JPH08337339A - 券類処理装置及び定期券発行装置 - Google Patents

券類処理装置及び定期券発行装置

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JPH08337339A
JPH08337339A JP14764195A JP14764195A JPH08337339A JP H08337339 A JPH08337339 A JP H08337339A JP 14764195 A JP14764195 A JP 14764195A JP 14764195 A JP14764195 A JP 14764195A JP H08337339 A JPH08337339 A JP H08337339A
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JP
Japan
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ticket
tension roller
roller
tension
issuing
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Application number
JP14764195A
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English (en)
Inventor
Taku Katayama
卓 片山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 券詰まりを生じることなく安定かつ高能率に
定期券を発行することができる券類処理装置及び定期券
発行装置を提供する。 【構成】 券類を挿入または発行する発行挿入口と、こ
の発行挿入口に挿入された券類が通過し、あるいは発行
されるべき券類が通過する搬送路と、搬送路上の券面に
押し付けられ、券類にテンションを印加するテンション
ローラと、このテンションローラを券面に押し付けるソ
レノイド機構と、搬送路を挟んでテンションローラと対
向して設けられ、搬送路に沿って券類を搬送する搬送ロ
ーラと、テンションローラにおける券詰まりの有無を検
知する検知器と、この検知器により券詰まりと判定され
たとき、ソレノイド機構を制御してテンションローラへ
の押圧力を変える制御器と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、券類を処理する券類
処理装置に係り、とくに交通機関で用いられる定期券を
印刷発行する定期券発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、定期券(たとえば、鉄道、バス等
の交通機関で用いられる)を発行する定期券発行装置が
実用化されている。このような定期券発行装置では、定
期券を発行する場合に、発駅釦、着駅釦、経由等の発行
条件を設定したり、旧券の読取りを行うことにより、定
期券発行部で定期券を発行するようになっている。
【0003】従来の装置では、定期券発行部で券ホッパ
から取出した券紙の表面に定期券の内容である有効期
間、発着駅、経由等を印刷するとともに、その裏面の磁
気記録部にその発行内容を磁気記録し、その後、印刷と
磁気記録がなされた券紙が定期券として発行口から発行
されるようになっている。
【0004】この定期券発行部では旧券が挿入される挿
入口と定期券が発行される発行口とが兼用され、券面に
搬送ローラの周面を押し付けて券類を順送り又は逆送り
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定期券発行部においては、券類の搬送力が不足しがちで
あるため、券類が搬送路の途中で停止してしまう場合が
ある。券詰まりを生じると、操作者は装置をいったん停
止させ、詰まった券類を搬送路からいちいち除去しなけ
ればならないので、機械を復帰させるのに相当の時間を
要するという問題点があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであって、券詰まりを生じることなく安定かつ高
能率に定期券を発行することができる定期券発行装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る券類処理装
置は、券類を挿入または発行する発行挿入口と、この発
行挿入口に挿入された券類が通過し、あるいは発行され
るべき券類が通過する搬送路と、搬送路上の券面に押し
付けられ、券類にテンションを印加するテンションロー
