JPH0665344U - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0665344U
JPH0665344U JP1173293U JP1173293U JPH0665344U JP H0665344 U JPH0665344 U JP H0665344U JP 1173293 U JP1173293 U JP 1173293U JP 1173293 U JP1173293 U JP 1173293U JP H0665344 U JPH0665344 U JP H0665344U
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JP
Japan
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roller
recording paper
paper feed
paper
feed roller
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JP1173293U
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好美 黒田
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被給送紙を大きく撓ませることなくスムーズ
に給送する。 【構成】 モータに連結された駆動シャフト84に、ゴ
ム等の弾性材から成る給紙ローラ36を設ける。ピンチ
ローラ35を板バネ部材83に回転自在に取付けるとと
もに、板バネ部材83によって給紙ローラ36に弾性的
に押し付ける。駆動シャフト84の給紙ローラ36の両
側に、給紙ローラ36よりも小径の補助ローラ85を設
ける。記録紙Pは、給紙ローラ36とピンチローラ35
の環状リブ35bとによって挟まれ、これらのローラ3
6、35が回転することによって給送される。記録紙P
はリブ33と補助ローラ85によって案内される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファクシミリ装置、プリンタ等のOA機器に設けられ、記録紙を給 送する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来ファクシミリ装置として、標準仕様のファクシミリ装置である本体を、カ セットホルダの上に載置して構成されるものが知られている。本体に設けられた 第1の給紙カセットには一定の大きさの記録紙が収容され、カセットホルダに設 けられた第2の給紙カセットには、第1の給紙カセット内の記録紙とは異なる大 きさの記録紙が収容される。すなわち本体のみで使用可能であるが、2種類の大 きさの記録紙が必要な場合に、カセットホルダが増設される。 さてカセットホルダには、第2の給紙カセットから取り出された記録紙を給送 して本体内に導くため、記録紙の中央部に対応した位置に給紙ローラとピンチロ ーラが設けられている。給紙ローラはモータに連結され、ピンチローラは板バネ 部材等によって、回転自在に支持されるとともに給紙ローラに弾性的に押し付け られている。すなわち記録紙は、給紙ローラとピンチローラによって挟まれた状 態で給送される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本体とカセットホルダが分割されているため、カセットホルダから本体へ記録 紙を案内する部材も、本体とカセットホルダの間において切れている。また給紙 ローラとピンチローラは、記録紙の中央部のみに係合するものである。したがっ て、給紙ローラとピンチローラによって挟まれた記録紙の端部が大きく撓むと、 この端部が案内部材の切れ目の部分に引っ掛かり、記録紙がスムーズに給送され なくなるという問題が発生する。
【0004】 本考案は、記録紙等の被給送紙が大きく撓むことなくスムーズに給送される給 紙装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る給紙装置は、回転駆動される給紙ローラと、給紙ローラの外周面 に弾性的に押し付けられ、給紙ローラとともに被給送紙を挟んで回転することに より給送するピンチローラと、被給送紙に対して給紙ローラと同じ側に配設され るとともに、給紙ローラの両端部から離間して設けられ、被給送紙を支持する補 助案内部材とを備えたことを特徴としている。
【0006】
【実施例】
