JPS58121238A - アントラキノンの製造法 - Google Patents
アントラキノンの製造法Info
- Publication number
- JPS58121238A JPS58121238A JP57002254A JP225482A JPS58121238A JP S58121238 A JPS58121238 A JP S58121238A JP 57002254 A JP57002254 A JP 57002254A JP 225482 A JP225482 A JP 225482A JP S58121238 A JPS58121238 A JP S58121238A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- anthraquinone
- reaction
- toluene
- catalyst containing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、トルエンと酸素とを銀、鉄、モリブデンおよ
び/またはリン酸塩を含有する触媒の存在下に気相で反
応させて、アントラキノンを製造する方法に関する。
び/またはリン酸塩を含有する触媒の存在下に気相で反
応させて、アントラキノンを製造する方法に関する。
従来、アントラキノンの工業的製法として、アントラセ
ンの酸化法がある。しかし、この方法では原料アントラ
センの安定供給に問題がある。
ンの酸化法がある。しかし、この方法では原料アントラ
センの安定供給に問題がある。
また、無水フタル酸とべ/ゼンとを気相接触反応させる
方法などが開示されているが(特公昭51−1710号
、特公昭52−50788号、特開昭54−70252
号)、いずれも触媒活性が充分でな(、触媒寿命に問題
があり、実用的とは言えない。また、0−キシレンから
O−ベンジルトルエンを経て、アントラキノンを製造す
る方法が開示されているが(特公昭52−5503号、
特公昭52−53656号)、この方法は0−キシレン
からアントラキノンまで3工程を必要とするので、工程
数が多く、複雑で工業的製法とは言えない。
方法などが開示されているが(特公昭51−1710号
、特公昭52−50788号、特開昭54−70252
号)、いずれも触媒活性が充分でな(、触媒寿命に問題
があり、実用的とは言えない。また、0−キシレンから
O−ベンジルトルエンを経て、アントラキノンを製造す
る方法が開示されているが(特公昭52−5503号、
特公昭52−53656号)、この方法は0−キシレン
からアントラキノンまで3工程を必要とするので、工程
数が多く、複雑で工業的製法とは言えない。
本発明者らは、トルエンからアントラキノンを製造する
方法について詳細に検討した結果、トルエンと酸素を銀
、鉄、モリブデンおよび/またはリン酸塩を含有する触
媒の存在下、気相で反応させて1工程でアントラキノン
を生成させることができるのを見出し、本発明に到達し
た。
方法について詳細に検討した結果、トルエンと酸素を銀
、鉄、モリブデンおよび/またはリン酸塩を含有する触
媒の存在下、気相で反応させて1工程でアントラキノン
を生成させることができるのを見出し、本発明に到達し
た。
本発明の方法で使用する触媒は、銀、鉄、モリブデンお
よび/またはリン酸塩を含有する触媒である。すなわち
、触媒成分として、銀、鉄、モリブデンの金′属または
それらの化合物、あるいはリン酸塩の少なくとも1種を
含有するものである。
よび/またはリン酸塩を含有する触媒である。すなわち
、触媒成分として、銀、鉄、モリブデンの金′属または
それらの化合物、あるいはリン酸塩の少なくとも1種を
含有するものである。
より具体的には、銀、鉄、モリブデンおよびそれらの酸
化物の中から選ばれた1種または2種以上をそのまま、
あるいは適当な担体に担持させた触媒であって、前記の
触媒成分のほかにその他の元素または化合物を含有した
ものでもよい。
化物の中から選ばれた1種または2種以上をそのまま、
あるいは適当な担体に担持させた触媒であって、前記の
触媒成分のほかにその他の元素または化合物を含有した
ものでもよい。
また、リン酸塩を含有する触媒は、各種金属のリン酸塩
、すなわち、Ia、Ib、Ila、Ilb、Ia、Ib
、ランタニド、アクチニド、IVa 、 IVb 、V
a 、 vb 、 Vla 、 Vb、■bおよび■族
から選ばれた少なくとも一種の元素のリン酸塩を含有す
る触媒、好ましくはIb、I[b、Ha、IVb、ラン
タニドおよび■族から選ばれた少なくとも一種の元素の
リン酸塩を含有する触媒であって前記の銀、鉄、コバル
トまたはそれらの化合物とともに含有していてもよい。
、すなわち、Ia、Ib、Ila、Ilb、Ia、Ib
、ランタニド、アクチニド、IVa 、 IVb 、V
a 、 vb 、 Vla 、 Vb、■bおよび■族
から選ばれた少なくとも一種の元素のリン酸塩を含有す
る触媒、好ましくはIb、I[b、Ha、IVb、ラン
タニドおよび■族から選ばれた少なくとも一種の元素の
リン酸塩を含有する触媒であって前記の銀、鉄、コバル
トまたはそれらの化合物とともに含有していてもよい。
前記のように触媒は担体に担持させたもの、担持させな
いもののいずれを使用しても良い。
いもののいずれを使用しても良い。
相持触媒の場合、一般の触媒の担体に担持させたものが
使用できる。通常、担体としては、ケイソウ土、軽石、
チタニア、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシア、ア
ルミナ、マグネシア、シリカゲル、活性白土、石綿等が
用いられる。
使用できる。通常、担体としては、ケイソウ土、軽石、
チタニア、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシア、ア
