JPH0840812A - 非ゼオライト酸化物担体上の銀含有混合物 - Google Patents
非ゼオライト酸化物担体上の銀含有混合物Info
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- JPH0840812A JPH0840812A JP7176015A JP17601595A JPH0840812A JP H0840812 A JPH0840812 A JP H0840812A JP 7176015 A JP7176015 A JP 7176015A JP 17601595 A JP17601595 A JP 17601595A JP H0840812 A JPH0840812 A JP H0840812A
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- JP
- Japan
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- neutral
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K9/00—Use of pretreated ingredients
- C08K9/12—Adsorbed ingredients, e.g. ingredients on carriers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N59/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing elements or inorganic compounds
- A01N59/16—Heavy metals; Compounds thereof
Abstract
(57)【要約】
【目的】 秀れた抗微生物作用を示し、しかも従来技術
における欠点を持たない担体上の金属含有混合物を提供
すること。 【構成】 元素周期表ＩＩａ、ＩＩＩａ、ＩＩｂ、ＩＩ
Ｉｂ族元素、ランタニド系列元素、またはこれらの混合
物の酸化物から成る中性または塩基性、非ゼオライト酸
化物担体上の、粒径０．００１から５μｍの銀含有混合
物、その製法、これを含有する抗微生物性組成物。
における欠点を持たない担体上の金属含有混合物を提供
すること。 【構成】 元素周期表ＩＩａ、ＩＩＩａ、ＩＩｂ、ＩＩ
Ｉｂ族元素、ランタニド系列元素、またはこれらの混合
物の酸化物から成る中性または塩基性、非ゼオライト酸
化物担体上の、粒径０．００１から５μｍの銀含有混合
物、その製法、これを含有する抗微生物性組成物。
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は中性または塩基性、非ゼオライト
酸化物担体上の、銀含有混合物、その製造方法およびこ
の混合物を含有する抗微生物性組成物に関する。
酸化物担体上の、銀含有混合物、その製造方法およびこ
の混合物を含有する抗微生物性組成物に関する。
【０００２】
【従来技術】Ａｇ、ＣｕおよびＺｎイオンが殺菌特性を
有することは、古くから周知である。ヨーロッパ特願公
開２７５０４７号、同３２２８１４号、同２８８０６３
号、同２７０１２９号各公報には、プラスチックおよび
合成繊維に対する添加剤として抗微生物性ゼオライトを
使用し、その表面における微生物の成長を抑止すること
が開示されている。これら公報の方法では、銀ないしそ
の他の金属の抗微生物作用を有するイオン、例えばＣ
ｕ、Ｚｎ、Ｈｇ、Ｓｎ、Ｐｂ、Ｂｉ、Ｃｄ、Ｃｒまたは
Ｔｌのイオンが、イオン交換体に結合されている。これ
らに記載されているイオン交換体は、ゼオライト（Ａ、
Ｘ、ＹおよびＴゼオライト）、モルデナイト、ソーダラ
イト、アナルサイム、クリノプチロライトまたはエリオ
ナイトならびに無定形珪酸アルミニウムである。
有することは、古くから周知である。ヨーロッパ特願公
開２７５０４７号、同３２２８１４号、同２８８０６３
号、同２７０１２９号各公報には、プラスチックおよび
合成繊維に対する添加剤として抗微生物性ゼオライトを
使用し、その表面における微生物の成長を抑止すること
が開示されている。これら公報の方法では、銀ないしそ
の他の金属の抗微生物作用を有するイオン、例えばＣ
ｕ、Ｚｎ、Ｈｇ、Ｓｎ、Ｐｂ、Ｂｉ、Ｃｄ、Ｃｒまたは
Ｔｌのイオンが、イオン交換体に結合されている。これ
らに記載されているイオン交換体は、ゼオライト（Ａ、
Ｘ、ＹおよびＴゼオライト）、モルデナイト、ソーダラ
イト、アナルサイム、クリノプチロライトまたはエリオ
ナイトならびに無定形珪酸アルミニウムである。
【０００３】またケミカルアブストラクト１１８巻７５
３７１ｋは、Ａｇ、Ｃｕ、Ｚｎ、Ｎｉ、Ｐｔ、Ｓｎ、Ａ
ｓ、Ｐｂ、Ｃｄ、Ｃｒ含有燐酸、ことにヒドロキシアパ
タイトの使用を開示している。
３７１ｋは、Ａｇ、Ｃｕ、Ｚｎ、Ｎｉ、Ｐｔ、Ｓｎ、Ａ