ラと、このテンションローラを券面に押し付ける押圧手
段と、搬送路を挟んで前記テンションローラと対向して
設けられ、搬送路に沿って券類を搬送する搬送ローラ
と、前記テンションローラにおける券詰まりの有無を検
知する検知器と、この検知器により券詰まりと判定され
たとき、前記押圧手段を制御して前記テンションローラ
への押圧力を変える制御手段と、を有することを特徴と
する。
【0008】押圧手段は、テンションローラを支持する
揺動アームと、この揺動アームを揺動させるソレノイド
機構と、制御手段に接続されソレノイド機構に給電する
電源と、を備えていることが好ましい。
【0009】さらに、券類の他面に接触して設けられ、
テンションローラにより生じさせる券類の張力を補う補
助テンションローラを有することが望ましい。また、テ
ンションローラが補助テンションローラの相互間に位置
するように、2つの補助テンションローラが配置されて
いることが望ましい。
【0010】また、テンションローラは搬送ローラより
も軟質の材料でつくられ、かつ、テンションローラの接
触幅は搬送ローラの接触幅よりも小さいことが望まし
い。また、補助テンションローラは搬送ローラよりも軟
質の材料でつくられ、かつ、補助テンションローラの接
触幅は搬送ローラの接触幅よりも小さいことが望まし
い。
【0011】本発明に係る定期券発行装置は、旧券に記
録されている定期券の発行情報を読取り、この読取った
定期券の発行情報が記録された継続定期券を発行する定
期券発行装置において、券類を挿入または発行する発行
挿入口と、この発行挿入口に挿入された券類が通過し、
あるいは発行されるべき券類が通過する搬送路と、搬送
路上の券面に押し付けられ、券類にテンションを印加す
るテンションローラと、このテンションローラを券面に
押し付ける押圧手段と、搬送路を挟んで前記テンション
ローラと対向して設けられ、搬送路に沿って券類を搬送
する搬送ローラと、前記テンションローラと発行挿入口
との間の搬送路上に停滞する詰まり券類の有無を検知す
る検知器と、検知信号から詰まり券類有りと判定する
と、前記押圧手段を制御して前記テンションローラの押
圧力を変える制御手段と、を有することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に係る券類処理装置及び定期券発行装置
においては、搬送路上にて券類が停滞して券詰まりを生
じると、これを検知し、検知信号を受け、詰まり券類有
りと判定し、押圧手段を制御してテンションローラの押
圧力を増大させる。テンションローラは定常時よりも強
く券面に押し付けられ、券類に伝達される接触搬送力が
増加するので、詰まり券類は搬送路上を再び搬送される
ようになる。
【0013】
【実施例】以下、添付の図面を参照しながら本発明の実
施例につき説明する。図1及び図2に本発明の実施例に
係る定期券発行装置の外観をそれぞれ示す。定期券発行
装置1は、購入情報の一部が入力される条件設定操作部
2と、複数の発駅と着駅を設定するための駅名釦と経由
を設定するための経由釦とが縦方向、横方向に配列表示
されたタッチパネル内蔵のカラー液晶表示部(LCD)
によって構成される経由発着駅設定部3,4と、入力手
順あるいは上記条件設定操作部2および経由発着駅設定
部3,4により入力された発行情報やエラー内容等を表
示するカラー液晶表示部(LCD)によって構成される
表示部5と、発行日付を表示する発行日付表示部6と、
購入客により購入情報が書かれた申込用紙が挿入される
申込用紙挿入口7と、定期券Pが発行されたり、旧券が
挿入される兼用の発行挿入口8とを備えている。
【0014】次に、図3を参照しながら定期券発行装置
1の制御回路について説明する。定期券発行装置1の全
体を制御する制御部としてのCPU20が設けられてい
る。このCPU20には、制御プログラムや文字パター
ン等が記憶されているとともに、種々のデータが記憶さ
れるメモリ21、上記申込用紙挿入口7に対応して設け
られている氏名読取部22と氏名転写部23、発行挿入
口8に対応して設けられている定期券発行部24、売上
データ等をジャーナル(図示しない)に印刷するジャー
ナルプリンタ25、定期券発行に関する種々の情報たと
えば売上データあるいは運賃データ等が記憶されている
磁気ディスク(図示しない)を扱う磁気ディスク装置2
6、図示しない通信回線を介してホストコンピュータ等
の外部装置と接続される通信制御部27、上記条件設定
操作部2、経由発着駅設定部3,4、および表示部5が
それぞれ接続されている。
【0015】上記氏名転写部23は、CCD等により構
成され、申込用紙挿入口7から挿入される申込用紙上の
(購入者による自筆の)氏名を読取り、画素データ(イ
