JPH0834554A - ロール紙残量検出方法およびその装置 - Google Patents

ロール紙残量検出方法およびその装置

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JPH0834554A
JPH0834554A JP17104294A JP17104294A JPH0834554A JP H0834554 A JPH0834554 A JP H0834554A JP 17104294 A JP17104294 A JP 17104294A JP 17104294 A JP17104294 A JP 17104294A JP H0834554 A JPH0834554 A JP H0834554A
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roll paper
paper
roll
shaft core
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JP17104294A
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Sachio Shibata
佐知夫 柴田
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Graphtec Corp
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 経済性の向上を図る。 【構成】 7は軸受で、鉛直状の側面7a、水平状の底
面7b、傾斜状の側面7cからなりロール紙のフランジ
部23aと24aを軸支する凹嵌部7dが設けられてい
る。22aはロール紙の残量50mを検出する検出位
置、23b、24bは小径および大径フランジ部23
a、24aのロール紙残量50mの外周位置である。そ
して、22aの位置における23bおよび24bの位置
が同一となるように、両フランジ部22a、23aの凹
嵌部7d内での軸支位置を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置やファクシミリ
装置等に用いられる記録紙の残量検出装置に関し、特に
ロール状に巻回されたロール紙残量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の記録装置には、ロール紙
を収納する半円筒状のロール紙収納部が備えられ、この
ロール紙収納部には、ロール紙の軸芯を回転自在に支持
する相対向する一対の軸受が設けられており、この軸受
で回転自在に支持されたロール紙はロール紙収納部から
印字を行う記録部に紙が引き出される構成となってい
る。そして、ロール紙収納部には、揺動自在に支持され
ロール紙の外周に一端が当接する検出レバーと、検出レ
バーの他端の回動軌跡上に配設された光センサとが備え
られ、ロール紙の残量がある一定値、例えば50mとな
ったときに、検出レバーの他端が光センサを遮断して、
50mの残量を検出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のロ
ール紙においては、紙のサイズがある一定以上となると
軸芯の径が大きくなり、例えばA1以上のサイズの軸芯
の径が、A2以下のサイズのそれよりも大きくなってい
る。このため、上述した従来の残量検出装置において
は、軸芯の径の違いによって、同じ残量50mでもA1
サイズとA2サイズとでは、検出レバーの一端が当接す
る位置が異なり、同一の残量検出装置では、兼用するこ
とができず、専用となるか、残量検出装置を交換しなけ
ればならず、前者の場合にあっては、専用となるため、
経済的に不利であり、後者の場合には、交換作業が煩雑
となる欠点があった。
【0004】したがって、本発明は上記した従来の欠点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、同一の残量検出装置で種々のサイズのロール紙の残
量を検出可能とし、もって経済性に優れたロール紙残量
検出方法および検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るロール紙残量検出方法は、ロール状に
巻回された紙の軸芯を軸受で回転自在に支持して紙を引
き出し、引き出し量に応じて変化するロール紙の外周位
置をセンサで検出して残量を検出するロール紙残量検出
方法であって、軸芯の径に応じて変化する残量が検出さ
れる紙の外周位置を前記センサの位置に対して一定とす
るように軸芯の径に応じて軸受内における軸芯の位置を
可変させたものである。また、本発明に係るロール紙残
