JPH0833588A - タオル - Google Patents

タオル

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JPH0833588A
JPH0833588A JP17272194A JP17272194A JPH0833588A JP H0833588 A JPH0833588 A JP H0833588A JP 17272194 A JP17272194 A JP 17272194A JP 17272194 A JP17272194 A JP 17272194A JP H0833588 A JPH0833588 A JP H0833588A
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JP
Japan
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cloth
mesh
net
base cloth
towel
Prior art date
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Pending
Application number
JP17272194A
Other languages
English (en)
Inventor
Futahiko Fushimi
二彦 伏見
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Fushimi KK
Original Assignee
Fushimi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】洗浄剤を容易に泡立たせることができるタオル
を提供する。 【構成】垢擦りタオル1は四角形状の基布2と、基布2
の一方の面に積層された多数の網目8を有する2つの四
角形状の網布3とから構成される。網布3は基布2と同
じ面積に形成され、各布2,3の縁部2a,3aは互い
に縫い合わさる。そして、網布3に石鹸を付けて網布3
が内側となるように垢擦りタオル1を折り曲げ、折り曲
げた両側の網布3を互いに擦り合わせると石鹸と空気と
が混合される。網布3には多数の網目8が形成されてい
るため、網布3を互いに擦り合わせる時、空気が網布3
の表裏両面の間を効率よく通過する。その結果、石鹸と
空気とが効率よく混合されて石鹸が容易に泡立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタオルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば垢擦りタオルの基布は、縦
糸と横糸とが緻密に交錯されているため、各縦糸間及び
各横糸間の隙間が比較的細かくなっている。そして、垢
擦りタオルで皮膚を摩擦すると皮膚から垢を擦り落とす
ことができるようになっている。又、効率よく皮膚から
垢を擦り落とすには、垢擦りタオルの基布に石鹸等の洗
浄剤をつけて使用する。即ち、石鹸を付けた基布を折り
曲げ、その折り曲げた両側の基布を互いに擦り合わせる
と、石鹸と空気とが混合されて基布に石鹸の泡が立つ。
そして、泡が立ったタオルを体に擦りつければ、石鹸の
泡が薄くのびて体の広範囲に渡って石鹸を付けることが
できる。その結果、垢が皮膚から剥離し易くなって、皮
膚とタオルの基布との摩擦により広範囲の皮膚から効率
よく垢を擦り落とすことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各縦糸
及び各横糸の間の隙間は比較的細かいため、基布は通気
性が低くなっている。そのため、石鹸を付けた基布を互
いに擦り合わせる時、石鹸と空気とが混合しにくくなり
泡が立ちにくくなっていた。又、泡が立ちにくいと体の
広範囲に効率よく石鹸を付けることができなくなるとい
う問題点があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、洗浄剤を容易に泡立て
ることができるタオルを提供することにある。又、本発
明の別の目的は、前記の目的に加え、網布に多くの洗浄
剤を付けることができ、その洗浄剤を容易に泡立てるこ
とができるタオルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明では、基布の一方の面に、多数
の網目が形成された網布を縫い付けた。
【0006】請求項2記載の発明では、前記網布を基布
と同じ面積に形成し、網布の縁部を基布の縁部に縫い付
けた。請求項3記載の発明では、前記網布を複数積層し
て基布に縫い付けた。
【0007】
【作用】従って、請求項1記載の発明では、タオルを構
成する基布の一方面に、多数の網目が形成された網布が
縫い付けられる。そして、網布に洗浄剤を付けて網布が
内側となるようにタオルを折り曲げ、折り曲げた両側の
網布を互いに擦り合わせる。網布には多数の網目が形成
されているため、網布を互いに擦り合わせる時、空気が
網布の表裏両面の間を効率よく通過する。その結果、洗
浄剤と空気とが効率よく混合され、洗浄剤を容易に泡立
てることが可能になる。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用に加え、網布は基布と同じ面積に形成されて