ｓ、Ｐｂ、Ｃｄ、Ｃｒ含有燐酸、ことにヒドロキシアパ
タイトの使用を開示している。
【０００４】さらにＡｇ+ が粘土、ことにモントモリロ
ナイトに結合されているものは、Ｊ．Ｍａｔｅｒ．Ｓｃ
ｉ．２７（１８）、５０２７−３０に、Ｎａ2 Ｓｉ2 Ｏ
5 に結合されているものは、日本国特許４２１０６０６
号に、ＳｉＯ2 上のＡｇＮＯ3 はケミカルアブストラク
ト１１５巻２７３４４２ｋに、ＡｇＣｌ／ＴｉＯ2 はＷ
Ｏ−Ａ９１／０００１１に、珪酸アルミニウム上のＡｇ
ＣｌはＣｈｅｍ．Ａｂｓｔｒ．１０８巻１３７６５７ｎ
にそれぞれ開示されている。
ナイトに結合されているものは、Ｊ．Ｍａｔｅｒ．Ｓｃ
ｉ．２７（１８）、５０２７−３０に、Ｎａ2 Ｓｉ2 Ｏ
5 に結合されているものは、日本国特許４２１０６０６
号に、ＳｉＯ2 上のＡｇＮＯ3 はケミカルアブストラク
ト１１５巻２７３４４２ｋに、ＡｇＣｌ／ＴｉＯ2 はＷ
Ｏ−Ａ９１／０００１１に、珪酸アルミニウム上のＡｇ
ＣｌはＣｈｅｍ．Ａｂｓｔｒ．１０８巻１３７６５７ｎ
にそれぞれ開示されている。
【０００５】織物繊維に使用する場合、特に重要なこと
は、洗濯に当たって銀が溶出されず、また日光への被曝
により変褪色をもたらさないことである。しかるに、イ
オン結合した銀は、アルカリにより黒色ＡｇＯとして沈
降し、その結果織物を変色させる。コロイド状金属銀も
殺バクテリア特性を有する（エンサイクロペディア、オ
ブ、ケミカル、テクノロジー、１９７９、８０５−８０
７におけるカーク、オスマーの論稿参照）が、固有の暗
色を示し、明色の繊維（ことにカーペット）のドーピン
グ着色には適しない。
は、洗濯に当たって銀が溶出されず、また日光への被曝
により変褪色をもたらさないことである。しかるに、イ
オン結合した銀は、アルカリにより黒色ＡｇＯとして沈
降し、その結果織物を変色させる。コロイド状金属銀も
殺バクテリア特性を有する（エンサイクロペディア、オ
ブ、ケミカル、テクノロジー、１９７９、８０５−８０
７におけるカーク、オスマーの論稿参照）が、固有の暗
色を示し、明色の繊維（ことにカーペット）のドーピン
グ着色には適しない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの技術分野に
おいて解決されるべき課題ないし本発明の目的は秀れた
抗微生物作用を示し、しかも従来技術における欠点を持
たない担体上の金属含有混合物を提供することである。
おいて解決されるべき課題ないし本発明の目的は秀れた
抗微生物作用を示し、しかも従来技術における欠点を持
たない担体上の金属含有混合物を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】しかるに、上述した課題
ないし目的は、元素周期表ＩＩａ、ＩＩＩａ、ＩＩｂ、
ＩＩＩｂ族元素、ランタニド系列元素、またはこれらの
混合物の酸化物から成る中性または塩基性、非ゼオライ
ト酸化物担体上の、粒径０．００１から５μｍの銀含有
混合物および中性または塩基性、非ゼオライト、酸化物
担体を銀塩溶液で含浸させ、２０から１１０℃で乾燥
し、１５０から６００℃においてか焼する工程を有す
る、銀含有混合物の製造方法、さらにこの混合物を含有
する抗微生物性組成物、ことにこの混合物の０．０５か
ら８０重量％と、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ビニルクロリド、ＡＢＳ樹脂、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリビニルアルコ
ール、ポリカルボナート、アクリル樹脂、弗素化プラス
チック、ポリウレタン、フェノール樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
ビスコースレイヨン、銅アンモニウムレイヨン、アセタ
ート、トリアセタート、ビニリリデン、天然もしくは合
成ゴムの中から選択されるいずれかの樹脂の９９．９５
から２０重量％とを含有する抗微小生物性組成物により
達成されることが本発明者らにより見出された。
ないし目的は、元素周期表ＩＩａ、ＩＩＩａ、ＩＩｂ、
ＩＩＩｂ族元素、ランタニド系列元素、またはこれらの
混合物の酸化物から成る中性または塩基性、非ゼオライ
ト酸化物担体上の、粒径０．００１から５μｍの銀含有
混合物および中性または塩基性、非ゼオライト、酸化物
担体を銀塩溶液で含浸させ、２０から１１０℃で乾燥
し、１５０から６００℃においてか焼する工程を有す
る、銀含有混合物の製造方法、さらにこの混合物を含有
する抗微生物性組成物、ことにこの混合物の０．０５か
ら８０重量％と、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ビニルクロリド、ＡＢＳ樹脂、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリビニルアルコ
ール、ポリカルボナート、アクリル樹脂、弗素化プラス