以下図示実施例により本考案を説明する。 図1は本考案の一実施例が適用されたカセット給紙タイプのファクシミリ装置 を示している。この図において、本体11の底部には1段目の給紙カセット12 が設けられており、この本体11は、2段目の給紙カセット13が装着されたカ セットホルダ14の上面に載置されている。本体11は標準仕様のファクシミリ 装置であり、カセットホルダ14はユーザーの用途に応じて増設されるものであ る。その増設作業は、カセットホルダ14の上に、本体11を所定の位置に整合 させて載せるだけでよく、簡単である。
【0007】 本体11の上面には、このファクシミリ装置を操作するための操作パネル15 が設けられる。また本体11の上面には、送信原稿を置くための原稿載置部16 と、受信時に記録紙が排出される記録紙排出部17が設けられる。送信時、送信 原稿は原稿載置部16から本体11内の読取部に送られ、本体11の側面に設け られた原稿排出部のトレイ18上に排出される。受信時、給紙カセット12また は13から取り出された記録紙は、本体11内に設けられた画像形成部を通るこ とにより受信内容を印刷され、記録紙排出部17上に排出される。
【0008】 図2は、本実施例のファクシミリ装置の要部を断面とした正面図である。 この図において、本体11およびカセットホルダ14の各左側面には、カバー 21、31がそれぞれ開閉自在に設けられている。これらのカバー21、31は 、本体11あるいはカセットホルダ14内において記録紙がジャムを起こした時 、このジャムを解消する作業のために開放される。
【0009】 カバー21は、ピン22によって本体11に回動自在に支持される。カバー2 1の内面には、上下方向に延びる複数のリブ23と、これらのリブ23の上部に 固定された湾曲部材24と、ピンチローラ25とが設けられる。ピンチローラ2 5は、カバー21の閉塞状態において、本体11内に設けられた給紙ローラ26 の外周面に、図示しない板バネ部材によって弾性的に押し付けられる。給紙ロー ラ26は図示しないモータに連結されており、この給紙ローラ26の回転によっ てピンチローラ25も回転する。すなわち、給紙カセット12から取り出された 記録紙は、これらのローラ25、26間に挟まれて給送され、湾曲部材24およ び一対の案内板27、28に案内されて矢印方向に搬送される。
【0010】 カバー31は、ピン32によってカセットホルダ14に回動自在に支持される 。このカバー31の内面にも、カバー21と同様に、リブ33と湾曲部材34と ピンチローラ35とが設けられる。ピンチローラ35は、カバー31の閉塞状態 において、図示しない板バネ部材によって本体11の給紙ローラ36に弾性的に 押し付けられる。給紙ローラ36は図示しないモータに連結されており、この給 紙ローラ36の回転によってピンチローラ35も回転する。給紙カセット13か ら取り出された記録紙は、これらのローラ35、36間に挟まれて給送され、湾 曲部材34、本体11のリブ23および一対の案内板27、28に案内されて矢 印方向に搬送される。
【0011】 このようにして1段目の給紙カセット12または2段目の給紙カセット13か ら取り出された記録紙は、案内板27、28間を通り、一対の搬送ローラ41、 42に挟まれて搬送され、画像形成部に供給される。
【0012】 画像形成部には、インクリボンカセット43が取り付けられる。このインクリ ボンカセット43は着脱自在であり、インクリボン47が使い果たされた時、本 体11から取り外され、インクリボン47は新しいものに交換される。インクリ ボン47は、記録紙と略同じ幅を有しており、このファクシミリ装置の受信動作 時、記録紙の移動とともに、図の左側から右側に向かって巻き取られる。
【0013】 インクリボンカセット43のフレーム44に形成された切欠45、46には、 インクリボン47の巻取りロール48、49が回転自在に取り付けられる。各巻 取りロール48、49のフレーム44からの突出端部は、本体11の内壁に形成 された支持部材によって回転自在に支持される。一方の巻取りロール48の端部 に固定されたギア51は、図示しないモータに連動して回転するギア52に噛合 する。したがってインクリボン47は、記録紙への画像形成の工程(受信動作) において、他方の巻取りロール49側から一方の巻取りロール48側に向かって 巻き取られる。
【0014】 また画面形成部には、支持シャフト53、サーマルヘッド54および剥離バー 55が設けられる。サーマルヘッド54は、アーム56を介して支持シャフト5 3に枢支されており、またサーマルヘッド54の下面は押さえレバー57によっ て支持されている。押さえレバー57は、図示しないモータによって回動し、こ れによりサーマルヘッド57は支持シャフト53を中心として揺動する。
