JP3382723B2 - 感熱記録装置 - Google Patents

感熱記録装置

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JP3382723B2
JP3382723B2 JP17102694A JP17102694A JP3382723B2 JP 3382723 B2 JP3382723 B2 JP 3382723B2 JP 17102694 A JP17102694 A JP 17102694A JP 17102694 A JP17102694 A JP 17102694A JP 3382723 B2 JP3382723 B2 JP 3382723B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドとプラ
テンローラとの間に記録紙を挟持して印字する感熱記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、この種の感熱記録装置におい
ては、サイズの異なる複数種の記録紙に対応できるよう
に、サーマルヘッドとプラテンローラの長さが、最も大
きなサイズの記録紙の幅に設定されている。このため、
小さい方のサイズの記録紙を使用すると、サーマルヘッ
ドとプラテンローラとが直接接触する領域が発生して、
この領域で摩擦力が増大しプラテンローラを駆動してい
るモータに大きな負荷がかかったり、サーマルヘッドの
表面に損傷が生じるといった不都合が発生していた。
【0003】このような不都合を取り除くために、特開
平6−99621号公報においては、記録ヘッドとプラ
テンローラとの間に記録紙サイズに応じて低摩擦部材を
挿脱する手段を備え、小さいサイズの記録紙の場合に
は、記録ヘッドとプラテンローラとが直接接触する領域
に低摩擦部材を挿入することにより、モータの負荷を低
減したものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報に開示されたものは、いずれも低摩擦部材を別に
設けた支持部材に支持する構造となっているため、部品
点数が増加し、構造も複雑となる欠点と、これら支持部
材を取り付けるスペースと低摩擦部材の不要時における
退避させるスペースの必要性から装置が大型化する問題
とがあった。
【0005】したがって、本発明は上記した従来の欠点
あるいは問題に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、構造が複雑とならず、かつ大型化を防止
した感熱記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る感熱記録装置は、サーマルヘッドとプ
ラテンローラとの間に介挿された低摩擦部材を備え、こ
の低摩擦部材の両端を前記サーマルヘッドが取り付けら
れた開閉自在なヘッドカバー側とサーマルヘッド側とに
それぞれ取り付けたものである。また、本発明に係る感
熱記録装置は、ヘッドカバーに着脱自在なブラケットを
設け、低摩擦部材の一端をこのブラケットに取り付ける
とともに、他端をマジックテープを介してサーマルヘッ
ド側に取り付けたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、低摩擦部材の両端は、感熱記
録装置を構成する既存部品に取り付けられる。また、本
発明によれば、低摩擦部材の一端をヘッドカバー側に取
り付けて固定し、他端を引っ張りながらマジックテープ
でサーマルヘッド側に取り付け固定する。低摩擦部材を
取り外す場合には、マジックテープを剥離し、ブラケッ
トをヘッドカバーから取り外すことにより行う。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る熱転写記録装置の全体断面
図、図2は同じくロール紙収納部とプラテン収納部の斜
視図、図3は異径の軸芯と残量検出位置との関係を説明
する図、図4は大径の軸芯をロール紙収納部に収納した
断面図と平面図、図5は小径の軸芯をロール紙収納部に
収納した断面図と平面図、図6は低摩擦部材の取付構造
を示す分解斜視図、図7は低摩擦部材の取付構造を示す
一部破断平面図である。これらの図において、全体を符
