、中間昇降装置2の左側に左側駐車装置ユニッ
トU1を配置し、この左側駐車装置ユニットU1の左端
に左側昇降装置3を配置しており、中間昇降装置2の右
側に右側駐車装置ユニットU2を配置し、この右側駐車
装置ユニットU2の右端に右側昇降装置4を配置してて
構成されている。そして、図9に示す従来技術とは異な
り、2つの駐車装置ユニットU1,U2のパレット走行
列の高さレベルを同一にしており、また、各昇降装置
2,3,4の高さレベルも駐車装置ユニットU1,U2
の高さレベルにあわせている。このため本装置の有効高
さ(機械装置高さ)Hは、連結金物離脱距離Sの分の余
裕を持たせる必要はなく、有効高さ(機械装置高さ)H
を低くすることができる。しかも、後述する工夫をする
ことにより、2つの駐車装置ユニットU1,U2をそれ
ぞれ独立して循環移動することができるようにしてい
る。
置したスプロケット20と地下床(機械据付床)16に
設置したスプロケット20との間に、無端状の昇降チェ
ーン11が配置されており、この昇降チェーン11には
複数本の昇降移動レール15が取り付けられている。こ
の昇降チェーン11は、中間昇降駆動装置6により駆動
されて循環移動する。自動車17が載置されるパレット
1は、その下部に昇降移動レール15に係合する車輪を
備え、両端部に連結金物(雄側と雌側の連結金物)18
を備え、中央にパレットガイドローラ10を備えてい
る。
ローラ10をガイドするガイドレール8や、切換レバー
9とパワーシリンダ19などで構成した切換装置30が
備えられている。これら機器(10,8,9,19,3
0の符号で示すもの)は、本実施の形態において重要な
動作機能をするものであり、その構成および動作は、後
で再度説明する。
の駆動により、昇降移動レール15が取り付けられた昇
降チェーン11が循環移動する。同様に、右側昇降装置
4では、右側昇降駆動装置7の駆動により、昇降移動レ
ール15が取り付けられた昇降チェーン11が循環移動
する。
下2段に横行レール14が配置されて、上下2段にパレ
ット走行路を形成している。そして、左側駐車装置ユニ
ットU1は、左側横行装置12が駆動することにより、
相互に連結したパレット1を上下のパレット走行列に沿
い横送り移動させることができる。また左側駐車装置ユ
ニットU1の両端部では、昇降装置3,2により、パレ
ット1を1個づつ昇降移動させる。
ては、上下2段に横行レール14が配置されて、上下2
段にパレット走行路を形成している。そして、右側駐車
装置ユニットU2は、右側横行装置13が駆動すること
により、相互に連結したパレット1を上下のパレット走
行列に沿い横送り移動させることができる。また右側駐
車装置ユニットU2の両端部では、昇降装置2,4によ
り、パレット1を1個づつ昇降移動させる。
ト連結金物18は、上下方向にスライド移動することに
より相互に係合したり、係合状態を解除したりすること
ができる。そして、連結状態となっているパレット連結
金物18は、連結金物離脱距離Sだけ垂直方向にスライ
ド移動することにより、連結状態を解除することができ
る。
において、乗入階21の位置から地下床(機械据付床)
16の付近まで、垂直(上下)方向に延びる状態で配置
されている。このガイドレール8は、乗入階21の位置
から、乗入階21と左右の駐車装置ユニットU1,U2
の上層部(最上階)22との間の位置までの間では、1
本の軌道となっている。そして、乗入階21と左右の駐
車装置ユニットU1,U2の上層部(最上階)22との
間の位置において、左右に分岐している。さらに、乗入
階21と左右の駐車装置ユニットU1,U2の上層部
(最上階)22との間の位置よりも下方位置では、左右
に分岐した2本の軌道となっている。
ローラ10は、パレット1が中間昇降装置2により昇降
移動する際には、ガイドレール8に嵌合した状態で、こ
のガイドレール8にガイドされつつ移動する。このよう
に、パレットガイドローラ10がガイドレール8に嵌合
しているので、パレット1が中間昇降装置2により昇降
移動する際に、スムーズなガイド移動が実現できるとと
もに、パレット1が前後方向(図面に対して垂直方向)
にズレることを防止することもできる。
配置されており、下端部を回動中心として全体が揺動す
るようになっている。しかも、パワーシリンダ9の駆動
力がリンク機構を介して切換レバー9に作動して、この
切換レバー9が左右に振れ倒れる(揺動する)。
換レバー9を右側に倒しているときに、パレット1が乗
入階21から下降してくると、パレットガイドローラ1
0は、切換レバー9の位置に達するとこの切換レバー9
により左側にスライド移動させられ、切換レバー9より
も下方位置では、分岐した左側のガイドレール8に沿っ