メージパターンデータ)に変換するものである。
【0016】また、定期券発行部24は、定期券用紙の
購入情報に対応した印刷データや発行挿入口8から挿入
された旧券に対応した印刷データを印刷したり磁気情報
を記録し、この新規な定期券を発行挿入口8から発行す
るものである。
【0017】さらに、CPU20は、後述の搬送ローラ
73及び補助テンションローラ74を駆動するモータ
(図示せず)を制御する駆動回路、読取ヘッド55の読
取り内容を再生する再生回路、書込ヘッド54を駆動す
る駆動回路、取出しローラ37等の券紙ホッパ34に対
する取出し機構を駆動する駆動回路、取出しローラ42
等の券紙ホッパ35に対する取出し機構を駆動する駆動
回路、旧券入鋏部53を駆動する駆動回路、ゲート6
1、62、63、64を駆動する駆動回路、黒色印刷部
50を駆動する駆動回路、赤色印刷部51を駆動する駆
動回路にそれぞれ接続されている。
【0018】次に、図4を参照しながら定期券発行部2
4の内部構成について説明する。定期券発行部24の本
体31の上面左側(フロント側)には発行挿入口8が設
けられている。本体31内の上方には、発行する定期券
に対する印刷を行うとともに、磁気記録を行う発行処理
部32が設けられ、本体31内の下方には、未印刷、未
磁気記録の券紙Sが収納されている券紙収納部33が設
けられている。
【0019】券紙収納部33には2つの券紙ホッパ3
4,35が上下に設けられ、各券紙ホッパ34,35に
は所定枚数の券紙Sがそれぞれ収納されている。券紙ホ
ッパ34の券紙Sは給紙ローラ36によって1通ずつ給
紙され、取出しローラ37,38によって取出し搬送路
39を搬送され、搬送路40に導かれるようになってい
る。また、券紙ホッパ35の券紙Sは給紙ローラ41に
よって1通ずつ給紙され、取出しローラ42,43によ
って取出し搬送路44を搬送され、搬送路40に導かれ
るようになっている。
【0020】この搬送路40の他端は発行処理部32内
の主搬送路47と合流部48で合流し、券紙ホッパ34
あるいは35から搬送路40に導かれた券紙Sは上方へ
搬送され、発行処理部32内の主搬送路47に導かれる
ようになっている。
【0021】発行処理部32内の主搬送路47の一端
は、発行挿入口8に対応し、他端にはスイッチバック部
49が設けられている。この主搬送路47の合流部48
の後方には、有効期間、発着駅、経由、発行駅等の発行
内容を黒色で印刷する黒色印刷部50と、発行内容の一
部を赤色で印刷する赤色印刷部51とが設けられてい
る。赤色印刷部51は、定期券上の印刷内容を黒色で印
刷した部分より強調したい場合に用いるものであり、た
とえば、学割り定期の場合の「学」、あるいはバス等で
の目視確認用に有効期限が赤色で印刷されるようになっ
ている。
【0022】スイッチバック部49と合流部48との間
に副搬送路52が設けられている。副搬送路52上に
は、旧券に入鋏を行う旧券入鋏部53、券紙Sの裏面の
磁気記録部に磁気情報(有効期間、発着駅、経由、発行
駅等)を記録する書込ヘッド54、書込ヘッド54で書
込んだ券紙Sの裏面の磁気記録部の磁気情報を読取った
り、旧券の裏面の磁気記録部の磁気情報を読取る読取ヘ
ッド55が設けられている。
【0023】黒色印刷部50の後方で主搬送路47と分
岐し、副搬送路52の一部を介してスイッチバック部4
9で再び主搬送路47に合流する黒単色バイパスとして
の分岐搬送路56が設けられている。
【0024】また、合流部48から発行挿入口8に発行
される定期券Pが搬送されるとともに、発行挿入口8か
ら挿入された旧券が上記合流部48に搬送される搬送路
57が設けられている。
【0025】この搬送路57には、図4乃至図6に示す
ように、発行挿入口8の側から順に、検知器(光学セン
サ)79,ローラ72,73、およびソレノイド76が
設けられている。搬送路57はローラ設置領域を除いて
ガイド77で取り囲まれている。検知器79及びソレノ
イド76はCPU20にそれぞれ接続されている。
【0026】搬送ローラ72は搬送路57の下側に設け
られ、搬送路57を通過する定期券Pの片面に接触され
るようになっている。搬送ローラ72は樹脂、プラスチ
ック、硬質ゴムなどでつくられている。搬送ローラ72
の幅は定期券Pの幅の約1/2〜3/4である。
【0027】一方、テンションローラ73は搬送路57
の上側に設けられ、搬送路57を通過する定期券Pの他
面に接触されるようになっている。テンションローラ7
3は軟質ゴムなどでつくられている。テンションローラ
73の幅は、搬送ローラ72の幅よりも小さく、定期券
Pの幅の約1/10〜1/4である。
【0028】搬送ローラ72は図示しない正逆回転可能