号1で示す熱転写記録装置は、ロール紙収納部2と印字
部3とで構成されている。ロール紙収納部2には、軸5
を中心として開閉自在なロール紙交換用のカバー4が設
けられている。
【0009】6は略半円筒状に形成された薄板状のロー
ル紙収納筒部で、底面部に適宜の間隔を有して3対のね
じ孔6a乃至6cが設けられ、両端部に軸受部材7、8
が固定されている。軸受部材7には、図3に示すよう
に、垂直状の側面7a、水平状の底面7bおよび傾斜状
の側面7cとで構成された凹嵌部7dが形成され、底面
7bには溝7eが形成されている。10は図2(b)に
示すように略直方体状のスペーサであって、一対のダボ
10aが突出形成され、このダボ10aが嵌合する小径
の穴(図示を省略)が、前記凹嵌部7dの背面部と上面
部とに設けられており、スペーサ10は側面7aに当接
するようにして、凹嵌部7dの背面部と上面部とに選択
的に着脱自在に取り付けられる。軸受部材8の軸受部材
7と相対向する面には、前記凹嵌部7dと左右対称に形
成された凹嵌部8aが形成されている。
【0010】11は別の軸受部材であって、前記軸受部
材8の凹嵌部8aと同一形状の凹嵌部11aが形成さ
れ、中央に凹嵌部8a側が抜け止め用の小径形状をした
貫通孔11bが穿設されるとともに、貫通孔11bの左
右に一対のねじ挿通孔11cが穿設されている。12は
貫通孔11bに挿入されスプリング13により押圧さ
れ、先端が貫通孔11bから凹嵌部11a内に突出する
ボールである。この軸受部材11の凹嵌部8aの背面部
と上面部とには、前記軸受部材7と同様にスペーサ10
を着脱自在に取り付ける小径の穴(図示を省略)が設け
られている。
【0011】14は断面L字状の取付板であって、一対
のねじ孔14aと一対のねじ挿通孔14bが設けられて
おり、ねじ15をねじ挿通孔11cに挿通させ、ねじ孔
14aにねじ込むことにより、前記スプリング13を貫
通孔11b内に押し込むようにして軸受部材11が取付
板14に取り付けられる。取付板14に取り付けられた
軸受部材11は、つまみねじ16をねじ挿通孔14bに
挿通させ、3対のねじ孔6a乃至6cのうちいずれかに
ねじ込むことにより、後述する用紙のサイズに合わせて
選択的にロール紙収納筒部6に着脱自在に取り付けられ
る。
【0012】17および18は、軸受部材7の外側面に
設けられたロール紙の残量50mおよび0mの検出を行
う第1および第2の残量検出センサであって、発光素子
と受光素子とを対向させた検出部17a、17bおよび
18a、18bが形成されている。20は軸21を中心
として揺動自在に支持された検出レバーであって、先端
に折曲げられた遮蔽部20bが形成され、ほぼ中央部に
前記溝7eに嵌入し軸受部材7の内側に突出する検出ロ
ーラ22を枢支し、スプリング20aにより図1中時計
方向に揺動習性が付与されている。
【0013】図3中、一点鎖線で示した23aおよび2
4aは、それぞれA2、A3サイズの記録紙を巻取った
巻取りロールの軸芯およびA0、A1サイズの記録紙を
巻取った巻取りロールの軸芯であって、それぞれの半径
がR1、R2(R1<R2)と異なっている。実線で示
した23および24は前記軸受部材7と軸受部材11と
の凹嵌部7dと凹嵌部11aとに回転自在に支持される
軸芯23aおよび軸芯24aのフランジ部である。これ
らフランジ部23および24の両端部には、テーパ面2
31、241が凹設されている。二点鎖線で示した23
bおよび24bは、これら軸芯23および24に巻き取
られた巻取りロールの残量が50mのときの巻取りロー
ルの外周位置を示すものである。
【0014】また、同図において、22aは検出レバー
20により巻取りロールの残量が50mを検出する検出
ローラ22の位置を示し、22bは検出レバー20によ
り巻取りロールの残量が0mを検出する検出ローラ22
の位置を示している。本実施例では、これら検出ローラ
22aおよび22bの位置において、径が異なる2つの
軸芯23aおよび24aの巻取りロールの残量が50m
時および0m時の検出を行うようにしている。すなわ
ち、2つの巻取りロールの50m残量時の外周位置23
b、24bと0m残量時の外周位置23a、24aとを
計算で求め、これらの外周位置23b、24bおよび2
3a、24aと、検出位置22aおよび22bとが同じ