量検出装置は、ロール状に巻回された紙の軸芯を回転自
在に支持する軸受と、引き出された紙の引き出し量に応
じて変化するロール紙の外周位置を検出して紙の残量を
検出するセンサとを備えたロール紙残量検出装置であっ
て、前記軸受に着脱自在に取り付けられ、軸芯の径に応
じて軸芯とセンサとの位置を補正するスペーサを備えた
ものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、スペーサを介在させることに
より、軸芯の径に応じて変化する紙の外周位置が記セン
サの位置に対して一定となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る残量検出装置を適用した熱転
写記録装置の全体断面図、図2は同じくロール紙収納部
とプラテン収納部の斜視図、図3は異径の軸芯と残量検
出位置との関係を説明する図、図4は大径の軸芯をロー
ル紙収納部に収納した断面図と平面図、図5は小径の軸
芯をロール紙収納部に収納した断面図と平面図、図6は
低摩擦部材の取付構造を示す分解斜視図、図7は低摩擦
部材の取付構造を示す一部破断平面図である。これらの
図において、全体を符号1で示す熱転写記録装置は、ロ
ール紙収納部2と印字部3とで構成されている。ロール
紙収納部2には、軸5を中心として開閉自在なロール紙
交換用のカバー4が設けられている。
【0008】6は略半円筒状に形成された薄板状のロー
ル紙収納筒部で、底面部に適宜の間隔を有して3対のね
じ孔6a乃至6cが設けられ、両端部に軸受部材7、8
が固定されている。軸受部材7には、図3に示すよう
に、垂直状の側面7a、水平状の底面7bおよび傾斜状
の側面7cとで構成された凹嵌部7dが形成され、底面
7bには溝7eが形成されている。10は図2(b)に
示すように略直方体状のスペーサであって、一対のダボ
10aが突出形成され、このダボ10aが嵌合する小径
の穴(図示を省略)が、前記凹嵌部7dの背面部と上面
部とに設けられており、スペーサ10は側面7aに当接
するようにして、凹嵌部7dの背面部と上面部とに選択
的に着脱自在に取り付けられる。軸受部材8の軸受部材
7と相対向する面には、前記凹嵌部7dと左右対称に形
成された凹嵌部8aが形成されている。
【0009】11は別の軸受部材であって、前記軸受部
材8の凹嵌部8aと同一形状の凹嵌部11aが形成さ
れ、中央に凹嵌部8a側が抜け止め用の小径形状をした
貫通孔11bが穿設されるとともに、貫通孔11bの左
右に一対のねじ挿通孔11cが穿設されている。12は
貫通孔11bに挿入されスプリング13により押圧さ
れ、先端が貫通孔11bから凹嵌部11a内に突出する
ボールである。この軸受部材11の凹嵌部8aの背面部
と上面部とには、前記軸受部材7と同様にスペーサ10
を着脱自在に取り付ける小径の穴(図示を省略)が設け
られている。
【0010】14は断面L字状の取付板であって、一対
のねじ孔14aと一対のねじ挿通孔14bが設けられて
おり、ねじ15をねじ挿通孔11cに挿通させ、ねじ孔
14aにねじ込むことにより、前記スプリング13を貫
通孔11b内に押し込むようにして軸受部材11が取付
板14に取り付けられる。取付板14に取り付けられた
軸受部材11は、つまみねじ16をねじ挿通孔14bに
挿通させ、3対のねじ孔6a乃至6cのうちいずれかに
ねじ込むことにより、後述する用紙のサイズに合わせて
選択的にロール紙収納筒部6に着脱自在に取り付けられ
る。
【0011】17および18は、軸受部材7の外側面に
設けられたロール紙の残量50mおよび0mの検出を行
う第1および第2の残量検出センサであって、発光素子
と受光素子とを対向させた検出部17a、17bおよび
18a、18bが形成されている。20は軸21を中心
として揺動自在に支持された検出レバーであって、先端
に折曲げられた遮蔽部20bが形成され、ほぼ中央部に
前記溝7eに嵌入し軸受部材7の内側に突出する検出ロ
ーラ22を枢支し、スプリング20aにより図1中時計
方向に揺動習性が付与されている。
【0012】図3中、一点鎖線で示した23aおよび2
4aは、それぞれA2、A3サイズの記録紙を巻取った
巻取りロールの軸芯およびA0、A1サイズの記録紙を
巻取った巻取りロールの軸芯であって、それぞれの半径
がR1、R2(R1<R2)と異なっている。実線で示
した23および24は前記軸受部材7と軸受部材11と
の凹嵌部7dと凹嵌部11aとに回転自在に支持される
軸芯23aおよび軸芯24aのフランジ部である。これ
らフランジ部23および24の両端部には、テーパ面2
31、241が凹設されている。二点鎖線で示した23
bおよび24bは、これら軸芯23および24に巻き取