なモータの駆動軸に連結されている。搬送ローラ72
は、旧券の取込み時には図5中にて時計方向に回転さ
れ、継続定期券の排出時には図5中にて反時計方向に回
転されるようになっている。
【0029】テンションローラ73は揺動アーム75の
前端部に設けられている。この揺動アーム75は、支軸
80のまわりに揺動可能に支持され、その後端部がスプ
リング78aを介してソレノイド76に連結されてい
る。CPU20によってソレノイド76を励磁して可動
部分を引上げると、テンションローラ73が定期券Pに
押し付けられるようになっている。なお、テンションロ
ーラ73は定常状態においても所定の強さで定期券Pに
押し付けられている。ソレノイド76の励磁を停止する
と、スプリング78aによってテンションローラ73は
元の状態に復帰される。
【0030】また、図4に示すように、スイッチバック
部49には、旧券を主搬送路47から分岐搬送する搬送
路59が設けられている。この搬送路59の一端の搬送
先には図示しない屑箱が設けられ、旧券が回収されるよ
うになっている。また、合流部48の左側には、種々の
券(一括券、旧券、エラー券)を回収する回収箱60が
設けられている。
【0031】合流部48の近傍、合流部48と黒色印刷
部50との間の主搬送路47と副搬送路52の合流部の
近傍、主搬送路47から分岐搬送路56への分岐部の近
傍、スイッチバック部49の搬送路59への分岐部の近
傍には、それぞれゲート61、62、63、64が設け
られている。
【0032】ゲート61により、副搬送路52から搬送
されてきた券紙Sは搬送路57で搬送され発行挿入口8
へ導かれ、副搬送路52から搬送されてきた一括券、旧
券、エラー券は回収箱59へ導かれるように分岐される
ものである。
【0033】ゲート62により、合流部48から搬送さ
れてきた券紙Sは主搬送路47で搬送され黒色印刷部5
0へ導かれ、合流部48から搬送されてきた旧券は副搬
送路52で搬送され読取ヘッド55へ導かれるように分
岐されるものである。
【0034】ゲート63により主搬送路47により搬送
される券紙Sをそのまま主搬送路47で搬送し赤色印刷
部51へ導くか、分岐搬送路56へ分岐するかを切換え
るものである。
【0035】ゲート64により主搬送路47により搬送
される券紙Sをスイッチバック部49に導かれ、主搬送
路47により搬送される旧券をスイッチバック部49へ
導くか搬送路59へ導くかを切換えるものである。
【0036】また、各搬送路には図示しない搬送検知セ
ンサ(光学センサ)が設けられており、搬送異常が検知
されるようになっている。次に、定期券発行部24の発
行動作を説明する。
【0037】まず、券紙ホッパ34から給紙ローラ36
によって給紙された券紙Sは、取出し搬送路39、搬送
路40、主搬送路47を介してスイッチバック部49に
導かれる。この主搬送路47を搬送される際に、黒色印
刷部50で黒色の印刷がなされるとともに、赤色印刷部
51で赤色の印刷がなされる。
【0038】ただし、黒色の印刷だけの場合、券紙S
は、黒色印刷部50での印刷がなされた後、分岐搬送路
56を介してスイッチバック部49に導かれる。スイッ
チバック部49で搬送方向が逆転した印刷済みの券紙S
は、副搬送路52を介して搬送され、この搬送の際に、
書込ヘッド54によりその券紙Sの裏面の磁気記録部に
磁気情報を書込み、その記録内容を確認用に読取ヘッド
55により読取る。
【0039】この読取ヘッド55による読取り結果が正
しかった場合、副搬送路52からの券紙Sはゲート61
により搬送路57を介して発行挿入口8に搬送され、定
期券として発行挿入口8から発行される。
【0040】発行挿入口8から挿入された旧券は、搬送
路57、副搬送路52を介して搬送され、その裏面の磁
気記録部の磁気情報が読取ヘッド55により読取られ
る。その後、旧券は旧券入鋏部53で入鋏され、ゲート
64により搬送路59を搬送され、屑箱(図示しない)
に回収されるか、あるいはゲート64によりスイッチバ
ック部49で搬送され、搬送方向が逆転し、副搬送路5
2を介して搬送され、ゲート61により回収箱59へ導
かれ、回収される。
【0041】ところで、旧券Pが発行挿入口8に挿入さ
れた際に、搬送力の不足により搬送路57の途中で旧券
Pが停止する場合がある。しかし、センサ79が券詰ま
りを検知し、検知信号を受けたCPU20がソレノイド
76を励磁して、テンションローラ73を券面にさらに
強く押し付けるので、旧券Pはさらに下流側に動き出
し、合流部48に向けて搬送される。そして、旧券Pの
通過が検知されると、CPU20は旧券の正常な取込み
と判断するとともに、所定時間経過後、ソレノイド76
