JPH077181Y2 - サーマルラインプリンタ - Google Patents
サーマルラインプリンタInfo
- Publication number
- JPH077181Y2 JPH077181Y2 JP16153487U JP16153487U JPH077181Y2 JP H077181 Y2 JPH077181 Y2 JP H077181Y2 JP 16153487 U JP16153487 U JP 16153487U JP 16153487 U JP16153487 U JP 16153487U JP H077181 Y2 JPH077181 Y2 JP H077181Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink sheet
- thermal line
- sheet cassette
- line printer
- printer body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えばインクシートカセットを取替えて使
用するサーマルラインプリンタ、特にそのインクシート
の斜行やしわの発生等の防止に関するものである。
用するサーマルラインプリンタ、特にそのインクシート
の斜行やしわの発生等の防止に関するものである。
[従来の技術] 第3図及び第4図はそれぞれ従来のサーマルラインプリ
ンタのインクシートカセットを示す正面図及び斜視図で
ある。第3図において、インクシート(6)の巻心軸端
部(3)は外箱(1)に設けられた蓋部(5)と、外箱
(2)に設けられた溝部(4)によって回転自在に軸支
されている。このインクシートカセットをプリンタ本体
(図示せず)に装着するときは、外箱(2)に設けられ
た位置決め穴(7)をプリンタ本体側の突起部(図示せ
ず)に合せて固定する。巻心軸端部(3)の反対側の軸
端部(図示せず)は、プリンタが印字動作を始めるとプ
リンタ本体側のキャプスタン(図示せず)によって駆動
され、インクシート(6)の巻取り動作が行われる。
ンタのインクシートカセットを示す正面図及び斜視図で
ある。第3図において、インクシート(6)の巻心軸端
部(3)は外箱(1)に設けられた蓋部(5)と、外箱
(2)に設けられた溝部(4)によって回転自在に軸支
されている。このインクシートカセットをプリンタ本体
(図示せず)に装着するときは、外箱(2)に設けられ
た位置決め穴(7)をプリンタ本体側の突起部(図示せ
ず)に合せて固定する。巻心軸端部(3)の反対側の軸
端部(図示せず)は、プリンタが印字動作を始めるとプ
リンタ本体側のキャプスタン(図示せず)によって駆動
され、インクシート(6)の巻取り動作が行われる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような従来のサーマルラインプリンタでは、イン
クシートの巻心軸端部(3)がインクシートカセットの
外箱(1)及び(2)にそれぞれ設けられた蓋部(5)
及び溝部(4)によって軸支されているので、二つの巻
心軸端部(3)の軸間距離は個々のインクシートカセッ
トの溝部(4)によって決定される。従って、プリンタ
本体側の二つのキャプスタンの軸間距離とインクシート
カセットの二つの巻心端部(3)の軸間距離との間に微
小な差が生じることがあり、そのため二本のインクシー
ト巻心(図示せず)が平行に軸支されず、インクシート
(6)が斜行したり、しわが発生する等の問題点があっ
た。
クシートの巻心軸端部(3)がインクシートカセットの
外箱(1)及び(2)にそれぞれ設けられた蓋部(5)
及び溝部(4)によって軸支されているので、二つの巻
心軸端部(3)の軸間距離は個々のインクシートカセッ
トの溝部(4)によって決定される。従って、プリンタ
本体側の二つのキャプスタンの軸間距離とインクシート
カセットの二つの巻心端部(3)の軸間距離との間に微
小な差が生じることがあり、そのため二本のインクシー
ト巻心(図示せず)が平行に軸支されず、インクシート
(6)が斜行したり、しわが発生する等の問題点があっ
た。
この考案は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、二本のインクシート巻心を常に平行に保ち、
円滑に巻取り動作を行うサーマルラインプリンタを提供
することを目的とする。
たもので、二本のインクシート巻心を常に平行に保ち、
円滑に巻取り動作を行うサーマルラインプリンタを提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係るサーマルラインプリンタは、インクシー
トの巻心軸端部を軸支する溝部をプリンタ本体側のフレ
ームに設け、この溝部の蓋部をインクシートカセットの