られた巻取りロールの残量が50mのときの巻取りロー
ルの外周位置を示すものである。
【0013】また、同図において、22aは検出レバー
20により巻取りロールの残量が50mを検出する検出
ローラ22の位置を示し、22bは検出レバー20によ
り巻取りロールの残量が0mを検出する検出ローラ22
の位置を示している。本発明の特徴は、これら検出ロー
ラ22aおよび22bの位置において、径が異なる2つ
の軸芯23aおよび24aの巻取りロールの残量が50
m時および0m時の検出を行うようにしたものである。
すなわち、2つの巻取りロールの50m残量時の外周位
置23b、24bと0m残量時の外周位置23a、24
aとを計算で求め、これらの外周位置23b、24bお
よび23a、24aと、検出位置22aおよび22bと
が同じ位置となるように、2つの軸芯23aおよび24
aの中心O1およびO2の位置を決める。
【0014】次に、この中心O1およびO2の位置と2
つのフランジ部23と24との径から凹嵌部7d内にお
ける2つのフランジ部23と24の水平方向と鉛直方向
のオフセット量Δx、Δyが決まる。オフセット量Δx
は、小径のフランジ部23の水平方向のオフセット量に
相当し、側面7aとフランジ部23の外周面との間隔を
保つ前記スペーサ10の幅lに相当するものであって、
l=Δxとなる。また、Δyは大径のフランジ部24の
鉛直方向のオフセット量に相当し、このΔyと大径フラ
ンジ部24の径R2とから側面7cの傾斜角αが決めら
れる。
【0015】30はプラテンローラ35が収納される略
半円筒状に形成された薄板状のプラテンローラ収納部
で、前記ロール紙収納部6と結合されており、長手方向
に沿って5個の切欠き窓30a乃至30eが、記録紙の
サイズに合わせて穿設されている。切欠き窓30a乃至
30eのそれぞれの下部には、先端が切欠き窓30a乃
至30eから突出するようにして、取付板32にピン3
3により揺動自在に支持されてマイクロスイッチ34を
ON、OFFする検出レバー31が配設されている。
【0016】36はプラテンローラ35とほぼ同じ長さ
に形成され、プラテンローラ35に圧接されるサーマル
ヘッド、37はサーマルヘッド36を取り付ける取付
板、38a、38bはサーマルヘッド36の前後に位置
して取付板37に取り付けられたICカバーで、ICカ
バー38aの表面には、マジックテープ(図示を省略)
が貼着されている。39は取付板37とカバー40の突
出部40a間に介装され、サーマルヘッド36をプラテ
ンローラ35に圧接する圧縮コイルばねである。カバー
40は軸41を中心として開閉自在であって、後部側に
断面略コ字状のヘッドカバーベース42が一体化されて
いる。
【0017】ヘッドカバーベース42の上部には、長さ
がL1、L2(L1>L2)なるスリット42b、42
aおよび42d、42cが二対、それぞれA3サイズお
よびA1サイズの記録紙の幅に対応した位置に穿設され
ている。43、44はブラケットであり、前記スリット
42b、42aおよび42d、42cに対応した位置に
フック部43a、43bおよび44a、44bが突出形
成されているとともに、ねじ孔43c、44cが形成さ
れている。前記フック部43a、44aおよび43b、
44bの全長は、それぞれスリット42b、42aの長
さL1、L2とほぼ同一で、それぞれの係合部の長さl
1、l2は、l1>l2に形成されている。
【0018】45、46は低摩擦部材としてのテフロン
性のシート材であって、前記ねじ孔43c、44cに対
応してねじ挿通孔45a、46aが穿設されているとと
もに、前記プラテンローラ収納部30の切欠き窓30
e、30d、30cに対応した矩形状の窓45b、46
b、46cが設けられ、下端部にマジックテープ45
d、46dが貼着されている。47、48は押え板であ
って、ねじ挿通孔45a、46aに対応して、ねじ挿通
孔47a、48aが穿設されている。50はヘッドカバ
ーベース42の下端部に回転自在に支持されたテンショ
ンローラである。
【0019】次に、このような構成の感熱記録装置の記
録紙のA1サイズとA3サイズとの残量検出動作および
記録動作を説明する。まずA1サイズの記録紙を使用す
る場合には、ロール紙収納部6のねじ孔6cに軸受部材
11を取付板14を介してねじ16により取り付け、A
1サイズの記録紙を巻き取っている軸芯24のフランジ
部24aを凹嵌部7dと11aとに回転自在に支持す
る。このとき軸受部材11のボール12がフランジ部2
4aのテーパ面241に係合して、スプリング13の押
圧力によりフランジ部24aが凹嵌部7dの両側面7
a、7cに押し付けられて、凹嵌部7dからの浮き上が
りを防止される。また、このとき、スペーサ10は、図