位置となるように、2つの軸芯23aおよび24aの中
心O1およびO2の位置を決める。
【0015】次に、この中心O1およびO2の位置と2
つのフランジ部23と24との径から凹嵌部7d内にお
ける2つのフランジ部23と24の水平方向と鉛直方向
のオフセット量Δx、Δyが決まる。オフセット量Δx
は、小径のフランジ部23の水平方向のオフセット量に
相当し、側面7aとフランジ部23の外周面との間隔を
保つ前記スペーサ10の幅lに相当するものであって、
l=Δxとなる。また、Δyは大径のフランジ部24の
鉛直方向のオフセット量に相当し、このΔyと大径フラ
ンジ部24の径R2とから側面7cの傾斜角αが決めら
れる。
【0016】30はプラテンローラ35が収納される略
半円筒状に形成された薄板状のプラテンローラ収納部
で、前記ロール紙収納部6と結合されており、長手方向
に沿って5個の切欠き窓30a乃至30eが、記録紙の
サイズに合わせて穿設されている。切欠き窓30a乃至
30eのそれぞれの下部には、先端が切欠き窓30a乃
至30eから突出するようにして、取付板32にピン3
3により揺動自在に支持されてマイクロスイッチ34を
ON、OFFする検出レバー31が配設されている。
【0017】36はプラテンローラ35とほぼ同じ長さ
に形成され、プラテンローラ35に圧接されるサーマル
ヘッド、37はサーマルヘッド36を取り付ける取付
板、38a、38bはサーマルヘッド36の前後に位置
して取付板37に取り付けられたICカバーで、ICカ
バー38aの表面には、マジックテープ(図示を省略)
が貼着されている。39は取付板37とカバー40の突
出部40a間に介装され、サーマルヘッド36をプラテ
ンローラ35に圧接する圧縮コイルばねである。カバー
40は軸41を中心として開閉自在であって、後部側に
断面略コ字状のヘッドカバーベース42が一体化されて
いる。
【0018】ヘッドカバーベース42の上部には、長さ
がL1、L2(L1>L2)なるスリット42b、42
aおよび42d、42cが二対、それぞれA3サイズお
よびA1サイズの記録紙の幅に対応した位置に穿設され
ている。43、44はブラケットであり、前記スリット
42b、42aおよび42d、42cに対応した位置に
フック部43a、43bおよび44a、44bが突出形
成されているとともに、ねじ孔43c、44cが形成さ
れている。前記フック部43a、44aおよび43b、
44bの全長は、それぞれスリット42b、42aの長
さL1、L2とほぼ同一で、それぞれの係合部の長さl
1、l2は、l1>l2に形成されている。
【0019】45、46は低摩擦部材としてのテフロン
性のシート材であって、前記ねじ孔43c、44cに対
応してねじ挿通孔45a、46aが穿設されているとと
もに、前記プラテンローラ収納部30の切欠き窓30
e、30d、30cに対応した矩形状の窓45b、46
b、46cが設けられ、下端部にマジックテープ45
d、46dが貼着されている。47、48は押え板であ
って、ねじ挿通孔45a、46aに対応して、ねじ挿通
孔47a、48aが穿設されている。50はヘッドカバ
ーベース42の下端部に回転自在に支持されたテンショ
ンローラである。
【0020】次に、このような構成の感熱記録装置の記
録紙のA1サイズとA3サイズとの残量検出動作および
記録動作を説明する。まずA1サイズの記録紙を使用す
る場合には、ロール紙収納部6のねじ孔6cに軸受部材
11を取付板14を介してねじ16により取り付け、A
1サイズの記録紙を巻き取っている軸芯24のフランジ
部24aを凹嵌部7dと11aとに回転自在に支持す
る。このとき軸受部材11のボール12がフランジ部2
4aのテーパ面241に係合して、スプリング13の押
圧力によりフランジ部24aが凹嵌部7dの両側面7
a、7cに押し付けられて、凹嵌部7dからの浮き上が
りを防止される。また、このとき、スペーサ10は、図
4(a)に示すようにフランジ部24aとは当接しない
位置、すなわち凹嵌部11aと7dの上面部に取り付け
られている。
【0021】次に、ヘッドカバーベース42をカバー4
0とともに開き、サーマルヘッド36をプラテンローラ
35から離間させる。一方のシート材45を、ねじ49
をねじ挿通孔47a、45aに挿通してねじ孔43cに