外箱に設け、この蓋部を溝部に押圧するための付勢手段
を設けたものである。
トの巻心軸端部を軸支する溝部をプリンタ本体側のフレ
ームに設け、この溝部の蓋部をインクシートカセットの
外箱に設け、この蓋部を溝部に押圧するための付勢手段
を設けたものである。
[作用] この考案においては、プリンタ本体側のフレームに設け
た溝部がインクシートの巻心軸端部を回転自在に軸支
し、付勢手段によって付勢されたインクシートカセット
の外箱に設けた蓋部が溝部を塞ぐと共に、インクシート
カセットを固定する。
た溝部がインクシートの巻心軸端部を回転自在に軸支
し、付勢手段によって付勢されたインクシートカセット
の外箱に設けた蓋部が溝部を塞ぐと共に、インクシート
カセットを固定する。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視図である。
図においてインクシート(6)は外箱(1,2)内に収納
され、巻心軸端部(3)がその軸径より大きい直径の軸
穴(22)から外箱(1,2)外に露出している。プリンタ
本体に開閉可能に取り付けられているカバー(12)には
バネ材(11)が取付けられている。このインクシートカ
セットをプリンタ本体に装着するときは、まず二つの巻
心軸端部(3,3)をプリンタ本体側のフレーム(21)に
設けられた溝部(10,10)に挿入する。このとき、両軸
の他端(図示せず)はプリンタ本体のキャプスタン(図
示せず)に保持される。次にカバー(12)を閉める。カ
バー(12)を閉めることによりバネ材(11)がインクシ
ートカセット全体を押し、外箱(1)に設けられた蓋部
(5)が溝部(10)の周辺に押しつけられることにより
インクシートカセットは固定される。蓋部(5,5)は同
時に溝部(10,10)と共に二つの巻心軸端部(3,3)を回
転自在に軸支する機能を有している。第2図はインクシ
ートカセットをプリンタ本体側に取付けた状態を示す正
面図である。
図においてインクシート(6)は外箱(1,2)内に収納
され、巻心軸端部(3)がその軸径より大きい直径の軸
穴(22)から外箱(1,2)外に露出している。プリンタ
本体に開閉可能に取り付けられているカバー(12)には
バネ材(11)が取付けられている。このインクシートカ
セットをプリンタ本体に装着するときは、まず二つの巻
心軸端部(3,3)をプリンタ本体側のフレーム(21)に
設けられた溝部(10,10)に挿入する。このとき、両軸
の他端(図示せず)はプリンタ本体のキャプスタン(図
示せず)に保持される。次にカバー(12)を閉める。カ
バー(12)を閉めることによりバネ材(11)がインクシ
ートカセット全体を押し、外箱(1)に設けられた蓋部
(5)が溝部(10)の周辺に押しつけられることにより
インクシートカセットは固定される。蓋部(5,5)は同
時に溝部(10,10)と共に二つの巻心軸端部(3,3)を回
転自在に軸支する機能を有している。第2図はインクシ
ートカセットをプリンタ本体側に取付けた状態を示す正
面図である。
上記のように構成されたサーマルラインプリンタにおい
て印字動作が開始されると、巻心軸端部(3)の反対側
の軸端部(図示せず)は、プリンタ本体側のキャプスタ
ン(図示せず)によって駆動され、インクシート(6)
の巻取り動作が行われる。二つの巻心軸端部(3)間の
軸間距離はプリンタ本体側に設けられた溝部(10)とプ
リンタ本体側の二つのキャプスタン間の軸間距離とによ
って決定されるので、インクシートカセットの軸穴(2
2)の精度に左右されることなく実質的に常に一致して
いる。従って、インクシートの二つの巻心軸(図示せ
ず)は常に一定の精度で平行に保たれる。なお、第1図
に示す巻心軸端部(3)の軸先端部(20)は球面状にな
っているので溝部(10)との摩擦抵抗を小さくすること
ができる。
て印字動作が開始されると、巻心軸端部(3)の反対側
の軸端部(図示せず)は、プリンタ本体側のキャプスタ
ン(図示せず)によって駆動され、インクシート(6)
の巻取り動作が行われる。二つの巻心軸端部(3)間の
軸間距離はプリンタ本体側に設けられた溝部(10)とプ
リンタ本体側の二つのキャプスタン間の軸間距離とによ
って決定されるので、インクシートカセットの軸穴(2
2)の精度に左右されることなく実質的に常に一致して
いる。従って、インクシートの二つの巻心軸(図示せ
ず)は常に一定の精度で平行に保たれる。なお、第1図
に示す巻心軸端部(3)の軸先端部(20)は球面状にな
っているので溝部(10)との摩擦抵抗を小さくすること
ができる。
[考案の効果] 以上のように、この考案によればインクシートの巻心軸
の端部のうちキャプスタンにより保持されない側の端部
をプリンタ本体側のフレームに設けた溝部により軸支保
持し、付勢手段によってインクシートカセットの外箱に