の励磁を解除する。
【0042】次に、定期券の発行動作を説明する。申込
用紙の挿入による定期券の購入申込みにより、係員は、
経由発着駅設定部3,4により発駅(A駅)、着駅(B
駅)(利用区間)、経由を入力する。この際、入力され
た発駅、着駅、経由に対応する駅名釦部は表示色が変更
される。
【0043】ついで、係員は発着駅と経由以外の購入申
込み内容に基づく所定のデータ(たとえば、通用箇月、
性別、年齢、発行年月日等の購入情報)を条件設定操作
部2を用いて入力する。
【0044】また、係員は申込用紙を申込用紙挿入口7
に挿入し、氏名読取部22により申込用紙に記載された
氏名の読取処理を行う。すると、CPU20は上記入力
データに応じた発行内容と料金等を表示部5で表示す
る。
【0045】また、CPU20は上記入力データに基づ
きメモリ21から文字パターンを読出し、この文字パタ
ーンと氏名転写部23によって読取った購入客による自
筆の氏名に対応する画素データとにより、対応する定期
券の表面の印刷データを編集作成し、表示部5で表示す
る。
【0046】そして、表示部5に表示された発行内容が
満足するものであった場合、係員はスタートキー(図示
しない)を投入する。すると、CPU20は定期券発行
部24を制御し、発行内容を磁気記録するとともに、購
入者の氏名のイメージパターンデータに基づいた氏名転
写と、購入内容を印刷して発行挿入口8から発行する。
また、CPU20は定期券料金も表示部5で表示する。
【0047】また、CPU20は、取引結果を磁気ディ
スク装置26により磁気ディスクに記憶するとともに、
ジャーナルに印字する。この結果、係員は購入客から表
示部5に表示されている定期券料金を受取り、発行され
た定期券を購入客に渡す。
【0048】また、旧券を用いた継続券の発行を行う場
合、旧券による発行(継続)を指示するとともに、旧券
を発行挿入口8に挿入する。すると、旧券は定期券発行
部24内に受入れられ、旧券の裏面の磁気記録部に記録
されている発行条件としての発着駅、経由、氏名等が読
取られ、CPU20に出力される。これにより、CPU
20は表示部5でその内容と標準の有効期間とによる発
行内容と料金とをを表示する。その後、発行日付、月数
等の発行内容を確認後、発行の指示を入力する。この
際、条件設定操作部2を用いて変更等を行っても良い。
上記発行指示により、定期券発行部24により作成され
た定期券が発行挿入口8から発行される。
【0049】ところで、定期券Pが発行挿入口8から発
行される際に、搬送力の不足により搬送路57の途中で
定期券Pが停止する場合がある。しかし、センサ79が
券詰まりを検知し、検知信号を受けたCPU20がソレ
ノイド76を励磁して、テンションローラ73を券面に
さらに強く押し付けるので、定期券Pはさらに発行挿入
口8に向けて搬送される。そして、定期券Pの通過が検
知されると、CPU20は定期券の正常な発行と判断す
るとともに、所定時間経過後、ソレノイド76の励磁を
解除する。そして、搬送路57を閉塞し、別の券の挿入
を待つ待機状態となる。
【0050】上記実施例によれば、旧券の挿入時及び新
規又は継続定期券の発行時に券詰まりが生じた場合であ
っても、いちいち機械を停止させてカバーを開けること
なく、券詰りを自動的に解消することができる。このた
め、定期券の発行効率や稼働率が大幅に向上した。
【0051】次に、図7及び図8を参照しながら他の実
施例について説明する。この第2実施例の装置ではテン
ションローラ73の両側にさらに2つの補助テンション
ローラ75を設けている。これら2つの補助テンション
ローラ75も、テンションローラ73と同様のソレノイ
ド機構75,76,78b,80によって押圧力を増強
できるようになっている。補助テンションローラ75は
テンションローラ73と同様の材料でつくられている。
また。補助テンションローラ75の幅はテンションロー
ラ73の幅と同じか又は少し小さい。
【0052】なお、2つの補助テンションローラ75は
1つのソレノイド76を共用するようにしてもよいし、
それぞれ別個独立のソレノイド76を備えるようにして
もよい。
【0053】上記第2実施例の装置によれば、補助テン
ションローラ75によって券類Pに生じさせる張力がさ
らに補われるので、さらに確実に券類Pを搬送すること
ができる。通常、テンションローラ73の押圧力はロー
ラの変形等の理由からある適正値があり、過大にするこ
とができないので、補助テンションローラ75によるテ
ンションの増強は券類の確実な搬送を行なううえで非常
に有効である。
【0054】なお、上記実施例では、交通機関の一例と
して電車の場合について説明したが、これに限らず、バ