チック、ポリウレタン、フェノール樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
ビスコースレイヨン、銅アンモニウムレイヨン、アセタ
ート、トリアセタート、ビニリリデン、天然もしくは合
成ゴムの中から選択されるいずれかの樹脂の９９．９５
から２０重量％とを含有する抗微小生物性組成物により
達成されることが本発明者らにより見出された。
【０００８】本発明による混合物は、元素周期表ＩＩ
ａ、ＩＩＩａ、ＩＩｂ、ＩＩＩｂ族元素、例えばマグネ
シウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、硼
素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、亜鉛、スカ
ンジウム、イットリウム、ランタン、ことにマンガン、
アルミニウム、ガリウム、亜鉛、ランタン、セリウムの
酸化合またはこれらの混合物から成る、中性もしくは塩
基性の非ゼオライト担体上の、一般的に０．００１から
３０重量％、好ましくは０．０１から１０、ことに０．
１から５重量％の、０．００１から５μｍ、好ましくは
０．０１から２、ことに０．１から１．５μｍの粒径を
有する銀を含有する。上記元素としては、マグネシウム
と亜鉛、ことにマグネシウムが極めて好ましい。この混
合物は、元素周期表ＶＩＩＩ族の１種類もしくは複数種
類の元素を、一般的に０．０１から５重量％、好ましく
は０．０５から３、ことに０．１から２重量％の量で追
加的に含有していてもよい。
ａ、ＩＩＩａ、ＩＩｂ、ＩＩＩｂ族元素、例えばマグネ
シウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、硼
素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、亜鉛、スカ
ンジウム、イットリウム、ランタン、ことにマンガン、
アルミニウム、ガリウム、亜鉛、ランタン、セリウムの
酸化合またはこれらの混合物から成る、中性もしくは塩
基性の非ゼオライト担体上の、一般的に０．００１から
３０重量％、好ましくは０．０１から１０、ことに０．
１から５重量％の、０．００１から５μｍ、好ましくは
０．０１から２、ことに０．１から１．５μｍの粒径を
有する銀を含有する。上記元素としては、マグネシウム
と亜鉛、ことにマグネシウムが極めて好ましい。この混
合物は、元素周期表ＶＩＩＩ族の１種類もしくは複数種
類の元素を、一般的に０．０１から５重量％、好ましく
は０．０５から３、ことに０．１から２重量％の量で追
加的に含有していてもよい。
【０００９】担体酸化物の粒径は、極めて広い範囲にわ
たって変わり得るが、一般的に０．０１から５０００μ
ｍ、好ましくは０．１から１０００、ことに１から１０
０μｍであって、この酸化物粉体粒径の銀粉体粒径に対
する比率は、一般的に３：１から１００００：１、好ま
しくは５：１から５００：１、ことに１０：１から１０
０：１である。
たって変わり得るが、一般的に０．０１から５０００μ
ｍ、好ましくは０．１から１０００、ことに１から１０
０μｍであって、この酸化物粉体粒径の銀粉体粒径に対
する比率は、一般的に３：１から１００００：１、好ま
しくは５：１から５００：１、ことに１０：１から１０
０：１である。
【００１０】この担体上における銀粉体は、ほとんど無
色ないしは灰色であって、極めて秀れた殺バクテリア特
性を示すことが見出された。これはまたアルカリ作用に
対し安定的である。微細な銀／担体粉体は、慣用の方法
で分散助剤を使用し、または使用することなく、熱可塑
性樹脂、ことに合成繊維中に合併され、その中で抗微生
物作用、ことに殺バクテリア作用を発揮する。
色ないしは灰色であって、極めて秀れた殺バクテリア特
性を示すことが見出された。これはまたアルカリ作用に
対し安定的である。微細な銀／担体粉体は、慣用の方法
で分散助剤を使用し、または使用することなく、熱可塑
性樹脂、ことに合成繊維中に合併され、その中で抗微生
物作用、ことに殺バクテリア作用を発揮する。
【００１１】金属銀は触媒製造に慣用の手段で担体上に
被着される。例えば担体を銀塩（例えばニトラート、ア
セタート）または銀錯塩（例えばＡｇ（ＮＨ3 ）2 Ｏ
Ｈ）の溶液で含浸させ、次いで２００℃以上の温度で熱
分解させるか、または水素もしくは有機化合物（例えば
ホルムアルデヒド）で化学的に還元させることにより行
なわれる。あるいは、液相から化学的還元して沈着さ
せ、または真空下に蒸着させることもできる。
被着される。例えば担体を銀塩（例えばニトラート、ア
セタート）または銀錯塩（例えばＡｇ（ＮＨ3 ）2 Ｏ
Ｈ）の溶液で含浸させ、次いで２００℃以上の温度で熱
分解させるか、または水素もしくは有機化合物（例えば
ホルムアルデヒド）で化学的に還元させることにより行
なわれる。あるいは、液相から化学的還元して沈着さ
せ、または真空下に蒸着させることもできる。