【0015】 インクリボン47が図示のように本体11内に取付けられている状態において 、インクリボン47の下面は、支持シャフト53、サーマルヘッド54および剥 離バー55によって支持される。またこの状態において、支持シャフト53、サ ーマルヘッド54および剥離バー55は、巻取りロール48、49よりも上方に 位置している。一方、支持シャフト53とサーマルヘッド54は略同じ高さ位置 にあり、剥離バー55は支持シャフト53およびサーマルヘッド54よりも高い 位置にある。また、本体11の上部カバー61に設けられたプラテンローラ62 は、サーマルヘッド54の上面に当接している。したがってインクリボン47は 、支持シャフト53と剥離バー55の間において、プラテンローラ62によって サーマルヘッド54の上面に押さえつけられる。また、インクリボン47の剥離 バー55よりも一方の巻取りロール48側の部分は、約45度の角度で下方に傾 斜している。
【0016】 本体11の上部カバー61には、記録紙センサ63と第1のインクリボンセン サ64が設けられる。記録紙センサ63は、接触型の検出器であり、一対の搬送 ローラ41、42によって搬送され案内板65に沿って案内されてくる記録紙を 検知する。第1のインクリボンセンサ64は、発光素子と受光素子を備えた光学 式の検出器であり、インクリボン47の終端部近傍の上面に蒸着されたアルミニ ウムの表面層(マーク部)、およびステンレス製の支持シャフト53からの反射 光を検出する。すなわち第1のインクリボンセンサ64は、インクリボン47が 終りに近づいた時インクリボン47のマーク部からの反射光を、またインクリボ ンカセット43が取り外されている時支持シャフト53からの反射光を検出する 。なお記録紙による反射光は弱すぎるため、第1のインクリボンセンサ64によ っては検出されない。
【0017】 本体11に固定された支持枠66には、第2のインクリボンセンサ67が設け られる。このインクリボンセンサ67は、支持シャフト53よりも若干サーマル ヘッド54側に配設される。またインクリボンセンサ67は、第1のインクリボ ンセンサ64と同様に光学式の検出器であり、インクリボン47の終端部近傍の 下面に蒸着されたアルミニウムの表面層(マーク部)からの反射光を検出する。 すなわち第2のインクリボンセンサ67は、インクリボン47が終りに近づいた 時、反射光を検出し、インクリボンカセット43が取り外されている時、反射光 を検出しない。
【0018】 本体11の上部カバー61であって記録紙排出部17に近接した部位には、一 対の排出ローラ68、69が設けられる。これらの排出ローラ68、69は、相 互に接触するとともに同じ周速度で回転するようになっており、記録紙を挟んで 回転することにより、この記録紙は記録紙排出部17に排出される。
【0019】 このファクシミリ装置の受信動作において、給紙カセット12または13から 取り出された記録紙は、ピンチローラ25、給紙ローラ26および搬送ローラ4 1、42等によって搬送され、インクリボン47の上側に供給される。そして、 この記録紙は、プラテンローラ62とサーマルヘッド54によってインクリボン 47に密着せしめられ、サーマルヘッド54の作用により受信内容がインクリボ ン47から転写される。この後、記録紙の先端部は排出ローラ68、69側に搬 送されるが、インクリボン47は剥離バー55において下方に折れ曲がり、巻取 りロール48によって巻き取られる。したがって記録紙は、剥離バー55によっ てインクリボン47から剥離され、記録紙排出部17に排出される。
【0020】 図3は、本体11のカバー21を開放した状態を示している。この図に示され るように、湾曲部材24の表面には、記録紙を案内するためのフィルム79が貼 付される。カバー21によって開閉される本体開口部71の上部には、水平方向 に延びるシャーシ72が設けられ、このシャーシ72の中央部にはカバーロック 部73が設けられる。一方、カバー21の内面の端部には、カバーロック部73 に対応した位置に磁性体の金属板74が固定される。シャーシ72上方には、2 つの切欠91を有するプレート92が配設されており、これらの切欠91にはト レイ18(図1)の基部が挿入される。なお、一対の排出ローラ93は、送信原 稿を原稿排出部に排出するため、また除電ブラシ94は送信原稿の表面の静電気 を除去するために設けられている。
【0021】 カバーロック部73は図4に示されるように、合成樹脂から成るハウジング7 5内に磁石76と金属片77を収容して構成される。磁石76と金属片77はハ ウジング75の前面から突出し、金属片77は磁石76よりも大きく突出してい る。ハウジング75の後部に形成されたフランジ75aは、ビス78によって、 シャーシ72(図3)の取付け片72aに固定される。