いるため、網布が基布の面積より小さい場合に比べ、網
布には多量の洗浄剤が付けられる。又、網布はその縁部
のみが基布に縫い付けられているため、タオルを折り曲
げて網布を互いに擦り合わせる時、網布の縁部以外は基
布に対して離間する。その結果、網布を互いに擦り合わ
せると、網布の表裏両面の間を空気が更に効率よく通過
し、網布に多量の洗浄剤が付けられてもその洗浄剤と空
気とが効率よく混合される。従って、網布が基布の面積
より小さい場合に比べ、多量の洗浄剤を網布に付けるこ
とが可能になるとともに、その洗浄剤を容易に泡立てる
ことが可能となる。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明の作用に加え、基布の一方の面には積層され
た複数の網布が縫い付けられる。そのため、網布が一枚
の場合に比べ、多量の洗浄剤が網布に付けられる。又、
各網布にはそれぞれ多数の網目が形成されているため、
網布を互いに擦り合わせる時に空気が各網布の表裏両面
の間を効率よく通過する。その結果、網布が一枚の場合
に比べ、多量の洗浄剤を網布に付けることが可能になる
とともに、その洗浄剤を容易に泡立てることが可能にな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を垢擦りタオルに具体化した一
実施例を図1〜図3に従って説明する。
【0011】図1,図2に示すように、垢擦りタオル1
は、四角形状の基布2と、基布2の一方の面に積層され
た2つの四角形状の網布3とから構成されている。基布
2は多数の縦糸4を並べた状態で、縦糸4と直交する方
向に延びる多数の横糸5を各縦糸4に対して互い違いに
交錯させることにより形成されている。前記縦糸4及び
横糸5は絹糸により形成されている。各糸4,5は、隣
接する縦糸4同士及び横糸5同士の間の隙間6の径が約
0.01mmと比較的細かくなるように緻密に交錯され
ている。そして、基布2を皮膚に擦りつけることによ
り、皮膚から垢を擦り取ることができるようになってい
る。
【0012】網布3は、図3に示すように、塩化ビニル
繊維からなる糸7を互いに連結するように編み上げて形
成され、網布3には多数の網目8が形成されている。網
目8はその径D1が約2mmと前記基布2の隙間6より
大きくなっているため、網布3は基布2よりも通気性が
よくなっている。
【0013】又、網布3は基布2と同じ面積となるよう
に形成されている。そして、基布2の一方の面には積層
した2つの網布3が重ねられ、両網布3の縁部3aが基
布2の縁部2aと一致されている。この状態で各布2,
3の縁部2a,3aをオーバーロックミシン等で縁かが
り縫いすることにより、2つの網布3が基布2に縫い付
けられている。
【0014】次に、このように構成された垢擦りタオル
1の作用を説明する。図3の2点鎖線で示すように、石
鹸を網布3側に擦り付けて垢擦りタオル1を網布3が内
側となるように折り曲げ、その折り曲げた両側の網布3
を互いに擦り合わせる。この時、網布3の縁部3a以外
が基布2に対して離間し、網布3の網目8を空気が効率
良く通過するため、網布3に付いた石鹸と空気とが効率
よく混合されて石鹸が容易に泡立てられる。又、基布2
には積層された2つの網布3が縫い付けられているた
め、網布3が1枚の場合にくらべて多量の石鹸を付ける
ことができ、多量の泡を立てることが可能となる。
【0015】石鹸の泡は空気の分だけ固形の石鹸より体
積が増えるため、基布2の網布3と反対側の面にも付着
する。そして、基布2の網布3と反対側の面を体に擦り
つけると、泡が薄くのびて皮膚に対して広範囲に付着
し、垢がその皮膚から剥離し易くなる。その結果、基布
3と皮膚との間の摩擦により広範囲の皮膚から垢が効率
良く擦り取られる。
【0016】以上詳述したように本実施例によれば、基
布2に網布3を縫い付けたため、石鹸を垢擦りタオル1
で容易に泡立てることができる。従って、石鹸を体の広
範囲に渡って皮膚に付けることができ、垢を効率良く擦
り取ることができる。
【0017】又、網布3は基布2と同じ面積に形成され
ているため、基布2より小さい面積の網布3の場合に比
べ多量の石鹸を付けることができ、多量の石鹸の泡を立
てることができる。更に、網布3は2枚縫い付けられて
いるため、1枚の場合に比べて多量の泡を発生させるこ
とができる。
【0018】又、網布3はその縁部3aのみが基布2に
縫い付けられているため、網布3を互いに擦り合わせる
時、網布3の縁部3a以外は基布2に対して離間する。
従って、網布3の網目8を更に効率良く空気が通過し、
更に容易に石鹸を泡立てることができる。
【0019】更に、本実施例では、網布3が縁かがり縫
いにより基布2に縫い付けられるので、垢擦りタオル1
を皮膚に擦りつけた時、網布3の縁部3aを構成する糸
7がほつれるのを防止することができる。
【0020】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば以下のように変更して具体化してもよ
い。 (1)本実施例では、網目8の径D1を約2mmとした
が、この値を適宜変更して実施してもよい。そして、網
目の径D1における最適な範囲として1.5〜2.5m
m,好ましい範囲として0.5〜3.5mm,実施可能
な範囲として0.2〜5mmがあげられる。