ねじ込むことにより、シート材45をブラケット43と
押え板47とで挟持する。次に、図7(a)に示すよう
に、ブラケット43のフック部43aをヘッドカバーベ
ース42のスリット42bに斜め下方から挿入し、しか
るのち他方のフック部43bをスリット42aに下方か
ら挿入する。そして、同図(b)に示すように、ブラケ
ット43を左方移動させて、フック部43bをスリット
42aの端縁に突当てると、フック部43bがスリット
42aの端縁に係合するとともに、l1>l2に形成さ
れているので、フック部43aもスリット42bの端縁
に係合して、ブラケット43はヘッドカバーベース42
に取り付けられ、シート材45の一端もヘッドカバーベ
ース42に取り付けられる。
【0022】しかるのち、シート材45をテンションロ
ーラ50に添接させるようにして、シート材45の他端
側のマジックテープ45dとICカバー38aのマジッ
クテープ同士を張り合わせ、カバー40を閉じると、シ
ート材45はプラテンローラ35に適度の張力を有して
緩みなく添接されて、シート材45はヘッドカバーベー
ス42とICカバー38a間に張られる。このとき、仮
にシート材45に多少の緩みが生じている場合でも、カ
バー40を閉じるときに、プラテンローラ35がシート
材45をサーマルヘッド36に張力を付与するように押
し付けるので、シート材45を緩みなく張ることができ
る。
【0023】このような構成において、サーマルヘッド
36で印字動作が行われ、プラテンローラ35により記
録紙Pが送出され、ロール紙の外周が、図4において2
4bで示す位置になったときに、この外周位置に当接す
る検出ローラ20bの検出レバー20の遮蔽部20b
が、第1の検出センサ17の検出部17a、17bの間
に位置して、第1の検出センサ17はロール紙収納部6
のロール紙の残量が50mとなったことを検出する。さ
らに、記録紙Pが送出され、ロール紙の外周が、24で
示す位置になったときに、検出レバー20の遮蔽部20
bが、第2の検出センサ18の検出部18a、18bの
間に位置して、第2の検出センサ18はロール紙収納部
6のロール紙の残量が0mとなったことを検出する。な
お、切欠き窓30a乃至30eおよびシート材45の窓
45bから記録紙の搬送路内に臨むそれぞれの検出レバ
ー31により、記録紙のサイズが検出されて、この実施
例のようにA1サイズの場合には、サーマルヘッド36
のA1からA0の領域は発熱しないようにして、非通紙
部への印字は行わないようにしている。
【0024】一方、プラテンローラ35とサーマルヘッ
ド36との間には、A1サイズの記録紙が介在するとと
もに、A1サイズとA0サイズ間の領域にはシート材4
5が介在するので、プラテンローラ35とサーマルヘッ
ド36とが直接接触することがなく、このためプラテン
ローラ35を駆動するモータの負荷が大きくなることが
ないとともに、サーマルヘッド36の表面の損傷も防止
できる。
【0025】次に、記録紙のサイズをA3とした場合を
説明する。ロール紙収納部6のねじ孔6cに取り付けた
軸受部材11をねじ16を緩めて、取付板14とともに
取り外し、ねじ孔6aに取り付ける。軸受部材7と軸受
部材11の凹嵌部7d、11aの上面部に取り付けたス
ペーサ10を取り外して、図5(a)に示すように凹嵌
部7d、11aの背面部に取り付ける。また、シート材
46を前述したシート材45と同様にヘッドカバーベー
ス42とICカバー38aとの間に取り付ける。
【0026】このような構成において、サーマルヘッド
36で印字動作が行われ、図5に示すようにロール紙の
残量が50mにおけるロール紙の外周位置23bは、検
出ローラ22の50m残の検出位置である22a(図
3)において、前記A1サイズのロール紙の残量が50
mのときの外周位置24bと同じ位置となるように、ス
ペーサ10で補正されているので、軸芯径の異なるA1
サイズのロール紙と同じ第1の検出センサ17で残量5
0mを検出することができる。同様に、残量0mについ
ても、第2の検出センサ18により、検出することがで
きる。
【0027】このように、軸芯径の異なるロール紙の残
量検出を同じ検出センサ17、18により行うようにし
たので、軸芯径の異なるロール紙を同じロール紙収納部
に兼用して収納することができるので、従来のように軸
