JP2910345B2 - ロール紙のカール取り装置 - Google Patents

ロール紙のカール取り装置

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JP2910345B2
JP2910345B2 JP21768791A JP21768791A JP2910345B2 JP 2910345 B2 JP2910345 B2 JP 2910345B2 JP 21768791 A JP21768791 A JP 21768791A JP 21768791 A JP21768791 A JP 21768791A JP 2910345 B2 JP2910345 B2 JP 2910345B2
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JP
Japan
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roll paper
paper
roll
pressing member
wall
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JP21768791A
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English (en)
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JPH0558526A (ja
Inventor
豊和 濱口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置やプリ
ンタ等でロール紙に記録する記録部の構造に係り、ロー
ル紙のカール癖を除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4の側面図は、感熱記録紙に接触した
サーマルヘッドで加熱し情報を記録する感熱記録方式の
記録部及びカール取り装置を示している。
【0003】感熱記録方式は、構造が簡単である為にフ
ァクシミリ装置等で使用される。図に於いて1は感熱記
録紙であるロール紙である。ロール紙1は用紙巻き方向
が図に於いて時計方向になるようにロール紙収容部2に
収容される。
【0004】ロール紙収容部2の用紙排出側には用紙全
幅に互って突設した壁部2aを備えており、巻き戻され
て排出されるロール紙1は壁部2aを越えて記録部に搬
送されるようになっている。
【0005】記録部は、サーマルヘッド3と押圧ローラ
4とから成り、ロール紙収容部2から排出されたロール
紙1は押圧ローラ4に依ってサーマルヘッド3に押圧さ
れ、サーマルヘッド3で加熱されドット記録される。
【0006】記録されたロール紙1は、押圧ローラ4の
回転で記録部から図の左方に排出される。ロール紙1に
は巻かれた方向にカール癖がついており、この儘の状態
で記録部から排出されるとスタッカ(図示省略)にスタ
ックされる際にスタック不良を生じる。
【0007】これを防止する為に、ロール紙1は記録部
に到達する前にカール癖を除去する作業を行っている。
カール取りは、壁部2aと、壁部2aと記録部との間に設け
られた第1の押圧部材5で行う。
【0008】第1の押圧部材5は図示の如く例えば板ば
ねをJの字状に曲げたもので、用紙ルート上に壁部2aの
突出方向と逆方向に突出しており、壁部2aに摺接して排
出されるロール紙1をカール癖と逆方向に押圧して曲折
しカール癖取りをしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにしてロー
ル紙のカール癖は除去されるが、図4に実線で示す如く
当初の太い場合は自重も大きく壁部と押圧ローラ間に於
ける用紙のテンションも大であり、カール癖が良好に除
去出来る。
【0010】然し乍らロール紙が使用されて一点鎖線及
び2点鎖線で示す如く細くなると、それにつれて自重も
減少し用紙のテンションも減少していく。するとロール
紙は小径でカール癖が強くなるにも拘わらず、カール取
りが充分に出来なくなると言う問題点があった。
【0011】本発明は、ロール紙のカール癖を除去して
スタック不良の防止を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に於いては、図1
の側面図に示す如くロール紙収容部2の用紙排出側に突
設した壁部2aと、壁部2aに摺接して排出されるロール紙
1を壁部2aの突出方向と逆方向に押圧する第1の押圧
材5と、付勢部材6で保持付勢されて後端部7aで壁部2a
に摺接している前記ロール紙1を押圧可能とすると共
先端部7bをロール紙収容部2に収容されているロー
ル紙1の外周部1aに当接する第2の押圧部材7とを有し
て成るようにしたものである。
【0013】そして、第2の押圧部材7の後端部7aから
先端部7bに到る距離を可変とし、ロール紙の外径に対
応して第2の押圧部材7のロール紙押圧時機を設定可能
にし、壁部2a及び第1の押圧部材5の用紙当接部の双方
或いは一方を剛体若しくは弾性部材8で構成してロール
紙1との摩擦抵抗を調整可能とし、更に、壁部2aの用紙
当接部 2a'を着脱交換可能としたものである。
【0014】
【作用】ロール紙収容部のロール紙の外径が大なる
場合は、第2の押圧部材の先端部7bが外方に持ち上げ
られてその後端部7aは壁部2aに摺接したロール紙1から
離間している。
【0015】従ってこの場合は、第2の押圧部材に依
るロール紙の押圧は無い。ロール紙の外径が小とな
るにつれて第2の押圧部材の先端部7bは、内に移動
してその後端部7aは壁部2aに摺接したロール紙を押圧
する。
【0016】これに依り、壁部2aと押圧ローラ間に於
ける用紙のテンションが増大する。又、第2の押圧部材
の後端部7aから先端部7bに到る距離を可変することに
依り、第2の押圧部材の先端部7bをロール紙の外周
1aに当接させる位置が変わる。するとその後端部7a
壁部2aに対する離間距離が変わり押圧する時機が変わる
ことになる
【0017】そして、壁部2a及び第2の押圧部材の用
紙当接部の双方或いは一方を剛体若しくは弾性部材
構成することに依り、ロール紙との摩擦抵抗が調整可
能となり用紙のテンションを任意に変えることが可能と
なる。
【0018】そして又、壁部2aの用紙当接部2a' を着脱
交換可能とすることで、各種摩擦係数の用紙当接部2a'
と交換が容易となり、ロール紙との摩擦抵抗が容易に
調整可能となる。
【0019】本発明に於いては、図1の側面図に示す如
くロール紙収容部2の用紙排出側に用紙全幅にって突
設した壁部2aと、壁部2aに摺接して排出されるロール紙
1を壁部2aの突出方向と逆方向に押圧する第1の押圧部
材5と、板ばね状の付勢部材6で保持付勢されて後端部
7aで壁部2aに摺接しているロール紙1を押圧すると共に
先端部7bをロール紙収容部2に収容されているロール紙
1の外周部1aに当接する第2の押圧部材7とを有して成
るようにしたものである。
【0020】これに依り、ロール紙収容部2に収容され
たロール紙1の外径が大なる場合は、第2の押圧部材7
の先端部7bが外方向に持ち上げられてその後端部7aは壁
部2aに摺接したロール紙1から離間し、第2の押圧部材
7に依るロール紙1の押圧は無い。
【0021】然しこの場合は、ロール紙1の自重も充分
であり第2の押圧部材7に依るロール紙1の押圧は不要
である。ロール紙1の外径が小となるにつれて第2の
圧部材7の先端部7bは、内に移動してその後端部7aは
壁部2aに摺接したロール紙1を押圧する。
【0022】これに依り、ロール紙1の軽量化に伴う用
紙のテンション減少を補い壁部2aと押圧ローラ4間に於
ける用紙のテンションを増大する。そして、図2の側面
図に示す如く第2の押圧部材7の後端部7aから先端部7b
に到る距離を可変とすることに依り、第2の押圧部材7
の先端部7bがロール紙1の外周部1aに当接させる位置が
変わる。
【0023】すると、その後端部7aが壁部2aに対する
離が変わり押圧する時機が変わる。これよ依り、紙質や
メーカーが異なる等の理由から巻き癖が異なる各種のロ
ール紙1に対応可能となる。
【0024】第2の押圧部材7の後端部7aから先端部7b
に到る距離を可変とする手段は、例えば第2の押圧部材
7を長手方向に2分割し、一方に長孔を他方にねじを設
け相互を重積して小ねじ9で固定することで長孔の範囲
内で可変が可能となる。
【0025】又、図3の側面図に示す如く壁部2a及び
1の押圧部材5の用紙当接部の双方或いは一方を剛体若
しくはゴム等の弾性部材8で構成することで、ロール紙
1との摩擦抵抗を調整することが可能となる。
【0026】これに依り、用紙のテンションを任意に変
えることが可能となる。更に又、壁部2aの用紙当接部
2a’を着脱可能とすることに依り、各種摩擦係数の用
紙当接部2a’と交換が容易となり、ロール紙1との摩
擦抵抗が容易に調整可能となる。
【0027】用紙当接部2a’を着脱可能とする手段
は、例えば用紙当接部2a’に係止爪を設け、壁部2a
の凹部に係止爪を押入して係止するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明に依り、ロール紙のカール癖取り
部に於けるテンションが充分となりカール癖が良好に除
去出来る等、経済上及び産業上に多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のロール紙のカール取り装置の側面
図、
【図2】 本発明のロール紙のカール取り装置の他の第
1の実施例を示す側面図、
【図3】 本発明のロール紙のカール取り装置の他の第
2の実施例を示す側面図、
【図4】 従来のロール紙のカール取り装置の側面図、
【符号の説明】
1 ロール紙、 1a 外周部、 2 ロール紙収容部、 2a 壁部、 2a’用紙当接部、 3 サーマルヘ
ッド、 4 押圧ローラ、 5 第1の押圧
部材、 6 付勢部材、 7 第2の押圧
部材、 7a後端部、 7b先端部、 8 弾性部材、 9 小ねじ、