ス等で用いる場合であってもよい。また、定期券以外の
券であってもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明の装置によれば、券詰まりを生じ
ることなく安定かつ高能率に定期券等の券類を発行する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る定期券発行装置の外観を
示す正面図。
【図2】定期券発行装置の外観を示す上面図。
【図3】定期券発行装置の制御回路の要部を示すブロッ
ク図。
【図4】定期券発行部の内部構成を示す断面図。
【図5】実施例の定期券発行装置の一部を搬送路直交方
向から見て示す断面図。
【図6】他の実施例の定期券発行装置の一部を搬送路方
向から見て示す断面図。
【図7】他の実施例の定期券発行装置の一部を搬送路直
交方向から見て示す断面図。
【図8】他の実施例の定期券発行装置の一部を搬送路方
向から見て示す断面図である。
【符号の説明】
1…定期券発行装置 8…発行挿入口 24…定期券発行部 57…搬送路 72…搬送ローラ 73…テンションローラ 74…補助テンションローラ 79…検知器 75…アーム 78a,78b…スプリング 80…軸。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 券類を挿入または発行する発行挿入口
    と、 この発行挿入口に挿入された券類が通過し、あるいは発
    行されるべき券類が通過する搬送路と、 搬送路上の券面に押し付けられ、券類にテンションを印
    加するテンションローラと、 このテンションローラを券面に押し付ける押圧手段と、 搬送路を挟んで前記テンションローラと対向して設けら
    れ、搬送路に沿って券類を搬送する搬送ローラと、 前記テンションローラにおける券詰まりの有無を検知す
    る検知器と、 この検知器により券詰まりと判定されたとき、前記押圧
    手段を制御して前記テンションローラへの押圧力を変え
    る制御手段と、を有することを特徴とする券類処理装
    置。
  2. 【請求項2】 押圧手段は、テンションローラを支持す
    る揺動アームと、この揺動アームを揺動させるソレノイ
    ド機構と、制御手段に接続され前記ソレノイド機構に給
    電する電源と、を備えていることを特徴とする請求項1
    記載の券類処理装置。
  3. 【請求項3】 さらに、券面に接触して設けられ、テン
    ションローラにより生じさせる券類の張力を補う補助テ
    ンションローラを有することを特徴とする請求項1記載
    の券類処理装置。
  4. 【請求項4】 テンションローラが補助テンションロー
    ラの相互間に位置するように、2つの補助テンションロ
    ーラが配置されていることを特徴とする請求項3記載の
    券類処理装置。
  5. 【請求項5】 テンションローラは搬送ローラよりも軟
    質の材料でつくられ、かつ、テンションローラの接触幅
    は搬送ローラの接触幅よりも小さいことを特徴とする請
    求項1記載の券類処理装置。
  6. 【請求項6】 補助テンションローラは搬送ローラより
    も軟質の材料でつくられ、かつ、補助テンションローラ
    の接触幅は搬送ローラの接触幅よりも小さいことを特徴
    とする請求項3記載の券類処理装置。
  7. 【請求項7】 旧券に記録されている定期券の発行情報
    を読取り、この読取った定期券の発行情報が記録された
    継続定期券を発行する定期券発行装置において、 券類を挿入または発行する発行挿入口と、 この発行挿入口に挿入された券類が通過し、あるいは発
    行されるべき券類が通過する搬送路と、 搬送路上の券面に押し付けられ、券類にテンションを印
    加するテンションローラと、 このテンションローラを券面に押し付ける押圧手段と、 搬送路を挟んで前記テンションローラと対向して設けら
    れ、搬送路に沿って券類を搬送する搬送ローラと、 前記テンションローラにおける券詰まりの有無を検知す
    る検知器と、 この検知器により券詰まりと判定されたとき、前記押圧
    手段を制御して前記テンションローラへの押圧力を変え
    る制御手段と、を有することを特徴とする定期券発行装
    置。
  8. 【請求項8】 さらに、定期券面に接触して設けられ、
    テンションローラにより生じさせる券類の張力を補う補
    助テンションローラを有することを特徴とする請求項7
    記載の定期券発行装置。
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