【0022】 図5に示されるようにビス78は、頭部78aとネジ無部78bとネジ部78 cとを有し、ネジ無部78bは頭部78aとネジ部78cの間に形成される。ハ ウジング75をシャーシ72に取付けた状態において、ネジ部78cは取付け片 72aに螺着され、ネジ無部78bはフランジ75aに穿設された孔75b内に 位置している。またこの状態では、頭部78aはフランジ75aから離間してい る。孔75bの径はネジ無部78bの径よりも大きいので、フランジ75aはビ ス78に対して変位可能である。すなわちカバーロック部73は、ビス78とフ ランジ75aの遊びA、Bの大きさの範囲内で、図4に矢印Cで示すように揺動 自在である。
【0023】 したがって、カバー21を閉じる動作においてカバー21の金属板74がカバ ーロック部73に近接すると、カバーロック部73は、磁石76が金属板74に 吸引される向きに変位する。このようにしてカバーロック部73の前面は金属板 74に密着し、これによりカバー21は、本体開口部71を閉塞した状態で安定 的に本体11に固定される。
【0024】 なお、一対のピンチローラ25の構成および作用は、後述するカセットホルダ 14の給紙ローラ36と同様であるので、ここでは省略する。
【0025】 図6は、カセットホルダ14のカバー31を開放した状態を示している。なお 、この図において、本体11のカバー21はカセットホルダ14の内部を示すた めに除去されている。カバー31の先端部には、このカバー31を閉塞した状態 において本体11のカバー21(図1)の下端部に係合する舌片81が設けられ る。また湾曲部材34の先端であってリブ33側の面には、フィルム82が貼付 される。複数のリブ33のうち所定のリブの間にはピンチローラ35が設けられ る。ピンチローラ35は2つ設けられており、各ピンチローラ35は、弾性支持 部材である板バネ部材83によって、回転自在に支持されるとともに、給紙ロー ラ36の外周面に弾性的に押し付けられている。
【0026】 カセットホルダ14には駆動シャフト84が回転自在に設けられる。駆動シャ フト84には、給紙ローラ36と2つの補助ローラ85が固定される。給紙ロー ラ36はピンチローラ35に対応した位置に設けられ、各補助ローラ85は給紙 ローラ36の両側に、このローラ36から離間させて設けられる。給紙ローラ3 6は、一対のピンチローラ83に係合するのに充分な長さを有している。補助ロ ーラ85の軸方向長さは給紙ローラ36よりも短く、例えばピンチローラ35と 略同じである。また補助ローラ85の径は給紙ローラ36の径よりも若干小さい 。給紙ローラ36と補助ローラ85は、本実施例ではゴム等の弾性材から成形さ れているが、合成樹脂から成る円柱状部材の外周にゴム製の筒状部材を嵌合させ たものでもよい。
【0027】 駆動シャフト84は、図示しないモータに連結されており、カセットホルダ1 4内の記録紙を給送する時回転駆動される。すなわち、この時、給紙ローラ36 と補助ローラ85が駆動シャフト84とともに回転し、また給紙ローラ36に弾 性的に係合しているピンチローラ35が回転する。これにより、給紙カセット1 3から取り出された記録紙は、前述したように、給紙ローラ36とピンチローラ 35に挟まれて給送され、湾曲部材34、本体11のリブ23等に案内されて画 像形成部に供給される。
【0028】 図7は、ピンチローラ35と板バネ部材83の構成を示すものである。板バネ 部材83は薄い金属板から成り、細長い連結部83aと、この連結部83aの両 端に連設されたアーム部83bと、アーム部83bの先端を折り曲げて形成され た支持部83cとを有する。連結部83aはビス86によって、カバー21に形 成された柱部材21aに固定される。支持部83cには、ピンチローラ35の軸 部35aが回転自在に取り付けられる。ピンチローラ35は合成樹脂から一体的 に成形され、その外周面には、ピンチローラ35の軸心に同軸的な一対の環状リ ブ35bが形成される。これらの環状リブ35bの間には溝35cが形成され、 すなわち一対の環状リブ35bは溝35cの幅だけ離間している。
【0029】 給紙ローラ36、補助ローラ85およびピンチローラ35による記録紙の給送 動作を図8および図9を参照して説明する。
【0030】 記録紙Pの中央部は、給紙ローラ36とピンチローラ35の間に挟まれ、これ らのローラ35、36の回転によって、記録紙Pは図8の紙面の垂直方向に搬送 される。この時、記録紙の一方の面はカバー21のリブ33とピンチローラ35 によって支持され、記録紙の他方の面は給紙ローラ36と補助ローラ85によっ て支持されている。補助ローラ85は、記録紙Pの端部と給紙ローラ36の端部 との間にあり、かつ2つのリブ33の略中央に位置している。また補助ローラ8 5の径は、上述したように給紙ローラ36の径よりも小さい。したがって、記録 紙Pは給紙ローラ36の端部において駆動シャフト84側に撓むが、補助ローラ 85により支持されるため、大きく撓むことはなく、記録紙Pは平面状態を保っ て給送される。