【００１２】なるべく明色（ないし無色）の製品（繊
維）を得るには、銀微細粉は２μｍより小さい粒度にす
るべきであり、これはことに塩基性担体の使用に有利で
ある。抗微生物性効果を増大させるために、銀に他の元
素（例えばＰｄ）を添加することができる。
維）を得るには、銀微細粉は２μｍより小さい粒度にす
るべきであり、これはことに塩基性担体の使用に有利で
ある。抗微生物性効果を増大させるために、銀に他の元
素（例えばＰｄ）を添加することができる。
【００１３】（実施例）実施例１ ５０ｇのα−Ａｌ2 Ｏ3 を、室温において、水１００ミ
リリットル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた水溶
液と共に１時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2 雰
囲気下において１１０℃で５時間乾燥し、Ｎ2 雰囲気
下、５５０℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物
は淡灰色を呈した。
リリットル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた水溶
液と共に１時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2 雰
囲気下において１１０℃で５時間乾燥し、Ｎ2 雰囲気
下、５５０℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物
は淡灰色を呈した。
【００１４】実施例２ ５０ｇのＭｇＯを、室温において、水１８０ミリリット
ル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた水溶液と共
に、１時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2雰囲気
下に１１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に５
５０℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は白色
であって、１ＮのＮａＯＨ溶液添加後も黒色化しなかっ
た。Ｎａ2 Ｓ溶液添加の場合にのみ黒に変色した。電子
顕微鏡下に測定した結果、ＭｇＯ担体上のこの金属銀微
細粉粒径は＜２μｍであった。
ル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた水溶液と共
に、１時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2雰囲気
下に１１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に５
５０℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は白色
であって、１ＮのＮａＯＨ溶液添加後も黒色化しなかっ
た。Ｎａ2 Ｓ溶液添加の場合にのみ黒に変色した。電子
顕微鏡下に測定した結果、ＭｇＯ担体上のこの金属銀微
細粉粒径は＜２μｍであった。
【００１５】実施例３ ５０ｇのＬａ2 Ｏ3 を、室温において、水１００ミリリ
ットル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた溶液と共
に１時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2雰囲気
下、１１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に、
３００℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は灰
色であった。
ットル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた溶液と共
に１時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2雰囲気
下、１１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に、
３００℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は灰
色であった。
【００１６】実施例４ ５０ｇのＺｎＯを、室温において、水３００ミリリット
ルに３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた溶液と共に１時
間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、次いでＮ2雰囲気下
に１１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に３０
０℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は淡灰色
を呈した。
ルに３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた溶液と共に１時
間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、次いでＮ2雰囲気下
に１１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に３０
０℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は淡灰色
を呈した。
【００１７】実施例５ ５０ｇのＣｅＯを、室温において、水１００ミリリット
ル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた溶液と共に１
時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2 雰囲気下に１
１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に３００℃
で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は、淡灰色で
あった。
ル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた溶液と共に１
時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2 雰囲気下に１
１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に３００℃
で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は、淡灰色で
あった。
【００１８】実施例６ ５０ｇのＧａ2 Ｏ3 を、室温において、水１００ミリリ
ットル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた溶液と共
に１時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2雰囲気下
に１１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に５０
０℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は灰色で
あった。
ットル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた溶液と共
に１時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2雰囲気下
に１１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に５０
０℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は灰色で
あった。
【００１９】実施例７ ５０ｇのＴｉＯ2 を、室温において、水３００ミリリッ
トル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた溶液と共に
１時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2 雰囲気下に
１１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に５００
℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は灰色を呈
したが、日光照射により紫に変色した。
トル中に３．９ｇのＡｇＮＯ3 を溶解させた溶液と共に
１時間撹拌し、次いで水を蒸散除去し、Ｎ2 雰囲気下に
１１０℃で５時間乾燥し、同じくＮ2 雰囲気下に５００
℃で３時間か焼した。得られた銀含有混合物は灰色を呈
したが、日光照射により紫に変色した。
【００２０】ＡＡＴＣＣテスト法１４７−１９８８（Ａ
ｎｔｉｂａｃｔｅｒｉａｌ Ａｃｔｉｖｉｔｙ Ａｓｓ
ｅｓｓｍｅｎｔ ｏｆ Ｔｅｘｔｉｌｅ Ｍａｔｅｒｉ
ａｌｓ、繊維材料の抗バクテリア作用評価）により殺バ
クテリア効果を試験した。Ｋｌｅｂｓｉｅｌｌａ ｐｎ
ｅｕｍｏｎｉａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｅｒｕ
ｇｉｎｏｓａおよびＳｔａｐｈｙｌｏｃｏｃｃｕｓ ａ
ｕｒｅｕｓの生長が抑止される限界濃度を培養基プレー
ト上でテストした。
ｎｔｉｂａｃｔｅｒｉａｌ Ａｃｔｉｖｉｔｙ Ａｓｓ
ｅｓｓｍｅｎｔ ｏｆ Ｔｅｘｔｉｌｅ Ｍａｔｅｒｉ
ａｌｓ、繊維材料の抗バクテリア作用評価）により殺バ