ルミナ、マグネシア、シリカゲル、活性白土、石綿等が
用いられる。
また、触媒は、公知の沈澱法、ゲル化法、含浸法などの
方法で調製したものが使用できる。
方法で調製したものが使用できる。
なお、触媒は、一般的には150°C以下程度の温度で
乾燥した後、そのま〜または300〜70000程度の
温度で、焼成後、打錠成形、粉砕篩分は等の方法で成形
して使用するのが好ましい。
乾燥した後、そのま〜または300〜70000程度の
温度で、焼成後、打錠成形、粉砕篩分は等の方法で成形
して使用するのが好ましい。
本発明の方法に使用される原料は、トルエ々あり純品で
あれば好反応成績が得られるが、各種芳香族炭化水素類
を含有していても反応に本質的には悪影響を及ぼさない
ため、かなり不純物を含有するものであっても使用でき
る。
あれば好反応成績が得られるが、各種芳香族炭化水素類
を含有していても反応に本質的には悪影響を及ぼさない
ため、かなり不純物を含有するものであっても使用でき
る。
反応温度は、一般には300〜650°Cの範囲、好ま
しくは400〜600°0の範囲であり、600°Cを
越えると目的とするアントラキノンの生成選択率が低下
し好ましくない。また、400°C未満では反応速度が
充分でなく、反応中間体の生成割合も増加し好ましくな
い。最適温度は、使用触媒量に対する原料の供給速度(
例えば、ガス空間速度sv)と関係があり、通常、S
V 500〜10.000Jr 1を用いるが、高SV
側であるほど反応温度を高温側に、低SV側であるほど
低温側に設定することか必要である。
しくは400〜600°0の範囲であり、600°Cを
越えると目的とするアントラキノンの生成選択率が低下
し好ましくない。また、400°C未満では反応速度が
充分でなく、反応中間体の生成割合も増加し好ましくな
い。最適温度は、使用触媒量に対する原料の供給速度(
例えば、ガス空間速度sv)と関係があり、通常、S
V 500〜10.000Jr 1を用いるが、高SV
側であるほど反応温度を高温側に、低SV側であるほど
低温側に設定することか必要である。
反応圧力は常圧でも加圧でもよく、大気圧より低い圧力
であってもよい。反応の形式は固定床方式が一般的であ
るが、流動床または移動床のいずれであってもよい。ま
た、反応原料を供給する際に不活性ガス、例えば窒素、
炭酸ガス等を希釈剤として使用すると反応がゆるやかに
進み、目的物の選択率を向上させる効果がある。
であってもよい。反応の形式は固定床方式が一般的であ
るが、流動床または移動床のいずれであってもよい。ま
た、反応原料を供給する際に不活性ガス、例えば窒素、
炭酸ガス等を希釈剤として使用すると反応がゆるやかに
進み、目的物の選択率を向上させる効果がある。
以下、実施例によって本発明を説明する。
実施例1
酸化亜鉛(’Z?LO)粉末50,9に、50チリン酸
(H3PO4)水溶液806gを徐々に加えて4時間混
練し、ペースト状にした後、ペースト状物を空気雰囲気
下、120°Cで12時間乾燥し、次℃・で500°C
で5時間焼成し、得られた焼成物を粉末状に破砕した。
(H3PO4)水溶液806gを徐々に加えて4時間混
練し、ペースト状にした後、ペースト状物を空気雰囲気
下、120°Cで12時間乾燥し、次℃・で500°C
で5時間焼成し、得られた焼成物を粉末状に破砕した。
次いで前記粉末状に破砕した焼成物に、水50m1に硝
酸銀(%N03)32jiを溶解させた溶液を加えて6
時間混練した後、空気雰囲気下、120゜Cで12時間
乾燥し、次いで500°Cで5時間焼成した。得られた
固形物を乳鉢中で破砕し、10〜28メツシユの粒径の
触媒を調製した。
酸銀(%N03)32jiを溶解させた溶液を加えて6
時間混練した後、空気雰囲気下、120゜Cで12時間
乾燥し、次いで500°Cで5時間焼成した。得られた
固形物を乳鉢中で破砕し、10〜28メツシユの粒径の
触媒を調製した。
石英製反応管(15鵠φX25011Lfi)に上記触
媒4dを充填し、空気を5 o ml/9の速度で流通
しながら内温な500°Cまで加熱する。次いで、トル
エンを1.5g/hrの速度で触媒上に供給する。反応
で生成するガスをコンデンサーで冷却捕集し、ガスクロ
マトグラフィーにて分析する。
媒4dを充填し、空気を5 o ml/9の速度で流通
しながら内温な500°Cまで加熱する。次いで、トル
エンを1.5g/hrの速度で触媒上に供給する。反応
で生成するガスをコンデンサーで冷却捕集し、ガスクロ
マトグラフィーにて分析する。
結果は使用したトルエンの転化率216%、アントラキ
ノンの選択率72.4%であった。
ノンの選択率72.4%であった。
実施例2〜13
実施例1の方法において、触媒および反応温度を表−1
に示すようにかえて、実施例1と同様の操作で反応を行
った。結果を表−1に示す。
に示すようにかえて、実施例1と同様の操作で反応を行
った。結果を表−1に示す。
表−1
注:
1)A、10重量%、5b02:Z7LO=1:12)
Ap5重量係 3 ) F42031、.0重量%、M)0315重量
%、A420375重量%
Ap5重量係 3 ) F42031、.0重量%、M)0315重量
%、A420375重量%
Claims (1)
- 1)銀、鉄、モリブデンおよび/またはリン酸塩を含有
する触媒の存在下、トルエンと酸素とを気相反応させる
ことを特徴とするアントラキノンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57002254A JPS58121238A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | アントラキノンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57002254A JPS58121238A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | アントラキノンの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121238A true JPS58121238A (ja) | 1983-07-19 |