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙収容部の用紙排出側に突設した
    部と、 前記壁部に摺接して排出されるロール紙を前記壁部の
    出方向と逆方向に押圧する第1の押圧材と付勢材で保持付勢されて後端部で前記壁部に摺接して
    いる前記ロール紙を押圧可能とすると共に先端部を
    記ロール紙収容部に収容されているロール紙の外周部に
    当接する第2の押圧部材とを有して成ることを特徴とす
    るロール紙のカール取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の第2の押圧部材の後端部か
    先端部に到る距離を可変としロール紙の外径に対応して
    第2の押圧部材のロール紙押圧時機を設定可能にした
    ことを特徴とするロール紙のカール取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の壁部及第1の押圧材の
    紙当接部の双方或いは一方を剛体若しくは弾性部材で
    成してロール紙との摩擦抵抗を調整可能としたことを特
    徴とするロール紙のカール取り装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の壁部の用紙当接部を着脱交換
    可能とし、ロール紙との摩擦抵抗を調整可能としたこと
    を特徴とするロール紙のカール取り装置。
JP21768791A 1991-08-29 1991-08-29 ロール紙のカール取り装置 Expired - Lifetime JP2910345B2 (ja)

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JPH0558526A JPH0558526A (ja) 1993-03-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007114032A1 (ja) 2006-03-30 2007-10-11 Dai Nippon Printing Co., Ltd. エンボス加工装置
EP3196155A4 (en) * 2014-08-12 2018-03-28 Star Micronics Co., Ltd. Paper transport mechanism

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