クテリア効果を試験した。Ｋｌｅｂｓｉｅｌｌａ ｐｎ
ｅｕｍｏｎｉａｅ、Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｅｒｕ
ｇｉｎｏｓａおよびＳｔａｐｈｙｌｏｃｏｃｃｕｓ ａ
ｕｒｅｕｓの生長が抑止される限界濃度を培養基プレー
ト上でテストした。
【００２１】実施例８ 被験微生物 Ｋｌｅｂｓｉｅｌｌａ ｐｎｅｕｍｏｎｉ
ａｅ
ａｅ
【００２２】
【表１】
【００２３】実施例９ 被験微生物 Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ ａｅｒｕｇｉｎ
ｏｓａ
ｏｓａ
【００２４】
【表２】
【００２５】実施例１０ 被験微生物 Ｓｔａｐｈｙｌｏｃｏｃｃｕｓ ａｕｒｅ
ｕｓ
ｕｓ
【００２６】
【表３】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョルジョ、グリーニング ドイツ、64380、ロスドルフ、シュペサル トリング、31 (72)発明者 ジョン−ブライアン、スピークマン ドイツ、67273、ボベンハイム、イン、デ ン、ハーンドルネン、７
Claims (9)
- 【請求項１】 元素周期表ＩＩａ、ＩＩＩａ、ＩＩｂ、
ＩＩＩｂ族元素、ランタニド系列元素、またはこれらの
混合物の酸化物から成る中性または塩基性、非ゼオライ
ト酸化物担体上の、粒径０．００１から５μｍの銀含有
混合物。 - 【請求項２】 元素マグネシウムまたは亜鉛の酸化物あ
るいはこれらの混合物から成る中性または塩基性、非ゼ
オライト担体上の、粒径０．００１から５μｍの銀含有
混合物。 - 【請求項３】 塩基性マグネシウム酸化物担体上の、粒
径０．００１から５μｍの銀含有混合物。 - 【請求項４】 中性または塩基性、非ゼオライト酸化物
担体が０．０１から１０重量％の銀を含有する、請求項
（１）による混合物。 - 【請求項５】 混合物が、元素周期表ＶＩＩＩ族の１種
類または複数種類の元素０．０１から５重量％を追加的
に含有する、請求項（１）による混合物。 - 【請求項６】 請求項（１）による混合物を含有する抗
微小生物性組成物。 - 【請求項７】 合成繊維ないし成形品中に使用するため
の、請求項（１）による混合物を含有する抗微小生物性
組成物。 - 【請求項８】 請求項（１）による混合物の０．０５か
ら８０重量％と、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ビニルクロリド、ＡＢＳ樹脂、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリビニルアルコ
ール、ポリカルボナート、アクリル樹脂、弗素化プラス
チック、ポリウレタン、フェノール樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
ビスコースレイヨン、銅アンモニウムレイヨン、アセタ
ート、トリアセタート、ビニリリデン、天然もしくは合
成ゴムの中から選択されるいずれかの樹脂の９９．９５
から２０重量％とを含有する抗微小生物性組成物。 - 【請求項９】 中性または塩基性、非ゼオライト、酸化
物担体を銀塩溶液で含浸させ、２０から１１０℃で乾燥
し、１５０から６００℃においてか焼する工程を有す
る、請求項（１）による混合物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4425278A DE4425278A1 (de) | 1994-07-16 | 1994-07-16 | Mischungen enthaltend Silber auf nicht zeolithischen Trägeroxiden |
| DE4425278.1 | 1994-07-16 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0840812A true JPH0840812A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=6523425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7176015A Withdrawn JPH0840812A (ja) | 1994-07-16 | 1995-07-12 | 非ゼオライト酸化物担体上の銀含有混合物 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5714430A (ja) |
| EP (1) | EP0696424A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0840812A (ja) |
| DE (1) | DE4425278A1 (ja) |
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