【0031】 またこの給送動作において、記録紙Pが給紙ローラ36等の回転方向に沿って 給送されず、本来の給送方向に対して傾斜した方向に移動しようとした場合、記 録紙Pの駆動シャフト84に沿った方向の速度成分によって、ピンチローラ35 は図9に示されるように傾く。しかし、ピンチローラ35の環状リブ35bの一 方が給紙ローラ36の表面に食い込む(符号Q)ことによって発生する給紙ロー ラ36のゴムの復元力と板バネ部材83の復元力とにより、ピンチローラ35の 姿勢は直ちに元通りに戻り、各環状リブ35bが記録紙に均等に当接するように なる。したがって記録紙は給紙ローラ36の回転方向に沿って給送される。
【0032】 これに対し環状リブ35bを有していないピンチローラ99の場合、符号Rで 示されるように、ピンチローラ99と給紙ローラ36の接触面積が大きくなって 、この姿勢で安定する。したがって記録紙は本来の給送方向とは傾斜した方向に 給送されることとなる。
【0033】 以上のように本実施例では、記録紙Pに対して給紙ローラ36と同じ側に補助 ローラ85が配設されている。したがって、記録紙の一方の面はリブ33とピン チローラ35によって、また記録紙の他方の面は給紙ローラ36と補助ローラ8 5によって支持される。このため、記録紙の端部が大きく撓むことはなく、した がってリブ23と33の間に記録紙の先端が引っ掛かってジャムを起こすことは ない。
【0034】 また本実施例では、補助ローラ85の径が給紙ローラ36よりも若干小さいた め、補助ローラ85の回転によって作用する記録紙の給送力は、給紙ローラ36 による給送力よりも小さい。すなわち、記録紙は給紙ローラ36と補助ローラ8 5に均等に接触するのではなく、補助ローラ85は実質的に記録紙を案内するだ けである。したがって、記録紙の全面に不均衡な給送力が作用することはなく、 記録紙は給紙ローラ36の回転方向に沿って真っ直ぐに搬送される。
【0035】 なお上記実施例では、補助ローラ85は駆動シャフト84に一体的に連結され ていたが、上述のように記録紙を案内するだけでよく、給送する必要はないため 、駆動シャフト84に対して相対回転自在に支持されていてもよい。
【0036】 また、補助ローラ85に代えて、リブ等のように回転しない部材を設けてもよ い。
【0037】 なお本考案は、ファクシミリ装置に限定されず、その他のOA機器にも適用で きる。
【0038】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、記録紙等の被給送紙が大きく撓むことなくスム ーズに給送されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である給紙装置を備えたファ
クシミリ装置の外観を示す斜視図である。
【図2】図1のファクシミリ装置の要部を切り欠いて示
す側面図である。
【図3】本体のカバーを開放した状態を示す斜視図であ
る。
【図4】カバーロック部を示す斜視図である。
【図5】カバーロック部のシャーシへの取付け構造を示
す断面図である。
【図6】カセットホルダのカバーを開放した状態を示す
斜視図である。
【図7】ピンチローラと板バネ部材を示す斜視図であ
る。
【図8】給紙ローラ、補助ローラおよびピンチローラに
よる記録紙の給送動作を示す平面図である。
【図9】ピンチローラが傾いた状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
33 リブ 35 ピンチローラ 36 給紙ローラ 84 駆動シャフト 85 補助ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される給紙ローラと、給紙ロー
    ラの外周面に弾性的に押し付けられ、給紙ローラととも
    に被給送紙を挟んで回転することにより給送するピンチ
    ローラと、被給送紙に対して給紙ローラと同じ側に配設
    されるとともに、給紙ローラの両端部から離間して設け
    られ、被給送紙を支持する補助案内部材とを備えたこと
    を特徴とする給紙装置。
JP1173293U 1993-02-22 1993-02-22 給紙装置 Pending JPH0665344U (ja)

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