4(a)に示すようにフランジ部24aとは当接しない
位置、すなわち凹嵌部11aと7dの上面部に取り付け
られている。
【0020】次に、ヘッドカバーベース42をカバー4
0とともに開き、サーマルヘッド36をプラテンローラ
35から離間させる。一方のシート材45を、ねじ49
をねじ挿通孔47a、45aに挿通してねじ孔43cに
ねじ込むことにより、シート材45をブラケット43と
押え板47とで挟持する。次に、図7(a)に示すよう
に、ブラケット43のフック部43aをヘッドカバーベ
ース42のスリット42bに斜め下方から挿入し、しか
るのち他方のフック部43bをスリット42aに下方か
ら挿入する。そして、同図(b)に示すように、ブラケ
ット43を左方移動させて、フック部43bをスリット
42aの端縁に突当てると、フック部43bがスリット
42aの端縁に係合するとともに、l1>l2に形成さ
れているので、フック部43aもスリット42bの端縁
に係合して、ブラケット43はヘッドカバーベース42
に取り付けられ、シート材45の一端もヘッドカバーベ
ース42に取り付けられる。
【0021】しかるのち、シート材45をテンションロ
ーラ50に添接させるようにして、シート材45の他端
側のマジックテープ45dとICカバー38aのマジッ
クテープ同士を張り合わせ、カバー40を閉じると、シ
ート材45はプラテンローラ35に適度の張力を有して
緩みなく添接されて、シート材45はヘッドカバーベー
ス42とICカバー38a間に張られる。このとき、仮
にシート材45に多少の緩みが生じている場合でも、カ
バー40を閉じるときに、プラテンローラ35がシート
材45をサーマルヘッド36に張力を付与するように押
し付けるので、シート材45を緩みなく張ることができ
る。
【0022】このような構成において、サーマルヘッド
36で印字動作が行われ、プラテンローラ35により記
録紙Pが送出され、ロール紙の外周が、図4において2
4bで示す位置になったときに、この外周位置に当接す
る検出ローラ20bの検出レバー20の遮蔽部20b
が、第1の検出センサ17の検出部17a、17bの間
に位置して、第1の検出センサ17はロール紙収納部6
のロール紙の残量が50mとなったことを検出する。さ
らに、記録紙Pが送出され、ロール紙の外周が、24で
示す位置になったときに、検出レバー20の遮蔽部20
bが、第2の検出センサ18の検出部18a、18bの
間に位置して、第2の検出センサ18はロール紙収納部
6のロール紙の残量が0mとなったことを検出する。な
お、切欠き窓30a乃至30eおよびシート材45の窓
45bから記録紙の搬送路内に臨むそれぞれの検出レバ
ー31により、記録紙のサイズが検出されて、この実施
例のようにA1サイズの場合には、サーマルヘッド36
のA1からA0の領域は発熱しないようにして、非通紙
部への印字は行わないようにしている。
【0023】一方、プラテンローラ35とサーマルヘッ
ド36との間には、A1サイズの記録紙が介在するとと
もに、A1サイズとA0サイズ間の領域にはシート材4
5が介在するので、プラテンローラ35とサーマルヘッ
ド36とが直接接触することがなく、このためプラテン
ローラ35を駆動するモータの負荷が大きくなることが
ないとともに、サーマルヘッド36の表面の損傷も防止
できる。
【0024】次に、記録紙のサイズをA3とした場合を
説明する。ロール紙収納部6のねじ孔6cに取り付けた
軸受部材11をねじ16を緩めて、取付板14とともに
取り外し、ねじ孔6aに取り付ける。軸受部材7と軸受
部材11の凹嵌部7d、11aの上面部に取り付けたス
ペーサ10を取り外して、図5(a)に示すように凹嵌
部7d、11aの背面部に取り付ける。また、シート材
46を前述したシート材45と同様にヘッドカバーベー
ス42とICカバー38aとの間に取り付ける。
【0025】このような構成において、サーマルヘッド
36で印字動作が行われ、図5に示すようにロール紙の
残量が50mにおけるロール紙の外周位置23bは、検
出ローラ22の50m残の検出位置である22a(図
3)において、前記A1サイズのロール紙の残量が50
mのときの外周位置24bと同じ位置となるように、ス
ペーサ10で補正されているので、軸芯径の異なるA1
サイズのロール紙と同じ第1の検出センサ17で残量5
0mを検出することができる。同様に、残量0mについ
ても、第2の検出センサ18により、検出することがで
きる。
【0026】このように、軸芯径の異なるロール紙の残
量検出を同じ検出センサ17、18により行うようにし
たので、軸芯径の異なるロール紙を同じロール紙収納部
に兼用して収納することができるので、従来のように軸
芯径に合わせてロール紙収納部を揃える必要がなく、経