【0021】(2)図1に示す網布3の中心部の両側
を、2点鎖線で示すように基布2と網布3とを縫い付け
てもよい。この場合、網布3の網目8を空気が効率良く
通過するとともに、更に確実に網布3を基布2に縫い付
けることができる。
【0022】(3)本実施例では、網布3の糸7を構成
する繊維として塩化ビニル繊維を例示したが、これに代
えてポリアミド合成繊維,ポリエステル合成繊維,綿及
び麻等その他の繊維を用いてもよい。
【0023】(4)本実施例では、基布2と網布3とを
縁かがり縫いにより縫い合わせたが、その他の縫い方で
もよい。例えば単環縫い,手縫い,本縫い,二重環縫い
及び偏平縫い等の縫い方でもよい。
【0024】(6)本実施例では、縦糸4及び横糸5と
して絹糸を例示したが、紡績糸,麻糸,及びフィラメン
ト糸等その他の糸を用いてもよい。 (7)本実施例では、網布3を基布2と同じ面積に形成
したが、網布3を基布2の面積より小さくしたり、大き
くしたりしてもよい。尚、網布3を基布2の面積より大
きくした場合、基布2からはみ出した網布3の縁部3a
を、基布2の網布3と反対側の面に縫い付けてもよい。
【0025】(8)本実施例では、2枚の網布3を積層
して基布2に縫いつけたが、網布3の枚数を1枚又は3
枚以上にしてもよい。 (9)本実施例では、垢擦りタオル1に本発明を具体化
したが、清掃用タオル等その他のタオルに実施してもよ
い。この場合、石鹸に代えて清掃用の洗剤を泡立たせて
もよい。
【0026】(10)本実施例では、基布2及び網布3
を四角形状に形成したが、例えば三角,五角及び六角等
の多角形状にしてもよいし、丸形状にしてもよい。次
に、以上の実施例から把握することができる請求項以外
の技術的思想をその効果とともに以下に記載する。
【0027】(1)請求項2記載のタオルにおいて、網
布の中央部を基布に縫い付けたタオル。この場合、網目
8を空気が効率良く通過するとともに、確実に網布を基
布に縫い付けることができる。
【0028】(2)請求項2記載のタオルにおいて、網
布を縁かがり縫いにより基布に縫い付けたタオル。この
場合、網布の縁部を形成する繊維がほつれるのを防止す
ることができる。
【0029】尚、本明細書において、網布とは塩化ビニ
ル繊維からなる糸により構成されたもののみならず、ポ
リアミド合成繊維,ポリエステル合成繊維,綿及び麻等
その他の繊維からなる糸により構成されたものも含むと
定義する。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、洗浄剤を容易に泡立てることができる。
【0031】請求項2及び3記載の発明によれば、多量
の洗浄剤を付けることができ、その洗浄剤を容易に泡立
てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の垢擦りタオルを示す切り欠き斜視図
である。
【図2】基布の縦糸及び横糸を示す拡大斜視図である。
【図3】網布の網目を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
2…基布、2a…縁部、3…網布、3a…縁部、8…網
目。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布(2)の一方の面に、多数の網目
    (8)が形成された網布(3)を縫い付けたタオル。
  2. 【請求項2】 前記網布(3)を基布(2)と同じ面積
    に形成し、網布(3)の縁部(3a)を基布(2)の縁
    部(2a)に縫い付けた請求項1記載のタオル。
  3. 【請求項3】 前記網布(3)を複数積層して基布
    (2)に縫い付けた請求項1又は2記載のタオル。
JP17272194A 1994-07-25 1994-07-25 タオル Pending JPH0833588A (ja)

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JP17272194A JPH0833588A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 タオル

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001299627A (ja) * 2000-04-21 2001-10-30 Paarusuton Kk 洗浄具
JP2006336149A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Toray Ind Inc 皮膚洗浄用布帛およびその製造方法
JP2017153890A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 ユニ・チャーム株式会社 ウェットワイプス用不織布及びその製造方法

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JP2006336149A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Toray Ind Inc 皮膚洗浄用布帛およびその製造方法
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