て下降していく。つまり、パレット1は、切換レバー9
よりも下方位置では、左側にスライドした状態で下降し
ていく。
のパレット連結金物18は、左側駐車装置ユニットU1
の右端に位置しているパレット1の右側のパレット連結
金物18に係合(連結)することができる。このため、
中央昇降装置2と左側駐車装置ユニットU1との間で、
パレット1の水平移動(横送り移動)をすることができ
る。また下降してきたパレット1の右側のパレット連結
金物18は、右側駐車装置ユニットU2の左端に位置し
ているパレット1の左側のパレット連結金物18から離
れており係合することはない。このため、右側駐車装置
ユニットU2とは独立して、左側駐車装置ユニットU1
の循環移動をすることができる。
バー9を左側に倒しているときに、パレット1が乗入階
21から下降してくると、パレットガイドローラ10
は、切換レバー9の位置に達するとこの切換レバー9に
より右側にスライド移動させられ、切換レバー9よりも
下方位置では、分岐した右側のガイドレール8に沿って
下降していく。つまり、パレット1は、切換レバー9よ
りも下方位置では、右側にスライドした状態で下降して
いく。
のパレット連結金物18は、右側駐車装置ユニットU2
の左端に位置しているパレット1の左側のパレット連結
金物18に係合(連結)することができる。このため、
中央昇降装置2と右側駐車装置ユニットU2との間で、
パレット1の水平移動(横送り移動)をすることができ
る。また下降してきたパレット1の左側のパレット連結
金物18は、左側駐車装置ユニットU2の右端に位置し
ているパレット1の右側のパレット連結金物18から離
れており係合することはない。このため、左側駐車装置
ユニットU1とは独立して、右側駐車装置ユニットU2
の循環移動をすることができる。
ユニットU1,U2のパレット走行列の高さを同一にし
ていても、左右の駐車装置ユニットU1,U2を独立し
て循環移動することができる。また、下降してきたパレ
ット1は、左右の駐車装置ユニットU1,U2の一方の
パレット1とのみ係合(連結)するため、複雑な運転を
することなく、円滑かつ安全な運転操作ができ、入出庫
のための時間を短縮することができる。
て分岐しており、このガイドレールに嵌合しつつスライ
ドするパレットガイドローラを備えたパレットが下降し
てきたときに、このパレットを、左右の駐車装置ユニッ
トのうちの一方のパレットとのみ係合(連結)すること
ができるようにしたため、左右の駐車装置ユニットを個
別に独立して循環運転でき、入出庫時間の短縮を図るこ
とができる。
置ユニットのパレット走行列の高さレベルを同一にする
ことができるので、機械装置高さ(有効高さ)を低くす
ることができ、装置のコンパクト化を図ることができ
る。
装置を示す全体側面図。
図。
す側面図。
す側面図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車が載置されるパレットを乗入階か
ら機械据付床との間で昇降移動させる中間昇降装置と、 前記中間昇降装置の左側に配置されると共に、複数層の
パレット走行列を備えており、上下方向にスライド移動
することにより係合したり係合状態を解除したりするこ
とのできるパレット連結金物により相互に連結された複
数のパレットを、前記パレット走行列に沿い横送り移動
する左側駐車装置ユニットと、 前記左側駐車装置ユニットの左端に配置されており、前
記左側駐車装置ユニットの左端に横送りされてきたパレ
ットを1個づつ、前記左側駐車装置ユニットのパレット
走行路間で昇降移動させる左側昇降装置と、 前記中間昇降装置の右側に配置されると共に、複数層の
パレット走行列を備えており、パレット連結金物により
相互に連結された複数のパレットを前記パレット走行列
に沿い横送り移動する右側駐車装置ユニットと、 前記右側駐車装置ユニットの右端に配置されており、前
記右側駐車装置ユニットの右端に横送りされてきたパレ
ットを1個づつ、前記右側駐車装置ユニットのパレット
走行路間で昇降移動させる左側昇降装置とを有し、 しかも前記中間昇降装置は、前記左側駐車装置ユニット
の右端に横送りされてきたパレットを1個づつ、前記左
側駐車装置ユニットのパレット走行路間で昇降移動させ
る機能と、右側駐車装置ユニットの左端に横送りされて
きたパレットを1個づつ、前記右側駐車装置ユニットの
パレット走行路間で昇降移動させる機能を兼用している
多層箱型循環式駐車装置において、 前記中間昇降装置には、 前記乗入階から、前記乗入階と前記左側及び右側の駐車
装置ユニットの最上階との間の位置までの間では、昇降
移動される前記パレットを、上下に延在する1本の軌道