済性に優れている。
【0027】一方、プラテンローラ35とサーマルヘッ
ド36との間には、A3サイズの記録紙が介在するとと
もに、A3サイズとA0サイズ間の領域にはシート材4
5および46が介在するので、プラテンローラ35とサ
ーマルヘッド36とが直接接触することがない。そし
て、シート材45、46の取り付け、取り外しには、ヘ
ッドカバーベース42の開閉により、サーマルヘッド3
6をプラテンローラ35から離間させて開放させてか
ら、シート材45の一端をマジックテープを剥離あるい
は張り合わせることにより取り外し、ブラケット43、
44のフック部43a、43bおよび44a、44bと
ヘッドカバーベース42のスリット42a、42bおよ
び42c、42dとの係合あるいは係合解除することに
より、簡単に行うことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ール状に巻回された紙の軸芯を軸受で回転自在に支持し
て紙を引き出し、引き出し量に応じて変化するロール紙
の外周位置をセンサで検出して残量を検出するロール紙
残量検出方法において、軸芯の径に応じて変化する残量
が検出される紙の外周位置を前記センサの位置に対して
一定とするように軸芯の径に応じて軸受内における軸芯
の位置を可変させたので、軸芯の径の違いにかかわら
ず、同一のセンサで残量を検出可能となり、このため1
個の残量検出装置を兼用して使用することができ、経済
性に優れる。
【0029】また、本発明によれば、ロール状に巻回さ
れた紙の軸芯を回転自在に支持する軸受と、引き出され
た紙の引き出し量に応じて変化するロール紙の外周位置
を検出して紙の残量を検出するセンサとを備えたロール
紙残量検出装置において、前記軸受に着脱自在に取り付
けられ、軸芯の径に応じて軸芯とセンサとの位置を補正
するスペーサを備えたことにより、軸芯の径の違いにか
かわらず、同一のセンサで残量の検出が可能とするの
に、スペーサの着脱という容易な作業で行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る残量検出装置を適用した感熱記
録装置の断面図である。
【図2】 本発明に係る残量検出装置におけるロール紙
収納部とプラテンローラ収納部の斜視図である。
【図3】 本発明に係る残量検出装置における異径の軸
芯と残量検出センサとの位置関係を説明する要部側面図
である。
【図4】 本発明に係る残量検出装置における大径の軸
芯をロール紙収納部に収納した断面図と平面図である。
【図5】 本発明に係る残量検出装置における小径の軸
芯をロール紙収納部に収納した断面図と平面図である。
【図6】 本発明に係る残量検出装置を適用した感熱記
録装置におけるシート材の取付構造を示す分解斜視図で
ある。
【図7】 本発明に係る残量検出装置を適用した感熱記
録装置におけるシート材の取付方法を示す一部破断平面
図である。
【符号の説明】
1…感熱記録装置、2…ロール紙収納部、3…印字部、
7,11…軸受部材、10…スペーサ、17…第1の残
量検出センサ、18…第2の残量検出センサ、20…検
出レバー、23,24…軸芯、23a,24a…フラン
ジ部、23b,24b…残量50mの外周位置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻回された紙の軸芯を軸受で
    回転自在に支持して紙を引き出し、引き出し量に応じて
    変化するロール紙の外周位置をセンサで検出して残量を
    検出するロール紙残量検出方法において、軸芯の径に応
    じて変化する残量が検出される紙の外周位置を前記セン
    サの位置に対して一定とするように軸芯の径に応じて軸
    受内における軸芯の位置を可変させたことを特徴とする
    ロール紙残量検出方法。
  2. 【請求項2】 ロール状に巻回された紙の軸芯を回転自
    在に支持する軸受と、引き出された紙の引き出し量に応
    じて変化するロール紙の外周位置を検出して紙の残量を
    検出するセンサとを備えたロール紙残量検出装置におい
    て、前記軸受に着脱自在に取り付けられ、軸芯の径に応
    じて軸芯とセンサとの位置を補正するスペーサを備えた
    ことを特徴とするロール紙残量検出装置。
JP17104294A 1994-07-22 1994-07-22 ロール紙残量検出方法およびその装置 Pending JPH0834554A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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