芯径に合わせてロール紙収納部を揃える必要がなく、経
済性に優れている。
【0028】一方、プラテンローラ35とサーマルヘッ
ド36との間には、A3サイズの記録紙が介在するとと
もに、A3サイズとA0サイズ間の領域にはシート材4
5および46が介在するので、プラテンローラ35とサ
ーマルヘッド36とが直接接触することがない。そし
て、シート材45、46の取り付け、取り外しには、ヘ
ッドカバーベース42の開閉により、サーマルヘッド3
6をプラテンローラ35から離間させて開放させてか
ら、シート材45の一端をマジックテープを剥離あるい
は張り合わせることにより取り外し、ブラケット43、
44のフック部43a、43bおよび44a、44bと
ヘッドカバーベース42のスリット42a、42bおよ
び42c、42dとの係合あるいは係合解除することに
より、簡単に行うことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ーマルヘッドとプラテンローラとの間に介挿された低摩
擦部材を備え、この低摩擦部材の両端を前記サーマルヘ
ッドが取り付けられた開閉自在なヘッドカバー側とサー
マルヘッド側とにそれぞれ取り付けたので、低摩擦部材
の取り付ける部材を新たに設ける必要がなく、このため
部品点数が増加することなく、かつスペースを確保する
ことがないので、装置の大型化を防止することができ
る。
【0030】また、本発明によれば、ヘッドカバーに着
脱自在なブラケットを設けるとともに、サーマルヘッド
にICカバーを設け、低摩擦部材の一端をブラケットに
取り付けるとともに、他端をマジックテープを介してI
Cカバーに取り付けたので、ヘッドカバーを開くことに
よりサーマルヘッドとプラテンローラとの間が開放さ
れ、この状態でブラケットの着脱およびマジックテープ
の着脱により低摩擦部材の取り付け、取り外しを短時間
に容易に行うことができる。また、一方の取り付けをマ
ジックテープで行っているので、低摩擦部材をゆるむこ
となく、取り付けることができるので、摩擦軽減作用が
充分機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る感熱記録装置の断面図である。
【図2】 本発明に係る感熱記録装置におけるロール紙
収納部とプラテンローラ収納部の斜視図である。
【図3】 本発明に係る感熱記録装置における異径の軸
芯と残量検出センサとの位置関係を説明する要部側面図
である。
【図4】 本発明に係る感熱記録装置における大径の軸
芯をロール紙収納部に収納した断面図と平面図である。
【図5】 本発明に係る感熱記録装置における小径の軸
芯をロール紙収納部に収納した断面図と平面図である。
【図6】 本発明に係る感熱記録装置におけるシート材
の取付構造を示す分解斜視図である。
【図7】 本発明に係る感熱記録装置におけるシート材
の取付方法を示す一部破断平面図である。
【符号の説明】
1…感熱記録装置、2…ロール紙収納部、3…印字部、
30…プラテンローラ収納部、35…プラテンローラ、
36…サーマルヘッド、38a…ICカバー、42…ヘ
ッドカバーベース、43,44…ブラケット、45,4
6…シート材、47,48…押え板。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドとプラテンローラとの間
    に記録紙を挟持して印字する感熱記録装置において、前
    記サーマルヘッドとプラテンローラとの間に介挿された
    低摩擦部材を備え、この低摩擦部材の両端を前記サーマ
    ルヘッドが取り付けられた開閉自在なヘッドカバー側と
    サーマルヘッド側とにそれぞれ取り付けたことを特徴と
    する感熱記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の感熱記録装置において、
    前記ヘッドカバーに着脱自在なブラケットを設け、前記
    低摩擦部材の一端をこのブラケットに取り付けるととも
    に、他端をマジックテープを介してサーマルヘッド側に
    取り付けたことを特徴とする感熱記録装置。
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