Family
ID=11524222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57002254A Pending JPS58121238A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | アントラキノンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58121238A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4727208A (en) * | 1986-09-12 | 1988-02-23 | The Dow Chemical Company | Oxidative coupling with methyl-substituted benzenes |
US4814537A (en) * | 1986-09-12 | 1989-03-21 | The Dow Chemical Company | Oxidative coupling of methyl-substituted benzenes |
EP0696424A1 (de) * | 1994-07-16 | 1996-02-14 | Basf Aktiengesellschaft | Zusammensetzungen enthaltend Silber auf nicht zeolitischen Trägeroxiden |
-
1982
- 1982-01-12 JP JP57002254A patent/JPS58121238A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4727208A (en) * | 1986-09-12 | 1988-02-23 | The Dow Chemical Company | Oxidative coupling with methyl-substituted benzenes |
WO1988001993A1 (en) * | 1986-09-12 | 1988-03-24 | The Dow Chemical Company | Oxidative coupling with methyl-substituted benzenes |
US4814537A (en) * | 1986-09-12 | 1989-03-21 | The Dow Chemical Company | Oxidative coupling of methyl-substituted benzenes |
EP0696424A1 (de) * | 1994-07-16 | 1996-02-14 | Basf Aktiengesellschaft | Zusammensetzungen enthaltend Silber auf nicht zeolitischen Trägeroxiden |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0242032A (ja) | メタクリル酸および/またはメタクロレインの製造法 | |
KR20010031245A (ko) | 프로판의 아크롤레인 및(또는) 아크릴산으로의 불균질촉매화 기상산화 방법 | |
JP4081824B2 (ja) | アクリル酸の製造方法 | |
JPH0219813B2 (ja) | ||
US6114274A (en) | Preparation of aliphatic carboxylic acids in the presence of heteropolyacid catalysts | |
JPS58121238A (ja) | アントラキノンの製造法 | |
JPH05177141A (ja) | メタクリル酸の製造法 | |
JPH026414A (ja) | イソブチレンの製造法 | |
KR970011453B1 (ko) | 아크릴로니트릴의 제조방법 | |
JPS5896041A (ja) | メタクリル酸の製造方法 | |
JPH01313313A (ja) | 二酸化炭素の還元方法 | |
JPH02115138A (ja) | フェノールおよびアニリンの製法 | |
JPS58124734A (ja) | アントラキノンの製造法 | |
JPH0924277A (ja) | メタクリル酸製造用触媒及びメタクリル酸の製造方法 | |
JP3759847B2 (ja) | バナジウム−リン触媒の活性化方法 | |
JPH0257527B2 (ja) | ||
JPH0686932A (ja) | メタクリル酸製造用触媒の製造方法 | |
JP3966588B2 (ja) | アンモ酸化用触媒組成物およびこれを用いたニトリル化合物の製造方法 | |
JP3173273B2 (ja) | グリオキシル酸エステルの製造方法 | |
JPS6356215B2 (ja) | ||
JPH0243538B2 (ja) | ||
JPS5826738B2 (ja) | メタクリルサンノ セイゾウホウホウ | |
JPS5857416B2 (ja) | 新規なアントラキノンの製造法 | |
JPS5874622A (ja) | メタクロレインと1,3−ブタジエンの製造法 | |
JPS61221136A (ja) | パラジアルキルベンゼンの製造方法 |