設けられた蓋部を溝部に押し当てるように構成したの
で、二つの巻心軸端部の軸間距離はインクシートカセッ
トの軸穴の精度に左右されることなくプリンタ本体側の
二つのキャプスタンの軸間距離と常に実質的に一致し、
二つの巻心軸が常に一定の精度で平行に保たれる。従っ
てインクシート巻取り時のインクシートの斜行やしわの
発生等が防止されるという効果がある。
の端部のうちキャプスタンにより保持されない側の端部
をプリンタ本体側のフレームに設けた溝部により軸支保
持し、付勢手段によってインクシートカセットの外箱に
設けられた蓋部を溝部に押し当てるように構成したの
で、二つの巻心軸端部の軸間距離はインクシートカセッ
トの軸穴の精度に左右されることなくプリンタ本体側の
二つのキャプスタンの軸間距離と常に実質的に一致し、
二つの巻心軸が常に一定の精度で平行に保たれる。従っ
てインクシート巻取り時のインクシートの斜行やしわの
発生等が防止されるという効果がある。
第1図及び第2図はそれぞれこの考案の一実施例を示す
分解斜視図及び正面図である。第3図及び第4図はそれ
ぞれ従来のサーマルラインプリンタのインクシートカセ
ットを示す正面図及び斜視図である。 図において、(1)及び(2)は外箱、(3)は巻心軸
端部、(5)は蓋部、(10)は溝部、(11)はバネ材、
(12)はカバー、(20)は軸先端部である。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
分解斜視図及び正面図である。第3図及び第4図はそれ
ぞれ従来のサーマルラインプリンタのインクシートカセ
ットを示す正面図及び斜視図である。 図において、(1)及び(2)は外箱、(3)は巻心軸
端部、(5)は蓋部、(10)は溝部、(11)はバネ材、
(12)はカバー、(20)は軸先端部である。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】インクシートカセットを取替えて使用する
サーマルラインプリンタにおいて、 インクシートカセットの巻心軸端部を軸支する溝部を持
つプリンタ本体側のフレームと、 インクシートカセットの外箱に設けられた、上記溝部の
蓋部と、 上記蓋部を上記溝部に押圧する付勢手段と を備えたことを特徴とするサーマルラインプリンタ。 - 【請求項2】上記付勢手段はプリンタ本体側のカバーに
設けられたバネ材であることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のサーマルラインプリンタ。 - 【請求項3】上記巻心軸端部は先端部が球面状であるこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のサ
ーマルラインプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16153487U JPH077181Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | サーマルラインプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16153487U JPH077181Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | サーマルラインプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0167060U JPH0167060U (ja) | 1989-04-28 |
JPH077181Y2 true JPH077181Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31444554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16153487U Expired - Lifetime JPH077181Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | サーマルラインプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077181Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-21 JP JP16153487U patent/JPH077181Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0167060U (ja) | 1989-04-28 |
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