に沿いガイドするとともに、前記乗入階と前記最上階と
の間の位置より下方位置では、昇降移動される前記パレ
ットを、左右に分岐し且つ上下に延在する2本の軌道に
沿いガイドするガイド・切換機構を備えたことを特徴と
する多層箱型循環式駐車装置。 - 【請求項2】 自動車が載置されるパレットを乗入階か
ら機械据付床との間で昇降移動させる中間昇降装置と、 前記中間昇降装置の左側に配置されると共に、複数層の
パレット走行列を備えており、上下方向にスライド移動
することにより係合したり係合状態を解除したりするこ
とのできるパレット連結金物により相互に連結された複
数のパレットを、前記パレット走行列に沿い横送り移動
する左側駐車装置ユニットと、 前記左側駐車装置ユニットの左端に配置されており、前
記左側駐車装置ユニットの左端に横送りされてきたパレ
ットを1個づつ、前記左側駐車装置ユニットのパレット
走行路間で昇降移動させる左側昇降装置と、 前記中間昇降装置の右側に配置されると共に、複数層の
パレット走行列を備えており、パレット連結金物により
相互に連結された複数のパレットを前記パレット走行列
に沿い横送り移動する右側駐車装置ユニットと、 前記右側駐車装置ユニットの右端に配置されており、前
記右側駐車装置ユニットの右端に横送りされてきたパレ
ットを1個づつ、前記右側駐車装置ユニットのパレット
走行路間で昇降移動させる左側昇降装置とを有し、 しかも前記中間昇降装置は、前記左側駐車装置ユニット
の右端に横送りされてきたパレットを1個づつ、前記左
側駐車装置ユニットのパレット走行路間で昇降移動させ
る機能と、右側駐車装置ユニットの左端に横送りされて
きたパレットを1個づつ、前記右側駐車装置ユニットの
パレット走行路間で昇降移動させる機能を兼用している
多層箱型循環式駐車装置において、 前記中間昇降装置には、前記乗入階から、前記乗入階と
前記左側及び右側の駐車装置ユニットの最上階との間の
位置までの間では、上下方向に延びる1本の軌道となっ
ており、前記乗入階と前記最上階との間の位置で左右に
分岐し、前記乗入階と前記最上階との間の位置より下方
位置では左右に分岐しかつ上下方向に延びる2本の軌道
となっているガイドレールを備え、 各パレットには、前記ガイドレールに嵌合してこのガイ
ドレールに沿い移動するパレットガイドローラを備え、 前記ガイドレールの分岐部には、上方から下降してきた
前記パレットガイドローラを右または左に振り分ける切
換レバーを備えたことを特徴とする多層箱型循環式駐車
装置。 - 【請求項3】 請求項2の多層箱型循環式駐車装置にお
いて、前記切換レバーを左右に移動させる駆動装置を備
えたことを特徴とする多層箱型循環式駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33790796A JP3197228B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 多層箱型循環式駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33790796A JP3197228B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 多層箱型循環式駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10176430A JPH10176430A (ja) | 1998-06-30 |
JP3197228B2 true JP3197228B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=18313122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33790796A Expired - Lifetime JP3197228B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 多層箱型循環式駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3197228B2 (ja) |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP33790796A patent/JP3197228B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10176430A (ja) | 1998-06-30 |
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